みんなの議会

美瑛町議会 平成27年第7回定例会 2015年9月17日

子供たちのさらなる成長への取組み、助成を

2015年9月17日、美瑛町議会の一般質問で、佐藤晴観議員が「子供たちのさらなる成長への取組み、助成を」について質問し、教育長 千葉茂美、町長 浜田哲が答弁しました。

質問者
佐藤晴観 議員
答弁者
教育長 千葉茂美、町長 浜田哲

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 5番 佐藤晴観

おはようございます。何回立っても緊張しております。番号5番、佐藤晴観、質問事項、子供たちのさらなる成長への取組み、助成を。質問の要旨、本年度も全国学力・学習状況調査の結果と北海道教育長のコメントが8月末に公表されました。コメントでは、学校、家庭、地域の取り組みが一定の成果として現れてきているが、未だに多くの教科で全国平均を下回り、なお一層の努力が必要と考え、平成28年度には全ての教科で全国平均以上となるよう取り組みを推進していくとあります。昨年9月定例会において2名の議員からの一般質問では、美瑛町の結果をどこまで公表するのかの問いに慎重に進めるとの答弁でしたが、11月に公表された北海道版結果報告書には美瑛町の結果の掲載があり、上川管内の市町村の多くが公表していない中で、公表を決断したことは結果を真摯に受け止め、子供達の成長にさらに取り組む姿勢であると感じられ大きな評価に値すると思われます。しかし、単純に学力向上と言うことは簡単ですが、家庭環境や校内環境など、さまざまな配慮を考えなければならない教育現場の難しさを改めて理解するところではありますが、教育委員会としてはさらなる学力向上の指導を行わなければならないと思われます。また、今の子供達の生活環境は我々が子供の頃とは大きく違い、学習塾や習い事、部活動など忙しい環境で過ごしています。親としてはわが子の学力、技能の向上や部活動での活躍は願うところでありますが、一方では経済的負担が大きくなっており、ある大手学習関連企業では、親の収入と子の学力が比例すると発表され、なんとも言い難い気持ちにさせられます。大きな夢を持った子供達が挑戦したいことや学びたいことをあきらめている現状が少なからず存在するのではないでしょうか。そこで、次の2点を教育長、町長に伺います。1、昨年度の北海道版結果報告書を受けて学力向上へどのような指導を行ったか。また、各校でどのような改善策が行われているのか。2、美瑛町ではさまざまな子育て支援を行っておりますが、学力、技能の向上が見込まれる学習塾や習い事に対する助成を検討する考えはあるのか。質問の相手は、教育長及び町長です。よろしくお願いします。

答弁 教育長 千葉茂美(教育長は2022年9月まで)

おはようございます。佐藤晴観議員の一般質問に答弁申し上げたいと思います。よろしくお願いいたします。町長と教育長2人にということでございますが、先に私の方から答弁をさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。質問事項、子供たちのさらなる成長への取組み、助成を。全国学力・学習状況調査は、小学校6年生と中学校3年生を対象に実施し、児童生徒の学力や学習状況を把握、分析し、教育施策の成果と課題を検証し、その改善を図るとともに、学校における児童生徒への教育指導の充実や学習状況の改善等に役立てることを目的として実施しております。本町においては、保護者や地域住民に説明責任を果たすことが重要である一方、この調査が学力の特定の一部分であることや学校における教育活動の一側面であること、序列化や過度の競争につながらないよう配慮しながら公表したところです。1点目のご質問につきましては、基礎、基本の定着や学習習慣の確立などに向け、学校や家庭が課題を共有しながら、子どもたち一人一人に社会で自立するために必要な基礎学力を確実に身に付けさせるため、きめ細かな指導の充実や実態に応じた授業改善を進めております。このことから、各学校に対しては結果を踏まえ課題を検証し、改善方策を掲げ、目標達成に向けた計画表を作成し、基礎的基本的内容の更なる定着を図るよう指導するとともに、家庭における学習や生活習慣の改善等も含めて取り組むこととしております。教育助手や教育専門員、英語指導助手の配置による学習支援に引き続き取り組むとともに、長期休業中の学習ルームの展開や学びの楽しさ、地域との連携による学習活動を推進するため、土曜学習の取り組みなどを実施しております。学校においては、学校改善プランに基づき、ICT教材を活用した分かりやすい授業づくり、基礎、基本の定着のためのきめ細かな学習指導や読書活動の工夫などに取り組むほか、ほっかいどうチャレンジテストを活用し、学期末、学年末のまとめに取り組んでいます。また、家庭と連携をしながら、発達段階に応じた生活リズムチェックシートや家庭学習の手引きなどを活用し、基本的な学習・生活習慣の定着に努めているところです。今後におきましても、教育施策の成果と課題を検証しながら、学校、保護者などと連携し、子どもたちが自分の考えを深め、学ぶ大切さを実感できる教育環境の充実に努めてまいります。(「はい」の声)

答弁 町長 浜田哲(町長は2019年3月まで)

2点目のご質問について私の方からお答えを申し上げます。よろしくお願いいたします。2点目の学習塾や習い事に対する助成の検討は、とのことですが、昨年、子どもたちの健全育成と教育の支援体制を確立することを目的として、学校と地域社会が連携した新たな教育全体を支える総合的な施策を検討するために、美瑛町地域教育推進会議を設置したところであります。今後、この会議の中で子どもたちの学習環境など、さまざまな分野においてどういった具体的な施策が必要とされるのかを委員の皆さまにご意見を伺ってまいりたいと考えております。以上であります。

質問 5番 佐藤晴観

はい、5番です。再質をさせていただきます。学力は無いよりはあった方が良いということを常々痛感させられて生きている私ではありますが、本当に最近の子供たちはいろいろとですね僕らの頃よりも忙しく勉強や宿題を多くやらされているという言い方は、自ら進んでる子どもたちも多くいるとは思うんですけども、しているように感じているところであります。昨年度、個別のですね北海道版の結果報告書の中を見ますとですね、発表している近隣の町村から見るとですね、美瑛町の子どもたちの学力は、やっぱりちょっと見劣りするかなっていうところであるんですけども、ただその中でですね僕が希望を持てる部分はですね、将来の夢や目標を持っていますかという部分の答えがですね、非常に持っているとか、どちらかといえば持っているっていう答えがですね、美瑛町の子どもたちは小学生も中学生も高かったというところがですね、まだまだいけるんじゃないかというふうに思っております。今年度、道のですね発表があったところですけども、じきにですね各町村の個別のですね発表もあると思うんですけども、今年度も公表はする方向なのでしょうかという点を教育長に伺います。町長にはですね再質ではありますけども、美瑛町は子どもたちの支援をですね、本当に医療費であったり給食費であったりとか多くのこと、本当に近隣町村が習ってくるぐらい先立っていろんなことを取り組んでいるところなんですけども、今後ですね町長が子どもたち、未来を背負う子どもたち、担ってくれる子どもたちをですね、どのようにしていきたいと考えているかという点を伺います。(「はい」の声)

答弁 教育長 千葉茂美(教育長は2022年9月まで)

はい、それでは佐藤議員の再質に答弁を申し上げます。今年も北海道版の報告というんですか、概要版に美瑛町も公表するのかっていうようなご質問かと思います。学力の問題について答弁書の中で申し述べさせていただきました。学力だけがという話ではないんですが、今回の調査に関しては学力全部、国語、算数、数学、今回27年度は理科も入りましたけども、その教科だけ。それから、それ以外の児童生徒の質問紙、先ほど議員が言われましたように夢や目標を持っているかというような、そんな質問紙もある、そんな調査でございます。その中で、学力に関しては昨年度公表させていただき、議員お話しのとおり少し美瑛町の子どもたちにつきましては、全国に比べると少し下がるのかなっていうとこもありましたけど、教科によっては全国以上のものがありましたから、一概にこの側面だけで子どもたちの学力はどうかということはなかなか判断できない部分がありますし、学力だけなく体力の問題もありますし、家庭とのいろんな生活習慣の問題もありますので、全体的に増える中で美瑛町の子どもたち一生懸命頑張っているなっていうのが私の率直な気持ちでございます。そんな中で夢や目標ということで、後ほどまた質問ありますけども、夢や目標を持ったキャリア教育を含めた中で、夢や目標を持てるような子どもたちの育成ということで、いろんな取り組みも考えているところでございます。そんな中で、今年につきましては昨年と同じような形の公表の仕方ということで、今、道からいろんな問い合わせが来ている状況でございます。教育委員会といたしましては、それぞれ会議の中で今年の公表をどうするかということを検討しながら、今後公表するかどうか決めることになってございますが、今の段階では昨年と同じような形で北海道版に美瑛町の結果も載せていくような考えでいるところでございます。以上でございます。(「はい」の声)

答弁 町長 浜田哲(町長は2019年3月まで)

はい、佐藤議員よりの再質に答弁を申し上げます。先ほども答弁を申し上げましたが、美瑛町の地域教育推進会議、これにつきましては美瑛町の各団体、そして企業等、多くの方々に入っていただいて美瑛町の子どもたちをどう健全に育てる、そういう環境づくりをしていくかということで、大きなテーマとして、学校も当然入って総合的な話し合いをする場を作っております。一方、今回教育委員会制度の改定によりまして、教育委員会の運営についても町長と学校側と教育委員会という形でいろいろ議論する場、特に教育委員会のところに町長も入って、いじめ等の対策で非常に混乱した、その対応として国の方で制度を打ち出してきたということでそれに対応している、そんな2段構えで取り組みを進めています。そこの組織の運営をしながら考えていることでありますけども、基本的には教育の方針ですとか学校の運営、そしてまた今ご質問いただく学力向上、部活の推進、こういった部分についてやはり基本的に学校側が率先して教育委員会と協議をしながら計画をつくり、実施していくというのが基本だというふうに思っています。しかし一方でですね、じゃあ町はどんな形でそれに対して対応していくんだというのが議員のご質問でありますけども、実は今日の新聞も見てましても、やはりなと思って見てたんですけども、小学校の子どもたち、低年齢化、暴力が起きているということが出ていました。子どもたち今、最近特にまたゆとり教育というような部分に対しての批判が多くなって見直しをしているわけでありますけども、子どもたちに学力を学力をということで塾とかですね、当然塾なんかもレベルが高いところ行くと、それは習い事ですから習い事が多ければ上達するのは当たり前で、それが本当に人間としての能力が上がったかどうかというのは別問題で、成績は良くなるわけですね、習い事ですから。そうすると、その習い事に対応した子どもたちがどんどんどんどん育っていくと。そうすると、子どもたちの本来の機能である人間としての成長という部分について、非常にバランスが取れなくなってくるということで、今回のストレスが多くなってきているよというような、そういう見解が出ていたというふうに思ってます。私も東京に行って電車なんかによく乗って、省庁とかいろんな所を回るわけでありますけども、子どもたちが乗ってくるとですね、本当にこんなんで大丈夫かなと思うようなそういう見方をさせていただいています。そういう面からすると、子どもたちに習い事やら塾ということ以上にですね人間としての活力ある、生きることに本当に精力的な人間を育てていく、そんな観点が重要ではないかと。我々は、町としてはですね、そういう取り組みに対して対応していくということが重要なことであるというふうに思ってます。それからもう一方では、やはり所得、その家庭の所得の大小がいろんな形で教育の環境にも影響してきますから、例えば学校に来たときには給食費ですとか、そういった部分については町で見ますよと。学校にいる間は子どもたちを我々がしっかりと育てますよと。しかし、家庭に入った時は、また家庭で子どもたちをしっかり頼みますよというそういう連携が重要だということで、今回給食費、医療費等についても子供たちこういった部分については我々が負担しますということでやってきているわけであります。そんな二本立ての考えをしています。先日、大きな企業の方々との話の中で、人材の関係で話をしますと、明らかにですね勉強できる人材を企業が受け取って、それでよしということにはもうならないと、はっきり見えたと。やはり総合力だと。人間としての総合力がなければ、企業においても使える人間にはならないということが見えているというふうにはっきり言っていました。そういう面からも総合力を培える、そういう町村でありたいというふうに強く願ってます。具体的に、例えば子どもたちが活動する、部活動をやる、またいろんな取り組みをする、そういう環境整備、こういった部分についてですね強くコミットしていきたいと思ってますし、今プールなんかもですね高齢者の方々も使っていただける、しかし子どもたちも使っていただけるようなプールというようなことも今検討を始めているところでありますが、そういう環境整備、町として重要な役割として担っていきたいと考えているところであります。以上であります。

出典:美瑛町議会 平成27年第7回定例会 2015年9月17日 議事録 PDF(21ページ) 間違いを知らせる