みんなの議会

美深町議会 平成30年第3回定例会 2018年9月10日

がん撲滅の取り組みをどのように進めるのか

2018年9月10日、美深町議会の一般質問で、岩崎泰好議員が「がん撲滅の取り組みをどのように進めるのか」について質問し、町長 山口信夫、教育長 石田政充が答弁しました。

質問者
岩崎泰好 議員
答弁者
町長 山口信夫、教育長 石田政充

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 7番 岩﨑泰好

それでは一般質問に入ります前に一言申し上げます。9月6日に発生いたしました最大震度7、北海道胆振東部地震により、亡くなられた方々に哀悼の誠を捧げます。被災されました皆様の境地を察し、1日も早く日常の生活に戻られることを願っております。北海道民の1人として心寄り添って対応したいと心に刻んでおりますことを申し述べます。さらには、8月31日逝去されました、倉兼政彦議長にお疲れ様でございました、ゆっくりとお休みくださいという言葉と共に、美深町と美深町議会が抱えている課題の解決に向けて、さらに着実に次の一歩を歩ませて頂くことを申し述べ、一般質問を始めたいと存じます。今回の項目は保健福祉の項目です。がん撲滅の取り組みをどのように進めるのか、今年度の施政方針の中にもありますが、町民が安心して住み続けられる活力ある町づくりを着実に推進するということの意味は非常に大きなものがございます。保健福祉の観点から、美深町はがん撲滅の取り組みをどのように進めようとしているのか伺うものでございます。1つ目は、第3期を迎えました今年度、平成30年の3月に策定をされました、北海道がん対策推進計画について、どのような見解をお持ちであるのか、まずは伺いたいと存じます。2つ目は、そこに示されました分野別の施策と個別目標、これにつきまして美深町の対応、対策はどのようにすすめるのか伺うものであります。まず1つ目は、がんの一次予防でございます。この推進計画の中には、たばこ対策、生活習慣病、感染症等の対策について書いておられますが、これらについて美深町としての施策の内容とその目標をどのように押さえているのか、お聞きしたいと存じます。2つ目には、二次予防に関して、でございます。がんの早期発見、がん検診の充実について受診率向上対策、がん検診の制度管理の実施、それについての手法について現在までの流れと、それの工夫はないのかどうか、その点についてもお聞きしたいと存じます。3つ目には、がんと診断された時からの緩和ケアの推進、さらには就労支援についても、美深町としての対応はどのように今考えておられるのか伺うものであります。4つ目には、がん教育、がんに関する知識の普及啓発について。これについては、この計画書の中では学校教育の中でという項目が1個ございますので、教育長にその所見を伺うものであります。最後5つ目は、除草剤散布による、がん発生因子の有無。または安全性についての見解が今、国内外二分されている現状だと思いますが、現在、美深町の町有施設や学校での、それら除草剤の散布の実状、そしてまた二分された見解についての町としての見解について町長と学校を管理しておられる教育長に伺うものであります。以上であります。

答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)

私と教育長に質問でありますけれども、先に私の方から総括的なこともありますのでご答弁申し上げたいと思っております。まず1つ目の北海道がん対策推進計画への見解についてというご質問を頂いているわけであります。ご案内のように北海道では死因の第1位が、がんであることから、道民の生命と健康に重大な脅威であるというこういう捉え方をされておりまして、北海道がん対策推進計画は策定をされております。この北海道がん対策推進計画では、ご案内のように平成30年度から35年の6年間の計画でありまして、その中にはご質問でされておりますので北海道がん推進計画の概要等について抑えておられると思いますけれども、私からあえて章だてだけご報告を申し上げておきたいと思います。1章では計画策定の趣旨、今、言いました30年度から35年の6年間とするということです。第2章としては、基本方針と全体目標を道が定めております。基本方針は別でありますけれども、全体目標については科学的根拠であるとか、がん予防の検診の充実だとか、こういうことを思って、そしてがん患者の医療の充実だとか、さらには尊厳をもって社会を暮らしていける方々の構築を図って参りたいというように。また3章では、分野別施策と個別目標、このように定めておりまして、先程申しました、がんの一次予防、そしてがんの二次予防、がん患者撲滅の実現に向けての施策が掲げておるわけであります。そして第4章では、推進の計画、推進計画の手立てだとか推進計画の体制、これは道なり、市町村なり、保健衛生医療福祉関係者、教育関係者さらには事業従事者等々と一体となって取り進めるのだということも道の計画の中では謳いこんでおるわけであります。推進体制の然りであります。そういうことも受けまして、我々科学的と言いますか、そういう根拠に基づくがん予防対策がん検診の充実、患者本位のがん医療の実現、尊厳をもって暮らせる社会の構築。こういうことを目標にして、道と一体となりながら3つの全体目標をさらに道民および市町村などと一体となって、がんに負けない社会を目指すのだということを目指しておるわけであります。具体的に町のがん対策としまして、国、道、保健医療、福祉関係者、事業者等の関係機関と連携を図り、市町村としての役割を推進してくれると考えているところであります。見解は、一緒になって進めて行かなければならないということでございます。そこで、ご質問の分野別個別目標等でありますけれども、がんの一次予防では、がんの原因であるたばこの対策であるとか生活習慣、感染症対策について計画されているわけであります。本町のたばこ対策については、禁煙リーフレットの配布であるとか、ポスターの掲示であるとか、特定保健指導だとか、健康教育などにより住民の意識向上に向けた周知啓発を一体となって進めているわけでございます。道内の喫煙率、これは全国に比べて若干高い数字にあるということを聞いておりまして、喫煙率の減少を目指していかなければならない、更なる周知啓発を推進して参らなければならないという考えであります。生活習慣病の予防では、食事であるとか、飲酒であるとか、運動などの改善が挙げられますけれども、本町が独自に実施している20代、30代からの基本検診、特定検診、特定保健指導を通じて、がんにもがん予防にも繋げて参りたいと思っているわけであります。感染予防対策は、胃がん、子宮がん、肝臓がんなど感染症が原因によるものもありますけれども、これらについては国の方針に基づいて、予防接種であるとか検査など、これを適切に実施して参らなければならない。感染等がん発症との関係など正しい知識の復旧に取り組んでいかなければならないというように考えているわけであります。次に、2次予防の関係でありますけれども、がんの早期発見、がん検診充実への取り組みとなっております。まず、がん検診の実施回数といたしましては、休日の実施だとか早朝の受付、あるいは集団検診、特別検診を組み合わせるなど、少しでも受診しやすい体制を考えていかなければならないと思っております。検診の自己負担に関する助成はもとより、無料クーポン事業について国が助成を終えた以降も町単独で継続している状況については、ご理解を頂いているのではないかと思っております。次に、がん検診受診の受診率の向上対策でありますけれども、広報さらに回覧、防災情報端末や地域担当員による周知の他、健康教育であるとか健康相談、また成人式においても自分の体を守るがん検診受診について周知しているところでございます。また職域によっては、がん検診の助成がない職域もありますので、町のがん検診を上手く利用することにより広報、回覧等で上手く利用できますように広報、回覧等で周知しているところでございます。これらを通じながら、がん検診の受診率向上を目指しているものであります。次に、がん検診の制度、管理でありますけれども、国や道から示されている指針に則りながら検診内容の制度、管理に努めております。町の検診を受けた方で精密検査が必要な方に対する丁重な受診勧奨に努め、今後さらに精密検査の受診率向上を図って参ります。がんと診断された時からの緩和ケアの推進と就労支援についてでありますが、緩和ケアの推進については国が指定するがん診療連携拠点病院等が中心となって実施するものでありますけれども、拠点病院のない二次医療圏では、北海道が、北海道がん診療連携指定病院を指定しております。したがいまして、上川北部では名寄市立病院が指定されており、がん患者や家族を対象としたサロンや緩和ケアの情報を周知するなど連携しておりますので、連携した情報を提供しております。また就労対策は、就労支援ですけれども、職域も含めてがん患者の働く環境を整えていかなければならない。多くの問題があるわけでありますけれども、町と致しましてもハローワークや指定病院などの関係機関との連携協力を図っていかなければならないと考えております。最後に、除草剤散布の町有施設や学校使用での状況についてご質問もございます。ご質問の除草剤と、がん発生の因果関係については一部の製品に発がん性の危険性があるとの外国の研究報告もあるようでありますけれども、国内においては、具体的に指摘や規制がなされる状況にないと理解しておるわけであります。ただ、公共施設の管理等については、基本的に草刈りで対応するようにしておりますけれども、一部除草剤の使用は非常に限定的でありますけれども使っているのは事実であります。なお、使用せざるを得ない場合は飛散を原因とする住民の健康被害が生じることのないよう使用する場所の他、天候や時間帯に配慮していかなければならないと思っております。配慮しているということでございます。以上、概括的には私の方からご説明を申し上げました。具体的には教育の部分については、教育長から。

答弁 教育長 石田政充(教育長は2019年9月まで)

岩崎議員の方から、がん撲滅の取り組みに関わって2つのご質問をいただいた状況でございます。先程、町長の方からお話ありましたが、がんが現在死亡原因の第1位となっているという状況であります。その予防ということを考える時に、やはりがんに対する教育は大事なことであるという認識をもっているところでございます。現状では、小学校・中学校の保健の授業におきまして、健康管理の中でがんに触れており、不適切な食事ですとかお酒、運動など生活習慣の大切さという形で教育を行っているところでございます。昨年、告示されました次期学習指導要領におきましては、特に中学校において他の疾病と同様に、がんがしっかりと位置づけをされ、系統的に指導されるよう示されており、これに基づき指導される形になっていきます。次に、教育関係施設での除草剤の使用状況でありますけれども、学校及び社会教育施設では、原則使用しないという形をとっておりますが、ただ本年、春先の天候の関係から美深中学校では通常行っている除草作業が行えなかったことから、運動会に向けての準備でありますけれども、やむを得ずグランドのトラック内での除草剤散布をしている状況であります。また、体育施設につきましては、指定管理者により管理をしておりますけれども、年に1回ないし2回の除草剤使用となっているところでございます。先程、町長の方からもありましたけれども、その使用にあっては人の出入り等を十分に注意しながら使用いただいている状況であるというところでございます。

質問 7番 岩崎泰好

まずは、今ここにある北海道がん対策推進計画そのものが今期第3期目を迎えたということが1つの要です。1期目、2期目それぞれ道における条例の制定の動きですとか国の動きの中でがん対策推進計画が推進されてきました。PDCAに基づいた検証もここで行ってきたのですが、しかし、現実としては、やはり計画1期、2期、今3期をこれから始まろうとしているのですが、中々1つの設定目標については遠い目標値であるという、やはりそういう指摘が2期の終わりのなかでも報告されています。今、3期に臨んで町長が従来今日まで進めてきたこの対策についてお話を頂きました。それはそれで1つの効果があったのだろうと思いますが、しかし、この6年間の中で具体的な数字をあげると一次予防の部分で、たばこについては現在、多分道の平均は24.7%という喫煙率です。それに対して、この6年間で12%以下にするという設定目標が1つは出ています。あるいは、後でまた出てきますけれどもそのような目標値、さらには、がん検診にあたっては受診率については、50%という数値も見えてきています。そういった道の推進計画の中で市町村がそれらについて噛み砕きながら実施を進めていくにあたっては、今まで推進していった中身では決して達成し得ない数字ではないかと思いますが、それについて町長はどのようにお考えですか。

答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)

1次、2次、そして今回3次ということでありますけれども、データに基づいて少しお話を申し上げたいと思いますけれども、道の計画目標、それぞれ胃がんであるとか、肺がんであるとか、大腸がん、子宮がん、乳がんもそうでありますけれども、それぞれ目標といいますか、数値を大体50%に上げたいという目標があるわけでありますけれども、全道的には胃がんで言えば、これは28年のデータでありますけれども、8.8と非常に低い。更には肺がんについては更に低い4.なんぼですか。大腸がんについても6.3、子宮がんが若干高くて14.3、乳がんも若干高くて16.6という数字になって全国的にもそんなに高い率ではないわけであります。しかしながら、我が町は決して高いわけではありませんけれども、道の数値よりは大分良い状況があります。胃がん等についても16.4、肺がん等についても15.4、大腸がんについても大体道の倍、11.7、子宮がん乳がんについてはそれほどではありませんけれども道の数値をそれでも上回っているという状況でありまして、取り組みとして一生懸命住民も考えておられるだろうし、我が町としても努力している。目標とは少し遠いのでありますけれども、努力しているということでご理解を先ずもっていく。ただし、それをよしとしているわけではございませんのでご理解頂きたいと思います。

質問 7番 岩崎泰好

数字的に道の平均、あるいは町の平均値の数字を挙げられておられましたけれども、やはり基本的には、がんの死亡率がやはり一番の死因の要因だというところを考えると、パーセンテージをあげることが非常に大事なところだというように思っています。その具体的に、今、入っていきますが、たばこが1つの健康に与える影響という形で普及啓発、たばこが健康に与える影響についての普及啓発事業も進めているところだと思いますが、これについては禁煙率12%以下にするような取り組みというのは、今後、今年度以降に進めていかなければならないという事項だというように思います。当然、今、国でも継続審議になっておりますが、公共施設でのたばこの禁止という問題が1つ大きな課題としてあがってくる。ここ数年であがってくると思います。それらの取り組みについて現状がどのようになっているのかということと、それから具体的にこの役場庁舎の中、あるいは町が抱える公共施設の中でたばこ禁止ということについての考え方をどのように抑えておられるのかお聞きしたいと存じます。

答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)

先程、がんの受診率等について数字を挙げながらお話して、若干道より高いのだと申し上げたのですが、課題というか問題として私が考えておりますことは、先程の受診の結果によって精密検査を受けなさいという指導といいますか、そういうことがあるのですが、これが道の目標が90くらいなのですけれども、我が町は道としては60代から低いのは40代もあるのですけれども、どうも精密検査を指摘されながら受けない傾向があると。道としては90%を目標にされているようでありますけれども、道全体でもその傾向、そして更に課題であると思っているのは、我が町としてどうなのだと、残念ながら先程受診率は少し道より上回っているよと、ただ精密検査となると全道平均より少し下がるのだと。これはやはりまだまだ努力目標として頑張っていかなければならないのではないのかなと思っております。特に胃がん、肺がん70%台でありますし、大腸がんについては60%台ですか。さらに、子宮がんについては北海道的にも43ですから低いのですが、乳がん等については大体100受けているという傾向であります。そういうことで精密検査の検診率を上げていかなければならないと思っております。それと後段、質問に出ておりました、たばこの関係でありますけれども、たばこが非常に問題であるということを言われて久しいわけでありますけれども、それぞれ行政、そして教育機関等々が協力をして今日まで来ているのですけれども、まだまだ全体的な部分がきっとなったいるのかと言ったら、そうでもない。したがいまして、これを何とか学校であるとか、病院であるとか、行政機関とか、1年6カ月を超えない範囲内において政令で定める日となっているようでありますけれども、これを徹底していかなければならないと思っているわけであります。さらには、みんなの利用する施設ですが、旅客運送業者、船舶であるとか、鉄道であるとか、こういうものについては原則禁止ではありますけれども、禁煙室も致し方ないのか。そのような状況で、まだまだ政令の部分もあるのでありますけれども、ただ、学校であるとか、病院であるとか、福祉施設であるとか、行政機関については、敷地内禁煙ということは打ち出されておりますので、これはきちっと徹底していく必要があると。ただ、具体的にどうしていくかということでありますけれども、法の適用までの期間、役場だとか、消防だとか、COM100だとか学校、その辺のことを少しまだ時間があるのですけれども、徹底した協議をやっていく必要があるなと思っております。野外でとなっても受動喫煙ということもありますので、その辺のこともありますけれども、禁煙する場所をどうやって設けるかということもありますので、地方、田舎といえども、その辺のことを踏まえながら対処していかなければならないなと思っております。まだまだ職員等も、議員さんも然りかもしれませんけれども、このたばこに対する認識だとか、少し甘いものがあるのでないのかな。そのようなこともありますので、健康面に影響するよということを徹底して参りたいと思っております。禁煙対策については、より一層制度をあげていかなければならないと、具体的に制度をあげていかなければならないと思っておりますので、順次進めて参りたいと思っておりますのでご理解を頂きたいと思っております。

質問 7番 岩﨑泰好

そこで実は、ある職員が私に話をいただいた、過去のもう何年も前のことですが、ふと思い出すことがあるのですね。この町の庁舎の中には、たばこを吸うためのルームが今、ありますね。やはり、そこに喫煙される方は多分、自分の業務の中で吸いに行く時間を作るのだろうと。たばこを吸わない人にとっては、その時間は勤務時間内なのだよね。その辺のところは、どう理解したら良いのでしょうかねというお話をちらっと職員の方からお聞きしたことをふと思い出しました。やはりこれからの問題として、ここ34年までの間に0にするという1つの目標値ですから、ここ4年間の間にやはりそれらの対応も進めていかなければいけないと思うのですが、現状のたばこルームへ通う職員の方々の時間的な勤務時間の問題だとか、その辺の関係というのは現状どのようになっているのですかね。よくわからなかったものですから。

答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)

昔と同じで、たばこを吸う職員というのは減ってきているのは事実です。たばこを吸わなければならない人は、たまたま喫煙ルームに通う回数も何回か、1日に行く方もいるようでありますけれども、そういうどうなっていると言われたら、昔と自分の仕事がたばこを吸わないと朦朧とするのかどうかわかりませんけれども、息抜きするのか返って効率が上がるのか、コーヒー飲んだり何かするのと同じような感覚、特別、規制をしたり何かする今のところの考え方は持ちあわせておりません。ただ、将来としてどうなのよと言われたら、職員感情もお互いに出てくる部分もありますの、その辺は将来の課題として受け止めて参りたいと思います。

質問 7番 岩崎泰好

それで喫煙される方には申し訳ないが、これは個人の思考の問題ですから、そこをどうのこうのと私はここで議論したくないと思いますが、要するに1つは、中々たばこをやめられないということに対して、禁煙という形の支援の仕方といいますか、その辺のところは1つ取り入れられる環境整備が1つ必要なのではないかなと思います。今は禁煙外来とか病院によってはありますけれども、例えば厚生病院の中にそれらのことをしっかり受け皿としてやってもらうとか、何かその禁煙による受け皿というか、その辺のところも構築していく必要があるのかなと思うところですが、その辺の考え方はいかがでしょうか。

答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)

まだ若干時間があるようでありますので、時間というのはこの法律の施行といいますか扱いの期間が少しあるようでありますから、徐々に気を高めながら議論していかなければならないと思っております。ただ、着実に職員また町民もたばこを吸われる方が減ってきているなというのは、残念と言ったら変な言い方になりますけれども、たばこ消費税というのも町に入ってくるわけで、それも少し落ちてきているなと。そういうことでたばこ吸われる人から言わせれば、俺はたばこ消費税を町に払っていて、ああでもないこうでもないと言われるのはおもしろくないなと言ってくれる人も有難いような有難くないような。そのようなことも含めて、行政のトップとしては本当に困るわけでありますけれども、しかし1つの国の方針なり、がんのことだとか、そういうことを考えていくと非常にたばこは有害なものであるという位置づけが明確にされているような時代でありますから、どのように、具体的に敷地の外に出していくか、敷地の中でそういう場所をどのように設けていくか、そういうことも含めて、まだ少し時間があるようでありますので色々検討させてもらいたいなと思っております。

質問 7番 岩崎泰好

法律上はあるのでしょうが、がんの発生には時間がないのですね。ですから、その辺もしっかり考慮いただきたいというように思います。もう1つは生活習慣の改善に関して、先程町長の方からもお話がありましたが、その普及活動の推進の状況というのは町長どのように捉えておりますか。

答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)

先程も色々申し上げておりますけれども、うちは保健対策といいますか、がん対策いいますか、こういうものを積極的に取り組んで、検診もそれなりに取り組んでいるつもりでおります。そういうことをより強化しながら進めて参りたいと思っております。

質問 7番 岩崎泰好

生活習慣の改善の部分では、1つには食生活の改善ということが1つの大きな柱だと思っていますが、美深町の中でもそれらの取り組みは過去からずっと様々な取り組みをしてきていると思いますが、それらの活動に対して、現状の中では補助金という形で町は対応しております。補助金を出して、それらの活動の啓発運動に今、進めているという現状だと思います。食生活改善協議会ですね。それも1つのこれらの運動の一角を占めているということだと私は認識しているのですが、それらについて、より1つは高齢化しているという現状もありますし、昔から比べれば会員数も相当、昔は地域で会員をそれぞれだしながら活動していたというのが、今は本当にボランティアの手を挙げた方々による推進の状態だと思います。しかしながら、その活動内容を垣間見る中で、それは非常に予算規模の補助金の問題にしても、もう一度見直しをしてあげる必要があるような内容ではないか、非常に活発に活動しておられるのに、補助金そのものが中々もらえない中で四苦八苦しながら会の運営をしているというようなこともお聞きしておりますが、その辺の今後のこういったがん撲滅の小さな力ですが、それらについて活動についての見直しといいますか、補助金のあり方について町長の見解をお聞きします。

答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)

僕の認識として、食生活改善の部分とがんのある程度包括的に言えば具体的にちょっとわからなかった部分があるのですけれども、食生活改善の動き等々について補助金も若干出ているというように認識はあるのですけれども、それらの動き等々も見ながら、今後の課題として取り組んで参らなければならないなと。ただ、生活習慣病といいますか生活習慣の食改の部分等については、日常の非常に取り組みが大事になってくるのかな。食の問題等々については、ここで色々考えてみる、家庭で考えてみるという取り組みが非常に重要になってくるのかなと思っております。我々の保健福祉の状況、さらには栄養士の状況等々も相談しながら、指導できるものは指導して参りたい、していかなければならないと思っておりますので、ご理解を頂きたいと思います。いずれにしても後ろ向きではなくて、前向きに色々考えていく、いかなければならない。行政としては考えていかなければならないと考えております。

質問 7番 岩崎泰好

次に、がん検診の充実について次にお聞きしたいと思いますが、1つは、先程来なかなか受診率の向上がいかないのだということ、美深は道の平均より上だというお話もありましたが、兎に角、受診率向上の対策というのは常に必要だというように思う所でありますが、国が進めております検診の無料クーポン事業については、町長の方から事業の継続も町単独で継続しているのだというお話も聞いて、心強く思ったところでありますけれども、1つは受診率を上げるには、受診しやすい体制といいますか、今のがん検診のあり方ですね。その具体的な手法の中で、特に私も前から色々お話していますけれども胃がん検診におけるピロリ菌検査の手法なども非常に受診しやすい体制づくりには非常に効果があるのではないかと思っているところですが、その辺のことについて具体的な中身になりますが、考え方だけお聞きしたいと思います。この後、決算もありますから、その中で具体的なもっと詳しいことは聞きたいと思いますが、それらの実施について基本的にどう考えておられるのかお聞きしたいと思います。

答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)

ピロリ菌の話、以前にも議員から聞かされたなと思っておりますけれども、道の対策推進計画の中には、これらが具体的にピロリ菌と書いてないのですが、胃がんのリスクを高くするという記述はあるのですけれども、がん検診の具体的手法としての記載がピロリ菌の部分についてはないのですね。したがって、どうしていくかという部分があるのですけれども、実態調査として市町村が町民を把握していく必要があるのかなと思っておりまして。ピロリ菌の菌陽性になる除菌治療がしたことがあるかどうかという質問といいますか把握をしている部分もあります。これが市町村も実施している市町村、全道的でありますけれども19の市町村しかまだやっていないという状況は、まだあります。したがって、この辺のこともピロリ菌ということも含めてどうしていくかと、さらにピロリ菌というものはどういうものだということも我々含めて勉強していく必要があるなと。町内医療機関での実施可能かどうかということも、2カ所でピロリ菌の検査ができるという報告も受けておりますけれども、日常的に受けられるのかどうかということも考えていかなければならないと思っております。それと、これらを実施するピロリ菌の対策といいますか、実施可能な把握として、実施する場合については対象者だとか、これらの年齢だとか要件、さらには方法、集団にするとか、費用はどうするかとか、こういう具体的な検討等ともやっていかなければならないということでありますので、これらは将来に向けた検討課題というように押さえさせてもらいたいと思っておりますので、よろしくお願いします。

質問 7番 岩崎泰好

ピロリ菌に対して、1つには非常に有効であるということも、2年前になると思いますが、一般質問の時には資料を提出しながらお話をさせていただいた経緯があるというように記憶しております。今、対応する市町村の数が、まだ少ないということでございましたが、これらのがん対策に対して1つの目標値をしっかりと考えるならば、他の市町村の問題ではなくて、我が町として、これは対策により先鋭的に、これら先鋭的な取り組みについて実施して行こうというというのが、1つの大きな方向性ではないだろうかと思うのですが、その点のところ前回2年前にご提示した内容について、やはり今の答えですと未だ検討には何も進んでいないと、将来的なさらに検討に加えたいというのでは、これらのがん対策が本気でしょうとしているのかということを言わざるを得なくなってしまうのですね。ですから町長は、項目は大変小さなもので申し訳ないけれども、しっかりと前へ進むのだというところの具体的な表れとして、これはしっかりと検討して、検討した結果それがこれらに適用できるのかどうかも、やはりもっと早い時期に示すべきではないかと思っているのですが、改めてお聞きしたいと思います。将来的な課題なのか、今年度は無理でも来年度実施に向けての調査をするとか何かの形でアクションを起こすべきだと思いますが、その辺はどのようにお考えですか。

答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)

今、先程から申し上げております。何を優先していくかという検討は、前回、質問を頂いておりますということも先程申し上げた通りでございまして、そして今回、全道的には19カ所市町村ということも申し上げて、そして町内でもやれる実施機関もありますよということを申し上げて、これは1つの前回と今回の質問もそうでありますけれども何もしてないと、何も検討してないではないかと、そうではなくてこういうことはちゃんとやっていますよと、そして我々もある程度認識を持ちながら、しかし優先順位として総合的な判断をしながら保健、医療そしてがん対策としてどうなのだということを判断しながら行政としては進めているので、その決めつけで何もやってないではないかという決めつけだけはやめてほしいなとお願いをしておきたいと思います。

質問 7番 岩﨑泰好

是非、優先順位の順番の上の方に捉えて頂いて、更にがん対策について推進を進めて頂きたいと思うところでありますが、次には、緩和ケアの現状と課題ということでございまして、1つは先程、名寄市立総合病院が1つの指定病院になっているというようなご答弁を頂きました。1つは病院の問題となかなか私も本当に素人で中身はわかりません。ですからここはそれぞれ病院におまかせするというところですが、在宅による緩和ケアの問題、というのはやはり私たち市町村がやはりしっかりと考えていかなければいけない、これからの問題だというように思っています。やはり抱える家族の問題ですとか、仕事上の問題、就労の関係の問題だとか色々それぞれの取り組みが違うと思いますが、その辺の取り組みについて、現状とそれから今後について、町長の考えがお聞きしたいと思います。

答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)

これまた非常に難しいご質問をいただいたと思っております。がんの、僕もよくわからないのですけれども、難易度というか、ステージというか、1から5くらいまであるようでありますけれども、その進み具合、そしてがんの種類もあるようでありますし、そしてその程度といいますか、それがどういうケアを必要なのだと。生活習慣病として、また家族なり、病院なりのケアの仕方なり、支援の仕方をどうするかと非常に難しい問題。あまり専門的な人間ではありませんので、きちんとしたことを言えないのですけれども、そういうことも含めて、一般論として努力していかないとならないと。ただ専門的ではありませんので、ここはと言われたら。それと非常に個人的な問題もありまして、ケアしていける限界といいますか、そういうものも非常に含んでいるのだということもご理解をいただいておきたいなと。1番いいのは、ああしろこうしろといって指導で足りるのか足りないのか、そこの問題は費用負担の問題だとかもあると思いますけれども、がんに実質かかった方が先程の精密検査ではありませんけれども100%相談に来ないといいますか、来ても充分回答できる体制になっていないのかもしれませんけれども、そういうことも含めて、やはり色々専門病院ではありませんので、若干の保健指導的な話はあると思いますけれども、中々ケアをどうしていくかというところまで、1町村でありますので、やれる範囲が非常に決まっている。国なり、道なりが1つの方法を確立してもらえば、それに基づいて科学的に相当やれるのかな。そして支援のあり方も変わってくるのかなと思いますけれども、非常に命の問題でありますから、大事にしながら取り組みたいとは思ってはいますけど、非常に難しい考えもあるのだということをご理解いただきたいと思います。

質問 7番 岩崎泰好

道の対策推進計画の中には、在宅における緩和ケアについては、在宅や施設等において、がん患者が適切な緩和ケアが受けられるよう在宅医療支援診療所や保険薬局、訪問看護ステーション、訪問介護事業所、居宅介護支援事業所などに対する緩和ケアの知識の普及を図り、地域における連携体制の構築や在宅医療、介護の提供体制の充実に向けた施策を推進しますというようになっているのですね。いわゆる病院での緩和ケアは別に、在宅での緩和ケアですから、我が町としては、ここの訪問看護ステーションあるいは訪問介護事業所、あるいは居宅介護支援事業所などとの関りがこれからは出てくるというように思っているのですね。あるいは在宅医療支援診療所として今の厚生病院に、それらの資格を取得するなり手を挙げてもらうような形も今後の問題としてはあり得るのかなと思うところなのですね。やはりこの辺のところをしっかり取り組みをしていかなければ、1つは大きな意味で、まずはがんにならないこと、がんになっても早期発見して、命に関わらないような、そういう対処を病院でしてもらう。あるいは、がんになってしまった人たちについても、こういった形の支援体制というのは、しっかりこれから進めていかなければいけないというような計画概要になっています。それらについて、やっぱりこの我が町としても、それらの取り組みを進めるべきだというように思いますが、その点について今一度お聞きしたいと思いますが。

答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)

言われることはわかるつもりでおります。ただ、そういうことを言いながら、そして計画の中に盛り込みながら啓蒙活動をしているということも理解をしているつもりで、具体的にどう裏付けをもってどういう施設に具体的にどうだという指導なり連携ということは非常にまだまだ足りない部分があるなと。こちらから注文をつけなければいけない部分もあるのでしょうけれども、まだまだ足りない。専門家の動き等々についてもまだまだ足りない部分があると。しかし、今、議員がおっしゃられる部分の方向性については理解をしているつもりでありますけれども、中々進んでぱちっとという答えを出すような進み方にはなっていないのだということもご理解をいただきたいなと思っております。そして、ましてや厚生病院云々の話まで出てきましたけれども、そう簡単なことではないのだと。医療機関そして在宅ケアの支援だとかケアだとか、こういうことについても、言葉としてはわかるわけであるわけでありますけれども、現実的な施策対策としてするのだとなれば、そう簡単に中々行政が太鼓を叩けば全部響いて住民が満足できるようながん対策、医療対策になるのかと考えられれば、非常に難しい問題があるのだということをご理解頂きたいと思います。ご質問は結構なのですけれども中々非常に難しい問題が絡んでいるのだということについてご理解を頂きたいと思います。

質問 7番 岩崎泰好

難しいことは100も承知で質問しているのですよ。難しいけど、でもそこを踏み出すのが首長の役割だというように私は思っています。それはやはり難しい、難しいだけでは物事が解決しないのですよ。そこをしっかり押さえて頂きたいと思います。がん教育について教育長に伺いたいと思いますが、先程来、中学校の学習指導要綱の改定等もありました。しっかりと明記をされたということ、あるいは小学校の体育の学習指導要綱の内容の見直しもされて、やはりしっかりと教育の段階から、たばこの喫煙の問題も含めて、がん教育の重要性というのは増してくると思いますが、現状の中では、どの程度の頻度でそれらの教育の実態にあるのかということと、道の推進計画の中では、外部講習の活用や医師による出前講座など、どんどん推進して頂きたいというような1項目も書いておられます。それらについて所見を伺いたいと思います。

答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)

難しい問題であるから、先頭をきってやれというお話に聞こえてきたのですけれども、それはそれとしてわかるわけですけれども、物事はそう簡単にいかないのだということもご理解をいただいておいてほしいなと思っております。言われることはわからないわけではないのですが、冒頭に別なところでご挨拶を形でしたように、物事に一朝一夕にはいかないのだということも、何でも受けますけれども、そんな簡単にいかないのだということもご理解頂きたいと思います。

答弁 教育長 石田政充(教育長は2019年9月まで)

只今、学校におけるがん教育ということでの質問を頂きました。現状、小学校では保健の授業の中で、年間で病気の予防という形で、5時間ごとの時間が設定されています。その中で、1つとして、がんについて触れられている。そして、その生活習慣そういったものが大切であるということが指導されているという状況です。それから中学校では同じく保健の授業ですけれども、健康な生活と病気の予防という形で、年間19時間の時間が設定されています。同じように生活習慣ですとか、それから喫煙の場合、それから飲酒の該当健康だとか、そういったことを中心に健康という形の中で、がんについて触れられているという状況でございます。今、後段の部分ですけれども、専門家等の部分については、現状の中では行われていないという状況でございまして、今後の中でどうしていくかというのは今後のこれからの課題という形になるかと思います。

質問 7番 岩﨑泰好

実際に今、小・中学校の学校の授業の中で実施をされているということをお聞きいたしました。只今、道もこの推進計画の中で、1つ心配しているのは現実問題として、やはりがんになっておられる方の親御さんにも、もっておられる方もやはり中にはいると色々なその言葉1つ1つの表現の仕方がなかなか難しいところがあって、専門的な知見を持っておられる方々にしっかり授業体制を組んでいくべきというような一文も書かれているところでありますが、それらについて今は多分、今のお話では今の学校の先生による授業の中身だというように思いますが、これから重要であるということを考えると、その辺のところもこれから十分に検討される必要があると思いますが、改めて所見をお伺いしたいと思います。

答弁 教育長 石田政充(教育長は2019年9月まで)

言われる通り、子供達の中に、実際にがんで悩んでいる子供達もいらっしゃるでしょうし、それからご家族の中でそういった形でいらっしゃるということもあります。がん教育の中でもやはりそういったものに配慮して、子供達ですとか、おかれている環境等も注意をしながら扱って頂きたいという形が言われております。ただ、専門家の方々が来られて、ではそれが即子供達の部分でいいのかどうなのか。やはり専門家は専門家の分野と、それから教育は教育の分野があるという部分がありまして、そこら辺の連携が必要だということは言われているようでございます。

質問 7番 岩﨑泰好

それでは、最後の5番目の除草剤散布によるがん発生因子の有無、安全性についての点について改めてお聞きしたいと思います。先程来、町有施設あるいは学校での使用については基本的には草刈りで対応であるということ、そして一部やむを得ず使用しているという現実もあるというお話でございました。見解については後程あれしますけれども、元農林水産大臣でありました山田正彦さん、今、弁護士ですけれども、その方が書いている文章を是非朗読させて頂いて、今、その除草剤散布による危険性というものについての1つのこれは考え方といいますか、現状についてお話をしながらこの問題をお聞きしたいと思います。子供をもつ親にとって極めて大事な話です。最後まで読んでシェアや拡散していただけないでしょうか。最近、カルフォルニアで校庭整備をしていた男性が末期がんになったのは、除草剤主成分グリホサートを20回から30回散布したためだとして、その製造会社を訴えました。山田さんの文章には具体的な名称とか会社名とかが載っているのですが、議会ですからそれはちょっと控えます。裁判所はその患者の訴えを認めて、何と会社に320億円の賠償金の支払いを命じたのです。米国では同様な訴訟が5,000件ほど起こされております。このニュースは、英国のガーデン紙、ワシントンポスト、ニューヨークタイムズ等、各国のメディアは大々的に報道しました。ところが日本だけは、何故かこのことはほとんど報道されませんでしたが、週刊女性自身が9月4日号で、がん発症リスクの除草剤が日本では野放しにされていると掲載をしました。このビッグニュースで世界は動き出しました。オランダがその除草剤の使用を禁止、近くブラジルでも主成分グリホサートを含む製品の使用を禁止する予定。EUでは、フランス、イタリア、ドイツでは3年後にはグリホサートの使用を禁止すると発表しております。ところが日本は逆方向で昨年12月25日にこっそりとグリホサートの残留濃度の安全基準を作物によっては400倍に緩和しました。そしてグリホサートを生産している某会社は、国産大豆の収穫前にその除草剤を散布すれば乾燥の手間がかからないと宣伝をし始めています。小麦が心配です。グリホサートの残留基準が6倍に緩和されたのです。これまでは米国でも、小麦は人間が食べるものだからと遺伝子組み換えでは栽培されませんでしたが、現在収穫前にその除草剤が盛んに撒かれています。オーストラリア、カナダなどでもそのようでございまして、私たちが食べている輸入の小麦で作られるパンなど小麦粉製品が心配です。厚生労働省では、統計では日本の妊婦に一番蓄積をされているというように報告がされていると。グリホサートは国連のWHO下部機関国際がん研究機関では、動物実験では、たばこに次いでがん発生のリスクが高いとして報告を出しています。更に、胃腸疾患、糖尿、うつ病、自閉症、発達障害児の原因だともされておりまして、海外では、かなりの数の研究論文がございます。ところが日本では厚生省をはじめ、安心・安全で何の心配もいらないよというような見解であるというようなそれぞれの2つの見解を述べているところですが、やはり非常に世界各国がこれらの今ある除草剤について一定程度の見解の中で品種を出しているというような状況で、これらについて町としてもそれらの対応をしっかりこれからとるべきだと思いますが、それぞれ町の施設を持っているところを一部使用ではなくて全面使用を禁止するとか、そういう形をこれからやはりとるべきだと思っているところですが、それぞれ町長には町有施設を抱えており、教育長には学校施設を抱えているところですから、それらについて見解を改めてお聞きしたいと思います。

答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)

先程も冒頭答弁したつもりでありますけれども、除草剤、避けられるものは避けていきたいというように基本的には抑えております。ただ、どうしても避けられない場合があるのかなというものについては、色々配慮しながらやらないといけない。そういうことに思っております。国内の状況、さらには国外の状況等々のお話も今聞かせて頂いたところでありますけれども、その辺のこともあるわけでありますけれども、どうもその国内の状況といいますか、メーカーのこともあるのかもしれませんが、どうも国の動きだとかそういうものが非常に気になっているような状況で、末端の行政としては、その辺のことも考えながら、あまりアクションを簡単に起こすということにもならないのかなと、こう思っておりますので、今、言ったような答弁でご理解を頂きたいと思います。

答弁 教育長 石田政充(教育長は2019年9月まで)

学校並びに教育機関の使用状況について先程申し上げた通りでございます。原則は、やはりできるだけ使用しないということをしっかりと考えていかなければならないのかなというように思っているわけですけれども、ただ、先程申し上げた通り、体育施設については、やはり芝の管理だとか色々なことを考えた時に、どうしても一部には使わざるを得ない部分があるということで、色々な周りの状況等をしっかりと判断をし、そして人に害の及ぶ危険を最大限に回避していくと。それから今言われた、その危険性の分についても見てみると、ほとんどそれが使われていないという状況のようですけれども、そういったことも十分注意深く見ながら扱っていく必要があるかなと思っています。

質問 7番 岩﨑泰好

これは除草剤にも色々種類がございまして、やはり今はメーカー名、製品名を私は言いませんでしたが、この製品について含むその製品の主たるものの内容についてしっかり禁止をしている市町村も全国に沢山あります。他の除草剤もやむを得ず使う場合にも、他の除草剤もやはり吟味をして使うということも大事な部分になるのかなというように思うところでございますから、その辺のことについて町長の方から一言答弁を頂いて、私の質問を終わりたいと思います。

答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)

僕に言われてもちょっと困るのですけれども、一番いいのは、国なり何かでメーカー含めて売らないよというように打ち出してくれれば有難いと思うのだけれども、僕自身もどうも手っ取り早いから、ちょっと除草剤を撒いてみようかなとか草刈りが大変だからそのようなこともたまにはやるときもあるのですけれども、本当に色々なことがあるものですから気を付けて参りたいと思っております。

質問 7番 岩﨑泰好

終わります。

出典:美深町議会 平成30年第3回定例会 2018年9月10日 議事録 PDF(14ページ) 間違いを知らせる