みんなの議会

美唄市議会 平成27年第2回定例会 2015年7月6日

(1)若者定住施策について/(2)個人情報保護について/(3)空き家対策について

2015年7月6日、美唄市議会の一般質問で、吉岡建二郎議員が「若者定住施策について」「個人情報保護について」「空き家対策について」について質問し、市長 髙橋幹夫、総務部長 中平匡司、選挙管理委員長 竹山哲郎、教育長 早瀬公平が答弁しました。

質問者
吉岡建二郎 議員
答弁者
市長 髙橋幹夫、総務部長 中平匡司、選挙管理委員長 竹山哲郎、教育長 早瀬公平

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 2番 吉岡建二郎

2015 年度第2回定例会にあたり、大綱3点にわたり市長及び教育長、選挙管理委員長に質問をさせていただきます。1つ目の質問です。若者定住施策について伺います。少子高齢化という日本全体の大きな流れの中で、若者の定住をいかに促進させるかという課題は、全国市町村に共通する大きな課題です。とりわけ美唄市は 38%という高い高齢化率と同時に人口減少が進行しており、その双方を解消していくためにも、若者の定住を促進することは大きな課題となっております。国が率先して少子化対策を行う必要がある一方で、この美唄市でも独自の施策を遂行することが求められてきています。若者の人口を増加させるという目的であれば、すでに美唄市内にいる若者を定住できるようにしていくことと同時に、外部から若者を呼び込んでいくことが必要となるのではないでしょうか。その上でまずは、現在行われている移住定住促進助成制度について伺います。2012 年度より行われている移住定住促進制度ですが、この制度は全年齢向け、若者向けとはされておりません。そういった制度であり、住宅の購入の際の支援となっております。本来的に若者の移住定住を目的とした制度ではないと存じています。しかし、結果としてこの制度で若者の移住定住が促進されているということであれば、この制度の継続をし、若者の移住定住に向けて、より一層強化をしていくことが必要となると考えています。若者の制度利用状況を確認するために 2012 年度からこの制度を活用して、移住された方々の前住所と、新築・中古住宅への助成件数、金額及び助成申請者の年代、移住者の年代について伺います。次に、民間賃貸住宅に家賃を支払っている若者世帯、単身世帯について伺います。先ほどのとおり、2012 年度より行われている移住定住促進制度は、住宅の購入の際の支援であるため、賃貸住宅を利用する際には、活用できるものではないものになっております。若者の貧困が問題となっている現代において、持ち家ではなく、賃貸を選ぶ若者の割合の方が多いのではないかと思われます。美唄市では、民間賃貸住宅に家賃を支払っている若者世帯、単身世帯の状況を把握していますでしょうか。また、例としてあげますと、隣の三笠市では、若者移住定住促進家賃助成制度として、民間賃貸住宅へ入居することとなる転入者を対象に、家賃の一部を商品券で助成するといった制度があります。近隣市町村と同じ制度をつくり、横並びにしなくてはならない、そういったことはないのですが、民間賃貸住宅を利用している若者がこの美唄市に多くいるのであれば、そういった方々への助成制度を実施することで、若者のより一層の移住定住促進につながっていくのではないでしょうか。美唄市において、今後そういった制度を実施する予定はあるのか、それについても伺います。加えて、本質問でいう若者世帯、単身世帯については、例に挙げた三笠市に習う形で、若者世帯については、夫婦いずれかが満 40 歳未満の世帯、または、中学生までの子が居住かつその子を扶養している夫婦世帯または寡婦世帯、単身世帯については、満 40 歳未満で職業を有する単身世帯とさせていただきます。同様に乳幼児・子ども医療費無料化についても伺います。若者の定住を考える際に、住居のことだけではなく、子育てについても同時に考えなくてはなりません。子育て世代である若者世代が安心して子どもを育てていける制度、これを施行することで、美唄市への移住定住を選択していただきやすくなると考えています。美唄市では、2014 年度より未就学児医療費の全額無料化の助成制度を行っています。この未就学児医療費の全額無料化というのは、北海道の支援制度に市独自の制度をあわせて行っているという状況です。近隣市町村を見ても違いはありますが、それぞれの制度をつくり、子育て世代に向けた支援を行っている状況です。若者世代、子育て世代の移住定住促進を考え、そういった世代にこの美唄市を選んでいただくためにも、近隣市町村に先駆けて、より充実した支援を美唄市で行っていく必要があると考えます。具体的には、現在行っている医療費無料化、この枠を例えば小学校卒業、そして、可能であれば、義務教育終了の中学校卒業まで拡大していくこと。これが移住定住促進につながるのではないでしょうか。そこで、2014 年度この制度の対象者数及び助成額について伺います。そして、仮にこの制度を小学校卒業、中学校卒業まで医療費の無料化枠を拡大した場合の対象者数及び増加する助成額について伺います。あわせて今後医療費の無料化枠を近隣市町村との横並び、追随するというのではなく、美唄市が先陣を切って拡大をしていく考えがあるのかを伺います。2つ目の質問です。個人情報の保護について伺います。最近の報道では、企業や行政機関で情報機器の誤操作や個人情報に対する認識不足により、個人情報が流出する事件が多く取り上げられています。記憶に新しいところでは、年金機構における個人情報流出もあり、個人情報を管理しているコンピューターへの外部からの不正アクセス、それへの体制強化、対策強化が必要となっております。同時に個人情報の持ち出しの際の流出への注意喚起も強めていかなくてはならない状況にあります。私自身、以前勤めていた企業では、個人情報の管理については、最重要事項の1つとして扱われており、毎日の個人情報流出がないか、漏えいしないかのチェック、定期的な注意喚起、それが行われてきました。USBフラッシュメモリー等や携帯電話、スマートフォンを含む記憶媒体のオフィスへの持ち込みや紙の持ち込み、持ち出し、それは原則禁止をされておりました。個人情報は、非常にデリケートな情報も含まれ、最近では、名前や住所、電話番号といった一般的な個人情報だけではなく、個人を特定できるあらゆる情報、そして情報の組み合わせ、それが個人情報に分類されてきております。この個人情報が流出をしてしまうと、今、社会問題にもなっている振り込め詐欺などに悪用される可能性もあります。漏えいすることで不利益を被るのは、個人情報を漏えいされた個人、被害者側だけではなく、個人情報を漏えいしてしまった側、いわゆる加害者側にも賠償責任、信用への悪影響等の被害があります。まずは情報漏えい、これが起こり得ない状況をつくることが必要となります。流出のリスクがある状態では、個人情報を取り扱う方々が安心して効率的に業務を行うこと、それの妨げとなるのではないでしょうか。これに関連して、先の市議会議員選挙、こちらにおいて、投票を行った際、私はこの美唄市役所で投票を行いました。投票所の受け付けで、事務担当者の方が名簿の照合を行う際に、そのページに記載された方と、その氏名、投票の有無が投票に来た際に見える状況にありました。市内には、投票所が 26 カ所あったと記憶しております。他の投票所の状況は、実際に見てはおりませんので詳しくはわかりかねますが、ただ、少なくとも市役所での投票、その際には、投票の有無、それが外部に見えてしまう状態にあったと私は認識しております。美唄市としてこのような形で氏名と投票の有無という情報、これが見えてしまう。こういった情報を個人情報としてとらえているのでしょうか。また、市内のほか 25 カ所の投票所での名簿との照合、これは市役所でのものと同様に行われていたのでしょうか。どのように行われていたのでしょうか。選挙の際、個人情報の取り扱いについて伺いたいと考えております。あわせて市内の行政機関、教育機関には、大量の個人情報が存在しています。私の調べといいますか、NPO法人日本ネットワークセキュリティー協会の 2013 年情報セキュリティーインシデントに関する調査報告書、こちらによりますと、2013 年における個人情報漏えいのおよそ 44%、これが公務における漏えいとのことです。役所、行政機関、教育機関というのは、取り扱う情報の量、漏えいした際のリスク、この両方の側面から見て、個人情報の管理の強化と漏えい防止への徹底をすることが求められていくと考えられますが、市や市の小・中学校における個人情報の管理と漏えいの対策について、現在の取り組みの姿勢について伺います。3つ目の質問です。空き家対策について伺います。市内における空き家の実態についてですが、先の市議会議員選挙で市内をお伺いした際に、市民の皆様より多くのご要望をいただきました。特に、南美唄地域で多くの方々から空き家についてのご意見、ご要望をいただきました。倒壊した空き家に対して、景観を損ねている。屋根のトタンが壊れた状態で風にあおられて飛んでいく、飛んでくる危険がある。空き家の中に猫が住みついている。蜂の巣ができている。そして、通学路の側に倒壊した空き家がある。この状況が心配である。といった内容で、いろいろなご要望をいただきました。実際に見てまわると、その状況は一目瞭然なものとなっております。空き家は大変たくさんの数、それも倒壊した状態である状況です。目に見えて危険な状態の空き家もあるので、早急に対処、対策を行う必要があります。市では、2014 年4月1日より美唄市空き家等の適正管理に関する条例、これが施行・運用をされておりますが、この条例に関連して、空き家の調査、行っているものと思います。調査結果に合わせてこの調査結果における空き家の実態、それと現在の対応状況について伺います。あわせて空き家等対策の推進に関する特別措置法についても伺います。本年5月 26 日より全面施行された空き家等対策の推進に関する特別措置法いわゆる空き家対策法についてですが、この法により空き家が特定空き家等と認められ、法の規定が適用された場合、税制上の特例がなくなる、立入調査が可能になる、除却、修繕、立木地区の伐採等の措置の助言または指導・勧告・命令が可能になる。さらに要件が明確化された行政代執行の方法により強制執行が可能になる。といった、これまでとは違った対応が求められることになると思われます。この特定空き家等こちらの定義についてと市内の特定空き家等の実態、それを把握しているか。またはその措置について伺います。同時に空き家対策法には国及び地方公共団体による空き家等に関する施策の実地に要する費用、それに対する補助、地方交付税等の拡充を行うと明記されています。空き家の解体を行う際には、建物の大きさやその状況によって変わってはきますが、おおよそ1件につき、100 万円程度高額な費用がかかると言われています。費用の問題で空き家の解体ができないでいるその家の持ち主の方もいらっしゃるかと思います。今後の展望として、美唄市における空き家の解体費用助成制度、これを行っていく予定があるのか、その考えについて伺います。

答弁 市長 髙橋幹夫(市長は2019年3月まで)

吉岡議員の質問にお答えいたします。初めに、若者定住施策について、若者移住・定住促進についてでありますが、民間賃貸住宅に家賃を支払っている若者世帯・単身世帯につきましては、世帯人員や世帯数、世帯構成、年齢などの状況は把握していないところであり、今後の検討課題として検討してまいりたいと考えております。次に、乳幼児・子ども医療費の無料化についてでありますが、本市では、これまでの北海道の支援制度である未就学児の入院・通院及び小学生の入院医療費の一部助成に加え、昨年4月から子育て世代の支援策として、未就学児医療費の全額無料化を行ったところであり、平成 26 年度の実績といたしましては、対象者数は 763 人、助成額は 436 万 9,000 円となっております。次に、拡大の対象を小学生まで及び中学生までをそれぞれ全額無料化とした場合の対象者数及び増加する助成額は、小学生までの対象者数は概ね 650 人で、増加する助成額は、2,200 万円程度、中学生までの対象者数は概ね 1,160 人で、増加する助成額は 3,900 万円程度が見込まれるところであります。他市においては、それぞれの財政状況などを勘案しながら可能な範囲で単独施策として医療費助成を実施しているところであり、本市におきましても、子育て支援の充実は大変重要であるものと受け止めておりますが、財政健全化に取り組んでいる状況において、さらなる市独自での支援の拡充は検討課題と捉えているところであります。なお、全国市長会においては、本年6月 10日、各自治体が地方単独事業で実施している子どもの医療費無償化に関し「妊娠・出産・幼児医療など子どもの生命にかかる保障が、全国どこにいても、また、世帯の経済状況に影響されることなく、担保されることが必要」と指摘し、「子育てにかかる医療費は国が全国一律で負担すべき」であると特別提言を採択し、国や国会議員に対し要請を行ったところであります。また、提言の中には、都市自治体の役割と責任として、「都市自治体ごとにそのサービスの内容に違いがあるのは当然であるが、地域間で経済的負担の軽減などの子育て支援サービスを競争して子どもたちを取り合うようなことは望ましくなく、他都市との相対的な比較や競争をあおったりするのではなく、愛着や誇りといった地域の魅力の競い合いによって子育て世代の住みやすいまちを目指すべき」としたところであります。こうした提言を踏まえ、市としましては、今後の動向を注視し対応してまいりたいと考えております。次に、個人情報保護について、公共機関での個人情報の取り扱いについてでありますが、個人情報の取り扱いにつきましては、条例において、個人情報を取り扱う前に、個人情報の内容や取得方法、業務が連携する他所属に対し通知をするかなど、あらかじめ取扱事務の届出をしなければならないと規定しております。また、規定されている事務以外に個人の情報を取り扱ってはならないことも定めているところであります。次に、個人情報の流出防止対策としましては、美唄市情報セキュリティ基本方針及び美唄市情報セキュリティ対策基準により、USBメモリーなど、各種記録媒体の使用について、許可を受けた必要最低限の範囲とするよう定めており、その管理や廃棄についても厳重に取り扱うことと規定しております。こうしたことから、個人情報を取り扱う職員は、これまでも個人情報保護の重要性を認識し業務を行っているところではありますが、昨今の報道でもありますとおり、個人情報の流出は、人的要因が原因であることが多いため、引き続き、職員研修や職場内研修などを通じ、個人情報保護の徹底に努めてまいりたいと考えております。次に、空き家対策について、市内における空き家の実態についてでありますが、平成 24年から空き家の実態調査を行い、299 件の空き家を確認しており、その内倒壊や落雪などにより危険な 90 件の空き家については、所有者の調査を行い、判明した 48 件について、適正な管理をお願いする文書を送付したところ25 件から連絡があり、管理実態の把握ができたところでございます。なお、平成 26 年4月1日に「美唄市空き家等の適正管理に関する条例」を制定し、広報紙メロディーや市のホームページを通して、市民のみなさんに周知を図ってきたところ、平成 26 年度は市民のみなさんから、倒壊の危険や強風による建築材料の飛散、落雪など 35件の相談や通報があり、所有者の判明した 29件に、空き家の適正管理について、文書の発送や電話、面談などの対応を行った結果、20件から応急措置や、解体の検討などの、回答をいただいたところでございます。また、返答のない空き家等につきましては、再度、親族等の調査を行い、所有者に対し、必要な措置について指導、助言に努めてまいりたいと考えております。次に、空き家等対策の推進に関する特別措置法についてでありますが、平成 27 年5月26 日に全面施行された、「空き家等対策の推進に関する特別措置法」による、「特定空き家」の定義につきましては、著しく保安上危険となるおそれがある状態、衛生上有害となるおそれのある状態、著しく景観を損なっている状態、その他周辺の生活環境の保全を図るために放置することが不適切な状態にある空き家等となっております。なお、現在市内の特定空き家の件数につきましては把握しておりませんが、固定資産税の特例などに関係するため、今後、検討委員会などを設置し、慎重に特定空き家について調査していかなければならないと考えております。また、平成 24 年からの実態調査では、倒壊や落雪などにより危険な空き家を 90 件確認しており、所有者の特定ができたところから、適正な管理をお願いする文書の送付や訪問などの対応に努めているところであります。次に解体費助成につきましては、本市では行っておりませんが、国の制度や近隣自治体の状況などを調査し、今後検討してまいりたいと考えております。なお、現在行われている移住・定住促進助成制度につきましては、総務部長から答弁させます。

答弁 総務部長 中平匡司(総務部長は2018年12月まで)

現在行われている移住・定住促進助成制度につきましては、私からご答弁させていただきます。移住・定住促進助成制度を活用して移住された方々の状況につきまして、平成 24 年度から平成 26 年度の合計で申し上げますと、新築住宅の助成が4件、中古住宅の助成が 11 件、助成額の合計は 863 万 8,000 円で、奈井江町、札幌市、岩見沢市など道内9市町から 13 件、道外から2件、合計 15 世帯 34 名が移住し、助成申請者を、年代別で申し上げますと、20歳代2名、30 歳代7名、40 歳代3名、60 歳代1名、70 歳代2名で、助成申請者を含む移住者全体に関して、年代別で申し上げますと、10 歳未満6名、10 歳代2名、20 歳代3名、30 歳代 13 名、40 歳代4名、50 歳代1名、60歳代1名、70 歳代4名となっております。本年度の状況につきましては、6月末現在で申し上げますと、問い合わせ件数は7件で、その内、申請に向けて準備中が2件あり、申請内容は、把握していない状況であります。

答弁 選挙管理委員長 竹山哲郎

吉岡議員の質問にお答えをいたします。個人情報保護について、各投票所における個人情報保護の取り扱いについてでありますが、投票用紙の交付に当たりましては、紙に印字した選挙人名簿抄本により、事務担当者が本人の確認や投票状況を確認し、選挙人の確認や二重投票の防止などを行っております。この際、入場券の受領や投票用紙の交付などの関係上、投票に来られた方からも選挙人名簿抄本の当該ページが見える状況となっております。市選挙管理委員会では、選挙人が投票をしたかどうかについても個人情報につながるものと考えますことから、今後におきましては、他市の状況等も参考にしながら、各投票所における個人情報等の保護の対応について検討してまいりたいと考えております。

答弁 教育長 早瀬公平(教育長は2016年12月まで)

吉岡議員のご質問にお答えいたします。小中学校での個人情報の保護についてでありますが、個人情報の取り扱いにつきましては、美唄市個人情報保護条例に基づき、個人情報の漏えい、改ざん、滅失、き損その他の事故を防止しなければならないこととなっております。また、原則として、オンライン結合による個人情報の提供を行ってはならないと定められているところであります。なお、情報の形態としては、紙媒体、電子媒体、電子データ等のすべてを含めて同様の取り扱いであります。このような規定に基づき、学校のセキュリティ対策としては、教職員用のパソコンに最新のウィルス対策ソフトを搭載しているほか、ファイヤーウォ-ル等により外部からの侵入を防止する対策を講じているところであります。また、各学校においては、個人情報を取り扱うルールとして、次の4点について徹底を図っております。1点目として、個人情報を含むテータの複製を行っていないか、また校外に持ち出していないか。2点目として、やむを得ず複製を必要とする場合や校外に持ち出す場合は、校長の許可を得ているか。3点目として、一時的であっても、自動車の中などに放置するなどしていないか。4点目として、個人情報データは使用目的が終わった時点で消去等を行い、処分しているか。以上の点を校内全体で確認し、個人情報の紛失事故の防止に取り組んでいるところであります。また、各学校における個人情報紛失の防止については、平成 26 年7月 17 日付けの道教委からの通知により、個人情報の紛失事故防止に万全を期するよう具体的な対策が示されており、この通知に基づき、校長会・教頭会を通じて教職員に対し指導しているところであります。なお、昨年度、個人情報紛失により懲戒処分が行われた事例として、道内の中学校教諭が、管理職の許可なく個人情報を保存したUSBメモリーを校外に持ち出し、帰宅途中に立ち寄った施設の駐車場で車上荒らしに遭い、USBを紛失したケースがありました。教育委員会としては、このような事例を周知し、啓発するとともに、職場研修やICT研修などを通じて、個人情報の流出や紛失事故の防止対策を徹底するよう各学校に指導しております。

再質問 2番 吉岡建二郎

自席より再質問いたします。若者定住施策についてですが、民間賃貸住宅に家賃を支払っている若者世帯、単身世帯における世帯人員や世帯数、世帯構成、年齢などの状況は把握しておらず、今後、検討課題として検討していくとの答弁でしたが、今後、こうした方々に対して、市として助成制度の創設していく展望があるのかどうか伺います。次に、個人情報の方についてですが、市の個人情報の保護に関して、外部への持ち出しをする個人情報を記載した書類の管理方法、それとUSBメモリーやSDカードといった記録媒体についての接続や管理手法についてどのように行っているのか。また、今後その管理の徹底、強化をどのように行っていく予定なのか伺います。最後に空き家対策についてですが、実態調査を行い、所有者に対し、適切な管理をお願いしているとのことですが、所有者がわからないなど、管理者が不在の状態での緊急の処置を要する空き家について現在対応していることがあればお伺いいたします。例えば先ほどのとおり、トタンが飛びそうになっている。そういった状態は、何も対処をせずに放置をしておくと、危険な状態になるかと思われます。そういった状態、放置することが不適切な状態にある空き家に関して、応急的に対応をされているのでしょうか。

答弁 市長 髙橋幹夫(市長は2019年3月まで)

吉岡議員の質問にお答えいたします。初めに、若者世帯に対する助成制度の創設についてでありますが、これまで、本市の具体的な移住定住施策については、美唄市移住・定住推進協議会の皆さんと一緒に取り組んできたところであります。昨年度の協議会では、転勤移動者や公務員などに対する助成の有効性などの検討や、家賃助成の内容が、移住先の決定に大きく影響を及ぼし、効果的な取り組みとなるのかなどの検討を行いましたが、有効性に疑問が残り、引き続き検討が必要であるとして、市としましても、制度化を行わなかったところであります。私は、人口減少問題への対応で、移住定住施策は、重要施策の1つとして考えていることから、今後も、美唄市移住・定住推進協議会の皆さんと情報の共有を行いながら、取り組んでまいりたいと考えております。次に個人情報の外部持ち出し時の管理や、USBメモリーなど記録媒体の接続管理についてでありますが、公文書に関しては、条例において適正な維持管理が定めており、個人情報の適正な管理を行うため、個人情報の管理責任者を定めるほか、個人情報の漏えい、改ざん、滅失、き損その他の事故を防止することが義務づけており、慎重に取り扱うべきものとしております。また、職員が使用しているパソコンなどの情報端末で、業務上必要な範囲でデータの受け渡しをするため、USBメモリーなどの記録媒体を使用する場合があり、その場合の取り扱いで、ネットワーク上で監視する専用システムなどの導入については、現在のところ考えておりませんが、情報端末側で個別に記録媒体を制限する設定について、導入ができるか調査してまいりたいと考えております。さらに、人的なセキュリティとして、記録媒体の管理基準を一層明確化するとともに、継続して個人情報保護に係る職員研修を実施するなど、情報漏えいが起こらない体制の強化に取り組んでまいります。次に、空き家対策についてでありますが、これまでも、倒壊の危険や建築材料の飛散、落雪の危険があるなどの通報や相談があり、所有者が分からない場合や、緊急を要する場合には、危険回避の対応、また、道路への落雪の危険がある場合には、緊急措置として警察と連携し、通行止めなどの対応を行ってきたところでございます。今後におきましても、市民のみなさんが安心・安全な暮らしが守られるよう、市内の巡視や、市民のみなさんへ、空き家の適正な管理についての周知を図るなど、必要な対応に努めてまいります。

出典:美唄市議会 平成27年第2回定例会 2015年7月6日 議事録 PDF(9ページ) 間違いを知らせる