みんなの議会

美瑛町議会 令和3年第6回定例会 2021年12月16日

(1)長期的視点でより安定した財政運営を進めるために/(2)ひとり親世帯等の生活の安定と向上のために

2021年12月16日、美瑛町議会の一般質問で、青田知史議員が「長期的視点でより安定した財政運営を進めるために」「ひとり親世帯等の生活の安定と向上のために」について質問し、町長 角和浩幸が答弁しました。

質問者
青田知史 議員
答弁者
町長 角和浩幸

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。

質問 11番 青田知史

おはようございます。議長のお許しをいただきましたので、通告に従い一般質問を行います。11番青田知史、質問方式、時間制限方式です。質問事項1番、長期的視点でより安定した財政運営を進めるために。質問の要旨、毎年度策定されている「美瑛町財政運営計画」は、向こう6か年の試算を行い本町の財政運営の基本となる計画です。地方財政法第4条の2には、「地方公共団体は、予算を編成し、若しくは執行し、又は支出の増加若しくは収入の減少の原因となる行為をしようとする場合においては、当該年度のみならず、翌年度以降における財政の状況をも考慮して、その健全な運営をそこなうことがないようにしなければならない。」とあり、この条文は、長期的視野における地方公共団体の財政運営に関する基本原則を定めた規定と言われています。さて、本町では昨年度「美瑛町公共施設等総合管理計画」が改定され、向こう30か年の計画期間で、公共施設の最適な配置、施設の長寿命化及び維持管理の適正化が図られることが期待されています。町長は、令和3年第3回定例会で、これらの計画を踏まえて、「長期計画に基づく、短期計画を策定し、それを着実に運営していく。」と答弁されていましたが、本町の財政状況は、今後厳しさを増していくことが見込まれており、持続可能な財政運営の実現に向けた取り組みがより一層重要になります。安心・安全な町民の生活を守り、経済を活性化し、財政基盤を強固にするためには、財政の運営についても「短期」と「長期」、2つの時間軸の視点が必要であるとの認識から、次の2点について伺います。(1)人口動態から探る歳入の将来動向について。(2)多額の費用が必要となる上下水道の更新投資財源を確保するための方策について。質問の相手は町長です。質問事項2つ目、ひとり親世帯等の生活の安定と向上のために。質問の要旨、厚生労働省では、令和3年11月1日を基準日に、全国の母子世帯、父子世帯、父母のいない児童のいる世帯の生活の実態を把握し、これらのひとり親世帯等に対する福祉対策の充実を図るための基礎資料を得ることを目的として「令和3年度全国ひとり親世帯等調査」を実施しました。本町においても、約70件のひとり親世帯の中で数件がその調査の対象世帯となり調査員が訪問し、調査票が配布されたと伺っています。さて、この調査はおおむね5年ごとに行われることになっており、前回調査が行われた平成28年度の調査結果を見ると、「ひとり親の困っていること」という調査項目で、母子世帯では「家計」が50.4%、「仕事」が13.6%、「自分の健康」が13.0%。父子世帯の場合、「家計」が38.2%、「家事」が16.1%、「仕事」が15.4%となっています。また、「ひとり親世帯の年間収入」の項目では、児童のいる世帯と母子世帯及び父子世帯を比較し、児童のいる世帯を100とした場合の平均収入は、母子世帯で49.2、父子世帯で81.0となっています。このような状況下で、生活のため懸命な努力をし、中にはその努力が結果として健康面での不安を招き、生活をより困難にしている場合もあるようです。美瑛町で暮らすひとり親世帯の生活の安定と向上のために、次の3点について伺います。(1)ひとり親世帯等の相談体制の現状について。(2)旭川市と連携による施策推進の必要性について。(3)健康サポート制度の導入について。質問の相手は町長です。よろしくお願いいたします。

答弁 町長 角和浩幸

11番青田議員よりの2項目にわたる質問について答弁を申し上げます。まず、質問事項1点目でございます。長期的視点でより安定した財政運営を進めるために。健全な財政運営につきましては、健全化判断比率の推移や今後予定されている建設事業計画を踏まえた上で、堅実性と弾力性を備えた財政構造の確立を目指し、中長期的な視点の下、計画的かつ効率的に財政運営を進めるため、美瑛町財政運営計画を策定しております。財政の推計を行うに当たっては、施設の維持管理や改修などの固定的に見込むことができる経費に加えて、社会情勢の変化などにより大きく左右される流動的な経費があるため、10年以上の計画につきましては数値的に現実的なものとならないことから、本計画におきましては向こう6か年という期間での推計を行っております。1点目につきましては、人口は、行政運営を進める上で様々な算定における基礎的数値となっており、人口減少が進むことにより、地方交付税の減少、生産年齢人口の減少による税収入の減少等は避けられず、長期的な視点で考えると町全体の財政規模につきましても縮小せざるを得ない状況が予想されます。一方では、新たな行政需要への対応も余儀なくされていることから、毎年財政運営計画を見直し、現状を把握した上で、将来を見据えた税外収入など新たな財源の創出や確保、事業実施の是非についての検討など、更なる行財政改革を進めていく必要があると考えております。2点目につきましては、水道事業は地方公営企業法に基づき、企業としての経済性を発揮しながら、公共の福祉を増進することが求められており、特別会計である下水道事業におきましても、令和5年度からの地方公営企業法の適用に向けて準備を進めているところです。更新投資財源の確保につきましては、水道事業では平成30年度に「水道事業経営戦略」を策定し、将来の投資及び財源を予測した中で、経営基盤の強化と財政マネジメントの向上を図っているところです。また、下水道事業では、令和元年度に「ストックマネジメント計画」を策定し、将来的に耐用年数に到達する施設等を把握しながら、更新の円滑化を進めているところであり、各事業の財源につきましては、効率的な事業経営を基本とし、補助金や企業債などの有利な財源の確保に努めているところです。今後におきましても、施設管理の最適化や人口動態などの社会情勢の変化を展望しながら、町民の皆さまの生活や事業活動を支える役割を果たしてまいります。以上でございます。質問事項の2点目でございます。ひとり親世帯等の生活の安定と向上のために、答弁申し上げます。本町では、子どもの健やかな育ちと保護者の子育てを社会全体で支援し、安心して子どもを産み育てられる環境づくりのため、子どもの成長過程ごとに切れ目のない子育て支援に努めており、ひとり親家庭等医療費助成を始め、子育てに係る経済的支援による負担軽減を図っております。また、本年度からは、新たにひとり親家庭等生活支援事業を開始したところでもあります。1点目につきましては、子ども・子育て支援室のみならず、保健・保育・教育などの各機関と保護者が気軽に相談できるよう、対面や電話、訪問、オンラインなど様々な方法による相談を行っておりますが、さらに、北海道や旭川市等のひとり親相談機関との連携を図ることで、就労関係等につきましても対応できるよう努めてまいります。2点目につきましては、令和2年度より旭川市を中心市とする上川中部定住自立圏形成協定において、こども緊急さぽねっと事業を展開しており、育児の協力者がいない保護者の方が、一時的に子どもを預けることができる体制を整備しております。今後におきましても、子どもを預かる町内サポーターの養成を推進し、一層サービスが利用しやすくなるよう努めてまいります。3点目につきましては、本町ではひとり親世帯に関わらず、子育て世帯を対象として健康診断や健康相談、精神保健相談等の機会を設けており、個別説明や広報紙による周知を行っているところです。また、保健センターにおける健康相談は、地区担当制により来所だけでなく家庭訪問による相談も実施しております。今後につきましても、ひとり親世帯に対する経済面や健康面での支援を推進することで、生活基盤の安定化を図ってまいります。以上でございます。

質問 11番 青田知史

11番青田でございます。答弁いただきました。また、入るを量りて出ずるを為すの例えって言いますかね、ことからちょっと伺いたいと思います。まず、入るの話になりますが、令和3年度の6月の定例会で、私一般質問で企業版ふるさと納税についてですね、地域再生計画が従来5か年で1,500万円の計画であったということを指摘させていただいて、それで町長に10倍、20倍、もっとですね、大きな目標を持って取り組んではいかがかと。あわせて、基金の設置について質問させていただきまして、町長は取り組むと、お約束いただいたかと思います。それで、私あの定期的にですね、内閣府の地方創生推進事務局の方のそういうホームページ閲覧してるんですけれども、12月に入って閲覧しますとね、驚いたことがあったんですよ。11月26日付で美瑛町の方から第62回の中期財政計画変更の申請が出てまして、それで目標が、目標といいますか、これ寄附金額の目安という表現になるかと思いますが、24億300万円と。10倍、20倍どころか、すごい大胆なですね数字が目標として計画として上げられていると。それでこちらの数字なんですけれども、標準財政規模、税収、地方交付税額、あと臨時財政対策債発行可能額の3つを足して、大体美瑛町の場合、概算で60億円掛ける4か年ということで、その10%ですから、24億円マックスでその計画を出したと、そういう風に理解しているところなんですけれども。こちらを踏まえてですね、町長に伺いたいのが、税外収入など新たな財源の創出や確保ということで答弁いただいてましたが、これ非常に重要な意味を持っている一文かという風に受け止めたんですけれども、まずその将来を見据えた税外収入など新たな財源の創出や確保、この意味合いについてですね、まず伺いたいと思います。(「はい」の声)

答弁 町長 角和浩幸

これまでの青田議員からのご質問のご指摘の中にありますとおりでございまして、これから先、人口減少、なるべく移住定住を図って、人口減少を食い止めようと努力はしていく所存でございますけれども、この先の日本国内全体での人口減少が美瑛町にも及ぶ、その中で、人口が減少しても持続可能な町政運営をしていかなければならないというところを考えた時に、税収だけに、頼みにするということには、縮小傾向になってしまうという認識でおります。一方で、ふるさと納税、これは個人も企業も含めてでございますけれども、今美瑛町だけでなく、自治体につきましては様々な形での個人、企業の方々との協働の取り組みが進んでいるところでございまして、その新しい潮流をうまく捉えて町民税、税収だけではなく、多くの方から美瑛を応援していただけるような状態をつくり、こちらからそれを発信して、共感をしていただき、美瑛町を愛していただける、そのような環境に努めてまいりたいという風に存じているところでございます。(「はい」の声)

質問 11番 青田知史

11番青田でございます。本当に目標金額といいますか目安、あっぱれと言いますかですね、本当にこうマックスまで持っていったという担当課長の方も、話聞いておりまして、本当に賛同したいという風に思っているところです。私も公民連携なくして地方創生なしと、そういう風な認識でおりますので、これから本当にこう頑張ってやっていただきたいというところで、エールを送りたいんですけれども、風呂敷は広げるよりも畳む方が本当に難しいという風に思っております。令和2年度の企業版ふるさと納税の実績が1件で400万円で、令和3年度については、未だその件数はちょっと計上になってないかという風に思っております。それでいくと23億9,900万円ほど足りない、これあくまでもノルマではなくて、目標という言い方ではなくて、目安ということで、見込額ではないという風には承知してるんですけれども、寄附の考え方ですけれども企業版ふるさと納税の取り組み、町長が営業力足りないんではないのかという、そういう町民の方のご指摘、私の耳の方にも入ってきているところがございます。それで今後、長いスパンで、その公民連携と言いますけども、パートナーシップを組んで、長いお付き合いのできるそういう企業様と連携できることを本当に心から期待しているんですけれども、例えば交渉先として、美瑛町の豊かな大地で栽培されたですね、大黄というそういう作物でございます。これ何かといいますと、漢方のお薬の原料になって、世界的な医薬品メーカーが美瑛町から、そういう原材料を使ってですね、それで、有名なお薬を全国的にも販売されてると輸出もしていると。そういう風に、そういう企業さんもございます。また、今ちょっと突飛な話なるかと、宇宙にいますよね、前澤友作さん。私は注目してますけれども、彼なんかは本当にですね、ここ2、3年の間に10億円単位の寄附を様々な自治体にしていると。この10月にも、全国から200件ほど自治体から申請が上がっているようですけれども、前澤友作10億円ふるさと納税と、そういうようなことで、そんなような取り組みといいますかね、事例もございますので、先入観を持ってどうこうということはないと思うんですけど、やはりこう断られて何ぼかもしれないです。本当に色んなところにですねアプローチしていくという姿勢が、やはり必要なんではないのかなと。残りの任期もございますし、この計画、向こう4年、今年度含めたら4年度の計画になるかと思いますけれども、その中で、やはり23億9,900万円は、これ目標じゃありません。ノルマではないかと思いますけども、やはりですね、風呂敷を大きくした以上はきちんと畳んでいっていただきたいと、そういう風に思っているところなんです。それで伺いますが、町長の、前も伺いましたけれどもね、どのようにこの企業版ふるさと納税、その税外収入を増やしていくのか、その辺りのお考えについて伺いたいと思います。(「はい」の声)

答弁 町長 角和浩幸

はい、町長の営業力、セールス足りないぞというご指摘は真摯に受け止めまして、反省もし、また更に営業に努めてまいりたいと考えているところでございます。幾つか様々ご指摘、ご提案を受けながら、ご質問をいただきました。24億円余りというのはノルマではないというご指摘をいただいておりますとおりでございまして、最大規模で受入体制は整えたというところでございます。現状、受け入れるだけの体制を整えて、さて、じゃあこれから打って出ていこうという体制づくりに入っているところでございます。ご指摘、ご存知のとおり、お金だけくださいという制度ではございません。こういう事業に使わせていただきたいので、こういうところに、どうぞご協力をいただきたいという内容になってございますので、まずは、その美瑛町の課題を解決していく、そのために、企業の目線から、ここに対して支出することが企業にとってもメリットがあるという風に思っていただけるような対象事業をうまく組立ててまいりたいなという風に思っております。そちら制度の話でございますけれども、それ以外にももちろん個々の企業に対する個別の交渉、セールスというのは必要であると感じているところでございます。ご指摘いただきましたような衣料品メーカーですとか、最近でも、多くの企業さんから連携ですとか提携のお話を今いただいているところでございます。実現に向けて条件整備等でまだ煮詰まらない面もあるところでございますけれども、まずは今ご提案をいただいている企業さんとのつながりを大事にして、形に変えて実のある連携体制を組めるように努めているところでございます。また、本年度は、丸亀製麺を全国で展開しておりますトリドールホールディングスさんと農協さんとの間で3者の連携協定を結んだところでございます。企業版ふるさと納税という形での、今ご協力はいただいてございませんけれども、しかし、その別の形で企業としてお力をいただくことで今計画を進めさせていただいておりますので、企業版ふるさと納税だけでなく、企業の方々が、町民の皆さまの幸せにつながるような、そういう取り組みも一緒に進めてまいりたいなという風に思っております。前澤氏の取り組み等、私も存じておりまして、これは申し込んだ方が良いのかなと、どうなのかなと、正直悩んだ瞬間もございました。様々な今アイデアが世の中溢れておりますので、臆することなく積極的に取り組んでまいりたいと思っているところでございます。(「はい」の声)

質問 11番 青田知史

11番青田でございます。答弁いただきました。これから企業の連携もそうなんですけど、これまでですね、企業版ふるさと納税協力していただいた企業で、ちょっとこう期間空いて途絶えてるところというのもあるかと思います。医療法人でですね、やはり何年か続けて寄附いただいてるっていうところもあって、その時お礼を言って、その後そのままっていう風になるっていうのも本当に残念なことでございますのでね。ですからその辺りのところもフォローしていくというのも、やはり営業のセンスということでいったら必要なのかなという風に考えているところでございます。それでは、次の質問に移ります。先ほど私の質問の中で長期的視野における地方公共団体の財政運営に関する基本原則という言い方をさせていただきました。これ私勝手に言ってることではなくて、長期的視野というのはこれどこに書いてたかというと、財政担当者のバイブルと言われてるのは、地方財政法逐条解説というそういう本がございます。先達て私ちょっと道議会の方の図書室行ってですね、こちらの方また閲覧してきて、色々こう勉強してきたんですけれども、やはり長期ということの定義ということでいうと、ビジネスの世界では大体短期で1年、中期となると5年から6年、そして長期となるやっぱり10年というそういうスパンというか考え方なるかと、捉え方ができるかと思います。それで、ちょっと危惧しているのが、町長も過去、議員の時に、将来的な展望ということで一般質問で、されてた時に、10年後、20年後のそういう施策についてはどうするんだと、町長のお考えの中に、10年後のそういうまちづくりのそういう財政については時の町長が考えるべきなのか。そういう風なことを考えてるのかなと危惧してるところはあるんですけれども、10年後に向けて各種指標ですとか、基金の残高についての目標、目安を持つこと私必要なんじゃないかなという風に考えております。例えば財政調整基金は現状5億5,200万円あるかと思います。財政再生基準を目安として、市町村の場合は10%から15%という風に言われておりますので標準財政規模が60億円としたら大体6億円から9億円と。合わせて、公共施設等建設基金っていうのがそういう基金ございますけれども、今後必要となる公共施設のインフラ等も含めての更新費用については、基金としては例えば、減価償却累計額の10%を目安にして確保しておくのが望ましいと。これ構想日本というシンクタンクの指摘なんですけれども、そうなると、本町の減価償却累計額は627億3,800万円ということですから、そのうちの10%で60億円という風になるかと思います。これができるかどうかは別なんですけれども、そういうような長期的に考えていかなきゃならない課題というのがあるかと思います。これは共通認識されているかと思うんですけれども、今後、更なる行財政改革を先ほど述べられておりましたが、利益剰余金がこれまでどおり、将来的にも見込まれて、基金として積立てていくことができるとお思いかどうか、まずこの辺りについて伺いたいと思います。(「はい」の声)

答弁 町長 角和浩幸

まず先の質問でふるさと納税の過去の協力企業さんへのフォローということで、私もここ大事だと思っておりまして過去にもいただいた方々、企業さんに対して、お礼を改めて言って、また協力を求めていきたいなという風に私も考えていたところでございます。さて、基金のお話でございます。長期的な視野に立って財政運営をしていくというのは当然のことでございまして、そのためにも今回の公共施設等総合管理計画が策定された訳でございまして、今後長期的な視野に立った町の負担がどのぐらいかかってくるのかという具体的な数字が明らかになったところでございます。この数字を基に、また、先ほど答弁申し上げましたけれども、余りにも長期の目的、目標の中では時代の流れの中で左右される面がありますので、6年の短期の計画を共に策定をし、長期短期の両方の視点から、財政運営をきっちり進めていくという考えでこれからも取り組んでまいりたいと考えております。基金につきましては、これまでも、議会の皆さまにご答弁をさせていただいておりますとおり、町全体の中の基金といたしまして1年間の交付税に相当する45億円前後になろうかと思いますけれども、そのぐらいの額、基金残高が一つの目安になっていると考えているところでございます。ただ、その中で、今回の新型コロナウイルスのような突発的な事案もございます。基金の中で町民生活を守るという、そういう働きもございますので、大きな突発的な事案に対して支出がされてしまう、そのことによって目減りしていくという側面というのは否めないところでございます。46億円、45億円規模、40億円規模の基金残高というのは常に念頭に置きながら、ご質問いただきました、更に詰めるのかということにつきましては、きっちりした財政運営をした上で、少しでも積んでいきたいという気持ちは持ってございます。ただ、余りにも基金が集まり過ぎますと、それだけの基準財政需要額との見合いがどうなんだという議論にもなってきますし、国においてもそういう議論が出ている面もございますので、その辺りも踏まえながら、しかし基金がなければ安定した運営はできませんので、基金の重要性というものを認識を持って、今後も財政運営に当たってまいりたいと考えております。(「はい」の声)

質問 11番 青田知史

11番青田でございます。答弁いただきました。ここに、ホームページでも閲覧できるんですけども、美瑛町財務書類という新公会計基準のそういう決算書類があります。美瑛町の財政運営計画の指定の中には、この新公会計基準のその指標だとかっていうのが、ちょっとまだ反映されていない。これが今、施行期間といいますかね、経過措置の間のあれかもしれないんですけれども、やはり新公会計基準、今回では設問せず、今後一般質問で取り上げるかもしれませんけれども、やはり予算、決算含めてですね、新公会計の考え方、取り入れていく必要もあるのではないのかなっていう風に認識しているんですけれども、やはりこういうようなことで単年度会計と企業のですね会計、やはり違う部分があります。やはりその資産と負債をきちんと把握できるだとか、減価償却を把握できる、そういうようなメリットがこの新公会計基準の中にはあるかと思いますけれども、やはりそういうような視点取り入れていくことで、長期的な視点の中で、やはりこう財政運営、必要かと思うんですけども、この辺りについてはどうお考えか伺います。(「はい」の声)

答弁 町長 角和浩幸

はい、ご指摘の新公会計基準の指標の報告書、当然私も読んでございますけれども、やはりこれから自治体経営という言葉、もう大分使われておりますけれども、やはり経営感覚を持った運営をしていかないと、立ち行かなくなっていくというのが大きな前提にあろうかと思います。これまでの歳入、歳出のそれぞれのあり方だけではない、様々な要素も加わってくる時代となっておりますので、新公会計の基準、また経営感覚を持っての財政運営ということについては重要であると考えておりますし、そのように努めてまいりたいと考えているところでございます。(「はい」の声)

質問 11番 青田知史

答弁いただきました。それでは2問目に移ります。11月にですね、京都女子大学、町長ご存知かもしれませんけれども、竹安栄子先生という学長さんの講演を聞くことが、オンラインですけどもありました。ジェンダー平等についてというそういう講演ですね。ただ、その時でやはり、ひとり親世帯のそういう全国的な、そういう何て言うんですかね、調査に基づく状況、そういうのも学んだものですから、ですから今回質問に取上げております。また、11月1日の基準日になってました全国のひとり親世帯等の調査と、そういうのもあったものですから、担当課に伺って、色々と勉強させてもらいました。それで、今回答弁いただいた中でですね、旭川市、道との連携というようなことで、これ伺いたいのが、旭川市の方、美瑛町のホームページも出てます、母子家庭等就業自立支援センターという、そういうのがございます。そのセンターを町民も利用できると。これ道の委託事業でですね旭川社会福祉協議会が運営しているということになるんですけれども、美瑛町から相談をされている方もいるようです。それで町長に伺いたいのが、このセンターの相談件数であるとか、相談の内容、共有含めて、個人情報等いろいろあるので難しい部分もあるかと思うんですけれども、連携努めていくという答弁いただいたものですから、これまでその連携状況といいますか、どのような情報の共有だとかそういうのがあったのかどうか、また、できていなかったのかどうか、お答えいただきたいと思います。

答弁 町長 角和浩幸

失礼いたしました。ご指摘の旭川市のセンターとのつながりでございますけれども、これまでのところ、町としての連携の実績はございません。今後、旭川市との広域の中のつながりで連携を図ってまいりたいと思っております。(「はい」の声)

質問 11番 青田知史

答弁いただきました。やはり連携、美瑛町でもしかしたら相談しづらいということもあったと思いますし、美瑛町からつないでる、だけど向こうからのフィードバックがないっていうのはちょっと聞こえてきたものですから、その辺りは課題なのかなっていう風に思っております。私も定例会の中で、重層的相談支援体制の構築ということで話させてもらったんですけれども、やはりそれ今回、第2次の地域福祉計画の中に盛り込んでいただいて、評価したいと思うんですが、やはりこう美瑛町だけで全部フルセットでできるかっていったらそうでもないと思うんです。やはりそういうハローワーク系の労務の方だとか、そういうことなると難しい部分もあるかと思いますし、法律的な相談でやっぱり養育費の問題ですとか、慰謝料についてどうするんだっていうところいったら、こういうセンターが有効に使っていただくのが大事だと思うんですけれども、やはりその辺、連携していくことが本当にますます必要になっていくということなので、これはしっかりと取り組んでいただきたいと思います。それで、2番目の連携の話になるんですけども、答弁の中で、上川中部こども緊急さぽねっとをやっていますということで、答弁いただいてます。子育てはですね、やはりこう、あの、私、ちょうど今高校生、今朝も学校送っていってあれなんですけども、中々やっぱり子育て大変な部分もあります。それで、緊急さぽねっとの対象年齢というのが、町長ご存知だと思いますけど、やっぱり0歳から小学校6年生までなんですね。ただその後、中学校、高校と、やはり成長していく、その中でやっぱり進路のことも悩みます。それとあと学費のことも悩みます。私あの、旭川の私学のですね評議員やってまして、保護者会の役員もここ数年やってるんですけど、やっぱり色んな悩み聞くことあります。その中で、中学から高校にかけてのそういうサポートというのはやっぱり本当に大事になってくると思うんですよ。ですから答弁の中で、旭川市との連携、緊急さぽねっとやってますって言っても、それやってるのは良いんだけれども、6年生までなんですね町長。だから中学校、高校のその連携をどういう風に考えるのか、そこがやっぱり大事なんじゃないかと思うんですよ。その辺りについて連携のですね、あり方についてどうお考えか伺いたいと思います。(「はい」の声)

答弁 町長 角和浩幸

旭川のまず就業支援センターとの連携については、ご指摘を受けまして今後きっちりと進めさせていただきたいと思っております。ただ、相談の窓口、もちろん美瑛町内でも子ども・子育て支援室のみならず、関係機関で様々な立場、様々な面でのそれぞれに応じた相談体制は整えているところでございますので、ぜひ美瑛町内でもご相談いただきたいなと思います。議員からご指摘いただいたように地元、町内だと相談しづらいという面があるというご指摘もございましたので、よりプライバシーも保たれて、相談をしていただきやすい、そういう体制を町内でまず整えていくということも力を入れて進めてまいりたいなという風に感じているところでございます。また、さぽねっとの対象年齢につきましては、これ旭川市との連携事業でございますので美瑛町だけでどうこうできるものでもなくて協議内容になっていこうと思っているところでございます。一定のその病児保育的な病気で急遽、ちょっと子どもの面倒見てもらいたいというような時にサポートしてもらえるような制度でございますけれども、その面だけでいきましたら、小学校6年までで大丈夫かな、中学生であれば、お一人で家庭でいても、大丈夫なのかなという思いもございますけれども、それは病気、突発的な発熱とかの対象でございまして、恐らく議員おっしゃっていただいてますのは、それを含めた、小学校から中学校に上がる時の様々な課題、今指摘されているところでございますので、緊急さぽねっと事業のみならず、教育も含めた様々な面からのご支援が必要であるというご指摘だと思いますので、その観点からも、色々検討させていただきたいと思います。さぽねっと事業の中で、美瑛町から、こういうような議会のお話もございましたのでということで、改善についてお話はさせていただきたいという風に考えてございます。(「はい」の声)

質問 11番 青田知史

11番青田でございます。ごめんなさい、ちょっと言い方良くなかったかもしれない。さぽねっと事業はそのままで良いと思うんです私。ただ、やはりこの母子、今回のですね、母子家庭等就業自立支援センターのような相談機関、それを連携してやるべきではないのかということをですね、お願いしたいというところがございます。ある同期の先生にちょっと相談したんですけどもね、これやはり道の事業ということで、宗谷、留萌、上川全部含めての委託事業になってるということがあります。それで、町長10月に当麻町でだと思いますけれども、1市8町のトップの会議があった時に、旭川市でやっぱりその経済も産業も文化も、様々な分野で、福祉含めて、汗かきますという風に、新しい市長言ったかと思うんですけれども、やはりこう連携中枢都市圏の中に、こういうようなひとり親世帯のですね、さぽねっとと同じように、相談事業を連携してやっていくことができないのかなという風に私は考えているところなんです。ですから、やはりこう、そういうようなところで言ったら、今回ちょっと話ずれますけれども、連携中枢都市圏の飛行場も大事です。新幹線も大事です。動物の愛護も大事です。ただ、やはり困っている世帯、ひとり親世帯の貧困のこと、やはり過去も議会で一生懸命取上げた議員の先輩がおりました。やはり13.5%というその子どもの貧困率、それがひとり親になると更に47.8%まで上昇してしまうと。やはりそれは看過できないそういう地域の事情なんじゃないかと。過去の議会においては、ひとり親世帯の親御さんが住民税を滞納して預金の差押えになったと。そういうような事案も報告をされていました。町長が議員の時の話だと思います。そういうようなところも事案として身近にあるということであれば、やはりこういう母子支援センターのような相談機関を連携中枢都市圏の事業の一つとしてやってはどうかと、町長の方からぜひですね旭川市の方にきちんと申し入れをしていただいて、来年度は実現難しいかと思いますけども、やはりその地域の実情をですね、共に考えて、win-winの関係を構築していくと。それがひいては圏域の私、経済成長に結びついてくるんじゃないかなという風に考えているところでございます。それで、最後の質問になりますけれども、健康サポートという風には書かせていただきました。ただ、先ほどの予算の話もありますので、ちょっと切り込みたいところではあるんですけれども、美瑛町のひとり親世帯のですね、何て言うんですか、通院の補助、これ上川であるとか愛別は通院含めて医療費の補助がなっているかと思うんですけど、美瑛町の場合は入院までという風に限定と言いますか、これ道の交付があるものですから、単費でやるしかない、そういうような事業のようです。それで、近隣でいうと上川、愛別については、ひとり親世帯の通院費についても医療費の補助があると。それで、先ほど町長も企業版ふるさと納税の答弁の中で話してましたけどもね、これ、中には企業がそういうひとり親世帯の企業のCSRということでバックアップといいますか、サポートする、そういうような自治体、サポートしている自治体もございます。ですから、そのようなところでですね、先ほどの企業版ふるさと納税、単費で使うのが難しいのであれば、やはりそのようなことも考えていく必要があるのかなと。おおよそですけれども、年間100万円の予算でこの医療費のそういう支援といいますかね、通院費の補助ができるんじゃないかと、そういう風な試算もあるようですが、今年度、今、予算編成のまっしぐらの中ではありますけれども、来年度難しいかもしれませんけれどもね、そういう通院費の補助については、ぜひですね、ご検討いただきたいっていう風に思ってるところなんですけども、お考えをお聞かせください。(「はい」の声)

答弁 町長 角和浩幸

前段の相談体制の充実につきましては、先ほど申しましたけど美瑛町の子ども・子育て支援室のところの機能をより使っていただきやすくしてまいるところに力を注ぎたいと思います。また、でも、それだけではなくて、中枢連携都市の広域行政の中で果たされる、だからこそできるという役割もあろうかと思いますので、連携中枢都市の取り組み、町村側から提案することもできますので、今後、旭川市さんと協議をする中で、広域の中での取り組みできないかというご相談をさせていただきたいなという風に感じているところでございます。そして、入院費のところでございます。ご指摘をいただいたように、財源のところの部分もございまして今回こういうような措置にさせていただいておりますけれども、町民の皆さんにとりまして病気、けが、健康というのは生活の根本の大切な部分でございますので、この入院費をお支えすることによって、より豊かな町民生活が営まれることにつながるということであれば、もちろん講じてまいりたいなと考えております。まずは、どのようなニーズがあり、どの程度の方々が必要とされているかとか、実態も調べてみないとなりませんので、今ご指摘のとおり、予算編成の真っ最中でございますので、この予算編成の議論の中で、検討させていただきたいなと考えているところでございます。(「はい」の声)

質問 11番 青田知史

町長、入院費は良いんです。入院費はオーケーなんです、通院なんです。(「はい」の声)

答弁 町長 角和浩幸

あの、言い間違えです。入院ではなくて通院費の方、通院費と訂正をさせていただきます。通院費の重要性も認識しておりますので、ただいまの行っております予算編成の中で、それぞれの町民の方のニーズやお気持ちなども調査をさせていただいて検討させていただきたいと考えているところでございます。

出典:美瑛町議会 令和3年第6回定例会 2021年12月16日 議事録 PDF(10ページ) 間違いを知らせる