みんなの議会

美瑛町議会 平成27年第7回定例会 2015年9月17日

二つございます

2015年9月17日、美瑛町議会の一般質問で、中村倶和議員が「二つございます」について質問し、町長 浜田哲が答弁しました。

質問者
中村倶和 議員
答弁者
町長 浜田哲

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 2番 中村倶和

2番中村です。質問事項は二つございます。まず一つ目、行政の情報を継続的に伝えるためにということで、質問の要旨を申し上げます。質問の相手は町長です。今日、日本と北海道を取り巻く環境は、一段と厳しさを増しております。環境の変化とは、国際化の波、地球温暖化及び急激な少子高齢化社会です。こうした荒波を乗り越えるためには、行政が住民と一体となって取り組んでいくことが必要であると考えます。その前提として、さまざまな情報を町民に分かりやすく伝えていくことが不可欠であります。町民からは、行政が「何をやっているのか」または「やろうとしているのか分かりにくい」「お金も随分と掛けているね」という声が上がっております。こうした疑問が出てくる原因のひとつは、広報の仕方にあるのではないかと思います。例えば、ある企画が議会で決まりました。そして着工しました。しばらくしてから完成しました。といった広報の仕方では町民には納得してもらえないと思います。では、どのように広報したらよいのか。議会に提出されるまでの過程とその進捗状況を毎月、継続的に知らせることが最も重要であると考えます。こうした視点に立って、広報の一段の改良が必要ではないかと思いますが、町長はどのようにお考えなのかお聞きします。質問事項の二つ目を申し上げます。美瑛町景観計画が実のある成果を上げるために。質問の要旨を申し上げます。質問の相手は同じく町長であります。今年、7月1日から美瑛町景観計画の運用が開始されました。景観計画の内容は、自然景観を守るための規則と人工物に対する規制から成っており、幅の広い総合的な計画であると認識しております。私はここで建築物の外壁の色について取り上げます。景観計画では、建築物の色が新たに規制対象となりましたが、これは景観を形づくる上で大きな進歩であると思っております。建物の外壁の色は、その町の表情をつくり上げるうえで最も大きな要因のひとつです。多くの地方の町や村は、自らの街の景観を改善することに関心を寄せており、またその改善の成果を期待しています。景観計画では、どの色彩が使用できるのか。また、どの色彩が規制されて使用できないのかが部分的に五つ示されています。色相は100種類にも及びます。そこで、次なる段階としてやるべきことは、全体的な、しかも実用的な色見本を作成することが次なる作業ではないかと考えます。そして、この色見本を広く町民と建築業界に配布して理解してもらう必要があります。どのように進めようとしているのかお聞きします。以上です。

答弁 町長 浜田哲(町長は2019年3月まで)

2番中村議員よりの一般質問2点について答弁を述べさせていただきます。町の取り組み等に提案等もいただきましたので、よろしくお願いを申し上げます。行政の情報を継続的に伝えるためにということで質問の1であります。広報紙は、町民と行政とをつなぐとともに、まちづくりを進める上で重要な使命を担っております。毎月、町民の皆さまが、安全で安心して暮らし続けるためのさまざまな生活に関わる制度の紹介や町のさまざまな出来事、そして予算、決算をはじめ現在進めている各種施策事業などの情報を簡潔に、そして分かりやすくお伝えしております。ご質問の、さまざまな施策に対する町民への発信方法については、政策を進める上で庁内、関係する各種委員会、そして議会での審議など必要な手続きの中で判断をしております。議会の方で了解いただけるのであれば、議会への提案前の過程について町民の方々にお知らせすることについては可能と考えておりますので、ご協議をお願いをいたしたいと思います。最近では、防災に関わる関連情報や子育てから高齢者に関わる町の福祉施策について、見やすいレイアウトになるよう工夫しながらお届けしているところであり、本町の広報紙のレベルは非常に高いものと理解しております。今日では、広報紙の他にホームページ、フェイスブック及びホームページ上には、ふるさと納税、火山情報、ジオパークなどのバナー、見出しを設け、可能な限りの最新の情報の発信に努めており、これらのツールが多角的に広がることで、より美瑛町の魅力を国内外に発信できるよう考えており、現在策定中の総合戦略の中でも情報戦略を重点目標として掲げておりますので、いかに早く、正確に発信できるよう、その方策を検討しているところであります。続きまして質問事項の2、美瑛町景観計画が実のある成果を上げるために。本年7月から改正施行となった美瑛の美しい景観を守り育てる条例、以下、景観条例という。に基づいた本町の景観計画には、新しく色彩についての景観形成基準を設け、また、その色を正確に伝えるための手法として、国際的な尺度のマンセル表色系の例を挙げて、代表的な5種類の色相からなる考え方をお示ししているところであります。色見本を作成して広く配布してはとのご質問でありますけど、4月に町民向けに広報紙とともに景観条例の内容と景観計画のダイジェスト版を配布しておりますが、まだまだ景観計画の内容についての説明が不足していると感じておりますので、町民の皆さまに対しましては、新築される方はもちろんでありますが、既存住宅の外壁塗装の改築の際には建築の確認申請が不要となっていることもあり、再度、広報紙等にて特集を組んで分かりやすく紹介をしていきたいと思っています。その中で、本町の景観形成の特性を十分に説明した上で、例えば外壁塗装の改修の場合にはどのようにすれば良いのかなどを紹介し、本町の良好な景観のためのご協議と周知を図ってまいりたいと考えております。また、建築関連業界等へは、旭川市をはじめ近隣町の建築業者にも説明が必要であり、こちらも早急に景観計画の説明と本町の景観への取組みに対するご協力を呼び掛けてまいります。色見本につきましては、当面インターネットで容易にマンセル表色系を確認できることから、今のところ作成までは考えておりませんが、簡易な塗料用標準色の見本版を備えるなどして、確認していただくことを考えております。丘のまちびえいにふさわしい建物の景観色彩づくりを町民が一体となって取り組みを進めていくことで、本町の良好な景観を守り、育て、活かし、魅力ある町にしてまいりたいと思って考えております。以上であります。(「はい」の声)

再質問 2番 中村倶和

はい、まず、質問項目1の行政の情報を継続的に伝えるためにの再質問をさせていただきます。町には、その単年度または数年にわたるプロジェクトって言いますか企画があるわけであります。建築や制度設計、あるいは大きな何年にもわたるイベントなどですね、さまざまな行政行事が同時進行で進行しているわけです。そこでですね、美瑛の広報紙、これはこれでいろいろさまざまな改善がされてきたことは承知しております。これはそれで評価いたします。さらなる改善も期待しております。しかし、町民に伝えていくという点では何か欠けてるなと、欠けてるのではないかなと私は思うわけであります。それはですね、各おのおのの企画、プロジェクト、それの時系列が示されていない。進捗状況が示されていない。つまり、こういう毎号ですね、毎月出ますけども、美瑛広報が出ますけども、そのプロジェクト1、プロジェクトAですか、プロジェクトB、プロジェクトCとかたくさんあるわけですね。その進行状況が時系列で進んでいくということは当然ですけども、ステップステップ、まず第1ステップは企画から始まると思うんですね。それで発案があって、議会までにはかなりの時間数が掛かっているはずです。検討委員会だとか、町民アンケートだとか、その分析だとか、再審査だとか、さまざまな行程がありますけども、そういった一覧表、進捗表、これを新設するという、そういうことが求められているのではないか。これがあればですね、ぱっと見で、3秒とは言いませんけども、10秒か30秒あればぱっと見で毎月町民が理解していくと。これが大事ではないかなと思うんですけども、町長のお考えをお聞きかせください。(「はい」の声)

答弁 町長 浜田哲(町長は2019年3月まで)

はい、再質をいただきました。私も町民の方々に町の事業等を理解していただく上で情報発信というのは重要なツールだというふうに思ってますし、どうしてもやらなきゃならんことだというふうに理解をしています。私も議員を何年か2期ほどやってまして、その当時のこともいろいろ体験している中で、今回の町長に就任をさせていただいてからも、まちづくりとかですね、そういった部分のいろんな委員会、そして審議する機関があるわけでありまして、そこの部分について審議した内容を、一応報告できるものはやってきてます。ただですね、やはり議会の認定っていうか、議会が認めていただくということが事業の1番最終的な決定要因になります。その決定要因をあまり情報を先に出し過ぎるとですね、住民の方に先に議会よりも住民の方の説明が優先されて、議会の説明、議会審議において課題も残るというようなこれまでの経緯もあるわけであります。ですから私どもとしては、ある程度の進行状況を出すということについては違和感も持っておりませんので、今議員がご指摘をいただいたような部分で、どの程度我々が広報等を使って進捗等を提示していけるのか協議させていただいて、やれるとこはやっていきたいというふうに考えているところであります。ご理解いただきたいと思います。(「はい」の声)

再質問 2番 中村倶和

はい、2番中村です。町長がおっしゃるようにですね、そのケースケースによってどこまで公にするかということももちろんあるでしょう。それは一定程度理解いたしますけども、情報はやはり基本的にはできるだけ公にしていくという、私はスタンスをとるべきではないかなと思います。そこで、美瑛町の議会報なんですけども、頭からいろんなものを細かく書いてあります。これは一つ一つ読めば理解できるんですけどもね、町民の皆さんは忙しい方もいるし、朝飛び出す方もいます。特に農家の方々は朝から晩まで忙しいわけです。商売やってる方ももちろんそうです。そういった方のためにですね、ある一定の場所に、いつも決まった場所にぱっと載せると、進捗表ですね。私は進捗表と呼ばせてもらってますけども、そういった考えで検討してもらえれば最高だなと思っておりますけども、町長とそれからこれは総務課長でしょうか担当課長は、ご意見お聞かせください。(「はい」の声)

答弁 町長 浜田哲(町長は2019年3月まで)

町長が答えれば総務課長はそれ以上答えはできませんので、私の方で答えをさせていただきますが、先ほど申し上げたとおりであります。我々は情報を出すということに対して積極的に取り組みをしていきたいと思ってます。案件によって、やはり決議機関である議会との調整というのは、重要なものになってまいりますので、そういったことを十分勘案して広報での情報発信というような形をしなきゃならんと思ってます。そういうことを協議させていただきながら、今後さらにまた情報発信の機能が高まっていけばというふうに考えているところであります。一つ議員にもご理解をいただくと思いますけども、情報を発信するということ、情報を取りに来ない人に情報を発信するということは非常に難しいことであります。今テレビをつけますとですね、話題になるようなことをテレビでやるもんですから、みんな情報はテレビでいいとか、そういうふうに簡単に流れてくるようなもんだと。町の行政のような形もですね、そんなものであればいいんですけども、全くそういうものとは質が違う。国の本当に重要な情報というのは、テレビで本当に得てるのかどうかというと非常に問題もありますんで、情報のやりとり、情報を出す、情報を得るというのは、実はそう簡単な話ではないということはご理解をいただきながら、今後取り組んでいきたいというふうに思ってます。(「はい」の声)

再質問 2番 中村倶和

はい、2番です。中村です。質問事項2の美瑛町景観計画が実のある成果を上げるために、の再質問をさせていただきます。この色の世界というのは非常に分かりにくい、分かったようでいて分かりにくい世界ですね。色は、正式には色彩というんですね。これは美術学校を出た方はよくご存じでしょう。それはですね、三つの要素からできているようです。色相、明度、彩度、この三つですね。この三つが組み合わされるわけですね。色相というのはつまりは色なんですね、簡単に言えば。明度と明るさと彩度、これは鮮やかさ。明度が10段階、彩度が14段階、色相は100、この組み合わせは1万4千あるわけですね。これはとてもとても言葉で何のマンセル何番って言ったって、これはとても理解できるようなものではありません。そして、町民の生活でですね分かったようで分かってない。そして、個人的な感覚の差もありますね。実際に自分の色をどの色にしようかということを決める場合に、設計事務所か自分なりに決めるんでしょう。自分でやる場合はですね。業者に頼む場合あるでしょう。しかし、この色がいいなと思っても塗ってみると全くおかしな色になってしまったと。これはもうもうよくよくあることなんですね。ですから、色見本はやはりこの景観計画を実のあるものにしていくためには、やっぱり色見本を作るか作らないか。これが大きな分岐点になるのではないかと思います。いかがでしょうか。(「はい」の声)

答弁 町長 浜田哲(町長は2019年3月まで)

はい、景観計画が美瑛町のまちづくりに重要な位置付けであるというご理解をいただき、ご質問いただいていることに大変私も感謝をしているところであります。まちづくりの中でいろんな課題があるわけでありますけども、その中で色をどのようにまちづくりの中にしっかりと取り入れていくかということは、今議員ご指摘のとおりなかなか大変なことでありまして、よく観光地、地中海の方では真っ白な家ですとかずっと並んでるとか、あれは後でまたいろいろ調整したようでありますけども、そういような観光地帯をつくっているところがあります。我々のまちづくりにおいて、今回の景観計画に色を入れたということについてはですね、やはりあまり唯我独尊的な色でそれぞれの周りの環境がですね、そこだけ何か突出したような形でなっていくバランスの悪さをやはり少しでも減らしていこうという考え方でありまして、基本的に色相、明度、彩度という三つの要素からは、彩度の関係で7以下というような形で提示をさせていただいております。今、住民の方々に個々に情報を提供し始めたところでありますから、先ほど述べさせていただいたとおり、企業ですとかそういった方々、そして色を塗り替えるようなことを行政区、町内会、こういった方々にいろいろ説明しながら、今後課題になる部分、例えば色見本が必要であるということになればそこの部分に対応していく考え方をしています。今のところですね、業者さんとか先ほど申し上げましたとおり、塗装系で色の見本等がありますので、そういった中で説明をしていくという考えをしているところであります。ただ、我々がその施策をやる以上は、レベルの高いものを我々が持ってないと説明でき切れませんので、議員のご指摘については今後の検討課題として我々も留意をさせていただきたいというふうに思ってるところであります。

出典:美瑛町議会 平成27年第7回定例会 2015年9月17日 議事録 PDF(42ページ) 間違いを知らせる