江別市議会 平成16年第4回定例会 2004年12月15日
(1)企画政策部行政について/(2)教育行政について/(3)経済部行政について/(4)地方公営企業法について
2004年12月15日、江別市議会の一般質問で、坂下博幸議員が「企画政策部行政について」「教育行政について」「経済部行政について」「地方公営企業法について」について質問し、市長 小川公人、経済部長 久保泰雄、教育長 高橋侃が答弁しました。
- 質問者
- 坂下博幸 議員
- 答弁者
- 市長 小川公人、経済部長 久保泰雄、教育長 高橋侃
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
会議録の目次ではこの議員の件名が 4 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の目次の表記です。
質問 坂下博幸
議長のお許しを得ましたので、通告に従い質問してまいりますので、よろしくお願い申し上げます。初めに、企画政策部所管についてお伺いをいたします。私たち会派は、11月に神戸市の指定管理者制度の進ちょく状況と導入に向けた課題調査をさせていただきました。神戸市は、平成15年9月の改正自治法施行を受け、平成16年の指定管理者制度運用指針の策定を行い、児童館7館と歯科センターを本年4月、民間事業者等に運用導入をし、11月には神戸文化ホール、神戸アートビレッジセンターの大規模ホールや駐車場、駐輪場等々の箇所を広報やインターネット等で公募を行っているとのことであり、指定管理者制度の課題も見えてまいり、大変参考となりました。そこで、当市における指定管理者制度の導入における基本的な考え方について何点かにわたりお伺いをいたします。1点目として、指定管理者制度による事業者の公募期間と情報提供についてをお伺いいたします。神戸市の指定管理者制度導入に当たり、PFIの事業の性格上、長期にわたる一定期間管理運営を指定する場合や地域人材の活用などの合理的な理由がある場合や専門性が問われるもの以外は原則公募とされており、先進的な取り組みに教えられることが多くございました。公募の取り組み状況は、神戸市は公募期間を1か月とされ、指定管理者制度導入施設は事前に十分な情報提供を実施されるとのことで、良いご提案をいただけるとのことでありましたが、施設の規模によっては1か月以上のご提案期間を必要と考えておられました。私ども会派で調査させていただく限り、民間企業やNPO等は初めての経験となることを考えれば、戸惑いもあると考えられ、施設規模や性能を熟知する時間も必要であり、自主事業のリサーチ期間も必要であり、その上で良いご提案を提出していただくべきと考えます。そのように考えますことから、私は1か月以上の制度導入に向けた提案期間が必要であると考えますがいかがでしょうか、お答え願います。情報提供で申し上げれば、例えば、建築・土木の入札時には青図から積算され、積算に関する情報提供等を行うものであり、適切な積算ができるものであります。指定管理者制度導入施設の建物管理運営・人員の配置・自主事業等、企画のご提案を受けるとすれば、新たな試みである以上、現施設運営委託先や担当部の全面的な協力と必要な情報提供を積極的にされなければ、入り口で参入を拒むこととなりかねませんし、改正自治法の指定管理者制度が生かされないことになりかねません。担当部署ごとに情報を提供できる体制も強化すべきと考えますがいかがお考えでしょうか、お伺いいたします。指定管理者制度の導入スケジュールで、公募の期間を来年7月とお考えでありますが、募集要項の整備、施設条例の整備等々非常に重要なことでありますが、並行して参入をお考えの企業等に十分な周知や提案期間を確保することが重要とお話を先ほどさせていただきましたが、所管によってはばらつきもあるとお伺いしており、直営との判断基準もあるとのことでありますが、同制度に従い、仮称選定委員会が導入施設を判定されるとのことであり、原則公募の判断で各部署が早期に準備をされるべきであると考えます。参入をお考えのNPO・企業等に十分な周知や提案期間を確保すべきであり、今一つ景気の力強さがない当市の民間企業であれば、景気浮揚のチャンスととらえられるような流れをこの制度を活用され、お作りになるべきと考えますが、市長のお考えをお聞かせください。2点目として、指定管理者(候補者)の仮称選定委員会の公平性の確保についてお伺いいたします。指定管理者制度による選定は、現行の管理を公社等で行っているとすれば、身内的業者と新規参入候補者を公平な立場でジャッジをすることや導入施設の選定を行うことになるために、だれが見ても選定基準が妥当であったという公平さが必要であると考えます。指定管理者(候補者)の仮称選定委員会の人選には、外部有識者を選定委員とし、行政等にかかわる職員が選定委員となるべきではないものと考えるところです。行政にかかわる者が選定委員となれば、指定管理者制度による選定の公平性、透明性を疑われる可能性があり、中にはお手盛りと映る方もいらっしゃるのではないかと心配をしております。仮称選定委員会の公平性確保と透明性確保について、市長はいかがお考えかお伺いをいたします。3点目として、指定管理者になるべく地域コミュニティ・NPOの育成、民間企業の育成についてお伺いをいたします。指定管理者制度を導入する施設によっては、経済性・収益性が薄く地域共同性による地域コミュニティ組織やNPOが選定された方が効果が上がる施設も出てまいります。神戸市の例でご説明すると、地域の児童館の指定管理者制度の経緯でありますが、児童館は制度導入先が企業でも良いのですが、どちらかと言えば地域共同性による地域の自治会やNPOが制度導入先となった方が、より施設の利用価値が上がるとのことで、以前から立ち上げられていた小学校単位でのコミュニティ組織を児童館に同制度として導入された実例をお伺いをいたしました。当市においても全く同様で、経済性・収益性が薄い場合、児童館等は地域コミュニティ・NPO組織がより管理に適している場合もあり、事前に地域コミュニティ・NPOの育成も考えなければなりません。現状私はそのような努力を行政側に余り感じられず、地域コミュニティ・NPOの育成についてどのようなご見解にあるのか、お伺いをいたします。民間企業の育成についても同様で、他都市が先行して指定管理者制度を一早く導入し、全国的には様々なノウハウを持った企業が出てきておりますことから、当市としては、他都市から見て取り組みが後発と言って良いかもしれません。この法制度が義務付けられた時点で、地元企業を育成していなければ地元の指定管理者となるべく業者は皆無となる可能性もあり、今からでも指定管理者としてのノウハウを持っていただくようなお考えを持ち育成すべきでありますが、前段の質問と若干重なりますが、市長のお考えをお聞かせください。次に、教育行政についてお伺いをいたします。5次総合計画に盛り込まれておりますが、学校のユニバーサルデザインについて、地域拠点の施設化についてお伺いをいたします。これからは、造るから使うをキーワードとして5次総計が策定され、学校は地域の財産として利活用をお考えでありますが、なかなかその精神は浸透されていないと映るものです。来春、大麻中学校に車いすの新入生が入学を予定されておるとお伺いをしております。希望に胸を膨らませながら入学するわけであり、障がいを持っていても自分のことは自分で行うことができるような環境を充実させることは教育上重要であり、学校施設をユニバーサル化することは、5次総計の造るから使う精神でもあると考えるところです。新入生を迎える準備として教育委員会が行うべきは、学校施設のユニバーサル化を計画的に実行すべきと考えるところで、建物の段差や階段の問題では、簡易の昇降機をどこかの学校から移動され、お使いになる予定であるとお伺いしておりますが、そのような問題の解決は一時的なものであり、恒久的な学校の地域拠点としてのユニバーサル化についてお考えになるべきであります。一般質問の初日に、宮川議員の質問の中に、アメリカでは障がいを持つ方々を人生での挑戦者という生きる使命を神から授けられた人との意味を考えるとき、能力の障がいはない。能力を引き出す環境づくりが私たちに求められていると思うものであります。5次総計の理念とするならば、例えば段差の解消やエレベーターの設置、車いすでも使用できるトイレ等を順次計画され、障がいがあっても自分のことは自分でできる環境整備を行うべきと考えますが、教育委員会としてどのような計画で進められているのか、教育長の具体的なお考えをお伺いをいたします。ボランティアの受入れについてお伺いいたします。土曜広場では、多くの市民をボランティアとして学校現場でお迎えをしていることを子供たちも大変喜んでいるとともに、学校ごとに読み聞かせや子供たちの安全確保の見守り等々、学校の先生も好意的に応援していただいていると考えており、教育が目指すべき地域と学校をつなぐ大切な役割であると考えております。教育長は、ボランティア活動に対しどのように評価をし、今後どのように展開されようとしているのかをお伺いをいたします。私は、今後は学習等の補助や障がい児のボランティアの受入れを積極的に考えるべきと考えますが、いかがでしょうか。スポーツ振興財団の元臨時職員負傷の経緯と損害補償についてお伺いをいたします。平成12年6月8日に、ラグビーポール落下による事故があったとのことでありますが、けがをされた元臨時職員の方には一日も早い回復を願うばかりであります。この事故の経緯について、当時の所管委員会には報告されず、最近報告があったとお伺いをしておりますが、この事故があってから現在にわたり、このような事故を二度と起こさないとする安全対策マニュアルは検討されたのでしょうか、重要なことでありますので、当時なぜ報告がなかったのか、また、今後の安全対策マニュアルの整備はどうなっているのか、お伺いをいたします。さらに、元臨時職員の損害補償のために融資を受け、その支払を数年にわたり自販機の収入によりお支払をするとのことでありますが、企画政策部のところでも触れましたが、スポーツ振興財団があたかも指定管理者となることを前提とするような支払方法はいかがなものかときぐするものであります。教育委員会がこの法律の精神により、広く門戸を開く意思がないと見られても仕方がないものと思うものですが、支払の方法の再検討とともに、指定管理者制度についてのご認識について、教育長のお考えをお伺いいたします。経済部所管についてお伺いいたします。東インター周辺流通工業団地構想についてお伺いをいたします。新聞報道にもございましたが、東インター周辺流通工業団地構想が決定され、進出企業もあるようであり、ここまでご努力を重ね結果を出された担当職員に心より敬意を感じております。今後は着工し現実化するまでの間は一番気を遣う時期でもあり、バックアップする思いで何点かをお伺いしたいと考えます。初めに、お話をお伺いすると、東インター入り口の周辺が先行し開発促進するようですが、そのほか東インター周辺の共同歩調をとられていた方々の流通工業団地予定地は、先行する構想から外れるとお伺いをしております。コストを掛けずにできるところからとの思いがあると推測をしているところであり、地権者や当市が多くの時間と経費を掛けたことを考えると、事実としての企業立地は大きな意味があると考えているところです。そのことを前提としながら、流通工業団地予定地であっても、このたびの開発から外れる方々に対し一定の説明が必要であると思いますし、発表があった地域のみで終わるべきではなく、今後はコスト面と参入企業との調整など、将来2期、3期工事となっていくと想定するわけであります。東インター周辺流通系工業団地構想の成功の是非は、全体構想に基づく道路計画が重要であると考えており、以前にも同様のことを一般質問でも指摘しているところでありますが、高規格道路からの取付け道路の可能性、道道としての同地域内道路整備の可能性、市道としての道路整備の可能性など、アクセス道路についてお伺いをいたします。なぜお伺いいたしますかと申し上げると、同地域は民間開発を想定されているとお伺いしておりますが、唯一懸念されることは、当市の第2工業団地においても民間開発の手法を取り入れることにおいては理解をいたしておりますが、道路計画なしの民民売買にお任せしたことでの不整形の土地が第2工業団地としての開発スピードが遅れたのではないかとの思いが強いからであります。工業団地の計画においては、将来の道路計画は一定の不整形土地の発生を抑制する効果があり、参入企業にも安心感を与えるものであると考えており、工業団地として重要と考えるところです。次に、民間手法を採用するにしても、コストを落とす努力は行政側にも重要な課題と考えております。そこでお伺いしたいことは、東インター周辺計画地に土壌改良として公共残土を一部お受けしておりますが、民間開発手法にあっても、公共残土を活用できる努力を行政側も進める必要があると思いますが、お考えをお聞かせください。最後に、公営企業法としての全部適用についてお伺いをいたします。私たち会派として、岡山市の市立病院経営について視察させていただき、ご担当者の病院事務局長をはじめ職員の方々から、病院の赤字経営から黒字経営のご努力についてお伺いをいたしました。何が変わったかとお伺いしますと、病院の赤字経営で存廃問題まで浮上されたとお伺いしましたが、公営企業法としての一部適用ではなく全部適用にされ、病院理事として岡山医科大学の出身で、地元で開業医として活躍をされていた医師が、市の要請を受け、岡山市立病院の窮状を考え、市民の病院を市民の病院たるべく経営を立て直したいとの思いで、病院理事をお受けになったそうであり、その意欲が全職員に伝わったとのことでありました。病院の黒字転換の経営については、病院の医療機器購入に際しても民間病院と同様な購入費用に改善されたそうで、すべてに改革をされ順調とのことであり、市立病院経営において初めてと言えるような平成15年度決算において黒字決算になったとのことでありました。昨日、病院長から医師確保のため奔走されていることがご紹介され、物流等の改革等をされ、ご決意をお聞かせいただいており、ご支援をする考えであります。視察を通じ私が感じたのは、病院のことは病院の専門家が指揮をとれる体制が一番であり、公営企業法としての一部適用ではなく、全部適用にすることが大事ではないかと考えるところです。視察の一端をご報告させていただきましたが、市長の病院設置者としてのご感想があればお伺いをいたしたいと考えます。よろしくお願いいたします。以上で、第1回目の質問といたします。次ページ前ページこのページに関するお問い合わせ先議会事務局 総務課〒067-8674北海道江別市高砂町6番地江別市役所本庁舎3階Tel:011-381-1051Fax:011-381-1075お問い合わせはこちらから6 議事次第の続き一般質問の続き
答弁 市長 小川公人(市長は2007年3月まで)
坂下議員の一般質問にご答弁を申し上げます。初めに、指定管理者の公募期間と事業者への情報提供についてのお尋ねでありますが、平成18年4月の制度導入に向けて、平成17年6月の第2回定例会において指定管理者の指定手続条例の制定、各施設の設置条例の改正を行う予定であります。なお、条例制定後、速やかに指定管理者の公募を行うこととなることから、4月末には指定管理者制度の導入についての検討を終えたいと考えているところであります。このように根拠となる条例の制定後に速やかに公募を行う予定でありますが、その後の審査・事業者の選定等のスケジュールを考えますと、公募期間は1か月程度の提案期間と判断をしているところであります。また、公募期間とは別に事前に指定管理者制度の運用に関する基本的な考え方と公の施設を公表し、その内容を広報えべつや江別市のホームページなどを活用しながら、広く周知する予定であります。なお、民間事業者や市民団体等を対象とした制度説明会については、各所管部署が既に幾つか開催し、制度導入に向けての積極的な情報提供に努めているところであります。次に、2点目の選定委員会の公平性の確保についてでありますが、指定管理者の選定に当たっては、透明性や公平性を確保する観点から、専門性を持った外部有識者からなる仮称江別市指定管理者選定委員会を設置する中で、一定の判断をしてまいりたいと考えております。次に、3点目の地域コミュニティやNPOなどの育成に関してでありますが、私は指定管理者制度の導入に当たっては、第5次江別市総合計画にも掲げられている市民協働の視点が重要であると考えております。したがって、指定管理者の受皿となる団体を育てるという観点から、市民活動・協働ネットワーク懇談会や自治会などを通して、それぞれの団体の育成につながるような情報提供等を行ってまいりたいと考えておりますが、地域・団体等に対して指定管理者制度の説明をさせていただき、お話を伺ってきた中では、各団体には指定管理者の業務を行うこととなる方の時間的制約や施設運営のつなぎ資金のねん出等それぞれの団体ごとに事情があり、難しい側面もあることもご理解いただきたいと思います。また、民間企業の育成についてでありますが、平成15年9月の地方自治法改正施行後に新設された公の施設について、施設の設置と同時に指定管理者制度による管理を導入している自治体もありますが、全国的に見ますと、多くの自治体では既存施設については平成18年4月までに移行するものと考えられます。このような中、前段においてもご答弁を申し上げておりますが、江別商工会議所等の団体等を通じて説明会を開催し、民間企業が制度導入に対応できるよう積極的な情報提供を実施してまいりたいと考えているところであります。また、先日行われました江別商工会議所とのトップ会談の席上、私から市内業者の業態転換を含めて指定管理者制度の受皿づくりをお願いしておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。次に、地方公営企業法の全部適用についてでありますが、診療報酬のマイナス改定をはじめとする医療費抑制策と国及び地方の厳しい財政状況の中で、現在自治体病院の多くは赤字経営の状況にあり、地方公営企業法の全部適用は独立性や採算性を高めるための運営形態の一つとして、近年着目されていると認識をいたしております。そこで、地方公営企業法の全部適用につきましては、現在作業中であります医療専門コンサルによる経営診断の中におきましても、法定医師数確保を前提とした上での重点課題の一つとして、そのメリット等について分析を行っているところであります。全部適用の主なメリットとしては、管理者の設置による経営責任の明確化と自立性の拡大による効率的、効果的な運営体制の確立や職員の意識改革の促進による士気高揚と活性化にあります。ご指摘の岡山市立病院では、平成15年度に黒字化したとのことでありますが、平成12年以降新たに全部適用に移行した団体は、岡山市立病院を含め13団体あり、全国自治体病院協議会の調査では、全部適用が必ずしも経営改善につながっていないとの報告もございます。病院経営につきましては、当該病院が置かれている地理的条件や社会的環境などの外部環境に左右されることが大きいことから、今後とも黒字経営の自治体病院の運営実態についての分析作業を行い、全部適用を含めどのような運営形態が適当であるのかを研究してまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りますようお願いを申し上げます。このほかにつきましては、経済部長ほかをもってご答弁申し上げます。
答弁 経済部長 久保泰雄(経済部長は2008年3月まで)
私から、東インター周辺流通団地構想についての質問にご答弁を申し上げます。この地区の開発構想につきましては、長年地元住民で組織する開発期成会とも協議を重ねてまいりましたが、今般、都市計画法第34条第10号のロに基づき、北海道開発審査会付議基準・個別許可の10により、4車線以上の国道等の沿道又は高速自動車国道等のインターチェンジ周辺については、市街化調整区域であっても北海道知事が区域指定をすることにより、流通業務施設に限って建設できることから計画したものであります。最近の開発手法については、従来からの土地を買収して造成する手法や土地の賃貸に加えて、SPCいわゆる特定目的会社を設立し、リートと言われる不動産の証券化の導入など、開発手法も多様化が進んでいるのが現状であります。今回の内容につきましては、民間開発を基本に当面開発する区域を21.9ヘクタールとする中で、北海道知事に申請をするべく、8月24日開催の所管委員会にご報告をし、10月20日に申請をしたところであります。今回の申請に当たりましては、地域高規格道路国道337号を整備する札幌開発建設部や交通安全の観点から北海道警察本部とも協議をしてまいりましたが、特に地域高規格道路の東インターチェンジ前から南幌・長沼方面に至る整備計画が明らかになっていないことから、ご質問の高規格道路からの取付け道路の可能性及び道道や市道整備の可能性につきましては、今後知事の区域指定が決定次第、建設部・企画政策部及び地元開発期成会などとも協議調整する中で、取付け道路の整備方法について検討してまいりたいと考えております。また、公共残土を活用し、コストを落とすことにつきましては、この東インター周辺には良好な流通業務団地の造成を期待するものでありますので、今後とも公共残土の効果的な活用ができるよう、関係機関や地元開発期成会とも相談をしながら対応をしたいと考えておりますので、よろしくご理解を賜りたいと存じます。
答弁 教育長 高橋侃(教育長は2008年6月まで)
私から教育行政につきまして、ご答弁申し上げます。まず、学校のユニバーサルデザイン化についてでございますが、議員ご指摘のとおり、学校施設は基本的に通学する児童生徒が快適な学校生活を送れる環境であることが必要であるものと考えております。これまでもこのような視点に立ちまして、仮に障がいを持つ子がいる場合には、玄関をスロープ化にしたり、廊下に点字ブロックを取り付けたりあるいは階段に手すりを施したり、また、トイレの改修等必要な整備を進めてきているところでございます。また、一部の学校ではありますが、将来の児童数の減少傾向をにらんで、教育活動以外に地域のコミュニティ活動が可能なように玄関を別にしたり、一部家庭科室も使えるように、校舎の中間に可動式の扉を装置している構造を持っている学校も実際にございます。ご質問のユニバーサル化は、年齢や障がいの有無などにかかわらず、すべての人々に利用可能である環境デザインとしての考えでございますが、このような時代の要請を背景に、現在余裕教室の利活用の在り方について私ども市教委を含めて、全庁的な組織を立ち上げる予定で準備を現在進めてきているところでございます。そのような組織が動いていきますと、例えば、既存の学校施設を障がいを持つ子に優しい環境に作り替えることあるいは地域の中にある学校ですので、地域の図書館や公民館としての機能を持たせて、生涯学習の拠点に作り替えていくことなどが想定されます。このように多様なニーズを勘案して、坂下議員がご指摘の趣旨を踏まえて、今後取り組んでまいりたいと思いますので、ご理解を賜りたいと存じます。次に、ボランティアの学校受入れについてでございますが、土曜広場につきましては、平成14年度から子供たちの居場所づくりの一環として、6月から11月までの2回の土曜日、文化活動を通じて地域の子供の健全育成を図ってきております。大変好評を得ておりますが、この運営につきましては、学校はもとよりPTAや地域のボランティアの方々により支えられておりまして、私としましても、感謝申し上げるところでございます。このようにボランティアの方々が主体となって事業運営に参画していただくことは、地域と学校が一体となっているものでございまして、市民と協働のまちづくりの観点からも、今後も継続してボランティアの方々のご協力をいただき、各種事業を進めていく考えでございます。なお、社会教育全般のボランティアにつきましては、有償、無償を含めて生涯学習課の所管事業として、スポーツも含めて42の分野に268名の方を登録してホームページで紹介しているほか、地域や団体から指導者の派遣要望などがありましたら、直接相談も受けているところでございます。また、教育委員会の中にも体験活動・ボランティア活動支援センターを設置して、主に学校関係へのボランティア指導者派遣の相談なども受けているところでございます。一方、学習等の補助のボランティアの受入れについてでございますが、現在市内の各大学と連携して学校の教育活動に学生ボランティアの協力をお願いしているところでございます。市内の小学校の中には、昨年からでございますが、酪農学園大学・浅井学園大学から学生ボランティアの受入れを行っておりまして、子供たちからは勉強が楽しくなったなどの好評を得ております。今後は文教都市江別の特性を生かして、学校教育に4大学の学生あるいは教員OBの方々、教員免許をお持ちの方々含めて広く人材を募って、障がいを持つ子の教育支援も含めて子供に優しい環境づくりに努めてまいりたいと思いますので、ご理解いただきたいと存じます。次に、スポーツ振興財団で発生しました労働災害事故でございますが、平成12年6月8日、飛烏山公園多目的市民広場において、ラグビーゴールポストの組立て撤去作業中に、一部で固定していたクロスバーが作業に従事していた財団臨時職員の後頭部に落下しまして、頭がい骨陥没骨折の傷害を負ったものでございますが、財団では被害者の方の労災補償の手続を直ちに行い、誠意を持って対応してきたところでございます。また、事故後は作業手順を遵守し、再発防止に努めているところでございます。教育委員会といたしましては、事故発生の報告を受けて、被害を受けた方と財団との示談成立後に所管委員会へ報告するよう考えていたものでありますが、労働基準監督署による後遺障害等級の認定までに時間を要し、財団として確認できましたのが本年5月でありましたことから、結果として所管委員会に対する報告が遅れたものでございます。この点につきまして、深くおわび申し上げますとともに、今後は時期を逸することなく、所管委員会に報告してまいりますので、ご理解を賜りたいと存じます。また、財団における今後の安全マニュアルの整備につきましてでございますが、事故発生時、財団から報告を受けて、直ちに教育委員会としまして労働安全衛生対策に万全を期すよう文書をもって指示したところでございます。また、このたびの労災事故の示談の報告を受けて、再度文書をもって指導したところであります。改めて安全対策マニュアルの整備について指導してまいりたいと思いますので、ご理解をいただきたいと存じます。次に、労災事故の損害賠償金についてでございますが、支払方法等については、財団運営を総合的に検討する中で、財団理事会において決定されたものでありますので、ご理解をいただきたいと存じます。また、指定管理者につきましては、先ほど市長がご答弁を申し上げましたが、公の施設にかかわる指定管理者制度の運用に関する基本的な考え方に基づいて手続を進めてまいるものでありますので、これまたご理解をいただきたいと存じます。以上でございます。
質問 坂下博幸
1点だけご質問をさせていただきます。まず、先ほど市長がコンサルをもって今後の経営診断を基に、病院経営改善に取り組んでまいりたいというお話がございました。それは公営企業法の一部適用から全部適用にしたとしても、なかなか経営環境は改善されない場合もあるとのご答弁だったというふうに思いますが、そういたしましたら、今後この経営診断が出ましたら、これに沿って市長は、この病院改善に取り組むという決意でお考えなのか、その経営診断についてどう取扱いをされていくのかということにつきまして、二度目の質問をさせていただきたいと思います。それと、これは要望にしておきますが、学力向上支援事業の中で、ボランティアという観点で、実は学力向上支援事業が今年で打ち切られるというふうにお伺いしております。今教育長が市内の大学とも連携しながら、大学生のボランティア等々お使いになりながら、こういった面をボランティア的に補助していくというお考えですので、是非今後障がいを持ったお子さんの学習支援ですとか、分かる授業の支援のこういったボランティアを利用されながら、是非お続けをしていただくような体制を作っていただけたら、これは要望にしておきます。以上です。
答弁 市長 小川公人(市長は2007年3月まで)
坂下議員の再質問にご答弁を申し上げます。今ほども申し上げましたけれども、この経営診断で医療専門のコンサルタントに業務委託をしているわけであります。それから、昨日五十嵐議員の一般質問にもご答弁を申し上げましたけれども、来年の1月末にこの診断の最終報告がなされるとこういう予定でいます。この診断内容の中には恐らく経営健全化の重要課題、こういうことのその一つということで、全部適用のことについてそこに移行する提言がなされてくるものとこのように考えております。そこで、坂下議員は、端的にその診断内容について、ある意味では忠実に受け止めて実行するのかとこういう趣旨の再質問かと思いますけれども、いずれにしても、私は世の中には一般的には、市長が決断をして実行をしていくとこういうことで促されているケースもあれば、病院、医療従事者の内部からそういう意識が高まって、機運が高まって、また、設置者である私に、市長に決断を迫るというか、そういうことで動いていくということもあると思うんですね。表面的にはそういうことがありますけれども、ただ市長がいきなり決断したら、それで順々とうまくいくかと言うと、ただそこにはやはり背景があって、そこにはいろいろな必要要件あるいは克服しなければならない克服要件があって、それをきちっととらえて、本当に可能性としてどうかということを見極めなければならない。その辺の見極めがあって決断につながったり、機運につながってくると思うんですね。そういう意味では、ただその実際にそこに決断に至るあるいは見極めの中には、なかなか医療というのは国の厚生労働を含めた法律、国の動きもあれば北海道における大学あるいは医師状況とか、あるいは道央圏の中の江別の状況、いろいろ周辺環境があってその辺を総合的に分析をしなければならない。ただ市長がそういう要件抜きに決断したら動いていくかと言うと、そういうものでもない。その辺を十分分析をし、しかも、その内容は中長期のものもあれば、短期で実際に対応すべきこともあるんだろうと思うんです。その辺を区別をして、そんな中で院内でも最後は私が直接やるわけではなくて、最後は院長を中心とした病院の医療従事者がそこに主体的に盛り上がってこなければなりませんから、今既に中間段階ですけれども、病院ではいろいろと議論をしていますけれども、その辺の議論を十分検討してもらってその中で判断をしていきたい。特にいずれにしても経営状況は厳しいわけですので、最大限の可能性を今の全部適用、このことについて可能性を見極め、危機的な危機意識と言うか、そういうことを持って私は決断していきたいと思っておりますので、ご理解をいただきたいと思います。
質問 坂下博幸
最後は要望にしておきますが、岡山市で視察をした市立病院も、実は市長の決断で良い方向に向いたというご報告をお受けしております。確かに医療環境、今市長がおっしゃった周辺環境というのが整わないと、自分は決断できかねるというような部分と同時に最後に決断したいというその二つ、何かそういうのを感じたんですけれども、是非市長のご決断とともにこの病院経営があることを念じながら終わりたいと思います。よろしくお願いいたします。