江別市議会 平成14年第4回定例会 2002年12月12日
(1)入札の現状と改善への取り組みについて/(2)江別駅周辺地区市街地再開発について/(3)野幌駅前再開発について/(4)土地区画整理組合について/(5)産廃処理施設について
2002年12月12日、江別市議会の一般質問で、稲垣良平議員が「入札の現状と改善への取り組みについて」「江別駅周辺地区市街地再開発について」「野幌駅前再開発について」「土地区画整理組合について」「産廃処理施設について」について質問し、市長 小川公人、総務部長 小玉隆、市民部長 本間勝利、建設部長 斉藤勝幸、助役 中川正志が答弁しました。
- 質問者
- 稲垣良平 議員
- 答弁者
- 市長 小川公人、総務部長 小玉隆、市民部長 本間勝利、建設部長 斉藤勝幸、助役 中川正志
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
会議録の目次ではこの議員の件名が 5 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の目次の表記です。
質問 稲垣良平
お許しをいただきましたので、通告に従い順次質問をさせていただきます。私は、公共事業の入札にかかわる談合が、数々の摘発にもかかわらず一向に根絶されないのはなぜか、かねてから疑問に思ってまいりました。業者間の日本的な相互扶助の精神で語られる側面もあるようですが、公共事業にかかわる事業者数は零細性を持ったままに増加して、結果として生み出される付加価値の向上が停滞し、他産業との格差も広がっていると指摘されております。公共事業に関連して、談合を疑われる非競争的な状況を続けることは、一層公共事業に依存する体質を強め、特に昨今の公共事業費の削減が行われている状況下においては、第三者の介入を招き、構造的な汚職さえも招きかねないという感を持つところであります。江別市の関係業界が、こうした状況の中で中期的には他産業と、また他地域との競争力を高める構造調整に積極的に取り組む努力を私は期待いたしたいと思います。そして、市は公共事業を発注する機関として、このような動きを誘導するために、これまでの経過と問題点をチェックして、効果的な入札執行の仕組みを作るための努力を不断に重ねる必要があると考えております。発注される工事の原資となる税金を払い、工事の成果から恩恵を受けたいと思う普通の人々に利益がもたらされる入札制度の確立に向けて、自主的な、迅速な取り組みが必要であると思います。入札の適正化については、公正取引委員会が独禁法をベースに、その適正化、談合に対する基本的な考え方を示してきております。93年の金丸事件など、ゼネコン汚職から談合が本格的に社会問題化して、94年に公正取引委員会からガイドラインが出されました。この94年に出されたガイドラインでは、談合は犯罪であるとするものであり、当時建設業界はだれもが、要するに全部が犯罪になるんだというふうにとらえて肩を落としたと伝えられています。その94年のガイドラインの中に、84年ガイドラインは廃止するとうたわれております。では、その廃棄するとされた84年ガイドラインはどのようなものであったか、94年まで生きたそのガイドラインはどのようなものであったかということが問われるところでありますが、その84年ガイドラインというのは、静岡建設業協会が市や県から発注される工事について、受注価格の低落防止や受注の機会均等を図るために、いわゆる高値張り付け、受注の機会均等を図るための談合金のやりとり、そういうふうなものを取り決めた内規を作って組織的な談合を行っていたことが明らかになったということを契機にしています。それを是正するために、84年のガイドラインができたわけですけれども、そのガイドラインというのは、やってはいけないことを明示している。すなわち、談合金などを動かしては駄目だと。それから、予定価格をつり上げるというふうなことがあってはいけないということを明示して、間接的にそれ以外のことはいいんだよということを明示する結果になって、そういう規範が全国に広められてしまった、そのことが94年まで続いたということであります。最近、談合の実態をうかがえる例として、開発局の例、岩見沢市の例が伝えられています。開発局の例は、調査によると97年、98年の漁港港湾工事、それらのうち予定価格に対する落札価格の割合、いわゆる落札率が99%を超えるものが全体の60%にも達していたというものであります。一般的に、予定価格を事前に入手していなければ、そのような高い落札価格で、落札率で落とすということは困難であるということが指摘されて、恒常的に官製談合が行われていたのではないかというふうに報道をされています。これに対する内部調査報告では、どのような形で本命業者が落札できたか、建設業協会事務局長はどのような役割を果たしたかなどは明らかにされていませんが、官製談合は業者を選んで建設業協会に伝える部分に限定されていたかのように受け取れる内容であったと伝えられています。また、調査報告書には、建設業協会は建設部の次長が決めた落札価格を、落札業者が受け止めるなどの官製談合のシステムに建設業協会が組み込まれていたということが示されているらしく、開発局は今現在、建設業協会に行っているOB職員の退職要請を始めているというふうに伝えられています。岩見沢市の例は、公正取引委員会が5月21日に、独禁法違反で建設業者への立入調査、市役所への官製談合の疑いでの調査、事情聴取を行い、調査が進められております。市役所は内部委員会を作り、その内容を調査すると同時に、今後の入札の改善に向けた委員会を設置して取り組みを進めていました。内部調査の委員会での報告の総括的な内容は、官主導による組織的談合と言える実態は認められない。しかし、一部に誤解を招きかねない事態も見られるので、速やかな改善措置が必要であるというふうに取りまとめています。しかしながら、そのような報告に対しても市民の不信はぬぐえずに、そういうことの要因があって、さきの市長選挙のような結果になったという報道もなされています。その後、岩見沢市では、これまで検討してきた電子入札について、先行して整備してきた情報基盤を活用して、本格的な導入に向けて汗を流しています。せっかく整備してきた情報基盤を、他都市に先んじて整備してきた情報基盤があるわけですから、電子入札を数年早く実施していれば、多くの行政改革の推進などに成果を上げてきた姿勢は、少なくとも入札問題に端を発した不信は取り除けたのではないかというふうに思うところであります。本年の6月に公正取引委員会は、入札談合防止に向けた国・地方公共団体における入札制度改革への取り組みについてという報告を取りまとめて公表しております。その概要を見ますと、地域優先発注について、地域優先発注の政策的な必要性は認める一方、競争性を失わせるような地域要件の設定が、談合を誘発、助長するおそれが強いというふうに指摘をしています。そして、一定数以上の参加者が期待できる場合に限り、地域限定要件を課すなど、工夫を求めているところであります。そして、予定価格の事前公表については、職員が談合事件に巻き込まれるということを防止する観点から、実施団体が増えているものの、逆に談合が一層容易に行われる可能性があると指摘もしているところであります。すなわち、事前公表を行う場合には、入札の競争性をより厳格にして、談合が行われにくい環境整備の必要性を指摘しているわけであります。談合の損害賠償についてでありますが、談合を行った業者に対するペナルティとして、損害賠償予定条項を契約書に明記するということは、談合の抑止に相当の効果があり、多くの団体で検討がなされているということであります。道は、来年の1月からこの契約条項を導入することとして、既に通知が行われているところであります。電子入札については、その導入により、入札制度の競争性、透明性の向上に結び付ける制度改善が並行して行われるのであれば、入札談合未然防止の観点から望ましいとしており、最近江別市でも導入をした低入札価格調査制度については、公正な競争促進の観点から望ましいとしつつ、競争制約条件にならないよう留意すべきとしています。すなわち、安く入札して、それが調査されるということを通じて、抑制的にならないようにという配慮を求めているわけであります。最近の大きなこととして、入札談合等関与行為の排除及び防止に関する法律というものが来年の1月から施行されることになっています。これは、国・地方公共団体の職員が入札談合に関与することを防止するための法律で、これまで多くの談合行為が摘発されながら、これに関与する公正取引委員会が具体的にこれを防止するための取り組みを支える法律というものがなかったということを背景にして、今回新たにできたわけです。つきましては、私は冒頭申し上げましたように、発注される工事の原資となる税金を払い、工事の成果から恩恵を受けたいと願う普通の人々に利益をもたらす入札制度の確立に向けて、市は自主的な、自律的な、迅速な取り組みをすべきというふうに考えておりますので、入札制度の改正に対するこれまでの市の取り組みの経過と成果、そして現在のその制度の抱えている問題点についての認識、さらには今後の改善に向けての考え方をお伺いしたいと思います。次に、江別駅周辺再開発事業についてお伺いをいたします。現在考えられている江別駅周辺再開発事業の概要は、室蘭市の輪西で行われました優良建築物等整備事業を参考にして、江別駅前にある清算事業団から購入して、現在公社が所有している土地にスーパーマーケットが入る業務ビルを建設して、併せて業務施設、公益施設を導入しようというものであります。従来の再開発手法から補助事業であるこの事業に乗り換えたのは、出店の意向を持つスーパーが平成16年秋の出店を希望していることから、その要望にこたえるためだというふうに委員会で説明がなされております。しかし、市内でスーパーなどの商業施設が市民的に求められているのは、市民意識調査等で明らかなとおり、江陽などの地域であり、江別駅周辺でのスーパーの立地のために市が関与する必要性は、全市的な視点からは全くあり得ないところであります。江別駅の利用客の動向を見てみますと、定期利用者で71万人、一般客で41万人、合計110万人程度で、その動向を見ますと、一般客、定期客ともに近年減少傾向にあります。利用形態としては、先ほどのように定期利用者が多くて、全体の6割という形態で、その利用客の数を他の駅と比較してみますと、定期客、一般客ともに大麻、野幌駅利用者数の4割から5割程度の利用状況であります。要するに、江別駅の利用形態、利用客数の現状と大麻、野幌駅利用客数と、周辺商業施設の集積の状況から見て、また現実に当該地域に商業施設の立地がないままに推移してきたという状況を考え合わせますと、商業的に利用するという計画は現実的ではないということは明らかであります。江別市が公益施設を持つという計画にもなっているというふうに聞いていますが、間近にコミュニティセンターを持ちながら、そして行政改革を進めようとしている最中にあって、その必然性というものは理解できないところであります。進出を考えているスーパーが自らの責任において土地を取得して出店する、そういう形なら結構です。商工会議所も割安にそこに入居してもらう。仮に、どうしても駅前に公的なセクターが必要であれば、割安に入居させてもらう。そんな計画に、地元の商店街も乗る、行政も乗る、そういう話であれば別であります。実態はそうはなっていません。市が公社有地を4億8,000万円で取得して貸すことになっています。そういうことが求められている。市は1億8,000万円の公益施設用として、床を取得することが求められています。そして、4,300万円余の開発補助金を支出することが必要になってくる。これらの合計は7億2,000万円にも上る途方もない額であります。加えて、この事業の事業主体として予定されている法人から、その法人が商業施設分の床を自ら取得してスーパー及び専門店の入居用に賃貸することになっていますけれども、その床取得費用の3分の1程度を市に支援を求めているということであります。これも、数億円規模になるものだと見込まれます。さらに、私は施設を建設しても、当該地が商業集積適地ではないということが明らかなことから、スーパー等の業績に大きな不安があり、廃業、撤退のリスク、これをぜい弱な事業主体でかぶれなくて、結果的に市が大きな被害を被る可能性が懸念されるところであります。一方、江別市が参考とした室蘭市の輪西の例を見てみますと、土地の所有者は新日鉄及びその子会社、そこが賃貸する。事業主体の業務を代行する業務代行者は、新日鉄及びその関連会社で、非常にしっかりして業務を遂行でき得た。建設した床を取得したのは地元の商業者で作った協同組合。そして、その協同組合の組合員が、できた商業施設の床をすべて借り受けて業務を行っているということであります。市はその商業施設と市民会館を合築して、自らが建てるよりも、コスト安で市民会館の取得をできている。そして、その運営は今現在、その組合が中心になって設立したボランティアの団体に管理運営をゆだねていると、清掃業務なども、そういうふうな取り組みであります。その床の取得資金は、その組合の組合員がすべて高度化資金などを調達して行っているということであります。商業施設は平成13年に完成し、市民会館は今年完成しましたが、それらの費用便益分析については、事業に着手する前の平成11年にきちっと調査をして、事業の成算ということについてめどをしっかり立てているということであります。さらに、その商業施設、市民会館の建設とあわせて周辺の公園の再整備、市道2本、都市計画道路1本、それらをその事業と並行して、事業の完成に合わせてそれらをすべて整備を行ってきているということであります。基本的に室蘭市の場合、開発補助金の支出以外は、メリットはあってもリスクはなかったということであります。江別駅前へのスーパーの誘致という、全市的に必要性は極めて低い案件に対して、このような多大なリスクを市民が負う必要があるのかという感を強く持つわけであります。ついては、これに対する考えをお伺いしたいと思います。私は、この江別駅前の再開発事業については、早急にこの事業を根本的に見直すべきと考えておりますので、これについても考え方をお示しいただきたいと思います。次に、野幌駅前再開発についてお伺いします。国土交通省は道路政策のポイントとして、都市再生と地域連携による地域経済、地域活力の回復を掲げて、立体交差、構造改良による踏切による交通渋滞の解消を大きなテーマとして取り上げて、来年からの5年間に全国にあるボトルネック踏切1,000か所のうち、改良箇所を250か所までに引き上げるということを目標に取り組みを進めております。今回、野幌駅前の再開発計画について準備採択が見送られ、国からは連立の効果の整理と他の工法との比較検討、鉄道高架、街路事業、区画整理事業、公共施設の計画、要するに事業全体の事業費の縮減について再検討すること。さらには、市街地活性化方策の検討で、連続立体に合わせて、活性化の推進方策と民間の土地利用の誘導について再検討するように求められているところであります。本来、江別市はその野幌駅前再開発について、自らがその事業の内容、在り方を再検討すべきところでありますが、このたび国からそういう視点で再検討を求められたところであります。ついては、その必要性について、私は根本的な見直しが必要であると考えております。ついては、市長の考え方をお伺いしたいと思います。次に、区画整理組合への経営指導についてお伺いをいたします。さきに、北広島の虹ヶ丘土地区画整理組合が経営難に陥り、組合員から賦課金を徴収して、赤字の一部補てんをして再建する手続が進められるという報道がありました。北広島の例は、住宅供給事業への信頼を揺るがすものであり、江別市内においては同様の事態が生じないように、ふだんから組合が経営責任を全うするように徹底して指導する必要があると考えますが、今後どのように取り組まれるのか、お考えをお示しいただきたいと思います。次に、産業廃棄物処理施設の件についてお伺いをいたします。12月からダイオキシン類の排出規制について新たに規制が強化され、今後の行政の産廃業者への指導の徹底が求められるところであります。市が産業廃棄物処理施設の立地に対する考えをまとめたとも聞いております。産業廃棄物の市外からの流入の状況、ダイオキシン類の排出規制が強化されたことに対応して、市として今後どのように事業者の指導に当たるのか、考え方をお伺いしたいと思います。以上で私の第1回目の質問といたします。次ページ前ページこのページに関するお問い合わせ先議会事務局 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答弁 市長 小川公人(市長は2007年3月まで)
稲垣議員の一般質問にご答弁を申し上げます。まず、江別駅周辺地区市街地再開発についてお答えをいたします。本事業は、地元住民の要望に基づく旧清算事業団用地の買収からの長い経緯の中で、地元商業者や商工会議所の積極的な取り組みとともに、議会においても議論を深めていただき、一定の進展を見てきているところであります。今般、活性化拠点施設の施行主体として、また地域の再開発の推進を目的として、有限会社みらいが設立されましたが、このみらいを中心として、関係機関、関係団体と事業計画やテナントの入居等についての協議を進めているところであり、今後とも協議結果については逐次駅周辺再開発調査特別委員会に報告し、議論をいただきたいと考えております。ご質問の今日的な事業の必要性でありますが、私は地域経済、社会の活性化はもちろんのこと、身の回りの生活の質の向上あるいは少子高齢化に向けて、既存の都市機能及び既成市街地の再編、再整備に重点を置いた都市の再構築が今後重要であると考えているところであります。江別地区につきましては、平成11年度に策定した江別駅周辺地区市街地再生基本計画において、再構築を推進していく整備構想プランを示しているところであり、活性化拠点と交通拠点の整備が特に重要であると位置付けてきたものであります。活性化拠点施設は、地区の活性化と求心力を高める施設として期待しているものであり、商業機能、業務機能の複合施設として、地区の活性化の起爆剤として機能させることにより、周辺への中高層住宅建築の促進、衰退傾向にある商業環境の充実など、地区全体への波及効果の高い施設と考えておりますが、特に商業機能につきましては、地元商店街や商工会議所との長い間の協議によりまして、分散して魅力の乏しい現状の商店街から、商業機能の集約化や商店街組織の協調、強化を目的としてその導入を図ってきたものであり、有限会社みらいの設立がその強い意向を反映しているものであります。また、有限会社みらいが施行主体となることにより、地元商業者が中心となってまちづくりを推進し、企業者意識としても大きな転換であることを考えると、本事業は経済的な波及効果とともに、市内経済の活性化を促すためには極めて大きな戦略だと認識しているところであります。次に、事業リスクの市負担についてでありますが、本施設は商業機能、業務機能からなり、それぞれ有限会社みらい、商工会議所、江別市が必要とする床を取得するものであります。また、商業機能の多くは核となるスーパーの志賀商店と有限会社みらいとの賃貸契約となりますが、本契約においては撤退等によるみらいの不利益を回避するために、建設協力金、敷金等の対応を予定しているところであります。なお、本事業が、さきにご説明いたしましたとおり地区再生の極めて重要な誘導施設であることや、一部公共公益的機能を持った施設であることなど、その施設の性格とともに、地域活性化に向けての経済的施策として考えられることから、事業の円滑な推進のために支援策を検討してまいりたいと考えております。次に、事業の見直しについてでありますが、昨年の振興公社での施行主体を断念以降、活性化拠点施設につきましては民間による施行主体、並びに事業内容を検討してきました結果、前段でご説明いたしましたとおり、施行主体については地元商業者の有志によります有限会社みらいが、また事業内容につきましては商業機能、業務機能の2機能で、さらに補助事業としては優良建築物等整備事業で実施しようとしているものであります。今後、市といたしましては、JRとの協議の中で自由通路を初めとする交通拠点機能について検討を進めてまいりたいと考えております。次に、野幌駅前再開発についてご答弁を申し上げます。昨日、星秀雄議員にお答えをいたしておりますが、この江別の顔づくり事業は、市街地の整備充実を図り、快適な都心を形成するとともに、次世代とも共有する社会資本整備などを図るための事業であると考えております。この事業は、JR函館本線で分断されている南北地域の一体化と、安全でコンパクトな市街地形成を目指すところであり、市街地の再構築や緑のネットワーク、中心市街地の活性化などを図ることが必要であると考えている事業であります。そこで、連続立体交差事業の国の着工準備採択に関連して根本的見直しをというご意見でありますが、北海道が事業主体である連続立体交差事業の平成15年度の着工準備採択については、平成13年、14年度において連続立体交差事業の補助調査を実施中であることなどから、着工準備採択にはならない状況となっております。現在は、駅周辺再開発調査特別委員会にもご報告をいたしておりますが、江別市としても北海道・国などと協議をしながら、区画整理事業予定区域の縮小や道路計画の変更、事業費の縮減などを検討し、進めてきたところでありますが、国の方からは連続立体交差事業を前提として、事業効果の整理と他の工法との比較検討、事業費の縮減、市街地活性化方策など、3項目の検討課題の整理が求められておりますので、これらを整理する中で北海道とともに今後着工準備採択に向けて対応してまいりたいと考えております。いずれにいたしましても、この事業は江別市のまちづくりにとって重要な事業と考えておりますが、さらに内容を十分検討し、江別の身の丈に合った計画案をもって、今後とも議員各位、並びに市民の皆様のご理解をいただきながら実現化に向けて努力してまいりたいと考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。このほかにつきましては、総務部長ほかをもってご答弁を申し上げます。
答弁 総務部長 小玉隆(総務部長は2003年6月まで)
所管事項についてお答えを申し上げます。まず、入札の現状と改善についての取り組みについてでございます。昨日の鈴木豊実議員にもお答えしておりますが、入札・契約制度の改善につきましては、地域経済の振興と雇用の確保を基本に、これまで不正な取引の要因などと言われた工事完成保証人制度を廃止し、これに代わる新履行保証制度の導入や、より競争性が働く一般競争入札の拡大と公募型指名競争入札の本格実施、また、不正な行為を防止する効果や、競争性、透明性の観点を重視した予定価格の事前公表の実施、さらには、公共工事入札・契約適正化法における義務付け事項でございますが、入札及び契約の過程、内容を市のホームページなどで公表、また、この11月から実施しております低入札価格調査制度への移行など、その改善に努めてきたところでございます。その結果、昨日も申し上げましたけれども、落札率につきましては予定価格の事前公表する前年の平成11年度と平成14年度11月現在を比較いたしますと、土木・建築工事を合わせた落札率は3.63ポイント低下したところであり、一定の評価をしているところでございます。また、発注予定工事や入札過程及び結果の公表により、入札の透明性や公平性が高まっているものと、このように考えております。昨今、入札契約制度に対しましては、透明性の確保や公正な競争の促進、さらには不正な行為の排除などが言われております。現在、市におきましては従来型の指名競争入札が、発注者における公平さ等を考慮しての指名とはいえ、どうしてもその裁量にゆだねられているものと見られますことから、これに代わる新しい入札方式として、地域性を考慮する中で一定の資格要件を満たせば参加できるような入札方式を検討しているところでございます。また、受注者、発注者双方にとっての事務の効率化や、透明性、公平性の確保のため、電子入札の導入につきましても検討してまいりたい、このように考えております。いずれにいたしましても、今後これまでの入札契約制度のさらなる改善を行うとともに、不正な行為を防止するなど、疑義の持たれない入札契約制度の改善に努めてまいりたい、このように考えております。以上です。
答弁 市民部長 本間勝利
私から、産廃処理施設についてご答弁を申し上げます。国のダイオキシン対策につきましては、平成9年の廃掃法の改正、平成11年のダイオキシン類対策特別措置法の制定など、対策の強化が図られてきたところであります。江別市といたしましても、平成11年度より独自にダイオキシン類の測定調査を継続して実施するとともに、昨年の2月に発生しました角山地区のダイオキシン類排出超過問題を契機に、公害防止協定の見直しや産業廃棄物処理施設に係る維持管理等に関する指導基準を定めるなど、産廃処理施設に対する指導強化を図ってまいりました。公害防止協定の見直しについては、排出ガスの管理基準値の設定や測定回数の増など、法の定める基準を上回る内容を設定するとともに、自治会代表者を加えた環境保全協議会の設置など、地域住民の不安解消に努めているところであります。また、12月1日からの規制強化で、これまで江別市内で稼働しておりました5か所の産廃焼却施設のうち3か所が廃止され、周辺地域への環境負荷も軽減されていくものと考えておりますが、ご指摘の野焼きや不法投棄の防止につきましても、郵便局と不法投棄情報の提供に関する協定を締結するなど、関係機関とも連携を図りながら対策の強化に努めているところでもあります。また、昨年議会に提出されました産廃施設に関する陳情審査の結果を踏まえ、地域環境の保全を図っていくため、抑制を基本とする江別市産業廃棄物処理施設設置規制方針案を策定し、所管委員会や関係する審議会のご意見をいただく中で成案を得てまいりたいと考えております。今後とも、産廃処理施設の指導、監視につきましては許可権者である北海道と連携を密にし、強化を図ってまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。以上です。
答弁 建設部長 斉藤勝幸(建設部長は2005年3月まで)
私の方から、土地区画整理組合についてのご質問にお答えいたします。現在、市内では5地区におきまして、組合施行によります土地区画整理事業を実施しております。これらの組合は、いずれも平成3年度の市街化区域の見直し時におきまして、編入あるいは位置付けがなされ、その後、それぞれが組合を設立いたしまして、現在に至っているものでございます。市といたしましては、これらの組合に対し、市条例に基づく助成金の交付のほか、道路、公園などの公共施設の整備など、地域の住環境の向上を図り、魅力あるまちづくりを進めているところでございます。しかしながら、近年の経済状況下におきましては、宅地の需要の低迷や地価の下落などにより、事業費の確保がより一層困難になってきておりまして、各組合の事業運営が厳しくなってきております。このような苦しい状況下におきまして、各組合ではハウスメーカーの協力をいただきながら、保留地の販売促進に努力しているところでもあります。市におきましても、保留地の販売促進を図るため、各組合と連携をとりながら、広報やホームページなどを通じまして広く情報を提供しているところでありまして、今後とも継続してまいりたいと考えております。いずれにいたしましても、厳しい情勢の中で、組合におきましては大変苦しい事業運営を強いられておりますけれども、土地区画整理組合は公法上の特殊法人でございまして、事業に要します費用は原則として施行者が負担することになっておりますことから、事業運営は組合自らの責任において執行されるものと考えておりますので、組合理事を初め、全組合員の協力体制をさらに強化されまして、なお一層の自助努力をお願いしているところでございます。なお、現在実施中の5地区のうち、2地区につきましては既に換地処分を終えておりますが、ほかの組合におきましても、事業計画の見直しや適切な時期に換地処分を行うなど、健全な組合運営が図られますよう、引き続き各組合の実態に応じました指導に努めてまいりたいと考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。以上でございます。次ページ前ページこのページに関するお問い合わせ先議会事務局 総務課〒067-8674北海道江別市高砂町6番地江別市役所本庁舎3階Tel:011-381-1051Fax:011-381-1075お問い合わせはこちらから6 議事次第の続き一般質問の続き
再質問 稲垣良平
何点かにわたって、再質問をさせていただきたいと思います。順番は変わりますが、まず土地区画整理についての件ですが、ご答弁にあったように、経済情勢が宅地販売に極めて逆風が吹いている。だから、組合経営が順調にいかないということは、そのとおりだと思います。土地区画整理事業について、その販売がこの厳しい経済情勢の中にあって、厳しいということはそのとおりだと思います。しかしながら、その販売方法において、本来保留地を優先して販売に専心すべきことが組合経営の基本であるべきところが、それから外れているところがあるやにも聞いております。今後とも、適切な指導をお願いしたいと思います。次に、産廃処理施設についてでありますが、札幌市から排出される産業廃棄物、建設系廃棄物を中心にして、その6割が江別市の産廃処理業者に流入しているという実態があります。そして、その処理を行うために、江別市の角山地区にその処理業者が集中して立地してきている。そして、そこから発生する種々の害に対して、地域の住民の人たちは大変困っているという経過があります。さきに、角山地区の方々が札幌市、それから札幌市議会に、札幌市から流出する産業廃棄物の域内処理を促進するように、そして域外に出る産廃の量を抑制してくれるようにという陳情を行っているところであります。ついては、そういう趣旨を実現するためにも、業者に対する指導を徹底していっていただきたいと思います。これは要望です。次に、入札の問題についてであります。江別市が平成14年度の春から今までに発注した土木工事などについて、その入札の結果を検証しますと、極めて異常な結果であるということが分かります。まず、平成14年度の土木工事について見ますと、発注件数は11月までで87件でございますが、その中には土木的でない工事や随意契約が含まれておりますので、これを除く76件について、予定価格に対する落札価格の割合を示す落札率がどのようになっているのかを見てみますと、96.4%以下が10件で全体の13%。それよりも上の96.5%から97.4%、この1%の間が65件で全体の85%。97.5%以上100%が1件、1%であります。下水道工事について同様に見てみますと、発注件数が11月までで26件。その落札率の分布を見てみますと、96.4%以下が2件で全体の8%。96.5%から97.4%、この1%の間に21件、全体の81%。97.5%から100%までの間は3件で全体の11%であります。予定価格に対して、本来入札される可能性のある落札価格の幅というのは、100%から最低制限価格、一般に言われる85%までの15%の幅があります、本来は。しかるに、今ほどお示ししたように、土木工事の入札において、予定価格に対する落札価格の割合を示す落札割合というのが96.5%から97.4%、たった1%の幅の中に全工事の85%が集中して落札されているということです。同様に、下水道工事においては80%になっているということです。さきの質問で、開発局の漁港港湾の工事、6割が、60%は99%の水準に張り付いていると言いました。そういう実例があったというふうに報告されている。それに対して、ここの例というのは85%、80%という水準に張り付いているということでございます。どうしたらこのような特異な入札の結果になるのか、極めて不自然に私は感じます。あたかも97%の水準での落札というものが、あらかじめ決められていたのではないかというふうな感じさえ受けるわけであります。市長は、このような入札の結果をどう受け止めているのかについてお伺いしたいと思います。これが1点です。それから、先ほど開発局の例で申し上げましたが、99%以上に60%が張り付いていたということと、OB職員が地元の建設業協会の事務局長として勤務しておって、一連のシステムの中に位置付けされていたというふうに報道されています。今回の局の話については、鈴木議員の贈収賄事件の捜査、裁判の過程で明らかになったことでありますから、結果的にその事実について開発局は認めざるを得ない報告書になっています。さて、江別市の建設業協会の事務局は商工会議所の中にありますが、その事務局長として市建設部の元課長が二、三年前から今年の夏まで勤務しておられたというふうに聞いています。仮にそうだとするならば、官製談合と報道された公共工事の発注者である開発局と、開発局のOB職員が事務局長として勤務している受注企業の団体である建設業協会との関係に大変似ているというふうに指摘をせざるを得ないというふうに思います。ついては、市長は建設部OB職員が市の公共事業の受注業界団体である建設業協会の事務局長として勤務していたということを承知していたのかどうかを伺います。また、承知していたとするならば、そのような状況をどう判断していたのか。さらに、そのような状況にあったことを現時点ではどう受け止めているかをお聞きしたいと思います。これが2点目であります。江別駅前再開発についてお伺いをいたします。さて、民間の経済行為に対して、行政が支援するしないは別として、私は全市的に見て、あそこにスーパーを誘致することについて、支援する全市的な合意というものはあり得ないだろうというふうに思いますが、それは別として、現在の取り進めに地元の事業者の方たちはどのような判断をしているかということを知るためには、11月5日に取りまとめがなされるというふうに報告をされていたアンケートの調査結果というものは非常に関心のあるところであります。ついては、そのアンケートの結果がどのような内容であったかをお示しいただきたいと思います。室蘭市の輪西の例では、優良建築物等整備事業の着手は平成12年4月からであり、建設着手は平成13年5月でありますが、事業の可能性を把握するために、事業主体が設立された平成11年には、既に費用便益分析業務というものを外注して、事業の成算、成り立つか成り立たないか、事業の客観的なリスクを計っています。聞いたところによりますと、参加した事業者の事業実績というのは、この調査を上回って実績を上げているようであります。私は、一方江別では、先ほど申し上げましたように、当該地で事業的な成算を見込むというのは極めて困難だというふうに思っております。そのような観点に立てば、無手勝流に進めているのではないかというふうに思えます。ついては、今進めようとしている事業について、費用便益分析等の見込み、その見込みを持つための調査、これはどうなっているのかお伺いをいたします。次に、野幌の駅前再開発についてであります。先ほどのご説明では、準備採択が見送られたのは平成13年、平成14年と調査中であるからであるというふうな説明がありました。だから、平成15年度の準備採択は見送られたんだというお話であります。しかし、仮にそうだとするならば、今、国から求められている事業全体の根本的な見直しということは起きないはずです。ただ単に、1年間の時期スライドだけの話です。そして、向こうから、国から、道から申し訳なかったというわびがあってしかるべきです。内容は違います。事業全般にわたるその適否について、再検討を求められているんです。私は、本来そういう視点に立って市自体が再検討をすべきなのだというふうに考えていますし、その取り組みをするように求めてまいりました。その意味から、今回の国から、道からの再検討の要請というのは当然であり、当たり前だと思っています。そして、その再検討を求める視点というものが、事業の有効性、効率性ということを中心に据えているからであります。幸い、国・道の判断の一つに、それを担う自治体の財政の姿というものも含まれているというふうに聞いております。先ほど、私はこの計画の根本的な見直しということを求めましたが、残念ながらほとんど問題についての正面からの認識というものが欠けているというふうに強く思いました。ついては、この見直しについて、置かれている現状をしんしに再評価して、根本的に見直されるように求めたいと思います。以上で2回目の質問といたします。
再質問 稲垣良平
私は、質問を紳士的に進めております。
再質問 稲垣良平
再質問で、この件について触れる、質問するというふうに事前には伝えておりません。ですから、私はそのような発言をいたしました。ですから、質問として扱わなくて結構です。
答弁 助役 中川正志
私から、江別駅周辺地区の開発に係る地元事業者へのアンケート調査の結果についてはどうであったのかと、こういったことと、もう一つは費用便益分析、この2点についてご質問があったと思いますので、お答えをいたしたいと思いますが、有限会社みらいが地元商店街の100店に活性化拠点施設への出店意向についてアンケート調査を行った結果、15店が出店に興味があるという回答をしていただいています。その興味があるとしたその業種の内訳でありますけれども、料飲店、これは喫茶、軽食、そういったものも当然入ります。それから、旅行代理店、薬局、それから化粧品を扱うお店、雑貨、こういったもので15件が今出店に興味があるというお答えをいただいているところであります。それから、2点目に、費用便益分析はどうしているかということでありますけれども、この費用便益分析報告書につきましては、補助事業であります優良建築物等整備事業の申請には、国交省と北海道に提出することが義務付けられておりますので、北海道との協議の中でこの策定を予定しているところであります。現在、お答えできるのはその2点であります。以上であります。
答弁 総務部長 小玉隆(総務部長は2003年6月まで)
入札についての再質問にお答えいたします。まず、入札結果にかかわるご質問でございますが、現在ご案内のように、予定価格の事前公表を行っておりますが、各入札参加企業においては工事内訳書等に基づく積算の結果から、企業努力によりどこまで下げられるか、こういう検討をしての厳正な入札結果であると、このように考えております。いずれにいたしましても、先ほどご答弁申し上げましたように、疑義の持たれない入札・契約制度の改善に努めてまいりたい、このように考えております。次に、江別建設業協会に係るご質問でございます。江別建設業協会によりますと、民間に3年間勤めていた市職員OBに対しまして、直接要請をし、平成13年4月から平成14年7月まで事務局長として勤務していたと、このように側聞しております。市といたしましては、協会発足当時から、ご質問にあるような疑義を持たれることのないよう、一切紹介していないところでございますので、ご理解を賜りたいと思います。以上です。
再質問 稲垣良平
まず、江別駅前再開発の点についてであります。費用便益分析について、補助事業の申請にそれが必要なので、これからやるという趣旨のご答弁だったと思います。制度上そういうふうになっているというだけの話であります。この事業のリスクについて、先ほど申し上げたように、土地を買って貸す。それから、公益施設の床として約2億円の買取りが求められている。さらには、事業主体が買い取る商業床の買取り費用の相当部分の支援が求められている。言ってみれば、そういうふうな江別市行政にとって多大なリスクを抱え込もうとしているんです。そして、中心的なスーパーマーケット、あるいは専門店の商業事業について、当該地の事業について、極めて容易ではない環境にある。私は、先ほどご紹介したように、輪西では事業主体の設立は平成11年。そのときには、並行して事業の採算性について調査を既にやっているんですよ。そして、その上で平成12年からの補助事業としての事業着手、そして翌年の工事建設に至っている。私は、当たり前のことだと思います。一方で、江別市が今そういうふうな判断基準を何も持たないままに、大きなリスクを抱えようとしている。それでは、私は市民に対する説明をでき得ない、していないというふうに思わざるを得ないと思います。ついては、質問をいたします。この事業を見通すためには、どうしても事業の採算性についてきちっとした調査というものが必要であります。必須であります。ついては、この調査について、補助事業の手続とは切り離してでも早急に行う必要、責任があると思いますので、そういう取り組みをするかどうか考え方を伺います。これが1点です。それから、北広島駅の東側、あそこにマンションが建っています。あれは、室蘭市の輪西と同様、江別市が今回やろうとしている優良建築物等整備事業を導入して行った事業であります。民間の土地にある大手のハウスメーカーが、14階建ての90戸のマンションを建てて分譲をした。下の部分には6ブースの商業施設のスペースを作った。そして、同様に下の部分には市営の駐車場を作った。それまで違反駐車が極めて多く、難儀していた。それを解消するため。それから、定住人口を増やす必要がある。それから、駅前の利便性を高める必要がある。それで、商業施設のブースも作った。今、マンションは全部売れて居住されている。駐車場も活用されている。南幌、長沼からあそこの駅を利用する通勤者等を中心にして利用されている。商業施設は、小児科医院、矯正歯科を含めて6つのブースすべてが営業されている。北広島市はそこに対して8,000万円程度助成をしています。しかし、その施設から駅に至る公共歩道を一体的にその事業の中で作っている。要するに、それだけの負担で今申し上げたような成果を上げているわけです。私ども、言ってみれば市民の財産を、財政を預かっている。どうしたら最小のリスクで最大の効果を上げ得るのか。それを追求するのが言うまでもなく行政の姿です。その本来の姿、それから輪西の例、北広島市の例、それらを比較すると、江別市の取り組みというのは極めて問題点が多いと言わざるを得ない。まずは、先ほど申し上げたこの事業が客観的に成立し得るのかどうか、責任を持って検証しなければならないと思います。次に、入札に関連してであります。96.5%から97%、1%幅の中に工事発注件数のうちの85%、80%という高い割合で落札が集中している。そのことに対して、一つにはその理由として予定価格を事前に公表しているから、さらには、積算の精度が上がって、精一杯の引下げ幅を提示する努力がなされた、その結果が、言ってみれば横並びになったんでしょうというお話、ご答弁でありました。私は、その説明は一般論として通用はしないと思います。異常だと思います。でありますから、これから適正な制度に迅速に、自主的に改善していくためには、この結果が妥当だとするならば、改善していく、良く良くしていく、そこに力を傾ける。そのことに結び付いていかなければならないじゃないですか。どんな説明をしようと、こういう結果はやはりおかしいよな、異常だよねという認識があって、初めてもっと制度自体を市民から不信な目で見られないように改善していこうという必然性と取り組む方向というものが見えてくるんじゃないですか。私は再度、こういう結果が、ご答弁にあったように、当然のこととして受け止めて良いのか。私は、異常だと受け止めていくべきだと思っています。考え方を再度お聞きいたします。それが契約に関しての1つ目の質問であります。次に、私は、実は入札の結果について3年前にも同様に調べたことがあります。当時、私はパソコンを使っておりませんでした。ですから、手で作業をしたわけであります。工事ごとの入札期日、予定価格、入札参加業者ごとの入札価格、1回目はどうか、2回目はどうか、3回目ではどうだったということを一覧に整理をする作業を行いました。ご想像できるように、極めて膨大な作業であります。それを手作業でやったわけですから、途中で破たんをしてしまいました。しかし、途中経過をまとめてみました。そして、その結果は業界ごとの入札結果の特徴というふうなものが把握されました。その結果を当時の助役にお知らせをしました。極めて困った顔をなさったということを覚えております。今回はパソコンが使えます。入力する作業をいとわなければ、作業は順調に進みます。既に、今回把握した業務については、一覧で縦横の関係、入札期日ごとに、予定価格水準ごとに、業界ごとに、さらに言えば、業者ごとにどういう入札行動がとられているのかということが把握できます。先ほど、入札の改善に取り組んでいくんだという方向についてはご答弁をなさいました。私は、開発局、岩見沢市の例を見るまでもなく、その取り組みに対するスピードというものが強く求められていると思います。先ほどの質問に加えて、この取り組みというものが極めてスピードを要するものだということを申し上げ、それに対する対応の考え方をお聞きしたいと思います。これが2点目であります。以上で3回目の質問といたします。
答弁 助役 中川正志
私から、3回目のご質問のうち一部につきましてご答弁を申し上げたいと思いますが、まず費用便益の分析調査につきましては、現在準備作業に入っておりまして、早急に取り組むこととしておりますことをご理解いただきたいと思います。それから、2点目の輪西、例えば北広島市の問題も提起されまして、そういった事例も提起してのお話でありますけれども、江別駅周辺地区の整備につきましては、今日に至るまで様々な経過と多くの課題を持ちながら推移してまいりました。そういったこともございまして、議会の特別委員会にその都度お諮りし、市としての基本的な考え方をご説明申し上げ、審議を通して様々なご意見をいただいてきております。当然、そうしたリスクの回避につきましても、十分意を用いる中で議会の審議をお願いしていることをご理解いただきたいと思います。以上であります。
答弁 総務部長 小玉隆(総務部長は2003年6月まで)
所管事項についてお答えいたします。入札結果についての考え方、これから良くしていく方に結び付けていく考え方はどうかと、こういうことでございますが、我々としては入札結果は厳正なものである、こういうふうに認識しておりますけれども、よしんば不正に対する厳正な制裁措置と、こういうことがなされておりまして、公共団体からの指名停止措置あるいは公取からの課徴金ですとか刑事罰ですとか、言ってみますと企業にとって社会的信用をなくすというようなことから考えますと、企業経営に大きく影響するものと、このように考えておりまして、このことを十分認識されているというふうに思っておりますので、そういった事実はないというふうに考えております。また、これからの改革のスピードといいますか、その点につきましては、公正な競争の確立、こういった観点からすると、これら制度改革には終わりはないであろうというふうに考えております。したがいまして、先ほど申し上げましたが、既に検討しているもの、あるいは新たに検討を進めているものもございまして、いずれにいたしましても現状をしっかり検証する中で今後取り組んでまいりたい、このように考えております。以上でございます。