美幌町議会 平成30年第3回定例会 2018年3月8日
(1)美幌高校の支援について/(2)特産品開発について/(3)新庁舎建設について
2018年3月8日、美幌町議会の一般質問で、岡本美代子議員が「美幌高校の支援について」「特産品開発について」「新庁舎建設について」について質問し、町長 土谷耕治、教育部長 田村圭一、教育長 平野浩司、経済部長 矢萩浩が答弁しました。
- 質問者
- 岡本美代子 議員
- 答弁者
- 町長 土谷耕治、教育部長 田村圭一、教育長 平野浩司、経済部長 矢萩浩
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 8番 岡本美代子
私は、さきに通告いたしました3点、3項目について質問いたします。まず1点目、美幌高校の支援についてです。美幌高校の支援について。1月27日に、町の130周年記念事業の一つとして高校生模擬議会が開催され、高校生の目線でのまちづくりの考えを14名の生徒が、真剣な姿勢で町長に質問しました。私たち町議会議員も、一層頑張らなければならないと思いましたし、高校生活の中から出ている現実的な不便さも早期に解決しなければと考えています。少子化が進む中、町の高校として、町民挙げて応援していかなければならないと考えていますが、高校生模擬議会でも、他町の支援策など取り上げられていましたが、美幌町でも、平成29年度には他町から通学する生徒に対する10万円の補助や、平成30年度からは、寮の運営に対する補助などの支援が始まる予定ですが、他町村から比べ、支援策が十分でないと考えます。このまま生徒の減少が続けば、間口削減の対象になってしまうのではないかと考えます。町長は、管内高校の支援策についてどのように認識しているか、また、今後の美幌高校の支援策についてお聞かせください。2点目は、特産品開発について。1項目、グリーンビレッジ農産加工室の整備についてです。昨年から美幌ブランド認証制度に取り組み、町内の特産品に美幌ブランドの認証を与えていますが、平成30年度は、ブランド認証の開発について50万円の補助を出すなど、美幌の特産品開発に力を入れる予定ですが、大きな企業や自社工場を持っていない団体などは、新製品開発の試作品をつくる場所もないのが現状です。グリーンビレッジ農産加工室も利用できると思いますが、回転式蒸気釜、高圧殺菌釜など、特産品開発のための整備は不十分であると考えます。今後、整備する予定をお聞かせください。3点目は、新庁舎建設についてです。役場庁舎改築に伴うエネルギー対策についてです。平成29年度も秋ごろから徐々に燃料費の値上げが進み、寒冷地に住む私たちにとって、光熱費の負担は家計に大きく響きます。役場庁舎、分庁舎の燃料費(光熱費)について、過去2年間の推移をお示しください。また、役場庁舎改築時には、エネルギー対策も基本構想(案)に盛り込んでいると伺っていますが、現在の考えをお聞かせください。以上、よろしくお願いいたします。
答弁 町長 土谷耕治(町長は2019年3月まで)
岡本議員の質問にお答えしたいと思います。初めに、美幌高校の支援についてでありますが、管内高校の支援策についてどのように認識しているかについてでありますが、管内の他町村では、地元唯一の高校存続を目的として、生徒確保のために手厚い支援策を行っていると認識しており、町村間において、生徒の奪い合いになっていると感じているところであります。本町においても、全国的な少子化の影響から、美幌高校への入学者数も年々減少傾向にあり、特に、農業科(生産環境科学科)への入学者数が大きく定員割れとなっている状況から、オホーツク管内唯一の農業科として、その間口確保対策が大きな課題であると認識しており、農業科の生徒確保に重点を置いた対策が必要と考え、町外から農業科(生産環境科学科、地域資源応用科)に入学する生徒の保護者に対し、今年度より美幌高等学校農業科間口対策補助金として、就学費用の一部助成を開始したところであります。さらに、今年度の緊急措置としまして、美幌高等学校寄宿舎(報徳寮)に現在入寮している生徒の生活支援と、今後、道内外から入学する生徒の維持、確保を目的として、美幌高等学校寄宿舎運営費補助金を新設し、助成事業を開始したところであります。今後の美幌高校への支援策についてでありますが、農業科間口対策補助金や寄宿舎運営費補助金を継続するとともに、進路対策補助として、美幌高校のPR用ポスターやパンフレットの作成のほか、首都圏中学校へのPR活動にも支援してまいりたいと考えております。さらに、オール美幌体制で美幌高校を支援するため、町内関係機関から成る仮称・美幌高等学校教育振興会を立ち上げ、美幌町全体で、美幌高校を支援してまいりたいと考えておりますので、議員各位の御理解と御協力をお願いいたしたいと思います。次に、特産品開発について、グリーンビレッジ農産加工室の整備についてでありますが、グリーンビレッジ美幌の農産加工室では、美幌みどりの村振興公社が行う加工実習講習はもとより、観光物産協会や自治会、JA女性部を初め、多くの団体が地元で生産された農産物などを加工してお菓子、パン、みそ、豆腐づくりに利用しております。現在、加工室には、フードミキサー、豆すり機など、16種類の機器を設置しており、その多くが平成3年の建設当時に整備されたものでありますが、随時、補修や更新を行っていることから、現時点で施設の改修などの整備の予定はしておりません。また、特産品開発につきましては、新年度から助成制度を創設することにしており、グリーンビレッジ美幌では、対応することができない加工、測定、検査機器の使用や技術支援については、北見の道立オホーツク圏食品加工技術センターなど、関係機関の協力をいただきながら取り進めることとしております。今後におきましても、農産加工室の利用者並びに特産品の開発に取り組む方々のニーズや課題を踏まえた上で、より一層利用しやすい施設運営に取り組んでまいりたいと考えておりますので、御理解をお願いいたしたいと思います。次に、新庁舎建設について、役場庁舎改築に伴うエネルギー対策についてでありますが、役場本庁舎及び別館の過去2年間の燃料費(光熱費)については、本庁舎が電気暖房を使用しており、暖房以外の電力と合算になりますが、平成27年度の電気使用量44万6,068キロワットアワーに対し、電気料金が1,334万8,000円、平成28年度の電気使用量53万1,046キロワットアワーに対し、電気料金が1,432万5千円となっております。一方、役場別館については、灯油ストーブを使用しており、平成27年度の電気使用量2万5,253キロワットアワーに対し、電気料金が89万3,000円、平成28年度の電気使用量2万9,175キロワットアワーに対し、電気料金が100万円となっております。燃料費については、平成27年度の灯油使用量3,124リットルに対し、燃料費が18万1,000円、平成28年度の灯油使用量3,849リットルに対し、燃料費が23万1,000円となっております。新庁舎建設基本構想(案)においては、新庁舎の機能として、環境に配慮した庁舎にするとともに、地球に優しい新エネルギーの活用などを検討しますとしており、平成30年度に実施予定である役場庁舎建設基本設計において、新エネルギー設備の費用対効果などを比較検討し、本町の地域特性に適した機器の導入を検討してまいりますので、御理解を賜りますようお願いしたいと思います。
質問 8番 岡本美代子
私は、美幌高校の支援に対する質問は結構やっていまして、特に、この3月は入学希望者が年々減っていくので、いつも危機感を持って何とかしなければという考えのもとに、このように質問をさせていただいています。そういう考えは、ここにいる皆さんも同じ思いでいると思いますが、子供の将来の夢に向けて、それぞれの進路に行くということは自由なので、いかにして地元高校が魅力ある高校になって、選ばれる学校になるかということが一番の前提ですが、答弁にありましたように、少ない子供を地域で奪い合うような状態が続いているのだなと思います。ただ、今回、隣町の高校が、40名の定員のところ44名の出願者でありました。普通科だけでいいますと、美幌は80名のところ47名の出願者ということで、津別町は、平成30年度予算で3,291万円の予算組みをして、町からの支援をしております。どういうことをしているかといいますと、教科書、副教科書代金全額補助、3年間で約4万円、制服購入費全額補助約5万円、通学バス代75%の補助、入学時校納金2万円の補助、国立大学入学一時金30万円給付、これは返還義務はなしということです。また、商業系検定受検料全額補助、模試及び英語、数学、漢字検定の受検料など半額補助、海外研修、ニュージーランドなどの研修で自己負担が5万円ということです。長期休暇期間中における公設塾の開設、希望者への給食の実施、部活動大会遠征費などの補助、各種行事、講演会などへの補助です。一生懸命頑張った結果、町の持ち出しも大きいですが、44名という入学希望者かなと思います。隣町だけでなく、管内においても多額な負担をして、学校、高校を支援しているという現実を、町長は十分御存じだという今の答弁でしたので、その上に質問を続けていきます。私は、昨年も同じことを申し上げたと思うのですが、遠軽町は出願予定者が170人を超えているのです。そんな中でも、町は1,000万円を超えるお金を支援しています。美幌も、先ほどの答弁にありましたように、昨年、ことしと寮の存続のための補助や、昨年使わせていただいたのは、美幌の支援は始まったばかりだと思っていますので、私は今後に期待したいと思っています。学校は学校で生徒確保のために一生懸命頑張ってくれています。例えば、町の広報配布時に、回覧板で美幌高校の様子を毎月出してくれていました。ただ、このことについては、全体に回覧で回すより、中学生のところにピンポイントで持っていったほうがいいのではないかということで、ことしからこれが行われるかどうかわかりませんが、ことしからは、また違うPRの方法を考えていくという話を伺っております。先ほど、少ない生徒を町村間で奪い合いになっているということでしたが、答弁の中で近隣都市部への中学生のPR活動にも支援していきたいとありました。この辺のところをもう少し詳しくお答えいただきたいと思います。
答弁 教育部長 田村圭一(教育部長は2021年3月まで)
ただいまの御質問にお答え申し上げます。首都圏中学校へのPR活動ということで考えておりまして、今の農業科の応募の状況の中で、道外からの生徒を募集しているということですので、例えば、東京都の中学校へのPR活動、道内でいきますと札幌近郊の中学校へPR活動を支援してまいりたいと考えております。
質問 8番 岡本美代子
もう少し具体的に、例えば、誰が行ってこういうことをPRするのか。もちろん先生も行くのでしょうけれども、生徒などを連れて行ってやるのかということもお答えいただきたいと思います。私は、答弁にもありましたように、本当にこの辺で少ない子供たちを奪い合うよりも、生産環境科学科などは農業科の根幹をなすところですので、そこの人数が少ないということは今後も危惧されます。今のはやりと言ったらおかしいのですが、今、農業女子という言葉もありますし、テレビでは、古いところでは日曜日の鉄腕DASH村から始まって、一人農業とか、教育テレビでも芸能人が農業に取り組むという番組が多くなって、視聴率もいいのか、結構長く続いています。私は、空港も近いので、行ったり来たり、親たちが来るということにも非常に立地がよく、農業科という科を考えても都会にアピールしていくのも非常によいと思っています。首都圏の中学校の行事にPRに行くのも、どういう形で行くのか。例えば、具体的に交流のある中学校などがあるのか、その辺もお聞かせください。
答弁 教育部長 田村圭一(教育部長は2021年3月まで)
PRの具体的な内容ということですが、首都圏中学校へのPR活動の誰が行くのかという御質問でございますが、現在、管内の中学校、それから近隣の管外の中学校に美幌高校の校長、教育長、教育委員会の職員で中学校を回りまして、美幌高校の活動等についてPR活動をしているところでございまして、札幌近郊、首都圏につきましても同様な形でPR活動を進めていきたいと考えております。首都圏で具体的にどういうような中学校をという御質問でございますが、現在、具体的にどこの中学校にということはまだ決めてはおりませんが、過去の美幌町との交流の中では、日野市との交流で美幌とかかわりのあるまちもございますので、そういうところも含めて検討していきたいと考えております。よろしくお願いいたします。
質問 8番 岡本美代子
昭和56年生まれぐらいの子供は、交流で日野市に行ったり、こちらで受けたりした経緯もあると私も記憶しております。例えば、東京農大に来た方が、網走を好きになり、住むようになったり、商売をしたりという話もよく聞きます。今、移住・定住の話がありますが、人口減少社会を考えると、高校生から家を出すということは大変で、受ける側もそれなりの覚悟は要るのですが、移住・定住と考えれば、これは本当に力を入れるべきことではないかと思っています。すぐに実るかどうかはわかりませんが、長い目で考えて、若い人たちに訴えていくことは非常にいいと思います。いつも職員とか校長がPR活動をしているということですが、もし予算があれば、生徒が行って、それこそつくった野菜などを持って行って、交流ができればよいのではないかと考えます。期待するところです。生徒まで連れていくとなると、ちょっと予算がかかりますが、そういう考えに対して町長は、よし応援しようという気になるかどうか、お聞きします。
答弁 町長 土谷耕治(町長は2019年3月まで)
私は、1回目の答弁で、町村間において生徒の奪い合いになっているところもあると申しましたので、余り積極的にという意味合いはないのですが、今回の措置については現実的な対応をとらなければいけないと思います。これは、北海道教育委員会の施設であり、教育機関だと思いますので、本来であれば、北海道教育委員会がしっかりとやってほしいなという思いの中で、そういうことにはならないということで、現実対応として、今回のような措置をとらせていただいたということですので、その点は御理解を賜りたいなと思っているところでございます。
質問 8番 岡本美代子
町長が積極的対応をとっただけだという話をされましたが、間口削減の対象にならないように、やるべきことは今の間にしっかりやっておくべきだと思います。過去に、私も、間口削減の対象になったときに関係者として居ましたが、ある程度、人数がいるということは、子供の学校生活に対しても非常に広がりがあります。小さくなればなるほどやれることが限られてしまいますので、今のままでは本当に対象になってしまうのではないか。やれることを全てやるべきだと私は考えています。先ほど、都会の子供たちをという話がありましたが、3年間は無理だということであっても、1年間とか数カ月の単位で、例えば、留学生を3カ月とか引き受けるというときに、それが生徒数にカウントされるのかどうか、もし御存じでしたら教えていただきたいと思います。言い方がわかりづらかったかと思いますので、もう一度、言います。高校生の交換留学というか、3カ月とか1カ月とか、長い方は1年ということで、ニュージーランドと美高でやっていますが、例えば、日本国内であっても、それが1年間とか3カ月とかでも生徒数にカウントされるかどうか、その辺を御存じあればお聞かせ願いたいと思います。
答弁 教育部長 田村圭一(教育部長は2021年3月まで)
交換留学生が生徒数にカウントされるかという御質問でございます。例えば、美幌高校の生徒が交換留学でほかのところに行った場合であっても、在籍は美幌高校の生徒になると思っております。その辺の詳しい内容については承知しておりませんので、了解いただきたいと思います。
質問 8番 岡本美代子
その辺のところも調べていただきたいと思います。3年間というのはなかなか大変でも、都会の高校からこちらに1年間来るとか、そういう交流の仕方から始まってもよいのではないかと私は考えます。美幌では、みらい農業センター、美幌高校と農家の方が、グリーンツーリズムの大阪の高校生を修学旅行で引き受けています。私たち経済建設常任委員会も、どういう実態になっているか知りたくてお話を聞いたことがあります。そんな中で、例えば、都会の子供を預かると。こんなことはないほうがいいのですが、例えば大震災があったときに、交流している学校の子供さんはこちらのほうで預かりますという協定などを結んで、そこから交流が始まれば、なおさらいいのではないかと思います。そういうことも視野に入れつつ、都会との交流の道筋をつけていったらいいのではないかと感じますが、もし教育長に何かお考えがあればお聞かせください。
答弁 教育長 平野浩司(教育長は2018年12月まで)
今、都会との交流の中でということで言うと、私も岡本議員と同じように、都会から地方に来ていただくということを考えています。ただ、それで美幌高校の人数を確保できるということでないということは御理解いただきたいと思います。御理解いただきたいのは、本質的問題は、美幌の中学で育った生徒さんの約6割が町外に出ているということです。まずは、少しでも多く地元の学校に行ってもらうということをしなければならないと思っています。今、岡本議員にいろいろなアイデアを言っていただいていますが、農業科と言われていて、昔は後継ぎをするということで、管内から集まって、場合によっては管外からも来ていたのが、なかなかそういうイメージではなくなってきたわけです。ただ、逆に、農業科に行くことによって、将来、すぐに後継ぎをしなくても、大学へ行って農業関係に進むという方にとってみれば、普通科より農業科がいいということははっきりしています。例えば、帯広畜大や東京農大にそういうラインがある。ですから、今は、そういうことを一生懸命PRさせていただいていますし、学校の改築も平成30年から一部始まる中でいうと、牛舎などが建てかえになったときに、今度、新たに動物に触れることによって心を癒やされるということで、農業の後を継がなくても、勉強だけではないという部分でも人が来れると思います。それは、分野ごとに考えながら進めているのですが、先ほど町長が言いましたけれども、基本的には自治体間競争でやることはおかしいという話です。また、支援の仕方も、学校を地域で守るということと間口を守るということに差があることも御理解いただきたいと思っています。今、いろいろとアイデアをいただいたことについては、一つ一つ実現できるように高校と協議しながら私どもがお手伝いできることはやりたいと思うのですが、地元の子を少しでもということは、仮に美幌から出て行ったとしても、北見から同じ数とは言わないけれども、その半分でも来られる、中学区全体のバランスを道教委はしっかり考えてもらわないと、みんな都市部に行って地域が疲弊していいのかということになりますので、道教委に言うべきことはしっかり言っていかないと、根本的なものはきちんと道教委が考えてくれなければ、自治体間競争ではいけないと思っております。
質問 8番 岡本美代子
地元の子供が地元の学校へ行くというのは大前提ですが、それぞれの目的がありますので、そこは自由に選べる、より自分の夢をかなえられるところに行くというのが子供の進路ということになると思います。その中で、普通科も勉強を頑張っていただいて、進路に対してそれなりの成果を上げています。普通科がなくなると、より生徒数も減ってしまうのではないかと思いますので、どの科もある程度守らなければならないということで、非常に難しさがあると感じています。答弁にもありましたように、仮称・美幌高等学校教育振興会を立ち上げたいという答弁でしたが、この辺は、具体的にいつごろとか、どなたが中心にとか、もう少し詳しくお話を伺えればと思います。
答弁 教育部長 田村圭一(教育部長は2021年3月まで)
美幌高等学校教育振興会の内容でございますが、答弁書にあるとおり、美幌高校の支援につきましては、オール美幌の体制で支援をしていきたいと考えております。構成としましては、例えば、農業協同組合とか商工会議所のほか、PTA関係団体、美幌高校教育後援会、美幌高校OB会のほか、議会の皆様にもかかわっていただきたいと考えておりますので、協力をお願いしたいと思います。以上でございます。
質問 8番 岡本美代子
目標というか、いつごろまでにという考えはお持ちでしょうか。
答弁 教育部長 田村圭一(教育部長は2021年3月まで)
時期につきましては、4月には立ち上げを行えるよう準備を進めてまいりたいと考えております。
質問 8番 岡本美代子
先日の卒業式で、卒業生は2万人いるという話でしたので、本当に美幌高校を応援しようとする人たちが町内外に多いと思います。私は報徳会の役員をしていますが、ある程度つながりを持って実現するような、本当に500円ずつでも1,000円ずつでも応援していただくと。よく学校卒業生などにこういうものが回ってきますが、小口でたくさん集めるとか、そういう具体的な取り組みをぜひお願いして、このことについての質問を終わらせていただきます。次に、グリーンビレッジの加工室について移らせていただきます。答弁では、現在、加工室には16種類の機器があり、その多くは平成3年建設当時のものということなので、すごくもつのだなと思いますし、壊れて整備をしたというものは自分でも知っていますし、グリーンビレッジは利用しているので現状はよく把握しているつもりですけれども、農業が基幹産業と言いながら、最初の質問でもしましたように、大きな食品加工工場があって、加工品はたくさん出ています。ただ、小さなものを出していく苦労は本当に大変なのです。今、食品衛生を取り巻く環境は非常にうるさくなりましたので、どこででもつくれるわけでもなく、グリーンビレッジが何かをつくって売れるような体制をつくれればいいのではないかと思います。町長はどの程度御存じかわかりませんが、グリーンビレッジを積極的に使って特産品をつくってもらうという考えをお持ちなのかどうか、お聞かせ願います。
答弁 町長 土谷耕治(町長は2019年3月まで)
我が町には、特産品と言われるものは、現在もありますが、さらに資材的、資源的に豊富な我が町においては、まだまだ開発の余地はあるのではないかと思っております。そうした中で、そういった施設がなかなかないということで、グリーンビレッジの農産加工室がどうだろうという話も前から伺っているのですが、どうも、保健所の絡みとか、なかなか難しいという話も聞いておりますので、いずれかの時点ではそういった本格的な施設が必要になってくるのだろうという思いがあります。
質問 8番 岡本美代子
保健所の絡みと言いますが、制度がちょっと緩くなった部分などもありますので、必ずしもあそこでつくったものを売れないということではないのですね。実際に今もつくっておりますし。町長は、あそこの施設だけでは、いずれかの時点でとおっしゃいましたけれども、実は、この質問はずっと前からしたかったのですが、なかなか現実味がないといいますか、こういう施設を新しくどこかにつくって、例えば身近なところでは大空町の道の駅メルヘンの丘にある加工施設とか、呼人のみんぐるとか、メルヘンの丘はところ狭しと加工の機器が並んでいます。そこには、ふだん、農家の奥さんとか、普通の主婦が行って、いろいろなものをつくったりしています。実際に、そこでつくったものは販売もできるような施設になっています。そういうところを借りながら、研究している人もいますけれども、大空町の人でないとだめだとか、みんぐるもすごく機器はそろっていますが、網走市ですから、網走市の人は無料で使えるけれども、何せ稼働率がよくて使えない。ましてや、売る物をつくるということではないのです。私が、ぜひわかっていただきたいのは、今、つくっている方々がどういう苦労をしているかということです。あのグリーンビレッジを今すぐ改修ではなくて、どういう機械があれば、何ができるかということを担当者の方に知っていただきたいと思っています。答弁の中でも、担当者の方が関係の方と懇談をするような話がありました。まず、担当者はかわるということがありますが、どういう機械があったら何ができるか。それと近隣の状況ですね。近隣の状況を見ていただきましたら美幌がどういう状況かわかるのではないかと思います。私たちも経済建設常任委員会で、メルヘンの丘に行きましたが、ぜひ行って機器の状況などを見ていただきたいと思います。先ほど、平成3年に整備したと言いましたが、もつものはこんなにもつのです。25年以上ももっているのです。ただ、足りないものはいろいろあります。例えば、先ほど何点か書きましたが、いろいろあるのですけれども、ぜひ、こういうものが必要なのだということを担当者の方にわかっていただきたいと思っています。その辺のことについてどうでしょうか。
答弁 町長 土谷耕治(町長は2019年3月まで)
実際に、特産品と言われるものを開発しようとする人たちの努力をわかってほしいというお話でありました。それについては、私もいろいろな話を聞いてはおりまして、例えば、おかずみその販売に当たっても、随分苦労されたという話を実は聞かされておりました。まず、保管場所をどうするかということから始まって、つくる場所の問題もいろいろあるということです。実際に、販売まで考えていくと、どうしても食品衛生法の絡みが出てくるということで、なかなか難しいという話も十分聞いております。担当者にもそういうことをわかってほしいということですが、担当の者もそういう話は聞いていると思います。いずれにいたしましても、幅広い方が、幅広いいろいろなものをつくろうと思っている中、どういったものが必要なのかも含めて、次の段階でしっかり取り組んでいかなければいけない問題だと思っております。
質問 8番 岡本美代子
苦労をわかってほしいというのとは、ちょっとまた違って、こういうものがあるからこういうものができるとか、その辺のこともちょっとわかっていただきたいと思います。自分たちが例えば苦労したとしても、それは楽しみながらやっているという一面もありますので、本当に苦労だと思ったらきっとやめているのではないかと思いますが、わかってほしいのは、どういうものがあればどんなものができて、こういう製品が出せるのだというところをわかっていただきたいと思います。例えば、先ほど言いましたほかに、煮沸ボイル槽、スチームコンベンション、これは消毒や温度を上げて焼いたり蒸したりすることができるものです。それから、レトルト用の高温度の釜は、中心部を122度に熱して殺菌するとか、それからエアカーテンとか、いろいろあるのですが、そういうものがあれば特産品の幅がすごく広がります。そして、答弁にありましたように、施設の改修は考えていないと言いましたが、施設を改修しなくても、まだまだ機器は入ると私は思っています。担当者が早くみんぐるやメルヘンの丘に行って、どこのまちはこういうものをそろえて、こういうものをつくっているのだなということを実感していただきたいと思います。
答弁 経済部長 矢萩浩(経済部長は2019年6月まで)
ただいま、よその施設の視察等々のお話をいただいたところですが、ここの施設は、みどりの村振興公社が指定管理をしており、みどりの村振興公社としましても、利用者の方々と、日々、意見交換等、情報交換を行っております。実際に、加工室の中の施設の修繕や、物の更新等を行うときにも、利用者の方の要望とか、そういった御意見を頂戴しながらしている状況です。また、今お話をいただきましたように、近隣の大空町や網走市に施設がございますので、そちらの状況等、調査等を今後行っていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。
質問 8番 岡本美代子
大空町では、缶詰ミートとか、それから、いろいろな豆の缶詰などを出していますが、缶詰などをつくれるものがあれば、防災食は地元の食材で、地元の人が防災のときの携帯の缶詰とか、そういうものを地域の食材でつくれたらとてもいいのではないかと思いますが、町長はどう考えているのでしょうか。
答弁 町長 土谷耕治(町長は2019年3月まで)
非常にいい発想だと思いました。地元の食材で、例えば、はねていく品物があります。流通ルートに乗らないものは、しっかり切ったりすれば使えると思いますので、そういったものを防災の備蓄品に加えるということは、可能かどうかは別としまして、非常にいい話ではないかと今、直感的に思いました。
質問 8番 岡本美代子
時間もなくなってきましたので、グリーンビレッジに関する質問は終わりますが、そういう機械があれば、私がつくりますという方は町内にたくさんおりますので、ぜひ現実になるように取り組んでいただきたいと思っております。庁舎のエネルギーについて入っていきます。平成27年度で1,442万2,000円、28年度は少し上がって1,555万6,000円という回答でした。現在の役場庁舎は1959年建設で、新庁舎への引っ越す年度までを入れますと約62年間この庁舎を使うことになります。新庁舎を今後60年間使用することを考えますと、世界的な流れの低炭素社会に配慮したものであるべきと考えています。答弁では、基本構想(案)において、環境に配慮した庁舎にするとともに、地球に優しい新エネルギーの活用などを検討しますとしており、30年度の基本設計において、新エネルギー設備の費用対効果などを比較検討するということですが、私が危惧しておりますのは、こういうことは、時間がないとか、工事費が割高になるなどの理由で余り取り組まないで終わりとなるのではないかと危惧しています。その辺のところについて、いや、いや、美幌は新エネルギービジョンとか第6次の総合計画でも一般住宅にも太陽光パネルを推進しているからそんな町ではないということでしたら、町長のエネルギーに対するお考えをお聞かせください。
答弁 町長 土谷耕治(町長は2019年3月まで)
私たちは、FSC森林認証を取って、CO2削減に貢献している町でありますので、今、議員がおっしゃるようなことは、しっかりと受けとめていかなければいけないという思いでおります。今、町民会館についても、地中熱のエネルギーを使っての暖房と冷房をしたいということで、環境省の補助をいただいて、まさにできつつある状況です。そうした意味からも、新しい庁舎についても新しいエネルギーが可能であれば、そういったものをどんどん取り入れていかなければいけないという思いでおります。
質問 8番 岡本美代子
補助があるとはいえ、十分な資金があるという中での新庁舎建設ではないと思いますが、費用対効果というのは何ぞやということになると思うのです。例えば何年を考えて、その費用対効果を言うか、今後60年、後世に使っていただくものであれば、その後で使う人たちは、嫌でも人口は減っていきます。今よりは力のないまちになるかもしれません。そんな中で、やはり先輩方はよく考えてつくってくれたなという庁舎にしなければならないと思っています。それを決断した町長として、後世に評価されるのではないかと思っています。一時的な費用対効果というのは、もうちょっと行政的には、ここ何年間ということになるのかもしれませんが、後世に残すものとして、本当に後で喜ばれるものをつくっていくべきではないかと思っています。一般住宅を若い人が建てるのであったらどうするかということだと思うので、私はもう新しいもの、太陽光パネルも本当はやりたいのだけれども、あと何年かとなるとできないということもありますけれども、これから若い人が家を建てるのであれば、本当にゼロエネルギーということを考えるのではないかと思います。ここに来て一番感じたのは、明かりを遮断して電気をつけるということも、もうちょっと工夫すれば、直接、光は入らないけれども明かりはとれるというつくり方もできるのではないかと思います。私は建築家でもありませんので、余り知識は豊富ではありませんが、時間がない中でも、職員を先進地に派遣してエネルギーの勉強をしてこいとか、そういうお考えはありませんか。
答弁 町長 土谷耕治(町長は2019年3月まで)
コストをどう考えるか、ランニングコストをどう考えるか、やはり長いスパンで考えるのが一番いいのだろうと思いますが、そうして考えると、普遍的にあるエネルギー源を使うのが一番いいのではないかと思っております。例えば、地中の熱は何千年、何百年もかけてできてきているものだと思います。そういう意味で、普遍的にあるエネルギー源を使うのが一番いいのではないかと思っております。
質問 8番 岡本美代子
私は、一時的に費用は高くなるかもしれませんが、いろいろなものの組み合わせがいいのではないかと思います。太陽光パネルも、敷地は限られていると言いつつ、都会から見たら広い敷地ですから、視点を変えて新庁舎建設に取り組んでいただきたいと思います。例えば、防災対応の庁舎であれば、太陽光パネルで明かりをとるということも可能だと思います。そうなると、太陽光パネルと、それを修理する人たちも育てていかなければならないと感じております。時間がありませんので、これで終了いたしますが、60年に1回の庁舎建設です。後世に残し、後で評価されるような取り組みをすべきだと思いますので、このことを最後に申し上げて、私の一般質問を終わります。
答弁 町長 土谷耕治(町長は2019年3月まで)
60年の歴史を60年後に振り返ったときに、ああ、こういう施設だったのだなという思いが通じるような施設をぜひつくりたいと思っておりますので、議員各位のさまざまな御提言などをお聞きしながら進めてまいりたいと思います。どうかよろしくお願いをしたいと思います。