みんなの議会

美幌町議会 令和3年第7回定例会 2021年9月16日

(1)新型コロナ感染対策について/(2)12歳未満の感染防止対策について/(3)ワーケーション対応住宅について

2021年9月16日、美幌町議会の一般質問で、大江道男議員が「新型コロナ感染対策について」「12歳未満の感染防止対策について」「ワーケーション対応住宅について」について質問し、町長 平野浩司、副町長 髙﨑利明、税務課長 菅敏郎が答弁しました。

質問者
大江道男 議員
答弁者
町長 平野浩司、副町長 髙﨑利明、税務課長 菅敏郎

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 3番 大江道男

私は通告をしております3点について、以下質問をいたします。一つ目は、新型コロナ感染対策についてであります。その一つは、美幌町内での感染状況についてお聞かせいただきます。第5波の感染状況及び入院等療養状況についてでありますが、オホーツク地方や美幌町の感染状況は、北海道の週単位の発表の範囲では、年齢や症状の程度、入院等療養状況は不明となっております。北海道に美幌町の感染状況を照会し、対策の参考としているかと思いますが、把握している状況をお示しいただきたいと思います。二つ目は、12歳未満の感染防止対策についてであります。12歳未満の子供へのワクチン接種計画がない中で、10歳代以下の新規陽性者は7月半ばから5週間で9倍と、第5波に入ってデルタ株による急速な感染拡大が続いておりまして、保護者から大変大きな不安の声が広がっています。次の点についてお尋ねします。一つは、検査の実施についてであります。基本的に12歳未満の子供、教職員、保護者を対象に、無料のPCR検査または抗原検査の頻回実施を行うべきと考えますが、いかがでしょうか。二つ目は、小中学校及び幼稚園・保育所対策についてであります。教職員、保育士、学童保育所指導員などのワクチン接種の促進、不織布マスクの着用徹底、3密防止、換気の徹底、日常の健康状況チェックなどが必要とされていますが、美幌町での対応をお示しいただきたいと思います。大きな2点目は、国保税減免について伺います。その一つは、基金活用によります国保税引き下げについてであります。美幌町の国保会計は、従来から必要以上の基金が積み立てられていると考えています。国保加入者の多数を占める退職者、失業者、零細な事業者は、コロナ禍の中で生活苦にあえいでいることから、令和2年度末1億9,841万8,000円のこの基金を活用して保険税の引き下げに踏み切るべきと考えますが、いかがでしょうか。2点目は、子供の均等割額の減額拡大についてであります。収入のない子供に課税する均等割課税については、従来から子供が増えれば税額が増えると批判が集中している中でございます。ようやく国も来年度から就学前の子供の均等割額の5割の減額を実施いたします。美幌町では基金を活用し、せめて子供の均等割額の減額を18歳まで拡大すべきと考えますが、いかがでしょうか。3点目は、ワーケーション対応住宅について伺います。ワーケーション対応住宅の建設についてであります。一つは、みどりの村への建設計画以降の取組について、今日までの役場内外の検討状況をお示しいただきたいと思います。二つ目は、町民からの意見集約についてであります。国の補助があり、町民的には積極的な意見があることから、仮称ワーケーション団地を美幌町内に計画的に建設し、大都市圏からの移住を具体化するため、積極的に町民の意見を集約すべきと考えますが、いかがでしょうか、伺います。

答弁 町長 平野浩司

大江議員の御質問に答弁いたします。新型コロナ感染対策について。美幌町内での感染状況についてですが、美幌町内での第5波の感染状況及び入院等療養状況の御質問でありますが、北海道では、個人情報の保護に配慮し、6月20日以降の公表より、個人ごとの公表から振興局または全道での公表に変更されております。具体的な公表の内容でありますが、毎週月曜日に市町村ごとの7日間累計感染者数が公表されております。美幌町で把握している感染状況等でありますが、6月20日以降から9月4日までの累計感染者数は、北海道の公表により16名となっておりますが、感染者数以外の状況については、北海道が公表しておりませんので、御理解をお願いいたします。次に、12歳未満の子供、教職員、保護者を対象とした無料のPCR検査・抗原検査の頻回実施についての御質問でありますが、美幌町で感染者が発生した場合、北見保健所による濃厚接触者や低リスク接触者に対してPCR検査が実施されています。また、PCR検査の対象外となった方については、本町が独自で実施しております抗原検査キットによる検査を実施しながら、早期発見、早期対応に努めており、現状では、無症状者等の頻回検査の実施は考えておりませんので、御理解をお願いいたします。次に、小中学校及び幼稚園・保育所対策についての御質問でありますが、教職員、保育士、学童保育所指導員などのワクチン接種については、教育施設等の職員から児童生徒への感染が懸念されたことから、集団接種等における接種枠の拡大を行いながら、6月28日からワクチン接種を希望する対象者へ接種を進め、9月7日現在で、小・中・高の教職員対象者224名のうち、希望される職員168名の全員が2回接種を終了し、民間施設を含めた児童福祉施設については、対象者173名のうち、希望される職員171名中156名、91.2%が2回接種を終了している状況であります。教育施設等における主な感染対策については、登校・登園前における家庭内での検温、また、登校・登園後は健康状態のチェック、マスクの着用、手洗いの徹底、教室等の消毒作業や換気の実施、行事等の見直しによる3密回避などの対策を実施しております。第5波は、デルタ株の感染拡大により感染者の年齢構成が高齢者から中高年、若年層へと移行している状況にありますが、これまで以上に感染対策の徹底、周知を図りながら、町民の皆様の命と健康を守るための対策を講じてまいりますので、よろしくお願いいたします。次に、国保税減免について。1点目の基金活用による国保税引き下げについてですが、美幌町では、令和2年度から新型コロナウイルス感染症の影響により死亡、重篤な傷病を負った方や収入が減少した方を対象に、令和3年8月末現在で、34世帯609万4,100円の国民健康保険税の減免を行い、加入世帯の負担軽減を図っているところであります。保険税の税率見直しにつきましては、令和4年度以降に予定しておりますが、国民健康保険を共同で運営する北海道から国民健康保険運営方針が示され、保険税の全道統一化を目指すため、算定方式を所得割、資産割、均等割、平等割の4方式から、所得割、均等割、平等割の3方式にすること、さらに令和12年度に所得割、均等割、平等割の賦課割合を統一することとされました。そのため、本町においても資産割を廃止し、賦課割合を段階的に北海道の基準にする必要があることから、現在、美幌町国民健康保険運営協議会において御審議いただいているところであります。資産割の廃止により、2,700万円ほどの減収が見込まれており、減収分の全てを均等割額、平等割額の増額で補うことは、加入者の急激な負担増となるため、税率見直しにおける激変緩和措置の財源として基金を活用していきたいと考えております。2点目の子供の均等割額の減額拡大についてですが、国民健康保険税の子供の均等割額の減額につきましては、未就学児がいる加入世帯の負担軽減を図るため、国の減額措置導入に合わせ、本町においても令和4年度から実施する予定です。加入世帯の人数で課税されている均等割について、ゼロ歳から6歳までの未就学児を対象に、均等割額を5割引き下げるもので、減額に伴う減収分は、国2分の1、北海道4分の1、市町村4分の1の割合で負担する予定となっております。基金を活用した子供の均等割額の減額を18歳まで拡大につきましては、北海道国民健康保険運営方針に沿った保険税の算定方式や、賦課割合の見直しを行う必要があることから、美幌町独自の減額拡大については予定しておりませんが、子育て世代や低所得者層への軽減措置の配慮や国庫負担割合の引上げ等、引き続き町村会等あらゆる機会を通して、国と北海道に要望してまいりますので、御理解をお願いいたします。次に、ワーケーション対応住宅について。ワーケーション対応住宅の建設について、1点目のみどりの村への建設を計画しましたワーケーション拠点施設建設整備事業につきましては、事業内容及び手法を整理することとし、町内のワークスペースや宿泊施設・移住体験住宅を活用したワーケーションを中心に、町と関係の深い企業や興味を示していただいた企業と連携し、町内の関係機関と協議をしながら進めてまいりたいと考えておりますので、御理解をお願いいたします。2点目の御提案をいただいた仮称ワーケーション団地の建設につきましては、建設には多額の費用がかかることや、整備の場所や規模、さらには利用者のニーズ等課題が多く、費用対効果を含めて慎重な検討が必要であり、現状としましては建設を考えておりませんので、御理解をお願いいたします。以上、答弁をいたしましたので、よろしくお願いいたします。

再質問 3番 大江道男

新型コロナ感染対策について再質問をいたします。実は、美幌町内だけではなくて、オホーツク管内も含めて感染者の状況については、従来から個人情報の保護に配慮してという前提のもとに、情報が入ってこないという状況です。それで、私は個人個人が情報を知るということではなくて、自治体として感染症対策をする上で必要なので、より詳しい情報を知りたいという申入れは当然だというふうに考えています。どういう年齢層、あるいは、男女も含めて、最近で言えば、10歳代の感染が広がっている。ワクチンを接種しているのか、してないのか、入院ができているのか、入院はできていないが、調整中で自宅待機を求められているという基本的な情報については、当然、市町村として知らないといけないと思うのですが、御答弁のように、感染者数以外の状況については知らされないということだとすれば、私は、これはこれで大変重大な問題だと思うのですが、町長がより詳しく、美幌町内での対策を進めていく上で必要なので、より詳しくということで求めても数以外は示さないということなのでしょうか。あるいは、知らされてはいるけれど、公表はしないでくれということなのか、どうなのでしょうか。お聞きします。

答弁 町長 平野浩司

感染の状況につきましては、人数のみということであります。道とそれから各自治体との協議の中においては、それぞれ自治体の首長に対しては、人数、年代、性別、それから治療、言うならば、入院なのか、ホテルなのか、自宅なのか。そこまでの情報を、町長のみに教えていただいてはおります。

再質問 3番 大江道男

必要最低限の情報は、美幌町の行政としては把握されているということを意味するかと思います。そこでお伺いします。先ほど、9月7日現在で16名、美幌町で感染者が出ているということですが、昨年、美幌町も含めて、オホーツク管内のデータについては、拾えば出てくるということで、オホーツク総合振興局に確認をいたしました。そうしますと、7月、8月、9月12日までの段階で、オホーツク管内には495名の感染者が出ているのですが、昨年2月に管内で初の感染者が出て以来、20か月の累計では9月12日時点までで940名に上るようです。20か月を通して、7月、8月、9月12日、二月半近くで495名出ていますので、52.6%は第5波で出ているということが明らかになっています。そこで、多分、美幌町も公表はされていないけれど、急激に出ているのはそういうことだろうということで、類推するしかないので、とりあえず押さえておりますが、この患者数、美幌町も含めて、北見市、網走市を含めて、入院をするのであれば、多分そういうところだろうと思うのですが、管内の入院ベッドの空き状況については、これはいかがでしょうか。入院状況、あるいは自宅待機者の割合だとか、それから、空き状況、今後発生したときにどうなるのかということを住民としては知らなければいけない。知りたいということで、これは個人情報には当たらないと思うのですが、こういう感染に対する受皿の状況については、現在どういう状況にあって、逼迫しているのかどうか。あるいは、十分余裕があるからとりあえず安心してくださいという状況にあるのか。この点はいかがでしょうか。

答弁 副町長 髙﨑利明

ただいまの管内における入院状況ということでございますが、こちらにつきましては、道のホームページで毎日報告されている中で、1日遅れになりますけれども、圏域別に全道6圏域に分かれておりますが、オホーツク圏域という形で、患者数、入院患者数、また宿泊療養患者数、自宅療養者、また、調整中という形の公表がされているところでございます。9月13日、月曜日の状況でございますが、オホーツク圏域におきましては、患者数が46名、うち入院患者が14名、宿泊療養者数が19名、自宅療養者が11名、調整中が2名という形になっておりまして、オホーツク圏域における入院患者の病床数は118床、また、宿泊療養者の部屋数は56部屋ということで聞いておりますので、それから見ますと現在はまだ余裕があると捉えております。

再質問 3番 大江道男

見かけの数字は、7月、8月、9月に入って大分感染が広がったということで心配しておりましたが、入院等の受皿については、まだ心配しないでよろしいですよと受け止めたいと思います。そこで、12歳未満の感染防止対策についてお聞きいたします。感染力の強いデルタ株によって、10歳代以下の子供に感染が広がっているというのは、厚生労働省が既に公表済みでございまして、関係者は大変心配をしているというのは当然だと思います。従来の国の方策から言えば、ワクチンを接種するから大丈夫だと。しかし、ワクチン接種の対象外にある子供たちに対してどうするかということで、したがって、不安がある、あるいは、必要なところについては、PCR検査や抗原検査などの定期的または頻回の実施が求められると私どもは思っています。このことについては、実は自民党の中でも同じ意見を持っておられる人がございまして、元厚生労働大臣の塩崎さんは、このように言っているのです。いまだに症状がない人が希望してもPCR検査を実施されない。いつでも、どこでも、何度でも、無料でというのが世界の主流だけれど、どうしてか。与党の中からも疑問が出るという状況で、しかも、町長も御存じのとおり、新型コロナは感染しても症状が出ていないというのは、統計的には4割ほどいる。症状が出た、感染者が出たから何らかの処置をとるというときには、既に感染が広がっているという状況です。しかも、2回接種しても感染するという、どうしたらいいのかという状況の下で必要なのは、重要な施設については、当然定期的にPCRあるいは抗原検査をやるということが、これは塩崎さんの言葉を借りて申し上げたのですけれど、これは町長も同じ御意見ではないかと思うのです。いかがでしょうか。

答弁 町長 平野浩司

やる時期、それから回数も含めて、どういう形でということであれば、もしやれるのであれば、それは一般論として、大江議員がおっしゃるとおりだと思います。

再質問 3番 大江道男

9月7日の道新に道内の学校でクラスターが続発しているということで、デルタ株の影響について指摘をしています。そして、専門家は対策の徹底を求めている。対策とは何か。やはり検査をして、いち早く確認をして、隔離をするということ、それ以外のものももちろんありますけれど、基本だろうと思います。町のホームページで出している新型コロナウイルス感染症検査キットを配布しますということで、対象者については、行政検査の対象外の方で、教育施設または児童施設に従事する方、生徒児童、その家族、ただし、これ以降必ずただし書きが入ります。上記施設において、感染者または濃厚接触者が発生した場合に限る。町内企業等の従業員、ここについても、ただし、感染者または濃厚接触者が発生した場合に限る。町内に住所を有する方、ここでもただし書きがあって、感染者または濃厚接触者と同居の方に限るとなっています。全国ではもっと積極的に検査を広げるということがやられていますが、特に私が心配しているのは、2回接種してもうつるという方などへの対応はもちろん必要ですけれど、12歳以下の子供たちは、そもそも決め手になるであろうワクチンの接種が、理由は別にしておいて、打たれない。打たれない方が、全く自覚できないで放置されているこの状況に、大人としてそれでいいとは全くならないと思うのですが、私は、検査キットをせっかく配布しようとする意思があるのであれば、このただし書きを取るべきではないか、そのように思うのです。町長いかがでしょうか。

答弁 町長 平野浩司

12歳未満のお子さん方が放置されているという認識は、私は持っておりません。美幌全体の現状をお話しすれば、私は皆様の努力で、感染される方が本当に少ないという自負を持っております。同じ規模のところと比較しましても、美幌は少ない。それは、それぞれ皆さんがコロナに感染しないための努力をきちんとされているということだと思っています。私は、ワクチンを2回打ったから全てが安全だとは思っておりません。それは大事な要素であるので、少しでも接種率を上げて、高齢の方とか、基礎疾患を持っている方が重症にならないということでもあるし、また、人にうつさない。でも、中にはどうしても打てなくて、アレルギーを持っているとか、そういうことでいけば全員が完全に打てないと私は思っている中において、そういう見方をすれば、子供たちにおいても国の方針が示されていませんけれど、12歳未満の子供たち、周りを取り囲む親も含めて、地域の人たちがいかに子供たちにうつさないかという対策をしっかりやるべきだと思っています。先ほど、ただし書きという話でありましたけれども、一般論としては、いつでも検査ができる体制というのはそのとおりだと思いますけれども、それを自治体単独でというのは、私の今の考えとしては、そこまで判断するという状況は持っておりません。まずは、感染があった場合に、そこからの広がりを断ち切るということに対して積極的に使っていくこと、現実にはそういう対応をしていますけれども、子供たちが置き去りにされているという見方ではないということだけは御理解いただきたいと思っております。

再質問 3番 大江道男

心配しているのは、美幌町の親だけではないと思いまして、できるだけ情報を集めるようにしているのですが、接種対象外児童の家庭に抗原検査キットを配布するという県がございます。近くの町では、高校生以下に無料で検査をする。家庭内感染を防ぐためにやられているところは出ています。要は、費用も含めてやるという判断に首長が立つかどうかということが問われていると思います。そこで、もう少し範囲を広げて今見ているのですが、日本のワクチンの接種率は、とりあえず50%を超えたという状況で、一見、1段階を超えたかのような宣伝がされています。ところが、ごく最近の情報では、接種率が8割でも感染が急増している国があって、この国の保健の担当は接種率9割を大幅に超えないと集団免疫は獲得されないのではないかと言っています。これは、こういうレベルの情報はたくさん入ってきていますが、2回接種したのは5割で一段落している国と、8割でも感染が広がって、9割を超えないと大変だということで対策を練っている国と、天地ほどの開きがあるのではないかと私は思います。少なくとも心配がある御家庭については、検査キットを配布して不安をなくす、感染していなければよかったと安心してもらえるということを、私はこれからどんどんやっていく必要があるのではないかと思いますが、どうでしょうか。あわせて申し上げますが、日本の厚労省自体が、第6波を見据えて体制の整備を進めてくださいと、これはきのう大臣が言っています。これから冬に向かって換気しづらい環境になり、忘年会などの機会も増える。第6波を見据えてしっかり体制整備をしないといけない。オホーツク管内では入院できないという状況にはないということで、少し安心できますけれども、しかし、感染の可能性は残っているということで、感染の有無を定期的あるいは必要な都度、検査ができるというのは、これは国だけではなくて、自治体にも当然求められていると思いますが、町長いかがでしょうか。何とかなりませんか。

答弁 町長 平野浩司

ワクチンの接種率について、一部ではいろいろ言われております。私は、やはり集団免疫を高めるためには、接種を少しでも多くしていただきたいという思いを持っております。ただ、ワクチン接種をしたとしても、感染の度合いは変わらないという話が出たとしても、方策として今やれることは、どういう形であればワクチンを打っていただいて、接種率を上げるかということに私は全力を尽くしたいと思っております。この頃は一生懸命やっていることに対して水を差すという話ではないのでしょうけれども、別にいろいろ言われる方、それから報道がありますけれど、では、今何をやらなければいけないかという話を考えれば、私は感染者を増やさないためにワクチン接種、繰り返しますけれども、町民の方々に可能な限り、打てる方は打ってほしいという最大の努力をしたいと思っています。それから、検査キットの部分で、増やして自由に使えるという話でありますけれども、これはお金がかかる話でありまして、本来、国とか道がどう考えるかということで、町長の判断でどうにでもなるということを言われればそういうことですけれども、感染を広げないためにどうするかということ、そのことを徹底することが先ではないかと。ふだんより制約があり、今までの生活とは変わる部分はあるのですけれど、日常手洗いをするとか、家庭内でタオルを分けるとか、感染が多いところ、市中感染がはやっているところに行った場合については、自分の健康管理とか、それから、家族であっても関わりを様子を見るとか、そういうことをみんなでやっていけば、検査キットよりもまずはそこを皆さんとやれるものはやりたいと思っています。そうしないと、検査キットが配布されるから、安心だから好き放題に不特定多数や感染地域に行って、検査キットで大丈夫だったからセーフという考えは違うと思います。許されるのであれば、いつでも受けられる環境ではあるのですけれども、しっかり感染防止のための基本を美幌の町民の方々はやっていただいている結果として、美幌での感染者の発生が少ないと私は思っておりますので、そのことについては、今後も引き続きしっかりと町民の方々に訴えていきたいと考えております。

再質問 3番 大江道男

私は、町の対応について、当然やるべきことをやっておられることについて異を唱えたことは全くないです。その上で抜けている必要な部分があるのではないか。それは、やはり無自覚な状況の中でいつの間にか広がっていく、そういう特徴を持ったウイルス感染に対して、感染していた自覚をしていないけれど、感染していたという方をできるだけ早く発見して隔離するというのは、これは今私が話していますけれど、医療の第一線の人たちが共通して言っているのです。先ほどの塩崎元厚労大臣の御発言を借りれば、日本の政府がこの間やってきたことは、科学軽視も甚だしい。何で検査をするということを否定的に見るのか。これは厚労省の中で、検査をすることによって、あたかも感染が広がるかのような、そういう説を唱えた方々がいらっしゃるのです。これが今日まで影響していると思うのですが、イデオロギーの問題ではない。私は日本共産党として発言していますけれど、全くイデオロギーの問題ではない。科学の問題だと。町長もその分野は違いますけれど、科学的に物を見るという点で見れば、お金があればやりたい。しかし、お金がないからできないと言う前に、その必要性について認めてないのではないかと思うのですが、いかがでしょう。やはり、不安がある人については、できるだけ費用を安くする方法も含めて、ぜひ機会を持って、検査の実施をこの美幌町でも広げていただきたいと思うのですが、最後にいたしますが、いかがでしょうか。

答弁 町長 平野浩司

今の科学の問題ということに対して、私が話したことがお金の問題と聞こえたとするならば、それは訂正させていただきたい。お金の問題ではないと思っています。その前にやるべきことをやる。必要なものがあるということを私は言いたいのであって、それは美幌の中において、市中感染はどうかということを内部でもいろいろ情報を集めて協議した中において、美幌だけではなくて、私どもの生活圏には北見がありますので、北見とか、今連携を取っているのは1市4町でいろいろな連携を取って、この中での広がりをどうしようかと首長たちと協議して確認を取ったりしております。そういうことも含めてやっていく必要があると私は思っております。そういう意味では、お金の問題で検査をしないというふうに私の発言が受け止められるのであれば、訂正をさせていただきたいと思います。

再質問 3番 大江道男

最後にしますと言ったので、最後にいたしますが、ワクチン接種対象外に置かれている子供たちに対して、絶対に広がらない、その手だては今後とも日々私も考えますが、ぜひ町長として、より踏み込んでお考えいただきたいということを申し上げて、次に移ります。国保の減免について再質問いたします。基金活用によって国保税の引き下げをということを申し上げましたが、一つは、国保加入者自身が大変厳しい状況に置かれているということで、その一端が答弁として示されました。今年の8月末時点で、重篤な傷病を負った方は当然ですが、収入が減少した方を対象に609万4,000円の国民健康保険税の減免が行われているということで、相当数が影響を受けていると思うのですが、この内訳をコロナによる影響で減免しましたという数字だけ、担当部でつかんでいれば、お示しをいただきたいと思います。

答弁 税務課長 菅敏郎(税務課長は2022年3月まで)

ただいまの議員の御質問にお答えいたします。34世帯、609万4,100円というのが、国民健康保険税に係るコロナウイルスの部分の収入減少等に基づくものという形になっております。

再質問 3番 大江道男

重篤な方については、この中に含まれていないということで押さえていいですね。そういうことで進めていきたいと思います。従来からコロナによって収入が減った、所得が減った業者に対しては持続化給付金だとか、美幌町が進めている支援の方策で大分潤っていると思います。同時に、それは国保加入者の課税所得に反映するだろうというふうにも思います。課税対象になりますので。そこで、これも数字の問題なので、担当部にお聞きしたいのですが、この数年の国保の課税所得の状況について、1年遅れで表に出てくるということなので、今年、令和3年の課税所得は、昨年1年間の加入者の所得の状況を反映していると思うので、令和2年の課税所得、令和3年の課税所得、これを読み上げていただけませんでしょうか。

答弁 税務課長 菅敏郎(税務課長は2022年3月まで)

ただいまの御質問にお答えいたします。令和2年度の総課税所得につきましては、58億5,161万7,000円。令和3年度につきましては、53億6,860万4,000円となっております。

再質問 3番 大江道男

昨年の加入者の総所得は、前年対比で4億8,300万円ほど減っている。手当はされているけれど、減っているという状況がこれで見えてまいります。1人頭で言えば、5万3,000円減っている。1世帯当たりでは12万7,000円減っているというふうになるかと思います。業者の方に聞きましたら、全然生活がよくなっていない、売上げが伸びないという状況でありますので、多分令和4年度の総所得も同じように推移するのではないかなと。減少した状況で、減るのではないかという感じをしているのですが、一つは、それに対する町長の御認識を承りたいと思います。あわせて、国の手当てがされているでしょうという方もたくさんいらっしゃるのです。前年の所得が30%以上減れば、国保は減免になるというのは、結構町民の皆さんにも知られている。その金額が、先ほど読み上げていただきました金額なので、ある程度はあるということはありますが、しかし、国基準は、多分今年度については、はね返りがあるというふうに思います。持続化給付金は、前年の所得の中には含めないということですから、低いものと低いものとの比較で3割いかないという状況になってきます。それから、家族が経営者になっている場合については、主たる生計の維持者ではないということで、対象から外されるなど、現在の基準で救済されない方が結構いらっしゃいます。こういう点も含めて、私は町長にお尋ねしたいのですが、国保の置かれた状況については大変厳しいということをベースにして、ぜひ基金を今活用すべきときではないかと。コロナが大変だというときに、国が措置している救済制度があるから救われるというふうには簡単にはならないということで、そこで、私は1人当たりの基金保有額は、4万円を超えている。世帯別では6万円を超えていると。この基金をごく短期間かもしれませんが、コロナの1年あるいは2年ということで積極的に活用して、税を引き下げるという決断をするときではないかと思うのですが、町長いかがでしょうか。

答弁 副町長 髙﨑利明

ただいま、大江議員からコロナによって所得が減少している中で、基金の活用をという御提案でございましたけれども、先ほど答弁させていただきましたとおり、国の制度に基づきました減免措置を行っているところでございまして、今のところ町といたしましては、国保だけではなくて、他の税、介護保険料等も含めまして、国の基準に基づいた減免措置を行っている中でございます。国保加入者だけ基金を活用してということでございますが、国保加入者につきましては、先ほど大江議員からお話がありましたように、様々な事業者の支援等も行っている中で、売上げの減に対しまして措置をしているところでございます。基金につきましても、減免という形でなく、今おっしゃったとおり総所得が減ってきているということは、課税の税率がそのままであれば、当然保険税の減収、金額も税収も減りますので、道に納める納付金の額が不足することがございます。国保基金の目的といたしましては、道に納める納付金の不足額の調整財源という意味合いもありますので、そちらで国保税が減少した分は基金を活用して、税率を上げないで対応していきたいという考えでございますので、よろしくお願いいたします。

再質問 3番 大江道男

道の納付金額は、全道市町村押しなべてではないかと思うのですけれど、令和3年度は下がってきています。若干基金を活用するということで、国保税本体の引き下げ、あるいは減免状況の改善など、そういうふうにお使いになっている町が出始めているということを最後に申し上げて、ぜひ加入者の状況に即してお考えいただきたいということを申し上げて、私からの質問を終わります。

出典:美幌町議会 令和3年第7回定例会 2021年9月16日 議事録 PDF(5ページ) 間違いを知らせる