美唄市議会 平成25年第4回定例会 2013年12月6日
(1)公共的施設の利活用について/(2)人事行政について/(3)公共施設の更新について
2013年12月6日、美唄市議会の一般質問で、桜井龍雄議員が「公共的施設の利活用について」「人事行政について」「公共施設の更新について」について質問し、市長 髙橋幹夫が答弁しました。
- 質問者
- 桜井龍雄 議員
- 答弁者
- 市長 髙橋幹夫
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 8番 桜井龍雄
平成 25 年度第4回定例会に当たり、大綱3点について、市長にお伺いいたします。大綱の1点目は、公共的施設の利活用についてであります。長年にわたり、地域に親しまれた誇り高き伝統を築いてきた学舎である専修大学北海道短期大学、美唄工業高校、西美唄小学校、西美唄保育所が、近年の少子化の影響により市内の学校の統廃合が進み、廃校が決まった地域では、その使命を終えたところであります。これらのことを踏まえ、市内の公共的施設について、市では現在、それぞれ跡地利用等の検討がなされていると思いますが、次の5点について、お聞きいたします。その1つ目は、専修大学の跡利用の交渉状況について、専修大学北海道短期大学は、開道 100 周年に当たる昭和 43 年に、北海道農業の発展の担い手となる技術者を養成する高等教育機関として、美唄市民はもとより道民の期待を担って、専修大学美唄農工短期大学として開学し、昭和 48 年には、校名を専修大学北海道短期大学に改め、北海道の開発、国土の開発に欠かせない農業、土木技術者の育成や、広く地域社会、産業界、商業界で活躍する人材育成などを行い、多くの卒業生を社会へ輩出しました。しかしながら、少子化時代を迎え、本年6月8日、専修大学北海道短期大学は、その歴史に幕を閉じました。閉学となった専修大学の跡利用について、市は、施設の継続活用に関する要望書を提出しておりますが、学校法人専修大学との交渉状況についてお伺いいたします。その2つ目は、旧美唄工業高校の跡利用についてですが、高校は、北海道教育委員会の所管ですので、協議の状況について。その3つ目は、旧光珠内、旧茶志内、旧西美唄小学校の跡利用についてですが、インターネット公募で売却するとのことであったが、売却予定価格と入札の結果について伺いたい。また、旧西美唄保育所の跡利用についても伺いたい。その4つ目は、老朽化した教員住宅の解体が進んでいるが、これまでの状況と今後の取り壊しが必要な住宅の見通しについてお伺いいたします。その5つ目は、北海道中央コンピュータ・カレッジについてですが、当時の労働省の所管である特殊法人労働福祉事業団が昭和 63年から平成3年にかけて、全国に 15 箇所のカレッジを設置し、本市においては、職業訓練法人美唄情報開発学園が運営主体となり、平成元年に開校されたものと承知しております。その後、全国のカレッジの多くが閉校する中、美唄市においては開校以来、一度も定員を満たすことなく現在に至っているところでありますが、来年度以降の運営等についてどのように進めていくか、市長にお伺いいたします。大綱の2点目は、人事行政についてであります。職員の再任用についてお聞きいたします。国から地方公務員の雇用と年金の接続ということで要請があり、本市においても再任用を実施するとなっていますが、再任用に関する経過と来年度の再任用対象者数と希望人数、給料・勤務等の条件、国と異なる本市独自の取り組みなどについて、市長にお伺いいたします。大綱の3点目は、公共施設の更新について、本市においては、学校の耐震化は進んでいるようですが、主な公共施設の耐震化の現状と今後の耐震化について、現在、公共施設で耐震化が必要とされる施設名についてお聞きいたします。以上で、この場からの質問を終わらせていただきます。
答弁 市長 髙橋幹夫(市長は2019年3月まで)
桜井議員の質問にお答えいたします。初めに、公的施設の利活用について、専修大学北海道短期大学の跡利用の状況についてでありますが、市としましては、昨年 11 月21 日に市、市議会、商工会議所、短大後援会の連名で、施設の継続活用に関する要望書を提出したところであります。学校法人専修大学では、これまで、専修大学北海道短期大学閉鎖業務プロジェクトで、備品等の処分を行う手続が進められてきましたが、本年 10 月 10 日には、学校法人専修大学担当理事が来庁し、学内の状況報告を受け、私から、早急に協議の場を設けていただくよう申し入れを行ったところであります。また、学校法人専修大学においては、現在、校地等の利活用を含む、短期大学の廃止業務全般について慎重に検討を行うため、新たに「専修大学北海道短期大学廃止業務プロジェクト」を設置したところであり、第1回会議を本年 11 月 27 日に開催し、市からの要望書も含め検討を行っていると伺っております。このため、大学との協議の場を早急に設けていただくよう再度申し入れを行い、短大施設の継続活用に関して要請を行ってまいりたいと考えております。次に、旧美唄工業高校の跡利用についてでありますが、これまで、庁内職員で構成するコミュニティ施設審議委員会において検討を行ってまいりました。校舎については、建築後 35 年から 47 年を経過し、老朽化による多額な改修費用が見込まれることから、市としては使用しないこととし、屋内体育館等の体育施設については、老朽化により平成 26 年度末をもって廃止することとしている体育センターの代替施設として活用できないか、現在、北海道教育委員会と協議を行っているところでございます。次に、旧光珠内、旧茶志内、旧西美唄小学校、旧西美唄保育所の跡利用についてでありますが、旧小学校施設のインターネット公売につきましては、不動産鑑定に基づき各施設の最低売却価格を、旧光珠内中央小学校は 511万円、旧茶志内小学校は 564 万円、旧西美唄小学校は 1,348 万円として、10 月 25 日から11 月 12 日まで入札申し込みを受け付けましたが、応募がなく入札には至りませんでした。今後、募集要領等を再検討し、改めて公募したいと考えております。また、旧西美唄保育所につきましても、今後、売却する方向で検討したいと考えております。次に、老朽化した教員住宅の今後の見通しについてでありますが、老朽化して使用できない教職員住宅につきましては、平成 23 年度から順次解体を進めており、平成 23 年度は、東小学校の3棟9戸、平成 24 年度は、中央小学校の6棟 17 戸、南美唄小学校の2棟4戸、平成 25 年度は、東小学校の6棟 18 戸、南美唄中学校の1棟1戸、旧東栄小学校の2棟2戸、旧茶志内小学校の2棟2戸、旧光珠内中央小学校の3棟5戸の解体を実施いたしました。今後、解体が必要な住宅は、西美唄地区の昭和 50 年及び昭和 51 年建設の2棟3戸となっており、この2棟につきましては、来年度の解体を計画しているところであります。次に、北海道中央コンピュータ・カレッジについてでありますが、本年5月の美唄情報開発学園の通常総会において、平成 26 年度に入学する学生の募集を停止することとしたところであります。在籍している学生が卒業するまでの間は、引き続き、自衛隊退官予定者の再就職を目的とした技能訓練のほか、ハローワークとの連携を強化して、国や道のパソコン等、職業訓練の受講者確保に努めることとしているところであります。市としましては、現状の学生数を踏まえると、経営的には相当厳しいものと受けとめていることから、学生が卒業した段階での運営のあり方について、美唄情報開発学園と協議するとともに、他の用途への転用の可能性についても庁内で検討してまいりたいと考えております。次に、人事行政について、再任用についてでありますが、地方公務員の再任用に関しては、国が地方公務員法の改正を見送り、本年3月に総務副大臣から雇用と年金の接続について、能力・実績に基づく人事管理を推進しつつ、地方の実情に応じて必要な措置を講ずるよう地方自治体に要請があったところであります。このことを受け、本市では、条例は改正せず、要綱を制定して運用することとし、来年4月の実施に向け準備を進めているところであります。今後の日程につきましては、再任用の運用方針を職員に説明した上で、対象職員の意向を確認し、職員任用委員会での選考により、再任用の決定をすることとしております。来年度の再任用予定につきましては、本年4月に事前意向調査を行ったところ、定年退職予定者5名のうち1名の希望がありましたが、本年度中に再度意向調査を行うこととしており、現在のところは未定であります。再任用の任期につきましては、原則として4月1日からの1年間とし、年金支給開始年齢の年度末までは更新できるものとしております。再任用職員の給料は、給与条例に規定している職務の級に応じた給料月額を支給しますが、短時間勤務再任用職員は、勤務時間に応じた額となります。職員手当は、通勤手当、時間外勤務手当、期末・勤勉手当等を支給しますが、退職手当、扶養手当、住居手当、寒冷地手当などは支給しません。また、休暇制度は、基本的に退職前と同様となりますが、年次休暇については定年前の通算をしないものとしております。国家公務員との比較については、国では、対象職員として早期退職者も一定の勤務年数等と年齢要件により再任用できること、希望があれば 65 歳までの年度末まで再任用の更新ができること、再任用の職務の級を限定していないことに対し、本市では、早期退職者を再任用の対象としていないこと、更新は原則として公的年金の報酬比例部分の支給開始年齢に達する年度末とすること、職務の級を1級から3級に限定することなどの違いがあります。次に、公共施設の更新について、耐震化についてでありますが、本市には、耐震改修促進法に規定する病院や学校など、多くの方々が利用する特定建築物が合わせて 34 施設あり、耐震改修工事が完了した小中学校5施設を含め、耐震性のある施設は 30 施設となっており、耐震化率は約 90%となっております。残り4施設の市庁舎、市立病院、市民会館、恵風園・恵祥園につきましては、平成8年に耐震診断を行っており、平成 24 年度には美唄市公共施設耐震化庁内検討委員会を設置し、施設の現状と今後の方針について検討しているところであります。以上でございます。
質問 8番 桜井龍雄
自席から、何点か市長にお伺いいたします。旧小学校施設は、再度、売却の公募をするとのことですが、旧西美唄小学校はまだまだ使用できる施設なので、売却先がない場合は、地域住民による活用を考える必要があると思うが、市長のお考えを伺いたい。次に、再任用についてお聞きいたします。職員の新規採用については、採用試験には大勢の方が応募されていると思いますが、再任用が実施されますと、若い人の働く場が少なくなると懸念されると思いますが、新規職員採用の影響についてと本市職員の市外居住者の再任用の対応について、市長にお伺いたします。次に、耐震化についてですが、特に市民の利用度が高い4施設について、耐震化を進めるべきではないかと考えるが、実施計画を含め、今後の耐震化計画についての考えを市長にお伺いいたします。
答弁 市長 髙橋幹夫(市長は2019年3月まで)
桜井議員の質問にお答えいたします。初めに、旧西美唄小学校の跡利用についてでありますが、旧西美唄小学校は平成5年建築で比較的新しい施設でありますので、民間等で活用していただくよう再度、売却に向けた取り組みを進めてまいりますが、売却先が決まらない場合には、改めて地域での活用が可能かどうか、協議をさせていただきたいと考えております。次に、職員の再任用についてでありますが、再任用に当たっては、各年度の退職者数や再任用の希望の状況により、再任用のポストや業務内容等について考慮することとしており、極力、新規職員採用への影響を及ぼさないよう努めてまいりたいと考えております。また、再任用職員の居住地要件につきましては、特に定めはありませんが、緊急時の対応などがあることから、市内に居住することが望ましいものと考えております。いずれにいたしましても、制度の運用状況を検証しながら、適正な人事管理に努めてまいりたいと考えております。次に、公共施設の耐震化についてでありますが、特定建築物4施設につきましては、災害時には重要拠点施設となることから、耐震化の必要性は高いものと考えており、市の地震防災緊急事業5箇年計画として、平成 27 年度までに整備することとしておりますが、財政健全化計画中でもあり、これまで着手する見通しが立っていないところであります。なお、今年度中に美唄市公共施設耐震化庁内検討委員会で、耐震化に向けた方向性を示すこととしております。以上でございます。
質問 8番 桜井龍雄
公共的施設の利活用ですが、廃校舎等について、民間事業者への売却ができなかった場合は、スポーツ振興を通じた交流人口増加を図るため、合宿所や宿泊施設などの利活用を検討したらどうかと思いますが、市長の考えをお伺いいたします。
答弁 市長 髙橋幹夫(市長は2019年3月まで)
桜井議員の質問にお答えいたします。廃校舎等の合宿所や宿泊施設としての利活用についてでございますけど、これまで、コミュニティ施設審議委員会において、宿泊研修施設や加工体験施設、農業用研修施設など、公の施設としての活用について検討を行ってまいりましたが、事業の有効性や改修に要する財源の確保、施設の運営形態など課題も多く、また、他市町の類似施設においても運営上の課題も多いと伺っていることから、合宿所や宿泊施設など公の施設として、現時点においては活用することは難しいものと受けとめております。いずれにいたしましても、老朽化した施設を放置し続けることは、安全面や景観など様々な問題が生じてくることから、関係する地元の住民の皆さんとの意見交換を行いながら、適切な対応に努めてまいりたいと考えております。以上でございます。