みんなの議会

美幌町議会 令和5年第4回定例会 2023年6月19日

美幌高校存続について

2023年6月19日、美幌町議会の一般質問で、宮崎奈津江議員が「美幌高校存続について」質問し、町長 平野浩司、教育長 矢萩浩、教育部長 遠藤明が答弁しました。

質問者
宮崎奈津江 議員
答弁者
町長 平野浩司、教育長 矢萩浩、教育部長 遠藤明

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 5番 宮崎奈津江

質問事項、1点あります。美幌高校存続についてです。内容は三つあります。まず1点目。美幌町が描く美幌高校存続に向けた見通し及び目標についてです。美幌町が美幌高校への支援として、今年も約1,900万円の予算をつけていただいていることは承知しており、入学した生徒や保護者は町の支援をありがたく評価しているところであります。一方、充実した支援にもかかわらず、令和5年度の生徒数は、普通科では28名、農業科では18名と、定員120名に対し入学者数は46名です。そのうち、町内からは36名の入学となっております。令和4年度、町内の卒業生126人に対し28.6%で、町内からは3割を切る入学者数となりました。7年前の町内の中学卒業生では、約49%が美幌高校へ入学していましたが、その年を境に町内入学者数の減少が続いております。進学先として、部活動の有無や自己推薦で高校が選択できるなど減少の理由は様々ですが、数値だけを見れば、地元の中学生が2割程度しか行かない高校になっているのが現状であります。過去4年間で町議会議員からも、美幌高校に関して11回の質問を行っていますが、その答弁を調査しますと、道立高校ということで、連携の難しさ、リーダーや司令塔が誰なのか分かりにくい様子がうかがえます。全国を見渡しますと、高校の競争化の是非はあるものの、現状は競争化が増しています。生徒が確保できる進学校や特色を生かし個別戦略で生徒を確保している学校、市町村の資源として地域政策の中で高校を位置づけている学校、まだ方向性が定まらない学校など、高校により様々です。お聞きしたい1点目は、美幌町は美幌高校とともにあるまちづくりをされるのか、将来の見通し及び目標について、町は高校を必要だと思われているのか、見解についてもお伺いいたします。2点目です。過去4年間に実施した美幌高校への支援結果を受けた今後の対策についてです。美幌町が実施した高校への支援策について、昨年まで入学者は、普通科では5万円、農業科では10万円の支援がありました。今年度はその支援はなくなりましたが、進学コースの生徒へのスタディサプリを利用した学習の提供やタブレット無償貸与3年間、検定費用補助や農業科の制服代などの支援が実施されています。学校では、進学コースや商業コース、農業コース、そして、農業科環境の充実、また、先生が放課後に個々に合わせた学習指導を行っております。さらに、全道唯一の合同会社を持つ起業家教育にも取り組まれ、学校の魅力は十二分にあります。一方、その内容が地元中学生に伝わっていない様子が見受けられます。国内の高校で生徒数を増やしている学校では、PRとして、スマートフォンから検索しやすいサイトをつくり、保護者、生徒に情報発信が即時にできるようになっています。中学3年生に対しては、入学説明も繰り返し行われ、個別オンライン相談会や卒業生との意見交流など、迷う生徒や保護者の相談を受け、高校入学の働きかけをしております。ほかにも、学校のPRをプロデュースするような動きも顕著となっており、広報の一層の技術が必要になっている現状があります。美幌町では、手厚い支援にもかかわらず、4年たっても結果に結びつかない現状をどのように受け止めていらっしゃいますか。また、今年度における広報活動の見直しなどあれば、お聞かせください。3点目です。報徳寮の定員の対応と先生の減少に伴う宿直勤務負担増への支援策についてです。今年度も地域未来留学を活用した町外入学生の寮生が増えております。また、女子の下宿がないことから、町の支援を受け、報徳寮の居室の半分を女子寮にしたことで、女子生徒を受け入れる体制ができたことは、大変有意義な支援だと感じております。一方、男子の受入れ人数が厳しい状況になっております。現状では、来年度は男子が5人の入寮しかできず、このままだと寮生の人数制限をして、入学者を募集する必要があります。報徳寮以外には、美幌町では高校生が住める下宿やホームステイ先は今のところない現状であり、美幌町で学生が住めない状況です。また、先生の数も減少し、令和7年には16名程度と、おおむね現在の半数になる状況と学校から聞き取りをしております。現在の人数でも、先生の寮の仕事の負担は非常に大きい状況です。この二つの問題、高校だけで解消するのは非常に難しく、今後の美幌町の支援も必要だと思いますが、お考えをお聞かせください。

答弁 町長 平野浩司

宮崎議員の御質問に答弁いたします。美幌高校存続についてですが、町は、中学校卒業者の多様な進学先確保と基幹産業である農業の担い手育成の観点から、管内唯一の農業科を有し、町内唯一の高校である美幌高等学校の振興対策に取り組んでおり、これまでも美幌高等学校を先頭に町議会、PTA同窓会、経済界など、町内各界で構成される美幌高等学校教育振興対策協議会と町が連携し、美幌高等学校の魅力を高め、1人でも多くの入学者を確保するため、これまで様々な支援策を講じてきておりますが、近年の中学校卒業者数の減少などから、毎年地元高校の志願者数は少なく、定員割れが続いている状況にあります。御質問の1点目、将来の見通しと目標、存続の可能性でありますが、美幌町は北見市と同じオホーツク中学区に学区編成されているため、今後も北見市内の高校に一定数の生徒が入学するものと予測されます。今月6日に道教委が公表した公立高等学校配置計画(案)では、令和9年度以降に北見市内及び周辺町の再編整備を含めた配置の在り方の検討が必要とされておりますが、北見市内の高校では、中学校卒業者数以上の定員数を有していることから、北見市内において間口削減に取り組むことにより、配置の適正化が進められることを期待しております。また、昨年から道教委主導によるオホーツク中学区の1市4町の首長と教育長が出席した高校の在り方検討会議が開催されるなど、圏域における魅力ある高校づくりと高校配置についても議論がされているところであります。今年度においても、美幌高等学校は、入学者数の減少から普通科が1学級編制となっており、このまま定員割れが続くと普通科1学級化も危惧されるところであります。今後も中学校卒業者数の減少が続くため、生徒確保は大変厳しい状況を強いられていますが、何よりも、地元からの進学率を高めなければ、高校存続の危惧に陥ってしまいます。今後とも、地域の特色を生かした教育活動を進められていくことを広く周知し、町内唯一の高等学校を将来にわたり存続はもとより、持続的に発展させるためにも、美幌高等学校と連携した取組を進めてまいります。2点目の4年たっても結果に結びつかない現状をどのように受け止めているかであります。これまでも各種支援策を講じてきましたが、生徒が行きたい、保護者が行かせたいと感じる魅力ある高等学校でなければ、生徒の心をつなぎとめることはできないことを改めて実感しているところであります。なお、令和6年度から導入予定の新たな学校設定科目の未来探求(仮称)に掲げる「自己の進路実現に向けた活動の中で、自ら考え解決する力を養い、自己実現を可能にする力を育成する」とした目標は、社会で生き抜いていく力の育成にも大きく資することから、町としても期待を寄せるところであり、地域として人的、物的の様々な形で連携支援していきたいと考えております。また、美幌高等学校の広報については、これまでも町ホームページのトップページにリンクを貼るなどしてPR活動を行う中、他校ではSNSの周知活動にも力を入れていることなどを参考に、引き続き、高校側と協議しスマートフォン対応化など、見やすく効果的な広報活動を重視した中で、町内中学校や小学校高学年と保護者に対しても、美幌高等学校の活動をしてもらえるよう、情報発信の取組強化を図ってまいります。3点目の報徳寮の定員の対応と教員減少に伴う宿日直勤務負担増への支援策でありますが、町内には下宿が1件のみであり、既に生徒を受入れていることから、報徳寮以外の住まいはない状況にあります。このため、高校側も道教委に対して、住まい不足の対応を協議しておりますが、一朝一夕に解決する問題ではなく、難儀している状況であります。町としましても、道教委に対して住まいの確保の働きかけを継続要望するとともに、対処方法の一つとして町内の民宿業の方々にも協力要請を行いたいと考えております。また、教職員数の減少も大きな問題であり、入学者数の減少は学級数の減少に直結するため、結果として、配置教職員数に大きく影響を及ぼしております。このため、町も道教委や公立高等学校配置計画地域別検討協議会(オホーツク中学区)において、教職員削減数の激変緩和を求める中、令和5年度の配置数において減員の緩和が認められるなど、一定の成果が見られたところであります。教職員数の減少は、部活動顧問や報徳寮宿直勤務の負担増にも結びついており、このことが部活動の減少や放課後講習の縮小といった魅力化の後退につながりかねないと危惧しております。このため、今後も加配を含め最小限の減少に止めてもらえるよう、道教委に対して要望を続けるとともに、今後必要に応じて、町の支援策も検討してまいりますので、御理解を賜りますようお願いいたします。以上、答弁いたしましたので、よろしくお願いいたします。

質問 5番 宮崎奈津江

存続の危機に陥ってしまうことを、町としても認識していただいていることは分かりました。1の町の高校への見通しについての答弁の中で、地域の特色を生かした教育活動を広く周知、持続発展とあり、文化やスポーツが盛んな美幌町は、高校生も地域で活動できると私はイメージしてしまいましたが、そのようなことは入っているでしょうか。また、この地域の特色を生かした具体的なというのはどのようなことか、もし分かりましたら教えてください。

答弁 教育長 矢萩浩

美幌高校の地域との関わりの関係でございます。まず、生徒におきましては、本町の社会教育活動、非常に古くから盛んでございますが、その中で例えば、つみきサークルだとか、そのような取組にも美幌高校の生徒が活動しているということを伺っております。また、昨年から民間の教育事業者と連携しております、あしたの寺子屋キャンプ、このようなことも美幌高校の生徒さんに参加していただいております。その中でも将来設計、キャリアビジョンだとか、人とのコミュニケーションスキルを高めていくだとかということも取り組んでいる実態にあります。さらには、博物館と美幌高校の農業クラブが連携して、様々な環境教育、そのような活動もやっているという状況でございます。先ほど、1回目の答弁でも述べさせていただきました新たな教育課程の編成におきましても、このようなことを重視しながら、探求活動を高めていく中で自己肯定感を高めるだとか、社会に必要とされる人材の育成に取り組んで、より一層地域と関わりを密接にした学校づくりにしていきたいということを、高校からもお話を伺っております。町としてもいろいろな形で支援できればいいなと思っておりますので、よろしくお願いします。

質問 5番 宮崎奈津江

今の教育長の答弁ですと、文化とかキャリア教育とか、そのようなものを重視されるということですけれども、美幌町は中学生まで教育活動としてスポーツが盛んですが、スポーツ等々で支援というか、持続発展という見通しはあるのでしょうか。

答弁 教育長 矢萩浩

先ほどの私の答弁は、文化に力を入れるということではなく、広い意味で文化・スポーツをはじめ、様々な探求活動、社会で生きていくための力を養っていくという思いであります。また、スポーツの面でありますと、美幌町はクロスカントリースキーが非常に盛んということもありますので、今年は部活動の強化支援ということで取り組ませていただいている状況でございます。また、部活動の地域移行だとかが、今、中学校を中心に検討されていますけれども、今後、高校にも導入されるという情報もあります。これまでも美幌町は、地域の子供は地域で育てるというコンセプトで教育活動を行っておりますが、その辺も含めて、幼小中高と本当に切れ目のない支援ができればなと思っておりますので、よろしくお願いします。

質問 5番 宮崎奈津江

いい御言葉を聞きましたので、持続発展についてよろしくお願いいたします。では、2点目の答弁に対しての質問です。美幌高校が来年度に向けて取り組んでいる未来探究の科目は、オホーツク圏の産業と文化に貢献できる人材育成として、夢が広がる教育が私も楽しみでなりません。それから、町としてSNSの周知活動の強化をしてくださるということを大変期待しています。しかし、実際に情報発信は技術の要るもので、日々の業務が膨大に増え、高校の先生や教育委員会の方の多岐にわたる業務の中で、すぐに着手できるとは考えにくいことです。一方、夏が終わる頃には、受験生やその御家族は高校選択の時期に真剣に取り組み始めます。時間も迫る中、高校の魅力発信を現実的に結果につながるよう、町が主体的に進めることは可能なのでしょうか。

答弁 教育長 矢萩浩

これまでも情報発信の関係では、美幌高校振興対策協議会が主体となって新聞広告等を行っている状況がございますが、やはりインターネットの時代でありますので、いかに正確に早く、美幌高校の情報を発信できるかということにかかっていると思っております。その中で、せんだって高校のPTAがKITENでも会合を持ったというお話を聞いております。こういったデジタルと併用した中で、当然、町だけ、高校だけとなるとなかなか限界もございますので、例えば、義務教育でありますと学校運営協議会、そのようなところで地域の方々の協力を得ながら取り組んでいるという事例もございます。高校にもこのようなことを参考にしていただきながら、様々なありとあらゆる方の力を借りて、それぞれ得意分野もあると思いますので、情報発信について積極的にやっていかなければいけないなという認識はあります。その辺は、今後とも高校と連携して進めたいと思いますので、よろしくお願いします。

再質問 5番 宮崎奈津江

引き続き御検討をお願いいたします。3点目の質問で再質問いたします。地元の入学者は減少しております。地域未来留学の生徒は、令和4年には前年の倍の人数になっています。美幌が第2の故郷になり得る人材を大切に受け止められる地域になるよう、町の資源を使い、解決策を引き続き御検討ください。藤岡さんという教育政策アドバイザーの記事からの引用ですが、少子化の影響から全国でなくなってしまう高校が1年間に50校ほどと言われています。それから、高校が1校もない町に子育て世代が移住してくることはなく、その町の子育て世代の流出も加速化するとありました。高校存続は町の存続に発展していくと捉えている市町村は増えてきております。少し前、2015年の情報ですが、島根県では高校魅力化に地域で取り組んだところ、子供の出生率が全国2位になったという結果もあります。協議し支援や要望をするやり方も大切ですが、美幌町では、町が主体的に地域創生の観点から高校のことを考えるという方法はお考えでしょうか。

答弁 教育部長 遠藤明

みらい留学の関係が絡んでいると思いますけれども、令和3年度から取り組んでいる事業でありまして、本年度分につきましても、実は6月11日の日曜日に私と担当主査で高校に行きまして、オンライン説明会をさせていただきました。実際、来月18、19日と、近隣の中学校も含めたオープンスクールがありますけれども、道外から8名ないし9名がオープンスクールに来るということで学校からも聞いております。この子たちの何人が入るか分かりませんけれども、近年ないオープンスクールの希望者ということで、町も支援をしていますが、これまでの高校の成果が現れているのかなと思います。ただ、高校支援につきましては、高校だけとか、町だけということはできなくて、教育長からの答弁もありましたけれども、関係団体が一体となって取り組まなければいけない。ひいては高校存続にも絡んできますので、今、農業科の話をしましたけれども、普通科の状況も厳しい状況にあり、何としても地域の子供たちを1人でも多く、地元の子たちを美幌高校に通わせたいということで、いろいろな方策がありますが、これからも高校とともに一緒に取り組んでいきたいなと考えているところでございます。以上です。

答弁 町長 平野浩司

今、いろいろ美幌高校についての御質問いただいた中で、私どもがきちんと確認しておかなければいけないのは、今回の御質問の中にもありましたように、地元高校の存在意義ということをきちんと皆さんと確認をする必要があると思うのですね。美幌高校の存在意義というのは、基本的には地元の子供たちにできるだけそこに行っていただくということを私は基本とすべきというか、それが大幅に崩れているという状況だと思います。大体7割が町外に行っている。ですから、子供たちに絶対に美幌高校に行きなさいというのは、個々の生徒たちの選択を自由にさせるというのは当然であります。ただ、必然的にそちらがいいねという環境をどうつくるかという話。そうなったときに、答弁書に書きましたけれども、やはり道立高校ですから、道教委として中学区の今の定数のバランスをどう見ているかというのを、私は教育長時代から主張しておりました。ですから、地元へ行くよりも幾らでも北見に行けるという状況でいけば、当然、理由はいろいろあるのでしょうけれども、やはりそのことを改善しなければ、まず地元に子供たちが残ってくれないだろうという話です。それから、いろいろな形で、今度は現実として欠員になった所をどう埋めるかとなったときに、町外の人たちをどう美幌に導くかという話。1番いいのは、昔は北見からそれなりの数が来ていました。美幌から出ていった分、1割でも定数の中に収まっていた。今はほとんど1人、下手したらゼロというような状況、これが問題というのが一つです。今度は、都市部から来てもらうというときに、美幌高校としてそれに臨んでいるかという目的をしっかり持たないと。北海道がいいよねとか、美幌の高校に入れればとか、それは、これから学校が進めていくことに対して非常に問題も生じるということもしっかり理解しなければいけないと思うのですね。ですから、美幌高校に町外、道外から来る方には、美幌の学校のよさ、ここのために来るということをはっきりすべきだと私は思っているので、その辺が非常に心配なところであります。本質的な部分で、これもやったほうがいい、あれもやったほうがいいということは可能なのですけれども、本当に町としてどういう形でということを高校ときちんと打合せをする。残念ながら美幌高校というのは、法律の中でありますけれど道立です。ですから、これを私どもがずけずけと校長と話してこうすべきだとか、小中学校は言えるのですけれど、高校までになると道教委とのやりとりとか、その辺をこれからはきちんとしなければいけない部分はあるのかなというか。できれば、その辺をごちゃごちゃに考えると、非常に支援する側としても、町民の方が美幌高校に町として何を望んでいるかということをしっかり説明をして、そのことに対してお金であれば、その支援することに対しての御理解をいただく努力はしていかなければいけないということでありますので、そう理解いただきたいと思います。

再質問 5番 宮崎奈津江

確かに、町長が言われた本質的な学校の魅力を理解してもらって、入ってもらうというのが1番先だとは思いました。しかしながら、道教委の方に聞き取りをしたところ、道は少子化で200校を何とか統廃合して減らそうということを目的として、どんどん進めているとお聞きしました。ですので、何か支援しました、はい、やりました、これやりました、高校でやってくださいという高校は、なかなか残りにくいと。やはり、地域が地域として学校を、地域の学校ですよと主体的にやっていく町のほうが残りやすいという、1人の意見ですけれどもお聞きしましたので、御質問させていただきました。高校の先生たちも十分、町に支援していただいているとはおっしゃっています。引き続き、今年、来年度、皆さんに分かっていただけるように御協力を引き続きお願いいたします。以上です。

答弁 町長 平野浩司

美幌高校に関しては、道立ではあるのですけれども、今回もいろいろな質問をしてくれました。皆さんから見て、高校がやっていることが見えづらいと、私もそう思います。美幌高校の生徒たちがどのような動きをしてるか、高台にあって、これが町の中にあれば、美幌高校生が歩いてるよねとか、今はこんな流行なのだなと見えたりするのですね。逆に、私どもで応援したいのは、今、本当にスキー部が頑張っています。全国大会に出ると、町民の方が本当に喜んでくれる、そうした面が非常に見えるというか。結果は聞いてないのですけれども、この何日かも農業クラブが美幌で大会をやりました。私が教育長時代に、美幌の農業クラブが全道1位になって、そのとき、普通は大体7割以外入らなかった農業科が定員を超えました。ですから、本当はあのような形でいろいろなことを学んでという、そのようなところをしっかり見えるような形を高校としてもやっていただきたいし、私どもも何か手伝えることができればと。先ほど、教育長からSNSとかそのようなことは学校だけではと。それは、宮崎議員も指摘していますから、学校だけで無理であれば教育委員会なり、それから、町の中でそのような会社がありますので、そうした方々に協力してもらって、強くはできるかなと思っています。今回、質問されてからずっと考えていることの中で、私どもがもう少し美幌高校に踏み込むということでいけば、今、コミュニティースクール制度を小中学校に導入しました。これを高校側、特に先生方が望むかどうか分かりません。これをやるということは、コミュニティースクール、学校評議員制度ということで、地域の意向をしっかり反映できる、学校としての悩みをきちんと言える場所、それから私どもがそれを応援できるというか。そのような体制を一歩踏み込んでやらなければ、支援という部分でなかなか核心なところに踏み込めていないのが実態です。ですから、私は、美幌高校を持続可能な学校として、地元の夢ある高校として存続させる、そして、町民の人が「高校があってよかったね」と喜べる。何か一歩そこに入るためには、コミュニティースクール制度の導入、実際にこの辺では別海とか、先進的にやっています。そのようなことの踏み込みをやってはどうかということをこの頃思い出して、教育長とももう少し入る方法はないかと。でも、結構壁が強いのも事実ということも、御理解いただきたいと思います。すみません。よろしくお願いいたします。

答弁 教育長 矢萩浩

今、町長からコミュニティースクールのお話がありました。高校の状況でありますが、高校では設置が義務化されておりませんけれども、実際に、一つの町で一つの高校という自治体では設置が進んでいると伺っております。今、美幌高校でも設置に向けて検討してもらっている状況であります。他の事例でありますと、所在する市町村行政、町の関係機関が参画しているという事例もあります。やはり、地域の意見が具現化されやすい資金づくりについて、今後も詰めていきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。

再質問 5番 宮崎奈津江

すみません。終わろうと思ったのですけれど、せっかく発言いただいたので。先ほども言ったのですが、コミスクがそうなのですけれども、プロデュースというか、形にするときに船頭がたくさんいると、なかなかどのような形でというのがイメージしにくくてやりづらいという声もあります。それも御検討の上、振興をお願いいたします。以上です。

出典:美幌町議会 令和5年第4回定例会 2023年6月19日 議事録 PDF(14ページ) 間違いを知らせる