美唄市議会 平成24年第2回定例会 2012年6月18日
(1)今夏の節電に対する取組みについて/(2)保育行政について/(3)交通行政について
2012年6月18日、美唄市議会の一般質問で、吉岡文子議員が「今夏の節電に対する取組みについて」「保育行政について」「交通行政について」について質問し、市長 髙橋幹夫が答弁しました。
- 質問者
- 吉岡文子 議員
- 答弁者
- 市長 髙橋幹夫
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 7番 吉岡文子
2012 年第2回定例会にあたり、大綱3点について市長に質問いたします。今、消費税増税が民主党、自民党、公明党の合意で決定されようとしています。結局のところを2大政党といっても、政策では何ら違いがないことを国民の前に鮮明に示したことになります。社会保障と税の一体改革と言いながら、社会保障は国民負担の新たな押しつけばかりである上に、税といったら、消費税しかないと言わんばかりの消費税への執着振りです。政権交代の劇的なドラマを生み出した後期高齢者医療制度は、温存。年金改革は、棚上げで削減だけが残されました。選挙公約は何のためにあるのかと疑いたくなる昨今の政治状況です。質問に入ります。質問の1点はこの夏の節電に対する取り組みについてです。北海道電力は、泊原発3機すべてが停止しているもとで、この夏、猛暑だった 2010 年比で、7%の節電要請を呼びかけています。この協力要請に対しての、本市の基本姿勢及び市役所内の取り組みについてどのようになるのかお聞きいたします。また、市内に事業所や市民に向けての提案などはどうなっているのかお聞きいたします。質問の2点目は、保育行政についてお聞きいたします。政府は、消費税をめぐる3党合意の中で自らが社会保障改革の目玉として続けてきた子ども・子育て支援システムを修正する方向を打ち出してきています。しかし、いくら修正をしたとしても、保育のあり方を根本から変える新システムには、多くの保育関係者からの反対の声が上がっています。法案の行方をしっかりと見守りたいと考えます。さて、本市では、多様化する雇用状況や長引く不況の中、保育所へのニーズはどのようになっているのか。市内認可保育所の入所状況について、乳児、3歳未満児とそれ以上に分けてどのようになっているのかお聞きいたします。合わせて、来年から南美唄方面の幼稚園と保育所を認定こども園とする条例改正が提案されていますが、今後市内のほかの地域でも考えているのかどうか、お聞きいたし- -29ます。病児・病後時保育の実施については、以前にも質問をしております。第6期総合計画の中にもあるようですが、この事業の実施についてどのようになっているのかお聞きいたします。管内他市の実施状況についてもお聞きいたします。質問の3点目は、交通行政についてお聞きいたします。1つは、銀河通アンダーパス歩道における自転車の通行についてです。この問題については、平成 19 年第2回定例会にも質問しております。最近、この場所を歩いたのですが、「自転車を降りて通行しましょう」の看板が1枚しか見当たらず、これでは市民に周知徹底がされないと感じました。一般質問から、時間も経っておりますので、その後の状況や交通規則の改正等、改めて銀河通アンダーパス歩道内の自転車の安全な通行についてどのようになっているのかお聞きいたします。交通行政の2つ目には、そのアンダーパスを西に向かった銀座会館横の十字路の一時停止標識についてお聞きいたします。市民の方からアンダーパスが開通してから、車の流れが変わっているので、全方向、一時停止ではなくて、どちらかを優先とできないものかとの問い合わせがあります。この点についてどうなってるのかをお聞きいたします。以上この場からの質問を終わります。
答弁 市長 髙橋幹夫(市長は2019年3月まで)
吉岡議員の質問にお答えいたします。初めに、今夏の節電に対する取り組みについて、北海道電力の節電協力要請に対する本市の取り組みについてでありますが、今夏の電力受給状況につきましては、泊原発所の停止などにより、電力不足が見込まれることから、北海道電力から7月 23 日から9月7日までの平日9時から 20 時と9月 10 日から9月14 日までの平日 17 時から 20 時の時間帯において猛暑だった一昨年とを比較して7%以上の節電協力を要請されたところでございます。本市では、昨年の東日本大震災後、市役所内において照明、OA機器等の電源オフやエレベーター等の使用自粛、自動販売機の夜間消灯、一斉定時退庁日の徹底など、節電に取り組んでいるところでありますが、節電の徹底について、改めて庁内周知をしたところであります。今後は、北海道電力の節電協力要請を受け、電力不足が見込まれる期間を中心に市庁舎以外の施設を含め、さらに集中して節電対策に取り組みを徹底してまいりたいと考えております。市内事業者や、市民に向けましては、北海道電力が各事業所を順次訪問し、節電の依頼をすることと、一般家庭には検針時に節電のパンフレットを配布する予定であると伺っております。市としましても、節電に関するポスター掲示の協力や広報紙において、節電の協力をお願いしているところでございます。次に、保育行政について、市内保育所の入所状況についてでありますが、公立保育所の今年度6月1日現在の入所状況は、中央保育所は3歳未満児が 15 人、3歳以上児が 42 人で、入所率が 95%、東保育所は、乳児1人、3歳未満児が 15 人、3歳以上児が 29 人で、入所率が 100%、西保育所は、3歳未満児が13 人、3歳以上児が 35 人で入所率が 106.6%、- -30三井保育所は、3歳未満児が5人、3歳以上児が 24 人で、入所率が 96.6%となっております。次に、来年4月に開設を予定しております美唄市認定こども園は南美唄地域の幼児数の減少等から、三井美唄幼稚園を閉園し、三井美唄保育所を活用して、幼保一体化施設として設置しようとするものであります。現在、南美唄地区以外での認定こども園の設置につきましては、予定はしていないところでございますが、今後も入園児の状況や国の動向を見極めながら、安心安全な保育環境づくりを進めてまいりたいと考えております。次に、病児・病後児保育実施についてでありますが、この事業につきましては、平成 22年度から5年間の計画期間とする、次世代育成支援美唄市行動計画「びばいっ子すくすくプラン」後期計画にも盛り込んだところでありますが、実施上の課題といたしまして、実施施設にかかわる課題や保育士、看護師等の人材確保が難しい面などがあり、開設には至っていない状況でございます。本市としてはこれまで、先行実施している他市の状況等を調査しているところでありますが、空知管内では2市が実施しており、滝川市では保育所を活用し平成 22 年度から、深川市では病院内で昨年度から実施している状況です。こうした実例を参考に、医療機関とも協議を重ねながら、開設に向けて、課題の解決に努めてまいりたいと考えております。次に、交通行政について、銀河通アンダーパス歩道の自転車通行についてでありますが、自転車は、車歩道の区別のある道路では、車道を通行しなければならないとされておりましたが、平成 20 年6月の道交法の改正により、13 歳未満、70 歳以上の者及び身体障がい者の方については、歩道を通行することができることとなっております。また、車道を通行する際、安全確保のため、歩道を通行することがやむを得ないと認められたときや、危険と感じられた場合などは、歩道を通行することができるとされております。しかし、銀河通アンダーパス内の歩道は、坂道でスピードも出やすいことから、自転車で通行される方は自転車を押して通行していただきたいと考えております。このため、注意看板の設置につきましては、歩行者の安全を確保するうえで必要と考えており、今後は、美唄警察署と十分協議してまいりたいと考えております。次に、銀座会館横の交差点の一時停止標識についてでありますが、一時停止標識の設置経過につきましては、見通しの悪い交差点で道路幅も狭く危険なため四方向へ設置されたものでございます。また、標識の見直しや、一部撤去につきまして、美唄警察署へ伺いましたところ、公安委員会への要望時には地域住民の同意が必要となることから、現状では難しいものと考えております。以上でございます。
再質問 7番 吉岡文子
自席から再質問させていただきます。まず、節電に対する取り組みですけれども、庁舎内は、従来から節電というよりは、財政上の理由から、節電をされているということは承知をしております。本当に、お昼休み等は暗くて仕事はそれでできるのか、休んでる方のところだけ消しているのでしょうけども、- -31不安になることもありますし、階段を降りるのにも、電気が消えておりますから、わざわざつけることもないやと思って、足を踏み外さないかどうか心配になりながら私も降りていることもあります。電力消費量が大きいエアコンについても、市役所の中では、一部の設置で、また時間も限られてきていることから、今、市長が答弁された以上の節減の効果というのはなかなか、見込めないのではないかなというふうに私も考えております。これ以上何か、どこかを絞れということになり、まさにその乾いたぞうきんを無理やり絞っていくようなことになっていくのかもしれません。それでひとつ発想を転換して、市長にお考えいただきたいことに自動販売機があります。今の話では、夜間の照明を消していると言いましたけれども、それにしても自動販売機は、電気が常に 24 時間入っているということで、私は是非この点について、お考えいただきたいと思います。それで、質問にあたりまして、ちょっと調べてまいりましたけれども、日本国内には極めて多くの自動販売機が設置されており、深夜も時間を問わずいろいろなものを私たちは購入することができています。海外旅行に行って驚くのは、海外では日本ほど自動販売機が多くないことだと、私は海外旅行の経験はありませんけれども、そう聞いております。国内の自動販売機の設置台数が飲料やその他、券売機などを含めて、500 万台を超えていて、消費電力は、2000 年までで8億キロワットアワーを超えていました。24 円のキロワットアワーで換算すると年間この自動販売機の電気代に 1,920 億円の電気代を払っているということになります。また、自動販売機 500 万台について単純に1台当たりの消費電力を 1.0 キロワットとした場合 500 万キロワットの電力を消費してることになります。福島第1原子力発電所1号機から6号機まですべての邸宅電気出力合計が 469 万キロワットですから、国内の自動販売機すべてで、おおむね原子力発電所1つの消費電力を使用しているともいえます。これだけ自動販売機が幅をきかせてる世の中ですけれども、中には、自動販売機を減らそうキャンペーンなどといって、活動している団体もあると聞いています。または自治体では、愛知県豊田市が地球温暖化防止、地球温暖化問題に対する取り組みとして、1997 年の基本方針で、公共施設では、原則として飲料水、菓子類の自販機を設置しないことに決定して、46 施設から 106 台を撤去したということが報道されました。奈良県生駒市でも同様の取り組みが報告されています。2008 年2月 25 日同市が管理する公共施設から清涼飲料水や、たばこ等の自動販売機を順次撤去すると発表しています。市役所自らが1事業者として環境保全に取り組み、地球温暖化対策の推進を進めるため 2001 年 11 月から省資源・省エネ・ごみ減量資源リサイクルなどを実施しているエコオフィスづくりを率先して行動し、現在の大量消費社会改善を図ることを目的としているということです。生駒市では、施設の特性によって利用者等の水分補給で必要な場合は、各施設の利用状況に応じた台数を確保し、エネルギー消費量の少ない機器に変更する考えだということです。私が、把握できたのは、この2例だけですけれども、- -32昨今のエネルギー事情ですから、もっと増えているのかもしれません。自動販売機については、各飲料メーカーなどの思惑もあることとは思いますけれども、ぜひ今回の節電要請を機会に、あり方そのものを見直していくべきではないかというふうに考えておりますけれども、市長のお考えをお聞きいたします。自営業者や市民への提案については、わかりました。次に、保育所についてですけれども、少子化だと言われているのにもかかわらず、中央幼稚園がなくなり、民間幼稚園も定員を割っていると聞いているのに、保育所の入所状況は 95%から約 106.6%、子育て世帯の働き方の一端があらわれているのではないかというふうに感じました。私は先日、自治体問題研究所のフォーラムで東川町というところに行ってまいりました。人口規模が 8,000 人までない 7,000 人台の町ですけれども、今、注目されている町でもあって、確か、私が行ったときには道の駅は非常に人がたくさん集まっており、また、札幌以北唯一のアウトドアショップの大阪資本の店があるということで、そちらもちょっと見てきましたけれども、大変にぎわっていました。その中で、私は町立の幼児センター「ももんがの家」というのを見てきたんですけれども、ここは、東川町が平成 14 年に幼保一元化と子育て支援センターの合築施設として開設したもので、約 10 年ぐらいたってるんですけれども、とてもきれいで広々とした施設でした。ここは、非常に美唄に比べて、子供の数が多いのか、いわゆる幼稚園型というか短期型の定員が 150 人、長期型これが保育所だと思うんですけど、120人という、合わせて 270 人の定員ということで、1つにしたということもあって、非常に大きな施設になっているんですけれども、素材には木材が非常にふんだんに使われていて、また、私だけではなくて、北海道外からも、この研修に参加されている議員さんもたくさんおられたんですけれども皆さん口々に「ももんがの家」のすばらしさを評価していました。いまほど私が、お聞きしました病児・病後児保育についても、ここは一体化で、子育て支援センターも併設して看護師さんもいるということなので、自園型病児・病後児保育とここに通園している子どもに関しては、登園後にある体調不良となった場合、保護者の就労に配慮して迎えに来るまでの間保育しますということで、預かり状況はどうですかというふうに伺ったんですけれども、これだけの大きい施設なものですから、非常に変な言い方ですが、にぎわっていると、常にいろいろな病気で預かっているお子さんがいるというお話でした。これがすべてではなくて、やはり美唄は美唄なりの保育の施設、保育の制度が必要だと思いますので、特に、これをそのまままねろとは言いませんけれども、やはり同じ子どもとして、本当に伸び伸びとすばらしい施設にいるんじゃないかなというふうに思っていました。美唄は、近隣の市に比べまして、公的な保育は恵まれているのではないかというふうに思っております。20 分ぐらい走った別の市では、美唄と比べて人口規模非常に大きくて、本来であれば、保育所の数がもっとあってもいいではないかと思うようなところでも、1カ所しかないというところもありますので、- -33自治体それぞれの経営によって、変わってきてるのだと思いますけれども、三井がなくなりますけれども、市内に今ある認可保育所3つこれらに関しては、市民運動と、それから行政と力が一体となって運営されてきたものであるというふうに考えておりますので、今後も、政府の中では色々な保育に関して、環境が変わるようなことが今取りざたされておりますけれども、私は、市長にはしっかり公的保育環境を守っていただきたいというふうに、それこそが住民福祉、児童福祉にもつながると考えておりますけれども、市長にお考えあればお聞きしたいと思います。また、冬の大雪で、保育所の施設にも、被害があったと聞いておりまして、今回の補正予算にも組み込まれておりますけれども、保育所の建物についてですけれども、修理しながらとはいえ既に限界近くになっているのではないでしょうか。第6期総合計画美唄未来公共プランの中でも保育所の建物についても建てかえが必要だというようなことが書かれておりますけれども、建てかえの検討についてはどのようになってどのようにお考えでしょうか、お聞きしたいと思います。それから、交通行政についてですけれども、いまほどお聞きしました銀河通アンダーパス歩道の自転車通行については、自転車をおりて押してほしいというふうな、注意喚起を促すということでしたけれども、私は、19 年の時も同じように、自転車をめぐる通行の危険性について、訴えさせていただいたんですけれども、自転車と歩行者の事故が、自転車側が加害者になることが多くて、損害賠償の責任等の発生が、今、新聞やテレビなどで取りざたされていることは、市長もご存知だと思います。2つの例だけなんですけれども、「女子高生が夜間携帯電話を操作しながら無灯火で走行中、前方歩行中の看護師の 57 歳の女性と衝突。看護師には重大な障害が残った。」と、これで損害賠償額が、概算額ですけれども5,000 万円というふうに、これは、平成 17 年。それから、「男子高校生が通学中、歩行者に衝突。」被害者には脊髄損傷による麻痺の後遺障害が残り、賠償金額 6,800 万円。これは平成20 年度。このように自転車の事故というのは、自転車は、手軽な乗り物だということで乗ってしまいますけれども、一旦事故が起きた場合には、非常に大きな賠償責任が問われることになりますし、加害者が未成年であれば、親にも賠償責任が問われることになってくると思います。事故が起こってからでは遅い。銀河通アンダーパスは、鉄道と並行して歩道が設置されていまして、そこから降りる階段もありますけれども、階段と歩道とは 90 度で交差する訳で、どちらも本当に予測をしない限り降りてくる方もそれから通行する方もほんとに分からないという状況で、私はあの施設は本当に危険であるからということで、前回もお願いしたわけですけれども、1枚しかなかったということでは注意喚起にはならない。この点について早い時期にわかりやすい標記で、市民周知を図っていただきたいというふうに考えますけれども、市長の考えをお聞きします。また、銀座会館横の交差点については、理解いたしました。ドライバーからの認識だけではなく、地域住民などの合意がなければ取り外しができないということですので、その- -34旨、了承したいと思います。
答弁 市長 髙橋幹夫(市長は2019年3月まで)
吉岡議員の質問にお答えいたします。初めに、庁内の自動販売機の節電対策についてでありますが、市庁舎内の自動販売機につきましては、市職員や市役所利用者の利便性のため、福利厚生会を通じ設置しておりますが、昨年の東日本大震災後の節電の取り組みとして、夜間照明の消灯を自販機メーカーに依頼して実施しているところでございます。自動販売機を、長時間の間隔で交互に稼働する場合、温度変化による商品への悪影響や氷が溶けて、水浸しになる機種もあり、自動販売機間の交互稼働は難しいものと考えておりますが、節電につながる稼働方法について販売機メーカーや設置業者とともに検討してまいりたいと考えております。次に、保育所の施設整備についてでありますが、安心して子供を預けることのできる保育環境を提供することが、子育て支援の観点からも最も必要なことと考えております。びばい未来交響プランの前期基本計画期間が、平成 27 年度までとなっておりますので、保育所整備等に関しては、将来の施設統合も含め計画的な整備を検討しているところでございます。次に、アンダーパスの自転車通行についてでございますけども、議員ご指摘のとおり、非常に危険な場所というふうに認識しております。できるだけ早く看板の設置等について、対応を図ってまいりたいと考えております。以上でございます。