みんなの議会

美瑛町議会 平成26年第8回定例会 2014年12月18日

今後の町政運営の考え方について

2014年12月18日、美瑛町議会の一般質問で、八木幹男議員が「今後の町政運営の考え方について」質問し、町長 浜田哲が答弁しました。

質問者
八木幹男 議員
答弁者
町長 浜田哲

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 8番 八木幹男

8番八木です。3点お伺いいたします。最後になりますんでよろしくお願いいたします。1点目は、今後の町政運営の考え方について町長にお伺いをいたします。町長は、4期16年の大きな筋目を迎えようとしています。町政運営に当たっては、財政改革を進めながら時代の動きや国の打ち出す施策を積極的に取り込み、まちづくりを進めてこられました。そのような中、昨年11月にはフジテレビ、BSフジのプライムニュースに里山資本主義の生みの親ともいうべき藻谷浩介さんと共に出演し、約2時間にわたり本町のまちづくりを全国に紹介し存在感を示してきました。直近では10月25日、異業種社員による地域課題解決プロジェクトの最終報告会で、6チームからの提案に対して全て取り組みたい内容だったとコメントされております。また、バイオマス分野で世界をリードするオーストリアのギュッシング市の視察や、日本の木質バイオマスの先進地、岡山県真庭市に職員を調査に向かわせるなど、新たな事業に対する意欲を感じ取ることができます。来年度、確定している事業として世界で最も美しい村連合会総会という大イベントもあり、国際感覚を熟知したリーダーのもとでおもてなしをしていかなければなりません。統一地方選挙の年でもあり町民の皆さんの審判を受けることになりますが、今後の町政運営の考え方を伺います。質問事項2、介護保険制度見直しによる取り組み策はどうなんでしょうか。介護保険制度見直しの概要の中に、要支援者に対する介護予防給付については、市町村が地域の実情に応じ住民主体の取り組みを含めた多様な主体による柔軟な取り組みにより、効果的かつ効率的にサービスの提供をできるよう地域支援事業の形式に見直すことを検討という内容があります。本町においては、小規模多機能施設ほたるの完成で介護施設整備は一段落し、次の段階として高齢者の在宅生活を支える介護予防事業、生活支援サービスの強化に取り組む時期に来ているように考えております。そこで、次の3点を町長にお伺いいたします。1点目、第5期高齢者保健福祉計画策定時には、ニーズ調査が行われたように記憶していますが、今回の制度見直しに当たり本町の実情をどう把握しているのでしょうか。2点目、本町の場合、都市部とは異なり民間企業、NPO、ボランティアなど十分な状況にないように感じておりますが、多様な主体となりうる組織をどう考えているのでしょうか。3点目、介護支援の地域包括支援センターのような、高齢者の在宅生活を支えるワンストップ窓口が必要と考えますがいかがでしょうか。質問事項3、美瑛高校の魅力化策は。10月25日、異業種社員による地域課題解決プロジェクト発表の中に、高校教育を取り上げた美瑛学という提案がありました。本町では、平成24年度から美瑛高校の就学に係る保護者への支援を行ってきております。生徒獲得に大きな成果を上げてきております。しかし、この制度も3年が経過し次の段階に進むべき時期に来ており、この提案は美瑛高校の魅力化策に最適のように思います。また、現在美瑛高校では、高文連国際理解高校生の集いと英語弁論大会に参加するなど英語教育にも熱心に取り組んでいるという報告もあり、これをプラスしていけば生徒の将来形成に寄与するすばらしい高校になっていくものと考えます。しかし、校長先生や担当の先生の転勤などにより取り組みが変質していくことも考えられ、その対策も講じていかなければなりません。提案では、美瑛町地域連携教育協議会というバックアップ組織が盛り込まれていますが、法的根拠がなく十分ではないように思います。北海道ではまだなじみの薄い存在ですが、コミュニティスクール、学校運営協議会制度の導入も含めて美瑛高校の魅力化策を検討していくべきと考えますが、町長の考えを伺います。以上です。

答弁 町長 浜田哲(町長は2019年3月まで)

8番八木議員、最後の一般質問ということで私も精一杯の答弁をさせていただきますので、よろしくお願いを申し上げます。質問3点のうち第1点目は、任期が4年の今回この任期を終える中で今後の進退をどうするんだということのご質問をいただきました。大変町としても恐縮な思いでいますけども、思いを伝えさせていただくべく答弁をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。まず第1点、今後の町政運営の考えについて、平成11年から町長として町政を担わせていただいてから16年、4期目の任期も残すところわずかとなりました。まだ任期半ばではありますが、この間、多くの町民の皆さまに町づくりに対してのご支援、ご協力をいただきながら、いつまでもこの町を誇りに思い、安全で安心して暮らし続けられる町であることを常に念頭において、本町の発展のために全身全霊を注いで取り組んでまいりました。振り返りますと、バブル景気崩壊後の混乱期を経験し、さらには市町村合併の推進下に直面した中での町政運営でありましたが、その中でも町財政の健全化を着実に進めながら町づくりに必要な施策をはじめ、老朽化した公共施設の建設、道路の整備、廃校跡を活用した社会資本の整備等を実施し、ソフト面においては子育て支援や福祉医療の充実、教育文化の振興を実現するべく多くの施策事業に取り組んでまいりました。本年度の事業についても、来年4月には旧旭小学校が地域人材育成交流施設として、6月には商店街コミュニティ施設が稼働予定となっております。また、丸山通り整備事業も来年2年目に入るなど、まだまだ事業半ばではありますが確実に事業の効果が期待されております。近年、少子高齢化の影響は本町にも少なからず押し寄せており、国の財政状況等を考え合わせると地方を取り巻く環境は一層厳しくなるものと予想されますが、これまでの町政の運営経験と培ってきた16年の実績を糧に、今後も本町のまちづくりの舵取り役として責任感と使命感を持って挑んでまいりたく、町民の皆さまのご支援とご理解をいただけるならば、次期も町政運営を担わせていただきたいと考えております。これからも限りなく躍進する丘のまちびえいであり続けることを目標に、誠心誠意努力してまいる所存であります。2005年からこれからの時代を見据えた地域づくりの方策として、フランスの最も美しい村運動の取り組みを参考にして、次世代にわたる美しい地域づくりを進める活動を全国に呼び掛けて、日本で最も美しい村連合を設立しました。本町の地域資源である美しい農村景観を背景とした自立できる持続可能なまちづくり活動をマスメディアを通じて全国に紹介し、そこから生まれる農林業を軸としたブランド戦略や、地域観光に結びつけられる農商工観が連携したさまざまな取り組み等の情報を発信してまいりました。次年度には、日本で最も美しい村連合が設立10周年、世界連合加盟後5周年を迎えるに当たり、本町で日本の連合と世界連合の総会を開催いたします。町民の皆さまには、日本で最も美しい村連合に加盟する町村地域が集合することから各地の物販マルシェなどを開催し、町全体でおもてなしをしてまいりたいと考えております。また、今後本町においても必ず必要となる再生エネルギーを活用した地域内循環型の仕組みの創造を目指したエネルギー施策を重要課題として位置付け、計画的に取り組んでいかなければならないと考えております。美瑛町は、農業を柱として商工業、林業、観光などが確固としたネットワークをつくって地域振興に取り組んでおりますが、これからも経済、福祉、医療や教育、文化、防災等、幅広く施策を充実させることで、一層安心して暮らすことのできる町づくりを実現させたいと考えておりますので、今後ともご支援をいただきますようよろしくお願い申し上げます。続きまして質問事項2、介護保険制度見直しによる取り組みはというご質問であります。第6期の介護保険制度の大きな制度改正として、国からは地域包括ケアシステムの構築が求められております。このことは、団塊の世代が75歳以上になる2025年をめどに重度な要介護状態となっても在宅を基本として暮らし続けることができるよう、医療、介護、予防、住まい、生活支援が一体に提供される地域包括システムの構築で、地域の自主性や主体性に基づき地域の特性に応じて作り上げていくものとされております。1点目の質問になりますが、昨年の10月に大雪地区広域連合において介護認定を受けていない65歳以上の方を対象にアンケートを実施しております。その結果、運動機能の低下につきましては、3町の平均より本町については年代ごとのばらつきはありますが、おしなべて運動機能の低下は見られない状況にあります。低栄養、口腔機能の低下の割合、認知機能低下の割合につきましても平均値を下回る状況であります。ただ、うつの割合が年代で平均を上回る状況にありました。他の調査結果と合わせて、今後大雪広域連合において第6期の介護事業計画に反映してまいります。次に2点目のご質問についてでありますが、先に述べましたとおり地域の特性に応じた地域支援事業を進めていかなくてはなりません。そのためには、医療、社会福祉協議会、NPO、各種団体などがより一層サービスの提供をしていただくことが可能となるよう条件整備を図り、関係を強化していかなくてはならないと考えております。また、本町においては、地域に小規模多機能型居宅介護施設が整備済でありますので、在宅サービスに大きな役割を果たすものと考え期待しております。最後の3点目についてであります。現在も地域包括支援センターでは、高齢者に係る介護保険サービス業務のみならず、高齢者の虐待を含む権利擁護の相談、くらし援助相談、除排雪の受付、介護予防業務など高齢者の総合相談業務の一本化を行っております。今後も窓口として、関係機関と横断的に連携していく体制の充実に努めてまいります。続きまして3点目、美瑛高校の魅力化策はということでご質問いただきました。先に開催した美瑛町とヤフー株式会社をはじめとした5社の社員で取り組んだ異業種チームによる地域課題解決プロジェクトは、本町が抱える課題について多種多彩な視点や方向から探り出し、アンケート調査や直接町民から聞き取りしたことを基に実現可能な施策として発表され、その中の1チームから美瑛高校の教育カリキュラムを取り上げた美瑛学について、多くの町民を迎えた中でプレゼンテーションされました。提案のあった高等学校の取り組みについては、現制度上、北海道教育委員会が統括しており、特色ある美瑛学を授業の中に組み入れていくに当たっては、かなりのハードルをクリアする必要があると思っておりますが、地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部改正がなされ、来年4月1日から施行されるのを受けて、現在、小中学校に限らず高校を含めた本町教育の全般についての方向性を示すべく検討をしているところであります。子どもたちの豊かな未来づくりのためには、町全体で支え合い、地域で責任をもって見守っていくことが最も重要なことであると認識しており、その体制づくりとして、町内の各教育機関に呼び掛けて本町教育の全体を支える美瑛町地域教育推進会議を立ち上げ、その中で美瑛高校も含めた教育環境の整備、教育内容の充実、児童生徒の健全な育成と自立に向けた支援策をはじめ、地域の方々と連携し、地域における学校のあり方などを共に話し合い、子どもたちが社会の変化に対応できる道筋へつなげていけるような、総合的な方策を見出してまいりたいと考えております。ご質問にありますように、美瑛高校の校長、教職員が転勤となった場合でも、そのあり方が変わることがないような体制作りをしてまいりたいと考えております。また、コミュニティスクールについては、この会議の中で一定の体制を敷いてまいりますので、現段階での導入は考えておりません。本町では平成18年度から美瑛高校に対して、生徒募集、就学及び地域振興に対する支援策を実施し、加えて平成24年度からは、入学、通学、修学旅行、各種模擬試験や資格取得試験に対する補助を拡大してまいりました。近年では英語教育にも力を注いでおり、英語弁論大会や高文連国際理解高校生の集いへの参加は、意欲ある生徒と学校の取り組みとして誠に素晴らしいことであると思っております。町として、地域に高校がなくなれば地域の衰退につながりかねないと捉えておりますので、提案のあった美瑛学に準じた取り組みは、ヤフー株式会社や北海道大学と連携しながら、町や地域住民が一体となった魅力ある新たな仕組みを作り上げて実施してまいりたいと考えております。以上であります。(「はい」の声)

再質問 8番 八木幹男

8番八木です。再質問させていただきます。まず、1点目の点につきまして再質問をさせていただきます。美瑛新聞によりますと、町長は12月7日、町長の後援会であります哲翔会役員会において町長選挙への出馬要請を受け、近いうちに意思表明したいと答えられております。また、今回の私の質問に対しましても、町民の皆さまの支援と理解をいただけるのであれば次期の町政運営を担わせていただきたいと考えていると答弁いただいております。出馬表明と受け入れてよろしいのでしょうか。長々と述べてまいりましたけども、多くの人が聞きたいのはこの1点に尽きるかと思いますのでいかがでしょうか。(「はい」の声)

答弁 町長 浜田哲(町長は2019年3月まで)

はい、後援会等の要請を受けさせていただいて、議会で答弁をさせてほしいというお答えをその場でさせていただきました。4月の統一選挙には、選挙に出馬をさせていただきたいというふうに今考えております。いろいろ議論があるわけでありますけども、町長として5期目の責務は果たしていきたいというふうに思っている反面、やはり長期的な政権というふうになりますと、いろんな課題も生まれてくることは自分なりに理解をしています。そういった部分についてよく理解し、また反省しながら、これからのまちづくりに本当に役に立てるような、そんな仕事ができることを切に自分の課題として、自分の役割として捉えて、その方向で出馬を表明させていただきたいというふうに考えております。以上であります。(「はい」の声)

再質問 8番 八木幹男

はい、分かりました。よく理解できました。よろしくお願いいたします。続きまして、2点目の質問に移らさせていただきます。65歳を高齢者と呼ぶなと、こういう立場をとっておるんですけれども、何せ女性はいろいろあちこち出歩いてるんですけども、男の方はなかなか居場所がありません。そんな関係でこの介護予防事業、この辺のところに大変関心を持っておりますので、この辺につきまして再質問させていただきます。11月19日の全員協議会で説明を受けた地域包括ケアシステムの中に生活支援サービスの提供イメージと、こういう内容があります。この中で交流サロン、あるいはコミュニティカフェといった施設が載せられておりまして、その反面、安否確認、声掛け、こういった内容もあるのですが、やはり家から外へ出てもらうことに重点を置いた、こういう施設が町中に必要なのではないかと考えております。以前に徒歩圏という言葉を使わせていただきました。これは、商店街コミュニティ施設の議論の中の時に使わせていただいたんですが、いわゆる不動産業界で言う80mを徒歩1分間の目安として使っているという経緯があります。例えば、1交流サロンのエリアを半径80mとして空き家を利用するとか、あるいは空き店舗を利用した、あらたまった施設は必要ありませんが、やはりこの簡易な施設、こういったものが実は必要ではないかなというようなことを考えております。また、もう1点外へ出てもらうというような関係で述べさせてもらいますと、公園の整備が進みまして車いすで利用可能なトイレが各地区に設けられてきております。車いすで町中を散策できる環境が整ってきてると、こういうように理解をしております。こういった意味から車いす町中散策マップ、こういったものを使ってやはり車いすの方が積極的に町中に出ていただく、こういう環境をぜひつくっていただきたいなと、こういうように思っております。介護予防事業あるいは生活支援サービスといった形にはまった取り組みではなく、何と何をつなぐと何かこんな新しいことができるよなと、こういったことを利用しまして町の中の環境整備ができないかなと思ってますが、この辺についてお伺いをいたします。(「はい」の声)

答弁 町長 浜田哲(町長は2019年3月まで)

はい、いろんな取り組みを多くの方々と進めながら、本当に年齢が高くなっても生き生きと暮らしていける、そんなまちづくりというのは我々の目標だというふうに思っています。当然、子どもたちを健全に育てるというその原点はあるわけでありますけども、まちづくり、幅広くそういった町民の方と分かち合いたいというふうに願っているところでありますけども、そんな中でただ今ご質問いただきました町の中、またそれぞれの地域で集まっていろんな話をしたり、取り組みができたりというようなことをできるように考えてはどうだということであります。実は、今回はスーパーの空いているところを買い取って改装してるわけでありますけども、2階には将棋ですとか麻雀などもできるような、そういう部屋も用意したりして住民の方々に冬でも夏でも雨の日でも集まって、わいわいと声掛け合ったり楽しんでいただける、また子どもたちもあそこに集まっていける、お母さんたちもお父さんさちもというふうな思いを持って、そういう施設として提供できればというふうに思っています。ただ、その前段で実は今取り壊しています郵便局なんですけども、あそこでちょっと試行錯誤したことがありまして、民間の方々に郵便局跡地行くとこがなく買い取って、そこの活用の段階で民間の方々も使ってみたいと。しかし、一方であまり広いんで丸山の方々に場所を提供して、そこで自由に使っていただける場所になればというようなことも図ったわけでありますけども、やはり簡単に場所だけを提供してそこが活用されるというのは、ちょっとやっぱり甘いんだろうなと反省をしてます。問題は何かと言うと、やっぱり運営主体だというふうに思っています。運営する人、企画する人がいなければ、施設の提供をしてもそこが使われるということは、なかなか難しいんだろうなというふうに思っています。そんな面からしますと、今後もそういった施設等を設置しながら、一方ではどういう運営管理をしていくのかということを常に念頭に置きながら提供していくということになると思いますんで、今後いろんなことを考えていくことになると思ってます。特に今八木議員さんご指摘の、女性はいろんな人とお話しもし、飲み食いとかいろんなことをやる能力は持ってると、男性は1人ぼっちになってですね引きこもりのようなことになってしまう可能性があると、これは本当にそういう心配を私自身もしております。そんな面からいたしますと、男性の方にですねぜひボランティアとかそういった部分に、もう何て言うんでしょう忙しいぐらい出て来ていただくような、そんな地域づくりっていうのはぜひ必要だろうというふうに思っていますんで、今活性化協会の方であそこのやまとスーパーにも事務局を置くようになりますんで、ボランティアの集合っていいますか、企画をするような場所としてもあそこを活用できないか、今検討していきたいというふうに思っているところであります。こうすればああできるという回答はなかなかできませんけど、そんなことを考えてるということをご理解いただきたいと思います。それは、そこばかりでなくて他の地域に運営する場合でもボランティアの方々に広く活躍していただける、そんなことを検討したいということであります。それからもう1点は、先ほどご意見をいただきました車いすで町を散策できるようなマップということで、車イスという方々やはりこの冬になると苦労も多いですし、非常に普段からの生活から苦労される部分が多いわけでありますけども、そんな面を考えて今回丸山通りにつきましては段差の少ない、少し縁石が浮くもんですからそこの部分での批判はあるかなとは思っていたんですけども、車いすの方には本当に最適な私は道路を作っていこうという思いをもって歩道の拡幅と、それから段差のない、車いすは本当に渡りやすいと。そうしますと、あの道路等を活用してですねマップ等は作れる検討もできますんで、今後議員ご指摘のような部分については十分検討していきたいというふうに考えて、今ご質問受けさせていただきました。以上であります。(「はい」の声)

再質問 8番 八木幹男

この点につきまして、今商店街コミュニティ施設の町長よりお話ありましたけれども、実は自分勝手なんですけれども、この80m1分圏、こういったことからこの80m1分圏を普段着圏と言いますか、こんな感じで捉えてます。それから商店街コミュニティ施設、これを中心に5分エリア400m、これは普段着ではなかなか出れない環境にあるのかなと思いましておしゃれ着圏と、こんな名称を勝手に使わせてもらってます。こんな形でやはりこの小エリアと拡大したエリア、こんな概念を取り上げまして汲み上げていっていただきたいなとこういうような思いです。また、マスコミなどに出てくる福祉施設ですとか、こういったことにつきまして成功事例出てくるわけですけれども、こういったところはやはり2千人、3千人の規模のエリア、こういったエリアと、それから大都市における団地、4万人、5万人といった団地の成功事例、こういったことは出てきますが、やはり本町のような人口1万人といった町の成功事例というのはなかなか出てきません。やはりこれは自分たちでつくっていくしかないのかなと、こういうような思いをしております。それから最後に一つ付け加えておきますが、やはり車いすに優しい町というのは、これは実はベビーカーにとっても優しい町だと思っております。やはり子育ての世代が、いろいろ町中をベビーカーで歩いていただく、そしてトイレに困ったというときには、やはりこの地図を見てここにトイレがあったか、いろいろ子ども連れながら町の中を歩けるんだなと、こういう環境になればいいなと思っておりますので、この辺のところについて答弁をお願いいたしたいと思います。(「はい」の声)

答弁 町長 浜田哲(町長は2019年3月まで)

80m圏、それを拡大して5倍の400m圏、5分圏というようなことで今後の施設等の整備についての視点を持ってということでありますけども、今回の中核の中でどういう運営体ができるかということも検討しながら、こういう今八木議員がご指摘いただいたようなそういう町中でのそういう場所の設定を今後いろいろと検討していきたいというふうに思います。今我々のまちづくりの課題の中に空き住宅の活用というテーマがありますので、そういった面からも今議員がご指摘いただいた部分について運営する手法さえ、ある程度の手法が確定してくれば設備的には不可能ではないというふうにも今思ってますんで、ぜひまた今後ともご指導いただければというふうに思っています。それから、車いすの施設等についても、これについては美瑛町のまちづくりの中に、今回の丸山の通りはこれからのまちづくりの基準となる歩道の規格になっていきます。ですから、ああいう規格がメインになって今後町の歩道改造が起こった時にはああいう形になってきますんで、町中が本当に多くの方々に使いやすいそういう歩行者空間でありたいと、そんなことをも視野に入れて今後の取り組みを進めていきたいというふうに思います。そんなことで考えております。(「はい」の声)

再質問 8番 八木幹男

はい、ありがとうございます。質問を変えます。3点目の美瑛高校の魅力化策、こちらの方につきまして質問させていただきます。就学に関わる保護者への支援は十分機能が発揮してるとこのように理解しておりまして、入り口の強化はできてるなとこういうような理解をしております。やはりそれより生徒が就職先の職場で使える武器と言ったらちょっと語弊があるんですが、やはり生徒に対する魅力づくりをしていかなければないとこんなことを常に考えております。例えばですけれども、高校で英語科なら英語が使えて当たり前、美瑛高校のような普通科卒で片言でも英語が使えれば光る。また、工業高校の電子化でパソコンのプログラムを組めても当たり前、普通高校、ここで今回ヤフーの応援をいただきながらスマホのプログラムを組めるようになればやはりこれも光る、こういうような思いしております。農業高校では食物や食のことに理解してても当たり前です。しかし、美瑛高校のような普通科高校卒で地域の食のことを語ることができれば、やはりこれまた光るとこういうように考えております。美瑛学という取り組みの中で、このような比較優位の武器といいますか、絶対的な理由ではなかなか難しい問題もあろうかと思いますが、比較優位の武器を持たせる、こういった意味からこういった取り組みが積極的に行われるべきではないかと考えておりますが、いかがでしょうか。(「はい」の声)

答弁 町長 浜田哲(町長は2019年3月まで)

はい、美瑛高校の魅力化、美瑛高校への質問をいただいたことに大変私も感謝をしているところであります。昨日、実は先ほどお話をしました美瑛町地域教育推進会議を立ち上げし会議を開いております。その中で私の方でお話しさせていただきましたのは、一つは今回教育の基本の方針、基本法というそんな中での教育委員会制度が見直しになります。これはいろいろ判断の仕方はあると思うんですけども、きっかけになったのはいじめの問題で、いじめで死亡するような大変な事件が起きたりしている。そのことに対して、どこに問題があったりというようなことの最終的な整理がなかなかでききらない今の教育組織のあり方、これにやはり一つ手を加えていこうという政府の姿勢だったというふうに思ってます。しかし、そこの中で出てきた形は教育長に対して町長が指名すると。そして、当然議会にもご理解をいただいて教育長が教育全般を仕切っていく、そしてそのところで何か起きたときには町長、指名したお前も責任を持てと、そういう内容になってきました。今まではですね、教育長まで行きましたら、それから道の教育ですとか文科省に入るわけです。そこの前にですね町長が出てきちゃうんですね。これをそのまま受けてると、ただ制度を介してあたふたした姿に町長が一枚加わるだけだと。これではいかんということで、地域の中で本当に教育を担っていく、教育を地域の中で本当に責任を持っていく、そういう組織をつくろうじゃないかと、美瑛町独自の方向を模索して今回立ち上げたところであります。お話の2点目をさせていただいたのは、小学校、幼児もそうですけども小学校、中学校、高校、こういうとこに通う美瑛の子どもたち、また旭川から美瑛に来る高校の子どもたち、我々が地域として責任を持って社会に送り出す、そういう人材育成をしていけるような地域にしたいと、教育力を持った地域にできれば我々としても地域づくりの成果だという話をさせていただきました。そんな中で、各関係機関の方々にいろんな意見をいただきました。昨日の状況ですと、やはり今議員言われるように小学校のサイドではいろんな体験ですとか、それから教育をやってく上で周りからサポートしてくれるような方々とか、そういった体制がつくっていただけたらなというふうな話もありまして、中学校では職場体験をもっとしたいとか、社会の仕組みを例えば子どもたちだけでやるんでなくて、子どもと大人とかみんな加わった中でやる取り組みに参加させたら、子どもにはもっといろんな社会性が付いてくるですとか話がありましたし、美瑛高校の校長先生からは就職というような部分について、いろいろとまた相談をするようなものを取りたいと、また一方では子どもたちが高校を本当に自分たちの高校と思ってやれるように今もイベント等大変いろんな参加をしていただいて、美瑛高校生には活躍していただいてるんですけども、そういった地域との連携について取り組みをしていくことにやぶさかでないという話をさせていただきました。ただ、ちょっと余計な話しをしてすみませんけども、この会議をやる時にですね1人だけ遅れた人がおられました。美瑛高校の校長先生です。やはり校長先生が来れない用事があれば、教頭先生を出していただければいいんだということでしたけども、そこも出していただけないで、実は私の方から強く要請しました。教育の話をするのにそこに誰も来れないということはあるのかと。実はそういういきさつもありました。美瑛高校の実は対応というのは、もう私も町長になってからずっといろんな体験をしながらやってきてます。1番課題だったのは入学生が30人、40人、50人ていうような定員割れを、半分以下になるような状況の中で各校長先生とお話をさせていただいたり、前教育長であった元の奥山校長先生にもいろんな形で取り組みを始めていただいて、70人を超える入学生を受け入れることになった。しかし、その校長先生方が変わったらまた減ってですね、そしてどんどんまた統廃合の対象になりそうだというような状況がなりました。それで、どういうことが起こってるかというと、今議員がご指摘のとおり、いろんな経過をとって積み重ねたものが、校長先生や教頭先生、そして職員の先生が変わるごとにみんな白紙になっちゃうんですね。こういうことをやってる限りは常に我々はもうハラハラドキドキで、子どもたちにとっても高校教育の環境を得るには難しいだろうと。そういうことで我々もいろんな取り組みを模索してきました。私もあるいろんなところ、高校に関わる良い取り組みをやってるところがあれば必ず見に行くような形を取ったり、そこの町長さんに連絡を取ったりしているんですけども、そんな中でやはり地方の高校、都会の高校は受験だとかそういうとこはそこで絞られてきますんでそこは1本でいくんですけども、地方の高校で成果を上げるというのは、実は地域が本当にしっかりと関わって人材を高校教育に充てがったり、それから高校と地域が本当に連携してるかということが決め手になってることが分かりました。そういう面では、やはり美瑛高校においてもそういう教育環境を持って積み重ねをして歴史を作って、そして美瑛高校が通ってくる子どもたちに魅力ある高校である、そういう蓄積をしたいという思いを強く持っています。そんなことから、今回ヤフーの方でいろいろ企業との取り組みを話していただきましたが、実はヤフーの方に検討課題に町長からこれはぜひどうしてもやってくれと言ったのは美瑛高校のことです。あとは自分たちでいろいろ検討してくれということでした。ですから、美瑛高校でいろんな調査をしていただき、美瑛高校の中に入って意見を聞いてくれたヤフーの取り組みを非常に私は高く評価しておりますし、そういう今回の取り組みの成果を何とか生かしていきたいと思っています。ただ、教育委員会が道の教育委員会直轄であるということから、私どももどこまで今のような状況がすぐ生まれる状況ですからやれるのか、そのことも常に注意を払いながら美瑛の高校が本当に良い高校であるように、そんなことから今議員ご指摘の子どもたちがいろんな社会に出ていくための武器、また体験を作れるような、そんな高校を目指して地域としても関わっていきたい、町としても関わっていきたいと思ってます。(「はい」の声)

再々質問 8番 八木幹男

はい、再々質問をさせていただきます。ここで私はあえて存続という言葉は使わないで、魅力化ということで話させてもらいました。町長も以前に話されておりましたけれども、島根県の海士町の島前高校、こちらの島留学の話を町長されておりましたけれども、やはり道外から生徒を集めるとこんなことも視野に入れまして、やはり何か新しいことをやろうとすればやはり機先にぶつかると、これはもう必然のことだと思いますので、ぜひ突破力を発揮していただきまして、道外から生徒を集めるとこんなとこまで視野に入れて、ぜひ美瑛高校の魅力化策を作っていっていただきたい、こういうふうに考えておりますがいかがでしょうか。(「はい」の声)

答弁 町長 浜田哲(町長は2019年3月まで)

はい、越権みたいなところはなかなかできませんので、どこまで美瑛高校とのまちづくりとのタイアップができるかということは、今ここでここまでとか言えませんけども、ただ例えば海士町の取り組みでは、きっかけになったのは早稲田大学の連携ですとか、そういった中からIターンのような形で高校教育とともに地域活動に参加するそういう人材が海士町に渡ってきて一つの旋風を起こしながら動いていったと、それを町長なり島民の方々が支えていったという形であります。美瑛町が同じ状況になれるかどうかということは条件も違いますから、教育委員会の質も県と道では大分違ってます。それと県の方はですね時代の変化に対応するというのがもう当たり前になってきてますけど、北海道の場合はですね割とそういうものは固い面があって、原則主義というのがあるようでありますから、そういった部分も十分に配慮をしながらやっていかなきゃならんというふうに思ってます。ただですね、北海道の中で私自身が今おもしろいなと思ってるのは、音威子府の美術工芸高校です。あそこを見に行ってまいりましたけども、あそこの子どもたちはやっぱり村外から来ている人が9割以上、ほとんどそうです。工芸等をやるということで、高校の授業の半分が工芸、半分が授業らしいんです。そして、どこに出てくのって言ったら進学する方がほとんどだと言ってました。つまり美術工芸というところの大学の方まで行くと。そうすると、この学校で工芸を半分やって勉強半分だったら進学にマイナスになりませんかという話をしたら、町長さん、うちの高校で授業中に寝てる子は1人もいませんと言いました。そういう意味では、高校が良い悪いっていうのは、あそこは村営ですからね。村営の高校でそういうふうにやる。つまり、村営でやると村がある程度自分たちの考える教育をつくることができるという、そういうなんか1例ではあったような気がします。しかし、これは音威子府の高校は、長年本当に地域で支えに支え続けてきましたから、そこはその成果だというふうに見ております。また他の高校では、今回市営高校に道営からなって、料理の学校として新しい学校を三笠の方で市立高校として経営を変えて料理を導入したと。今まで満度に定員が集まらなかったのが、倍率ができて満度に来てると。そういう高校の運営自体も文科省、教育委員会だけで子どもたちの将来も含めた子どもたちの何か未来を描くことはできなくなってる可能性があるんでないかとも思ってます。そういうこともいろいろ状況判断しながら、今後の取り組みを進めていくことが必要だなというふうに思っているところであります。

出典:美瑛町議会 平成26年第8回定例会 2014年12月18日 議事録 PDF(50ページ) 間違いを知らせる