みんなの議会

美幌町議会 令和2年第8回定例会 2020年9月15日

今後の新型コロナウイルス感染症対策について

2020年9月15日、美幌町議会の一般質問で、戸澤義典議員が「今後の新型コロナウイルス感染症対策について」質問し、町長 平野浩司、民生部長 那須清二、総務部長 小室保男、病院事務長 但馬憲司、教育長 矢萩浩が答弁しました。

質問者
戸澤義典 議員
答弁者
町長 平野浩司、民生部長 那須清二、総務部長 小室保男、病院事務長 但馬憲司、教育長 矢萩浩

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 1番 戸澤義典

今後の新型コロナウイルス感染症対策について御質問いたします。今年1月16日に神奈川県の30歳代男性が国内で初めて新型コロナウイルス感染者として発表されて以来、若干古いですが、9月1日現在、延べ6万9,150人の感染が確認され、9,470人が今も治療を続けています。その間、残念ながら1,314人の尊い命も奪われました。北海道内においても、いまだ127人の方が治療を受けております。国は、今年2月16日、専門家会議の初会合を開き、25日には対策の基本方針を発表し、26日には全国的なスポーツや文化イベントの中止・延期・縮小を要請いたしました。北海道においても、2月26日、鈴木知事が2月27日から3月4日までの間、道内小中学校の臨時休校を要請し、2月28日には国に先駆けて緊急事態を宣言いたしました。美幌町は2月23日、新型コロナウイルス感染症対策本部を設置し、各種対応策を協議検討してきております。町長自身も2月26日、美幌町ホームページに町民に向けて、日常的感染予防策をお願いする旨のメッセージを掲載し、その後も3月4日、3月17日、3月30日の3回にわたり町長メッセージを美幌町全戸に配布し、感染予防に努めてきております。また、妊婦、基礎疾患を有する方、75歳以上の独居・夫婦世帯等へのマスク等の配布や、プレミアム商品券発行事業補助金、営業・経営継続支援金事業など美幌町独自の支援も行ってきました。それら対策が功を奏して、人的被害や大きな経済的ダメージを回避できている状況と思慮しているところであります。8月28日に厚生労働大臣の会見がありました。「今までの感染者等の分析から、若年層を初め、感染者のうち8割の方々は軽症または無症状のままで治癒している。その一方で、高齢者や基礎疾患を有する方を中心として、2割の方々は、肺炎症状が悪化し、さらに5%程度の方々は人工呼吸器管理などが必要になっている。こうした新たな知見などを踏まえると、この感染症を過剰に恐れ、社会経済活動を停止させるものではなく、めり張りの効いた対策を効果的に講じていくことによって、重症者や死亡者をできる限り抑制しつつ、社会経済活動を継続することが可能になると考えている。また、今後の季節性インフルエンザの流行期も見据え、重症化するリスクが高い高齢者や、基礎疾患のある方への感染防止を徹底するとともに、医療資源を重症者に重点化していくこととします。」と述べております。感染者に対する権限の運用についても、「指定感染症という位置づけは維持しつつ、政令改正も含めて検討し、こうした方向性にあったものに見直しをしていく。検査体制についても、重症化するリスクが高い高齢者への感染を未然に防ぐため、積極的な検査を実施していく。感染者が多数発生している地域などでは、医療機関や高齢者施設等に勤務する方や、入院、入所者を対象に症状はなくても定期的に検査を実施する。市区町村において、個人の希望に基づき、一定の高齢者や基礎疾患を有する方に検査を行う場合には、国が支援する仕組みを構築し、そうした検査も進めていきたいと考えている。」とも述べております。このように、新型コロナウイルス感染症対策の今後の国の考え方に基づき、美幌町として今後の対策をどう考えるのかお聞かせください。

答弁 町長 平野浩司

戸澤議員の御質問に答弁いたします。今後の新型コロナウイルス感染症対策についてですが、新型コロナウイルス感染症の国内での発生が継続的に報告され、感染者数は日々変化している状況にあります。新型コロナウイルス感染症は、出現してから9か月しか経過しておらず、国におきまして、感染者等の分析を行いながら、効果的な対策の検討がされているところであり、町におきましても、これまで国や北海道の動向や指示を確認しながら、町民の生命と健康を保持するために必要な情報の提供や対策を講じてきたところであります。御質問の今後の国の考え方に基づいた美幌町としての今後の対策でありますが、国の方針として検査体制の抜本的な拡充、治療薬やワクチン確保等が示されており、これらの取組を優先的に進めていただくことを前提として、町では、季節性インフルエンザの流行期に新型コロナウイルス感染症の疑いのある方がより迅速・スムーズに検査が受けられるよう、美幌医師会が実施主体となり、美幌町PCR検査センター設置を進めているところであり、当面は、医療的に検査が必要とされた方を対象とする考えであります。また、国において新型コロナウイルスワクチンの開発が進められており、来年前半までに全国民に提供できる量を確保し、市町村を実施主体として無料で接種する方針が示されているところであります。町といたしましても、これまで取り組んできた新型コロナ感染予防対策を継続していくことにより、感染の発生及び蔓延を防止するとともに、感染状況に応じた検査体制の確保、新型コロナウイルスワクチン接種が開始された場合は、速やかな接種体制の整備など、国の動向を確認しながら、必要な対策を進めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。以上、答弁をいたしましたので、よろしくお願いいたします。

再質問 1番 戸澤義典

再質問に入る前に、美幌町の町民の暮らしを支援する対策、あるいは事業者を支援する対策など、近隣市町に先駆けた美幌町における各種対策を評価したいと思います。特に、特別定額給付金事業につきましては、水道料金等の口座情報を活用して、申請が非常にわかりやすい、簡単ということで、簡素化や支給が非常に早かったということで近隣市町からも非常に評価されております。そういった、事務手続の迅速化の一連の行動については大いに評価したいと思います。また、3月4日を皮切りに、町長のメッセージを職員の方が自ら全戸配布した身軽さと、3回にわたり町長のメッセージを配布した。最近は出していないですけれども、そういう初期動作といいますか、初期の感染対応については非常に評価しているところであります。これは全般的に見ても、他市町と比べて、大いに自慢できる対応をしていると私自身思っておりますので、職員の方々の労苦に感謝と敬意を表すところであります。それでは、再質問をさせていただきたいと思います。まず、美幌町新型コロナウイルス感染症対策本部を設置していますけれども、この構成メンバーに、感染症の見識者とか、経済の関係者がいるのか。もしいないとすれば、そういった意見を取り入れる、あるいは情報を仕入れることができるのか。例えば、道に聞くとか保健所に聞くとか、そういう情報を取り入れた中で、対策本部はいろんな対策をしているのか。そういう組織上の観点についてお話しいただきたいと思います。

答弁 民生部長 那須清二

ただいまの本部の関係でございますが、役場内部につきましては、町長を本部長といたしまして、部局長等で構成しておりまして、そのほか健康推進主幹の保健師が入ってございます。専門的な学識経験を持っている方は入っていないですが、日頃から保健所とのつながりがありますので、必要な情報については随時、道、保健所からいただいた中で対応しているところでございます。よろしくお願いいたします。

再質問 1番 戸澤義典

この感染症に関する事項とか、いろんな対策、情報も含めて、そういうものを承知した上で、会議をしていると理解いたしました。何回か会議をしている中で、今まで行ってきた経済対策、町民に対する支援も含めてやってきていると思います。その中で、経済対策以外で何か内容としてなかったのか。特に、今回PCR検査センターを設置すると思うのですけれども、対策会議の中で、例えば、こういう状況でこうなったときには必要だから、美幌町もPCR検査センターを設置しようとなったのか、そういう観点も含めて、対策会議で経済支援以外で何か目的を持ってやっていることがあれば紹介していただきたいと思います。

答弁 町長 平野浩司

対策本部については、今、民生部長から見識者ということで、健康推進主幹の保健師がいますので、彼女に情報を全部収集していただいています。今回、いろんなことを進めるに当たって、まず私どもは町立病院を持っておりますので、町立病院との連携、それから、具体的なものについては医師会とお話をさせていただいております。また、医師会についても、医師会の立場から、ぜひ町としていろいろ協議をしたいということで、情報交換をしっかりさせていただいておりますので、今までのPCR検査センター設置についても、基本的には町立病院の発熱外来で院長が判断している部分はあるのですけれども、医師会から今後増えた場合に、町立病院を守るためには別に考えていかなければいけないという御意見をいただいて、そういう話を医師会とした中で、私どもが何をすればいいかという御意見をいただいて、政策的につなげて今まできている状況でございます。

再質問 1番 戸澤義典

よくわかりました。それでは観点を変えて、新北海道スタイルの実践という観点で質問させていただきたいと思うのですけれども、今、役場庁舎にはつい立てを立てて窓口業務等の対応をしています。新しい庁舎を建てておりまして、来年の5月以降、新たに供用開始になると思うのですけれども、新しい庁舎の飛沫感染防止パネルは、今後のコロナを考えると恒常的になってくると思うのです。一時的なものではなくて、恒常的なものが必要になってくるだろうと思うのです。そういう観点で、新しい庁舎にはそういうものがつくようになっているのか、あるいは、設計にはないから新たにでき上がってからつけるように考えているのか、その辺を教えていただきたいと思います。

答弁 総務部長 小室保男(総務部長は2023年6月まで)

御答弁申し上げます。新しい庁舎の体制のお話だと思います。現時点におきましては、現庁舎の窓口等にパネルを飛沫感染防止のために設置しているわけですけれども、新庁舎でもそのパネルを持ち込んで使用することを現在は想定しているところでございます。

再質問 1番 戸澤義典

今のものを持ち込むということで、経費はかからないですけれど、やはり一時的なものではなくて、ずっと続くと思うので、例えば、上から降ろして使えて、何もないときは上げておくとか、多少お金がかかると思うのですけれども、もし国からの補助金が使えるのであれば、そういうものをつけるとか、あるいは、ソーシャルディスタンスですか、待合室とか、職員間のスペースも経済部が入ってくるので、当初設計していた頃よりも距離を取るためにはもう少し広く使わなければならない部分が出てくると思うのですけれども、そういう観点も含めてどうでしょうか。新しい庁舎に移動したときには。

答弁 総務部長 小室保男(総務部長は2023年6月まで)

確かに、今回のコロナ禍において、新しい庁舎では職員の安全管理を行った上で、そして、来庁される町民の皆様の安全管理もしっかり認識した上で運営しなければならないと考えております。現状においては、先ほど私が答弁したとおりですけれども、例えば、今後の状況にもよりますけれども、新庁舎において何らかの施設の設置、設備が必要になるのであれば、まだ時間もございますので、対応したいと思っておりますけれども、現時点での押さえとしては必要はないというか、ソーシャルディスタンスも含めて、執務室の中では安全な環境を整えることができるという認識で受けとめているところであります。

再質問 1番 戸澤義典

役場を利用する町民の方も待合室で待つ機会もあると思います。今はどこの商業施設、工業施設もそうですけれども、きちんとテープを貼って、この位置で待ってくださいとか、待合スペースの椅子ですと真ん中は座れないようにして間を空ける形とか、そういうふうにやっていますので、それがいつ解除してもいいか先が見えない中で、そういうものも含めて、現在建設中ですから、少し修正するだけでできると思うのです。行ってからという話ではなくて、今から考えて、実際に引っ越しして配置するときには、今までの計画はこうだったけれど、ここを少し直そうとか、そういうことが必要ではないかと私は思います。次に、北海道コロナ通知システムを当然知っていると思います。例えば、博物館に行って携帯電話をかざして、もしコロナ感染者がいたら通知が来るというものを、美幌町の公共施設で取り入れているところがあるのか、博物館で取り入れていればうれしいですけれど。それから、国がやっている接触確認アプリがあります。COCOAという。私もやっていますが非常に簡単です。それに対する町としてのPRが余り見られないです。ホームページを見てもないし、広報でも見たことがない。そういったシステムの促進という観点で、何か対策を取られていればお聞かせください。

答弁 民生部長 那須清二

ただいまの御質問ですが、公共施設において、今現在そういったものは取り入れていない状況でございます。また、アプリにつきましても、町として普及促進とか、その辺のPRも特に行っていない状況でございます。よろしくお願いいたします。

再質問 1番 戸澤義典

町内の方々が出入りする施設は必要ないと思うのですけれど、町外あるいは道外、東京とか、よくお客さんが来られる、博物館はどうかわからないですけれども、そういう施設は導入すべきではないかと思うのです。ウイルスを持って来場するという形になりますから、そういうところはぜひ検討していただきたいと思います。それから、国が推奨しているCOCOAです。これについては、携帯電話、スマートフォンを持っていれば、簡単にインストールして、位置情報をオンにしておけばすぐできますので、ぜひPRしていただきたい。国もPRしていると思います。利用してくださいという形で。何とかPRの手段を考えていただいて、町民の方が1人でもこういうシステムを利用できるようにしていただければと思います。次に、PCR検査についてお伺いしたいと思います。誰でも、いつでも、どこでもと言っている人もいますけれども、それには私は反対です。町民皆が受けたらいいというのは、今日受けても明日感染する可能性があるから、そういうのは反対ですけれども、ただし、必要な人には必要なときにやるべきだという考えがあります。そこで、美幌町が出したPCR検査センター設置の資料をいただいて、国保病院で抗原検査ができますと書いていたのですけれども、今、国保病院ではPCR検査は検体をとって送ると思うのですけれども、抗原検査自体は国保病院でやって、検査結果が出るようになっているのでしょうか。

答弁 病院事務長 但馬憲司

国保病院におきましては、現在、北海道との行政検査の委託契約を結んでおりまして、病院の中で抗原定性検査、いわゆる簡易検査キットを用いて、鼻咽頭拭い液、喉の奥から検体を採取して、試薬と混ぜて検査キットに落とすことで、約30分から40分で判定できると。ただし、発症してから2日から9日という限定つきの検査を実施することが可能になってございます。

再質問 1番 戸澤義典

8月28日に国の今後の対応方針ということで、感染拡大地域においては、高齢者施設などで働く人や施設の利用者に対するPCR検査や抗原検査などの定期的な一斉実施を自己負担のない行政検査として公費で行うことを盛り込んだとありました。通常は、コロナ感染の疑いも症状もない人へのPCR検査は保険適用外となるため、自費で受ける場合は2万円から4万円かかると言われております。これらを踏まえて、美幌町には高齢者施設、介護施設、障がい者施設がありますけれども、今は美幌町あるいは管内で感染者が発生していないと思うのですけれど、例えば、美幌町に感染者が出ました。それが増えてきましたといった場合、高齢者施設、介護施設、障がい者施設で働いている方、入所している方は非常に不安に思うと思います。そこで、国が定義している感染拡大地域においては、国が面倒を見ますと言っていますけれど、この感染拡大地域という定義がわからないです。例えば、私が言ったように美幌町で二、三人、コロナの患者が発生したといった場合は、国の補助とか、そういうのは得られるのでしょうか。

答弁 民生部長 那須清二

ただいまの御質問でございますが、9月4日に事務連絡で、国から都道府県宛てに出た内容でございまして、内容の詳細については、まだ明らかになっていない状況でございますので、こちらとしてもそういった感染拡大地域というのがどういうものだということは、今現在詳細はわかっておりませんので、よろしくお願いいたします。

再質問 1番 戸澤義典

福岡市は8月26日、介護従事者を対象にPCR検査を受けた場合の費用の一部を助成する方針を固めた。一定の身体接触が必要な介護の現場では、職員と介護施設の利用者が密になり、感染が拡大しやすいと。利用者には高齢者や基礎疾患がある人が多いため重症化のリスクも高いということで、福岡市は一部助成しますと。あと、東京都は9月3日、高齢者や障がい者の入所施設を対象に、PCR検査などの費用を支援すると発表したということで、従来2万円以上かかるとされる、症状のない人などの保険適用外のPCR検査が自己負担なく受けられるというように、いろんな市町村でも、いろんな条件を踏まえてですけれども、補助の対象にする、無料化にするとやっているところもあります。今言ったように、感染拡大状況がわからないという場合、基礎疾患のある人や、そういうところに従事している職員、入所者の方は非常に不安を抱えていると思うのですけれど、美幌町独自で何か一定の条件を決めて、こういった場合にはそこの職員、入所者は補助します、美幌町で面倒を見ますというような施策は今後考えられませんでしょうか。町長。

答弁 町長 平野浩司

お話を承った内容で、本当はそういう検査体制ができる状況であれば、検討することは可能だと思うのですが、まずは、こういう人たちを対象に検査をとか、そういう部分でよければ、美幌の今の体制としては医師会の先生方にしっかりと相談した中で、どうしていくかを決める状況かと思っています。事前に医師会の会長と話したときに、例えば、世田谷の方式とか、いろいろな話をしたときに、やはり、町民の方々からはいつでも受けられるようにという話はあるのですけれども、現実的にはそれだけの対応をどうするかをはっきり見定めた中で判断していかなければという話をされていました。ですから、そういうことを言うことによって、国はそういう体制をとると言って、私どもも本当に期待はしています。では、具体的にどうするか早く示してということをしっかりお聞きした中で進めないと、医師会の会長から言われたのは、ただ地域の医療崩壊につながることで、安易に物事を発言したり、進めたりはしないでいただきたいということでありますので、それをどうするかということについては、医師会の先生方と十分に協議した中で判断することだと考えております。

再質問 1番 戸澤義典

医療崩壊は絶対に起こしてはだめですから、ぜひ医師会の方と相談して、国は支給する要件が不透明だけれど、美幌町においては、例えば、介護施設の職員が感染した場合は、職員、あるいは入所者全部含めて、PCR検査をやりたい。町の補助でやりたいということを検討していただければと思います。次に、イベントの関係で再質問させていただきたいと思うのですけれども、美幌町もふれあい祭りとか図書館フェスティバル、それから赤ちゃん誕生記念植樹とか、敬老会が中止だと発表されております。民間ベースで何かイベントをやろうとすると美幌町のイベントを基準に考えがちです。美幌町の敬老会が中止だから、うちの自治会の敬老会もできないという形になると思うのです。昨日、9月19日からイベント人数を緩和しますと国が発表していますけれど、非常にわかりづらいです。例えば、感染リスクの少ないイベント、クラシック音楽コンサート等については100%以内に緩和とか、その他のイベント、ロックコンサートとかスポーツイベントについては、50%以内とか、余りにも美幌町とかけ離れた規模のイベントの話をしていますので、非常にわかりづらいです。例えば、パークゴルフ大会は、外で風通しもいいし、大人数でやるスポーツでもありませんから、パークゴルフ大会はこういうことに気をつけてやればいいとか、カラオケ大会もこんな感じであればいいとか、ほかのサークル活動もやっていると思うので、そういうものも含めて、ある程度、こういうイベントについてはこういうことに気をつけてやりましょうとか、飲食を伴うイベントについてはだめとか、あるいはスペースを開けてやるとか、そういう基準を周知すれば、もう少しイベント関係が盛り返していくのではないかと思うのですけれども、その辺はどうでしょうか。町長。

答弁 町長 平野浩司

非常に難しい状況だと思っています。私どもの行事もそうですけれど、中止する率が多い、気持ち的には中止という線を引くのではなくて、それに代わるものが何かできないかというアイデアを皆さんにお願いしているという実態であります。基本的には、冒頭、戸澤議員から言われました新北海道スタイルで、今回、イベント等の人数の規制であったり、少しずつイベント等、催事についても進み始めているという状況であるように思っています。例えば、町民会館での集まりなどの音楽会についても人数を制限して、その中で、ふだん注意していただきたいことをしっかりとやる。消毒をしっかりする。それから、隣とのソーシャルディスタンスと言っていますけれど、8月28日にはフィジカルディスタンスに言い方を変えたほうがいいということもありまして、社会的というよりも物理的に距離をとるというフィジカルディスタンスということもあって、それをきちんとやっていただくことで、私はふだん言っていますけれど、ただ下を向かないでチャレンジしてほしいと職員にも言っていますので、全てが中止ではなくて、徐々に進み始めているのかなと思っています。ですから、あえてこうしたらいいというよりも、ふだんやっている、やらなければいけないことをしっかりやっていただければ、コロナ禍でウィズコロナということで、前に進んでいくように私は思っております。よろしくお願いします。

再質問 1番 戸澤義典

新北海道スタイルの考え方がもともとそうなのです。道民となっていますけれど、ライフスタイルのチェンジとか、事業者のビジネススタイルのチェンジですとか、それらの取組を可視化して工夫が工夫を呼ぶということで、新しいビジネスチャンスの拡大だということをうたっていますので、ぜひ、何でも中止にすれば楽だと思うのですけれども、そうでなくこういうふうに変えて挑戦していきましょうということが大事だと思うのです。民間団体レベル、民間が企画するものについては、どうしても町のイベントを参考にしてしまって、町ができなければ無理だとなってしまうと思うのです。特に、敬老会もそうです。美幌町でできないから自治会もできないとなって中止になることが結構あると思うのです。だから、ぜひ挑戦していただきたいと思います。次に、視点を変えまして、教育委員会に関係すると思うのですけれども、3密を回避した少人数学級の編成ということで、教育実行会議が政府に要請したということで、安倍元総理の諮問機関ということで、効力を発していないかもしれないですけれども、ポストコロナの学びの検討を進める教育再生実行委員会のワーキンググループは8日会合を開き、3密を避けるための少人数学級実現に向けて、教室や教員の確保といった環境整備を政府に求めることで合意したと。上限が40人、小学1年生は35人となっている規模を、会合では将来的に20人まで減らすべきだという意見も出たということで、いろんなところが国に提言していると思うのです。国も、すぐにはそのようにならないと思うのですけれども、美幌町も必然的に美小、東陽小あたりは、去年のデータで1学級多いところで35名ぐらい。少ないところだったら、25名とかです。旭小だと多くて、去年の1年生は41名もいたのです。去年の1年生が1クラスです。旭小学校は全部1クラスしかありませんので、37名とか32名とか、30名をほとんど超えているところが多いです。美小、東陽小は20名学級もありますけれども、いずれにしましても、今後、今まで35人学級だと言っていたのをもう少し下げて、この提言があるように20人学級ぐらいにしていかなくてはならないと思うのです。そういった中で、国の動きは、まだ要請して何も出ていないと思うのですけれども、例えば、美幌町独自で20人学級を推奨していく場合に、加配教員、そういう方たちのお給料を町で見なくてはならないですし、そういうことが可能であるとすれば、国の法律上、規則上、美幌町でクリアできればできるのか。美幌町で財政面をクリアしたとしても、法律があってできないのか。そういう法律はないからできるのか。町独自で20人学級をやるといった場合、できる可能性はあるのでしょうか。

答弁 教育長 矢萩浩

ただいまのお尋ねでございますけれども、町としましても少人数学級は、教育再生実行会議の中でもお話がありますけれども、きめ細やかな対応ができるということで、これまでも取り組んでいるところでございます。また、現在の状況でございますけれども、予算としましては、少人数学級対応として1名分措置しておりますけれども、こちらにつきましては全小学校とも道費で対応できておりますので、実際は町雇用の教職員はいない状況です。議員お尋ねのように、制度としては財政上の負担が伴いますけれども、町が予算措置をして雇用することは可能だと思います。しかしながら、別の問題でいきますと施設的なハードルもございます。そういったもろもろの課題はありますけれども、可能といえば可能でございます。

再質問 1番 戸澤義典

制度的には可能ということで、施設的には、昔は各4個クラスぐらいで使っていたと思うのです。現状は、例えば20人学級とすると1学年3個クラスぐらいです。18教室とそれにひまわりですとか、いろいろあると思うのですけれど、施設的には若干狭いという認識でよろしいでしょうか。

答弁 教育長 矢萩浩

施設の関係でございますが、議員おっしゃるように児童数総体では減っております。しかしながら、特別な支援を要する子供の数が増えておりますので、現状としましては教室にはほとんど余裕はない状況でございます。

再質問 1番 戸澤義典

わかりました。制度上はできるということで、あとはお金と施設の問題ですね。次に、オンライン教育について、GIGAスクールの関係でタブレット等を準備していると思うのですけれども、生徒へのタブレットの配付時期はいつ頃になるのか。また、オンライン教育の開始可能時期はいつ頃になるのかお聞きしたいと思います。

答弁 教育長 矢萩浩

GIGAスクール構想の1人1台タブレットの件でございますが、契約議決を今回の議会で提案させていただいております。これをお認めいただけるとした場合、年度内には配備されることで考えている状況であります。また、その前に不測の事態が生じた場合におきましては、今、各家庭でもパソコン・タブレットがあります。そういったものを活用しながら、学びを止めない、こういったことに取り組んでいきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。

再質問 1番 戸澤義典

ハード面は年度内にそろうでしょうということで、教える教員の知識も含めて、オンライン教育を開始できるのは来年4月以降からできるのか、もう少しかかるのか、その辺をお聞かせください。

答弁 教育長 矢萩浩

年度内に教職員に対する研修等を行ってまいりますので、4月以降に物が入りましたら随時活用していける体制をとっていきたいと思っております。

再質問 1番 戸澤義典

今年の冬には間に合わないですね。来年4月以降からできるということで、期待したいと思います。最後の質問になります。感染者に対する誹謗中傷対策ということで、美幌町のホームページを見ますと、いろいろと対策をやっていますと書いているのですけれども、ほかの町と比較しても、誹謗中傷対策ですとか、町民皆様へこんなことに気をつけてくださいというお願いが見られなかったのです。美幌町のホームページにはいろんなことが書いてあるのですけれども、対策のことをいろいろ書いてはいます。その中で、ぜひ一度参考にしてもらいたいですけれども、赤平市のホームページを1回御覧になっていただきたいと思うのです。1番最初に、市民の皆様へお願いということでいろいろ書いています。カーソルを下ろしていくと、新型コロナウイルス感染症に伴う差別や偏見、誹謗中傷をなくしましょうということで書いているのです。報道を見ますと、コロナに感染した当初はひどい中傷を受けた。いたずら電話が来たと結構見ます。ある程度理解してもらったら、頑張ってという励ましのメッセージに変わったということで、どうしても偏見の目を持つと思うのです。そういうことがないように、今は美幌町ではコロナが出ていませんし、感染拡大していませんから、ふだんからそういうメッセージを伝えていくことが誹謗中傷対策になっていくと思うのです。誰でもかかる、誰がかかってもわからないです。あした、私がかかるかもしれないですし、町長だって3日後にかかるかもしれない。それはわかりません。誰でもかかる可能性があるということをもっとPRして、かかった人には誹謗中傷ではなくて、思いやりの気持ちで接することが大切だということを広くPRしていただきたいですけれども、どうでしょうか。

答弁 町長 平野浩司

今おっしゃったことについては、そのとおりだと思います。美幌町内で発生した場合について、発生内容をお知らせするよりも、感染した方をしっかり町民の皆さん方で誹謗中傷をしないで、しっかり守って、そして皆さんが感染しない、ふだんやることをしっかりやりましょうということは本部会議の中でも言っています。そういう意味では、御指摘のとおり、外に向けてのPRが足りないと私も認めるところでありますので、今後、今御指摘のあったことについて、赤平市を参考にしながら、しっかり発信したいと思います。もう1点、誹謗中傷対策とは別ですけれども、家庭内でかかった場合はどうなるかということで、非常に不安を抱いている方もいるということで、これも健康推進担当の保健師の方々でまとめていただいて、家庭で注意いただきたいことという発信もしています。なかなか気がつかないとか、例えば、近くで感染が疑われるときに、医療機関等に収容されればいいですけれど、そうではなかった場合に家庭でどうしなければいけないかということは、以前から本部会議の中で協議をしていて、そういう発信もやり始めたところでありますので、御覧いただければと思います。今指摘されたことは、しっかり発信したいと思いますので、よろしくお願いいたします。

再質問 1番 戸澤義典

再質問の冒頭に述べたように、美幌町の今までの対策は非常に評価していますし、町民の方も非常に評価していると聞いております。ぜひ、この評価を裏切らないように、今後も町民のための対策を取っていただくことを期待しまして、一般質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。

出典:美幌町議会 令和2年第8回定例会 2020年9月15日 議事録 PDF(39ページ) 間違いを知らせる