美幌町議会 令和4年第7回定例会 2022年9月13日
義務教育課程の中学校等を経た生徒全員への支援金の創出について
2022年9月13日、美幌町議会の一般質問で、松浦和浩議員が「義務教育課程の中学校等を経た生徒全員への支援金の創出について」質問し、町長 平野浩司が答弁しました。
- 質問者
- 松浦和浩 議員
- 答弁者
- 町長 平野浩司
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 12番 松浦和浩
それでは、さきに通告しました一般質問をさせていただきます。大きく一つ質問します。未来を拓く少子化対策についてと称しまして、義務教育課程の中学校等を経た生徒全員への支援金の創出についてであります。美幌町の未来を創造する若者たちへの投資こそが地域の存続の手だてであり、少子化対策につながると思いますが、次の2点について町長の見解をお聞かせ願います。一つ目、ひとづくり・育成を推進する政策の一つとして、義務教育課程の中学校等を経て、さらに教育を受けるべく、町内外の学校や技能取得にいそしむ生徒全員に、18歳までの3年間、毎年、教材購入費、技術取得費、交通費等の資金支援を行うべきと考えますが、町長の見解をお聞かせ願います。二つ目、美幌町基金条例の中でふるさとづくり基金が設置されており、設置の目的として「豊かで活力あふれる本町の発展を図るための個性的かつ魅力的なまちづくり事業」とありますが、まちづくりにはひとづくり・育成が必要と思われますので、先ほどの資金支援にふるさとづくり基金を充当できると考えますが、町長の見解をお聞かせ願います。
答弁 町長 平野浩司
松浦議員の御質問に答弁いたします。未来を拓く少子化対策についてですが、美幌町の未来を創造する若者たちを含めたひとづくりや少子化対策については、重要なことと考えており、美幌町総合計画やまち・ひと・しごと創生総合戦略などの各種計画に位置づけ、学力向上に向けた取組や総合教育の充実、美幌高校の充実など、様々な事業を実施しているところであります。1点目の義務教育後、18歳までの3年間、毎年、資金支援を行うべきに対する見解についてでありますが、経済的理由により進学等が困難な方には、生活保護や高校生等奨学給付金、奨学金などの制度があり、授業料以外の教育費に対する負担の軽減を受けることができます。高校教育に対する保護者の負担は重く、子育て家庭に手厚い支援が必要と認識しておりますが、国においては、2023年4月、こども家庭庁を創設し、子供を誰一人取り残さず、健やかな成長を社会全体で後押しする体制を整えようとしています。資金支援の考えはありませんが、国の動向を注視するとともに、国と地方の役割を考慮し、様々な学びや体験のできる環境づくりに努力してまいりたいと考えております。2点目は、事業に対するふるさとづくり基金の充当の可否とのことでありますが、財源充当は可能と考えております。しかし、基金は潤沢にあるわけではないため、充当事業の選定に当たっては、事業効果をしっかりと見定めて判断していきたいと考えておりますので、御理解をお願いいたします。以上、答弁をいたしましたので、よろしくお願いいたします。
再質問 12番 松浦和浩
1回目の答弁を受けまして、再質問に入らせていただきます。子を持つ親にとっては、義務教育を経過した後、高校、各種技能学校、そして、専門学校、短期大学、大学を卒業するまでの教育費について、多くの方はゆとりがあるとは思えません。美幌町の中学校などを卒業した後は、それぞれ高等学校を含めたさらなる高等教育課程に進んでいます。教材費、技能取得費や通学費は、相当の負担が発生しています。生徒が進む道の選択肢は多岐にわたり、どの道へ進んでも教育という人材育成は、少子化対策の肝心なテーマだと思います。全ての子供たちに平等にしっかりと支援をすることが、将来の美幌町の支えになると思い、今回、一般質問をいたしました。資金支援の投資は必要であると私は思いますので、町長にお尋ねしました。残念ながら、国の動向を注視するが、資金援助の考えはないとの回答です。子供たちへの人材投資こそが重要であるとし、高齢者にはインセンティブを振る舞い、元気で働いてもらう。これが、地域の将来の道筋であると思います。一つ、ここで質問をさせていただきます。義務教育を経た子供たちへの支援、手だて、少子化対策の一助としての政策、今、何を持って説明できるのかお教え願いたい。私にはちょっと見当がつきません。
答弁 町長 平野浩司
1回目の答弁の中で18歳まで、言うならば高校を卒業するまでの支援については行わないという意味でありますけれども、それは皆さんに平等にという考えを持っていないということで御理解いただきたいと思います。というのは、答弁書にも書いてありますけれども、本来、全ての子供たちに対して、国がしっかり差別なく行うべきだと私は思っています。そのような意味で、皆さんに平等にという考えは持っていないということであります。それ以外の地方と国との役割は何かという部分で、町として特出させることをどうしていくかということに対して、しっかり対応することが大事なことであると思っております。もし、義務教育が終わって、美幌町は何もやっていないと言われるのであれば、高校に対する部分の支援もそうですし、例えば、将来があって、特出できるような子供たちに、未来のアスリート・アーティスト事業で支援する方法も一つの手法でありますけれども、そのようなことをしっかり美幌町はやっているのではないかと私は思っています。
再質問 12番 松浦和浩
今の回答の中で、また確認をとりたいと思います。1点目、町長は皆さんに平等にとは考えていない、私は平等にやるべきということで、町長と意見が合わないので、ここの修正をしたいと思います。今、町長の回答の中で三つのキーワードがあり、国がやるべきことだということ、町は高校に対する支援があること、未来のアスリートの支援をしているということですが、それぞれ私と意見が合わないなと。少子化対策というのは、美幌町の場合は何歳までなのか。私は、少子化対策というのは、少なくとも18歳、成人になるまで。これは、町もしっかりやるべき範疇であり、国だけではないと思っています。ですから、私は町がしっかりこの3年間、まだまだ投資すべき事由があるということで、今回質問をしました。2点目、高校に対する援助というのは美幌高校存続の対策資金であり、少子化対策ではないと思っていました。ですから、私はそれであれば、全ての子供たちに平等に、ある一定の基準値を持った支援が必要であると。高校対策資金であればインセンティブ、加算金としてプラスするなら分かりますけれど、ゼロ対加算金ではなくて、対策の上に加算金がつくほうが、私は平等性があると。美幌高校に行っていない子供たちも含めて、全員に平等性を持つべきということを考えて質問しました。そこのところをもう1回、町長に御理解してほしいと思います。それと、アスリートの関係もしっかり運動して、肉体・精神を鍛えるということは大賛成です。私もずっとスポーツマンでしたから。ただ、残念ながらスポーツのできない人、体の悪い人、そのような方にも何かの手だてが必要かなと。そうなると、全員に同じ教育投資があってしかるべきということで質問していますので、再度この三つの件についてどうなのかを回答願います。
答弁 町長 平野浩司
まず、再度子育て支援ということの確認をさせていただきますけれども、私はふだん子育て支援、それから教育に力を入れたいという言い方をさせていただいています。そのような中で、子育て支援というのは何歳までかという話であれば、通常は高校卒業まで、もう一歩いって成人するまでと考えてもいいのかと思っておりますので、それは御理解いただきたいと思っています。そして、何度も繰り返しますけれども、支援の一つの仕方というか、それぞれの町が行う場合については、子育ての中で全てができるというよりも、本来皆さんに平等にすべきことというのは、やはり国がしっかりやらなければいけないというのは根底にあります。ですから、こども家庭庁をつくるとなった場合には、そのようなところで皆さんを平等に育てるという施策を国でやっていただきたいなと思っています。そして、地方がやるときにはどのように考えればいいかと考えると、やはり財源も限られた中での選択をどうしていくかと思っております。先ほど、高校までということで高校支援の部分で言うと、高校を維持するという概念、それから、そこに通う高校生に対する支援という二つの面を持っているから、一つの例としてお話をさせていただきました。例えば、アスリートの話、アーティストの話も一つの例として話したことでありまして、それ以外は何もしないということではありません。皆さんがこのような分野、例えば、医療についてとか、すべきだということについては、しっかりお話をお伺いして向き合う必要があると思っております。
再質問 12番 松浦和浩
支援金という考えでもっていって、通学費だとか、教材を買うお金の中で最低1万円を補助しようとした場合、美幌町の中学校を卒業する方が100数名で考えると年間100万円、3学年で300万円、2万円であれば600万円。極端に言えば、この金額の充当というのは、地域のために何に投資するのか。次の質問に入る前に確認をとりたいのです。私は、1回目の町議会議員の選挙から、子供の教育に投資をすべきという議論をもって選挙に出ていました。子供への投資が、将来、経済力をつけて地域に戻り、地域を豊かにすると。それまでの間は高齢者にしっかり働いてもらい、地域を守ってもらう。それが、今後、人口が減っていく美幌町、日本の育成になるのではないかと。もう40年前から北欧の経済学を日本でも取り入れるべきということで動いていました。それが、残念ながらやってもやっても地方の町の人口が減っていき、高齢化対策、少子化対策に追われていると。40年間、この日々の繰り返しです。私が生まれた昭和36年は、美幌町の人口減少の1番最初の年です。昭和35年は2万8,000人、それから今現在は1万8,000人。この間、2万後半の子供が生まれて、そのうちの2万人が美幌町には住んでいません。今、残っている私たちの年代は、そのときの1万人です。少子化対策をやってもやってもいなくなる。であれば、日本中で通用して、日本中で活躍できる子供を育てて、しっかりと地域に戻ってきてもらう。これを私は政策だと思っているのです。ですから、いろんな技能学校へ行く子供たちも、美幌町はしっかり美幌町のために教育をしていると、少子化対策をしているという形をとるべきと、今回つくづく思いました。それで、私も計算したのですけれど、支援金として1万円が高いのか、安いのかではなくて、1万円でも大きな成果を出してもらえると私は思っています。私は平等であるべきだと思う。あの方、この方ではなくて、まずは、基本的に全生徒に一律でしっかり支援をする、その底辺を構築すべきと私は思っていました。この底辺の全員に平等に出すという部分は、町長の考えでは違うと言われていましたけれど、私は平等が美幌町の税金を使う意味で最大の役目だと思っています。なぜ、平等はいけないのか。町長、お願いします。
答弁 町長 平野浩司
平等であるべきなのですけれど、平等に行うのは町村がやるよりも、国がやるべきではないですかというお話を私はしています。松浦議員は、部分的な捉え方をした中で、本質でいけば、当然、支援金を平等に出すということに対してはそのとおりだと私も思います。ただ、平等に出す、出さないという論議ではなくて、本来ならば皆さんに出す行為、国を挙げて、それから、地域を挙げて、これからの子供たち、言うならば国を支えてくれる人たち、地域を支えてくれる人たちを育てるというのは、国がしっかり役割としてすべきではないですかということが根底にあるから、このような話をしています。ですから、松浦議員の御質問のように、支援金を出すべきではないですかという話については、そのような方法がいいかどうかという判断をしなければいけないのかなと。例えば、今言ったように、一律1万円を出す、2万円を出すというその手法についてであります。当然、そのようなことをやるのであれば、それはもう平等であるべきというのは、そのとおりだと私も思います。そこを私が言っているわけではないことだけは、きちんと誤解を解きたいと思っております。
再質問 12番 松浦和浩
よく分かりません。それであれば、国の支援が必要だという部分について、従来から美幌町も含めて国に対して動いていたのか。我々も含めて地方が動いていたのかというところについては、今、私はちょっと回答できません。ただ、美幌町の町長として、国にその分の支援を求めたということは、聞いておりません。当然、国が支援することについては国の考えです。今はないから美幌町が支援すべきだということです。ここは美幌町の議会なので、町長に美幌町の予算をどうするかという質問をする場所であって、国の予算を引っ張ってこいという質問はしていません。国がもっと手を打つべきだという町長の苦しさは、私も分かります。しかし、地方の町が生き残っていくためには、地方から頑張って国に間口を広げてもらう、意見を言う、国が動かないのであれば、市町村自らが動くべき。それが、町長の役割だと思いますし、私は、議員としてそれを町長にお尋ねする権利があって聞いています。ですから、今の町長の答弁の中で、その支援があれば悪いことではないと。であれば、心の半分は支援についても理解してくれるのかなと。あとは、国がどうなのだというのであれば、国のことよりまず、美幌町として支援してもいいのではなかろうかと思うのですけれど、町長、その辺の考え方はどうなのでしょうか。
答弁 町長 平野浩司
支援金に特出した話をさせていただければ、先ほど答弁の中でお話しましたけれども、義務教育が終わる中学校を卒業した皆さんに、一律1万円や2万円の支援をするという方法に対して、それがいいかどうかといえば、私は今のところ考えておりません。答弁書には、そのような意味で書いております。ただ、ほかの方法は考えなければいけないと。なぜかといいますと、子育て支援ということに関しては、教育もそうですけれど、それに力を入れたいということであります。そのことが支援金にこだわるわけではないですけれど、先ほど言った1万円とか2万円を全員に渡すという手法を私は余り考えていないということで、理解いただきたいと思います。
再質問 12番 松浦和浩
今現在、美幌町の高校存続支援金は生徒に渡している。美幌町以外から来ている生徒にも渡している。残念ながら、美幌高校に行っていない子供たちには支援はしない。現状がそのように白黒はっきりなっているのが、高校存続の支援金の回答です。美幌高校の存続のためにやることをやって、従前から寮をしっかり直そう、交通網を整備しよう、教育部分についてもしっかり応援しよう、そして、美幌高校プラス農業部分についても応援しようという部分については、当然、まだまだ拡充してもいいかなと私は思っています。それは、高校に対する拡充、支援という部分があります。ただ、美幌高校に行っていない子供たちも美幌町に住んでいる親がいて、義務教育をしっかり終わらせて、さあこれから次のステップへ行くよという子供たちに夢と希望を。親がしっかりと教育の中で、先生と協議してやっていますが、残念ながら支援金というか、補助金のない人がいる。要するに、約40人の方にはある程度の支援金は渡せますが、残った方にはそうではありませんよと。極端に言うと、100人の中学校卒業生がいて、残った方が60人いたとしたら、マイノリティーの40人を支援して、マジョリティーは違うよと。そうではなくて、一律でやって、美幌町の財政に何の問題があるのか、国の教育制度の何に支障があるのか。私はないと思います。ですから、平等に教育についての支援というのが必要なのかなと。ただそれだけの分野で考えています。これが町長の言う支援金の話だというのであれば、支援金ではない話は何なのか。一生懸命学校に行くけれど通学費が大変だと。JRの時間が決まっているから、乗れない子は急遽バスで帰ってくる、親が迎えに行くということもあります。私は、単純に通学費だとか、教材費だとか、そのようなプラスになるものも含めた何かの手だてを、美幌町の義務教育が終わった生徒全員に、18歳までの3年間手当てすることが、美幌町の税金の使い道としてすごくいいものだと思っています。再度、ここの部分について、町長の回答をお願いします。
答弁 町長 平野浩司
支援金という言葉をどのように捉えるかという話をさせていただければ、繰り返しますけれども、一律で全員に1万円とか2万円を渡す支援金という手法を私は考えていないというお話をしているだけであります。途中から、質問の中で教育に係る支援金ということに対しては、しないとか、するとか、今までそのような発言を私はしていません。どちらかというと、どのような形になるか分かりませんけれども、教育とか、子育てに対する支援ということをいろいろ考えなければいけないということは、先ほどからお話していることであります。
再質問 12番 松浦和浩
町長、最後の言葉で、それぞれいろいろなことを考えなければいけないと思っているというのは、具体的に具現化されているものがあれば、一つお願いします。
答弁 町長 平野浩司
何か施策をする場合に、やはり自主財源をどう考えるかと。今、御質問の中で1人1万円とか、2万円といったら、財政的に知れてるではないかという論法ではありますが、やはり一つの施策を始めるときには、当然、将来に向かって途中でやめたりすることは、一般的に好ましくないということを考えれば、期間限定にするか、これから先に向けてやるかという手法の選択の中で考える必要があるのかなと思っています。質問の中にありますけれども、ふるさと納税についても、町民の方、それから私どもの努力もあって増えてきています。そのようなものは、ある程度資金として、今までの形プラス子育てとか、教育にしっかりと町として、施策として実施することを考える必要があるのではないかと思っております。ただ、私も任期がありますので、やみくもにこのようなことをやるというのは、差し控えさせていただきたいと思います。
再質問 12番 松浦和浩
町長は、最後の任期があるからと。私も4月までの任期ですから、任期があってもなくても、今、こうすべきことが美幌町にとっていいと、取り組まないといけないなと思っているから質問しただけであり、町長の任期を考えて質問したわけではありません。町の政策も任期は全く関係ないと思っていて、今の町長の答弁はちょっとよく分からない。先ほど、町長がいみじくも言ってくれましたふるさと納税についての考えで、質問をしたいと思います。私は、ふるさと納税基金を明確にする時期が来るかなと思っていました。現在は、美幌町の政策の中で、先ほど答弁されたとおりの納税の考えがあります。豊かで活力ある本町の発展を図るための個性的かつ魅力的なまちづくりの事業。個性的とは、国に反して美幌町はいろんなことをやってもいいという個性的なのか、他の町村との違いなのか、これも含めて美幌町はこのような町だというための個性的という言葉かなと思っています。魅力的なまちづくりというのは、人に来てもらえることなのか、買い物に来てもらうのか、住んでもらうのか、いろいろなパターンがあります。いずれにしても、その場で働く、そこの場に居合わす人方は、美幌町民がいなければできない。ですから、人材育成は、まちづくりに最大限必要であると私は思っています。それで、今回の支援金については、ふるさと納税の基金を充当してもいいのかなと。町長の回答の中では、それについては十分検討すべき、いいことだと。財源が限りなくあるわけではないと申されましたが、今、ふるさと納税は年間約1億円から2億円の収入があり、その中で美幌町の基金として今年は1億円ぐらい残るだろうし、残った分も入れたら相当の金額になると。仮に3億円残ったとして、先ほど私が言った600万円を何年間払い続けるのか。10年で6,000万円、基金に1億円があったら、何年もつのでしょうか。逆に言えば、その他の基金を違うものに充当するのであれば、美幌町はこのような目的のまちづくりをしますよと、人材育成をしますよということを早急に考えるときも来たのではなかろうかと。私は、ふるさと納税については、未来永劫今のままいければいいけれど、国の方針でやっている以上は、どこかで変わる場合もあると。ですから、その前に備えて、今ある基金をなるべく温存してしっかり残す。そして、将来にわたって使える道筋をつくっておくということは、行政にとって1番やらなければならないことだと思っています。しかし、私は、それまでの間に、今言った中学校を卒業して18歳までの子供たちに支援をして、人材育成をしていくことも、美幌町にとっては有効利用だと思って質問しています。いろいろな方が美幌町の方針、町、そして、イメージに共感してふるさと納税をしてくれています。その中で、美幌町の特産品なり、変わったもの、もしくは興味のあるものを皆さんが求めていると。物があるから納税ではなくて、美幌町に夢があるから納税しているのだというスタンスで考えれば、美幌町は教育投資、人材育成、少子化対策に納税されたお金をしっかり使うので、これから勉学を終わらせて羽ばたく子供たちを、日本中のあなた方の町で受入れてくださいと。そして、その子供たちと一緒になって、また美幌町へ来てくださいと。ですから、我が町は、あなた方から納税されたお金を少子化対策にしっかり使います。日本のためにしっかり羽ばたける人材育成をする町ですとアピールしてもいいのかなと私は思いますが、町長はどうでしょうか。私と同じような考えがありますか。
答弁 町長 平野浩司
今、お話いただいた内容については、私も同感だと思います。
再質問 12番 松浦和浩
それであれば、このふるさと納税の基金の使い道、有効利用、早急に検討に入るべきだと私は思います。今、部局の担当も納税サイト、そして、事業者とともに、今後どれだけ美幌町の魅力発信をできるかというところをやっている最中ですから、そこの部分をしっかりともう一度足元を固めて、2年後、3年後、5年後、6年後に向けた政策展開をして、多くの納税した方に美幌町に来てもらう。さらに、もっと美幌町のことを理解してもらう、それも一つだと思います。同時に、私が先ほど言った人材育成にしっかりと使わせてもらうということを今すぐ表明し、そして、その財源を明確にして、義務教育課程が終わった子供たちに支援金を充当しても、何も問題なく今すぐできると私は思っています。町長、再度何か意見がありましたら、私に教えてください。
答弁 町長 平野浩司
ふるさと納税の部分については、個人の部分、それから企業の部分において、早急に検討すべきというお話をいただきました。そのとおりではありますけれども、今、検討していないわけではなくて、私は日々努力しているつもりであります。当然、スタッフも皆さんの賛同というか、予算を通していただいて、美幌町をアピールするものをつくっていただいたり、ホームページを増強したりしております。それは、現在もしていると思っております。後段の提案がありましたことに対して、そのとおりやる、やらないというよりも、今後その資金を継続的にきちんと温存した中でいけば、当然、将来に向けてということは並行して、今いる人たち、今の子供たちもしっかりと人材育成をしながら、将来に向けたこれから育つ、それから生まれてくる子供たちのために、その基金をうまく使えるような施策を示していければいいのかなと思っております。
再質問 12番 松浦和浩
たまたま、今回、二つ目の回答の中で理解できなかったのは、充当事業の選定に当たっては、事業効果をしっかりと見極めて判断したいと考えていますという回答。事業をやっていることがあれば効果はありますけれど、今、事業効果というのはなかなかないのかなと。私は、教育というのは生涯学習というのも考えまして、今、一生懸命頑張っている小学生、中学生に支援したとしても、その事業効果というのはいつをもって見るのか。私は、人材育成の効果というのは、なかなか数値として表せられないかなと。私は、この事業効果という言葉は分かりますが、経済活動だとか、そのような利益を持って活動するものについては、当然、日本は1年会計という資本主義のやり方ですから1年ごとにやりますけれど、教育だとか、福祉だとか、そのようなところについては年限の指定はないと思っています。ですから、事業効果のことをいうのであれば、今から始めたって何十年後に効果が出るか分からない、やらなければまだ遅れる。効果のことを書いた以上は見極める必要はない、やるべきだと。効果を求めるのであれば、その事業は何をもって取り組むのか。このスタンスもしっかり明確にすべきかなと。効果を求めるものとそうでないものを見極めるのが先であって、ここに書いてある「充当事業の選定に当たっては、事業効果をしっかりと見極め」という言葉は、私はなかなか判断しづらいなと思っています。町長、何か見解がありましたらお願いします。
答弁 町長 平野浩司
今、松浦議員がおっしゃったとおりだと思っています。ですから、皆様のお金を投資するということに対しては、当然、一般的には答弁書に書いてあるようなことだと思います。ただ、本当に人を育てること、それから将来に向けてどうするかという部分に対して、それを一つの効果として見るか、見ないかという部分でいけば、松浦議員がおっしゃったような効果を求めるということには当てはまらないと、私は十分に理解したつもりであります。
再質問 12番 松浦和浩
最後の質問をします。1回目の質問から今の流れの中で、再度、一つだけ町長に答弁していただきたいのは、どの政策であろうが、どの場面であろうが、町長から出る言葉は町民に対して全てが平等だと。ですから、先ほど皆さんには平等とは考えていないという部分は、町民全員に平等に調整をしたいという形で、ぜひ答弁願いたい。
答弁 町長 平野浩司
今、私が答弁した内容の中において、その言葉を使った経過を理解いただければ、皆さんに平等に、一律に皆さん同じくと理解いただいたほうがいいのかなと思います。もし、訂正させていただくならば、皆さん一律に、同じくという言葉に訂正させていただきたいと思います。私は、どのような形であろうが、やはり人として、それから政策として、町民の皆さんには平等でなければならないということでは、今、指摘していただいたことはきちんと受け止めますし、訂正させていただけるならそのような意味での使い方を御理解いただきたいと思います。
再質問 12番 松浦和浩
そうですね。今の私の一般質問の政策が、未来永劫美幌町にとってどのぐらい効果があるのか。そして、今、高校に通っている生徒、そして、高校でない学校に行っている親御さんも相当いろんな形で美幌町の支援を求めている。このことだけを町長にしっかり理解してもらい、今、町長の言う平等の部分も訂正がありましたので、ぜひ、このふるさと納税の利用も含めて、しっかりと中学校を卒業した生徒全員に何かの手当てをしてもらえることを期待し、一般質問を終わります。