美深町議会 平成27年第4回定例会 2015年12月7日
仁宇布小中学校の校舎の改修改築はいつどのような形で実現するのか
2015年12月7日、美深町議会の一般質問で、岩崎泰好議員が「仁宇布小中学校の校舎の改修改築はいつどのような形で実現するのか」について質問し、教育長 石田政充、町長 山口信夫が答弁しました。
- 質問者
- 岩崎泰好 議員
- 答弁者
- 教育長 石田政充、町長 山口信夫
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 7番 岩崎泰好
それでは7番岩崎、一般質問に臨みます。最初の第1項目は教育についての質問であります。100周年を迎えた仁宇布小中学校の校舎の改修改築はいつどのような形で実現するのか。教育行政のさまざまな課題が一つ一つ解決していく中で仁宇布小中学校校舎の改修改築は残された課題の中でも最大の物であると考えます。子供たちの教育環境整備は何をおいても1番の問題として解決に向かわなければなりません。また明確な改築改修の年限を明示する事もここに来て必要な時期と考えますが、ある意味、教育行政のトップにおられる美深町長、また具体的に教育行政のトップにおられる教育長それぞれの所見を伺うものであります。1つ目には改修改築を含めて子供たちの教育環境整備は喫緊の課題と考えておられるかどうかという事が1点目であります。2点目は計画策定を含めて現在までの進捗状況がどのようになっているのか。その進み具合についてお聞きしたいと存じます。3つ目には明確な年限を示す事は教育行政推進者の責任ではないかと思うところですがお考えについて所見を伺います。
答弁 教育長 石田政充(教育長は2019年9月まで)
只今、岩崎議員の方から教育、仁宇布小中学校の校舎の改修等についてのご質疑を頂きました。最初に私の方から1点目、それから3点目について答弁をさせていただきたいと思います。今お話しがあった通り仁宇布小中学校100周年を迎えて先程も申し述べましたが皆様のご協力をいただいた、そして歩んできた100年であるかなと思っています。その中で学校校舎、現在の校舎が48年ほど経ちます。100年の中の半分を今の校舎で過ごしたと言っても過言ではないかなと思っています。ご存じの通り校舎そのものがコンクリートブロック造でありますから現在の基準から見て耐震性がないという事だろうと思います。構造的な問題がある訳ですから補強ですとか改修そういったものが困難な状況にあるという事はこれまでの何回かの議論の中でも議員もご承知頂いている事だろうと思います。そういった場合に学校を存続させていくという事を見据えればやはり校舎の建て替えという事が必要な状況でありまして本当に大きな課題であると。そして子供たちの今の校舎の状況等からいってもこれは近い、数年後と言いますか近い将来の大きな課題であろうと認識をしている所でございますが、そこで明確な年数を示すべきであろうと言うご質疑でございます。これを現実的に進めていくという事になれば、やはり地域の方々は一定程度そういった気持ちとしていらっしゃるという事は理解出来るのですけれども、やはり町全体としてそれをどう整理して行くかという事を考えますと、やはり山村留学についてのあり方等について先程の午前中の答弁でも申し上げましたけれども、地域としても今ひとつ、そういったしっかり合意形成をしていただくという事がこれは必要な事であろうと思っているところでございます。その中で地元の子供たちが大切な教育の場であるとともに全国各地から山村留学として多くの児童・生徒が来られるという事を踏まえますと先程申し述べたとおり全町的な合意をどう作っていくかという事になろうと思います。今、地域の皆様方の中ではこれらの事についてそれぞれの立場で一定の議論がされてきていると考えておりますのでそれらの状況をしっかりと見据えていきたいと考えております。以上です。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
岩崎議員から教育に関する質問でありますけれども、特に仁宇布小中学校の校舎改築の関係であります。只今教育長の方から3点のうち2点ほど答弁があったと考えておりますので私の方からは2つ目の質問にあります現在までの進捗状況というような関係についてご答弁申し上げたいと思います。先程も教育長も申し上げた通り、本当に100年を迎えられた事、地域の皆様方そして関係各位に心から敬意を表したいと思っております。ご案内のように教育長からの説明もありましたけれども本当に校舎が老朽化しているとこういう部分については耐震化もないような状況でこれについては理解をしている訳であります。その中で仁宇布小中学校の今後のあり方等々については山村留学も踏まえてでありますけれども教育委員会として一定の考え方、午前中も議論があった所でありますけれども承知しているつもりでもありますし理解をしているつもりであります。そうした中で仁宇布の地域として学校は欠かせないという共通の認識になりつつあるのかなと考えておりますけれども先程教育長も答弁しておりましたけれども仁宇布地域だけではなくて全町的な理解・合意こういうものを様々な角度から検討していかなければならないと考えている訳であります。今の段階の進捗状況というお話がある訳でありますけれども今申し上げられるのは明確な計画性、計画を策定しているとこういう段階ではありません。しかしながら既にご案内のように総合計画の後期の方にそういう事も盛り込んでいるような状況もありまして、これは決まりという事ではなくてそういう状況を踏まえながら盛り込んでおかないと唐突にはなかなか出来ないのだという事でございますので明確な計画策定という事には言えないのかなと。とりあえず頭出しをさせている、させてもらっているのだという認識をしていただけないかなと。それはともあれ道教委等々から耐震化がないのでどうするのだと道教委からの要請と言いますか要望等も頂いている段階でありますので明確な計画策定これを示しているような状況ではありませんけれども一定の考え方を持っているのだと。しかしこれからの議論を色々重視していかなければならない、こういう状況でございます。
質問 7番 岩崎泰好
まず教育長にお伺いしたいところですが喫緊の課題として捉えているという認識でいいのかどうか。直接、質問に対してはある意味曖昧な答えであったと思うのですけれどもその辺が本当にそう捉えているのかという、その辺からまずお聞きしたいと思うのですが1つは学校の存続については当然必要な事であるという認識であると先程の答弁では聞いたと思うのですね。その場合に地域というか町の中の合意形成というのが果たしてその老朽化している建物に対する建築にあたってそこのところを斟酌しなければ建設に進むという形に行かないのかどうか。いわゆる美深小学校あるいは美深中学校の建築耐震に関わる部分で非常に大変な部分があるから替えるといったあの認識と違うような気がするのですけれどもその辺どう考えていますか。
答弁 教育長 石田政充(教育長は2019年9月まで)
これまでの答弁を聞いていただいた中で喫緊の課題と感じているかどうか、そういう認識が感じられないというお話のようですけれどもその部分についてはそういった認識でいますし、その事を感じてもらえないのは非常に残念だなと思っています。そして地域の合意、それから町の合意そういった事が必要なのかどうなのか。一面、町の合意は無くても良いのではないかと話を聞いた訳ですけれども山村留学という状況の中でやはり大きな町の財政を投入していく訳ですから、これはやはり町全体としての合意、それは小学校中学校に関わっても多かれ少なかれそういった合意はされていると思っています。そういった部分をないがしろにして協議を進めていくという事にはならないだろうという認識でございます。
質問 7番 岩崎泰好
喫緊の課題として捉えていないのではないかという事で先程私は質問しましたが、それに対してはそうではないという答えでありました。言葉がすいていればお許しいただきたいと思うのですけれども、しかし今日までの動きの中で小学校の建設、中学校の建設とそこに山村の問題が絡んでくるのかもしれないですけれども、しかし山村に関して方針はしっかり教育委員会では前向きに前進をさせるという方針でずっと先程の答弁の中でもしてきましたよね。その中で必要である校舎の改築改修にあたっては必要な部分であるならばそれは行動に移すべきところだと思うのですけれどもここ数年ずっと耐震以後これは町長名で文部科学大臣に出した耐震の施設整備の事後評価についてという報告書を町の方で出していると思うのですが、この中に、古いのからいきますと平成22年5月12日に出している中に、所見として耐震性の確保を図る整備という中にある所見ですが、美深小学校については当初予定通り平成20年に校舎を改築、21年には校舎屋体を改修したと。また町内で昭和56年以前に建築された小中学校校舎等については全国で耐震診断調査二次診断を終了しており今後は関係部局と協議の上、早急に改築改修等の整備を進めたいという、こういう報告書を上げていますがそれから何年経ちましたか。その動きが鈍いから私はそういう言い方をせざるをえないと思うのです。確かに考えておられるのかもしれないけれども、しかしその年限からすると総合計画で出されたのは平成32年、5年後の建築予定の計画になっています。そうするとここに至るまでの経緯の中でそういう考えであるならば、どうしてそれを着実にしっかりとしてこなかったのか。そこのところをしっかりと言いたくて先程そういう質問をしたのです。そういう気持ちにあるのであればしっかりとそれを進めるのが教育行政の責任者の務めではないかと思うところですが改めて聞きたいと思います。
答弁 教育長 石田政充(教育長は2019年9月まで)
今の耐震に対する施設等の公表についてはその通りでございます。そういった中で色々な状況を見ながら仁宇布小中学校の改修についてどう進めていけるのか、そういう状況にあるのかないのかという事を見定めてきたという状況でございます。議会は議会として一定の議論がされているのだろうと思うのですが、逆に言えばその辺の記録も聞かせて頂ければありがたいと思いますし、そういった事を含めて総体の環境づくりだと思っています。そういった事が進まない中で教育委員会のみがやりますと言って財政的な裏付け、町民の合意を含めてやっていけるかどうか。その部分については議員も充分理解されている事だと思います。そういった認識の中でこれまで色々な部分の働きかけもしながら今日まで至っているという状況でございます。
質問 7番 岩崎泰好
それでは方向を変えますが、この合意形成にあたっては現在の状況の中ではある程度、合意形成がされたので総合計画に年限を明示したという解釈でよろしいですか。
答弁 教育長 石田政充(教育長は2019年9月まで)
総合計画については前期の中で後期の当初に載せてございます。それが今回、協議の中では当初では出来ないからという事でずれているという事を意識いただきたいと思います。
質問 7番 岩崎泰好
合意形成が一定程度なされたという解釈でいいのかという質問なのですけれども。
答弁 教育長 石田政充(教育長は2019年9月まで)
ですから申し上げた通りでございます。即、合意形成がされていれば事業がずれるという事はなかったと思います。
質問 7番 岩崎泰好
それでは町長の方にお聞きしますけれども先程の答弁の中では計画策定そのものは現在まだ進めていないという事ですね。その理解からすると計画策定をして建築終了まで最低限、何年かかるのですか。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
物によって色々あると思いますけれども早く出来るものもあるし相当時間がかかるものもある。それはなかなか一概に言えないのかなと思います。
質問 7番 岩崎泰好
例えば美深小学校の例で言いますと平成16年に施設整備計画を策定して18年に基本設計、それから4年後に完成という形になっています。今、総合計画で平成32年の建設計画という形になってきますと例えば小学校と同じレベルで考えると今年しっかり施設整備の計画を作らなければ、これまた次の総合計画にずれ込んでしまうとそんな懸念も抱えているところですがその辺の所についてはどのようにお考えですか。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
その辺は私も心配をしながら教育長が先程答弁したように第5次総合計画に初めからあったのだけれども後期のほうに伸びているのだと。合意形成と言うものが全体的議論というものがまだまだ足りないのだという認識の上に立っているという事です。
質問 7番 岩崎泰好
それでは改めてまた教育長にお聞きしますが、町長から匙を投げられたような今の答弁ですけれども具体的に本当に教育環境整備というものが必要だという認識であるという事は先程逆説的に質問しましたけれどもそれは十分に持っておられると私も充分に認識しています。ただ財政は預かっていないというところがあって大変な部分もあるのかなと思いますけれども、しっかり計画策定、整備計画の策定を今年度進めると言うあるいは前倒しで策定から校舎の規模もそんな大きなものでは無いですから、これを前倒しで計画よりも前にやるようなそんな考えはないかどうか。
答弁 教育長 石田政充(教育長は2019年9月まで)
今ここで前倒しをするとかしないとかという議論には残念ながらなりません。先程から言われる通りやはり町民全体としてそれを支えていくのだと、そういう環境を作っていかなければならないと思っています。そういった環境が出来れば計画年次がどうのこうのと言う事ではなくて現実として建物が厳しい状態ですからその事はしっかりと考えていきたいと思っています。
質問 7番 岩崎泰好
改めてもう一度町長に聞きます。今、計画の策定を終えました、まち・人・仕事総合計画その中にもこれらの関連する問題が出て来ています。人口を減らさないような施策を進めていく中にあっては、この仁宇布の小中学校の山村留学を現状維持ではなくて、しっかり拡大させていくと、そんな方向性を取るためには、まずもって校舎をしっかり改築改修するという形を取らなければこの山村留学も午前中の質問の中でも前に進まないという現状だと思います。その辺の観点からしっかりこの辺の考え方、我が町の人口をより増やすためには毎年、山村留学に手を上げてくれる全国各地からの方がたくさんいる中でどうしても器が出来ないと言う形の中では、ある程度一定の継続事業という形での捉え方しか出来ないと。そういう意味では拡大事業としてしっかり小中高生を取り込んでそれに伴う教員も当然増えてくるでしょうし山村の親子住宅の問題もそこに絡んできますのでその辺の長い将来のスパンから考えるとこれをどうするかという事について答弁をいただきたいと思います。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
我が町的に申しますと、古くは恩根内の中学校の統合、そして小学校の統合、そして西里の統合、そういう事らも色々踏まえながら恩根内は13㎞、14㎞ですか、仁宇布は20数㎞あるという条件がある訳でありますけれども、そういう事、諸々を含めて教育とはいかにあるべきか、その中にあって山村留学はいかにあるべきか、そういう事、さらには仁宇布の地域としていかなる地域振興も含めて学校の果たす役割等々については午前中、教育長から色々話がありました。そういう事も参酌しながら色々考えていかなければならない。もちろん財政的な裏付けもあります。そして仮に学校を建てるとしても道に対する相談、国に対する相談、これだけでも相当な年月が要するのだと。こういう事があるものですから教育委員会としても精力的に喫緊の問題として重要な問題として取り組んでいると、この認識は私も同じであります。したがってそういう合意なりそういうものがひとつの塊としてまとまってくる、そういう事を期待しながら後期の最後のほうに載せているという事で、まとまりを期待しているという状況です。
質問 7番 岩崎泰好
最後にこの問題については教育長にもう一度聞きます。総合計画にようやく平成31年の設計から始まって32年の建築という形が出てきた所ですけれども、これを先延ばしする事のないような取り組みをするのかどうか、その辺だけ最後確認しておきたいと思います。
答弁 教育長 石田政充(教育長は2019年9月まで)
平成32年にようやく出てきたという事ではなくて前期の計画の中から設計を含めて頭出しをしているという事をまず十分にご理解をいただきたいと思います。先程も申し上げた通り先延ばしをするとかなんとかという話ではなくて全体的な合意形成を含めてそういったものを見ながら喫緊の課題としてやっていくという事については先程、申し上げた通りです。そういった部分で理解としても充分な議論、そしてご意見を頂ければと。これは全体としてまとまって行かなければ出来ない事ですから、そういった部分で議員の立場でもご協力をただきたいと思います。