みんなの議会

美幌町議会 令和5年第7回定例会 2023年12月12日

(1)危機管理行政について/(2)教育行政について/(3)町有地の植林について

2023年12月12日、美幌町議会の一般質問で、大原昇議員が「危機管理行政について」「教育行政について」「町有地の植林について」について質問し、町長 平野浩司、教育長 矢萩浩が答弁しました。

質問者
大原昇 議員
答弁者
町長 平野浩司、教育長 矢萩浩

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 13番 大原昇

それでは、さきに通告しております3点について、お伺いしたいと思います。まず1点目、危機管理行政について。一つ目、災害時における第5旅団隊区内2市8町との連携についてお伺いいたします。美幌駐屯地が改編され、半年が過ぎました。この間、大きな災害もなく、美幌駐屯部隊が出動することもありませんでしたが、部隊の熟度を上げるために訓練が多くあり、美幌町から不在になることも多くあったと思われます。部隊訓練などで美幌町にいないときに災害が発生した場合、隊区内の市町、美幌駐屯地、帯広第5旅団本部との連絡・連携等はどのように行われているのか、お伺いいたします。また、将来のSIP4D(基盤的防災情報流通ネットワーク)活用に向けて、第5旅団本部と運用方法などを検討または協議を行ったことがあるのか、併せてお伺いいたします。同じ項目の二つ目、長期訓練、災害時における留守家族支援に関する協定書について。留守家族支援に関する協定書は、美幌町が全国に先駆けいち早く締結し、側面から美幌駐屯地の隊員・家族を支援していることは、十分に理解しているところであります。協定を締結し約6年が経過しますが、締結当時と現在では駐屯地隊員の年齢構成、家族構成、出身地等の状況が異なってきていると思います。町として、現協定書の支援内容を見直さずに現行のままで支援していくのか、または、協定内容を見直して支援の充実を図っていくのか、お伺いいたします。2点目であります。教育行政について。トレーニングセンター耐震補強工事、スポーツセンター全面改修についてお伺いいたします。スポーツセンターは、平成30年に約2億円をかけて耐震補強工事が行われましたが、今年で築52年が経過し、法定耐用年数を超えております。また、トレーニングセンターは、来年度から総事業費約2億円をかけて耐震補強工事が行われる予定でありますが、今年で築47年が経過し、法定耐用年数が間近に迫っております。このことから、スポーツセンター、トレーニングセンターについて、次の3項目をお伺いいたします。一つ目、約2億円の事業費をかけた改修後、建物を何年維持できると考えているのか、お伺いいたします。二つ目、今後、両施設において、どのような改修工事が予想され、また、それに伴う工事金額をどのように見積もっているのか、お伺いいたします。三つ目、両施設を解体し、新たに使い勝手のよい施設に建て替える考えはあるのかどうか、お伺いいたします。3点目であります。町有地植林について。一つ目、日並町有林の将来へ向けての植林についてであります。令和3年にJAびほろから購入した日並牧場内の一部には、令和3年度から水源地への影響にも配慮しながら、広葉樹を植林されていると思います。現在、様々な企業の方々に、町有地へ植林していただくことで、美幌町と関係を持っていただいておりますが、令和6年には日並牧場内購入地の残地が約20町歩となる予定で、残り僅かとなってきております。現在でも多くの企業の方々が植林を希望されていることから、関係人口を増やし、美幌の将来に夢を持てる、美幌を全国に知らしめる、このようなことを実現させる手段の一つとして、日並牧場内購入地の活用が必要であると考えております。現在は、ミズナラ、ヤチダモ、シラカバ、カラマツを植林していますが、例えば、スポーツメーカーやプロ野球球団等と、バット材であるアオダモを植林するイベントなどを考えることはできないのか、お伺いいたします。以上3点、よろしくお願いいたします。

答弁 町長 平野浩司

大原議員の御質問に答弁いたします。なお、教育行政につきましては、教育長から答弁いたします。初めに、危機管理行政について。1点目の災害時における第5旅団隊区内2市8町との連携についてでありますが、今年3月に改編されました第6即応機動連隊は、災害等において優先的に派遣される部隊であり、遠方や長期間の訓練も実施されているところであります。第6即応機動連隊が長期間の訓練などで美幌駐屯地から離れたとしても、全ての隊員が不在になることはなく、駐屯地の機能維持や隊区内で災害等が発生した場合に備えて、一定規模の隊員は残されております。仮に、残っている隊員だけでは対応できない規模の災害が発生した場合には、第5旅団から応援の部隊が派遣されることになっております。なお、災害時の第5旅団との連携・連絡方法につきましては、災害等により地域に被害が発生する恐れがある場合は、第6即応機動連隊の第2科または第3科と連絡を取り合い調整が行われ、派遣が必要な場合は、オホーツク総合振興局長を通じて北海道知事に要請する体制となっております。また、SIP4Dの活用についてでありますが、2市8町を対象として美幌駐屯地で開催しています災害対処研修会において、昨年はSIP4Dの説明を受けており、今年10月にはSIP4Dを研究開発している防災科学技術研究所の主任専門研究員を招いて活用に関する説明を受けたところであります。説明の中で、現在は自衛隊のシステムをSIP4Dと連接することは困難であるものの、消防や警察などを含めた実動機関と連接できるシステムの標準化を目指すとのことでありましたので、今後の開発・活用に期待しているところであります。2点目の留守家族支援についてでありますが、部隊が派遣される場合は、協定書に基づき家族会や隊友会をはじめとする関係団体と連携を図り、保育士等の派遣や留守家族への訪問など、隊員及び御家族の不安を少しでも解消するため、地域が一体となってきめ細やかな支援に努める考えであります。現在の協定内容の見直しにつきましては、平成31年1月に協定を結んでから期間が経過しており、様々な状況の変化も考えられることから、美幌駐屯地と協議を重ね、必要に応じて見直しを図ってまいりますので、御理解をお願いいたします。次に、町有地植林についてですが、本町では、企業の森づくりとして町の森林整備の取組に御賛同をいただいた40を超える企業・団体の方々と町有林への植林活動を行っており、令和4年度からは地元小学生による苗木づくりを通した環境教育の提供や、道外・町外の高校生による植樹イベントを実施するなど、様々なイベントを実施しております。御質問のバット材となるアオダモの植林につきましては、現在、北海道内でのアオダモの苗木の生産量はごく僅かで入手困難であることから、町有林へのアオダモによる植林活動は難しい状況にありますので、御理解をお願いいたします。以上、答弁いたしましたので、よろしくお願いいたします。

答弁 教育長 矢萩浩

大原議員の御質問にお答えいたします。昭和46年建築のスポーツセンターは、今年で52年が経過し、法定耐用年数の47年を超えております。また、昭和51年建築のトレーニングセンターは、今年で47年が経過し、法定耐用年数の50年に間もなく達する状況にあります。1点目の改修後の建物の維持年数の考えでありますが、美幌町社会教育施設等長寿命化計画において、目標使用年数を80年以上と設定しているところであります。このため、今後とも施設の機能維持や小破修繕に取り組むことで、町民皆さんの大切な財産の長寿命化を図り、これから30年先まで使用できるよう、引き続き定期的な点検により計画的・保全的な修繕に努めてまいります。2点目の今後の両施設の改修工事でありますが、施設の長寿命化を図るためには、屋上防水、外壁改修、屋根板金など計画的に工事を進める必要があり、今後、時機を捉えて改修工事を行ってまいります。なお、工事時期など詳細な計画は策定していない現状にあることから、工事費積算は行っておりませんので、御理解願います。3点目の新たに建て替える考えでありますが、町民皆さんに親しまれ1年でも長く使用し続けられるよう、これまでも改修や修繕に取り組んでいるところであります。なお、教育現場では、学校最適化事業や図書館建設事業などを控えていることから、現時点では両施設を建て替える考えはありませんので、御理解賜りますようお願いいたします。以上、御答弁いたしました。どうぞよろしくお願いいたします。

質問 13番 大原昇

まず一つ目、危機管理行政について。私が最初にやり始めたのが6月です。ようやく半年ぶりにまたこのことについて深くお話ができるかなと思っております。私の勉強不足もあったので、この間、いろいろと資料を取り寄せたりして、最終的に私が言いたいこと、最後に出てきますSIP4Dということにたどり着いたところであります。なぜ、この話が出たのかというと、美幌町だけの問題ではない、今の災害というのは、これから非常に大規模で集中的、いろいろな形の災害が起きてくるわけです。これを考慮した最初の話で、前第5旅団長のお話がちらっと出ました。その後に今の旅団長の話を町長も聞いているはずです。このようなものがあるのだけれどもということで、私の受け取り方としては、投げかけてくれたのだなと思ったのです。そのときに、ネットワークの関係ですから、町長の得意分野なので早くやるといいのではないですかと、半分冗談まじりの中でお話ししたという思いが私はあります。その中で、町長には返事も何もいただけなかったのですけれども、早急にすぐその場で返事ができるものではないことは重々承知しております。ただ、これが約1年半かかって、ようやくこのように前向きな答弁をしていただいたということにまず感謝をしたいのですけれども、投げかけを受けてからの1年半、何をしていたのだと逆に言いたいのです。やはり、災害は人命に関わることですから、このことに対して向こうで紳士的にやってくれるのであれば、こちらも紳士的に応えなければならない。それが無理なら無理でいいのです。このように言われたことに対して、庁内で部局に、どのような状況なのだということもお話しされていないのではないかと、僕は思っているのです。これを今年6月からやってようやく9月から少しこの話が出てきた。そして、12月で煮詰まった話ができたのです。管内でこのような話を聞きましただとか、非常に時間がもったいない。町長の対応、今さら聞いても仕方ないのですけれども、もしこれからもこのようなことがあればどう対応していくのか、少し論点がずれてしまうのですが、そこからお話をしていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

答弁 町長 平野浩司

今回、一つの事例としてSIP4Dについて今、大原議員におっしゃっていただいたとおり、廣惠前第5旅団長から、今後のネットワークづくりという意味でこのシステムがあっていいよという話を一緒にお聞きしたのが多分、1年半前ぐらいだと思います。そのことを踏まえて、防災担当にもこのようなシステムがあるよと資料は全部あげて、当然、大原議員からもその質問がありました。その認識として、正直言って、私も調べた中で思ったより進んでいないのが事実だと分かりました。町村まではなかなかたどり着いていないということでした。実際に、道の防災課にもこのような話を聞いていますかと聞いたところ、ほとんどそのシステムを知りませんでした。だから、このような話を第5旅団長から聞いたので、北海道でどう関わるかを調べてほしいという話もしております。答弁書にも書かせていただきましたが、昨年の研修会では本当にさわりというか、表面のところはやっていただきました。ですが、大原議員から関わり方をきちんとすべきだという質問をいただいて、今どこまで進んでいるとなかなかはっきり言える人がいないので、実際の自衛隊の担当者というよりも司令に頼んで、今回、東京から開発している方に来ていただきました。これは、河村司令に感謝したいと思っております。そのことを2市8町の防災会議の中で、今このような問題もあるけれども、将来的に有効性はあり絶対につながるよう努力していきたいと。2市8町の担当者はいい話を聞けたということで、私どもに感謝をしていただきましたが、逆に、美幌駐屯地に感謝しなければいけないことだと思っています。私は、情報を得た段階で担当には絶対伝えております。ただ、言ったように、進みが遅いではないかという部分でのチェックというか、指示については、今、大原議員にこの1年半、何をやっていたのだと言われると、私はそれ以上の答弁ができなくて、それに対して申し訳ないと思っております。

質問 13番 大原昇

これは、国として進めている事業だとお伺いしております。ただ、美幌町の立場として、今まで美幌町と自衛隊の関係、北の美幌、南の都城という関係も町民全員が知っていると思うような関係だと思うのです。できるできないではなく、うちらが陳情に行ってもただ言いっ放しではなく、向こうでも何を投げかけてくるのか、投げられたものに対してしっかり受け止める、それがこの一つだと思うのです。今、町長が2市8町に声をかけてやってくれたということでありますので、そこら辺は大変評価するところであります。ですが、自衛隊との関係を全国に知らしめるためにも、美幌町がリーダーシップをとってもっともっと深くやっていかなければならない。美幌町は何回も陳情に来てくれるな、それだけ町民は自衛隊の行事に対してもいろいろと協力してくれる、それだけでは済まないと思うのです。この後、災害の家族支援にもつながっていくのですけれども、やはり、このようなところをいち早く聞き入れて、自分でどのようなところが大事なのか、言われたことに対してどの程度理解して、そして、どの部分が必要なのかということをしっかり酌み取らなければならない。美幌町は自衛隊と関係がいいですよと甘んじるのではなくて、こちらからもっともっとやっていかなければ。多分、美幌駐屯地だとか旅団では、隊員の方がいろいろ情報を教えてくれるでしょう。でも、先にこちらから言って、それに今度2市8町を巻き込むような方法をやっていっていただきたいと思うのですが、町長、これから先どうでしょうか。

答弁 町長 平野浩司

今、大原議員がおっしゃったとおり、自衛隊から情報等を得たものの地域としての努力、また、先んじて知り得たものについては、こちらからもしっかり勉強というか、学んだ中での提言というか、そのようなことは今後もしっかりやっていきたいと思っております。

質問 13番 大原昇

今、町長というか、町でも一生懸命、講習会などいろいろやっていただいていますので、これ以上は。ただ、期待するのは、美幌町が主体性を持っていかに第5旅団を巻き込むか。町として、道として、旅団との情報は難しいと書いてありましたけれども、自衛隊だとか、警察だとか、そのようなところとはできそうな感じがするのです。これも自治体、行政、美幌町のトップである町長に、ぜひともいろいろな情報を得るようにしていただいて、陳情に行く際に、あれはどうなっていますか、美幌町もこうやっているのですがどうですかとやっていただきたい、言っていただきたいと思っているところであります。それでは、2点目の留守家族支援についてであります。私が思うところ、この協定書を町長も多分持っていると思うのです。この中身、行政的な協定書だと思っています。全国から美幌駐屯地に隊員が来ていると思うのです。まして、若い隊員も結構増えているのかなと、勝手に感じているところです。ということは、美幌町外から来る人たち、まして家族がある人たちは相当不安を持っている状況かなと。あるいは、状態かなと思うのです。それを表に出さなくても。私の言いたいことが、たまたま北辰という新聞の中にありました。農家の方の協力を得てイモ掘りだとか、あるいはいろいろなことをやっていただいていると。自衛隊員とのつながりをいろいろやっている。これなのですよ。このようなことを美幌町が主体となってやっていただきたいのです。ただ行政的な支援の内容だけでは、お母さんたちに来いと言っても来ないと思うのです。あるいは、こっちで面倒見ますよと言っても、なかなか難しいと私は思います。それであれば、どのような対処をとるのか。やはり、災害があるからやるのではなくて、普段から楽しみながらいろいろなイベント、イベントというと大き過ぎますけれども、つながり方の何か行事みたいなものをつくっていくような方法、そのようなことを考えていかないと、父兄たちのつながりが薄くなると思うのです。普通の民間の人たち、民間企業がみんな集まれと言ったら、それなりに連携ができるような気がするのですけれども、特に、今までの私の感覚では、自衛隊というのは特殊な仕事だと思うのです。そうなると、夫婦というか、家庭のつながりも相当難しいように思っています。そこでワンクッション置くためにこの協定書を利用していただきたい。ここの最後に、町長は見直したいと言っています。今、言ったようなことを僕は見直していただきたい。もっと人が集まる、そして、連携ができる方策がたくさんあると思うのですよ。今言ったイモ掘りだとか、いろいろな料理をつくるだとか、これも一つの手段。あるいは、別な方法がいろいろあると思うのですよ。総務部長、頭の中にいろいろと入っていますよね。今までの経験で、そのようなことを考えていただくことはできないでしょうか。

答弁 町長 平野浩司

家族支援の一つの流れとしては、駐屯地内で業務隊が中心になって、隊員が不在のとき、有事のときに家族のみなさんをどう支えるかというシステムは出来ております。今までの協定というのは、その中で足りないものがありませんかということで打合せして、協力してきたという実態であります。多分今、大原議員がおっしゃったのは、それを何とかこちらから御用聞き的な要素ではなくて、自発的にこのようなことをやりたくてその家族の方とか、例えば、イモ掘りについては、みんなで曹友会の輪をよくしたいということでやっているので、そのようなことに関われという御意見だと思うのです。違いますかね。そのような意味では、行政がしっかり、私がリーダーシップを執ってやらなければならないことと、逆に、言葉は悪いですけれど町民の方に協力してもらって自衛隊の人たちと。ですから、協定のよしあしというのは、言われると役所同士の文章だと思います。言われたことは十分に分かります。ただ、どれだけできるか分かりませんけれど、私は今、大原議員、それから町民の皆さん、自衛隊の方、皆さんの環境づくりをよくするために努力するということを言わせていただくことで、お許しください。

質問 13番 大原昇

今、町長言ったように、これはこれでいいですよ。ただ、これだけでは冷たすぎるような協定なのです。私が言いたいのは、どこかで音頭を取る団体、僕はここに書いていただきたいのです。協定に付け加えていただきたいのです。町民との交流だとか、いろいろなことを。例えば、町外、道外から来た人たちに美幌町を知ってもらおうということで、バスを借りて美幌町の施設をぐるっと回るだとか、皆さん、みどりの村で1泊キャンプをしましょうだとか、ただ一つだけ大きいくくりでやればレクリエーションになってしまうのです。先ほど言いましたけれど、イベントというと大き過ぎるので、そのようなレクリエーション的なことを含めていただきたい。もっと分かりやすく、軟らかくしていただきたいのです。美幌町民も賛同していただけるような、協力していただけるような、確かに、曹友会の中には平岡さんともう一人の名前がありましたけれども、このような方たちにもっともっとお願いするようなことが行政の役目だと。そして、道外あるいは町外から来ている隊員の方たちの家族に、美幌は本当にここまで手厚くしてくれるのだというような行政にしていただきたい。今、河村司令がこの間の防衛講話、あるいは、その前に集まったときに、留守家族支援の協定、皆さんの協力をぜひお願いしますと、2回言っているのですよ。ということは、僕の感覚として本当に何か足りないものがあるのではないかなと。それが、僕にとってはこれなのですよ。もっと軟らかい、人に伝わるような協定書をつくっていただきたい。あるいは、2市7町も同じような協定書をつくっているのです。やはり、美幌町だけで無理であれば、例えば、ここから置戸の鹿ノ子ダムへ行きましょうだとか、そして向こうの協力を得るだとか、それこそ連携ではないですか。首長で集まった際にはこのようなお話もしていただいて、これからどうでしょうか、こうでしょうかとやっていただきたいという思いがあるのですけれども、いかがでしょうか。

答弁 町長 平野浩司

今おっしゃられたことは十分に理解もできますし、あえて答弁というわけではないのですけれども、一つ一つ心が伝わるものを、自衛隊員の方々に提供していきたいと思います。また、私どもの町だけではなくて隊区内に2市8町ありますので、それぞれの首長だけではなくて担当者も含め、実際に美幌だけではなくて北見に住んでいる方もいらっしゃるので、その周りの方々も含めて、美幌駐屯地にいてよかったという環境づくりには努力したいと思います。

質問 13番 大原昇

1点目は終わります。次に、3点目の町有地の植林についてお聞きしたいと思います。一番最後に答弁されていたのですけれども、植林活動は苗木の確保が難しいので非常に難しいと。この答弁は、町長に最後の確認を取っての答弁であると、僕は思っています。そうですよね。ということは、まず、町長にお聞きしたいのは、アオダモの苗木の生産量はごく僅かで入手困難、これはどこでどのように聞いたのか、町長から直接お話を聞きたい。

答弁 町長 平野浩司

今回、特定の樹種の植栽に対して、私も担当に同じ質問をしました。それで、その苗木が手に入るかということと、樹種によってはこの地域に向かない樹種もあるのです。そのような適性も含めて、需要の関係とかを調べてほしいと。それから、アオダモ資源育成会というものがあります。そこが、バットとかそのような部分をやっているのですけれど、その供給量だとか、どこに出しているかということも調べてもらいました。そのことで、答弁の仕方はすごくつっけんどんに「できません」で申し訳ないのですけれども、この樹種を植えるということは美幌では難しいという判断です。結果的に、議員は、この木を植えることの前段として美幌がやっていることを評価してくれて、それを広げる方法を例えばということで言っていただいたと。この樹種としては難しいけれども、企業の森林づくりという部分では、今、関わってくれる人たちの輪がどんどん広がっていっています。それも植えるだけではなくて、答弁書でも書きましたけれども、実際に企業の方が木を植えた後に山へ行って、町有林でどんぐりとかを拾って、それを今度は旭小学校へ持っていって育ててもらうとか、そのようなやり方。それから、全国で環境について高校生の集まりがあったときに、木を植えるフィールドとして美幌にやらせてもらえないかだとか、そのような広がりを持っている状況があります。そちらは、今以上にしっかりやっていくということを丁寧に書いて、この木については難しいと書けばよかったのですけれども、私が最終的に答弁書としてお渡ししたわけですから、思いとしては、当初議員がおっしゃろうとしている思いと同じように、これから企業の森林というか、それを広げていきたいという思いではあります。

質問 13番 大原昇

今、町長が言ったように、美幌町で本当にアオダモを生育できるかどうか、私も不安だったのです。ネットだとかで調べても、適性地というのは出てこないのです。本当に出てこない。それで、知っている造林屋あるいは苗木屋に二、三当たって聞いたのです。そうすると、できないことはないということだったのです。今、町長が言ったようなことではなかったのです。そして、この苗木も今すぐないのは分かるのです。いろいろなところから聞くと。種を買って植えたら二、三年で出せるという話なのです。決してできないわけではない。僕がなぜこのアオダモにこだわるかというと、1回目の質問に書いていますけれども、道南のほうでこのアオダモの森をつくって、ファイターズと契約というか関係を結んでやっているところがあるのです。私は、ファイターズとは言わない、そのようなスポーツメーカーでも何でもいいのです。名の売れたところとそのような話をしていただいて、美幌町ここにありと、日本全国に美幌町を売っていただきたい。そして、名のあるところが来れば、町長がいつも言っている関係人口、これがもっともっと広がるのではないかという思いで、このお話をさせていただいたのです。だから、決してこの答弁であるようなことではないと思っているのです。できない、難しい、僕はそのようなことではないと思う。確かに、これをやるには年月がかかります。まして、広葉樹というのは5年、10年あるいは20年、30年で出来るものではない。アオダモは特に木が密ですから育ちが遅い。50年、60年かかって当たり前、かえって僕はかかったほうが嬉しいのです。それだけ関係をずっと長く続けられるのですよ。であれば、もう一度お伺いします。町長が先ほど言ったように本当に難しいのか、できないのか、今言ったことが可能であれば考え直していただけるのか。将来に向けて関係人口をもっと増やすということをやる。私の言っていることが間違いなのか。そのことを町長にお伺いしたいと思います。

答弁 町長 平野浩司

今、提案があったことについては、私は、町としてはそこまでというよりも、今のところやらないとはっきり言ったほうがいいのかなと思います。言っていることはもうそのとおりで分かります。ですが、今まで私どもがやってきたこと、同じようなことはやっているのですよ。例えば、moretreesという坂本龍一さんが関わっているところを通じて、いろいろなところと関わりを持っています。本当に大事にしていただいて、例えば、あいおいニッセイ同和損保の森ということで、これも美幌で植えています。それから、ロイヤルマーケティングというかPontaカード、ルートインとかを通じて、JALとかそのようなところへも広がっていっています。切り口としては、バット材というのも一つですけれども、やっているところをしっかり充実したいという思いもあって、やるかやらないかという2択であれば、言葉としてはきついかもしれませんがやらないと。今回、亡くなられたことは本当に残念でありますけれど、moretreesの坂本龍一さんには美幌へ来ていただきましたし、次の会長は隈研吾さんになりましたが、今後も関わってくれることになっています。あと、グリーン購入ネットワーク、これは東京都市大とか、また別な広がりを持っていてずっとやらせていただいています。着実に芽が出ている部分を政策的にきちんと整理して、今は経済部で関わっていますけれど、町としてやっていることを町民の方にしっかり伝えながらやっていくことで、関係人口とか、交流人口、この頃言われる協働人口という形にも広がっていけると私は思っています。この質問に対しての答えとして申し訳ないのですけれども、一つのやり方としてはそれもありだと思います。ですから、美幌で生育できるかどうか分からない、どちらかというと道南のほうが木も多いですし、実際に調べた中でいけば石狩管内で1社とか、十勝で2社が扱ってくれたり、苗の種は全部北大からいただいてそれをベースに増やしているのです。あと、挿し木などもありますが。そのような意味からいけば、本当に繰り返しますけれど、今やっていることの輪の広がりがまだまだ出てきていますので、それをしっかりやりたいという思いで、このような答弁をさせていただきました。

質問 13番 大原昇

今、お話を聞くと、今やっていることに対してもっと充実したいと受け取りました。そこで満足してしまっているのかなと。言い方が悪いのですが。今までやっていただいたこと、その方たちともっともっと深く関係を持ちたい、そのように受け取れたのです。逆に言えば、それ以上、関係人口を増やさないのかと受け取れるのです。今の答弁だと。私はもっとインパクトのある、確かに、JALだとか、隈研吾さん、美幌町民の方たちに隈研吾さんを知っていますかと聞くと、知らない人が多いと思うのです。建築士だか、設計士でしたよね。そのようなところに満足しないで、私はもっと幅広くやっていただくことはできないのかなという簡単な発想なのです。難しいことは言わない。町長が今まで関係人口を増やしたい増やしたいと言っているのです。どこの委員会でも、議会の中でも、いろいろと。なぜそこで止めるのですか。私はもっと広げてもいいような気がします。確かに、もっと充実した付き合い方をしてもいいのですよ。それはそれとして部下に任せて、町長が企業に行ってもう一度、いろいろとお話をして、最終決断すればいいのです。その手段というのは、部下がやればいいのです。最終決定は町長です。その合間に、なぜ、もう少し関係人口を増やすという発想を持てないのか、いまいち納得できるものがないのです。どうしてもできないというのであればそれも仕方ないです、それで終わりです。これはこれでやめます。お話ができないのですから。そこだけもう一度、しつこいですけれども、本当に関係人口を増やすという思いはあるのかないのか。ということは、これだけではないですよ、政策的には別ですけれども、いろいろなことに関して。そのような思いが私は強すぎますので、ぜひ、いま一度、答弁をお願いしたいと思います。

答弁 町長 平野浩司

私の説明が悪いとするならば訂正させていただきたいのですけれども、今、moretreesとかグリーン購入ネットワークとかを核とした広がりというのは、どんどん広がっています。その意味では、関係人口は確実に広がっていると私は思いますし、日々広がる努力はしているつもりです。ただ、一つの切り口として、アオダモを使って関係人口を広げるということについては、そこまでには至らないというか。ですから、例えば、今回そのようなお話をいただいて、町でその苗を研究できるか、植えるかとか、そのようなことはできるかもしれません。アオダモの木を何とか手に入れて、美幌で植栽、植栽というよりもどこかと提携して植えるところまでは進めています。そこをきちんと充実というよりも広がる可能性がどんどんあるので、あれもこれもと手が回らないというのが実態です。今回、言われた思いはしっかり受け止めます。ただ、やるかやらないかのことでいけば、今の段階では難しいと思ってください。関係人口を広げるという中でいけば、私も担当も人に恥じることなく、自分の範囲の中で最大限努力はしていますし、これからも町長としてその努力をしていく考えでありますので、何とか御理解いただきたいと思います。

質問 13番 大原昇

それでは、大好きな教育行政に移らせていただきます。サニーセンターのことから入っていかなければならないのかなと僕は思っているのです。当時、サニーセンターを建てるときに、私ともう一人の同僚議員が非常に反対しました。場所もおかしい、広さもおかしいと。当時、トレーニングセンターに職訓が入っていました。そのときに、まだ決まってはいないけれども撤退すると、当時の関係者から聞いているのであそこは空くのだと確証を私は持っていました。ですから、あそこにサニーセンターをつくるのであれば、トレーニングセンターとスポーツセンター全部1回壊して、併合してつくったらどうだということも、私は言った覚えがあります。そして、サニーセンターのことも元教育長、委員会の中で1時間近く話し合ったこともあります。あのつくり方はおかしいと、そのときは2人とも、お互いに顔を真っ赤にして揉めました。でも、結局はあなたたち行政の言うとおりにしかつくらない。今はどうですか。あなたたちが最初説明したとき、駐車場は広くなります、狭くなることはありません、そのような話でした。まず、駐車場からいくと狭いのです。あなたたちが言ったことはうそですよ。確かに、砂利のところを舗装にした、その分が駐車場というのであれば増えています。ただ、サニーセンターが出来た分、今まで停めていたところがなくなっているのです。イベントがあるとき、全部別のところに移している。不便なのです。スポーツセンターは昔、トレーニングセンターがないとき、東口から入っていって観客席、トイレ全てありました。一つにして受付もありましたから、あの場所で済ませることもできたのです。観客もすぐ上から行って応援もできたのです。トレーニングセンターが出来た途端、こちらに受付を持ってきた。当時はよかったですよ、仕方ないですよね、行くところがないから。トレーニングセンターとスポーツセンターの受付をしなければならない。そのために真ん中に持ってきたのは分かります。でも、現状どうですか。スポーツセンターで大会をやっているとき、コートの横を通って選手、父兄、応援団がぶつかりながら行くのです。あの狭いところを通って観客席まで。まずそこから不便。それと、トレーニングセンター、今使っていない部分がたくさんある。調理室をはじめ2階の部分、非常にもったいない。それであれば、果たして2億円、2億円、そのほかにこれからも小さい修繕費がかさむでしょう。法定耐用年数が50年、これは税制上の問題ですから、何年もたせようといいのですよ。あなたたちの理論からいくと、なぜ庁舎を直したの、町民会館を直したのと私は思ってしまうのです。少し直せば80年、90年もつのではないか。なぜ何十億円もかけて建てるのだとなってしまうのです。やはり、町民たちに使い勝手のいい施設に。これから先どのぐらいお金かかるか分からないような施設、トレーニングセンターだけで2億円かけるのですよ。果たして、教育長が言うように、あと20年、30年もたせたいと。もたせたいのはいいですが、非常に使い勝手が悪いと。使い勝手が悪いから何でもかんでも直せとはなりませんよ。ただ、それで本当にいいのですかという思いがあります。やるときにはがっちりお金をかけて一体型でやらなければ、これからの行政は人が足りなくなる、入ってくるお金もなくなる。やはり、何かを集約していかないと。集約といってもあそこはもう集約されている部分なのです。でも、そのような集約ではなくて、もっと使い勝手のいい集約の仕方があるのではないのですかと。そんなこと言っても多分、直すものは直します。トレーニングセンターの耐震化。教育長、あと20年、30年使いたいというのは分かるのです。それであれば、もっと内部改修して、使い勝手のいいものを。例えば、調理実習室は使っていない、2階の会議室も余り使われていない、そのようなところも改修して、使い勝手のいいようなものにできないですか。それなら何となく理解できる部分も少し増えるのです。ただ改修しました、耐震化しました、それは分かります。今50年たちました。その辺からもう少し先の見えた、計画性を持った事業というものをやっていただきたいという思いなのです。その辺、いかがでしょう。今言ったように、使っていない部分をもっとうまく利用できるようなやり方だとか、あるいは、最初に言ったようにスポーツセンター、あれだっておかしい。変なことしたらけがしますよ。その辺を含めて、答弁願いたいと思います。

答弁 教育長 矢萩浩

ただいま御意見等をいただいたところでございますが、まず1点目のスポーツセンターの東口の関係でございます。議員おっしゃるように、確かに、過去は東口を使っていたという経過がございます。その後、トレーニングセンターを建てた、サニーセンターを建てたという中で、施設を一体的に管理していくということでこのような形になっていますけれども、実際、年に何回か、バスケットだとか大きな大会がございます。そのようなことで、特に子供たちも集まるということもありますので、大会時の動線、この辺について考えさせていただければなと思うところであります。例えば、議員おっしゃるように、アリーナの中を通らないで東口から出入りするだとか、そのような工夫をしたり、私が今ぱっと頭の中で考えたものですので根拠も乏しいところでございますが、どのようにしたら使い勝手がよくなる、安全に使える、さらに安全を追及できるかということを、教育委員会の中でも検討させていただければと思っております。次に、施設改修そもそものところでございますけれども、がっちりとやるべき、やるときにはやるべきだと。さらには、公共施設等総合管理計画のことをおっしゃられていたと思いますけれども、集約すべきということも理解するところでございます。いかんせん、今のスポーツセンターは、平成21年に約7,000万円をかけて床と屋根をやっております。さらには、平成30年に耐震改修もさせていただいております。今バスケットの大会とか年に何回かございますけれども、2面使ってやれるコートは管内的にもそうない状況にございます。そのような中で、立派な体育館、立派なコートを使っている中で子供たちも練習しておりますので、そのような環境を少しでも維持したいという思いもございます。当然、予算の制約もありますけれども、今ある建物を使って少しでも使い勝手をよくしていきたいという思いで、今回、実施設計を提案させていただいているところでございますので、何とぞ御理解いただければと思います。よろしくお願いします。

質問 13番 大原昇

理解したいのです。でも、理解できないから、こうして一般質問をしているのです。ただ、トレーニングセンターの使っていない部分もありますけれども、その辺をこれからどう考えていくのか。今、教育長が言うように、これから耐震化してやるならやってもいい、仕方ない。それこそこれから先、いろいろな事業があるから、教育委員会のほうでお金がないのは分かります。それも重々承知しています。私が言っていることも無理だというのは分かっています。ただ、どうせやるならがっちりやりなさいと。そして、しつこいぐらいですけれども、もっと使い勝手がいい、いろいろな部分が空いているのであれば、そこを何とかうまく利用できるように考えていかないと。私は、長寿命化は仕方がないと思っているのです。これから先、お金が入ってくるのはどんどん少なくなりますから。もう入ってこないですよ。国からも来ない。最初、決算の聞き取りのときに今の監査委員から、これからの美幌町の財政は非常に厳しいと、そのような指摘を受けました。ということは、詰めるところは詰める、やるところはやる、線引きをしっかりしてこれから組んでいかないと。ただだらだらと、これだからやります、あれもやります、いやできません、それでは駄目だ。やはり、前にも言ったけれど、自分たちの腹を持って決めていかないと、美幌町は駄目になりますよ。そのぐらいの気持ちでこれから先もやっていただきたい。まだ話したいことはありますが時間がないので、終わらせていただきます。以上です。

出典:美幌町議会 令和5年第7回定例会 2023年12月12日 議事録 PDF(39ページ) 間違いを知らせる