みんなの議会

美幌町議会 平成30年第3回定例会 2018年3月6日

(1)美幌駐屯部隊充実整備期成会の活動について/(2)JR石北線問題について/(3)美幌町街路灯等LED化事業について

2018年3月6日、美幌町議会の一般質問で、戸澤義典議員が「美幌駐屯部隊充実整備期成会の活動について」「JR石北線問題について」「美幌町街路灯等LED化事業について」について質問し、町長 土谷耕治、総務部長 広島学、総務主幹 小室保男、まちづくり主幹 田中三智雄が答弁しました。

質問者
戸澤義典 議員
答弁者
町長 土谷耕治、総務部長 広島学、総務主幹 小室保男、まちづくり主幹 田中三智雄

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 6番 戸澤義典

それでは、先に通告しております、1点目、美幌駐屯部隊充実整備期成会の活動について、2点目、JR石北線問題について、3点目、美幌町街路灯等LED化事業についての三つについて質問させていただきます。1点目、美幌駐屯部隊充実整備期成会の活動について。私の過去の提言を踏まえて、今まで期成会としてどのような活動をしてきたのか。平成27年6月の一般質問で、期成会の陳情活動の現状と成果の中で、即応機動旅団、連隊の改編、新編等、中期防衛力整備計画に即した要望とか、部隊の低充足の現状など、美幌駐屯地各部隊の特性を踏まえた要望をしていくことが重要であると提言をさせていただきました。また、平成28年12月の一般質問では、防衛省側とのマッチングした要望が大事ということで、長距離射撃訓練施設の設置要望の削除経緯について、陳情要員の選考においては、自衛官OB、いわゆる隊友会会員を毎回含めるべきと提言をさせていただきました。これらの提言を踏まえて、今まで期成会としてどのような活動をしてきたのか、成果はあったのか、お聞かせください。2点目、JR石北線問題について。美幌町として、廃止になった場合の影響をどのように分析しているのか。JR石北線問題については、今までに多くの議員の方があらゆる角度から多々質問しているところでありますが、また、別の角度、観点から質問をさせていただきます。JR石北線の廃止については、沿線自治体を含め、関係自治体等の統一意見として、廃止反対と認識しています。それら、理由として、明確に理解していませんが、一番重要な点として、農産物、加工品等の物流への影響、いわゆるトラック輸送と比較して、一度の輸送量、コストが低廉、次に、地域住民の廉価な移動手段が少なくなること、それと、観光客の入り込み減少といった影響が反対理由なのかと思うわけですが、美幌町にとって、廃止の影響をどう分析しているのか、廃止になることの影響と、逆に、廃止になったときの利点はあるのかないのか、その点について、お聞かせください。3点目、美幌町街路灯等LED化事業について。今年度実施した調査結果に基づく今後の事業予定について。美幌町街路灯等LED化事業の趣旨は、環境に配慮したまちづくりの実現と美幌町が負担する電気料金の軽減であり、今年度に現状調査、来年度以降街路灯等のLED化と承知していますが、本事業を実施することとなった経緯、調査結果に基づく今後の事業予定についてお聞かせください。以上、3点について、よろしくお願いをします。

答弁 町長 土谷耕治(町長は2019年3月まで)

戸澤議員の質問にお答えを申し上げたいと思います。初めに、美幌駐屯部隊充実整備期成会の活動について、私の過去の提言を踏まえて今まで期成会としてどのような活動をしてきたのですか、についてでありますが、美幌駐屯部隊充実整備期成会におきましては、年度当初に総会を開催し、年間の事業計画、陳情活動の基本的な考え方を協議するとともに、陳情の実施に当たっては、役員会を開催の上、具体的な陳情内容と陳情者を決定しているところであります。道内陳情においては、第5旅団、第1特科団、北部方面総監部に対し、期成会の会長のほか、役員、隊友会、家族会、女性協力会などの協力諸団体を含め、20人前後で実施しております。中央陳情につきましては、防衛省内局、陸上幕僚監部、地元選出及び防衛関係の国会議員に対して、期成会の会長及び副会長に協力諸団体を加えた5名程度で実施しております。陳情の成果については、具体的にお示しできる状況にはございませんが、美幌駐屯地と美幌町が深いきずなで結ばれていること、部隊の規模縮小は地域の存続に大きな影響を与えることなど、地域の実情、町民の思いを強く訴えることにより、陸上自衛隊の体制見直しが進む中、美幌駐屯部隊への影響を最小限に抑えることができたものと受けとめております。しかしながら、隊員数は、この30年間で半減しており、減少傾向の一途にあることも事実であります。昨年、本町の人口は、2万人の大台を下回りましたが、今後も隊員数の減少が続くことになれば、地域経済の衰退はもとより、災害発生時の対応や各種イベントにおける支援など、今後のまちづくりに大きな影響が及ぶものと考えているところであります。平成25年12月に策定された防衛計画の大綱では、防衛力の質と量を必要かつ十分に確保し、抑止力と対処力を高めるために、統合機動防衛力を構築するとの考えのもと、陸上自衛隊にある15個の師団、旅団のうち、7個を機動師団・旅団へ改編し、その中核を担う隷下部隊として、新たに、即応機動連隊が編成されることになりました。現行の中期防衛力整備計画(平成26〜30年度)に基づき、平成30年度末までに4個の師団、旅団が機動師団、機動旅団へ改編されることになりますが、残る3個については、次期、中期防衛力整備計画(平成31〜35年度)に基づいて改編され、美幌に駐屯する第6普通科連隊の所属する第5旅団も機動旅団へ改編されることが見込まれております。現在、国は、新たな防衛計画の大綱及び次期中期防衛力整備計画の策定作業を進めており、年内には公表される見通しでありますが、我が国を取り巻く安全保障環境が一層厳しさを増す中で、防衛政策を見据えた具体的な陳情活動を展開する必要があると考えております。町といたしましては、第5旅団の改編が見込まれている現状を踏まえ、より積極的な陳情活動を展開するため、期成会の事業費を増額して、目に見える行動を実践してまいりたいと存じます。今後とも、町議会を初め、協力諸団体と連携の上、美幌駐屯部隊の体制の維持と強化を求めて、全力を尽くしてまいりますので、御理解と御協力をお願いいたします。次に、JR石北線問題について。美幌町として、廃止になった場合の影響をどのように分析しているかについてでありますが、JR石北線問題については、石北本線の維持、存続に向けて、広域的な対応が必要であることから、オホーツク圏活性化期成会では、部会を設置し、それぞれの部会において、維持、存続に向けた論議を進めてきております。石北線の必要性、重要性としては、4点示されており、1点目としては、中核都市等をつなぐ路線です。これは、中核都市である札幌圏、旭川市と北見市、中核都市群である網走市をつなぐ幹線であること。2点目は、広域観光ルートを形成する路線です。これは、石北線沿線は、国の広域観光周遊ルートに指定されており、今後、国や道が進める観光立国に大きく寄与する可能性が高く、オホーツク地域の観光客入り込み数は、平成27年度で、全道シェア5%でありますが、観光素材も多く、今後さらなる増加の余地があるということ、また、女満別空港を中心とした2次交通として、オホーツク圏と他の地域を結ぶ交通の核を担っているということであります。3点目は、広域物流ルートを形成する路線です。これは、オホーツク圏の貨物輸送量は、年間で約31万トンあり、現在、貨物列車とトラック代行便で輸送しておりますが、トラック運転手の不足などの課題があり、貨物列車の輸送需要が高まることが想定され、農業王国オホーツクとして、物流の確保は重要であるということであります。4点目は、地域の生活を支える路線です。これは、地域の通学、通勤、通院などの生活を支える路線になっているということであります。以上のことから、石北線は、必要かつ重要な路線であり、維持、存続されるべきであるとしています。次に、廃止の影響についてでありますが、物流においては、本町からは、タマネギ、バレイショなどの農産物や砂糖、でん粉などの加工品が輸送されております。オホーツク圏として、全てがトラック輸送での対応が可能となるか、また、輸送費が現在より高くなり、コストの増加が懸念され、さらには、消費者への安定供給を図るためにも輸送手段を分散する必要があるということからも、廃止の影響は非常に大きいものであると考えております。地域生活における路線としては、学生の重要な通学手段となっており、他の通勤、通院にも利用され、日常的な足として利用されております。代替交通として、バスが考えられますが北見市への登校時には一度に約180人乗車することがあり、それをバスで対応できるかどうか、また、学生以外の利用者も含め、バスを利用することになった場合、運賃の負担増といった影響が考えられます。廃止になったときの利点があるかないかについてですが、石北線の必要性、重要性について、さきに4点について御答弁申し上げましたが、本町においても鉄路は必要かつ重要であり、廃止の利点はないものと考えております。次に、美幌町街路灯等LED化事業について、今年度実施した調査結果に基づく今後の事業予定についてでありますが、街路灯、防犯灯のLED化事業を実施することとなった経緯についてでありますが、3点あります。1点目として、自治会が所有する防犯灯について、電気料は町で負担し、設置と維持管理の経費については、各自治会で行っていましたが、自治会連合会や各自治会より、それらが負担になっており、町で維持管理をしてほしいとの要望があったこと。2点目として、水銀の規制により、2020年に水銀灯が製造禁止となり、多くの街路灯、防犯灯に使用されているランプが入手困難となること。3点目として、LEDランプに取りかえることにより、電気料金が軽減できること。以上の3点の課題に対し、環境省のLED照明導入促進事業の補助金活用の有無について検討した結果、街路灯、防犯灯のLED化事業を実施することといたしました。今後の事業予定についてですが、平成29年度の調査結果に基づき、町内全体の街路灯、防犯灯2,308灯のうち、LED導入予定灯数は現時点で2,250灯となっております。LED導入工事は、本年9月から11月までの期間を予定しており、平成31年度から10年リースにより支払いしていくこととなります。また、リース終了後は、町へ移管され、維持管理を行っていくこととなっております。以上、御答弁させていただきました。よろしくお願いをしたいと思います。―――――――――――――――――――◎会議時間延長の議決

再質問 6番 戸澤義典

それでは、美幌駐屯部隊充実整備期成会の活動についてから再質問をさせていただきたいと思います。まず、陳情についてお聞きいたします。御答弁では、総会において、年間の事業計画と陳情活動の基本的な考え方を協議し、役員会において、具体的な陳情内容と陳情者を決定するとお聞きいたしました。ここに本年度の総会資料を持っていますけれども、陳情時期と陳情先は記載されていますが、どのような考え方で、何を陳情しに行くのか、この総会資料からは見えてきません。役員会が年に3回計画されていますから、その中で検討されたと思うのですけれども、ちなみに、今年度の陳情内容はどのような過程で決定されたのか、また、陳情内容は何だったのか、お聞かせください。

答弁 総務部長 広島学(総務部長は2019年6月まで)

御質問の陳情内容の決定経過、具体的な陳情内容でございますけれども、1回目の答弁の中でも御説明をさせていただいているように、期成会の役員会において、陳情内容について、こういうことでよろしいでしょうかという協議をいただいた中で、それぞれ役員会に諮って、こういった陳情の内容でことしの陳情を実施したいという決定をさせていただいているところでございます。ちなみに、ことしの具体的な陳情の内容についてでございますけれども、まず1点目が隊員の充足率の向上について、2点目が長距離、1,000メートルの射撃訓練施設の設置について、3点目が火砲部隊の充実強化についてという3点について陳情をさせていただいているところでございます。

再質問 6番 戸澤義典

まず、役員会で詳細を決めておられるということで、これは前年の内容がベースとなると思うのですけれども、当然、ベースとなるものがあって、例えば、去年の陳情した結果がこうだったけれども、こういうところが足りなかったから、ことしはここを修正して陳情にいこうかとか、この内容については、ここに陳情に行ったけれども、もう少しここをふやそうかと、そういう成果と分析をやって、当然、役員会に諮られていると思うのですけれども、その辺はいかがでしょうか。

答弁 総務部長 広島学(総務部長は2019年6月まで)

陳情内容につきましては、毎年度、役員会の中で協議をさせていただいて、1回陳情していて取りやめた陳情内容も、現状からいけば再度陳情すべきだということも含めて、陳情内容について協議しています。例えば、先ほど説明をいたしました、平成29年度、長距離の射撃訓練施設の設置については、以前、陳情していたのですけれども、一時期、これを取りやめて保養施設ということで陳情させていただいておりました。しかし、現実的に、美幌の部隊、これらをきちんと充実していくためには、美幌の交通特性、矢臼別との距離を含めて、こういった施設が必要だろうということも含めて、この要望内容についても平成29年度から再陳情をする形で整理をさせていただいておりますので、毎年、昨年の陳情内容でよかったかどうかということも含めて協議をさせていただいて、新たな陳情項目について決定をさせていただいているところです。

再質問 6番 戸澤義典

先ほど、今年度の陳情内容を伺ったら3点あったのですけれども、平成27年に、私は、即応機動旅団・師団に改編される状況にありますので、それに基づいた陳情することが一番手っ取り早いのではないですかということを提言させていただいたのですが、その内容については陳情されてなかったという認識でよろしいでしょうか。

答弁 町長 土谷耕治(町長は2019年3月まで)

即応機動連隊については、ことしの1月5日に北海道新聞に出ておりましたけれども、滝川がこれに該当して、350人の隊員さんが新しい編成がえで来るという記事を見まして、早速、いろいろなところに問い合わせをしました。さらに、町の担当職員を、千歳市が駐屯地等連絡協議会の会長なものですから、そちらのほうに派遣して、その確認を行ったところであります。そうした中で、防衛計画の大綱、あるいは、中期防衛力整備計画について、ことしの8月ということは、ことしの概算要求に間に合うようにというようなことだろうと思いますけれども、それに向けて、本格化するだろうという話をお聞きしました。それで、過去の経過をずっと見てまいりましたけれども、全国に15の師団、旅団があるそうでありますけれども、そのうちの七つの師団、旅団が即応的な師団、旅団にかわるようです。その中においては、先ほど答弁いたしました即応機動連隊が隷下部隊として入るということであります。そういう情報を得て、今回、防衛省に行ったときも、陳情書には間に合わなかったものですから、この陳情については、駐屯地から始まって、第5旅団、第1特科団、第1特科群、北部方面総監部、陸幕という手順を踏んでいくものですから、改めて、その手順を踏むために、ペーパーをつくって、お話をさせていただいて、陸幕に向かって、その旨のお話をさせていただいたという経過でございますので、御理解をいただきたいと思っております。

再質問 6番 戸澤義典

慌てて追加陳情したという理解をいたしました。この話はまた後ほどさせていただきますが、充足率の向上について陳情したということで、平成27年6月に私が一般質問させていただいたことを酌んでいただいたのかなということで感謝申し上げます。この充足率の向上ですが、期成会として、陳情以外にもできることというのはたくさんあるのではないかと思います。例えば、陸上自衛隊の編成定員ですが、51年大綱では18万人でした。07大綱では減って16万人です。そのうち常備自衛官14万5,000人で、即応予備自衛官は1万5,000人です。これが、16大綱では、さらに減って、15万5,000人です。25大綱では、若干ふえて15万9,000人、これは常備自衛官15万1,000人、即応予備自衛官8,000人というように、昭和51年に策定した51年大綱から比べると、常備自衛官の数では2万人も削減されています。また、海上・航空自衛官も減少している状況です。今、編成定員のお話をさせていただきましたが、実員となると、さらに減少いたします。平成29年3月31日末の防衛省の資料によりますと、陸上自衛官で定数15万863人に対し、実員は13万5,713人、充足率では90.0%です。海上自衛隊においても92.9%、航空自衛隊で91.5%、自衛隊全体で90.8%の充足率ということです。このような状況が続くと、飛ばせない航空機や動かせない艦船がふえます。陸上自衛隊においても、1人の隊員が小銃を持ち、機関銃を持ち、そして対戦車火器までも持つという事態に陥ってしまうのではないかと思います。それらは、すなわち防衛力の低下につながってきます。なぜこのような状況になるのかというと、一つに防衛予算があると思います。昨年12月22日に閣議決定された平成30年度の防衛予算は、在日米軍の再編関連経費を除いて4兆9,388億円です。そのうちの2兆1,850億円、44.3%が人件費と糧食費となっております。装備品関連の今年度負担が約40.3%あります。残り15.4%、約7,600億円が平成30年度に使用できる自衛隊の予算です。その中で、隊舎の維持管理や教育訓練等を行っているという状況になります。隊員数をふやすには予算が要ります。これも、防衛白書からですが、2007年度、10年前の全国の国防費を1とした場合、2017年、去年の時点でどうなっているかというと、日本は1.02倍、アメリカは1.08倍、欧州が1.60倍、韓国が1.65倍、ロシアが2.0倍、中国が3.01倍となっております。10年前と比べて、各国がいかに防衛に力を入れているかがわかると思います。長くなりましたけれども、自衛官は、みずから充足をふやしてくれとか、防衛費をふやしてくれとか言えない状況です。期成会あるいは北海道の駐屯地等連絡協議会が主体となって声を挙げることが必要ではないでしょうか。例えば、期成会として防衛費の増加、隊員数の増加について、署名活動をして、陳情にあわせて請願することもできると思います。美幌の期成会が旗印となり、署名・請願運動を拡大し、北海道内、ひいては全国に発展させる、そのような活動こそ重要ではないかと思います。それらが結果的に美幌駐屯地の充足率向上にもつながりますし、隊員の処遇改善にもつながると思います。町長、そういった活動をぜひ展開してみてはいかがでしょうか。

答弁 町長 土谷耕治(町長は2019年3月まで)

いろいろお話ししていただいたので、もし答弁が漏れていたら御指摘をいただきたいと思います。まず、充足率の関係ですけれども、一般的に、今、お聞きしますと、普通科連隊で70%台というお話も聞いておりますし、第101特科大隊に至っては40%台ということで、これはゆゆしき問題だと思います。なぜかというと、40%台では通常の形で編成を組めないと思っていますので、これらについても陳情の中でいろいろ話をさせていただいておりますので、御理解をいただきたいと思います。また、防衛予算の関係についても、私は、オール北海道の179市町村プラス北海道が加盟する北海道の駐屯地等連絡協議会の副会長をやっておりまして、その中でも防衛費の問題がいろいろと出てきています。私も、機会を捉まえてしっかりと発言をさせていただいておりますので、今後においてもしっかりと発言をしてまいりたいと思います。そして、今、いろいろな提言をいただきましたけれども、美幌町としてそういう取り組みをしてはどうかというお話がありました。これらも参考にしながら、今後どうできるかについては検討課題とさせていただきたいと思っております

再質問 6番 戸澤義典

先ほど、90.8%というお話をさせていただきましたが、これは全国平均です。今、南西諸島とか、中国関係の動きが非常に厳しい状況にあるということで、西方を、当然、陸上自衛隊にしても、海上自衛隊にしても、航空自衛隊にしても重要視しているということで、人は変わらないけれども、そこの部隊の充足を上げるためにはどうしたらいいかということで、やはり、ロシアの脅威が弱いという認識のもと、北海道の部隊、東北の部隊がみんな向こうのほうに行っているわけです。美幌の部隊は90%以下で、今、町長は70%とおっしゃいましたけれども、おおむねそのぐらいの充足率しかないということで、西方で頑張っている隊員以上に美幌駐屯地の隊員は非常につらい思いをして頑張っていることも御理解いただきたいと思います。先ほど、署名活動をして請願してはどうかという一例を挙げましたけれども、陳情活動だけではないということを御理解いただいて、いろいろ分析していただいて、活動をもっとふやしていただければと思います。次に、即応機動連隊の改編についてです。25大綱において、機動運用部隊として、3個機動師団、4個機動旅団、1個機甲師団、1個空挺団、1個水陸機動団、1個ヘリコプター団が計画されて、中でも、4個機動旅団のうち、2個機動旅団を今中期まで、残り2個機動旅団は次期中期へ持ち越しとされました。その先陣を切って、今月末には香川県の善通寺にある第14旅団が機動旅団、その隷下部隊である第15普通科連隊が即応機動連隊に改編されます。その15即応機動連隊の編成の概要を見ますと、本部管理中隊と3個の普通科中隊、これは今までの編成です。それのほかに、16式機動戦闘車(MCV)を装備した、機甲科職種ということで、5旅団で言うと鹿追駐屯地にある第5戦車隊から成る機動戦闘車隊、火力支援中隊となっています。これを見ますと、今よりも編成人員は若干ふえると思われます。また、平成31年3月末には、報道でありましたように、滝川にある第10普通科連隊の即応機動連隊への改編が決まったところです。これで、今中期における2個旅団は決まってしまいました。もし平成27年の段階に検討していただければ、滝川のかわりに美幌がなっていたのかもしれません。このような状況から、5旅団の改編は次期中期、平成31年度以降となってしまったということで、群馬県にあります12旅団が先なのか、5旅団が先なのか、今のところ不明です。また、5旅団が改編されるにしても、即応機動連隊はその中の1個連隊ですから、帯広の第4普通科連隊なのか、釧路の第27普通科連隊なのか、はたまた美幌の第6普通科連隊なのか、決定はしておらず、どこになるのか不明の状況ですが、第6普通科連隊の即応機動連隊の改編について、町長としてどのようにお考えでしょうか。

答弁 町長 土谷耕治(町長は2019年3月まで)

今、御指摘いただいたとおりであります。我々もそこまでの情報は持っていまして、それは防衛白書を見れば出ておりまして、それ以降の話がどうなっていくかは、なかなか難しい問題もあるようです。いずれにいたしましても、道内の第11旅団と第5旅団の改編については、平成30年度以降の改編によるということでありますので、第5旅団の中にも、今おっしゃったように、第6普通科連隊が美幌、第4普通科連隊が帯広、第27普通科連隊が釧路ということで、どこになるかわからないというような話ですけれども、我々としては、交通の要衝にあるとか、矢臼別に近いであるとか、ほかではなし得ない美幌の特性がポイントになってくるのではないかと思っておりますので、そんなこともしっかりと訴えて、ぜひとも我が町に即応機動連隊を誘致したいという思いで、今後、全力を挙げて活動してまいりたいと思っているところでございます。

再質問 6番 戸澤義典

町長の思いはわかりました。これは、多分、釧路町長も帯広市長も同じ思いだと思うので、三つどもえの戦いです。本当にどこに行くかわかりません。そして、同じような陳情をしていたら、やはり、どこなのかなというのもわからないと思います。ほかがやっている陳情をやることはもちろん、それ以外のやり方も考えないとなかなか誘致はできないと思います。例えば、即応機動旅団あるいは即応機動連隊の任務は何なのかというと、軽易に物を運んで、どこにでも行ける部隊であるということです。地域利点もいろいろ考えながら、美幌のほうが全国展開するには便利です、飛行場もあります、網走港も近いです、網走港にはおおすみも入ってこられます、輸送できます、そういうのをいろいろ勉強して訴えていかないと、なかなか実現しないと思います。改編については、地元の部隊、6連隊の部隊がどう思われているのかも重要な話だと思うのですけれども、その辺について部隊関係者とお話をしたことがありますか。

答弁 総務主幹 小室保男(総務主幹は2019年3月まで)

ただいまの御質問ですけれども、定期的に、おおむね月に1回程度ですが、私と担当者が駐屯地に上がりまして、情報交換あるいは情報の共有を図った中で、今後の陳情活動をどのように展開していくか、お互いに意見交換をしております。また、私は、1月に駐連協の事務局を抱えております千歳市に行ってまいりました。道内全般の自衛隊の情勢を熟知している市でありますので、今後の陳情活動を行う上でいろいろなアドバイスをいただいたところであります。いずれにしても、この機会を逃してはならないと思いますので、先ほど町長が話したとおり、恐らく8月ぐらいが最終の山場だと思いますので、この3月、4月で重点的に、地域の声をしっかり訴えていきたいと考えております。

再質問 6番 戸澤義典

6連隊長、今の司令も昨年12月でかわったばかりですので、部隊の意向としてどんなふうに思っているのかなというぐらいは掌握しておいたほうがいいと思います。何か機会があれば、町長みずからお聞きしてみるのも一つの手かなと思います。余り時間がないので、次に、防衛講話についてお聞きしたいと思います。これは、総会資料に中に、期成会の事業として防衛講話をやるように記載されておりましたけれども、一昨年、千葉元総監が駐屯地に来られて、駐屯地の中で講話をやったというのは記憶しておりますが、期成会が主催した防衛講話は最近余り聞かないと思うのです。最近の実績は何かあるでしょうか。

答弁 総務主幹 小室保男(総務主幹は2019年3月まで)

直近の防衛講話につきましては、平成28年10月に、元北部方面総監であった方をお招きして防衛講話を開催しております。今年度につきましては、いまだ未開催でありますので、新年度に入ろうかと思いますが、早い時期に防衛講話を開催できるように努力してまいりたいと考えております。

再質問 6番 戸澤義典

防衛講話についても非常に重要だと思います。防衛に関心を持っていただく、あるいは現状を知っていただくという観点も含めて期成会として非常に重要な事業だと思いますので、ぜひ展開していただきたいと思います。その中で、先ほど私が言いました自衛隊の現状が今どうなっているのだろうか、今後の自衛隊はどのようになるのだろうか、今の人員で足りるのか、防衛予算が足りているのかという内容の話を専門家から聞いて勉強していくことも大変重要かと思います。元自衛官に限らず、防衛の専門家等々に依頼をして防衛講話を開催していただけることを切に望んでおりますが、いかがでしょうか。

答弁 町長 土谷耕治(町長は2019年3月まで)

美幌町で防衛講話を開くと、びほーるが常に満杯になるぐらい多くの方に足を運んでいただいております。戸澤議員と気持ちは一緒でありますので、この部分についてもしっかり取り組んでいきたいと思っています。どうかその点については御理解をいただきたいと思っております。

再質問 6番 戸澤義典

時間がないので、期成会の話については終わりたいと思いますが、先ほどるる言いましたように、陳情だけでなく、防衛講話も含めて、いろいろな活動を展開していただければと思います。次に、2点目のJR石北線問題について再質問をさせていただきます。オホーツク圏としての影響については御答弁で十分理解できたところですが、特に、広域物流ルートを形成する路線としての影響ははかり知れないものがあると思います。昭和60年4月1日、旧国鉄だった北見相生線が廃止となりました。これは、美幌町を起点としていた路線でもあり、廃止の影響はかなりあったと思われます。石北線が廃止となった場合、当時の影響との共通点が多々あるのではないかと思われるわけですけれども、北見相生線が廃止になったときの影響を掌握されているのでしょうか。

答弁 町長 土谷耕治(町長は2019年3月まで)

その影響については検証をしておりませんので、わかりかねます。

再質問 6番 戸澤義典

影響は掌握されていないということですが、もし資料か何か残っているのであれば、掌握されておいたほうがいいと思います。石北線の廃止と共通する部分があるのかないのかはわかりませんけれども、一度、調べてみるのもいいと思います。質問の趣旨を変えますけれども、新聞でJR側のある会見の内容を見たのですが、国、道、沿線自治体等から支援をいただいて路線を維持したとしても、鉄道を使ってくれる人がいなければ、支援は無駄になる。鍵となるのは沿線地域の覚悟だ、財政負担だけでなく、鉄道の活性化や利用促進に向けて地域がどこまで本気になって取り組むかが問われているというような内容の記事を目にしました。JR側の経営努力を棚に上げて何を言っているのかという部分もありますけれども、言っていることに一理あると思います。廃止反対も大切ですが、沿線自治体として、鉄道の活性化や利用促進に向けた行動も必要でないかと思うのですが、町長、いかがでしょうか。

答弁 町長 土谷耕治(町長は2019年3月まで)

もちろん、そのとおりだと思います。利用促進をどう図っていくかということは極めて重要なことでありますし、それがなし得ていれば、今、こういう問題が出てきていないと思います。それは極めて重要なことだと思っております。

再質問 6番 戸澤義典

そこで、自治体が支援できる一つとして、切符売り場の紹介、あっせんがあると思います。現在、商工会議所が窓口となっていただいて切符販売をしておりますけれども、駅から遠いため、なかなか販売実績が上がらないという話もお聞きしております。利用者にとっても、かなり不便ではないのかなと思います。やはり、乗車口の近くで販売しないと利用促進にはつながらないと思います。現在、駅舎に入居している観光物産協会に販売業務を委託すれば、今よりさらに便利になり、利用促進になると思うのですけれども、美幌町が仲介をして販売窓口を変更することはできないのでしょうか。

答弁 町長 土谷耕治(町長は2019年3月まで)

この話が最初に出たときは、観光物産協会に何とかお願いできないかということでありましたけれども、人件費の問題とか、場所の問題とか、いろいろ出てきまして断念していた状態の中で、商工会議所が地域貢献をしたいという思いで、今は商工会議所で券売している状況でありますので、この点については特段の御理解をいただきたいと思っております。

再質問 6番 戸澤義典

先ほどの町長の答弁でも、自治体としても利用促進に向けた行動が必要だというふうに御理解があったことですから、今後、商工会議所、観光物産協会、ほかに窓口があるかどうかわかりませんけれども、三つどもえで話をして、なるべく利用者の利便性につながる窓口業務をしていただければと思います。JR問題の最後の質問ですが、JRの経営努力を今以上に訴えるべきではないかと思います。これは行政がやる問題ではないですけれども、JRの経営努力が少し足りないということがあるのではないかということで、お聞きしていただければと思います。札幌までの都市間バスを見ますと、美幌発が7時40分を初便に、最終は午後11時15分発の1日9便が運行されております。1車両で30名前後が乗車可能となります。それに対して、札幌まで行く特急、急行というのは、美幌発が6時22分と午後5時40分の2便だけです。旭川で乗りかえたとしても、8時32分と午後1時1分の2便と、合計4便しかないです。料金も、都市間バスでは、片道5,760円に対して、JRは特急を使うと9,690円と、これだけの開きがあります。都市間バスは、種類によって異なりますけれども、25名から35名乗車できるわけですけれども、お盆時期とか年末年始あるいは特定の時期には、このバスを3台も4台も連ねて運行することもまま見かけます。何を言いたいかというと、美幌だけではなくて、網走、北見も含めてですけれども、札幌までの需要がそれだけあるということです。JR北海道は、バス会社との競争に負けているのではないか、その辺を考えて経営努力をすべきではないかということを一つ訴えてもらいたいのです。例えば、特急オホーツクは、グリーン車がありますけれども、本当にグリーン車に乗っている人がいるのでしょうか。こんなものはやめてしまって、普通料金でグリーン車を開放するとか、燃料削減のために、今は4両編成で走っていると思うのですけれども、この乗車率を考えたら2両でもいいのではないかとか、いろいろと経費削減の方策はあると思います。美幌駅の構内もそうです。今、汽車に乗るためには、外階段を上らなくてはならないです。高齢者にとっては難所です。障がい者、特に車椅子を利用する方にとってはあの階段が壁になっています。昔、相生線が通っていた1番ホームを活用すれば、非常に便利になるのではないかと思います。1番ホームはもう使えないという話も聞きましたが、それであれば、今、2番ホームにとまって、北側のドアが開いていますけれども、南側のドアを開けたら線路ですから、そこの線路を1番ホームにつなげてやれば、そのまま乗れます。そうしたら、車椅子も乗れます。そういった利便性を考えた経営努力をしなければいけないと思います。これは行政に言っても仕方がない問題だと思うのですけれども、経営努力の提起の一つとしてJR側に言っていただきたいと思うのですが、町長、いかがでしょうか。

答弁 町長 土谷耕治(町長は2019年3月まで)

JRの経営責任をどう問うかということだろうと思いますが、余り責任ばかり問うていても、前に進まないとだめだと思っています。会合の中でもいろいろな話が出てくるのですけれども、JRの経営のやり方に対する不満もあったり、そこは違うのではないかという言い方もしているのですけれども、なかなか直していただけないというのが現状です。今おっしゃった駅の乗り場の改修とか、グリーン車を特急列車にかえるとか、逆提案として我々がしっかり訴えていかなければいけないと思っています。JRだけに任せているとなかなかできないと思いますので、しっかりと声を挙げていきたいと思っています。例えば、今おっしゃったように、朝晩の2便は直行便ですが、直行便の割には、自動販売機もないので、乗る前に物を買わないと食べたり飲んだりできないということがあります。あるいは、昼間の2便については旭川で乗りかえなければいけません。札幌から旭川までは自動販売機などがありますけれども、アナウンスを聞くと、旭川から北見に向かうものは自動販売機も何もないということです。例えば、これはJRにまだ返事をもらっていませんけれども、間の1便をやめて、今よりはいい列車を配置してもらったらどうか。あるいは、経営安定基金の中の6,800億円がまだ現実にあるわけですから、これを使わない手はないのではないかと私は思っています。赤字だ、赤字だと言っている会社が6,800億円もまだ持っているのです。果実運用で赤字を埋めたりということもあるかもしれませんが、それを施設整備に充てたらどうだと思うのは当たり前だと思っています。これからも、今いただいた意見も含めて、JRに対してはしっかり経営努力するように訴えていきたいと思っております。

再質問 6番 戸澤義典

残り2分ですので、最後にLEDの質問を投げて終わりたいと思います。2,250灯ということですけれども、高校生模擬議会でもありましたように、薄暗いところに何とか街灯をつけてもらいたいという意見もありました。それら新設の地域も含めてLEDにすることになったのかということをお聞きしたいと思います。それから、平成31年度から10年リースで約4億8,700万円の契約だと認識しておりますけれども、この契約の中の維持管理業務とはどういうものなのか、また、リース終了後は町へ移管されるということですが、どのような維持管理体制になるのか、大きく2点についてお聞かせください。

答弁 まちづくり主幹 田中三智雄(まちづくり主幹は2020年3月まで)

まずは灯数ですけれども、2,250灯の中には、自治会から要望があったものもあるのですけれども、中には、これは要らないから廃止してもいいというものもあります。そういう灯数については、申しわけありませんが、この中には入っておりません。これにプラスする形で、現時点で2,250灯ということで御答弁させていただいております。実際にどれぐらいふえるか、減るかについては、今、自治会の部分で台帳などの突き合わせをしてから最終的な数字が出るのですけれども、現在の予測では、新規で100灯ぐらいか、廃止で30灯ぐらいかという形で中身を精査している段階です。管理の部分ですが、町につきましては、現在、電気料を払っておりますけれども、10年間のリースということで、その間、リース業者にその分のリース料を払う形にはなります。中身的には、LED灯は、途中で切れることはほとんどないのですけれども、消えた場合の灯具の交換、取りつけ工事、動産の保険の加入などを一体的に維持管理していただくということで、手数料を含めたリース料をお支払いして、電気料については町で負担していくという形になります。ただ、電気料については、今までの電気料から約4割から6割ぐらい低減されると思うのですけれども、約4割から6割下がった電気料は町で負担して、ただし、その分、10年間リース料ということで維持管理の経費をリース会社に支払っていく形になっております。

出典:美幌町議会 平成30年第3回定例会 2018年3月6日 議事録 PDF(46ページ) 間違いを知らせる