美瑛町議会 令和3年第6回定例会 2021年12月16日
(1)除雪、排雪対策について/(2)鳥獣駆除について
2021年12月16日、美瑛町議会の一般質問で、穂積力議員が「除雪、排雪対策について」「鳥獣駆除について」について質問し、町長 角和浩幸が答弁しました。
- 質問者
- 穂積力 議員
- 答弁者
- 町長 角和浩幸
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。
質問 7番 穂積力
それでは順番が回ってきましたので、番号7番穂積力。質問方式は回数方式。今回、二つの問題について質問します。まず1番目、除雪、排雪対策について。質問の要旨、すでにこの冬も、観測が始まって以来の大雪となり、上川北部では大変な冬の到来となりました。令和2年度美瑛町決算審査特別委員会で除雪、排雪の質疑もあり、担当課長からも最善を尽くすと答弁がありました。しかし、いくら職員が最善を尽くしても、大自然にはかないません。降雪量が増えれば当然作業に遅れが出ることもありますが、近隣市町と比較しても、美瑛町の除雪、排雪は行き届いていると思います。ただ、排雪後直ぐに私有地の雪を道路に出す方も見受けられることから、今一度町民一人ひとりの意識も変えていかなければならないと考えます。そこで、町民一丸となって冬の道路確保に努めるため、屋根の雪、裏庭の雪などは道路に出さない、出させないよう積極的に周知を行うべきだと思いますが、町長の考えを伺います。質問事項2番目、鳥獣駆除について。クマ、アライグマ、シカ、カラスなど、本町でもかなりの被害報告が寄せられています。中でもアライグマの罠の貸出しは毎年成果を上げており、罠に工夫を加えて、例えば罠を更に木枠で暗くすることや、吊り餌の工夫を凝らすことで、たくさん罠にかかるそうです。そこで、アライグマの確保に要する餌代だけでも出すべきだと思います。また、カラスによる被害は深刻で、夏場は畑荒らし、通年で牛舎荒らしや子牛いじめが絶えません。カラス対策に乗り出すべきと思われますが、町長の考えを伺います。以上。
答弁 町長 角和浩幸
7番穂積議員さんからの2項目の質問に答弁を申し上げます。質問事項1項目、除雪、排雪対策について。除雪及び排雪業務につきましては、野村議員の御質問にも答弁いたしましたが、積雪状況や気象予報などを確認し、委託業者との連携の下、安全で安心な道路環境の確保に努めているところです。御指摘の周知等につきましては、屋根の雪などは量も多く、道路に出してしまいますと一気に道幅が狭くなり通行の支障となるため、私有地の雪は出さないよう広報紙などでお知らせしており、また、行政区長会議でお配りしております除雪計画書の中でも、同様のお願いを行っているところであります。安全で安心な道路環境の確保のため、引き続き町民の皆さまに周知するとともに、パトロールの強化や他の周知方法につきましても検討しながら進めてまいりたいと思います。続きまして、質問事項2項目の鳥獣駆除について答弁を申し上げます。鳥獣被害は、近年増加傾向となっており、特にアライグマによる農作物の被害面積につきましては、3年前と比較して4倍の約2ヘクタールと大きく増加し、個体数の増大や生息区域の拡大が進んでいる状況にあり、アライグマの駆除頭数につきましても、平成30年度は年間318頭でしたが、本年度は10月末時点で432頭と増加しております。アライグマの捕獲に使用している餌につきましては、有効な物が特定されていないことから、議員御指摘のとおり、箱罠の設置方法や餌の種類を工夫するなどの対応をしております。餌に係る費用につきましては、令和2年度より1回目の箱罠設置の際は町が負担しておりますが、餌だけを取られた場合など、2回目以降は設置依頼者の負担となっております。箱罠による捕獲につきましては、一度の餌で複数頭を捕獲できる場合もあれば、何度掛けても捕獲できないこともあるなど様々な状況が考えられますが、現状では箱罠による捕獲・駆除が最良なことから、これまでの初回設置分の餌に加えて複数回分の餌を用意するなど、設置依頼者の負担を軽減できるような対策を検討してまいります。カラスの駆除対策につきましては、狩猟免許が必要となることから、これまで同様に猟友会と連携しながら駆除を進めるとともに、カラスを居着かせないよう、生ゴミの適正な処理や果樹の管理などにつきましても、町民の皆さまの御協力をいただきながら取り組んでまいります。以上でございます。よろしくお願いします。
質問 7番 穂積力
はい、それでは再質をさせていただきます。まず最初に、除雪、排雪の再質なんですけど、あの先ほど野村議員に答弁してましたけど、私はそのこととは別に、角度を変えて訴えたつもりなんですけど。といいますのはですね、私は長年この除雪、排雪をずっと見守ってきている訳なんですけど、やはり町民みんなで守っていかないと、職員が、町長が頑張っても、なんせ大自然が相手なんです。一晩に1メートルも雪が積もったら、本当に一生懸命やるって言ったって、うまくいかないのは当たり前なんですね。何を私やってほしいかというと、簡単に言うと、前年度、平成2年の除雪体制を見ててもですね。令和、はい、間違えました。要するに、今年の春先、除雪に対しても一生懸命、私は可能な限り与えられた仕事をそれぞれやっていたと私は見ています。そういった中で、やはり町民からは苦情が出てます。私は苦情は言われてない訳ではありません。町長ここが大事ですよ。私は何を言いたいかったら町民も分かれば理解できるんです。今、排雪をしたくてもダンプがないよと。そういった状態が町民が認識してないんですよね。なぜかっていうと、私が、いやダンプが間に合わないんですよ。何言ってる、ダンプ、昼間でもずっと遊んでるぞっていう、町民の声がありました。私はそこで言いました。ダンプきっと夜、夜勤で稼いできて、帰ってきて昼間休んでる状態なんだよと。一つのダンプに運転手が2人ずつ付いてれば、そりゃあ24時間稼動できるけども、そうはいかないんだよ。または、大雪でなくても、週に土日は休む、そんなに働くなっていう状況の中で、ダンプが昼間ずっと休んでたとしても、仕方ないんだと。そういったことを、町民一人一人が理解できるようなそういう、防災無線があるので、大雪になる情報が分かった段階ででも良いですから、除雪が間に合わない恐れがありますという、町民に案内する防災無線でね、知らす。私が説明したところによると、本当に心の底から、ギンギンになってた町民が納得してます。そういうこともあるんだなと。どうぞ、そういった意味でね、交差点の見通しも悪くなる、一生懸命対処しているけど回り切らない状況も有り得るから、みんなね、気をつけて、子どもにもそういった話をし、大人も運転する車の運転手もみんなで気をつけあって、この冬を切り抜けようというような方向に持っていくべきだと私は考えるところです。私が説明したところで、町長何やってるんだ、そうやって言って済む問題では私ないと思うんですよね。役場職員何してるって、そんなことない、一生懸命やってる。そういうことをスムーズに防災無線で、もちろん一生懸命、今年の冬もやるよ。やる意気込みだけど、自然にはかなわない。だから、みんなで町民一緒になって、大雪を切り抜けようっていうような、優しく防災無線の、短くて良いですから、予告なり、交差点が見通し悪いぞって文句言う矢先にそういう部分放送するとね。また、もう一つ大事なことは、なんぼ除雪、やっと排雪したとしても、次の家行ったら、一生懸命頑張って雪を出して、余り変わらないなっていう目に余ることもあるんですけど、文書で流すのはそれで良いんですよ今まで通り。防災無線で一言、裏雪、屋根の雪、表の本当にどうしょうもない雪は良しとしてさ、実際にはそれも駄目って言ったって、この雪国なんだから。どうか、電柱の頭を手で撫でれるぐらいの場所の雪国でも楽しく生活していってるんだから、たまたまの雪の少ない完璧な道路状況を想像して、除雪が悪い、排雪が遅いとかっていう言葉が出ないような働きをぜひしてほしいというのが、私の今回の一般質問の本当の狙いです。もちろん完璧にやってるっていうのはもう基本ですから。あえてやれなんて言わんでも、やり過ぎぐらいやってると、私は思ってます。どうですか町長。(「はい」の声)
答弁 町長 角和浩幸
穂積議員さんにはただいま、排雪業務当たる職員に対しまして温かい労いのお言葉をいただきまして誠にありがとうございます。もちろん様々な気象条件、特にこの昨年といいますかこの冬はございまして、追われ追われの仕事でございましたけれども、職員はそれぞれもう最善を尽くし、精いっぱいの業務に当たってきたところでございます。その上で、町民の方から様々なご批判、ご指摘を去年の冬、受けたのも事実でございまして、そのことにつきまして、真摯に受け止めて反省し、もう改善策を練って今年の今冬に当たっているところでございます。今本当にご提案いただきましたように、町民の皆さまには、状況が分からないから、不安から様々な思いが出てきてしまうのかなというところをお話を聞かせていただいて思ったところでございます。どうも、役場職員ですから、自分の仕事責任持って完璧にやるんだという思いで業務に当たっているところでございますけれども、もし状況が今ちょっとこういう風なダンプ足りないんだ、国道、道道、町道それぞれある中での分担の中でやっているという中で、そういうタイミングもございます。様々なことが生じますので、ご指摘いただきましたように、情報公開が、情報の提供が足りない。そのことによって、町民の方の不安が生じている、そのことが更に町へのご指摘、ご批判につながっているという悪い循環の面があろうかと思います。そこを改善していくには、速やかに情報を出して、私たちも精一杯当然やっています。ですけど今、たまたまこういう事情がある、ですからご理解くださいというような形で情報を出させていただくのも一つ、一考に値するかなという風に思っております。もちろんそのようなことがなくて、毎回、毎回、完璧な仕事ができれば、それに越したことはないんですけれども、今後不測の事態といいますか、町民の方がここはちょっと心配なさるかなという時につきましては、防災無線ございますので、積極的に情報を提供して、そして町民の皆さまのご理解をいただいて、みんなが一丸となって取り組めるような雰囲気づくりをつくっていくのは役場ですので、そういう雰囲気づくりに心がけてまいりたいと思います。ありがとうございます。(「はい」の声)
質問 7番 穂積力
はい、普段だったら2回でやめるところなんですけど、ちょっと2回目に言い忘れたんですけど、もう一つ大事なのは、業者を美瑛で必要以上に押さえてたら外貨を稼ぐチャンスを失うようなこともなりかねないので、やはりそういう特殊な場合の時は、大変で引っ張りだこなんですけど、雪の少ない、例えば思ったより最初の出だしより今現在も雪が少ないんですけど、やはりあれだけ高価なダンプが遊ぶっていうことになると大変なことになるし、全然働かなくても美瑛町で面倒見るぐらいの力があれば、それに越したことないんですけど、そうもいかないから、業者をがんじがらめに、他で外貨を稼ぐのを困るぐらいな縛り付けをしないでね、いざとなったら、皆でそういったこともくぐり抜けようぐらいの気持ちでね、そういうことも考えるべきだと思います。例えばだよ、例えば学校給食の野菜を提供している農家が、コロナで学校がずっと予想以上に休みがありましたよね。そういう時に、やはり学校に納める野菜が売れないということで、大げさに、大々的に取り上げることは私しませんでしたけど、やはりそういったことがそういうダンプっていう形の中で、またそういうことが起きないように、私も心配しながら言ってるのは事実です。昔はね、町自体がダンプ持ってやってた時代もあったんですよね。やっぱりそれじゃ大変だっていうことで、結局業者に頼むよね。その当時は、業者の力もあんまりなかったから、そんなダンプもいっぱい持ってなかったし、一時かなりダンプ増えたんですけど、採算取れなくなって、また現在減ったような状況になってます。どうぞ、色んな面で、自分、町のことばっかり考えるのも、そういうこと業者も色んな中で、皆が住んで良かったと言えるような美瑛町になるように力を合わせてやってほしいということを、更に付け加えておきます。(「はい」の声)
答弁 町長 角和浩幸
はい、除雪、排雪業務を請け負っていただいております事業者の方々、もちろん契約関係がございますので、そこの中身につきまして契約に沿った形での仕事の依頼等を実行していただくという関係でございますけれども、事業者の方々の献身的な働きがなくては美瑛町のこの除雪体制が満足にいくことはございません。もう事業者の方々のお力のおかげでございますので、そういう事業者の方々が、何も、町だけが縛ってる訳ではございません。事業者の経営の努力、また力をつけるというために取り組んでいこうということにつきましては、もちろん町としてもご協力をさせていただきますし、町、事業者ともに栄えていくというのが理想的な形でございますので、今後とも、より良い協力関係を築いてまいりたいと考えております。(「はい」の声)
質問 7番 穂積力
はい、それでは最後の鳥獣駆除について再質します。答弁いただいて、更に迫る訳ではないんですけど、実際に一生懸命アライグマ罠で仕掛けて捕ってるのにも関わらず、現実的には増えてるという恐ろしいものだなと。どうぞ、餌の応援はもとより、どうですかね、色んなことで計算難しいと思うので、ある程度頑張って、罠を仕掛けて成功をした人には賞金を出すとか、そういった楽しみもあって良いんでないかな。もちろん高齢者事業団も一生懸命頑張って回収してるけど、ボランティアでやってる訳ではないと思うんですよね。どうぞ、罠の仕掛けてる人の出面賃まで出せなんて言わないから、餌代出してほしいなっていうのをボソッと言ってたのが私は印象的です。何かね、魚粕が良いらしいんですよね、魚粕。そして罠をね暗くすると、すごく確率が良い。できれば、そういった罠を貸し出す時に、キャラメルコーンが良いとか、色んなそういう工夫した成功例をやっぱり罠を置く人に惜しみなく教えて効率の良い、アライグマ減るような状況に持っていってほしいっていう考えが強くあります。それで、今度カラスのことなんですけど、そんなゴミ減らすとかっていうもう次元でないぐらいのカラス、私も事情聴取に行ったんですけど、物凄いカラスの大群が美瑛中のカラスが集まってるんでないかなと思うぐらいのカラスが、雪が降っても未だ待ってます。そんなんで、言い方変えれば、カラスを鉄砲で撃っても採算、たまたま田舎なんで鉄砲で撃つことは成り立つような場所ですけども、何ていうか、鉄砲持ってる人にカラス撃ってくれって言っても、何かかなり鉄砲の玉の方が高くて、カラス捕っても何にも、何にもとは言いませんけど、骨折り損になるような状況だっていうのは私が考えても分かるっていうのが現状です。そういった中で、スイートコーンをいじめるばかりか、ビートの植えたやつを引っこ抜く、本当にそれも何10羽というやつで悪いことするからね。もうできれば、私はここですぐ鉄砲で撃って減らすっていう考えも一つの方法かもしれんけど、私町長にやってほしいことは、どうしたら良いかっていう検討に入ってほしいっていうのが私の本当の狙いです。他の町村によるとですね、色々音を鳴らして、カラスの嫌がる音をスピーカーから流してとか、色んな工夫がカラスの害にあるところも、町ではやってるように聞いてます。どうか、どういう、鉄砲であれだけど、カラスを鉄砲で撃っても、これ埒が明かないと思うんですね。どうか、昔もあったそうです。私先輩議員に聞いたんです。その時はね、多分、他人事に聞いてたんですけど、議会で皆で打合せした、そのカラス対策で。そしてその先輩議員に言いますと、カラスがその会議聞いてたんでないか、その会議をしている内にカラスいなくなってしまって、結局は何にも結果出す前にカラスいなくなった。そんな話聞いたことありますけど、今たまたまあれだけ町に来たらまた大変なんですけど、町には食べるものないから来ないと思うんですけどね。どうぞ、何ていうのかな、何かとやることあって忙しいと思うけれど、もう既に町民から役場にカラス何とかしてくれっていう直接話は聞いてると思います。それでも、余り余って私の方にこの話が来たということですので、ぜひ、即解決するために検討、どうしたら良い、本当にどんなような実態、どれだけのカラスがいるかっていうのを見にも行ってないと思うんですよね。どうぞ、これを機会にね、目を向けてほしいということを望む訳ですけど、どうですか町長。(「はい」の声)
答弁 町長 角和浩幸
はい、1点目、アライグマの件につきましても、アライグマ本当に年々こう被害増えてきてまして、対応に苦慮しているところでございます。その中で、今のところ有効なのはもう箱罠で1頭、1頭捕獲していくという仕組みしかないのが現状でございまして、それをよりいかに効率良く、多数の捕獲に結びつけられるかというところかなと考えているところでございます。その実務の部分では、高齢者事業者さんに業務委託で行っておりますので、相応の報酬をお出しして取り組んでいただいてるところでございます。そして、罠の餌でございますけれども、先ほど答弁申しましたけれども、1回と言わず、状況に応じて複数回、お出しをさせていただきたいなという風に思っております。私も、甘いお菓子が一番効果あるぞとかっていうことも聞きます。どういうような餌が効果あり、また、先ほど暗くした方が良いとかっていう、同じ罠であっても置き方、状況によって効果が変わってくるという風に思っておりますので、より多く捕獲できるような、技術面でも研究を進めてまいりたいなと考えているところでございます。また、カラスにつきましても、カラスは私も今年は割と町民の方から指摘を受けることが多いです。ということを受けると、もしかしたら美瑛町内の生息数が増えてきているのかなというような思いも持っております。今の議員ご指摘のとおりであり、よくご存知でいらっしゃいますけれど、今駆除しようと思いますと、狩猟免許を持っている者が空気銃によって1羽ずつ駆除していくという形でございまして、直接の被害を受けている農作業場の被害を受けているところであれば、その駆除の仕方もまだ有効な面もあるのかもしれませんけれども、より数が多くなってきた場合、ふん害等様々な害が出てくるかもしれませんので、現状のカラスが、美瑛町内の生息数とか、どういうような今被害が、どういう箇所、農家だけなのか農家以外のところでも出始めているのかということを含めて対応策を検討していきたいと思っております。まだ都会でよく報道で見られるような、ひどいカラスの害までは美瑛町内は至ってないと思っております。であるだけに今のうちに、早め、早めに芽を摘んでいくということが大切かなと思いますので、カラス対策について、様々なところから検証、研究を重ねていきたいと思います。