みんなの議会

美幌町議会 令和元年第3回定例会 2019年6月19日

地域コミュニティーの推進について

2019年6月19日、美幌町議会の一般質問で、馬場博美議員が「地域コミュニティーの推進について」質問し、町長 平野浩司、建設水道部長 石澤憲、経済部長 矢萩浩、総務部長 広島学、民生部長 高崎利明が答弁しました。

質問者
馬場博美 議員
答弁者
町長 平野浩司、建設水道部長 石澤憲、経済部長 矢萩浩、総務部長 広島学、民生部長 高崎利明

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 7番 馬場博美

私は、既に通告しております3点、5項目について、町長の考え方を質問させていただきますので、よろしくお願い申し上げます。初めての一般質問でございます。わかりやすい御答弁をよろしくお願い申し上げます。最初に、地域コミュニティーの推進についてでございます。3項目について質問させていただきます。1、自治会に対する補助金等についてでございますが、現在、自治会の具体的な活動につきましては、道路花壇の花の植栽・管理、交通安全活動、青少年活動、防犯活動及び一斉清掃、高齢者等の見守り・除雪などのボランティア活動を行ってございます。今後、少子高齢化が進む中、地域コミュニティーを推進するためには、自治会活動、ボランティア活動をさらに充実すべきと考えますが、次の項目について町長の考え方をお聞きします。1点目でございます。自治会の財政状況は、近年、人口減少に伴い、自治会の会費収入が減少し、経費節減に努めておりますが、町の補助金は、自治会連合会及び各部会への負担金より少なく、また、未加入者も増加して、これ以上自治会の会費を値上げできない状況にあります。このようなことから、自治会活動に対する町の補助金の交付基準に加えて、自治会の提案及び各自治会の活動状況に応じて補助する必要があると考えますが、町長の考えをお聞かせください。2点目でございます。現在、自治会が行う活動に対する災害保険は、大方役員以外は無保険で、自治会活動を安心して活動するためには、自治会全世帯が災害保険に加入する必要があります。現在の自治会の財政状況では、災害保険に加入できない状況にあります。町の負担について、町長の考え方をお聞かせください。次に、行政と自治会との地域懇談会についてでございますが、自治会活動を行う上で、地域でできることは地域で取り組んでおります。どうしてもできないことなどは、地域住民の要望として、美幌町に要望書を提出していますが、町からは文書のみの回答でございます。また、自治基本条例第13条、町民の参加対象、及び第14条、町民参加の方法に基づいて、現在の政策の決定などは、審議会、パブリックコメント、アンケート調査、町民説明会などを実施していますが、町民の参加人数が少ないことなどから、自治基本条例の基本理念に基づき、行政が各自治会に出向き、直接町民の意見を聞くべきと考えます。町長の所信表明においても、町民皆様の視点で考え、十分話し合い、美幌の将来を見据えたまちづくりに全力を尽くしてまいる決意の観点から、自治会要望や政策などに対する町民の意見を聞く地域懇談会を開催すべきと考えますが、町長の考え方をお聞きします。次に、広報びほろの配布についてでございますが、美幌町からの町民に対する情報提供は、月1回の広報びほろが重要な役割を果たしています。広報びほろの配布については、各自治会を通じて各家庭に配布されていますが、自治会未加入世帯への配布は各自治会の対応となっており、配布されていない世帯がある現状であります。広報びほろからの情報は、町民に直接かかわるものであり、特に災害対応情報、制度の改正等は町民全てが知らなければならないものと考えます。次の項目について町長の考え方をお聞きします。1点目であります。広報びほろ未配布世帯の実態とその対応についてお聞かせください。2点目であります。未配布世帯への今後の対応として、各自治会が配布することによって、自治会未加入者の減少にもなると思います。町として、現在の広報配布手数料を値上げするなどして、各自治会が自治会未加入者に配布すべきと考えますが、町長の考え方をお聞きします。次に、大きな2点目でございます。町道整備についてでございます。町道の維持管理及び整備計画について。住民の生活道路となる町道整備と維持管理は必要不可欠な施策と考えますが、町道の維持管理及び整備計画について、次の項目について町長の考え方をお聞きします。1点目、市街地、農家地区それぞれ町道の現況及び維持管理について。町道の全長、未舗装全長及び維持管理の具体的対応、その年間経費についてお聞かせください。2点目であります。町道整備計画について。市街地における町道について、未舗装道路や春先になると舗装道路のでこぼこや穴があいている道路があります。補修だけで対応できない道路について、道路整備計画に基づき、道路整備すべきと考えますが、町長の考え方をお聞かせください。また、農村地区の未舗装道路にあっては、春先の雪解けで、車がやっと通行できる大変な状況となっているところもあり、年次整備計画を策定し、整備すべきと考えますが、町長の考え方をお聞きします。次に、3点目でございます。子育て支援の充実について。美幌保育園、東陽保育園の整備についてでございますが、町長の所信表明において、三つのまちづくりの柱の中で、安心して子育てできる支援強化を掲げていますが、現在ある東陽保育園は、昭和53年に建築、美幌保育園は、昭和61年に建築していますが、老朽化が進み、毎年修繕の経費がかさんでいる状況にあります。また、保育スペースが少ないことから、1歳から2歳児までの低年齢児保育についても、入園制限をせざるを得ない状況にあります。今後、ますますゼロ歳児保育のニーズが高まることなどの状況から、美幌町公共施設等総合管理計画、平成29年3月策定において、美幌・東陽保育園は、近い将来二つを一つに合築し、ゼロ歳児保育を含め運営していくことで経営母体を含めて検討していきますと計画されていますので、早期に実現すべきと考えますが、町長の考え方をお聞かせください。以上、よろしくお願い申し上げます。

答弁 町長 平野浩司

馬場議員の御質問に答弁いたします。地域コミュニティーの推進について。1点目の自治会に対する補助金等についてでありますが、単位自治会へは、均等割と世帯割で算出した運営補助金を交付しております。各自治会において、さまざまな地域活動が行われておりますが、運営や財政面において厳しい状況であることは認識しておりますので、他の自治体の補助制度も参考に運営補助の見直しについて検討してまいりたいと考えております。次に、災害保険につきましては、自治会活動を行う上で必要なものでありますが、自治会連合会からは既に自治会全体が加入できる損害保険の相談を受けており、今後、自治会連合会と協議をしながら、どのような支援方法がよいか検討していくこととしておりますので御理解をお願いいたします。2点目の行政と自治会との地域懇談会についてでありますが、例年、年末に各自治会より要望書の提出を受けて、年明けの1月に文書により回答をしております。また、年度内に2回、自治会連合会と行政との懇談会を実施しており、地域の課題解決のための意見交換を行っております。多くの行政課題がある中、今後につきましては、地域の皆様と話し合う機会をつくってまいりたいと考えております。3点目の広報びほろの未配布世帯の実態とその対応についてでありますが、自治会の協力のもと、各自治会を通じて各家庭に広報びほろを配布しておりますが、議員御指摘のとおり、一部の自治会未加入世帯には配布されていない状況にございます。このため役場庁舎や保健福祉総合センターなどの公共施設を初め、多くの方が利用される町内の大型商業施設に広報びほろを用意し、自由にお持ち帰りいただけるようにするほか、町ホームページにて閲覧できる環境を整えているところであります。次に、広報配布手数料を値上げするなどして、自治会未加入者に配布すべきでありますが、一般的には、居住年数の短い世帯、年齢の若い世帯の自治会加入率が低い傾向にあります。このため、広報びほろに有益な行政情報が掲載されているとの理解が深まることで、配布を求めて自治会に加入いただけるように、広報びほろの紙面の充実に努めてまいりたいと存じます。現時点におきまして、手数料の見直しを行う考えはございませんが、人口減少と少子高齢化への対応が課題となる中、防犯と防災、高齢者の安否確認、住民間の交流など、地域でお互いに補完し合う関係性を築いていく必要があります。町といたしましては、まちづくりのパートナーである自治会を通じての広報配布に今後とも御協力を求めるとともに、自治会への加入促進に努めてまいりたいと存じますので、よろしくお願い申し上げます。次に、町道の維持管理及び整備計画についてですが、1点目の市街地、農家地区それぞれ町道の現況及び維持管理についてでありますが、町道の全長につきましては、486.52キロメートル、未舗装全長は222.13キロメートルとなっており、維持管理につきましては、自治会、地先の方からの要望、道路パトロールにより随時必要な修繕を実施し、車両及び歩行者の通行に支障とならないよう、早期実施に努めております。年間の経費、道路橋梁費修繕料につきましては、当初予算では、平成30年度が4,914万8,000円、平成31年度が3,225万4,000円となっております。次に、2点目の町道整備計画についてでありますが、年次的な道路整備を行っておりますが、国の交付金など財源確保が課題になっており、予定どおりに進んでいない状況にあります。このため、未舗装道路のでこぼこについては、ある程度乾いた段階でグレーダーによる路面整正を実施し、不陸を解消したり、舗装道路においては、応急的な対策を実施した後、舗装路盤が安定した時期に、舗装合材によりでこぼこを補修し、通行の支障とならないように努めております。また、農村地区の未舗装道路の整備につきましては、現状の道路事業では、全てを一般財源に頼らざるを得ないことから、単独事業での舗装化は難しい状況であります。今後とも、計画的な道路整備が実施できるよう財源の確保に努めてまいりたいと考えておりますので、御理解をお願いいたします。次に、美幌保育園、東陽保育園の整備についてですが、御質問の二つの保育園合築の早期実現の考え方でありますが、美幌保育園につきましては開園から32年が、東陽保育園につきましては41年が経過し、それぞれ施設の老朽化が進んでいる状況にあります。お預かりしていますお子様の安全や快適な保育環境の確保のため、現在のところ部分的な施設の修繕で対応しているところであります。保育施設の整備につきましては、安心して子育てできる環境づくりのために必要不可欠であると考えているところでありますが、施設を整備する上では、利用者のニーズを把握し、町の施設のみならず、民間施設の受け入れ状況も踏まえて考えなければならないこと、また、整備に当たっては、施設の運営主体についても検討していく必要があります。町といたしましては、民間施設を含めた中で、町全体の状況を踏まえ、早い時期に整備構想を策定したいと考えておりますので、御理解をお願いいたします。以上、答弁いたしましたので、よろしくお願いいたします。

再質問 7番 馬場博美

それでは再質問させていただきます。最初に、自治会に対する補助金についてでございます。町の補助金が自治会連合会等の負担金より少ないことについては、美幌町からの補助金は、自治会活動運営等補助金交付要綱により、均等割が2万7,000円、世帯割が1世帯市街地区にあっては190円、農村地区にあっては340円となっております。例えば、私の自治会でこれを算定しますと、元町自治会398世帯で、町の補助金については10万2,620円になります。しかし、防犯、交通安全、防火協会等の自治会連合会の各部会の負担金の合計は、補助金より多い13万8,340円で、町の補助金額を上回っている状況にあります。超過分の3万5,720円については、自治会費で賄っている現状から、自治会の財政状況は、人口減少に伴い自治会費も減少傾向にあり、大変厳しく、自治会運営に支障が出ているところもあります。また、自治会未加入者についても、現在、美幌町では市街地では40自治会、農村地区では27自治会で合計67自治会がございます。平成31年3月末現在で、美幌町の世帯数は9,476世帯、このうち自治会加入世帯は6,913世帯で加入率約73%でございます。未加入世帯は、約2,500世帯になっております。ただし、住民基本台帳上と自治会世帯数は異なるので、実際の未加入世帯は若干少ないと思います。このようなことから、自治会の財政状況の解消のため、自治会費の値上げも検討しました。未加入世帯の増加に拍車をかけることが懸念されるところでございます。昨日の戸澤議員の質問にもありました自治会活動に対しての対応についてでございます。今後についても、少子高齢化時代に向け、自治会活動はますます重要と考えますので、現行の補助制度の見直しは喫緊に取り組む課題だと思いますが、町長の考え方を再度お聞きしたいと思います。よろしくお願いします。

答弁 町長 平野浩司

自治会の補助金の見直しにつきましては、答弁書にも書かせていただきましたけれども、今回、時期的には次年度に向けて検討していきたいと考えております。

再質問 7番 馬場博美

次年度に向けて検討していただけるということでございます。その中で、自治会の提案、それから活動状況による補助制度について、先ほど町長がおっしゃったとおり、答弁書については、他の自治体の補助制度も参考にしながら、補助制度の見直しについて検討するということで、次年度に向けて検討するということをいただきましたけれども、実は、事務局のほうから資料をいただいてございます。管内の清里町では、活動の内容ごとに補助するということで、例えば、花いっぱい事業、地域環境美化管理事業、健康子育て事業、交通安全・防犯防災事業、地域文化創造事業の区分に応じて補助してございます。さらには、恵庭市においても、花のまち並み推進事業に補助しております。また、例えば、アイスバーンの滑りどめの砂利の撤去、街路樹の剪定、排雪を地域自治会の重機などを使って行うなど、自治会で対応できることについて町に提案し、町と協議して対応すれば、経費節減にもつながると思いますし、地域の美化活動にもつながります。現状の補助制度に加え、自治会の提案する活動に対しても補助の枠を広げることを検討すべきと考えますが、町長の考え方をお聞かせ願いたいと思います。

答弁 町長 平野浩司

今、いろいろな補助の仕方についての御提案がございましたけれども、通常の自治会においての事業が、ここは多い、少ないという事業内容での補助は今のところ私は考えておりません。その中でも、例えば、自治会提案型というか、地域の提案の中で、本来行政のすべきことをやれますよとか、恵庭市はもともとは花づくりのまちにしましょうという考え方で進めております。ですから自治会がと言うよりも、自治会も対象になっていますけれども、団体とか、会社ぐるみで花を植えたときに、こういう補助を出すという手法をとっておりますので、そういうやり方であれば、私も理解する部分もあります。ですから、この辺が微妙なのですけれども、自治会活動の中で、この自治会がいろいろやるからといって、それに対しての補助金よりも、何か別な手法を考えてみたいと思いますけれども、基本的には事業内容によって補助金を上乗せするという考えは、今のところ持っておりません。

再質問 7番 馬場博美

先ほども質問しましたけれども、やはり各自治会によっては財政状況も非常に違います。そういう中で、いろんな自治会の取り組みがボランティア活動中でなされているというその状況においても、やはり私は、公共的なことを行う中で、当然、自治会、団体等が行いますけれども、そこに一緒に自治会と行政が一緒にやっていくという姿勢が大事だと思います。そのようなことで、自治会からそういった提案があるということは、すごくいいことだと思いますし、ぜひ、そういった時は一緒にまちづくりのために、自治会活動のために汗を流していただきたいというふうに思いますけれども、再度町長の考え方をお聞かせ願いたいと思います。

答弁 町長 平野浩司

今お話のあったことについては、当然、今回町長に立起したときに地域の方々にもお話ししていますので、しっかりその内容については向き合って、相手との話の中でそれが本当にこれからの地域、地域コミュニティーの充実につながることであれば、また皆様方としっかり相談して進めたいというふうに考えております。

再質問 7番 馬場博美

それでは次に、自治会が行う活動に対する災害保険についてでございますけれども、自治会活動において、参加している住民の事故補償については常に不安を感じております。道路の花壇への植栽活動も、交通量が多く大変危険な状態の中で、多くの住民が参加し、環境美化活動を頑張っております。心して自治会活動に参加できるよう、自治会加入者全員が災害保険に加入すべきと私は思います。管内の事例としまして、小清水町では、自治会に入会している町民全員が自治会活動保険に加入しており、町民の皆さんが気軽に安心して自治会活動に参加し、地域活性化につながるよう支援しています。また、清里町あるいは津別町においても取り組んでいる状況にあります。検討していくこととしているとの答弁をいただきましたが、早急に取り組みを実施すべきと考えますが、町長の考え方をお聞かせ願いたいと思います。

答弁 町長 平野浩司

御答弁した中にありますけれども、自治会連合会から実際にいろいろ相談を受けている状況であります。他の状況も担当のほうから説明をいただいた中においては、町が負担をして活動していただくことに対して、町が負担して保険を考えたいということを今考えているところであります。具体的な時期とか、手法については、自治会連合会と協議をさせていただきたいというふうに思っています。もともとは自治会連合会の中から、今の状況、それから先ほど言った、自治会の補助金の財源の問題をいろいろ御相談されて、私もつい最近、三役の方々とお話をさせていただきました。そういった経過もありますので、具体的な手法等について、できるだけ早い時期で考えていきたいと思いますけれども、自治会連合会との協議の中で進めていきたいというふうに思っております。

再質問 7番 馬場博美

災害保険については、私たちも自治会の活動をしていますけれども、その中で事故が起きたときに大変な状況になりますので、元町自治会はその都度保険に加入していますけれども、かなりの負担になりますので、ぜひ、自治会連合会と早期に打ち合わせをして、進めていただきたいというふうに思います。次に、2項目めの行政と自治会との地域懇談会についてでございます。年度内2回、自治会連合会と行政との懇談会を実施しており、地域の課題解決のため意見交換を行っているとの答弁でございましたけれども、現状では67自治会の意見がなかなか反映されていないような状況だと思います。町長の所信表明にもあります町民の皆様の視点で考え、十分話し合うという観点、あるいは地域の皆様と話し合う機会をつくっていきたいという御答弁ですから、具体的な考え方があればお聞かせいただきたいと思います。

答弁 町長 平野浩司

自治会の方々に対しての懇談の持ち方ということであると思います。連合会とは年2回持っていますので、これはこのまま継続していくのかなというふうに思います。今までは、必要に応じて単位自治会とされていたということでありますが、私としては、自治会連合会であれば、もうちょっと気楽な感じで、三役とか役員と協議する機会を多くしたいと思いますし、あとは、私の時間の許す限り、今回立起するときにいろいろな地区を回らせていただきました。皆さんからの意見としては、地区懇談会という硬いイメージではなくて、もうちょっと気軽に時間をつくって、話をしたいという意見がありました。ですから、何かルールをつくってこうしなければならないというよりも、もし可能で、許していただけるのであれば、気楽にという言葉は適正ではないかもしれませんけれども、地域の人たちと懇談できる形をつくっていきたいという考えであります。

再質問 7番 馬場博美

なかなか地域住民の方が行政に、例えば、いろんな部分で話をしたいということよりも、今町長が言われているとおり、気軽に地域に町長が出向いて、町民の皆さんの声をじかに聞くということについてやっていただきたいというふうに思います。前土谷町長のときも車座トークがありました。車座トークという名前がいいかどうかわかりませんけれども、平野町長にあっては、これについて継続する考え方はございませんか。お聞きしたいと思います。

答弁 町長 平野浩司

車座トークという形がいいのか、前町長も少しでも町民の方々ときちんとお話をしたいという思いだというふうに私は考えております。そういった中で、一つは出向く方法もあるでしょうし、逆に、もうちょっと幅を縮めればということは、対象小さくすれば、町民の方と話す機会を持つということも含めて、何か方法をしっかりと検討していきたいというふうに思っています。ベースになるのは、しっかり町民の方々とお話をする、向き合うということが基本になるというふうに思っております。

再質問 7番 馬場博美

ぜひ、町民の皆さんの声をじかに聞いていただく機会をつくっていただきたいというふうに思います。それでは、3項目めに移らせていただきます。自治会の未加入者に対する広報配布についてでございますけれども、自治会を通じて広報配布について今後も協力を求めるとともに、自治会加入促進に努めるとの答弁でございますが、具体策についてお聞きします。例えば、倶知安町では、町内会等への加入及び参加を促進する条例が平成30年12月13日に施行されております。その内容は、地域住民は町内会等の重要性を理解し、加入及びその活動に積極的かつ主体的に参加すること。町は、町内会等の活動に対し必要な支援を行うことなどが規定されてございます。このように、町内会等への加入促進、町が支援する条例制定についての考え、ほかに具体策があればお聞きしたいと思います。町長、よろしくお願いします。

答弁 町長 平野浩司

今、条例制定についての御質問を受けました。結論から言いますと、美幌町は制定する考えを私は持っておりません。その理由をお話しさせていただければ、たまたま倶知安町の町長が親しいもので、いろいろとお話しした中での話であります。倶知安町の中でいけば、背景としては転勤族が多い町なのです。あそこは後志総合振興局があるという、ここで言えば網走市みたいな中心都市でありますし、あとは、外国人が年々増加しているということがあって、その中で地域コミュニティーをどうしていくかということに対して、それを維持できないんじゃないかというもともとの発想だそうです。そういった中で、条例をつくって、自治会に入りましょうという強制的なことはできない話の中で、それぞれの役割をきちんと明記するということがベースになったときに、私が聞いたのは、自治基本条例はつくっているのですかというお話をさせていただきました。実は、倶知安町は自治基本条例をつくっていないのです。ですから、どっちが先かというような話は、私がお話しする立場ではなかったので、それであれば、こういう条例をつくらざるを得なかったということが御理解できたというか、実際に、美幌町を考えた場合に、コミュニティーというか、そういう活動がどうあるべきかというのは、私どもの自治基本条例の中でしっかりとうたっているわけであります。第6章の協働・コミュニティーという中において、コミュニティーはこういう組織をコミュニティーと位置づけて、その関係においては、コミュニティーの役割、それから、町民とコミュニティー、行政とコミュニティーがどうあるべきかということが全部記入されています。ですから、ほかの町の話ですけれども、自治基本条例ができていれば、本来ならばこういう特筆した条例をつくることがなかったかもしれないという話を今の町長はされておりました。倶知安町がつくった条例等の内容を見させていただければ、うちについては早い時期に皆さん方がしっかり協議をされて、美幌町自治基本条例の中で、本来、地域コミュニティーを維持するためにはどうすべきか、その中で自治会の役割、それからそこにかかわる住民の方々、そして行政が何をしなければいけないかとしっかり明記されているので、最初に言いましたけれど、今の段階では、美幌町でこういう条例をつくるということに対して私は消極的な考えを持っております。

再質問 7番 馬場博美

理解いたしました。ここで最後に、自治会に入っていないということで、広報はもらえないということのないよう万全を期していただきたいというふうに思います。この質問については終わらせていただきます。次に、2点目の町道整備についてでございます。まず最初に、現況についてお聞かせいただきたいと思います。町道の延長486.52キロメートル、未舗装222.13キロメートルとの答弁ですが、市街地都市計画区域と農村地区それぞれの全長、未舗装の全長について、お聞きしたいと思います。よろしくお願いします。

答弁 建設水道部長 石澤憲(建設水道部長は2019年6月まで)

ただいまの御質問にお答えをいたします。都市計画区域外の内訳でございますが、延長が347.25キロメートル、うち未舗装が217.18キロメートルであります。次に、都市計画区域内の内訳でございますが、延長139.27キロメートル、うち未舗装は4.95キロメートルでございます。よろしくお願いいたします。

再質問 7番 馬場博美

今、建設水道部長から答弁ありましたとおり、農村地区にあっては、町道の全体の71%ぐらい占めています。未舗装についても、97.8%を占めている状況にあります。何といっても農村地区の整備が急がれるのではないかという感じがします。次に、市街地における町道整備についてでございますが、きのうもらった第6期美幌町総合計画、基本計画中期ということで、この計画書の中にも載ってございます。道路のストック点検により、補修、改修の優先度を判断して、町道整備計画を見直し、整備を行うこととなっております。現状において、通行の支障とならないよう対応しているということでございます。きのうの戸澤議員の一般質問にもありましたが、毎年ローリングを行い、優先順位を決めながら計画的に修繕を実施するということは理解いたしますが、補修だけで対応できない道路について、国の社会資本整備総合交付金だけではなく、安心、安全な車両及び歩行者の通行の観点から、危険度を判断する中で、どうしてもやらなければならない道路については、一般財源でも整備すべきと考えますが、町長の考え方をお聞きします。

答弁 町長 平野浩司

基本的には、国の補助金がなければ難しいというのは御理解いただければと思っています。そうは言っても、それを待つことができない部分については、一般財源でもという部分であります。言葉としては、私もそのとおりだと思っています。ただ、現実に判定を含めて、どの基準でとなると、この辺は私の段階でなかなか言える状況ではありません。その辺の部分について、担当のほうで、もし何かあれば補足していただきますけれども、お話としてはそのとおりだとは思います。

再質問 7番 馬場博美

今、町長が言われたどの基準だということなのですけれども、私も調べました総合計画の中に、先ほど言いましたけれども、道路のストック点検というのがございます。そのストック点検によって、損傷状態を把握するための点検を行い、危険性の有無を判定するということが基本ではないかというふうに思いますけれども、そこら辺のストック点検について、整備しなければならない道路については、実施しているのかどうか、お聞きしたいと思います。

答弁 建設水道部長 石澤憲(建設水道部長は2019年6月まで)

道路のストック点検でございますが、平成28年度に道路の長寿命化計画を策定いたしまして、社会資本整備総合交付金の事業に載ってございます。この路線の選定でございますが、社会資本のほうにつきましては、いわゆる幹線道路の40路線68.8キロメートルについて、道路の長寿命化計画を策定して社会資本整備総合交付金に載ってございます。それ以外の町道整備につきましては、未整備の路線や補修の必要な路線の現地調査を行いまして、緊急性や利用頻度の高い路線を中心に策定をしてございます。これにつきましては、事業化のために、補助事業ですとか、過疎債などの財源の見通しを立てながら整備計画を策定して、計画に沿って進めてございますが、町長のほうで御答弁させていただいたとおり、財源がなかなかつかず、計画どおり進んでいないのが現状でありますので、財源の確保が喫緊の課題になっているところでございます。以上、よろしくお願いいたします。

再質問 7番 馬場博美

調査をしたということでございます。最初に町長から御答弁をいただいた中で、状況的には財源、緊急性というか、危険度合いによっては一般財源でもやっていただけるということでありますけれども、やはりそこには地域住民の声をしっかり聞いて、ストック点検も大事だと思いますけれども、そういう状況は地先の人がわかると思いますので、そこら辺の対応についても、しっかりと対応をお願いしたいと考えます。次に、農村地区の未舗装道路整備についてお聞きします。同じく、第6期総合計画では、未整備路線の整備や老朽化路線の改修など、地域要望を勘案しながら優先順位を決めて、計画を策定し整備を行うこととなってございます。農村自治会から未舗装道路について整備してほしいという要望が町に出ていると思いますけれども、役場のほうでは改修計画がないと回答されているとお聞きしております。町として、地域要望に対して実態調査などをして、農村地区における年次整備計画を策定すべきと考えますが、町長の考え方をお聞かせください。

答弁 建設水道部長 石澤憲(建設水道部長は2019年6月まで)

抜本的な整備要望というよりは、補修の要望が多いと考えてございますが、先ほども御答弁させていただいたとおり、町道の整備計画でありますが、限られた財源の中でございますので、道路事業といたしましては、どうしても市街地、通学路、国道、道道、街路などを結ぶ路線、いわゆる、交通量、利用頻度の高い路線を中心に優先されているのが実態でございます。その中で、先ほども申し上げましたとおり、財源の確保が1番の喫緊の課題ではないかというふうに考えてございます。よろしくお願いいたします。

再質問 7番 馬場博美

現状の道路事業では、全てを一般財源に頼らざるを得ないことから、単独事業での舗装化は難しいとの御答弁ですが、今、建設水道部長からもありましたけれども、例えば、道営の土地改良事業などの補助で対応できないか、お聞きしたいと思います。

答弁 経済部長 矢萩浩(経済部長は2019年6月まで)

今お尋ねの件でございますが、確かに道営土地改良事業には農道更新というものは制度としてはございます。しかしながら、町は一定の整備が進んだこと、さらに町全体の財政支出を考える中では、現在は整備を行っていないという状況であります。また、土地改良事業の中で、農道整備をするに当たりましては、沿線の畑等で受益面積を満たしているか、さらには地区の事業費の上限、現在進んでいる面整備へのしわ寄せ等とさまざまなの要件を満たしておりますので、確かに制度としては、道営土地改良事業の中にメニューとしてありますが、それが直ちに適用できるかどうかというのは、また別の問題として捉えていただきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。

再質問 7番 馬場博美

先ほどから財源がない、一般財源では難しいということについては、私も行政を経験していますからわかりますけれども、やはり、緊急度とか危険度とか、この町道整備計画の中で5年間の計画になってございますけれども、農村地区においては、そういった町道の整備計画の中に入っていないような感じがするのですけれども、全農村地区の道路整備をした中で、農道であっても町道ですので、全体的な町道の農村道路を含めた整備計画ではないというような感じも私は受けます。そういう中で、自治会の要望の中にも、私も直接、他の自治会の会長からも聞きました。やはり役場に対しても改修計画がないと。今の経済部長の答弁の中に、非常に難しい状況がありますけれども、残されている補助事業の道営土地改良事業もありますので、ぜひ、もうだめだとか、ないということでなく、ないから一般財源に頼らざるを得ないからしないということではなくて、前向きに、地域に直接かかわる生活道路ですので、地域の声を大切にして、そういったある程度の計画があれば、町民も納得されると思います。そういったことで、ぜひ補助事業の確保についても、最大限努力していただいて、町民の声、要望に対応していただきたいと思いますけれども、再度町長の考え方をお聞きしたいと思います。

答弁 町長 平野浩司

農村地区の道路整備について、今回、選挙の時にいろいろ回らせていただいて、お話は承ったところはあります。その中で、馬場議員もおっしゃっておりましたけれども、やはり緊急度、危険度とか、そういう中でこれはということであれば、どんなことをしても優先をしなければいけないという認識はあります。ただ、補助メニューの研究などをするのですけれども、例えば、通常道路がついていて、舗装したほうがベストだという中で、うち舗装になってないんだとなったときに、それをわかりました舗装しますというような答えはなかなかできないのが実態であります。ですから、先ほど私どもの担当も答弁させていただきましたけれども、やはり利用頻度とか、そういうことを考えた場合に、限られた財源をどこに充てるかとなると、まずは危険なところは優先しますけれども、それ以外については、交通量のことを考えていかなくてはいけないというふうに思っています。ただ、地域の方々にこうだから全くできないというようなことよりも、逆に期待されても困るのですけれども、実態をしっかりお話をして、その中で、こういうことが可能かどうかはこれから調べる、研究していくというお話はできると思います。ただ、きちんとした説明はする必要があると思っています。逆に、それが期待になられても困るのですけれども、そういうような状況でございます。

再質問 7番 馬場博美

今、町長から御答弁いただきましたけれども、私たちもいろいろなことで要望を受けますけれども、やはり直接町民の方に今の実態を説明していただいて、そして、危険度を含めて、直接話す機会が大事だというふうに考えます。先ほど、地域懇談会という話もしましたけれども、今後もそういう機会をつくっていただいて、直接町民の声を聞いていただきたいというふうに感じます。町道については、これで質問を終わらせていただきます。3点目でございます。美幌保育園、東陽保育園の整備についてでございます。美幌保育園は建築して32年、東陽保育園は41年経過しています。施設の老朽化が進んでいることから、早い時期に利用者のニーズを調査して、保育園整備をすべきと考えますが、具体的に整備構想はいつまでに策定するのか、またいつごろまでに建築するのか、町長の考え方をお聞きしたいと思います。また、整備に当たっては、施設の運営主体についても検討していく必要があるとの御答弁でございましたけれども、具体的にどういうことなのか、民間移譲を含めた話なのか、町長の考え方をお聞きしたいと思います。よろしくお願いします。

答弁 町長 平野浩司

いつまでという部分では、今のところいつまでという考えはまだ正確に考えておりません。今、第2次美幌町財政運営計画をつくっておりますけれども、今いろいろな事業を考えておりまして、その中で、いつの時期かという一つの財政見通しを立てる中においては、平成40年度、令和10年度以降に整備が必要となる公共施設ということで保育園を位置づけていることは確かなので、その時期を今の状況を見ながら、これからしっかり検討していきたいと考えております。

再質問 7番 馬場博美

財政運営計画の中で位置づけしているということで、年限ははっきり言えないということで理解してよろしいですか。

答弁 総務部長 広島学(総務部長は2019年6月まで)

財政運営計画の中ではなくて、美幌町の公共施設の総合管理計画、この中で、策定時に今後10年以内に整備が必要な施設ということで、保育園等を掲載させていただいております。今後10年以内に整備が必要な施設ということで、図書館ですとか、あるいは保育園等々含めて記載をさせていただいておりますので、年限については、その中で整理が図られていくという形で予定をしながら、財政運営計画も今後つくっていくという形になろうかというふうに思いますので、基本は公共施設の総合管理計画で10年以内に整備が必要とされる施設をどうしていくかというのは、今後、策定をされます財政運営計画の中でもきちんと計画として持っていくということになろうかと考えております。

再質問 7番 馬場博美

整備計画の中で、10年以内ということで理解しました。今年度も保育園の修繕がかなりかかっているように聞いてございますので、状況によってはできるだけ早いニーズ調査をして進めていただきたいと思います。もう1点、整備に当たっては運営主体についても検討していくということでありましたけれども、これは具体的にどういうことなのか、民間移譲を含めた話なのかお聞きしたいと思います。

答弁 民生部長 高崎利明(民生部長は2019年6月まで)

運営も含めてという意味合いでございますけれども、今、公立の保育所につきましては、運営費及び施設整備費に対します補助金等については全て一般財源化されているところでございます。民間の場合は、補助金が国2分の1、町4分の1、事業者が4分の1という補助制度があります。公立の場合は補助制度がないという部分を含めまして、運営費につきましても、民間が運営した場合は、国が2分の1、道と町がそれぞれ4分の1の運営措置費がありますので、そういう部分も含め、ことしの10月から幼児教育の無償化、保育の無償化制度も始まりますので、そういう利用状況、実際にニーズは高まってきていますので、民間保育所との運営状況も踏まえまして、今後、建てかえに当たりましては、運営を委託したほうがいいのか、それとも民間に任せたほうがいいのかという部分、施設の建設も含めまして、やっていただけるところがあるのかとか、さまざまな部分を検討した中で進めていく必要があるということで、公立保育園としての役割はあるのですけれども、その運営方法だとか、建設方法について、これから検討しながら進めていきたいということで、そういう意味合いで書いておりますので、御理解願いたいと思います。

再質問 7番 馬場博美

補助が民間でないと出ないということで理解しました。できるだけ、方向性についても利用者ニーズを考えながら対応していただきたいというふうに思います。時間になりましたので、私の一般質問は終わらせていただきます。ありがとうございます。

出典:美幌町議会 令和元年第3回定例会 2019年6月19日 議事録 PDF(4ページ) 間違いを知らせる