みんなの議会

江別市議会 平成14年第1回定例会 2002年3月12日

(1)財政計画について/(2)次期総合計画策定準備について/(3)顔づくり事業について

2002年3月12日、江別市議会の一般質問で、稲垣良平議員が「財政計画について」「次期総合計画策定準備について」「顔づくり事業について」について質問し、市長 小川公人が答弁しました。

質問者
稲垣良平 議員
答弁者
市長 小川公人

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

会議録の目次ではこの議員の件名が 3 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の目次の表記です。

質問 稲垣良平

議長から許可をいただきましたので、通告に従い順次質問をさせていただきます。私はかねてから財政の健全性・規律を確保するために、中期財政計画の策定とその実行を求めてまいりました。自治体経営を行う上では必須のものであり、当然に求められるものであります。これに対して、中期財政見通しとして、昨年の1定において平成14年度から16年度までの歳出歳入、そして収支ギャップ、すなわち単年度赤字額を示されました。その内容は、現行制度を前提とし、市税収入の伸びを年率1.5%程度とし、その時点での継続事業を踏まえて推計をした場合として、15年度や16年度には基金繰入れなどの補てん措置を行わなければ10億円前後の収支ギャップが想定されるという見通しで、今後の厳しさを認識させられたものであります。その後の財政を巡る状況はどのように推移したのか。本年度の市税収入は予算を下回る見込みにあり、来年度予算においては、本年度を下回る市税収入しか計上せざるを得ない状況にあります。また、地方交付税は本年度に大幅な削減が現実のものとなり、来年度はさらに大幅な削減を見込んだ額しか計上できないものとなっております。すなわち、歳入の面で昨年の今ごろ財政環境が厳しさを増すと想定して中期財政見通しを策定したわけですが、現実はその想定をかなり上回る極めて厳しい状況で推移してきています。さて、このような状況を踏まえますと、今後の財政運営の柱としなければならない中期財政見通しはどのようになるのかという疑問が生じます。外部行政診断を委託している日本能率協会から昨年9月に提出された財政運営改善化調査の中間報告には、財政診断の結果として収支ギャップが14年度には約13億円、15年度には約18億円、16年度は約16億円、17年度には約25億円、18年度には約24億円にも達するという推定が盛り込まれております。昨年策定した中期財政見通しを大幅に上回る驚くような巨額の収支ギャップであります。さて、私どもは昨年3月に出された中期財政見通ししか知らされておりません。行政診断の中間報告に示されている財政見通しについては、当然市が見直し作業をして作成したものをベースにしているものと考えられます。ついては、中期財政見通しの見直し作業の内容と結果についてご説明をお願いいたします。昨年3月に示された中期財政見通しにおいて、基本的な考え方として12年度を財政健全化元年とする。そして13年度、14年度を集中健全化期間とする。さらに政策の優先順位に基づき財政の重点化、効率化に努め、次期新総合計画に健全な財政を引き継ぐことを目指すとしております。しかし、さきのように、巨額の収支ギャップが見込まれる現状で、次期総合計画に健全な財政を引き継ぐという考え方は維持できるのかという大きな疑問が生じます。ついては、次期総合計画に健全な財政を引き継ぐという基本線は維持できるのか。そして、厳しい財政見通しへの対応の基本的な考え、そしてそれを明示する中期財政計画の策定について現状を伺います。私は、これまで現総合計画について、その改定、見直しの必要性について機会あるごとに言及してきました。市長は、昨年の第2回定例会において、時代の潮流を見据えた構造的環境変化に対応する計画の策定が必要な状況であるとして現計画を1年前倒しして終了させ、16年度をスタート年とする新計画の策定作業に着手することを示され、策定の基本手法としてパブリックコメント、市民提案型を軸に構想を定めたいとされました。これらを踏まえて、市は、昨年10月に次期総合計画の都市像や基本政策の骨組みに反映させるために市民アンケート調査を実施しておりますが、調査の結果を見ますと、調査の柱である将来の都市像を問う設問に対して、市民の回答は、生活機能都市とするものが42%、福祉都市とするものが34%と際立って高い一方、産業振興を軸とする産業都市など、従来の拡大成長型の都市像は低い結果となっております。これらのことから、市民のふだんの生活が安心して送れるソフトシステムを備えた都市づくり、都市像が求められているものということが伺えます。このことは、今後どのような政策分野に取り組んでほしいと思いますかという設問に対する回答状況から、その具体的な姿がより明確に伺えます。すなわち、医療・福祉政策に取り組んでほしいとする市民の割合が最も高く、環境政策に取り組んでほしいとする割合が次いでおります。この二つの政策分野への要望が他の施策、例えば市街地整備などの都市機能政策、産業振興などへの政策要望を大きく引き離しており、これら市民から示された次期総合計画で求めるべき都市像、必要な施策についてはしっかり受け止めなければならないと考えるところであります。ついては、アンケート調査で示された次期総合計画で市民が期待する都市像、政策分野について、どのようにお受け止めか見解を伺います。さて、市長は、さきに執行方針を表明されましたが、私が強い違和感を持ったのは、江別百年の大計としてに始まります顔づくり事業に関連する箇所であります。なぜ、顔づくり事業なのか。これまで、顔づくり事業を推進するために作成した、あるいは作成中の都心地区基本構想案、都心地区基本計画案、そして中心市街地活性化基本計画案等に事業化、事業推進の根拠として挙げられているのは共通しております。すなわち、昭和60年に策定した江別市新総合計画、そしてそれに基づき策定した後期基本計画えべつ21「15万人都市プラン」に掲げるリーディングプロジェクトの一つとして位置付けられている、そのことを根拠としております。つまり、総合計画に掲げられているから、野幌周辺を江別のセントラルスクエアとして顔づくり事業を進めるとしているわけであります。しかし、顔づくり事業を推進する、事業化する根拠となっている総合計画、後期基本計画はどうなっているのか。既にご承知のようにいずれも成果らしいものは見えない状況にあり、そして時代に合わないものとして前倒しして終了させざるを得ない現状にあります。そして、次期計画の都市像について市民の意見を聞く作業にさえ着手している状況にあります。その中で、江別の顔づくり事業、それだけが今もって力を込めて取り組まれようとしている状況にあります。昨年の2定で市長が総合計画の見直し、改定を示されたときに、現計画の主要施策について、次期総合計画の策定作業の中で、成果・業績に軸足を置いた施策評価シートを作成し、次代のまちづくりとの整合性を見極めながら、事業継続の有無を含めて、次期総合計画における位置を明確にしていきたいと言われました。私は、顔づくり事業こそが今後の市政に大きな影響を及ぼす要素を持つだけに、早急に客観的な評価点検が必要な事業であると思います。以下、何点かお伺いをいたします。さて、江別市は道内の都市の中で特異な構造を持っています。市内に住む就業者のうち半分以上は市外で就業をしております。そのうち約90%は札幌市内に就業しております。そのことを可能にしているのは、JR線に沿って、江別市内に5つの駅を有していることが挙げられます。それは市内に5つの駅が配置されることによって、それぞれの駅から時間を要しない距離に住宅を確保でき、JRを利用して札幌市内への通勤は、札幌市内の地下鉄駅から離れた住宅地より有利な面が確保されるということによります。江別市は、JR線、国道に沿って帯状の町となっており、都市の核がないというふうに言われますが、それは社会経済の中心である札幌市との関係から、必然的に出来上がった就業構造というものを背景とするものであって、それを前提にすれば決して不自然な姿ではありません。そのような江別市の都市としての性格から、江別市内の駅は他都市から仕事や買い物に来るなどの利用割合は極めて低く、主に札幌市内などへの通勤・通学のために利用される形態となっております。野幌駅の利用状況を見ますと、住宅地やマンションの開発に伴い、平成に入ってから七、八年にかけては、通勤・通学などの定期利用者の伸びが一般利用者を上回って伸び、乗客は順調に増加しています。総体利用者に対する定期利用者の割合は60%を超える水準になっています。さて、今後を考える上で、注意しなければならないのは次の点にあります。近年の野幌駅の利用動向を見ますと、平成8年以降、一般利用者の伸びが止まり減少へ転じるとともに、定期利用者についても平成9年をピークに伸びは止まり、わずかながら減少に転じております。結果として、平成9年以降、野幌駅の総体利用者数は減少に転じており、この傾向が継続すると総体利用者の減少が進み、定期利用者の割合が一層高くなると見込まれます。改めて言うまでもなく、通勤・通学など定期による駅利用者にとっては、駅は通過点であり、駅やその周辺で滞留することは期待することが比較的できない駅の利用者であります。一般客は近年明らかに減少傾向で推移しており、そして産業構造や交通事情から、先ほども申し上げたように野幌に仕事や買い物でJRを利用して訪れる人は極めて少ないと考えられます。このような動向から、野幌駅及びその周辺に求められるものは、利用者の主体である通勤・通学のための駅利用者の大方が歩行、自転車でアクセスしている実態から、朝夕の混雑時間帯に駅までスムーズにアクセスできる環境整備と、簡素でバリアフリーなどに配慮した機能的な駅の整備であると思います。ついては、このような実情にある野幌駅が利用者にとって備えるべき基本的な機能について考えをお伺いいたします。江別市が昭和55年から実施してきています市民生活環境意識調査によりますと、昭和50年代の市民の生活上の最大関心事は住宅地域における物価の高さなどでありました。住宅地でのスーパーなどの立地が進んでおらず、その後も商店街の近代化を求める声が平成2年まで30%前後の高さで示されておりました。しかし、この間に市内各地に分散して最寄り品を供給するスーパー等が立地した結果、その要望は近年大幅に低下してきています。また、この間、市内の2大大型商業施設で買い回り品の充実がなされて、野幌駅における一般乗降客の減少からも推察されるとおり、これまで札幌市内に流出していた購買力を回復させており、また近郊市外からの購買力を吸収して市内商業販売額の増加が図られています。今後の商業、商店街振興の方向を示す重要な法律が相次いでできています。一つは、平成10年にまちづくり3法の一つとして成立した中心市街地活性化法でありますが、この法律は従来の商業政策に限定されない面を持つ包括的なものではありますが、基本的には対象市街地の商業振興についての企画・運営を財政も含めて、自主的に運営するタウンマネジメント機関の設立とその組織が中心となった企画、事業の推進が中心に据えられております。また、平成11年には、中小企業基本法が36年振りに改正され、法の基本的な考え方がかつての大企業との格差是正や全体の底上げを図るということから、多様で活力のある中小企業の支援、つまり頑張るところを支援するという方向に大きく流れが変わってきています。ちなみに、11年11月に顔づくり事業に関連して、江別市も主催者となり開催されたまちづくりフォーラム inえべつで講演した札幌大学、千葉教授は、講演の要点として、商店街は、従来の手法にとらわれない付加価値やサービスの提供を工夫することによって、地域の生活コンサルタントとして重要な役割を担うことができると述べ、商店街の振興は、商店個々の魅力アップとTMOなどを通じた活性化のための組織的な取り組みこそが最も重要なことと述べておられます。さて、野幌駅前商店街についてであります。野幌駅周辺の商店街は、全市的に見て中核的機能を果たしているのだろうか。そして、市民はそこに中核的商店街として期待を寄せているのだろうかということがあります。作成途中の中心市街地活性化基本計画案によると、基本構想におけるセントラルスクエアの小売商業の店舗面積、販売額、従業員数は江別市内の約3割を占め、市内小売業の中心機能を果たしているとしております。しかし、この数字には、対象面積を240ヘクタールにしたことから、サティやヨーカ堂など大型商業施設も含まれており、これを除けば再開発の対象である野幌駅周辺の小売業が市内に占める位置はかなり低く、中心機能を果たしているということは言えないことは明確であります。このことは、顔づくり事業に関連して江別市が行った市民・大学生消費動向意向調査にも明確に示されております。すなわち、市民の80%、大学生の約90%は駅周辺商店街を利用したことがない、場所も知らないという結果になっている。当然のこととして、今後の利用意向も低い結果となっております。当該地区の商業者の実態と意向についても、江別市が商業者を対象に行った商業意向調査報告書に示されております。すなわち、訪問調査をした商業者のうち、後継者が確保されているのは3割程度と低く、半数以上が土地・建物ともに賃借で経営をしている実態から、営業継続意向は強いものの、現実的には経営の維持・拡大に不安定要素を大きく抱えているという実情にあります。また、この報告書で、商業者の方が自分たちの商店街に対してどのような考え方を持っているか。すなわち、自分たちの商店街に対する自己評価を聞いております。そこで、多数意見として挙げられているものはイベントやまちづくりに対する意欲が少ない。もう一つは、商店街の魅力は個店の努力が基本である。そして、もう一つは駐車場が少ない、駐車帯が欲しい。これがビック3であります。等でありました。私は商店街が地域の生活者の期待に積極的にこたえて、市民に支えられた商店街として振興されることは必要であり、その支援の必要性については認めるところであります。しかし、野幌地区の商店街については、全市的な中心的な役割を果たしている現状にはなく、商店主の多くは現状を改善するためには、自らの意識改革、組織的な取り組みが不足していることを認めておられる。また、大きな施策展開の方向や専門家のアドバイスを参考にすれば、野幌地区の商業を振興するためには、何よりも活性化を担う責任のある自主的な組織、TMOの組織化と自主的な計画づくり、そしてその着実な実践が先行されなければならないと考えるところであります。ついては、野幌駅前地区の商業の現状、そしてその位置について見解を伺います。また、商業施策の方向、専門家のアドバイス、商店街の商業者の意向を踏まえた商業振興に対する考え方をお伺いします。市は、平成9年に基本構想を策定して以降、10年、12年、13年にそれぞれ地元住民等に説明会や意見交換の場を開催してきております。そこで、住民から示された反応を追うと深刻な変化が見られます。すなわち、10年の説明会は5月の新聞報道、8月の広報えべつへの掲載を経て、市が初めて市民に直接説明する機会であり、今後計画を詰めるという説明に住民は聞き置くというスタンスでありました。12年1月から2月にかけて意見交換がなされましたが、対象地域を14ブロックに分けて行っておりますが、1,585人の対象者に対して出席は217人、出席率は14%と低く、批判的な意見もかなりありましたが、市の説明に対して、構想に賛成できるとする参加者が多数であったと市は総括しております。13年7月には、土地区画整理事業予定区域内の土地所有者等に説明会を行っております。対象者425人に対して参加は119名、出席率28%と低く、関心が薄いことが読み取れますが、そこで出た意見について次のように総括がなされています。すなわち、今後、一層少子高齢化が進み将来の人口減少が予想される中で、巨額の事業費を投資して顔づくり事業を行う必要性や財政負担について見解を問う意見が多かった。要するに、出席者からそういう意見が多かったということであります。そして、次に区画整理事業の手法や事業に伴う減歩や清算金等の個別の負担について認知度合いも低く、買収事業と考えていた。減歩の仕組みについて説明すると、土地が減ることや清算金の支払いについて抵抗を示す意見が多かった。そして、さらに近年の経済情勢や土地価格の動向から区画整理事業の成果となる利用増進に伴う土地価格の上昇には否定的で、経済情勢の悪化のときに、なぜ区画整理事業を行うのかなどという意見が多かったというふうな総括を行っています。このような参加した人たちからの反応に対して危機感を持った市は、同年の12月に再度説明会を行っています。しかし、出席率は22%と依然低く、参加者からはこのような話が出ています。すなわち、市は前回の説明会では住民の意見を取り入れながら進める、提示しているのはあくまで案であると言っていた。ところが今回は計画の骨子は変更しないという説明であり、このような市のやり方に怒りを感じると。そして、さらに住民の意見を聞いて変更していくという考えがないのなら、換地や補償等について幾ら説明をしてもらっても聞く意味がない。説明したという実績を残すために、住民をだしに使っているのかというふうなこと。そして、ある程度整理された現状の町で何の不満もない、なぜ区画整理をするのかなど、全体的に厳しい否定的な意見が多く出されています。私にはこれらの意見は至極健全な意見、生活から出た素直な意見だと思われます。顔づくり事業で、市が事業主体となって実施しようとしている区画整理事業予定区域内の地域の住民でさえ、顔づくり事業の必要性を理解できないでいますし、事業実施に伴う市財政への悪影響を心配している状況が明らかになっています。ついては、これら説明会で示されている地元の厳しい意向についてどのように受け止めておられるか、見解を伺います。さて、かねてから求めておりました行政改革大綱が改定され、行政改革を具体化するツールとして、行政評価については、15年度から本格導入に向けて12年度から事務事業についての評価を試行しています。それらへの具体的な取り組みを通じて、意識改革と具体的な事務事業、施策の見直しが進むことを期待したいのではありますが、現実は深刻の度合いを深めております。平成14年度の予算編成にはこう述べてあります。厳しい財政状況下にあって、時代に即応した施策・事業の見直しが必ずしも十分に進んでいない。見直しが進まなければ新たな行政需要に対応できないのみならず、本来、地方公共団体が行うべき基礎的な自治事務の執行さえも阻害するおそれがある。今後、積極的に施策、事業内容を点検し、限られた資源の有効活用を図らなければならない。これは現在の江別市の財政状況とこれまでの自らの認識に対する大きな警鐘であり、やむにやまれない悲痛な叫びにも聞こえます。私はそのとおりだと認識しております。心ある市の職員は同じ認識にあると思います。その認識に立って、今、職員は挙げて自分たちが行っている事務事業、施策の見直しを通じて、アウトカムまで考慮した質の高い行政サービスの在り方を検討、試行して、行政改革に結び付ける難しいチャレンジ、汗を流そうとしております。しかし、その一方で、見直し、改定が現実となっている総合計画のリーディングプロジェクトに位置付けられていることを唯一のよりどころとする顔づくり事業、この事業が見直し、再評価もされずに、多額の調査費をつぎ込み、500億円とも言われる途方もない規模で計画され事業化が進められていることは、私にとっては異様と言わざるを得ないところであります。平成18年度の収支ギャップ、先ほど申し上げた収支ギャップは24億円という大きな額になると見通されております。江別市の標準財政規模が約240億円でありますが、これをベースに試算すると、単年度収支ギャップが約48億円程度になりますと財政再建団体に転落することが見込まれます。顔づくり事業は江別市長の公約であろうとどうであろうと、その推進は市民が次の時代に期待する江別の都市像を形成する方向とは異なり、あえて推進することは市政を私することになるのではないかと思います。ついては、この事業の抜本的な見直しについて、市長の考え方をお伺いします。これで1回目の質問とさせていただきます。次ページ前ページこのページに関するお問い合わせ先議会事務局 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答弁 市長 小川公人(市長は2007年3月まで)

稲垣議員の一般質問にご答弁を申し上げます。まず、中期財政見通し並びに財政計画の策定等についてでありますが、平成13年4月に発足した小泉内閣は、国の財政状況が平成13年度末には国と地方を合わせた長期債務残高が666兆円に達する見通しから、財政が危機的な状況にあり、財政赤字の累増は中長期的に経済成長の阻害要因になるとの認識に立ち、財政改革に取り組む方針を打ち出したところであります。このことは平成13年6月に閣議決定された経済財政構造改革に関する基本方針として示され、重点7分野の推進と社会資本整備、社会保障制度、地方財政を中心とした見直しを行うことが示されたところであります。この第1段階として、財政の規律を取り戻し、歳出の合理化と効率化を進める原動力にしたいとの考えから、国債の発行額を30兆円以下に抑制するとの内容が示されたところであります。道路特定財源の見直しや地方財政制度の根幹をなす地方交付税制度の改革に伴う交付税交付金の削減並びに特殊法人に対する支出のカットなどはこうした考えに基づいているものと考えております。市の対応としては、交付税特別会計借入金の累増から、交付税制度の破たんの懸念は早くから持っていたところであり、市の財政が交付税に依存する割合が大きくぜい弱な面があるとともに、制度の破たんは市の財政基盤を失うとの危機意識を持って、平成12年度を財政健全化元年として財政の健全化に取り組んできたところであります。しかし、こうした改革の流れは、平成13年7月の地方交付税の算定結果が予算を大きく下回ったことから、より一層の危機感をもって、平成13年3月に報告した中期財政見通しの修正を余儀なくされたものであります。このため、平成14年度は予算編成作業を早める計画だったこともあり、一連の作業を進めるため、平成13年8月に今後の市税の決算見通しや状況、国の景気動向や地方財政全体の動向等を踏まえ、13年度予算をベースにして、平成14年度から平成18年度の5年間について財政見通しを見直しすることといたしたわけであります。この内容は、平成13年度の地方財政制度を前提に、市税の伸び率は経済財政諮問会議の基本方針に基づき、平成15年度まで0.5%、平成16年度以降2%と推計し、交付税も地方財政計画の見直し等から1兆円を超える削減が計画されているとして、また基金の繰入れなどの補てん措置を行わないものとして推計するとともに、既に計画されている施策や事業を踏まえ推計し算定したところであります。この結果、議員ご指摘のとおり、行財政診断の中間報告として所管の委員会にお示しした収支不足の状況となったものであります。市といたしましては、行財政診断を受ける中、行政改革大綱の考え方や中期財政試算に基づく見通しを踏まえ今後の対処方針を定め、財政計画に基づく財政運営を進めることが必要と考えていたものであり、こうした認識の下、今一度財政の健全化、効率化、適正化の実現を再確認するとともに、世代間の公平を図る観点と日々変化する社会経済情勢に即応した財政構造を構築する観点から、現在の行政サービス費用は将来の世代に先送りすることなく、現在の税収等で賄うことを財政運営の基本とすることが重要なことと考えております。したがって、策定を予定している中期財政計画期間における具体的な財政運営方針は、第1に、財源の充実確保では地方税収の確保、税源のかん養、受益と負担の明確化、遊休資産の処分等を行うことであります。第2に、経費の効率的活用と重点化では財政状況の積極的公開、バランスシートや行財政診断の活用、行政評価と予算の連動、そしてより効率的で柔軟な事業運営の推進を図ること。それから、第3に、市民と連携した行政を推進すること。これを基本にしたいと考えております。また、策定する中期財政計画には、平成14年度予算並びに地方財政計画等をベースに推計しており、目指すべき目標数値として、目標年度での経常収支比率を80%以下とするほか、投資的経費に係る市債発行額を計画期間内一定額に抑制することを考えております。なお、策定が完了次第、所管の委員会に報告させていただきたいと考えております。策定する財政計画は将来予測であり、一定期間の行政活動の指標という性格を持っておりまして、一定の仮定条件の下に試算した見通しに基づき策定されるため、確度の高い推計というのは困難な面があります。しかし、財政そのものが計画を離れては、健全性、効果性を保てない状況にあることから策定することとしております。今後とも、財政運営環境の厳しさから、財政計画の定着化に向け努力するとともに、引き続き行財政改革を推進し、次期総合計画に向け健全な財政を引き継ぐことに努力をしてまいります。また、より良いものに改良をしていきたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。次に、市民アンケートでありますが、市民アンケートは社会環境の変化に伴う市民意識の実態把握と、市民意見や提案等の民意を次期総合計画の都市ビジョンや基本政策、施策の方向等の骨組みづくりに反映させるため実施したものであります。将来都市像については生活機能都市、政策については医療・福祉や環境等の分野に高い関心が寄せられており、高齢化と人口減少という時代の流れの中で、市民に身近な事柄が機能的にカバーされた都市を望んでいるものと受け止めており、このことは21世紀初頭のまちづくりの指針である次期総合計画策定の基本ベースとして認識していかなければならないものと思っております。次に、野幌駅周辺の駅機能についてのご質問でありますが、まずこの江別の顔づくり事業は、江別市の都心づくりとして都市空間の快適性や魅力ある生活都市を形成するため、市民とともに作り育てるまちづくりであります。これは21世紀の新しいまちづくりとして、市民が自らのまちに誇りと愛着を持てるような江別を実現し、まちの持続的発展に寄与するものであるとも考えております。そこで、駅の利用者にとって備えるべき基本的な機能についてでありますが、駅を含む駅前周辺の機能としては、駅に集まる交通を円滑に処理するとともに、鉄道とバス、タクシー、自動車、自転車など他の交通機関との交通結節点機能の充実が基本的に必要であると考えているところでありますし、稲垣議員からもありましたけれども、野幌駅の利用者の大半が徒歩あるいは自転車の利用が多い現状を考慮いたしますと、例えば自転車駐輪場は駅近くに配置するなど、歩行者にとって優しい利便性のある施設整備が必要と考えております。また、駅は不特定多数の人が早朝から深夜にまで利用する極めて集客性の高い施設であり、様々な機能立地の可能性があると考えているところであります。しかし、現在は単なる交通機能を満たすだけで、多くの駅利用者が通過するにもかかわらず、まちの魅力づくりという観点からは余り重要視されていないと感じているところであります。このようなことから、駅は単に交通機能の充実のみではなく、市民が集い、憩い、活動できる都市空間としての役割もあると考えますことから、駅とまちが一体化となったまちづくりが必要であると考えております。この江別の顔づくり事業におきましては、鉄道高架事業に合わせ、駅舎及び周辺のバリアフリー化や南北地域を結ぶ自由通路の設置、高架下空間の有効利用、そして市民交流空間など、魅力ある空間を創出してまいりたいと考えております。次に、野幌駅前地区の商業の現状などについてでありますが、現在この事業に関連いたしまして、中心市街地活性化基本計画の策定に向け、平成12年度から学識経験者、商業者、行政機関などの委員からなる中心市街地活性化基本計画策定委員会を設立し、議論を重ねているところであります。この計画の策定に当たっては、商業等の活性化と中心市街地の整備改善を一体的に進めようとする地区が法の要件として求められているものであり、この計画を策定することにより、事業に対し国などの支援が得られることとなっております。そこで、現状認識でありますが、都心地区は大型店も集積しており、商業的にも市内の中心的機能を果たしている地区であると考えておりますが、このうち野幌駅前地区の商業ゾーンは地域特性として飲食店が多く、物販系の店舗は少ない状況であり、商店の販売額も伸びず、地域全体が大変厳しい状況にあるものと認識しているところであります。また、一方では、まちづくりと連動し、市民の方に喜ばれる魅力ある商店街の形成に向け、商店街を初めとしてボランティアやサークルなど商店街を舞台にした地域と連携した様々な取り組みが生まれてきております。次に、商業振興に関する考え方でありますが、市内に大型店が進出し、また札幌市の郊外にも多くの大型店が出店する現状において、江別の商業に求められることは、単に利便性のみを提供することではなく、基本的には市民が期待する商品やサービス、そして魅力ある都市空間などを提供することもこれからは必要であると考えるところであります。商店街の振興に当たっては、地域を支える生活支援機能を望む声もあることから、これらをいかに実現させ発展させていくかもまちづくりの重要な要素の一つであろうと考えておりますが、それは商店街がこの地域住民とともに歩むことを意味するものであると考えています。また、地域と一体となった商店街づくりは息の長い取り組みが必要であり、多くの時間を要するものであると考えております。いずれにいたしましても、この商業の振興については、これらの認識に立って商業者自らがまず取り組んでいくことが必要であり、市民に喜ばれ、にぎわいのある商店街形成に向け、地元で議論を重ねる中で、方向性が生まれてくるものであろうと考えておりますが、今後は高齢化社会などを念頭に置いた商業振興などの観点も生まれてくるものと考えております。市といたしましても、高齢化社会、生活機能の成熟した社会などを念頭に置きながら、この中心市街地において、鉄道高架事業、土地区画整理事業、関連街路事業など、市街地の整備改善と商業等の活性化とを一体的に取り組むことが必要であろうと考えておりますことから、この事業に関係いたします方々の理解をいただきながら、地域との連携を図り進めてまいりたいと考えております。次に、地域説明会での意見の受け止め方ということでありますが、江別の顔づくり事業を進める上では、住民合意、財源の確保など様々な問題がありますが、基本構想の段階から市民、住民の方々にご説明し、意見、提言などをいただきながら計画を進めてきたところであります。特に、土地区画整理事業につきましては、道路、公園等の土地での負担と建物の移転等、将来の生活に直接影響がある事業でありますので、説明会で多くの意見が出されたものと受け止めているところであります。したがいまして、今後とも、市民の皆様と行政が一体となった協働によるまちづくりを基本といたしまして、住民説明会等を通じ、減歩、換地、補償等の心配されている事柄について一つひとつお答えし、1人でも多くの方の合意をいただくよう努力してまいりたいと考えております。特に、減歩率につきましては、個々の数字を提示することは今の段階では難しい面がありますが、ブロック単位でのおおよその減歩率を示すことも考えており、関係する方々のご理解をいただく中で手続等を進めてまいりたいと考えております。次に、事業の抜本的な見直しについてでありますが、この事業は都市構造上の中心において江別市の中核をなす魅力的な都心地区の形成を図るものであり、JR函館本線で分断されている南北地域の一体化とコンパクトな市街地形成を図るものであり、既成市街地の充実、活性化を図るものであります。その中で、鉄道高架事業は、平成8年に設立されました鉄道連続立体高架の実現を目指す議員連盟の方々や、平成9年に設立されました野幌駅周辺まちづくり促進期成会などの方々のご努力によりまして、平成13年度から連続立体交差事業の補助調査が実施されるなど、事業の実現に向けての熟度が大きく高まってきております。今後も、土地区画整理事業、関連街路事業などの住民説明会を鋭意進め、これらの都市計画決定に向けて努力をいたしますが、現在、現計画について事業規模や事業手法、事業の平準化などについて検討しているところであります。このような中で、私はこの事業については昨日も春日議員に申し上げましたが、江別市の都市規模、あるいは財政規模を十分念頭に置きながら、江別の身の丈に合った計画案とし、鉄道高架事業、土地区画整理事業、関連街路事業などの事業を一体的に進めるため、国・北海道などの協力・支援をいただきながら、江別市のまちづくりを進めることが必要なことであると考えておりますので、市民並びに議会の皆様方のご理解をいただき、市民と協働の下に事業の実現に向け最大限の努力を重ねてまいりたいと考えております。以上であります。

再質問 稲垣良平

2回目の質問をさせていただきます。中期財政見通しに、その前に、質問に対して私明確に答えていただきたいので、語って、ここから質問ですよというふうに申し上げますので、正確にメモをとってきっちりと答えていただきたいと思います。まず、財政見通しについてであります。要するに、昨年3月の中期財政見通しを昨年8月に見直した。そして、それが行政診断の報告の中に盛り込まれたと。そして、なお財政計画の策定も含めて見直しをしているというふうにご説明があったと思います。今、その財政計画を策定中の状況というものを当然のようにして、あたかもそれが当然だというふうに言われますが、昨年の4定では、平成14年度予算に反映できる時期までにその作業を終わらすというふうにおっしゃっていたということが一つあります。予算審議、この議会というのは14年度の予算全体を審議するわけであります。この重要なファクターである財政見通し、それを昨年8月に見通しておられるけれども、私どもには何ら報告もされてはおりません。それから、この重要な財政計画、後れていることを当然だというふうにおっしゃる。それから、8月に見直したやつを私どもは何ら知らされていない。それで予算審議をしなきゃならない。やはりここはなぜそういうふうな、知らせても知らせなくてもいいんだというふうな判断をなさったのかお知らせいただきたい、これが1つ目の質問です。なぜ、今までご報告がなかったのかということ、それが1つ目です。それから、2つ目です。ちなみに、現在策定中の中期財政計画の基礎になるその中期財政見通しについて、既に数字については試算されているというふうにも聞いておりますが、その試算結果を概要で結構ですからお示しいただきたいと思います。3つ目です。さきの質問では、私は言ってみれば、現状から次期総合計画に健全な財政を引き継ぐというふうに、それを目指す、そういうふうにさきの財政見通しではおっしゃっていましたが、その基本線というのは現在の状況からして大丈夫なのかとお聞きしたわけです。努力するというご答弁でしたけれども、行政診断の結果でも平成18年度に驚くなかれ24億円という単年度ギャップが生じるというふうになっている。その後の状況はさらに厳しい。じゃ、努力する。それはそれで結構ですけれども、現状は本当にその次期総合計画に健全な財政、健全な財政というのは、言ってみれば借金がないということですわね。大丈夫なんですかというふうに聞いてるんですよ。明確な答弁をお願いします。借金じゃないですね、単年度赤字ですね。すみません。それから総合計画、次期総合計画の将来都市像、これは市民のアンケート結果をしっかり認識していかなければならない、総合計画のベースとして、そういうふうに言っておられます。それで、しっかり受け止めていただきたいと思います。次に、駅の機能についてであります。顔づくり事業に関連して。顔づくり事業を実施する必要性について今の答弁では「駅は不特定多数が利用する極めて集客性の高い施設であるという認識から」、要するにもう次の計画への根拠となっているわけですね。だから、言ってみれば、いろいろな機能の立地の可能性がある、だからやっていくんだという論の進め方です。しかし、野幌駅の利用は主に札幌などに通勤・通学する特定の目的のための特定の人々が利用する駅であります。その割合が極めて高い。一方、不特定とする一般客というのは明らかに減少をしてきているんです。加えて定期的利用者も減少してきている。総体、そして一般、二つの性格を合わせたやつは全体として平成9年以降減ってきている。これらのことから、野幌駅は不特定多数が利用する極めて集客性が高い施設であるということは、実態とは大きく、その認識というのは実態と大きく異なるというふうに言わざるを得ない。道内の、あるいは府県の都市のうち、地域の中核都市と言われる都市では、社会経済上の後背地を持って、駅は不特定多数が行き交うという一般論は成立する。しかし、江別市内の駅というのは都市の構造から一般論は当てはまらないというふうに考えるのが妥当だというふうに思います。仮に、市長がおっしゃるように、集客力が高い、現実にそうだとする。そうしたら、それは必ず商業的な利用がなされるべく既にご心配のないような商業集積がなされているはずであります。駅は不特定多数の人が早朝から深夜まで利用する極めて集客性の高い施設であるとする一般論を根拠に、様々な機能立地が可能であるとして顔づくり事業を行うとするシナリオというのは、駅利用者、駅周辺における商業等の集積の実態から見て非現実的であります。ついては、シナリオの原点である野幌駅を指して、集客性の高い施設であるとする認識は正しいとお考えになる場合、改めてその根拠を示していただきたいと思います。これが4番目の質問です。単なる交通機能を満たすだけではなくというふうにおっしゃいますが、野幌駅とその周辺はそのこと、すなわち駅の利用状況と今後の見込みから交通機能を発揮するに必要な整備が第一義的に重要視されるべきであります。単なる交通機能の充実のみでなく、市民が集い、憩い、活動できる都市空間としての役割も考えられますとおっしゃいますが、市政の主人公はこの都市の性格上、分散された住宅地に住んで、それぞれの地域に、市はですよ、これまで、集い、憩い、活動できる公共施設も配置してきている。そのための多額の投資もしてきている。さらに、今後高齢化が進行して、地域の問題は地域で解決しなければならない状況、より分散化した対応というものが必要になってくる。それは目に見えております。ここからは5番目の質問です。ついては、活動できる都市空間を作ろうという考え方は都市の発展計画、今後見込まれる市民ニーズを考慮すれば、実態に合わないと思います。市長の考えをお伺いします。次に、商業の現状と位置についてであります。市長は、野幌駅商店街が中心機能を、私は先ほどの質問で、野幌駅商店街というのは中心機能を果たしているかということをお聞きしたんです。それをセントラルスクエア、サティもヨーカ堂も入れた。それで、言ってみれば中心機能を果たしているというのはすり替えです。私が聞いたのは、野幌駅商店街が中心機能を果たしているかということです。再度、認識をお伺いします。これ6番目です。次に、事業を推進する根拠として、商業振興ですね、商業振興と絡めて事業を推進する根拠として、市民が期待するサービスを提供することを挙げておられますが、それは先ほど来申し上げているように、商業が地域で生きる上での当然のことであります。厳しいかもしれませんけれども、商業者自らが自らのこととして取り組むことが基本であると、そこが基本であります。そのような商業者が集積された所に魅力ある都市空間というものが生まれるということがあるならば、それで結構だと思います。ちなみに、じゃ、江別の市民がどういうふうに考えているか。私は平成12年で市民生活意識調査をずっと分析してみました。市民生活環境意識調査で、商業の振興を施策として望む割合は、全市的には平成2年に27.1%でした、27.1%。それを地域別に見てみますとえべつ地区、あの駅のある地域ですね。あそこは43.5%で平均を大幅に上回り、高かった。江陽地区62.2%、上えべつ地区39.1%、文京台地区31.7%と高い一方、のっぽろ地区は16.7%で最も低かった。これはそのとおりになっているんです。そして平成5年の調査、それから過ぎた。調査項目が商店街の振興という項目が消えて、商業の振興というふうに変わりましたけれども、それを施策として求める割合は全市的には15.5%でした。これを高いところを見てみますと、江陽地区が33.3%、上えべつ地区が26.2%、えべつ地区が23.2%。やはりそうすると、その要望が高いのは平成2年の調査結果とほぼ一致しています。江陽地区、そうでしょう。そして、そのときにえべつ地区の要望は10%です。これも最も低かった。このような結果。これはほかでもない、言ってみれば江別市が市民を無作為に抽出して調査した結果です。のっぽろ地区の住民が商店街の振興、あるいは商業の振興を施策として要望している割合は低いんです。そして、確かに要望していることは事実でありますが、その要望レベルというのは他の施策よりも低いレベルなんです。今のこの事業への取り組みというのは、サービスの提供者、その要望、提供者の要望、その考えを中心にして構築されているのではないでしょうか。我々の市民社会においては、サービスの受け手、ここの調査結果から示されている受け手の考えというものに沿ったものが重要視されなければいけないというのは言を待たないと思います。このような状況から、次から質問に入ります。このような市民の意向、これは市がやっている調査です。1回じゃない、2回とも同じ結果です。市が進めようとしている市民の調査の結果と今市が行おうとしている商業活性化を顔づくりで一体的に進めるということのギャップ、私はギャップが大きいと思います。それをどのように受け止められるかお伺いをします。それから、次は説明会のことです。確かに、基本構想ができてから地元に対する説明会が行われてきています。しかし、先ほども申し上げたように「市は前回の説明会では住民の意見を入れながら進める、提示しているのはあくまで案と言っていた」、そういう指摘があったというふうに先ほども指摘しました。それから、住民の意見を入れて変更していくという考えがないのなら、こんなのやっても仕方ないという意見もあったということは先ほど紹介した。多分これは市が示している構想案についてのことであります。私自身も不思議に思っています。そこで、お伺いしたいと思います。いつ、どのような手続を経て基本構想案の案がとれたのか。すなわち、基本構想を正案とするに際して、住民の声はどのように反映されたのか、明らかにしていただきたいと思います。市長は、その減歩率などのことについて、もっと関係者や住民の理解を得たいというふうにご答弁なさいましたけれども、説明会で出された住民の声を見てみますと、問題は市が事業主体になって進めようとしている区画整理事業自体の必要性というもの、これが全く理解されていないということです。私もそのように思います。理解できないです。かつて、建設部から、社団法人日本土地区画整理協会が発行しております公共団体施行等土地区画整理事業に関する資料というものをいただいて読みました。そこには土地区画整理事業を行う場合はこんなときですよというふうに書いてあります。無計画なまちづくりはこんな結果を招きますよ、だから土地区画整理事業をやって計画的なまちづくりを進めましょうというタイトルなんです。じゃ、それはどんな例なのかと。住宅地として整備されていない土地を放任しておったら虫食い的に家が建ちますよと。それを阻止しましょうと。道路が整備されていないのに住宅が無秩序に建ち始めますよ。これをさらに放置しておくとますます密集して手がつけられないほど生活環境は悪化しますよ。だから区画整理事業やりましょうと。入り組んだ道路に家がばらばらの向きで密集しています。道が狭く曲がりくねっていて見通しが悪く危険で、公園も広場もありません。そういうような所を区画整理してやりましょうというふうに書いてあります。こういう所を要するにやろうというお話なんです。じゃ、私どもが今対象としようとしている、市が計画している当該地区は都市計画に基づいて住居系、あるいは商業系の用途区域がきちっと指定されて、そしてそれに基づいておって、無秩序な土地利用の形態にはなっていないじゃないですか。道路も公園も確保きちっとされている。説明会で市民からいみじくも出ている、ある程度整理された現状の町で何の不満もない、なぜ区画整理をするんですかという質問が出ている。これは当然のことです。基本的な、私はこの当該地区に土地利用上の区画整理をする必要性というものが、基本的な問題があるとは思えない。そこで、どうして区画整理事業を行う必要があるのか。私はその基本的な要するに課題というものを、事業に取り組まなければならない課題というものを明かにしていただきたいと思います。これが9番目です。それから、抜本的な見直しに関してです。私はこの議会でも市長がおっしゃっていること、それからこれまで行政改革に関連して、行政評価に関連しておっしゃってきていることと大きな矛盾があると思います。思い出すのは3丁目歩道橋のてんまつです。市長はさきの4定議会で3丁目踏切のその陸橋についての有効性について質問を受けました。1回目の答弁で「高齢者や体の不自由な方々から利用しやすいスロープなどこう配の緩やかな歩きやすい構造にするよう、自治会、市政懇談会、さらには市長への手紙などで要望をいただき改善をしてきました。以前から国庫補助事業で実施すべく国に要望してきておりましたところ、平成11年度に事業が認められ着手したところであります。今後、人口の増加が見込まれますことから、この歩道橋は将来的にも必要な施設と思いますし、通勤・通学、あるいは市立病院利用者等にもご利用いただけるものと考えております。そして、行政の執行に当たりましては、今後も引き続き市民の声を大事に受け止め、大所高所から選択判断に努めたい」と強弁しております。しかし、その後、再度その有効性を問われると、「正直申し上げましてというか率直に申し上げまして、非常に難しいジレンマ、一言でなかなか言えないジレンマが率直であります。本当に要らないかと、非常に微妙な中で正直言ってジレンマ、じくじたるものが」、うんぬんかんぬん。要するに陸橋は造ったけれども、結果として利用されない実情を承知するに当たって、事実上失敗したなということを認めざるを得なかったというふうな状況をお話になっています。これはいわゆる自治会、市政懇談会等から要望があった。その有効性について十分検討もせずに自信はなかった。しかし、一方で国に補助を頼んでいたら予算化されて事業を実施した。事業実施に際していろいろな意見も取り入れた。しかし、出来上がってみたら心配していたとおりうまく有効性が働かないというシナリオ、ストーリーです。私はもうこういうことはやめなければならないと思います。先ほども述べましたが、北大の宮脇先生に委員長になってもらって行政改革大綱を作ったと。そして、そのことを今回の施政方針の中では真っ先に言及しておられます。すなわち成果主義の立場から、行政活動を評価し、施策の重点化と再構築を図り、行政資源の効果的な配分に努める。そして、さらに市長はかつての議会で「聖域なき見直し」「ゼロベースからの見直し」、そういうことも発言してきておられます。また、江別市が頼んだ行政評価の中間報告、非常に厳しい中間報告だと私は思います。政策・施策事業の進行管理に関して、課題としてこう取りまとめが行われております。町の方向性が可能性から判断して絞られておらず、あれもこれも実施するため、江別市の経営資源の注力方向が見えず、経営資源の集中化による成果創出ができていない。これは江別市が頼んで評価してもらった結果なんです。最終的には多分こういうことになるでしょう、中間報告ですけれども。この中間報告というものを承知の上で行政改革に取り組む、行政評価を行う、そういうふうに言ってきておられるんです。私はこのような経過をしんしに受け止めれば、おのずから方向というものは明確になってくると思います。本年度の予算で目を引いたのは、介護保険特別会計への繰出しの増加であります。先ほどの市長答弁にもありましたように、本年度1億円を超える大幅な繰出金が増加しています。今の14%程度の高齢化率の中で、そういう歳出の増加、それはもう給付費の12.5%は法律でもって市が負担しなければならない。じゃ、これが10年たったらどうなるのか。高齢化率は20%を超える。後期高齢者の数は今の1.8倍になる。そういうふうな見通しであります。そうすると、これは当然増として大きな財政負担というものが一般会計にかぶってくる。私はこういうふうな状況というものを深刻に受け止めて、これに対する今後の備えというものをやっていかなければならないと思います。このようなことから、基礎的な自治事務に影響を及ぼしかねない。生活都市である江別市にとって必要性が私は希薄だと思う。その顔づくり事業が抜本的な見直し、再評価もされずに、実施に向けて動いているということは極めて不自然だと思います。ついては、抜本的な見直しもせず、これが今まで今回の議会でも前の議会でも、行政評価、行政改革、財政の健全化、そして次の世代に負債を残さないという先ほど来の基本的な考え方に照らして、この事業を進めることができるという根拠を再度明らかにしていただきたいと思います。以上で2回目の質問を終わります。

答弁 市長 小川公人(市長は2007年3月まで)

稲垣議員の再質問にご答弁を申し上げます。私は、今、稲垣議員の質疑を聞かせていただいて、特にご質問を聞かせていただいて感じていることは、こういう少し長期ビジョンといいますか、こういう大きな課題に取り組むとき、先人、先輩方というのはすごいなというのが最初の私の印象であります。例えば、あの当時、市役所が江別駅前の農協の所にあったんですけれども、あの時代でも、この場所に市役所が移るというときにはどんな議論があったか。きっと恐らく既存の商業者、いろいろな関係者がどれだけ市役所がここに移ることによって、あの当時はものすごい原っぱだと思うんですね。そういう中で、あんな所に市役所を持っていくなんていうのはということで、きっとそれこそけんけんがくがく議論があったと思うんです。それでも江別の将来を考えて、いろいろな議論を乗り越えて、今日は皆さんどなたも不思議に思わないで、ここにあるのが昔からあったがごとく当然のように見ておりますけれども、大きな一つのまちづくりを進めるということには確かに既存の皆さん方のいろいろな現状における反応というのがある。そういう中で、乗り越えてこられた。あるいは、この国道12号も、かつては随分とくねくねと鉄東線側の方にあったり、上がったり下がったり随分曲がっていましたけれども、今日の形になるまでにどれだけ既存の周辺の沿線の人たちの反対にあったことかと。いろいろそのことを思うと、先人たちも、先輩たちも苦労されたんであろうなと、そんなふうにつくづく思うわけでありますが、私はこの江別の顔づくりにつきましても、やはりそんな簡単なことと思っているわけではありません。特に、この更地のところでの区画整理事業、それでも最高減歩率が7割を超える減歩率の区画整理事業がこの江別の中で、今も進行している中であるわけです。ましてや、こういう密集した中での区画整理事業なんていうのは、その10%でもとても至難、そういう困難なことは分かっておりますけれども、しかし、私はやはりこの顔づくり事業、取り分け鉄道高架というこの課題は、やはり子供たち、あるいは孫の代に必ずその時代に、ああ、先輩たちがやってくれたといってきっと感謝してくれるだろうと。必ず都市基盤の整備としてはこれはどうしても避けて通れない。今日の中でも、1日に6時間半も渋滞の状況のこの平面交差という中での問題点というのはどうしても避けて通れない。そういう中で、たまたま国はそれだけやってくれるというか切り離してやってくれるんであれば、これは私どもとしてはもしかしたらそれだけで済ませたかもしれませんけれども、やはり国もこれだけの巨費を投じるとすればまちの活性化と一体でなければならないと、こういうことでセットになっているわけでありますけれども、たまたま当初から500億円と言っていますけれども、これは全く当初の大枠でありまして、どれだけこれを、この財源を縮減をして、あるいはいろいろな見直しする中で、身の丈というのはそういう意味で、まだまだ現実的なものに仕上げていかなきゃならない。こういうことで、そのままではありませんけれども、やはり基本的にはどうしてもこれは私は取り組んでいきたいと、こんなふうに思っておりますし、手続的に申し上げても、これは率直に申し上げますけれども、鉄高議連という皆さん方の議員連盟の組織が、この中には稲垣議員も入っているんです。メンバーにはちゃんと名簿には載っています。ですから、私は戸惑うばかりなんですけれども、こういった形の中で解散されましたけれども、これは発展的に、今の駅の特別委員会、こっちの方にある意味では発展的に移行された。そういう中では、所管委員会あるいはこの駅特の中で逐次報告をさせていただいて、中身の面ではもっともっと懸念されることはあっていいと思うんですよ。大きな骨格では皆さん方の支援の中でこれは進んできているものと、こんなふうに思っておりまして、この点は本当に百年の大計ということでは、是非とも議員の皆さんの力を借りなければ、これから市民の皆さんにまだ情報が足りないところもあるかもしれない。あるいは自らの利害に関係することですから、私は市民の皆さんにももうぎりぎり100%のうち9割、自分の利害のこと言っていただいていい。だだ、そのうちの1割はやはり将来のまちづくりということもあるんだということはちょっと頭の隅に置いておいていただきたいと、そんなお願いをしておりまして、意見が出るのは当然であろうと、こう思っておりますが、何とかその中でコンセンサスを得て、一つの道筋を作っていきたいと、こう思っておりますので是非ともご理解を賜りたいと思います。それから、予算、中期財政について申し上げますが、これは所管委員に報告をさせていただくことになろうかと思いますけれども、その点の基本的なことでご質問いただいておりますので、改めて申し上げたいと思いますが、骨格というか大枠のところを申し上げたいと思いますが、今回お示しするこの財政計画の前段で行った財政見通しについては、平成14年度予算をベースとして、今後の財政需要や国の経済見通しを考慮し、今後何ら対策を講じなかった場合ということをまず想定した中での推計でありますけれども、その結果、平成15年から18年までのこの4年間においては39億円ほどの収支不足が予想されます。それから、これに対応するため収支の財源対策でありますけれども、この財政の基本方針で申し上げましたけれども、まず市税収納率の向上、適正なコストで利用者に負担をいただくという受益者負担原則の徹底、そして遊休資産の売却、さらに特定目的基金の活用等、これによって約22億円を生み出す方向というか目標を立て、行政改革の推進、あるいはこの経常経費の徹底した見直し、投資的経費の選択と集中によって17億円ほどの歳出縮減に取り組むことといたしております。いずれにいたしましても、この歳入見通しが厳しい中、市民サービスの質的向上を目指し、財政の健全化に向けて努力してまいりますのでご理解を賜りたいと存じます。以上です。

再質問 稲垣良平

私は10項目設問させていただいております。今、具体的にお話あったのはそのうちの一つです。

答弁 市長 小川公人(市長は2007年3月まで)

私はそれぞれの項目について総括的にご答弁をさせていただいたつもりでいますので、よろしくお願いいたします。

再質問 稲垣良平

私は総括的に答弁ということは認められません。1個1個、言ってみればあらかじめ申し上げたつもりです。1個1個メモをして答えていただきたいということはあらかじめ、一番初めに申し上げた。いいですか、その思いだとか、そういうものを何ぼおっしゃったって、私どもは市民に対して責任がある。そのためには、これを取り巻くいろいろな環境について把握して、それをベースにして客観的な判断をしていく。そういう作業がある。そういう作業を通じて、市民に説明する責任を果たしていく。それが求められているんじゃないですか。そういう意味で私は個々の設問をさせていただいた。それをここで言ってみれば総括的にやったからいいんじゃないかという論は通らないと思います。議長、そういうふうな議事の進め方はおかしいと私思いますので、議長からしかるべきご指導をお願いします。その上で、その答弁を聞いて3回目のをやります。

答弁 市長 小川公人(市長は2007年3月まで)

ありません。

再質問 稲垣良平

質問した個々の項目について、私は先ほど申し上げたように市長は説明をする責任があると、市民に対して説明をする責任があると。それを果たしてもらうべく、昨日、今日それぞれの議員がそれぞれのテーマに関する質問をしているわけです。それにもかかわらず、かつての先人は偉かったという話で、総論でもって以下省略ということは私は断じて承服しかねます。自ら今まで市長が協働だとか市民とともにだとか、連携してだとかアカウンタビリティだとか、そんなことをおっしゃってきたじゃないですか。だれが言ったんでもない、執行方針にもそういうふうに書いてあるじゃないですか。それに対して口をつぐんでしまうというのは僕はおかしいと思います。責任を果たしていないです。3回目の質問をさせていただきます。私はまず、3回目の質問のまず第1に、そういうふうな対応で市長として説明責任が果たせることになるのかどうか、まず第1点伺います。(「関係ない」の声あり)大ありじゃないか、今までの経過からいったら。まず、それをお伺いします。第2点目、先ほど単年度収支が39億円に達する、何もしなければという前提。しかし、現時点において、補てんし得る基金、自由に使える基金おおむね30億円。やっちゃえば言ってみれば、単年度使い切っちゃうということですよ。そういう状況にあるんです。税金の収納率アップに努める。今までも一生懸命やってきて、収納率上がってきていない。むしろ下がってきている。それが現実じゃないですか。一番初めの対策として掲げた収納率のアップをする、努める。努めるとおっしゃってもそうはなっていかない。経済情勢がこういう状況にあるだけに、そのことが難しいのは皆さんご承知のはずです。市長だって分かっているはずです。そういうものを掲げて頑張りますと言ったって、それは担保が出ないでしょう。先ほど、財政の中期見通しで、行政改革、宮脇先生が委員長になってお作りになった。その宮脇先生が最近雑誌にレポートを書いておられる。地方財政が最も厳しくなるのは6年後の2008年、それは内部要因と、国内の要因と国外の世界の要因と二つに分かれるけれども、その結果として一番厳しくなるのは2008年というふうに指摘しています。そして、こういうふうに結論付けております。地方自治体の歳入不足が深刻化して、破たんする市町村すら出現する可能性が高まっている。地方自治体の関係者の間には、財政再建団体という国の管理下に置かれる危機感がようやく現実味をもって受け止められるようになってきたとも言える。対策が間に合うかどうか、いよいよ時間との競争に入ってきている。そのことをどの程度認識して、その認識に沿って昨日来おっしゃっている行政改革、それを具体的に進めるための行政診断、財政の健全性、規律性を守るためにそれらに一生懸命取り組む。そのことをずっとおっしゃってきている。であってみれば、早くからおっしゃっているように施策というもの、予算というものをゼロベースで考える。聖域なき改革を進める。そのことを自らおっしゃってきているじゃないですか。そうすると、当然のこととして、今の顔づくり事業についても、見込まれる厳しい時代に向かってどうあるべきか再評価をする。そのことは当然じゃないですか。私は3回目の質問として、1点目、アカウンタビリティを果たしていることになっているのか。2番目、今申し上げた見直し、それをするということが必須の条件、必須のことではないかということについて再度見解を伺います。

答弁 市長 小川公人(市長は2007年3月まで)

第1点目のご質問でありますけれども、アカウンタビリティということでありますが、いずれにしてもそれぞれ稲垣議員、10項目と、こういうふうにおっしゃいましたけれども、包括して答弁をさせていただいたということで、それは私自身は、いろいろ個別の細部の話がありましたけれども、包括してお答えする形で答えられるだろうということで答えさせていただきましたので、そう受け止めていただきたいと思います。それから、単年度、この担保の問題ですけれども、先ほど私はこういう財政計画、見通し、常に動くわけですよ。決して、ですから先ほどお答えしたのは、この財政計画というのは将来の予測であり、一定期間の行動活動の指標という性格があって、したがってこの一定の仮定条件の下で試算した見通し、ですからどうしても確度の高い推計といっても限界もありますよということを申し上げてきた。だけれども、だからどうでもいいと、こういうことにはならないということで、私はやはり財政そのものがこの計画を離れてはその健全性とか効率性とかそういうものが保てないということで、当然にそのことによって自らを律する形のことをしなければならないと。担保と言われても、厳密な担保ということにならない。あくまでもそういう判断でやらせていただいているということでご理解をいただきたいと思います。それから、どの程度の認識かということ、行政改革については、これは私も委員会の委員長さんをやっていただいている北大の宮脇先生、私も随分と感銘を受けておりまして、そのことの宮脇先生の本も読ませていただいて、本当に行政改革、腹をくくらなければならない。あの先生の言葉の中に知識、見識、そして胆識という言葉があると。それはさらに本当に胆の知識と書いて胆識だと。問題は、ただ見識だけでも済まないと。本当にこの改革をやる、胆に据えてやることが大事だと言われていることも私なりにかみしめておりまして、今後本当に厳しい情勢の中でありますけれども、全力で改革に取り組んでいきたいと、こう思っておりますのでご理解を賜りたいと存じます。以上です。

出典:江別市議会 平成14年第1回定例会 2002年3月12日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる