美幌町議会 令和2年第8回定例会 2020年9月15日
(1)宿泊施設・バンケットホールの整備について/(2)美幌みどりの村の利活用について/(3)事業者の後継者対策について
2020年9月15日、美幌町議会の一般質問で、木村利昭議員が「宿泊施設・バンケットホールの整備について」「美幌みどりの村の利活用について」「事業者の後継者対策について」について質問し、町長 平野浩司が答弁しました。
- 質問者
- 木村利昭 議員
- 答弁者
- 町長 平野浩司
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 5番 木村利昭
それでは、さきに通告をしておりましたとおり、大きく三つの質問を私からさせていただきます。まず一つ目であります。宿泊施設・バンケットホールの整備についてでございます。(1)ホテルの誘致とバンケットホールの整備について。50年もの間、美幌町の宿泊やイベント会場として大きな役割を果たしてきた美幌グランドホテルが5月末日に閉館しました。この出来事は、もともと宿泊施設が課題であった本町において、経済面で大きな打撃となっております。グランドホテル閉館前の美幌町の宿泊施設は、7施設、約120の客室が確保されておりましたが、グランドホテルの閉館により、現在は6施設、約80室と大幅な減少となりました。まだ80室あるという考え方もできますが、民宿は長期滞在の建設業や運送業従事者の利用が多いため、その他のビジネスマンや一般客の町内宿泊が困難であるという声が多数聞こえております。また、美幌町の風物詩にもなっておりますビールパーティーなどのイベント、大型の式典の開催にも影響が出てくることが懸念されます。以上のことから、ホテルの誘致、そしてバンケットホールの整備は喫緊の課題として取り組まなければならないと考えます。町が建物を用意し、そこに民間のホテルを誘致することや、固定資産税や初期投資の支援を明確にし、ホテルの誘致を行うなどの対策が必要と考えますが、町長の考えをお聞かせください。大きく二つ目であります。美幌みどりの村の利活用について。美幌みどりの村の今後の有効活用方法について質問いたします。昨年9月定例会において、観光拠点の構築のための美幌みどりの村の再開発について一般質問を行わせていただきました。また、平成28年8月につくられた美幌みどりの村あり方検討委員会の提言書を見ると、アウトドアやアクティビティーを含めた体験型観光の拠点になり得る。その可能性について探る必要がある。冬季間の歩くスキーやスノーシューを利用した冬季キャンプの検討も必要との提言がありました。ワーケーションの促進などで、都会から人を呼ぶということは、美幌町の自然を生かしたプログラムやアクティビティーを整える必要があり、それには、美幌みどりの村は最高のフィールドだと考えております。コスト面を考えるのであれば、サバイバルゲームフィールドとしての活用や小型四輪バギーを使った自然道散策、冬季間はテントサウナを含む冬季キャンプやクロスカントリースキーでの自然道散策などの有効活用も可能と考えますが、美幌みどりの村の有効活用について町長の考えをお示しください。続きまして、大きく3点目の質問です。事業者の後継者対策について。地域おこし協力隊制度活用による後継者確保について質問いたします。美幌町には、飲食店や小売店、製造業など商工業事業者が多く存在しており、美幌町の経済の一翼を担っております。町民からも古くから愛されるお店がたくさんありますが、多くの事業者が高齢、そして後継者不足により、いつ閉店してもおかしくない、私の代で終わりだという声が聞こえてきます。後継者不足の大きな原因には、後継者を雇うための給与の捻出が挙げられます。後継者が一人前になって自分自身で稼ぐことができるようになるまでの間、その給与を捻出できるほどの体力が事業者にはないのです。しかし、これを民間の問題として捉えていると、美幌町の魅力あふれるお店がどんどんなくなってしまい、経済の衰退にもつながりかねません。そこで、地域おこし協力隊の制度を活用し、町外から人を誘致することで、後継者のいない事業者を引き継ぐ仕組みをつくることができれば、移住者の促進にもつながり、事業の継続も可能になるのではないかと考えます。町長の考えをお聞かせください。以上3点、答弁よろしくお願いいたします。
答弁 町長 平野浩司
木村議員の御質問に答弁いたします。初めに、ホテルの誘致とバンケットホールの整備についてでありますが、美幌グランドホテルは美幌町最大規模の宿泊施設として、50年の長きにわたり営業を続けていただき、惜しまれつつ5月末に閉館いたしました。この間、多くのビジネス客や観光客に利用され、スポーツ合宿の受入れにも協力していただいておりました。また、宴会や大規模な会議でも数多く利用されており、町における宿泊施設の要になっていたものであります。このように多くの方が利用されていました施設が閉館となったことから、影響は非常に大きいものであり、早期の宿泊施設確保の必要性は認識しているところであります。町が直接建設することは考えておりませんが、御提案いただいた内容につきましては、宿泊施設確保のための有効な手段であると考えますので、今後、支援の手法について検討してまいりたいと考えております。なお、現在の新型コロナウイルス感染症対応は、長期化が予想され、今後どのような負担が出てくるのか先が見えないこともあるため、その影響の推移や観光の動向など、時期を見定め、宿泊施設の確保に努めてまいりたいと考えておりますので、御理解をお願いいたします。次に、美幌みどりの村の今後の有効活用方法についてでありますが、みどりの村は自然環境を活用し、地域住民や都市生活者に体験学習や野外活動の普及推進を図り、都市と農村の交流を深めるなど、地域住民の余暇の有効活用と、健康増進並びに福祉・文化の向上を図ることを目的に、各種イベントの開催、農産加工の講習会の開催、森林公園キャンプ場の管理運営、体験農園などの事業を実施しております。イベントについては、町民の方々を初め、多くの方に楽しんでいただけるよう、四季を通じたイベントを実施しております。今年度は、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため中止しているイベントが多くなっていますが、例年であれば、子供の日イベント、ふれあいまつり、アムノルドコンサートなどを実施しております。特に、森林公園キャンプ場においては、自然休養村としての役割が受け入れられ、多くの家族連れなどの利用があり、令和元年度の利用者数は宿泊と日帰りを合わせ1万261名となりました。提言書にもあるように、みどりの村は森林公園キャンプ場と農村公園を核に宿泊施設及び農産加工室があり、自然に触れ、環境を学び、木や土に触れ農林業について学び、さらに食育や健康づくりに活用するなど、町民の学びと憩いのエリアとして将来においても必要な施設であります。今後につきましては、この自然環境を生かしてワーケーションの拠点施設の整備を進めていきたいと考えており、引き続き、町内外の方々の学びと憩いのエリアとして、多くの皆様に来ていただける施設にしていきたいと考えておりますので、御理解をお願いいたします。次に、地域おこし協力隊制度活用による後継者確保についてでありますが、本町における事業所数は、経済センサスの調査結果によりますと、公務を除き、平成26年では945事業所であったものが、平成28年では866事業所となっております。また、昨年10月に商工会議所で実施されました事業承継に関する意向調査の結果によりますと、回答数75社のうち、後継者・候補者がいるという回答が50.7%であった一方、後継者・候補者がどちらもいないという回答は33.3%を占めており、後継者不足については大きな問題と認識しているところであります。これらのことから、今後の事業活動や町全体の経済を支えていくには、後継者の確保が重要な課題であると考えており、現状の事業承継に対する支援といたしましては、国の制度である事業承継補助金や税制・融資保証制度の紹介、セミナーの開催など、商工会議所と連携しているところであります。御提案の地域おこし協力隊制度を活用した後継者の確保につきましては、他の市町村において実施されている様々な事例を研究するとともに、商工会議所とも協議しながら、町独自の方法で事業承継支援ができないか検討をしてまいりたいと考えておりますので、御理解をお願いいたします。以上、答弁をいたしましたので、よろしくお願いいたします。
質問 5番 木村利昭
それでは、1番のホテルの誘致とバンケットホールの整備についてから再質問をさせていただきます。私の質問では、宿泊施設とバンケットホールの整備についてということで質問させていただきました。その中で、今いただいた回答を聞かせていただきますと、バンケットホールの整備についての御答弁がなかったと思っております。もちろん、ホテルも大切な部分かと思うのですが、最初の質問にもありましたとおり、美幌町の名物とも言えるビールパーティーの開催、こちらを心配する声が、町民の方、それと、お店をやられている、要は今後の経済の影響の部分で心配する声が多く聞こえてまいります。バンケットホールを民間で建設するのはかなり難しいことだと私も思っておりますので、現状の美幌町の状況を見ますと、やはり当面の間は町民会館の中ホール、そして小ホールの併用利用、これが現実的かと思うのですが、バンケットホールに関してお考えはいかがでしょうか。
答弁 町長 平野浩司
バンケットホールについては、今、宿泊施設の中で、ホテル等を考える中においては、バンケットつきホテルというのは基本的には考えておりません。既存のところで何とか対応していただきたいという思いがあって、やはりバンケットというか、大きな会議室とか催事室を維持するのが、他の町村の事例を見て、なかなか難しいだろうと考えておりますので、宿泊施設については努力すると回答させていただいておりますけれども、バンケットつきということについては考えておりませんので、御理解よろしくお願いいたします。
質問 5番 木村利昭
今、町長から答弁いただきました。ビールパーティーに固執しているように聞こえるのですが、決してそういうことではございません。人がまちに大きく流れるようなイベントということで、総称してビールパーティーという言葉を使わせていただいていますが、まちに人が流れるということを考える上では、グランドホテルの立地はすごいよかったのではないかと思っています。しかし、現状グランドホテルはなくなってしまって、町なかでそのまま人が流れる立地でどこが1番いいのかとなったときに、やはり町民会館という形になると思うのですが、実際、町民会館でビールパーティー等を実施することに関して、使用の部分に関しては問題ないのでしょうか。
答弁 町長 平野浩司
問題ないと理解しております。
質問 5番 木村利昭
私はビールパーティー等を開催したいという方々からお話を伺った中で、町民会館でのネックというのが、町民会館3階の中ホールと併設している簡易的な料理を温めて出すような部屋がありますが、そこで調理することが難しいという部分で、それがかなりネックになるということだったのですけれども、例えば、こちらに町内の飲食業者が入って、簡易的な調理もして料理を出せるといった整備の考えはいかがでしょうか。
答弁 町長 平野浩司
町民会館の中ホールにある厨房機能でありますけれど、基本的にはそこで加工をする、調理をするということについては許可を取っておりませんので、できないと考えていただければと思います。ただ、そこを調理をするというふうに踏み込むことについては、管理の仕方も含めて、誰でも自由に入って、そこで加工するということについては、保健所の許可が出ないと思いますので、そういう手法についても抜本的に考えなければいけないかなと。もし可能であれば、今までは、ビールパーティーなどをこういう形でやってきたから、それを継承するために、そのとおり使いたい。でも、使えないということであれば、今までのやり方の考え直しをお願いできないかというのが正直な気持ちでございます。
質問 5番 木村利昭
それでは、バンケットホールは1回置いておきます。次、ホテルの部分です。現在、美幌でホテルを経営したいとか、興味を示している企業等から町にコンタクトがあるならば、わかっている範囲で教えていただきたいと思います。
答弁 町長 平野浩司
今のところ正式にお聞きしているところはございません。
質問 5番 木村利昭
最初にお話しさせていただきましたとおり、グランドホテルの機能、美幌町において果たしてきた機能は本当に大きかったというのが、なくなって気づくといいますか、思い知らされた部分があると思います。宿泊施設について、私が心配の声として受けているのが、宿泊施設が整うまでの間のラグビーの合宿であったり、あとはビホロ100キロメートルデュアスロン大会の参加者、要は大人数の宿泊が伴うイベントの受入れがある場合、宿泊をどうしたらいいだろうということで、心配する声を受けるのですけれども、その辺りの対応というか、何か考えがあればお話しいただければと思います。
答弁 町長 平野浩司
大人数の受入れが伴う宿泊ということでありますけれども、正直言って、これといった提案できるような考えは持っておりません。
質問 5番 木村利昭
新型コロナウイルスの影響等もあって、全国的な企業の動きとか、経済的な部分の動きが鈍くなっていると重々承知しております。最初の町長の答弁にもありましたが、新型コロナウイルス感染症が長期化、先の見えない中ということでお話もいただきました。現状ホテルがなくなった中で、コロナウイルスの影響がある。これがよくも悪くもという部分ではあるのですけれども、動きたいけれど動けないという中で、ホテルの誘致が難しい、そういった団体で密になる動きができないというところで、今準備期間として時間を有効に使えると思っておりますので、ぜひ、ホテルの誘致、こういったところは、民間の力で全て解決できるにこしたことはないと思うのですけれども、現状はなかなか難しいです。やはり行政のサポートを受けて、ホテルを誘致することを町民も望んでいるという声を私はかなり聞きますので、そういったところを真摯に受け止めていただいて、御対応いただけたらと思います。それでは続いて、大きく2番目の再質問に入らせていただきます。最初の町長の御答弁にありました、美幌みどりの村森林公園、キャンプ場とともに、町民の学びと憩いのエリアとして大変重要な施設であるという御答弁をいただきました。令和元年度に関しては、森林公園キャンプ場の利用者が1万人を超えたということで伺っておりますが、みどりの村森林公園、この施設は、ほかの町で今こういった施設をつくりたいと言っても簡単につくれる規模ではないと思うのです。美幌みどりの村は、美幌町にはみどりの村ありというぐらいすばらしい施設だと思っております。なので、やはり美幌の今後の観光とか、子供たちの体験学習の部分でも大きな役割を担っていくのではないかと私も思っております。その上で、さらなる来場者を増やす、そして、答弁にもありましたワーケーションの施設といったことを検討するのであればなおのこと、みどりの村での体験コンテンツ、またはアクティビティーの整備が重要と考えますが、いかがでしょうか。
答弁 町長 平野浩司
みどりの村全体については、答弁にも書いてございますけれども、下の農村エリアと上の森林公園エリアと大きく分けております。そういった中でいけば、木村議員からお話があった森林公園ですので、森林内でのアクティビティーをメインとした体験活動ができるフィールドができればいいのかなとは私も思っているところであります。
質問 5番 木村利昭
コストがネックになってくると思うのですが、私は議員活動の中で、いろんな事業者の方とも話をさせていただくのですけれども、みどりの村のフィールドを使わせてほしい、ぜひそういったところでアクティビティーをやりたいという声が結構聞こえてきています。その上で、例えば、民間で募集して、みどりの村のフィールドを生かしたアクティビティーとか、体験コンテンツをやっていただくのも一つ手段としてありだと思うのですが、そのあたりはお考えとしていかがでしょうか。
答弁 町長 平野浩司
今お話があったことについては、以前にもそういう提案をいただいて、私も導入の検討をしたいという話をしております。現在、そういうことが可能かどうかいろいろな検討をさせていただいております。フォレストアドベンチャーというか、そういう提案が木村議員からあったことはしっかり受け止めますし、あとは、キャンプ場がコロナ禍で非常に注目されて、たくさんの家族の方に来ていただいています。この辺の利用の質というか、今はシーズンが限られるものを冬場も使えるようにするかどうかというときに、町が投資できるか、それとも民間から投資してもらうかということ。要は、施設としてキャンプ場にたくさん来てほしいということだけなのか、そうではなくて、もう少し採算が取れると考えるのかということも含めて、基本的には、先ほどの町民の憩いの場ということであれば、多くの人に来ていただきたいという思いがありますので、そうなると、皆さんの応援をいただけるのであれば、余り投資ということにこだわらなくてもいいのかなと思っている状況でございます。
質問 5番 木村利昭
昨年9月にも同じような質問をさせていただきました。どうしてこの部分に私が力を入れて質問するかといいますと、今回新型コロナの影響で動きが変わってしまって、予定が狂っている部分もあると思うのですが、女満別空港の民営化によって、便数がもっと変わってきたり、今まで来ることのなかった人たちが来やすくなるだとか、そういったところでのインパクト。また、民営化になって、それから美幌町がこういうことを取り入れるというよりは、便数が増えて、いろんな人が来るようになったときに、美幌町で準備ができているかどうか、そういった受入れの体験アクティビティーが整っているかどうかがすごく大きいのではないかと思っていたので、去年の段階で一度、思いを持って質問させていただいた次第です。今回、町長からいただいた答弁で、いろいろとみどりの村でも努力してイベントをされているということも重々理解しております。ただ、私の質問でいけば、町民の憩いの場としてもちろん大切な役割もあると思うのですが、それを町民だけにとどめておくというのは本当にもったいないと思うのです。いい意味で、もっとお金を稼げる施設だと思いますし、美幌町の魅力を伝えられる施設だと思っておりますので、観光客が来て、やりたいときに行えるということで、冬であればスノーシューとか、美幌はオリンピック選手も輩出しているクロスカントリースキーもありますので、これを体験の一つのツールとして、ふだんから味わえる、例えば、ガイドをつけてクロスカントリースキーで美幌みどりの村の森林散策だとか、そういったものがふだんからできて、夏場はまた違うアクティビティーがあって、冬は冬で魅力のあるアクティビティーがあってという、常に体験プログラムができたらいいのではないかということで質問をさせていただきました。町長からも、検討をしているということで御答弁をいただきましたので、こちらは終わらせていただきまして、最後、三つ目の再質問をさせていただきます。地域おこし協力隊制度活用による後継者確保についての再質問をさせていただきますが、私の質問の中で、後継者不足の大きな原因として後継者を雇うための給与の捻出がネックになっているということで話をさせていただきました。答弁として、様々な制度を活用して、商工会議所と連携してやっていきたいという答弁だと思いますが、もちろん後継者を雇うための体力も大きいと思うのですが、そもそもの人材不足もかなり影響していると思っています。極端なことを言うと、お金があれば雇えるのかということかと思うのですが、やはり人材を誘致すること自体、民間や一企業としては難しいと思っております。また、誰でもいい話ではないので、なかなか難しいというところもあるかと思います。なので、そういったことを考慮して、興味ある人、やる気のある人、現在ある事業所をもっともっと大きく魅力あるものに膨らませる人を全国から探して誘致する。そういった意味では、地域おこし協力隊の制度は本当に最適だと思うのですが、再度そのあたりの考えを伺いたいと思います。
答弁 町長 平野浩司
地域おこし協力隊制度を活用して後継者を見つけることは、私は全く否定しないです。その中で、気をつけなければいけないのは、その方に何を継承していただくか、商店街の後継者がいなくて、今後どんどん疲弊していくということで、商店街を盛り上げてもらうためにということでは、すんなりと落ちるような状況ではないというか、一つの例で申し訳ないですけれど、農業に関しては、私どもは後継者がいない部分には力を入れて、補助も含めてやっています。ですから、商店街の中で、何をしっかり継承させなければならないかというものが見えるのであれば、私は地域おこし協力隊制度だけでなく、やってもいいと思っているのです。財源的に地域おこし協力隊の制度を使うと町に財源が入るから、そのお金しか出していないところもありますし、私は、人材を育てるということであれば、それに上乗せしてでも来ていただいた方が、今まで担当でいろいろ調べてもらって見せていただきましたけれども、やはり何かを伝承するとか、例えば、三笠市の唐揚げとか、そういうものを絶対地域で守りたいということで、そういったところにこの制度を使って、3年なら3年後、しっかりその方が伝承してやってくれれば、施設も全部ただで譲るということをしっかり見通せるのであれば、積極的にやりたいと思っております。
質問 5番 木村利昭
美幌町も地域おこし協力隊3名に制度を利用して来てもらって、活躍しておりますが、人材を募集する上で、すごい難しい部分かと思うのですけれども、大きく美幌町の町おこしをしませんか、観光で何かをやってもらうために地域おこし協力隊を募集しますという募集の方法と、今回の私の質問でいけば、Aというお菓子屋があったとします。このAというお菓子屋の後継者が不足して、美幌町の皆さんにも愛されていて、けれども後継者がいなくて大変だということであれば、このAというお菓子屋の後継者として、ここへ来てお菓子をつくりませんか。そこの後継者になりませんかという、ターゲットを明確にして募集をかけるという、みらい農業センターもどちらかというとそうだと思うのです。農業者の募集ということでいけば、農業で決まっていますから、新規就農募集しますということであれば、全く関係のないところに行く可能性は基本的にはないわけです。それと同じく、ターゲット・コンセプトを明確にして、こういった人を募集しますとやることが、来る側もどういうことをやったらいいのか、自分のやりたいことがこうだから、こういうものが美幌町にあるから適任だと思ってくるというところで判断しやすくなって、誘致しやすくなるということも考えとしてあるのですけれども、そういった意味で提案させていただいたのですが、いかがでしょうか。
答弁 町長 平野浩司
今、木村議員がおっしゃったとおりだと思います。今まではどちらかというと、地域おこし協力隊ということで募集するのですけれど、何をやってほしいかというのが不明確で、私は町長になってから1名採用させていただいて、これははっきりと美幌町において観光等のガイドがいないということで、ガイドを育てるということに特化して、しっかり支援をするという前提で、終わった後はガイドをするということで、まさに、木村議員がおっしゃったように、先ほどのお菓子屋を伝承して、みんなに愛されるこのお菓子屋を守りたいという、そういう中で、はっきり目的を定めてやることについては私も同じ意見で、そういう形であれば積極的にやっていきたいと思っております。