みんなの議会

美唄市議会 令和6年第2回定例会 2024年6月7日

指定文化財について

2024年6月7日、美唄市議会の一般質問で、山上他美夫議員が「指定文化財について」質問し、教育長 石塚信彦が答弁しました。

質問者
山上他美夫 議員
答弁者
教育長 石塚信彦

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 9番 山上他美夫

令和6年美唄市議会第2回定例会において、大綱1点、質問させていただきます。美唄市立公民館桜井邸分館と指定文化財「旧桜井家住宅」について、教育長にお伺いいたします。平成4年5月27日に、美唄市指定文化財第6号として指定されています旧桜井家住宅について、美唄市民会館のホームページでは、旧桜井家住宅は、昭和58年に敷地とともに桜井省吾氏のご遺族から市に寄贈された桜井家の住宅で、明治、大正、昭和に渡って建築、改修された住宅であり、小屋組には洋風建築のトラス構造が用いられており、北海道の建築史上極めて特異な例として評価されていると紹介されております。さらには、美唄市や美唄市民会館のホームページでは「現在では、美唄市立公民館桜井邸分館はサークルの会合や研修会などに活用されています。」とも記載されておりまして、市役所1階ロビーにも桜井邸分館の利用案内ポスターが掲示されております。そこで指定文化財とはどのようなものか調べたところ「建造物、絵画、工芸品、彫刻、書籍、古文書、考古資料、歴史上資料等の有形の文化的所産で、歴史上、芸術上、学術上、価値の高いもの」と総称でありまして、桜井邸については建造物や歴史、資料等の有形の文化的所産であると考えております。先ほども説明いたしましたが、美唄市民会館のホームページでは、桜井邸分館と旧桜井家住宅については「市民が会合や研修会などに利用できる」と案内されておりますので、私は桜井邸についての現地の状況確認を行ってみました。その結果、建物外周の壁や傷みが進んでおりまして、窓ガラスも一部が破損し、屋根の軒先も損傷があり、基礎の傷みも進んでいるような印象がありました。さらには、サークルの会合や研修会に活用されるとする桜井邸分館については、障子が破れたままで、室内には布切れや備品が放置されているという状況でありますので、サークルの会合や研修会などに利用されているとは思えず、また、現状から想像するには、会合や研修会に利用するには甚だ疑問を感じる施設であると感じております。そこで、1点目の質問でありますが、桜井邸分館は実際のところ会合や研修会に活用できる施設を考えているのか。また、見学やサークルの会合・研修会などに活用された実績があるのか、もし実績があれば教えていただきたいと思います。また、旧桜井家住宅及び桜井邸分館は、今のところは指定管理により管理運営されていますので、施設管理仕様書を確認いたしました。その施設管理仕様書では、指定管理者が行う主要業務の一つとして、館内清掃業務とありますが、先ほど説明したとおり桜井邸分館について、障子は破れたままであり、桜井邸分館の和室はクロスや備品が放置されたままの状態で、サークルの会合や研修会などに利用できる状況ではないと思うところであります。2点目の質問ですが、指定管理者の発注者である美唄市は、適時において、桜井邸の状況を確認し、桜井邸の管理状況や問題点についての指導を行わなければならないと思いますが、そのような作業を行っているのかについてもお伺いいたします。先ほども説明しましたとおり、私が確認したところでは桜井邸分館と旧桜井家住宅は傷みが進んでおり、このままの状態が続けば、桜井邸の損壊はさらに進み、今後において維持が困難となることも考えますことから、指定文化財としての建物、建造物や貴重な収納物の損壊も心配されるところであります。3点目の質問でありますが、このような状況の中、市は指定文化財の桜井邸、旧桜井家をどのように維持管理していくのか、指定文化財としての貴重な市の財産である桜井邸分館及び旧桜井家住宅を後世に継承して、維持していくためには、建物の現状調査を行い、損壊する前に保全計画を立てる必要があると思いますが、美唄市としてどのような保全計画があるのか、お伺いいたします。

答弁 教育長 石塚信彦

美唄市立公民館桜井邸分館と指定文化財「旧桜井家住宅」についてでありますが、初めに、美唄市立公民館「桜井邸分館」につきましては、昭和25年に市に格上げとなった初代の市長、桜井氏のご遺族から寄贈され、40年以上が経過し、建築当初(大正7年)から推察しても老朽化が著しく、現在は美唄市指定文化財として必要な修繕を実施しながら公民館としても活用しているところであります。令和5年度の利用状況を申し上げますと、一般利用が131人で、サークル利用としての実績はありませんでした。次に、指定管理の管理状況についてでありますが、施設の管理につきましては、令和6年4月から令和11年3月まで、5年間の指定管理基本協定書を締結し、管理施設の修繕や緊急時の対応など、協定書の内容に沿って管理を行っていただいております。また、執行段階において、突発的な修繕の必要が生じる場合があるなど、計画的な修繕とならない場合も想定しておりますが、管理に関する問題が生じた場合につきましては、その都度、指定管理者と協議しながら必要な指導を行っているところであります。次に、指定文化財における保全計画についてでありますが、公民館桜井邸分館につきましては、老朽化が著しく進んでいることから、利用者が安全で快適に利用していただけるよう、指定管理者と連携を図りながら、施設の適切な維持管理や修繕に努めているところであり、館内には屯田兵時代からの文献や調度品なども展示していることから、令和3年6月に策定した「美唄市公共施設等個別施設計画」に基づき、今後の方針について委員会内部で十分検討してまいります。

質問 9番 山上他美夫

桜井邸分館についてでありますが、答弁では「指定管理者により管理施設の修繕や緊急時の対応など、協定書の内容に従って管理を行っていただいております」とのお答えを頂きました。しかし、桜井邸分館は当初の質問でも申し上げましたが、現状、障子は破れ、室内は備品が放置されている状況でありますので、施設の修繕や管理が十分になされているとは思えず、サークルの会合や研修会などに利用できる状況ではないと感じたところであります。市の監督が不十分な状況ではないかと感じております。再度申し上げますが、美唄市立公民館桜井邸分館と指定文化財「旧桜井家住宅」は美唄市の貴重な財産でありますので、指定管理業務の発注者である美唄市は指定管理者の管理状況を適時に調査し、市民が快適に施設を利用できるように指導監督する立場にあると思いますが、改めて指定管理の指導についてお考えあれば、お聞きしたいと存じております。

答弁 教育長 石塚信彦

桜井邸分館についてでありますが、施設の管理につきましては、指定管理基本協定書に基づき、適切な管理運営となるよう指導してまいります。

出典:美唄市議会 令和6年第2回定例会 2024年6月7日 議事録 PDF(2ページ) 間違いを知らせる