美幌町議会 平成30年第7回定例会 2018年9月25日
(1)ホテル誘致の取り組みについて/(2)LCC就航誘致活動について
2018年9月25日、美幌町議会の一般質問で、上杉晃央議員が「ホテル誘致の取り組みについて」「LCC就航誘致活動について」について質問し、町長 土谷耕治、経済部長 矢萩浩が答弁しました。
- 質問者
- 上杉晃央 議員
- 答弁者
- 町長 土谷耕治、経済部長 矢萩浩
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 4番 上杉晃央
それでは、私は、観光振興対策2項目について質問をいたしたいと思います。1点目は、ホテル誘致の取り組みについてでございます。2013年に訪日外国人旅行者は1,000万人を超えて、2017年には2,869万人と大幅に増加をしております。政府は2020年の目標を4,000万人に定め、積極的に取り組んでいます。2017年政府観光局の資料によると、トップの中国は15.4%増の735万6,000人、次いで韓国が40.3%増の714万人、次いで台湾が9.5%増の456万4,100人、次に米国137万5,000人となっています。美幌町は、通過型観光の解消が大きな課題となっていますが、町内の宿泊施設が極めて少なく、観光客やビジネス客のほとんどが隣接する北見市や網走市のホテルに宿泊しているのが現状です。町として、これまでのホテル誘致にどのような取り組みをしてきたのかお尋ねいたします。2点目は、LCC就航誘致活動についてであります。平成28年の女満別空港の乗降客数は、82万4,715人で、北海道では、第3位の旭川空港105万9,120人に次いで第4位となっています。道内空港で国際線の定期運行は、新千歳空港、函館、旭川の3空港のみであります。一方、低価格運賃で運行サービスを行うLCCの就航誘致の取り組みの成否が今後のホテル誘致に大きく関連すると考えます。平成30年8月から釧路空港と関西国際空港のLCC就航が実現しています。女満別空港の乗降客数から見ても、LCC就航による乗降客の増加は大いに期待でき、現在の誘致活動の取り組み状況と、実現するための課題についてお尋ねいたします。以上でございます。
答弁 町長 土谷耕治(町長は2019年3月まで)
上杉議員の質問にお答えを申し上げたいと、そのように思います。初めに、観光振興対策について、ホテル誘致の取り組みについてでありますが、2016年3月に政府より、明日の日本を支える観光ビジョンが取りまとめられ、訪日外国人旅行者数を2020年までに現在の2倍以上の4,000万人にする大きな目標が掲げられました。2017年の訪日外国人旅行者数は、前年比19.3%増の2,869万人で、日本政府観光局、JNTOが統計を取り始めた1964年以降最多となり、2020年には東京オリンピックを控え、4,000万人突破に現実味が帯びてきている状況であります。このような状況の中、北海道としても、訪日外国人来道者の宿泊延べ数は前年比19.2%増の757万人となり、オホーツク管内でも10.2%増の13万人となりましたが、美幌町では前年度66人から165人と倍以上増加したものの、宿泊者数としては少ないのが現状で、議員御指摘のとおり、町内の宿泊施設が極めて少ないことが最大の課題であると認識しているところであります。ホテル誘致について、どのような取り組みをしてきたかについてでありますが、宿泊施設の誘致につきましては、滞在型観光の推進を図るためには必要不可欠なもので、本町にとって重要な課題であると認識しているところであり、第6期美幌町総合計画の施策に掲げられ、美幌町観光革新戦略ビジョンにおいても、宿泊施設が少ないことが課題として、滞留型及び滞在型観光の推進の基本方針のもと、宿泊施設の誘致を目標に掲げているところであります。このような中、平成29年4月26日には、町、観光物産協会、商工会議所、JA、森林組合、金融機関を構成員とする美幌町観光まちづくり協議会が設立され、今後、美幌町観光振興革新ビジョンに掲げた事項を一体となって取り組むことが確認されたところであります。実際の誘致についての直接的な取り組みとしては、いまだ実行に移っているものはないのが現状ですが、宿泊施設ではないものの、滞在型観光の推進策として、まちづくり協議会では、キャンピングカーのための滞在施設であるキャンピングパークのプログラムを今後検討することとされたほか、本年6月に美幌シェアリングエコノミー検討委員会を商工会議所で立ち上げ、本町としても参画した中で、空き家を民泊に活用できるかを調査検討することとしています。その他、観光物産協会の事業では、マーケティング事業に取り組んでおり、本年度、峠の湯びほろにおいて、近年注目されている豪華で快適な新しいキャンプスタイルであるグランピングのモニター事業を実施しているところであります。今後とも滞在型観光の推進のため、あらゆる可能性を調査検討しながら、商工会議所を初めとした関係団体と連携を図りながら、誘致に向けて努力してまいりたいと考えております。次に、観光振興対策についてであります。LCC就航誘致活動についてでありますが、女満別空港利用拡大の取り組みとして、空港周辺の自治体、議会及び経済団体、その他で構成する女満別空港整備・利用促進協議会に当町も参加しており、この組織が中心となり連携した取り組みを行っていますが、女満別空港のさらなる利用拡大には、LCCの就航による国内外の新たな需要の創出が重要視されているところであります。御質問の女満別空港におけるLCC就航のための誘致に向けた取り組みについてでありますが、昨年から道東地域へ就航が検討されていたピーチ・アビエーションと昨年10月には協議会の幹事とピーチ役員との打ち合わせを行ったほか、11月には協議会役員がピーチ本社に出向き、誘致活動を行ったところであります。残念ながら、今回は釧路空港が選定されたところでありますが、ピーチとしては、今後状況によっては、道東に複数路線の開設も考えているということであり、課題として、その実現にはキーワードとなっている東北海道周辺一体を面として捉え、周遊ルートの創設や魅力ある体験プログラムの充実を図り、オホーツク地域に誘客を図っていく必要があると考えております。また、ピーチとしては、市町村間の連携を重要視していることから、協議会としても、今後、釧路地域と連携したプロモーションや広告などの情報発信を積極的に行うこととしています。2020年度には、道内7空港の民営化が予定されており、着陸料の値下げによる路線網の充実が期待されております。これらを踏まえながら、今後ともLCC就航の実現に向けて、協議会の中で誘致活動を推進してまいりたいと考えております。以上、答弁をさせていただきました。よろしくお願いをいたしたいと思います。
再質問 4番 上杉晃央
それでは、1項目めのホテル誘致の取り組みについて再質問をさせていただきたいと思います。じゃらんのリサーチセンターが調査した、外国人が日本観光に求めているものということで、温泉が73.5%、心を癒すリフレッシュが55.8%、自然景観を楽しむというのが45.3%、郷土料理を食べるというのが38.5%となっています。また、政府の官公庁が似たような調査をしておりまして、この中では、パーセントは出ておりませんが、日本食を食べる、ショッピング、自然景勝地を見る、繁華街のまち歩き、温泉入浴の順というふうになっております。二つの調査結果から見て、私は、このオホーツク、道東にはこれらの要望を満たす観光資源がたくさんあるのではないかなと思っています。強いて言えば、繁華街のまち歩きというと、大きな都市がそうたくさんありませんのでここは抜きにしても、他の項目については、外国人のお客様の要望を満たすものがあるのではないかと思います。美幌町の観光革新戦略ビジョンを、この質問に当たって目を通させていただきましたが、滞留型及び滞在型並びに体験型観光の推進ということが出ておりまして、その中では、体験型観光メニュー化及び受け入れ体制づくりの推進というのをこのビジョンの中では、最重要戦略の一つとして位置づけられています。既に町は、会議所とか含めていろんな機関と連携をとりながら、峠の雲海だとか、星空観察、また、ことしはヨガを健康と癒やしの体験会ということで大々的に有名な先生らしいですけども、お呼びしてやっております。先ほど答弁の中にあった、グラマラスな、いわゆる魅力的なキャンピングの造語であるグランピングというのを、峠の湯でもモニター事業で実施するという意欲的な取り組みについては、私も評価をしているところでございます。グランピングをいろいろ調べてみましたけれども、まだ日本では歴史が浅く、自然を感じながら、どこまでの質を求めていくのかということで、インターネットで見ても、かなりハードに相当グレードの高いものをかけて整備したところから、そうではなくて、食とか体験に重視をしたような取り組みということで、どの程度の質を求めていくかというのは、これから、慎重な検討が必要ではないかと思います。美幌を含めた地元やオホーツクには、恵まれた食材ということで、肉であるとか、魚介類、野菜などこういったものを提供したバーベキュー、グランピングでは、グラマラスのGをとってGBQというのだそうです。豪華な食材を提供するバーベキューということなのですけど、こういったものにさらに、体験メニューということで、美幌だけではなくて周辺の魅力ある観光資源を案内などするということで、自分の町だけということではなくて、オホーツクというエリアを活用して展開することによって、私は可能性が大いにあるのではないかなと思います。そこで、これ以外に、美幌の魅力の再発見ということで、可能性だとか検討しているものが何かございますでしょうか。
答弁 町長 土谷耕治(町長は2019年3月まで)
このほかでは、今、修学旅行生の農業体験とかそういうこともやっております。
再質問 4番 上杉晃央
私もその取り組みをしていることを知っております。こういう、いわゆる観光振興対策とあまりかかわりがないというふうに思っていたのですけれども、全国のいろんな外国人の行動をみていますと、体験型の中には、お祭りであったり、世界的に有名になったカラオケだとか、和太鼓だとか、折り紙、書道だとか、茶道とか、あるいは生け花、美幌で言えば、外国人の留学生の人たちが来たときに、町内のいろんなボランティア団体の皆さんに、ホームステイして体験していただいている日本のどこにでもあるような伝統行事の体験が、実は外国人に興味があって人気があるというふうに書いてありましたけども、こういったことなども、美幌町で外国人の方を受け入れたりするときの一つのヒントになると思いますが、その辺についてどのように考えていらっしゃいますか。
答弁 町長 土谷耕治(町長は2019年3月まで)
インバウンドと言いますか、外国から来られる方にとって、私どもの町で1番利用されているのは、実はキャンプ場だと思います。キャンプ場は、台湾の方が非常に多く来ておられるということで、あそこを拠点にこの周辺をいろいろ回って歩くということが、一部でSNSを中心に、随分個人で公開しているというようなことも聞いておりますので、そうした効果が、徐々にあらわれてきているという思いをしております。あと、先ほど言った、高校生の修学旅行については、国内の学校ということで、インバウンドとは違います。そんなこともやっております。
再質問 4番 上杉晃央
私もフェイスブックで、グランピングの取り組みを峠の湯でやっているということは、実際に那須主幹か誰かに紹介されていたのを拝見いたしました。それで、なぜ峠の湯なのかというのがわからないのですけど、私は、逆に言えば、今町長のおっしゃったように、みどりの村のキャンプ場をもう少しいろんな形で手を加えた中で、このグランピングに活用をすることも一つのヒントなのかなということで、要は、来られた観光客の方が、どれだけ満足度の高い楽しみをそこで提供できるかということで、単に豪華なバーベキューだけやるのではなくて、やはり、美幌町や周辺でいろんな体験をして楽しめると、そういうプログラムをどれだけ用意していくのかということが1番重要かと思います。今は、峠の湯で実証の事業をやっておりますので、その評価は評価で、今後明らかになったら、美幌町内でも、私はみどりの村のキャンプ場というのは非常に緑豊かで景観のいいところですから、そういったところでも可能性を探ってみてはどうかと思いますが、今後に向けてグランピングの事業について、場所などについてはどのような考え方をお持ちでしょうか。
答弁 経済部長 矢萩浩(経済部長は2019年6月まで)
ただいまのお尋ねでございますが、場所につきまして、今は峠の湯でやっておりますけども、議員おっしゃるように、みどりの村等その他いろいろな場所を試していきたいというふうに考えております。よろしくお願いします。
再質問 4番 上杉晃央
観光革新戦略ビジョンに掲げる、宿泊施設の誘致の取り組みというのは、確かに、この中に書き込まれて検討するというふうにはなっているのですけれども、今、町が既に取り組んでいる、いわゆる体験型メニューの開発と比べると、私は少し取り組みが現実的に弱いのでないかというふうに考えておりますが、この辺は、町長、率直にどのような感想をお持ちでしょうか。宿泊施設の誘致と比べて、体験型メニューのほうが非常に積極的にいろんなことをやっていますが、宿泊施設の取り組みが弱いのではないかと私の印象ですけども、町長はどのように考えていらっしゃいますか。
答弁 町長 土谷耕治(町長は2019年3月まで)
表面的には、やはり、弱いのではないかという思いは、私もしております。グランピングだとか、あるいは、先ほど言いました、みどりの村のキャンプ場のバンガローですか、あれを利用したものよりは少し弱いのでありますけれども、ただ、これもなかなか微妙なところがありまして、私もいろんなところに行って、いろんなPRをしてきているのですけども、まだ実現に至ってないというようなことで、例えば、峠の湯の前の指定管理者を受けたところは、ドーミーインというホテルをやっているということで、そこまで行った記憶がありますけれども、これも進展していないというようなことでありますので、やはり話せることと話せないことがあったりして、まだまだ弱いのかなという思いをしております。
再質問 4番 上杉晃央
ここに書かれているのを見ると検討ということですけども、これを実現するのはかなりハードルが高いということで、重々わかった中で質問しておりますけれども、ホテルとは違うのですが、一つ参考になるのかなということで、実は、小清水町にアウトドアのグローバル企業であるモンベルというのを誘致に成功いたしました。これは、どういうことで成功したか、インターネットを見ると書かれておりますのでわかると思うのですが、挑戦したのは役場の職員なのです。あそこは御存じのように、涛沸湖で野鳥観察をしているということで、日本野鳥の会のオホーツク支部というのが小清水町にあるのだそうです。私もそれは聞いたことがありますけれども、そこの会員の方が、モンベルの社員の方と知り合ったということを役場の職員が耳にして、直接何とかモンベルに掛け合えないかということで、町長に話して、町長がモンベルの社長に会って、モンベルの誘致を要請したのがきっかけだというふうに聞いています。前段話したようなホテルの誘致というのとモンベルは内容が違うとは思うのですけれども、前も一般質問させていただきましたけども、美幌町の出身の方とか、町とご縁をいただいた方の中に、もしかするとホテル誘致に結びつくような人脈が隠れているのではないかなというふうに、私は日ごろ思っています。以前、そういう質問をしましたが、町はこれまで、これらのホテル誘致に対して、今申し上げたような人材の方などにチャレンジしてみようとしたような、そういう取り組みだとかそんなことはありましたでしょうか。
答弁 町長 土谷耕治(町長は2019年3月まで)
そういう取り組みをしたことはあります。
再質問 4番 上杉晃央
今、なぜ小清水町の例を出したかというと、ちょっとしたヒントからある職員が意欲的に動いたことが、町長の耳に入って、そして町長が具体的に行動して、そして、実現するというようなこともありますので、これは東川町に行ったときも、松岡町長がモンベルのことについて語っておりましたけれども、そういった面では、ぜひ、美幌町出身者でなくても、いろんな御縁をいただいた方の中に、そういう分野に非常にネットワークを持っている方も探せばいるのではないかという淡い期待をしておりますので、ぜひ今後とも、そういったことは継続してやってほしいと思いますが、町長の決意をお聞かせください。
答弁 町長 土谷耕治(町長は2019年3月まで)
私もいろんな方とお会いして、これはと思う人も中にはいたのですけれども、なかなか難しいといいますか、美幌にホテル誘致まで至っていないという現実であります。そんな中で、やはり決意といいますか、私なりにこの町にとって、今ホテルはありますけれども、バンケット機能がなくてもいいので、ビジネスホテルでもいいと思うのです。今、旅行者の方も、ほとんど夜は外食したり、あるいはコンビニで買ってきたりとか、そのようなことでバンケット機能はなくてもいいのだろうと思いますけれども、そういったものも含めて、誘致をしていかなければいけないという思いを持っておりますけれども、片方で、ホテル誘致に動くとなかなか難しい問題もいろいろあるようでありますので、例えば、民業圧迫するのでないかとか、町が動くとなかなか難しいのではないかというようなことも言われかねませんので、その辺は会議所が前面になるかどうかは別として、会議所と連携をとりながらやっていかなければいけないという思いをしているところでございます。
再質問 4番 上杉晃央
町長から、町が動くと民業圧迫とかということで、私も行政にいたときにそういう経験をしておりますけれども、美幌町はこれから人口減少になって、どんどん厳しい状況が続いていく中で、こういうビジョンに基づいて、できるだけ宿泊型が1番望ましいですけれども、滞留型で美幌町に多くの人に来ていただくという意味では、申しわけないですけど、既存の宿泊施設ではなかなか現状美幌にお泊まりいただけないという状況がありますので、そこは町長が美幌町のトップとして、英断をもって確固たる信念で、そういった取り組みをしていただきたいなと、私は期待をしております。一例紹介いたしますけれども、茨城県の坂東市というところは、JRの駅がないところのようですが、特定目的会社を設立して、都市再生整備事業で2016年12月にビジネスホテルのグリーンコア坂東という7階建てで120室の誘致を実現いたしました。これらの取り組みは、駅がないとか、そういうことがあるにしても、関東圏なのでいろんな立地は違うと思うのですけれども、結構大変な中で誘致の実現をしております。建設用地を10年間無償で提供すると、これも私有地ではなくて、市が用地を購入して提供するという取り組みを議会と協議しながらしたり、固定資産税と下水道使用料を10年間免除するという優遇措置などをして、実現にこぎつけた例もあります。本当に参考になるのかどうかわかりませんけれども、いずれにしても、今、町長がいろんな難しさはあると言ったのですけども、今後も情熱を持って、粘り強くホテル誘致の取り組みを期待したいと思いますが、再度、町長のホテル誘致に対する強い決意をお聞かせください。
答弁 町長 土谷耕治(町長は2019年3月まで)
行政が動くと、どうしても相手方も期待感を持って、いろんな要望があると思います。例えば、補助金をどうしてほしいだとか、あるいは課税に対する優遇措置をしてほしいだとか、いろいろあると思いますけれども、いずれにしましても、町が滞在型になりきっていないということは、あるいは滞留型になっていないというようなことは、大きな観光資源を持ちながら宿泊客が少ないと、どちらかというと網走市、北見市、あるいは斜里町が多いというようなことで、残念ながらこれだけの美幌峠を含めていろんな資源がある中で、まことに残念な結果でありますけれども、いずれにしましても、私はそういった中で、やはり宿泊施設が充実したものは必要だというような思いを持っておりますので、これから、会議所、観光物産協会、あるいは、観光まちづくり協議会、こういったものを通じながら、今度は裏方に一方ではまわるかもしれませんけれども、補助金の支給だとか、課税免除であるとか、下水道使用料の免除だとか、そんなことも含めながら、あと、ふるさと融資もありますので、そういったものもひっくるめてどうできるかということについては決意を持ってしっかりと取り組んでいきたいと、そのように思っております。―――――――――――――――――――◎会議時間延長の議決
再質問 4番 上杉晃央
今、町長のほうから、商工会議所とか、観光物産協会をはじめ、関連のところと十分に連携をとりながら強い思いで取り組んでいくということについて、ぜひ今後とも、粘り強く取り組んでほしいなと思います。ただ頭だけ下げてお願いして、簡単に来てくれるような企業はないと思いますので、やはり、誘致に当たってはそれなりに町の財政的な支援とか、あるいは税の免除とかそのなようなことも一つの判断材料になってくるのではないかと思いますので、そういった部分の取り組みを積極的にしていただくことを期待して、この質問を終わりたいと思います。次に、LCCの就航について再質問させていただきます。1回目で質問しましたように、私は、格安で運行できるLCCというのは、もしこれが実現すれば観光客はふえて、ホテル誘致にも影響を与えるというふうに確信しております。ただ、LCCの運行が多い西日本圏域、九州、四国、中国、近畿圏、ここは非常に中国、韓国、台湾に近い立地がありますので、ここと東北海道を比べると、非常に距離的にハンデはあるのだと思います。しかしながら、答弁にもありましたように、ことしの8月に釧路空港にピーチ・アビエーションが飛行機を就航させました。今後の状況によって、道東の複数路線の開設を考えているという答弁がありましたが、町長も見ていらっしゃると思いますけれども、道東観光、オホーツクが遠いということで北海道新聞の方に、このLCCの就航に合わせて何が課題なのかということについて書かれています。新聞によると、ピーチの井上慎一さんという最高経営責任者いわゆるCEOは、道東の複数運行に関西線を就航する可能性については大いにあり得るというふうに道新の取材に答えておりますので、ピーチ自体は東北海道を観光エリアとして、非常に魅力的な地域であるという受けとめはしてくれていると思うのです。平成27年6月にオホーツク地域も含めた東北海道が、国の広域観光周遊ルートに初めて認定をされております。課題として、この東北海道周辺一帯を面とした周遊ルートの創設だとか、魅力ある体験プログラムの充実を図るということなのですけども、具体的に、町長にお尋ねしたいのは、女満別空港は協議会があっていろいろやっているのですが、この東北海道のこれらの課題をしっかり議論したりするような組織というのが、現実にあるのかどうか。今後、どのように取り組まれるのか、その辺の状況についてお知らせください。
答弁 経済部長 矢萩浩(経済部長は2019年6月まで)
ただいまのお尋ねでございますが、議員お手元に持っていらっしゃいます新聞にも載っておりますけれども、旧ひがし北海道観光事業開発協議会、こちら釧路に所在しておりますが、これの後継団体といたしまして、一般社団法人ひがし北海道自然美への道DMOというのがございます。また、このほかに阿寒広域の観光推進協議会、これらもございます。こういった中で、事務レベルの中でも、どういった方向性があるか等々今後協議していく形になっていくと認識しております。よろしくお願いします。
再質問 4番 上杉晃央
私の理解が薄かったというか、このひがし北海道自然美への道DMOというのが、この道東エリアの広域観光を協議する組織だということですね。ここに例えば、昨年、ことしでもいいのですが、誰が美幌町を代表して出席して、どのような課題や、これらの東北海道の魅力あるプランをつくるためにどのような議論がなされているのか、紹介いただければと思います。
答弁 経済部長 矢萩浩(経済部長は2019年6月まで)
こちらの協議会でございますが、こちらの協議会には直接は町は入ってない状況であります。間接的に、例えば、女満別空港充実整備期成会等の団体を通じて、意見反映等を行っている状況であります。よろしくお願いします。
再質問 4番 上杉晃央
この新聞によると、北見商工会議所の永田会頭が、オホーツクには十勝の帯広市や道南の函館といった絶対的存在がなく、自治体や観光協会が自分たちさえよければいいという広域連携の視点が薄いということで、この中でも、実は道新の視点から見ると、非常に東北海道エリアは広くて、移動に相当時間がかかるので、もう少しエリア間でしっかり連携したりする、そういったことの必要性について、大学の先生も含めて書かれているのですが、美幌町が直接行政が入っていないとしたら、ここに町として、経済部長のお話にあったように期成会とか、そういったところを含めて、どのような意見を、誰が持ち寄って、そういった会議で反映して、連携しようとしているのか、その辺の状況がわかればお知らせいただきたいと思います。
答弁 経済部長 矢萩浩(経済部長は2019年6月まで)
例えば、ピーチに限ってのお話でありますけども、1回目の答弁でも申し上げましたけれども、ピーチと打ち合わせをしたとか、そういった中で、ピーチからの支援策というのがあります。具体的に、広告を出してほしい等々ありますけども、こういったものの受け皿といたしまして、こちらの女満別空港整備・利用促進協議会、あるいは、オール東北海道としましては、このDMO、こういったものが受け皿になっております。町は、直接は女満別空港整備・利用促進協議会、こちらの会議等を通じてこれは事務レベルもそうですし、首長レベルでもそうです。そういった中で意見を反映して、意見を出しながら、全体の中に盛り込んでいただいている状況であります。よろしくお願いします。
再質問 4番 上杉晃央
この中で、せっかく国が東北海道をそういうエリアということで、初めて認定していただいたということで、道東、東北海道が、地域がそれぞれ頑張るというのではなくて、それぞれの良さを連携しながら、観光客に満足してもらうという取り組みが大事だと思うのですが、そこで、1番ネックになっているのは、何だというふうにお考えですか。そういう中で、課題として最もネックになっているのではないかということについて、どのようにお考えでしょう。
答弁 町長 土谷耕治(町長は2019年3月まで)
ネックになっているのは、やはり連携だと思います。地域間連携をどうするかというところが、そこまで行き着いていないというのが原因だと思います。LCCのピーチ・アビエーションでありますけれども、ここは、道東全体を一つの観光圏、東北海道として捉えて集客を図るという考え方のようでありますけれども、ここに新聞報道にありますように、オホーツク管内では、ピーチの利用客を管外に導くバスなどの二次交通の整備はほとんど手つかずの状態だというようなことを書かれています。まさに、このとおりだと思います。2次交通を含めて、それぞれの持っている地域資源はすばらしいのですけども、お互いそれを磨き合っている段階で、横の連携がなかなかできないというのが問題ではないかなと、私はそのように思っています。
再質問 4番 上杉晃央
町長が言うに、私もこれを読んでみて、いろんな課題というのはあると思うのですけれども、二次交通を整備する支援というのが、東北海道エリアは広いので、この中でも釧路空港から女満別まで100キロと離れていて大変だということが書かれていて、本州のほうのいろんな取り組みを見ると、例えば、簡単にはできないと思いますが、二次交通の整備にデマンド型のバスを空港から運行するだとか、あるいは格安のレンタカー、行政が支援しているのかどうかはわからないのですけど、1日1,000円のレンタカーを用意して、空港から釧路にいってくださいとか、そのような観光客の利便性を高めるような取り組みをして、成功しているところもありますので、ぜひ、町長のお話のように、せっかくピーチ自体も状況によっては、東北海道のほかの空港と関西を結ぶ路線について、さらに飛ばしてもいいというCEOの発言なんかも道新の取材で述べておりますので、ぜひ、DMOは、釧路にあるようですけれども、ここは行政も積極的にかかわって、できれば、二次交通網の整備をどうやってしていくのかとか、阿寒は、これを見るとお客さんを空港から運んだりというようなことは阿寒独自にやっていて、向こうは向こうのエリアで釧路圏ですから、それはそれで努力しているのですけども、やはり離れている女満別、帯広、釧路、こういった3拠点の連携をどうしていくかということが、今後のLCC運行に、私は大きなインパクトを与えていくことだろうと思いますので、ぜひ、首長として、いろんな機会があれば、この辺の取り組みについて情報交換なり、そういったことができるような取り組みをすべきではないかと思いますがいかがでしょうか。
答弁 町長 土谷耕治(町長は2019年3月まで)
私は、そんな考え方で今までもやってきましたし、今後もそういう考え方で、しっかりとやっていこうという思いでございます。
再質問 4番 上杉晃央
このDMOのほうには、行政が直接かかわっていないというか、会議に入っていないということですけど、会議所とか、あるいは観光物産協会とか民間レベルでは恐らくかかわりが、この新聞によるとあると思いますので、ぜひ、町長の答弁にあったように、それぞれの地域を線で結んでいって、来た方が十分楽しんでいただける、北海道の中でもこちらの東北海道エリアというのは、私は潜在的な魅力のある観光周遊ルートになり得ると思っておりますので、今後とも、オホーツク管内で、ぜひ、一つの考え方をまとめて、釧路圏や帯広圏の方を含めて、しっかりと連携をとっていただくことを期待して、私の質問を終わりたいと思います。
答弁 町長 土谷耕治(町長は2019年3月まで)
今、私も決意ほどでありませんでしたけども、そういった考え方でこの事業については、進めていきたいとそのように思っておりますので、どうかよろしくお願いしたいと思います。