みんなの議会

美幌町議会 令和3年第10回定例会 2021年12月7日

(1)公共施設のバリアフリー対策について/(2)多機能トイレの自動ドアについて

2021年12月7日、美幌町議会の一般質問で、藤原公一議員が「公共施設のバリアフリー対策について」「多機能トイレの自動ドアについて」について質問し、町長 平野浩司、総務課長 関弘法、総務部長 小室保男、病院事務長 但馬憲司、社会教育課長 松尾まゆみ、教育部長 遠藤明、保健福祉課長 中尾亘、福祉部長 河端勲が答弁しました。

質問者
藤原公一 議員
答弁者
町長 平野浩司、総務課長 関弘法、総務部長 小室保男、病院事務長 但馬憲司、社会教育課長 松尾まゆみ、教育部長 遠藤明、保健福祉課長 中尾亘、福祉部長 河端勲

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 2番 藤原公一

おはようございます。私はさきに通告しております大きく2点、公共施設のバリアフリー対策と高齢者支援の充実について質問させていただきます。初めに、公共施設のバリアフリー対策について。バリアフリー法では、多くの人が利用する建築物について、高齢者、障がい者等の円滑な移動等に配慮した設計が求められております。この法律により、ハードとソフト両面の施策を充実させ、高齢者、障がい者なども含めた全ての人が利用しやすい社会の実現を目指していかなければなりません。このバリアフリー法を基準に新庁舎を含む公共施設のバリアフリー対策についてお伺いいたします。まず1点目、新庁舎のトイレの手すりの位置について。新庁舎各階男子トイレの小便器には、高齢者や障がい者に配慮した手すりが設置されておりますが、配慮が足りていないと思われます。なぜ奥側に手すりトイレを設置したのでしょうか。また、手洗い場につえホルダーなどの配慮がありません。手すりつきトイレを奥側に設置した理由と今後改善する考えがないのかお伺いいたします。2点目、多機能トイレの自動ドアについて。しゃきっとプラザの各階多機能トイレは、全て自動ドアであり、しゃきっとプラザより完成が新しい町民会館、びほーる、新庁舎の多機能トイレは自動ドアになっていません。自動ドアにしなかった経緯と今後改善改修計画がないのかお伺いいたします。3点目、視覚障がい者誘導ブロックについて。新庁舎正面玄関には、視覚障がい者誘導ブロックが設けられていますが、途中で誘導ブロックが切れております。また、地下入り口ホールにもありますが、玄関口及び歩道に誘導ブロックはありません。各施設とも視覚障がい者の目線に立ったブロック設計となっていないと思います。どのような視点で誘導ブロックを設計したのか。また、今後改善改修計画があるのかお伺いいたします。4点目、図書館玄関ドアについて。図書館には、車椅子の方も利用できるようにスロープが設置されておりますが、駐車場側スロープには公用車が停車しており、また、玄関は自動ドアでもなく、インターホンも故障したままであります。今後の対応と改善改修計画についてお伺いいたします。次に、高齢者支援の充実について。人生100年時代を迎え、住み慣れた地域で安心して老後を過ごせる環境づくりは美幌町においても重要な課題の一つだと思います。認知症を発症した家族を持つ当事者としても、進行を遅らせることに加え、家族のケアがとても大切であることはそばで見て実感しております。高齢化の進展とともに、認知症患者数も増加しており、日本における認知症の高齢者人口の将来推計に関する研究では、2020年の65歳以上の高齢者の認知症有病率は16.7%、約602万人となっており、6人に1人程度が認知症有病者と言えます。そこで、認知症施策について、次の質問をいたします。1点目、現在の美幌町における認知症施策の取組について。国は、令和元年6月、認知症施策推進大綱を発表し、認知症基本法案の成立を進めておりますが、この大綱では新たに共生と予防を両輪としているのが特徴です。認知症の発症を遅らせ、認知症になっても希望を持って日常生活を過ごせる社会を目指すとあります。これらの国の推進大綱を踏まえ、本町の認知症に対する取組状況についてお伺いいたします。2点目、新しい認知症サポートについて。地域包括支援センター認知症地域支援推進員を中心に、支援体制や見守りとしてのSOSネットワーク、認知症高齢者等位置情報検索機器貸与事業、やすらぎ支援事業などを行っていただいてはおりますが、先ほどの認知症施策推進大綱でも共生を求められております。認知症の方が外出しても安心してお住まいに戻れるように、どこシル伝言板を導入している自治体が増えております。認知症の方が衣服や爪などにQRコードラベルを身につけ、もし誰かが発見した場合、発見者は自分のスマートフォンでQRコードシールを読み取ると、自動的に家族等に直接かつ迅速に連絡が取れ、本人へのヒアリングも不要で心理的な負担を最小限にできる特徴があります。美幌町民全員が認知症の方の見守りをすることが認知症の理解にもつながるものと考えます。今後、認知症QRコードシールを導入すべきと考えますが、町長の考えをお伺いいたします。3点目、認知症に関する今後の普及啓発について。国の認知症施策推進大綱でも、五つの柱の一つが普及啓発です。生活上の困難が生じた場合でも、重症化を予防しつつ、地域の中で自分らしく暮らし続けることができる社会にするためには、地域の理解と協力が大変重要だと思います。新たな認知症基本法の下、さらに美幌町の施策を進められていると思いますが、今後の普及啓発の考えについてお伺いいたします。以上2点、御答弁よろしくお願いいたします。

答弁 町長 平野浩司

藤原議員の御質問について答弁いたします。初めに、公共施設のバリアフリー対策について。1点目の奥側に手すりトイレを設置した理由についてでありますが、新庁舎のトイレブースの配置上、手すりつきトイレを出入口に近接させた場合、各利用者の動線が交錯することから、身体に障がいのある方が急がず、安全・安心に使用することができるよう、出入口付近を避け、周囲に十分なスペースが確保できる奥側に設置したものであります。2点目の多機能トイレのドアにつきましては、しゃきっとプラザはその設置目的などから、多機能トイレを自動ドアとする選択をしたところでありますが、その他公共施設においては、御利用の頻度を勘案して、簡易に開け閉めができるもので、かつ安全性の高い、引き戸式ドアを採用しております。3点目の誘導ブロックを設置した視点についてでありますが、点字ブロックは、目の不自由な方に対する誘導として効果的である一方、廊下などにも設置した場合、歩行が不自由な方に支障を来すなどの課題があります。本町では、近年建設された他市町村の市町村庁舎も参考に、庁舎内入り口、ロビーまで点字ブロックを設置し、庁舎内では、来庁者がお困りの際には、職員が御案内する対応で考えております。また、東側玄関ホールの歩道等には点字ブロックを設置しておりませんが、現在工事中の正面玄関側駐車場には点字ブロックを設置することとしております。今回御質問の三つの内容につきましては、ただいま御説明しました理由から、現在、改修を行う予定はございませんが、つえホルダーの設置など、軽微なものにつきましては実施を考えております。本年5月より供用開始した新庁舎では、実際に運用していく中で見えてくる課題もあるかと考えております。今後も利用される方の声を聞きつつ、よりよい機能向上に向けて、その必要性、安全性、経費等を含め総合的に研究の上、判断してまいりたいと考えております。4点目の図書館玄関ドアでありますが、公用車の停車については、業務の利便性から駐車場側スロープに停車している現状にありますが、御指摘のとおり、車椅子を利用される方の駐車スペースを占有していることから、今後は、身体障がい者専用駐車場などの表示により、スロープからの車の乗降スペースを確保してまいりたいと考えております。あわせて、玄関前のインターホンについては、こちらも御指摘のとおり故障した状態であるため、利用者に不便を来すことのないよう修繕してまいります。また、玄関の自動ドアについては、将来の整備を見据えて、現在は必要最小限の施設修繕としているため、自動ドアへの改修は考えておりませんが、入退館時に支援を必要とする方に対しては、職員が付き添うなどのサポートを行ってまいりますので、御理解を賜りますようお願いいたします。次に、高齢者支援の充実について。1点目の現在の美幌町における認知症施策の取組についてでありますが、令和3年3月に策定しました高齢者保健福祉計画・第8期介護保険事業計画において、認知症になっても本人やその家族が地域で安心して暮らしていけるよう、認知症に対する町民の理解を一層深めるための取組を進めるほか、本人とその家族の視点を重視しながら支援する相談支援体制及びネットワークの構築、サービスなどの整備・強化を図ることとしております。具体的な取組内容として、美幌町地域包括支援センターを中心とした認知症の相談支援及び早期発見、びほろ折り梅の会による認知症予防やサポート、認知症への啓蒙啓発活動の推進、美幌町認知症高齢者等SOSネットワークによる行方不明時の情報共有、認知症カフェの開催による本人や家族に対する支援など、共生と予防を考慮した事業を展開しております。2点目の新しい認知症サポートについてでありますが、行方不明対策として実施している美幌町認知症高齢者等SOSネットワークの関係機関による情報共有の継続や登録情報の更新、また、協力会員となるメール受信者の拡大を図っていくとともに、捜索手法に関する調査・研究を行ってまいりたいと考えておりますので、御理解をお願いいたします。3点目の認知症に関する今後の普及啓発についてでありますが、認知症についての正しい知識が多くの町民の皆様に理解されることが、地域における認知症高齢者やその家族への適切な支援や地域での支え合いにつながるため、講演会やチラシの配布等による啓発をはじめ、認知症カフェの開催など、あらゆる機会を通じて、認知症について理解を深めるとともに、認知症の当事者や家族と一般の方との交流によるネットワークの充実に努めてまいります。以上、答弁いたしましたので、よろしくお願いいたします。

再質問 2番 藤原公一

それでは、再質問に入らせていただきたいと思います。最初に、奥側に手すりを設置したことについて再質問させていただきたいと思います。トイレのブースの設計上、出入口の動線が交錯するので、確保のために奥側にしたと解釈いたします。設計段階でトイレのブースを広く取れば、手前にできたとも捉えることができると思います。設計段階でこのような問題があるとの認識があったのか。また、設計管理者からはどのような説明を受けているのか教えていただければと思います。

答弁 総務課長 関弘法(総務課長は2022年3月まで)

設計段階での状況の御質問かと思います。設計につきましては、藤原議員がおっしゃるとおり、本庁舎はバリアフリー、またユニバーサルデザインに基づきました設計基準となってございます。トイレの配置につきましても、当初からこのような配置で御提案をいただきまして、町としてもこの旨を了承して進めてきたところでございます。よろしくお願いいたします。

再質問 2番 藤原公一

設計段階の中で、2階、3階は別として、1階フロアは多くの町民が訪れるように、地域包括支援センターとか、社会福祉協議会、また、高齢者を担当する部署とか、いろいろあると思います。1階だけでも手すりを手前に設置するという考え方はなかったのか、再度答弁をお願いしたいと思います。

答弁 総務課長 関弘法(総務課長は2022年3月まで)

様々なお客様が1番多く来る1階ということで、御指摘のとおりかと思います。ただ、先ほど申しましたとおり、当初から1階も含めまして現在の配置で進めてございますので、よろしくお願いいたします。

再質問 2番 藤原公一

そういう答弁になるのかなと思いながらも、手すりというのは、普通に生活している私たちも、もしかしたら足を骨折して松葉づえになったときに利用しなければならない状況があり得ると思います。トイレの中は、タイルを敷いてありますので、清掃とか雨降り、雪を持ち込んで濡れていた場合、奥まで行くほうが逆に危険ではないかと私は思うのですけれども、そういうことを考えると、先ほどの答弁で奥側にしたというのは、説明になっていないように思われます。そういう理由から、ほかの商業施設は、手すりは全て手前に設置されております。また、国土交通省もバリアフリートイレは、手すりについて出入口が望ましいというふうにあります。そのことも踏まえて、今後1階だけでも改修計画がないのか、再度答弁をお願いしたいと思います。

答弁 総務部長 小室保男(総務部長は2023年6月まで)

今、御指摘をいただいております男子トイレは、手すりを設置したのは奥のブースになるわけですけれども、手すりを使う利用者は、転倒の防止あるいは移動や歩行の手助け、そういった場合に手すりを使用することになるだろうと思っております。また、手すりを使用される利用者の皆様については、一般的に足腰や腕の力が弱っている方が多いと思いますし、そういった方がトイレを使用される際は、やはり一般の健常者の方に比べると時間に余裕を持って、ゆっくりと使用できる環境が必要だろうと考えてございます。仮に、出入口に近い位置の小便器に手すりを設置した場合、他の利用者がその背後を通って奥の小便器に行くことが当然想定されますので、そうなると、その手すりを使用されている方がゆっくり用を足すことができないという面もあるのではないかと考えております。先ほど、総務課長からも答弁いたしましたが、様々な理由がありますけれども、設計段階において提案をいただいた奥側に手すりを配置するということで整備をしたところでございますので、御理解をいただきますようよろしくお願いいたします。

再質問 2番 藤原公一

部長からの答弁で、納得がいかない部分があるのですけれども、ゆっくりトイレができない状況というのは、商業施設でも同じようなことが言えると思うのですけれども、その辺の配慮は最初の設計段階からなかったのかどうかだけ再度答弁お願いしたいと思います。

答弁 総務部長 小室保男(総務部長は2023年6月まで)

設計段階で、私の記憶の中ではそこまで細かい御提案というのは記憶には残っておりませんが、先ほど答弁したとおり、奥側に手すりをつけた理由ということで、近いほうにつけると落ち着いて使用できないという面はあろうかと考えております。ただ、そういった御指摘も踏まえまして、様々な利用者の声をこれからもいただくことになっております。施設が完成したからこれで終わりということではなくて、今後においても、より利用しやすい環境を整えていくことは当然大切な視点になると思いますので、これからもいろいろと検証を重ねてまいりたいと考えてございます。

再質問 2番 藤原公一

それでは、2点目の多機能トイレについて再質問させていただきたいと思います。まず、答弁の中に利用頻度を勘案して引き戸式を採用されたとあります。この設計段階での利用頻度というのは、どのような出し方で利用頻度と言うのでしょうか。困っている人が一人でも、そのトイレを利用しなければならないということであれば、その人にとっては利用頻度の高いトイレになると思います。一人でも自動ドアを利用したいという人がいれば、十分な改修理由になると思いますが、この利用頻度の考え方についてお伺いしたいと思います。

答弁 総務課長 関弘法(総務課長は2022年3月まで)

利用頻度の考え方でございます。しゃきっとプラザにつきましては、車椅子を利用する方を含めて、身体に障がいのある方が主に利用する施設ということで建設をされてきたところでございます。まさにバリアフリーを意識したものであったと思ってございますが、役場の庁舎につきましては、全ての利用者の行動特性に有効であるようにということも踏まえまして、誰もが当たり前に使えるようにという、バリアフリーもございますけれども、一方でユニバーサルデザインといったことも意識したものとなっているところでございます。そういった意味からしまして、確かに利用者につきましては、しゃきっとプラザ同様に利用されるということが前提にあったわけではありますけれども、障がい者、車椅子、そういった方々のための自動ドアに対しまして、自動ドアによって不安を持つ方、ロックがされないことへの不安、そういったお話も聞いている部分もございました。そういった部分も含めまして、全ての方が安心して使えるトイレ、そんなことも考えまして、今回、引き戸の手動式にしているところでございますので、よろしくお願いいたします。

再質問 2番 藤原公一

簡易に開け閉めができるもので、かつ、安全性の高い引き戸式ドアを採用されているとの答弁でありました。自動ドアに不安があるという話があったのですけれども、この自動ドアのトイレは危険なのでしょうか。自動ドアのほうが格段に簡易で安全な開閉ができると思っております。ここで答弁されていることには当てはまらないと思いますけれども、先ほどのロックができないというだけの不安で自動ドアを採用されていないのか。その答弁だけお願いしたいと思います。

答弁 総務課長 関弘法(総務課長は2022年3月まで)

議員からお話がございましたとおり、自動ドアにつきましては、手動なのか、自動なのか、様々にいい面、悪い面はあると考えてございますけれども、先ほどお話ししましたとおり、お使いになる方の安心感、そういったこともあります。また、新庁舎のコンセプトでございます安心・安全の中で、バリアフリー、ユニバーサルデザインに加えまして、防災拠点という意味合いもございます。例えば、有事の際、停電等が発生した場合には、手動式の扉が好ましいのではないかと、そのようなことで選択した考え方もございますので、よろしくお願いいたします。

再質問 2番 藤原公一

多機能トイレについてですけれども、多機能トイレはおむつ替えをするスペースもついております。障がいをお持ちでない方でも、おむつ替えをするスペースがあるので、ベビーカーを押して入る、たくさんの荷物を持って移動される小さなお子さん連れの親御さんも利用できるスペースでもあると思います。しゃきっとプラザのように、ボタンを押せば開閉できる自動ドアのほうが、当然ベビーカーを押す方にも便利なトイレになろうかと思います。また、車椅子で来庁される方もおられると思います。障がいをお持ちの方には、どちらかの手に力が入らないという人もおられます。答弁の中で、今は改修計画はないという話ではありますけれども、よりよい機能向上に向けてとあります。先ほども部長から町民の声を聞いてという話もありましたけれども、この声というのは、今後どういうふうな部分で取り上げていくのか。また、アンケート調査とか、意見箱を設置して、今後計画していくのかだけ答弁願いたいと思います。

答弁 総務部長 小室保男(総務部長は2023年6月まで)

多機能トイレの設置に当たって、いろいろ御指摘をいただいてございます。実は、今回トイレ整備に当たって、建築工事を進める中で、実際に車椅子を使用している職員に現場で不自由がないか確認をしていただいております。出入口の開閉の状態、あるいは、便座へ移乗する際の手すりの配置箇所など、職員からもいろいろ御指摘をいただいた中で、最終的に今のような形になってございます。確かに、全て自動ドアのほうがいいのかもしれませんが、先ほど総務課長から答弁したとおり、防災拠点という位置づけもございますので、総合的に勘案して現状のスライド式のドアにしたところでございます。また一方で、先ほど私が答弁したとおり、町民の皆様の声をいただいた中で、よりよい環境を整備していくという視点も当然必要になってございます。現在、アンケートをすぐに行うようなことは考えてございませんが、例えば、庁舎を訪れる方から、それぞれ窓口で応対する職員に対して新庁舎の使い勝手、あるいは、こういう環境のほうがよりよいスペースになるのではないかと、いろんな御提案もいただいていると思いますので、そういったところをしっかりと受け入れながら、施設の管理者として、町民の皆様の財産でもありますので、しっかりとした環境整備をしていきたいと考えてございます。よろしくお願いいたします。

再質問 2番 藤原公一

今回は質問が多いので、次に移らせていただきたいと思います。3点目、誘導ブロック、通称点字ブロックについて再質問させていただきたいと思います。まず、廊下に設置した場合、歩行が不自由な方に支障を来すなどの課題がありますとの答弁がありました。このことについて、国保病院には点字ブロックが廊下にもありますが、歩行が困難なので撤去してほしいという苦情を国保病院では受けたことがあるのでしょうか。国保病院のほうが、役場に来庁される方より歩行が困難な方が多いはずですが、苦情がないのか答弁をお願いしたいと思います。

答弁 病院事務長 但馬憲司

利用される患者の皆様から、直接点字ブロックによる苦情等は承っていないところでございます。

再質問 2番 藤原公一

今答弁いただきましたけれども、苦情はないということです。そうであれば、庁舎の点字ブロックは玄関口だけでよいのかどうかという答弁を町長、総務部長どちらでもいいですけれども、答弁願えればと思います。

答弁 総務部長 小室保男(総務部長は2023年6月まで)

今御質問があったのは、正面玄関の入り口の部分かと思います。1回目の答弁でもございましたが、正面玄関の入り口の風除室からロビーの3メートルぐらいに点字ブロックが設けられてございます。その後については、来庁された方がお困りであれば、職員が窓口におりますので、当然気がつくわけであります。その際に、気づいた職員がお声掛けをして、お困りの方を御案内する、誘導することができますし、これは職員としての本務でございますので、そのようなソフト面での対応を考えてございますので、御理解をいただければと思います。

再質問 2番 藤原公一

庁舎正面玄関には点字ブロックを設置することとしておりますとあります。私が拝見したところ、公衆電話から点字ブロックがつながっていないのです。あそこの入り口には点字ブロックがあるのですけれども、そこから導線が庁舎までつながっていくのが本来ではないかと思います。さらに言えば、バス停から庁舎までのアプローチをすべきではないかと思います。また、しゃきっとプラザ側のバス停から誘導導線が確保されていないとも思っております。しゃきっとプラザの正面玄関に向かって右側の思いやり駐車場のところに点字ブロックがつながっているのですけれども、その点字ブロック上に自転車とかリヤカーが置いてあります。点字ブロック上に物が置かれているという現状です。新庁舎玄関口までつながらなくてもいいですけれども、そういう現状に対して、今後どのように取り組んでいくのか、答弁をお願いしたいと思います。

答弁 町長 平野浩司

点字ブロックの御指摘をいただいたこと、これは答弁させていただきましたけれども、実際に運用して見えてくる課題もあるかと思うのです。そのことは、今御指摘いただいたことも含めて、しっかりと検討していきたいと思います。あと、役場内の点字ブロックについて、答弁で入り口の風除室までしかつけていないことについて、点字ブロックを全部につければいいのではないかというのは、それも一つです。ただ、庁舎ができたときに、私が職員にお願いしたことは、まずは庁舎に入ってきたときに、身体的に不自由な方を早く認識した中で、どうされることがいいかということ、きちんと接してほしいというか、挨拶も含めてそういうお願いをしています。ですから、今回も内部で話したときに、点字ブロックがここでとまっている理由はどうなのだという話も議論させていただきました。基本的には今私が言ったように、きちんと職員が関わることを前提としているということだったので、それであればわかりましたと。後半で言われたことについては、しっかりとその辺の検討、見直しはさせていただきたいと思います。

再質問 2番 藤原公一

今、町長から職員の対応について答弁いただいたのですけれども、私が見ているだけかもしれませんが、庁舎の1階でうろちょろと言ったら言葉が悪いですけれど、どこの窓口に行けばいいかわからないという方が結構見受けられます。また、以前の庁舎と違って、カウンターと職員の距離が遠いということで、声がかけづらいという話も聞いております。そのことも踏まえて、できれば玄関口に案内係を置けば、そのような状況がないような気がするのですけれども、その辺については今後検討していただければと思います。次に、点字ブロックに付随して、町民会館の誘導ブロックについて質問させていただきたいと思います。この間、町民会館を訪れたときに、玄関口に冬場を想定してなのか、点字ブロックの上にゴムマットを敷いておりました。そちらのほうが点字ブロックよりも段差があると思います。多分3センチメートルぐらいあると思うのです。また、町民会館の点字ブロックは、自動ドアの玄関口にしか設置されておりません。町民会館に関して、点字ブロックをどうしてあそこの玄関口にしか設置されなかったのか、答弁をお願いしたいと思います。

答弁 社会教育課長 松尾まゆみ(社会教育課長は2022年3月まで)

町民会館の点字ブロックについてお答えいたします。町民会館の点字ブロックが玄関口のみというお話ですが、こちらにつきましては、町民会館の内部まで点字ブロックを設置しますと、その段差につまずくことを想定しておりまして、自動ドア前、そして、そこからの導線として風除室にある受付窓口のところまで点字ブロックを設置させていただいております。こちらの受付の窓口にお声がけいただいて、それ以降の部分につきましては職員が御案内させていただくことが可能かと思っておりますので、このような形の対応をさせていただいております。よろしくお願いいたします。

再質問 2番 藤原公一

その点字ブロックの上にゴムマットを置いている部分についてはどのような解釈をされますか。

答弁 社会教育課長 松尾まゆみ(社会教育課長は2022年3月まで)

大変申し訳ございません。ゴムマットにつきましては、至急、点字ブロックに支障がないような形で対応したいと思っております。よろしくお願いいたします。

再質問 2番 藤原公一

また、町民会館の栄通側の歩道には点字ブロックがあるのです。その栄通側から階段を上って行くときに、本来であれば、ぼつぼつの点字ブロックが設置されないと階段だと気づかないのです。点字ブロックの意味というのは、真っすぐの縦に並んでいる線が誘導方向なのです。ぼつぼつがあるのが停止だったり、何か障がい物があるときにぼつぼつのブロックがあるのですけれども、そういうことでいくと、町民会館の階段に上るところにはぼつぼつの点字ブロックがないと階段だと気づかないのです。その辺について、今後検討していただければと思います。次に、図書館玄関について質問させていただきたいと思います。今後の改修の部分で前向きな答弁をいただきました。一般質問を提出後に図書館を訪れたときに公用車が移動されており、駐車場が確保されておりました。今後、職員の方のお手伝いもいただけるということで、車椅子の利用も便利になるかと思います。そこを踏まえて、1点だけ再質問させていただきたいと思うのですけれども、今回の駐車スペースとインターホンの問題について、私が指摘する前に町民の方から指摘がなかったのか、お伺いしたいと思います。

答弁 教育部長 遠藤明

御答弁申し上げます。私どもの把握する限りでは、そのような御指摘等はいただいていないところでございます。

再質問 2番 藤原公一

今回、図書館は改善されましたので、町民の方も、障がいをお持ちの方も利用しやすい施設になっていくと思っております。せっかく新しくなった役場庁舎です。管内や全道、全国から注目を浴びたZEBでの建設庁舎ですので、今後コロナ終息後、多くの自治体が視察に来るだろうと思います。全ての人に優しい、すばらしい庁舎だと称賛されるよう、今後、総合的に判断され、健常者も障がい者も、全ての方が利用しやすい公共施設に改善されることを望み、次の質問に移りたいと思います。次に、認知症の取組について移らせていただきたいと思います。まず1点目、相談支援体制及びネットワークの構築についてでありますが、地域包括支援センターを中心とした認知症の相談支援について、もう少し具体的にお教えいただきたいと思います。地域包括支援センターより認知症のしおりをいただきました。その中に、まずは何か心配事があったら、かかりつけ医に相談して、その後必要に応じて専門医療機関に進むや紹介などという文書があります。かかりつけ医を持たない人は地域包括支援センターに相談することになっておりますけれども、地域包括支援センターはどこまでの範囲で支援をしていただけるのでしょうか。例えば、病院までの送迎とか、ケアマネのあっせんはしてくれると思うのですけれども、本当に困っている時に病院までの送迎というのが大事だと思うのですけれども、その辺の対応について、答弁をお願いしたいと思います。

答弁 保健福祉課長 中尾亘(保健福祉課長は2023年6月まで)

ただいまの御質問でございます。まず、包括支援センターで相談を受けた場合、かかりつけ医のない場合は、ケースバイケースで、例えば介護状態の方であれば介護保険を使って介護タクシーを使うだとか、社会福祉協議会で実施しておりますボランティアを使うだとか、柔軟に対応していきたいと考えております。

再質問 2番 藤原公一

次に、認知症カフェについてお伺いしたいと思います。現在、コロナ禍の影響で大々的なことはできないと思っております。私も先月、この認知症カフェに参加させていただきました。少々の時間、懇談をさせていただきましたけれども、何か物足りない感じもいたしました。今後、参加者の意見や要望などを聞いていくのかどうかだけお伺いしたいと思います。

答弁 保健福祉課長 中尾亘(保健福祉課長は2023年6月まで)

先日は参加していただきまして、本当にありがとうございます。認知症カフェは、昨年はコロナ禍で実施を見送った中で、今年は2回実施させていただきました。私も参加して、認知症の方の笑顔が見られたというのが一つの大きな成果だと思うのですが、今後いろんな形で、対象を増やすというか、児童の参加をいただいて、児童と高齢者の方の交わりだとか、当然参加している方に意見を聞きながら、来年以降拡充した形で実施していきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

再質問 2番 藤原公一

次に、2点目の認知症サポートについて再質問させていただきたいと思います。私が提案したのは、QRコードによるサポートでありますが、答弁書ではそのようなことが触れておりませんでしたので、再質問させていただきたいと思います。私が提案したどこシルですけれども、これにこだわらなくても、パソコンでQRコードシールを作成できる無料のソフト等もあります。QRコードはたくさんの情報を入力することができますし、自分の名前や緊急連絡先などを入れておけば、本人にいろいろな質問をしなくても、スマートフォンをQRコードにかざせば情報が入手できるようになります。また、現在美幌町で既に導入されております高齢者安心カードに本人の名前を記載せずとも情報が入手できるということでは優れていると思います。再度、このQRコードシール導入に向けた考えについてお伺いしたいと思います。

答弁 福祉部長 河端勲(福祉部長は2024年3月まで)

御答弁申し上げます。議員御指摘のQRコードシールに関してでございます。このシールを活用いたしました身元確認システムは、全国的に展開されていると認識しております。このシステムにつきましては、個人情報を開示することなく、行方不明者の発見につなげるというところ、また、24時間365日、仲介者も要らないというところから、行方不明者捜索については有効な手段と考えているところでございますけれども、都市圏では有効な方法かと思うのですが、本町規模の人口ベースでいきますと、現行のSOSネットワークによるこちらからの情報提供、また、受信者から情報提供をこちらが受けるですとか、あと、GPSを使った位置情報システム、また、人海戦術による捜索が適している、もしくは早期発見につながるという認識でございますので、よろしくお願いいたします。

再質問 2番 藤原公一

今部長から人海戦術による部分ということがありましたけれども、人海戦術も含めて、QRコードシールは、今はスマートフォンがありますので、それで情報を入手すれば、その方が行方不明なのだという認識もできます。パソコン一つでQRコードシールは作れ、シールは買っても1枚10円か20円の話だと思うのです。その辺についても、行政側の手間かもしれませんけれども、今後検討していただければと思います。次に、高齢者福祉計画・第8期介護保険事業計画においても、認知症サポーター養成講座の実施に取り組むとあります。また、第6期総合計画の中では、中期、平成34年なので、来年度には2,320人の受講者を目標とされております。現在までの取組の状況についてお尋ねしたいと思います。

答弁 保健福祉課長 中尾亘(保健福祉課長は2023年6月まで)

認知症サポーター養成講座の実施状況でございますが、美幌町では、平成18年からオレンジリングという形で認知症サポーター制度で講習を実施しております。昨年までの実施状況でございますが、延べ人数で2,093名の方が受講を終了している状況にございます。よろしくお願いいたします。

再質問 2番 藤原公一

すみません。先ほどの認知症サポーターの部分ですけれど、私の勉強不足なのですけれども、この養成講座というのは、どのような場所、どのようなところで受講できるのか教えていただければと思います。

答弁 保健福祉課長 中尾亘(保健福祉課長は2023年6月まで)

認知症サポーター制度でございますが、地域で支える、職場で支えるということを目標としまして、過去の実績では、例えば、びほろ折り梅の会のメンバーだとか、民生委員、個人の事業所、商店街だとか、あと、学校、学生、役場職員も新人研修として実施するということで、非常に幅広く、希望される方の人数が集まれば、どこでも受講できるという形で講師を派遣しているという事業でございます。よろしくお願いします。

再質問 2番 藤原公一

例えば、議員の中で3人ぐらい集まれば受講できるとか、何人集まれば受講できるとか、人数制限はあるのかお願いします。

答弁 保健福祉課長 中尾亘(保健福祉課長は2023年6月まで)

過去の実績からいきますと、1名で実施している部分もございますので、御希望される方につきましては、何名でも構わないと考えております。よろしくお願いいたします。

再質問 2番 藤原公一

ぜひ、私も今度受講させていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。今後の普及活動についての答弁に講演会やチラシの配布等による啓発をはじめ、認知症カフェの開催などとあります。先ほどの話の繰り返しになってしまうのですけれども、講演会などは多分できていないと思いますが、チラシの配布等はできると思います。現在、チラシの部分について何か実績があれば、お教えいただければと思います。

答弁 福祉部長 河端勲(福祉部長は2024年3月まで)

チラシの配布という御質問でございますが、本年度においては今のところないのが実情でございます。よろしくお願いいたします。

再質問 2番 藤原公一

今回の質問に当たり、冒頭でも述べましたけれども、地域包括支援センターから認知症のしおりをいただきました。認知症について記載されており、大変勉強になりました。このようなパンフレットが町民の目に触れることができれば、安心して過ごせる、家族の不安を少しでも和らげることができると思ってございます。今後、認知症のしおりを広報等を通じた配布計画がないのかお伺いしたいと思います。

答弁 福祉部長 河端勲(福祉部長は2024年3月まで)

ただいまのしおりの件でございます。しおりの配布については今のところ未定ですが、内部で検討していきたいと思います。また、認知症ケアパスというしおりに準じた形のもので、認知症の方がセルフチェックできるシートですとか、認知症の方がどういったときにどういうところに相談に行ったらいいのかというようなしおりに代わるものを、今年度作成して配布する予定となってございますので、よろしくお願いいたします。

再質問 2番 藤原公一

冒頭で私も言いましたけれども、人生100年時代に入っております。1点目のバリアフリーとも関連しますけれども、全ての人が暮らしやすい、安心して暮らせるような美幌町を目指して、今後ともあらゆる分野で持続可能なことを目指して進んでいただきたいと思います。私の質問を終わります。

出典:美幌町議会 令和3年第10回定例会 2021年12月7日 議事録 PDF(8ページ) 間違いを知らせる