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洞爺湖町議会 令和3年9月会議 2021年9月10日

入江・高砂貝塚公園、高砂貝塚館の世界遺産に恥じないバリアフリー対策、運営について

2021年9月10日、洞爺湖町議会の一般質問で、今野幸子議員が「入江・高砂貝塚公園、高砂貝塚館の世界遺産に恥じないバリアフリー対策、運営について」質問し、社会教育課参事 角田隆志、教育長 皆見亨が答えました。

聞いた人
今野幸子 議員
答えた人
社会教育課参事 角田隆志、教育長 皆見亨

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 8番 今野幸子

時間が進んできたので、次に行きたいと思います。入江・高砂貝塚公園、高砂貝塚館の世界遺産に恥じないバリアフリー対策、運営についてお聞きします。まず、具体的に一つ、貝塚館正面入り口のところに車椅子用のスロープがない。このスロープを大至急つくっていただきたいと思います。次から次へ、この間、半日私そこで見ていたのですけれども、随分、人が入っている。いろいろな人が来ている。小さい子どもから結構な年配の方まで、外国の方もいらしていました。そういう中で、やっぱりスロープがない。これはちょっと恥ずかしいかなということで、これからどうするかを聞きたいと思います。

町の答え 社会教育課参事 角田隆志

車椅子で来館される方の対応といたしましては、既存棟入り口の前を身障者用の駐車スペースとして使用することで考えております。身障者用駐車スペースの標示等につきましては、速やかに対応したいと考えております。身障者の入館に当たりましては、既存棟の入り口から入っていただき、館内を通って受付へと回っていただくことで考えてございます。このことによって、来館者の安全が確保でき、かつ最短距離で入館ができるというものと考えてございます。なお、補助が必要な方につきましては、事前に予約をいただき、職員が対応することとしております。

議員の質問 8番 今野幸子

今聞くと、親切そうに聞こえるのですが、要するに、正面玄関からは入れませんよ。裏口のほうから入ってくださいというような対応ですよね。はっきり言って。これは、そうやって案内するほうも非常につらい。それから、実際そうやって、正面のほうに行ってと言われたら、どんな寂しい思いをするか。これは世界遺産になって、ましてや観光地ですよ。そういったところの状況で、そういう対応というのは、やはり間違っていると思います。大至急その対応を取っていただきたい。もう一回返答をお願いします。

町の答え 社会教育課参事 角田隆志

車椅子で来館される方への対応は、先ほど答弁いたしましたとおりでございます。と申しますのも、スロープの出口付近におきましては、ちょうどT字路の交差点に非常に近いところでありまして、車椅子の方が駐車されてからそこに入るということで非常に車通りも激しいところでありますので、安全を確保するために、先ほど申し上げたような対応をさせていただくということで考えてございます。

議員の質問 8番 今野幸子

正面玄関の前にこういった柵というのですか、ついていますよね。これは何のためについているのですかと、私、聞いたことあるのですけれども、車椅子や何かの通るときの安全を確保するためだと。だけれども、そこを通らないで入るのであれば、あの柵も要りませんよね、はっきり言って。そして、本当は、正面から真っ直ぐ入れれば一番いいことですよね、なければ。それと、点字ブロックも、この間隔で正面玄関の前だけついています。私、これは何のためについているのかなと、非常に考えたのです。こう来ても、がくっとした段差を上がって、入り口までの間にあるわけです。あれをたどって、入り口に着いたとします。曲がりました。真っすぐ行ったらドアにぶつかるのです。ドアが1枚しか開いていないのですね。1枚閉まった状態にあるのです。真っすぐ行くと、こちら側にぶつかってしまうのです、閉まっているほうのドアに。これもやはりどうにかしないと、何のためにそこにつけたのか、本当に分からない。例えば、ブロックのことを視覚障害者誘導ブロックと言うらしいのですよね。目的地に向かって誘導しますよという。目的地というのは、貝塚館ですよね、はっきり言ってね。できれば、駐車場から誘導して、目的地の貝塚館につなげるという点字ブロックにしていただけたらな。あそこだけの点字ブロックでは、本当に考えてしまいます。それを生かすためには、やっぱりそういった考え。ただ、いろいろな規制があるようなので、すぐできるかどうか分かりませんが、車椅子専用のスロープを造るということと、点字ブロックをどうにかすると。ちゃんと誘導して、貝塚館に来られるといった点字ブロックにしていただきたい。車椅子の方に、そんな失礼なことを言わないで済むようにしていただきたいと思います。いかがでしょうか。

町の答え 社会教育課参事 角田隆志

点字ブロックと手すりにつきましては、北海道福祉のまちづくり条例に基づきまして、スロープを設置する場合には、高さが16センチを超える傾斜がある場合には手すりを設けること。そして、点字ブロック等注意喚起用の床材を設けることとなっておりまして、これに基づいたものでございます。今、ご質問にありました点字ブロックですが、正面玄関の位置がこれだと片側が閉じていてぶつかってしまうということでございますけれども、これは管理上の運用の面で解決していきたいと思います。といいますのは、そういった方が来た場合には、内側に両開きにして対応したいというふうに考えてございます。それから、視覚障害者の方への対応につきましてでございますけれども、補助が必要な場合には、予約をいただき、職員が対応することとしております。そういった形で対応をこれからやってまいりたいというふうに考えてございます。それから、先ほどとも重複するのですけれども、点字ブロックの延長についてでございます。視覚障害をお持ちの方につきましても、先ほど申し上げました身障者用の駐車スペースに車を止めていただきまして、既存棟から入館していただくことで考えてございます。以上です。

議員の質問 8番 今野幸子

道の建物に対する規定は分かるのですけれども、車椅子もそこを通らない。点字ブロックの必要な人もそこを通らないでは、規定も何もないですよね。やはりせっかく造ったのに、その対応が役立っていないというか、そしてやはり不親切です。世界遺産の持っている観光地としては、とっても恥ずかしいことです。回ってくださいなどと言われたら、一生、心に残ります。そんなことのないように、早急にでなくても、できるだけ早いところでスロープを造る。柵を造ってしまったから壊すのはもったいないではなくて、とにかく造る。点字ブロックを生かす。そういった対応を取っていただきたいと思います。次に行きます。視覚障害を持っている方が館内を回って歩くときに、やはり見えないから音でどういう状態にあるのかを察するわけなのですけれども、そこで、音声ガイド、音声式のガイダンスがありますよね。それは、全部がそういうふうになっているわけではありませんから、そこに学芸員が常時して、そういった人の対応も、即するということ。それから、ちょっと飛びますけれども、今、団体の予約者だけが学芸員の説明が受けられるという体制にあると思うのですが、これは知らない人は予約なんかしていませんよ。業者が来る団体はそういう予約はしていると思いますけれども、常にやっぱり学芸員がいて、説明を聞きたい人には説明をするといった体制をつくる。それは必要なことだと思うのですけれども、いかがですか。

町の答え 社会教育課参事 角田隆志

まず、視覚障害者の方への解説の対応でございます。解説につきましても、職員が対応いたしますので、自動音声式案内等の設置については、考えてございません。点字など、視覚障害の方は、今は手を触れられない状況にあります。例えば、ハンズオンの展示など、工夫次第でそういった展示も可能となりますので、解説プラス、その方向で進めていきたいと思います。それから、学芸員の常駐につきましてでございます。こちらについては、ただいま進めているところでございますので、今年度につきましてはちょっと難しいところがあるのですけれども、今後進めてまいりたいと考えてございます。以上です。

議員の質問 8番 今野幸子

ぜひ進めてください。次に行きます。オストメイト対応のトイレの設置、これは前から言っていたのですが、これからどんな人方が来るか分からないといった状況で、どなたにでも安心してトイレに行ってもらえる、そんなトイレを造っておいてほしいといった期待。そのときに、やはり温水シャワー、それから汚物の洗うところ、それから替え装具、それを置くちょっとした棚、それはバックを置く棚とはちょっと違うのですけれども、そういった置く棚や何かも、そして鏡も、当然つけるのですけれども、今言う鏡というのは、お化粧用の鏡ではなくて、きちっとできているかどうかを確認するための鏡、そして例えば、車椅子の方でもそれができるように、鏡の大きさ、場所といったものにも気を遣って、できれば設置をしていただきたいと思いますが、いかがですか。

町の答え 社会教育課参事 角田隆志

オストメイト対応トイレにつきましては、これまでも利用に関する問合せは受けていないところでございます。利用する頻度は非常に低いのかなというふうに考えられます。現在考えているところでは、貝塚館に設置予定はございません。オストメイトトイレにつきましては、貝塚館だけではなくて、公共施設全般に関わることでもあるというふうに考えてございます。現在、町内には15か所の公共施設にオストメイトを設置してございます。これらの場所の情報をホームページ等で発信するとともに、設置場所を記したチラシなどを施設に配置することで対応してまいりたいというふうに考えてございます。以上です。

議員の質問 8番 今野幸子

今までそういったものがあるかどうかのあれはなかったと。ただ、団体で動くときというのは、そういう方というのはあまり動かないのですよ。ついていけなかったらどうしようとか。案外、個人的にちょっとした形で動く人が多いので、そういう問合せというのはあまりないと思います。実際に来てなかったら、ないのかとわざわざ聞きません。そういったことで、必要性はあると思います。今度、長い目で見ても、そういったことを考えて、ぜひそういった施策を進めてもらえたらなと思います。次に行きます。学芸員、そしてボランティアの対応。学芸員に関しては、先ほど言いましたので、ボランティアの対応についてお伺いします。

議員の質問 8番 今野幸子

ごめんなさい。ナプキンは、中学や何かで対応してもらったと思うのですが、ここにもできましたら、ちょっと置いていただけたらなと思いますが、どうですか。

町の答え 社会教育課参事 角田隆志

このことにつきましても、公共施設全般に関わることでもありますが、現在、設置の予定は考えてございません。

議員の質問 8番 今野幸子

全般に関わることで、全般に関わることだからなかなかできないではなくて、できるところから、一つでもいいから、手をつけていただけたらなと思います。ボランティアのほうに移ります。ボランティアで登録している方は何人かいると思うのですが、あまり活躍されているような状況が、今コロナの状況もありまして、なかなか活動しにくいのかなと思いますが、せっかく登録している人たちに意気消沈させないような、今後どんどん活躍してもらえるような対応が必要だと思うのです。ただ、何時にちょっとそこやって、ちょっとそこやって、いいように使われているのではなくて、その人たちが自分の意思で誇りを持って活動できるような、そういう処遇といったものを考えるべきではないかと思うのですが、講習会なども開いて、そういった誇りを持たせる。そして活動してもらうといった施策はありますか。

町の答え 社会教育課参事 角田隆志

現在、解説ボランティアの募集は随時行っております。9月1日にガイド用の学習会を実施する予定でございましたけれども、緊急事態宣言のためにやむを得ず延期といたしました。やはりガイドが常駐することで、遺跡や世界遺産に対する理解がより深まるものと考えておりますことから、解説ボランティアの育成には取り組んでまいりたいと考えてございます。なお、11月には、北海道文化遺産活用活性化実行委員会が主催いたします、縄文遺跡群ボランティアガイド養成講座の開催も予定してございます。関係機関とも連携しながら、取り進めてまいりたいと考えてございます。

議員の質問 8番 今野幸子

ただでやってもらうというだけではなくて、そういった処遇なんかの改善も、ぜひ、していただきたいと思います。そのときに、ボランティアの方たちの話も十分に聞いて、こういうふうにしたいのだという要望も聞き入れながら進めていってほしいなと思います。次に行きます。施設の管理と職員の勤務時間について、施設の開く時間と勤務時間が同じなのですね。閉館する時間と退勤する時間も同じ。これでは、やはり開館前の準備する時間もない。お客さんが、もしかしたらすぐ入るかもしれませんよね。その時点であっちやったり、こっちやったりではなくて、それは受付しなければならないので、できませんよね。そういった時間帯もどうにかすると。今こちらから役場の職員の方たちが行ったり、手伝ったりしているというのはお聞きしています。しかし、これは一時的なことではないのですよね、これからずっとですよ。その間、いつも職員の方が、はい、行きます、今日はこっち行きます、それでは体が持ちません。ぜひとも、そういった人手が足りないのなら、パートなり何なり、そういった人を使ってでも、窓を開けたり、そしてトイレを掃除したり、床や何かも掃除、そんなする暇ないのですよ。そういったものをしてもらえるような体制づくり、これはどう考えていますか。

町の答え 社会教育課参事 角田隆志

まず、現状からお話しさせていただきたいと思います。7月21日のオープンから実に多くの来館者に来ていただきました。特に最初の連休につきましては、開館と同時に来館者がありまして、これまでとは違い、窓口対応に多くの時間が割かれることとなりました。清掃、消毒につきましては、会計年度任用職員が対応することとしております。貝塚館につきましては、展示が中心ですので、手に触れる箇所が少ないということもありますが、トイレにつきましては、お昼に交代の職員が参りますので、そのときにチェックし、消毒を行うということとしてございます。あと、勤務時間と施設の開館時間が同じであるというご質問でございますが、現在は貝塚館の開館時間は9時から17時、会計年度任用職員の勤務時間は、同じく9時から17時となってございます。会計年度任用職員は、郷土資料館と貝塚館の解錠をして、清掃等を行いまして、貝塚公園の解錠は職員が対応してございます。会計年度任用職員を増やしてはというようなことでありますけれども、現状の職員の中で時間配分を考えながら現状の対応をしてまいりたいというふうに考えてございます。

町の答え 教育長 皆見亨(教育長は2022年6月まで)

私のほうからも答弁させていただきたいと思います。今、勤務時間と施設の開設時間の関係については、職員がその分フォローをして対応するというお答えをさせていただきました。議員がおっしゃっているとおり、職員で対応していくということになると、これも長期ということになるとなかなか難しいのかなというところを私も認識してはいるところでございます。基本は、現段階では、職員がサポートしながら対応していくこととしておりますけれども、今後どうしていったらいいのかということで、内部でもいろいろと協議をさせていただいております。ただ、新たにまた会計年度任用職員を雇用するということになりますと、人選の問題だとか、それからそれに伴います賃金の発生、財源の確保の問題だとか、様々なことが出てくるかというふうに思います。それは難しいと私も思っておりますので、教育委員会では、ここの施設だけに限らず、他の施設も含めまして会計年度任用職員がまだたくさんおります。そういった中で、うまくローテーションを組んで、そういった全体の中で対応ができないかというところで今議論もしているところでございます。それがうまくローテーションが組めれば、そういった対応もしていきながら、職員の負担というのも減らしていけるのかなというふうには思っておりますので、この点につきましては、多少お時間いただきたいというふうには思っているところでございます。いずれにいたしましても、新規の会計年度任用職員の雇用については、これは難しいということだけはお伝えさせていただきたいというふうに思いますが、対応についても十分議論させていただき、世界に誇れる施設として、私どもも管理をしていきたいというふうに思っておりますので、ご理解いただければというふうに思う次第でございます。以上です。

議員の質問 8番 今野幸子

十分考慮して、よろしくお願いいたします。本当に、一時的なものではないので、常に職員が行ったりしていたら、本当に体持たない。それでなくても、今コロナ禍でちょっと減っている。治まったらもっと入ってきますから、そういうときのためにもぜひとも考えていただきたいと思います。それと、今トイレの話をしたので、先日全部のトイレをちょっとチェックさせてもらいました。その中で、女子トイレの一つに不具合がありましたので、確認して、ぜひ早く処理していただきたいと思います。次に行きます。川を造って、蛍の生息地をするという計画が最初あったと思うのですよね、今でも続いているのかもしれませんが。ただ、川に水も流れてきませんし、もう少し川の縁に蛍が好きそうな木や何かをもっと植樹して、何とか夢のある実現をしてほしいと、とっても私、それが実現できたらすばらしいなと思うのですが、いかがですか。

町の答え 社会教育課参事 角田隆志

高砂貝塚館の整備の目的といたしましては、やはり人と自然との共生の場としての空間づくりとして、地域の方々が自然と触れ合える空間として森や沢地形の整備がメインの一つというふうになってございます。議員ご指摘のとおり、川の水が少ないということもありますけれども、今、川の下流のほうにつきましては、常に水がたまっている状況でございます。そこを中心として、水生生物、あるいは植物の育成、観察をしていきたいというふうに考えてございます。今後そういったことで、あるいは川の周辺に水辺の植物ですとかといったものも町の方たちと協働してできたらなということで考えておりますので、地域の方と連携しながら進めてまいりたいというふうに考えてございます。

議員の質問 8番 今野幸子

ぜひ、それを進めていただきたいと思います。そして皆さんに夢を配ってください。いろいろ聞きましたが、お願いばかりですが、ぜひ、進められるところから進めていただきたいとお願いしまして、私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。

出典:洞爺湖町議会 令和3年9月会議 2021年9月10日 議事録 PDF(32ページ) 間違いを知らせる