美瑛町議会 平成29年第8回定例会 2017年12月14日
(1)フリーロード入り口の名称について/(2)商店街の活性化に対する町の基本方針について
2017年12月14日、美瑛町議会の一般質問で、中村倶和議員が「フリーロード入り口の名称について」「商店街の活性化に対する町の基本方針について」について質問し、町長 浜田哲が答弁しました。
- 質問者
- 中村倶和 議員
- 答弁者
- 町長 浜田哲
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。
質問 2番 中村倶和
はい、2番中村倶和です。質問方式、時間制限方式。質問事項を申し上げます。2つ質問事項はありますけども、まず1番、フリーロード入り口の名称について質問いたします。質問の要旨、鉄道の線路を跨ぐフリーロードは、鉄道やバスを利用するお客、買い物や通勤・通学する町民にとって大事な通路となっております。しかし、フリーロードの東西の入り口には、その入り口の名称がありません。それぞれの入り口には、渡った先の町名だけが表示してあるのです。つまり、商店街側の入り口には「大町・北町方面」、また、大町・北町側の入り口には「本町・中町方面」と表示されています。これでは旅行者ばかりか町民にとっても大町・北町側の入り口の存在そのものが希薄となり、ましてやバス利用の意識も遠ざかってしまいます。フリーロードが建設開通したのは平成14年春です。以来、この名称なしが15年間放置されてきたのです。両入り口の名称は、観光にとっても大きな意義があると考えます。早急に広く協議して両入り口の名称を決定し、表示すべきではありませんか。伺います。質問の相手、町長です。2番目、商店街の活性化に対する町の基本方針について伺います。市街地の商店街の店舗が、毎年複数閉店し、町民は単に商店街が寂しくなるだけでなく、街の将来と暮らしに大きな得体の知れない不安を感じています。閉店に至る原因はいくつかあるでしょう。町や商工会をはじめ各店舗さんは、これまでにさまざまな工夫と努力をしてきたと思っております。基本的には、各店舗さんの自助努力が一層求められるのは自明です。しかし、それをはるかに上回る大きな経済環境の変化が、この街にも作用していることは明らかです。人口減少は歯どめがかからず経営者が、他の道を探ったり、あるいは町から転出していこうかと迷いを抱えていると感じています。こうした危機に対し、今こそ有効な手を打たなければなりません。自助努力は民間企業の基本的な姿勢として当然ではありますが、自助努力の掛け声だけでは、商店街ばかりか、町の将来に向けて明るい未来は見えてきません。第5次美瑛町まちづくり総合計画が、去年発表されました。この中で、商工業の現状として後継者不足、高齢化、購買力の流出などが指摘され、ハードの課題としては花壇整備、特産品開発と動線の整備などが挙げられ、また、ソフトの課題としては経営の安定化、経営改善の支援対策強化や経営能力の整備を挙げています。しかし依然として、状況は改善されてきたとはいえません。町長は、こうした商店街の現状に対してどのような対策をお考えか伺います。質問の相手は町長です。以上、よろしくお願いします。
答弁 町長 浜田哲(町長は2019年3月まで)
2番中村議員よりの一般質問2点について、答弁を申し上げます。よろしくお願いいたします。まずは質問事項の1、フリーロード入り口の名称についてであります。JR線を横断する歩道橋につきましては、鉄西土地区画整理事業で平成11年度から平成13年度の3カ年で総額5億円を投じて、バリアフリー化による段差のない床や手すり、車椅子や自転車の通行にも利用できるエレベーターを備え、平成14年4月に共用を開始しました。本路線は、鉄西地区と本通地区の人の往来を円滑にすることにより、地区一体の共生を目指しています。また、歩道としての機能を保ちつつ、一部を町民の公共・公益的な活動等にも使用して有効活用を図ることも考えられますが、当初から消防法上、専用歩道以外の使用を想定した整備をしていなかったことから、継続しての使用ではなく、臨時のイベント的な限られた占用基準となっています。歩道橋完成の前年度には、名称を一般公募し、「丘のまちフリーロード」に決定したところでありますが、今後さらに町民や本町を訪れる皆さまに親しまれるよう西口広場への出入口と駅前広場への出入口の名称なども検討したいと考えるところであります。続きまして、2点目の商店街の活性化に対する町の基本方針についてであります。全国的に商店街を取り巻く環境は、個人消費の伸び悩みと、急速な消費者ニーズの変化、低価格志向の増大、大型店・専門店の出店増加、インターネット販売等の購買機会の多様化などにより、大変厳しい状況にあります。加えて、規制緩和の実施、道路交通体系の拡充、都市構造自体の変化などが、地域商店街や中小小売店にも大きな影響を与えています。美瑛町も例外ではなく、ここ数年前から議員ご指摘のとおり、高齢化、後継者不足等により店を閉める事業者が出てきていることは、重要な課題と捉えています。商店街の活性化対策につきましては、各店舗の事業継続及び商店街の活性化を目的として、設備更新や改修工事における費用の一部助成、空き家バンク情報制度などによる情報発信の強化、空き店舗を利用した際の改修費の補助など、商工会や関係機関と連携し、起業の促進や事業継承、空き店舗を活用した再活性化に向けた施策を一体的に取り進めており、店舗看板・外壁の改修によるイメージアップや多様な顧客に対応した店舗内の改修などが行われ、顧客の増加につながっているところでもあります。あわせて、町では、町商工会で取り組んでいるプレミアム付き商品券発行事業に対する支援を平成21年より行っており、商店街の売り上げの向上や新規顧客の増加など、多くの波及効果が生まれているところであります。また、町内金融機関と連携し、中小企業者の金融の円滑化と正常化を図ることを目的として、特別融資貸付制度による中小企業者に対する円滑な経営支援策についても、持続的に取り組んでいるところであります。今後におきましても、経済状況を確認しながら、地域内の経済循環を構築する取り組みや、より一層の商店街の空き店舗の再活用に対する支援策を講じるとともに、引き続き経営支援や起業支援に努め、商店街の活性化に取り組んでまいりたいと考えています。以上であります。(「はい」の声)
質問 2番 中村倶和
はい、中村です。まず、フリーロード入り口の名称についてのご質問をいたします。町長はただ今のお答えの中でですね、西口広場、それから駅前広場という言葉を使われましたので、私はこの仮の名称として、私も使わせてもらいます。そこで、駅前広場と西口広場にはバス停がありますね。町営スクールバスと、それから富良野バスですね。これはともにバス停の中にはどういうふうに書いてあるかというと、「美瑛駅」と書いてあるんですね。両方とも「美瑛駅」なんです。だからこれではね、区別がつかないんですね。初めてバスを利用するお客さま、それから町外から来るお客さま、戸惑うと思いますね。あれ、こんなところが美瑛町かなと。誰もいないじゃないかと。こういう状態がですね、15年間、放置されてきたと。私は単に名称がなかったというだけではなくてですね、こういう町長の先ほどの答弁で、これは課題だというふうな認識があるからこそ検討するというお答えだったと思いますね。こういう課題が15年間放置されてきたと。私は、これはやっぱり大きな問題だと思いますね。2つ目の問題として、美瑛町は農業と観光の町ですね。観光の面としても、今、申し上げたとおり、フリーロードの入り口の名称、これはやはり町外町内、それから町民にとってもですね、早急に検討する必要があると。町長は先ほどのお答えの中で、検討したいと申されました。だけど、これはまだ、私はね、早急にやっぱりやる必要があると。15年間放置してきたっていう、やっぱりそういう、これはね、町長だけの責任ではないと思います。町民もやはりそのことについて発信してこなかったという責任もあると思います。だけどやはり、これは決めるのはやっぱり、町長がやっぱり先導してやらなくちゃいけない問題であってですね、やっぱり関係者と広く協議して、広く協議して、明日やれというわけではありませんけどもね、少なくとも来年の春頃には形が見えるような協議を進めて、決定すべきではないかなと思うんですけども、町長のご認識を伺います。(「はい」の声)
答弁 町長 浜田哲(町長は2019年3月まで)
中村議員さんから、フリーロードの名称についての再質問をいただきました。当時のことを私もいろいろこう思い出しているんでありますけども、この歩道橋ができるときにですね、駅側と、それから鉄西側と、そういう言い方で事業等をやってきてですね、住民の方との協議の中でも、住んでいる方にとってはですね、ほとんどなんていうか、迷いがないみたいな、そういう状況であって、そういうことで、例えば東口だとか西口とかそういう名前が付かなかったのかなと。今、そんなふうには思っていますけども、議員ご指摘のとおりですね、今、観光客の方も多く来ていますし、美瑛のことには馴染みのない方もたくさんおられますから、バスを待つのに駅で待てと言われてどっちで待っていいかわからないような、そういう部分についてはやはり町づくりの中で訂正すべきことは訂正すべきだというふうに思いますので、早急に名前を付けるべく、町長としても担当に指示を出しているところであり、どういう名前がいいのかも含めてですね、検討させていただきたいというふうに思っています。(「はい」の声)
質問 2番 中村倶和
はい。今後に期待いたします。それで2番目の問題に、商店街の活性化について伺います。私がですね、26年前にこの町に定住することにいたしました。その頃、その前後ですけどもね、その当時は全国から若い人たちが、もうわんさと、たくさん大勢町を訪れて、町が熱気にあふれておりました。そういうことを思い出します。その当時の人口はですね、調べてみますと、1万2600人程度。今現在1万217人ですから、10月末現在で。ですから、約8割なんですね。ところがですね、商店街の販売高を調べてみました。これは経済産業省の商業統計があります。これによると、美瑛町の商業の販売額、1997年をピークにして、現在は約5割に落ち込んでいると。これ、経済産業省が発表しています。非常な落ち込みで、ショックであります。こういう現状に対してですね、町長のご認識を伺います。(「はい」の声)
答弁 町長 浜田哲(町長は2019年3月まで)
今、数字を具体的に挙げて質問いただきました。私もちょっとその数字、つかまえていないものですから、後ほどまたいろいろと勉強させていただきたいと思いますが、議員も先ほどのご質問でもご理解されているかなと思っていますけども、やはりその商業という部分、それぞれの地域地域で作られてきた商店街なり商売をされるそういう店舗を取り巻く環境が、もう大きくやはり変わってきているということは、非常に大きなことだというふうに思っています。改めてそんなことを認識しています。そんな面からしますとですね、美瑛町の商店街は今もですね、商工会の親会から女性部、そして青年部といった組織も残っていますし、それから商協なども美瑛町で残って活躍していただいています。商店街の方々が本当に頑張ってくれて、美瑛町の区画整理事業なんかも率先してやってくれましたし、そういう部分では頑張ってこれまで来ていただいたんだなというふうに強く思っているところであります。しかし一方で、商店街を取り巻く環境は非常に大きな変化をしており、その部分についての今後のまちづくりの中での商店街を維持する上での政策、手法というものが、やはり求められているというふうに判断をしています。この部分について、関係機関なり、私自身もいろんな情報を取りながら、商店街が今後どうあるべきかということ、どういうふうに維持できるかというようなことを協議し、現実に取り組みを進めていければというふうに思っています。(「はい」の声)
質問 2番 中村倶和
はい、2番中村です。それではですね、美瑛町とこの隣の2つの町、これは北海道の中央に位置して、飛行場も、空港も近いと。札幌までもほどほどの距離があると。交通の便に大変恵まれている。しかも、山岳風景は抜群であります。こういう同じような条件にあるこの3つの町の中でですね、美瑛町だけが人口減少していると。これは町長の耳の痛いところであろうかと思いますけども、あえて私は申し上げます。これはですね、簡単に原因は言うことはできないと思います。非常に複雑な問題が絡んでいると思いますけども、町長のそういったこの原因ですね。美瑛町の人口減少の原因。この2つの町と比べての原因。これはどのように認識しているでしょうか。伺います。(「はい」の声)
答弁 町長 浜田哲(町長は2019年3月まで)
東川、東神楽といったところを指しているんじゃないかと思いますけども、この辺は議員が、町長、その辺が、答えるのが難しいかというふうに言われますけど、この辺はもう非常に明確にお話しをできるというふうに思っています。まちづくりにおいてですね、旭川という大きな核の地域がありますが、この核の周りにある町村で、やはり、それぞれ差が出ているわけであります。人口減少なり人口が増えるなりという部分があります。これはですね、地勢的な部分がもうほとんど大きな役割を果たしていて、これまでも、私も美瑛に長く住んでいて、旭川、旭川の場所がですね、西神楽地域、それから千代ヶ岡地域というのが、あとで合併した地域でもあります。そういう面からすると、美瑛はですね、旭川とは接していますけども、昔からの商業なり、それからまちづくりなり、もう距離感は他の2町とはまったく違うものがあります。そういう面では地勢的な部分がまず大きく、その地勢的なものによって歴史的な枠組みが作られてきて、美瑛町としては美瑛町のまちづくりを今、進めていく、そういう条件下にあるんだということ認識して、まちづくりを進めているところでありますから、この減少の部分をですね、何か私が耳が痛いのかと言われますと、私は耳が痛いというふうには思っていませんので、そこはご理解いただきたいというふうに思っています。(「はい」の声)
質問 2番 中村倶和
はい、中村です。そこでですね、町は人口ビジョンを去年1月に発表しました。その中でですね、将来人口の推計において影響因子が2つ指摘されていますね。1つは自然増減、それからもう1つは社会増減ですね、この2つの因子。美瑛町の場合ですね、社会増減の因子としてどの程度の強さがあるかというと、これは「中程度」と指摘されていますね。社会的増減の大きな因子としては何なのか。これは、若年層がこの町から出ていくことだと、こういうふうに指摘されていますね。実際、統計もそういうふうになっておりますから。結局ですね、この若年層が出ていくということと商店街の衰退ということは、これは表裏一体の関係にあるんではないかなと思うんですけども、町長のご認識を伺います。(「はい」の声)
答弁 町長 浜田哲(町長は2019年3月まで)
商工業の衰退という部分の要素は要素としてあるわけでありますから、それは先ほども申し上げておりますとおり、いろんな面での環境変化の要素があるということ。例えば、大規模な流通が多く生まれてきたり、車社会になって、今まで美瑛町の町民の方々が美瑛町の商店街で用を済ませて商品を購入したのが、もうどんどん、そういった境がなくなっていろいろなところで買えるようになってきた、また、ネット等での購入もできるという部分では、利便性なり、いろんなこう、幅広い購買する消費者の方々の選択ができるようになったと。そういう中での商店街のあり方の見直しが進んでいるということであります。ですから、若者が離れるということと商店街の衰退と、直接イコールの形で結ぶことはできませんけども、若者が多く美瑛町に残って頑張っていくということも、まちづくり、商店街の発展、まちづくりには重要な案件だというふうに認識をしています。(「はい」の声)
質問 2番 中村倶和
はい。若年層の町外流出、主に旭川、流出先が旭川というふうなデータが出ております。私は、朝ですね、美瑛町の美瑛駅で待機しておりましたけども、そこから朝8時20分頃ですか、生徒たちが随分降りてきます。先ほどのデータには、質問の中にありましたように、96人ですか、町外からやってくると、子どもたちがですね、高校生が。その人たちは、結局は、美瑛町のやはりそういう高校生に対する支援、これがやはり形になって現れている、良い例ではないかなと思うんですね。だから、若年層が高校を出て、卒業した後、他に行くっていうことはですね、何らかの施策があれば、これは食い止められるのではないかなという予感がいたします。例えばですね、就職先、そういう受け皿があればですね、魅力的な受け皿があれば、そこに就職するっていうことだって、いろんな形はありましょう、農業も一つのそうですけどね。そういうことを感じるんですけども、町長はそういう受け皿についてですね、どのようなお考えをお持ちでしょうか、伺います。(「はい」の声)
答弁 町長 浜田哲(町長は2019年3月まで)
若い人が、例えば高校を卒業して就職するというようなことを、町内で就職していただければなという強い思いも持っていますし、企業の関係者の方々にもぜひ町内から雇用というようなことで、美瑛高校さんあたりにもそういった求人の話をさせていただいているところでありますけども、意外な答えが返ってきていまして、求人に行っても答えてくれないと。1つは、学校がそういった部分の準備がなかなかできていなくて、求人するんだけど、町内の求人と他の地域からの求人とまったく同じように扱ってというようなことを言われました。それからもう1つはですね、子どもたちがやはりですね、就職するのであれば、やっぱり町のいろんな賑わいのあるところで就職したいという思いがあるようで、求人をしてもかからなかったと。美瑛高から就職する子どもたちが何人か、1人、2人という数では入ったんですけども、もっと求人をしても来なかったと。建設業界なんかも非常に人材不足で、厳しい思いをしているというような状況であります。そんな面からすると、若い人がそのまま地域に残って就職するかどうかというような部分も、これ、どういう要素を揃えれば、我々が望むようなことになるかというような部分を、もっともっとですね、いろいろと探求する必要があるんじゃないかというふうに思っています。ただ我々としては、農家の方々もそうですけども、Iターン、Uターン、Jターンの方々もいますけども、一度やはり都会とかに行ってですね、地方の良さだとか、そういったことを認識される方もいますし、今、都会生まれの方も地方に行って活動したいと、生きていきたい、人生を作っていきたいというような方もおりますので、そういった部分、若い人たちが美瑛町で活動するという部分でも、幅広い考え方で対応していかないと、美瑛町で育った子どもが一生、人生を美瑛町だということも、なかなか簡単にはそういう論理にはならないというふうに思っていますので、我々としてもこの時代の中で、幅広く若い人たちを受け入れるような対策を打ってきた。そのためにも、ちょっと話が違う方に行きますけど、農業研修施設ですとか、そういった取り組み等を進めていますし、商工業の関係では、新しく移住してくる方が商売する方々に対して支援制度を作っていますし、商工会でもかなり今、活用し始めてくれて実績も出していってくれていますので、移住・定住というような部分についても、さらにまた取り組みを続けていきたいというふうに考えているところであります。(「はい」の声)
質問 2番 中村倶和
中村です。先ほど、町長のお答えの中でですね、最初のお答えの中で、町がいろいろな活性化に向けて施策を行っていると。それは承知しております。各店舗の事業継続ですね。それから設備更新、それから改修工事に対する費用ですね。その他いろいろ行っていることは承知しております。私はですね、こういう施策っていうのは、今日やったから明日成果が出るというものではないと思っております。それは承知しております。しかし、そういった施策、今やっている施策は、今後も続けていく必要があると思っております。わかりやすく言えばですね、今、外堀を埋めている段階であると、私はそういうふうに認識しております。戦ではないんですけどもね。外堀、それから内堀、それから本丸というふうになると思うんですけども、私はですね、商店街の活性化のやはり核心というのがあると思うんですよ。これをなくして、いくら外堀、内堀を攻めてもですね、最後は結果が得られないということになると思うんです。そこでですね、商店街の活性化の基本はですね、私なりに申し上げますけども、各店舗の、商店の魅力を作り、そして高める、磨いていくということに尽きるんだと思うんですね。ただ、商品を店舗に並べるだけでは上手くいかないと思います。商店街の生き方として具体的にざっくり言いますと、3つに絞りました。1つはですね、店舗の清潔感、それから雰囲気。これをですね、北海道ではなかなか、これはそういう雰囲気、特に雰囲気というのはなかなか認識っていうか、感覚っていうのか、なかなかそういうことは歴史が浅いものですからね。なかなか理解されないのかなと思っている部分があります。だけど、やはり清潔感、ガラスをぴかぴかに磨くとかですね、それから雰囲気、その中の飾り付けだとか、商店、スタッフの雰囲気ももちろんそうです。それから2番目にですね、商品に対する多面的な知識、これは言うまでもありません。問屋から卸されてきてですね、これ、何ですかと言われても、わかりませんと言っているんじゃ、これは終わりですよね。それから3番目、これ、お客様に対する感謝する気持ち、心と、お客さまを満足させる知恵と努力です。これは活性化の本丸と見ています。こうしたことがですね、全国のデパートでは常識です。毎日、これに向かって切磋琢磨していくわけです。まちづくり総合計画の中でですね、商工業の基本施策の中では、こうした課題に対する具体的な取り組みが謳われておりません。これは総合計画ですから、無理もない部分もあります。しかし、先ほどのお答えの中にあった、町長のお答えの中にあっても、こういう本丸に対する支援、これが謳われておりませんね。無論、自助努力は言うまでもありません。商店のね。だけど、この自助努力をですね、支援する仕組み、取り組み、仕組みが必要ではないかなと思うわけです。町長に認識を伺います。(「はい」の声)
答弁 町長 浜田哲(町長は2019年3月まで)
商店街の活性化論、論議ということになりますけども、議員ご指摘いただいた3点については当然、重要な案件だというふうに思います。それはですね、その件はですね、商工会さんでも認識をしていまして、日頃からいろんな商工会さんと重ねる会合の中では、担当の方からも商工会さんの事務局の方からも、今のようなお話を実現していこうということで取り組みをしているところであります。しかし、私自身の認識としてはですね、今の議員のご指摘ではまだ企業努力の範囲の中で収まる問題だというふうに思っています。私はやはり本丸というのは、我々が消費者を呼べる地域になれるかどうかだと、もうそういうふうに思っています。つまり、町内の消費者の方々が町内の商店離れをする中で、これはそれを食い止めるという1つの手法もありますけども、もう1つは、食い止めることができない部分が多々あると、もうやはり大きい要因が動いていると。例えば安さですとか、便利さですとか、それから商品の多様性ですとか、そういった部分で、やはり大規模な店に個人の店が対抗できるものではないという部分はやはり、どうしても力関係として出てきます。そうすると、我々が地域づくり中で商店街を見据える上では、我々の美瑛という町が、商店街が維持できるような消費者を、我々が町づくりの中で構築できるかどうかということになっていくというふうに思っています。そういう面では、まずは1つは、商店街に対して地元の方々が、やはり離れつつある部分をプレミアム付き商品券とかそういったものも含めて、地元と地元の方々と地元の商店が結び付くというような案件、さらには、美瑛町に今、観光客の方が多く来ていただいていますから、そういう方々が消費をできる店づくり、商店街づくりということが重要な案件にもなってまいります。先日、埼玉の方に行ったときにですね、ある街区が昔の古い町並み、古い江戸・明治期の町並みを保存している一角を商店街としていましたけども、そこには700万人ぐらいの観光客の方が来られるということで、見事にですね、生活用品は一切ありませんでした。まさに観光客相手の店がずっと並んでいるというような状況で、これもですね、ある住民の方に、あの商店街に地元の方は行くんですかって言ったら、あそこは観光客の行くところで我々の行くところじゃないと。まさにそういうことでありますから、商店街づくりというのが非常に難しい案件であると思いますけども、我々としては、生活する方々が商店街とある程度、これまでよりも、これまでと同様に接触していただく、購入していただく。一方で、新しい消費者としての観光客、また美瑛町にお出でをいただく方々にいろんな面で消費をしていただく。そして、もう一つはやはり、美瑛町がですね、そういう意味では、活力のある、活性化できる町として、今まで取り組んできていますことをさらにまた、難しいことでありますけども、そこの部分に思い切ってしっかりと手を尽くしていくと。そのことによって道をやはりまた開いていく。特に、冬の部分の商店に対する厳しさというのは、本州の方々にはもうわかるものでありません。そういった部分についてですね、我々がどんなことできるのかという手を打てるかっていうのは、町長としては大きな役割だというふうに認識しています。(「はい」の声)
質問 2番 中村倶和
はい。町長のおっしゃるようにですね、活性化というのは、商店街の活性化というのは、非常に大きな難題ですね。私も認識しております。今まで、一昔前まではですね、自治体が商店街の活性化については、やはりこれは民間の営業に関わることだから、やっぱり深く踏み込めずですね、やっぱり遠慮してきたというか、静観してきたという、やっぱそういう感じがしております。しかしですね、状況は緊急事態にもう突入しているわけですね。だから、全国の自治体はやはり、そこの垣根を通り越して、やっぱり主導すると。中まで突っ込んで、手を突っ込んでやるっていう意味じゃないですよ。やっぱり引っ張っていこうという、やっぱりそういう必要に迫られているわけですね。私はですね、活性化を進めるためには、今、「ビ・エール」の職員の方々が全国の情報を集めてですね、インターネット、それから職員の方をお呼びしてですね、そしていろいろ知恵を絞ってやっておりますけども、やっぱりもう一歩踏み込んでですね、やっぱりその道のプロ、商業のプロ、これをお呼びすることです。経験を積んだ、商業の経験を積んだプロです。これはですね、過去にもあったようなことを聞いておりますけども、やはりもう一度ですね、やっぱり原点に立ち返って、そしてそういう人を、優秀な人をお呼びすること。これをですね、これがですね、今、商店街を支援する最大の策ではないかなと思うんですけども、町長のご認識を伺います。(「はい」の声)
答弁 町長 浜田哲(町長は2019年3月まで)
議員ご指摘のいただけるような部分についても、やはり一つの重要な手法だというふうに思っていますし、こういった部分、町長がそういう方を、お出でをいただいてということにはなりませんので、商工会をはじめ関係機関と、そういった部分の話し合いがつき、また、人材の確保等ができれば、これはもう当然、必要に応じてやっていくということだというふうに思っていますが、ただ、我々もいろんな経験をしていますけども、そういう人材を呼んでもですね、やはり美瑛町の歴史ですとか、地域の生業、また地勢的な部分とかそういうことがわかっていないとですね、どこかでやったことを美瑛で提案するようなことが多く今までもあったものですから、そういう部分では、しっかりした将来に向けてのまちづくりというのは、商店街づくりというのは、できないというふうに思いますので、総合的な施策判断の中で、今、議員ご指摘のようなそういう手法も取り入れていくことが重要だというふうにお答えをさせていただきます。(「はい」の声)
質問 2番 中村倶和
次にですね、買い物の利便性といいますかね、活性化と表裏一体の問題としてですね、駐車場のことについて伺います。丸山通りの道路整備は来年、最終年になりました。しかし、ご覧のように丸山通りの店舗減少は特に著しく、空き地が随所に見られるとおりでございます。町民からは、公共駐車場が少ない、路肩には駐車できないといった声が聞かれます。一方ですね、「ビ・エール」の駐車場は、大体いつも満杯に近い状態が続いております。これは一つですね、駐車場のやっぱり配置にアンバランスが生じているんではないかなと感じております。町長はですね、もう一度この公共駐車場の総合的な計画があるんでしょうか、わかりませんけども、再検討すべきではないでしょうか。伺います。(「はい」の声)
答弁 町長 浜田哲(町長は2019年3月まで)
美瑛町は、商店街、住宅街、基本的な区画整理事業というものを何代か重ねてまちづくりをしてきたという思いがあります。本通りにつきましては、そういう部分では大々的な区画整理事業が行われ、駐車場の配置ですとか、いろんなものも検討されて取り組みをしてきて、今の形ができています。一方ですね、丸山通りの方につきましては、街路事業という形で、区画整理事業という手法はもう国の方ではなかなか取れないということで、街路事業という形で、道路を整備するという形でやって、進めてきました。これをまた手法としては、私もこういう手法でやむを得ないというふうに判断をしていますが、一方で、議員ご指摘のとおりですね、そういう面からしますと、その空いている土地をどう利用するんだという計画が実は街路事業にありませんので、今のような状況で空き地があるというようなことも否めないというふうに思っています。そういうマイナスの部分をですね、私の方も、例えば丸山通りに面する空き店舗等の情報、また、売り店舗等の情報があったり、売り物件がありましたら、町としては前向きに対応させていただいて、駐車場の整備ですとか、そういった環境整備、いろんな面での環境整備として対応しようということで、原課の方には指導しています。ですから、そういった部分も、時間はかかりますけども対応していきたいと考えています。ただですね、今、空き地、あるんですけども、空き地についてもですね、購入の検討をさせていただきましたが、非常にこう値段に開きがあまりにもあり過ぎて、町長としては、そういった物件に対して決断をして購入するというようなところにはならずにいるという部分もあるということで、ご理解いただき、空き地だから売地ではないという部分もご理解いただきたいというふうに思います。