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美唄市議会 平成22年第2回定例会 2010年6月18日

(1)環境行政について/(2)農業政策について

2010年6月18日、美唄市議会の一般質問で、谷村孝一議員が「環境行政について」「農業政策について」について質問し、市長 桜井道夫が答弁しました。

質問者
谷村孝一 議員
答弁者
市長 桜井道夫

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 15番 谷村孝一

平成22年第2回市議会定例会に当たり、私は大綱2点について市長にお伺いいたします。その1点目は、環境行政で、生ごみの処理についてであります。このことについては、昨年の第1回定例会でも同僚議員が質問しておりますが、今後のごみ処理体系として、今日まで目指してきた南空知地域ごみ処理広域化検討協議会も諸課題が多く、広域処理を断念し、計画が頓挫した状態であります。本市としても焼却以外の新しいごみ処理システムのあり方について、生ごみを含む可燃ごみの処理に対する独自の基本的な考え方を今年中に整理すると答弁されておりますが、現時点でどの程度検討をされておるのか、状況をお知らせいただきたいと思います。本市のごみの最終処分場も平成19年から開始以来、既に3年を経過し、5カ年経過後には生ごみを含めた可燃ごみを別途処理しなければ、計画の15年間は到底無理であり、その対策が急がれておりますが、そこで、現在の生ごみだけを考えた場合、事業系生ごみを含めて1日当たりの搬入量は何トンぐらいになるのかお伺いをいたします。現在のところ、食品廃棄物のリサイクルの方法としては、大きく分けて飼料化、肥料化、メタン化の方法があり、いずれも一長一短があり、一般的に普及に至っていないのが現状であります。中でも、道内自治体の中で進められている堆肥化でありますが、これも油分や塩分があり、使用価値が低いと言われております。そこで、先日の新聞記事に食品廃棄物のエタノール化が環境省の地球温暖化対策技術開発事業で実証されたプラントで、今後の自治体向けのプラントとして需要が見込まれておる画期的なものであり、ちなみに、生ごみ10トンに対し、エタノールがD3ガソリン500リッター回収、油からA重油が700リッターが精製でき、JASO規格及び品確法に基づく自動車ガソリン強制規格に適合し、車、農業機械の燃料、ボイラー用燃料として、地産地消による温暖化防止対策にも一役買って、既に北九州は稼働し、愛知県では、本年11月より稼働のようであります。この際、本市の独自の対策にこの方法も検討する価値があると思いますが、市長の考え方をお伺いいたします。なお、過日、私ども会派の中で技術者を呼んで勉強会を行っておりますので、必要であれば資料等も用意いたしております。次に、大綱の2点目は農業行政で、農業排水管の改修についてであります。本市農業も天候不順により作業の遅れが心配されておりましたが、6月に入ってからの天候の回復により、植えつけ豆類の播種も終わり、成育も順調に推移しております。まずは一安心の中で管理作業に精を出しておられることと思います。今年から始まった米の戸別所得補償モデル事業でありますが、今まさに加入申請の時期でもあり、水田の利活用事業も含めて、現在集計中であり、100%の加入を見込んでいるところであります。明年から本格事業に向けて問題点を洗い出し、事業の改善に向け、関係機関や農業団体が検証し、セキュリティーも含めた要請活動を展開しております。加えて、本市で計画中の国営農地再編整備事業も明年の採択に向け、今年1年が正念場であり、市長をはじめ関係者の努力に期待するものであります。さて、本市の農業は今日まで国・道の事業を取り入れ、絶えず土地改良を進めており、その都度、農村地域の市道、側溝と、農地にかかる排水管が敷設されて、工事完了後には美唄市に管理をいたしております。この敷設管は鉄製のコルゲートであり、おおむね10年以上経過すると、腐敗により穴が空いたり、亀裂が生じて管が崩壊する恐れがあります。その上を大型農機具が常に通るので、大変危険であります。また、穴の空いたところから土砂が落ち込み、流れをせき止められ、大変心配をいたしております。そこでお伺いいたしますが、現在、市の管理する敷設コルゲート管の総数と、緊急改修の必要な箇所数を教えてください。さらに、今日までの年間の改修数と今後の改修計画についてお伺いいたします。岩見沢市では、今年、緊急を要する箇所を集中改修を行うようであります。岩見沢市もやや300カ所程度あるうち、急を要するものが51カ所程度あるということで、市の単費で1億3,000万ほどかけて集中改修を行うということでございます。いずれにしても、本市の場合も高齢化が進み、安全な農作業を行うためにも、計画的な改修が必要と思いますが、市長の考え方をお伺いし、この場からの質問を終わります。(議長から指摘あり)失礼しました。生ごみの処理の関係の美唄独自の方式についてですが、今年中に具体化するというお話でありますが、このことについては、今作成中の美唄市の総合計画の中でどんな位置づけになっているのかも含めて、御答弁をいただきたいと思います。

答弁 市長 桜井道夫(市長は2010年6月まで)

谷村議員の質問にお答えします。初めに、環境行政について、生ごみの処理についてでありますが、現時点での可燃ごみの処理に関する検討の状況につきましては、南空知地域ごみ処理広域化検討協議会での広域焼却処理の断念を踏まえ、美唄市と月形町が可燃ごみの収集体制が類似していることから、共同処理なども視野に入れ、現在の収集体制を変えないで処理できるバイオマス燃料化による処理システムが望ましいと考えているところであり、現在策定をしています一般廃棄物処理基本計画において明らかにしていく考えであります。次に、現在の生ごみの搬入量についてでありますが、生ごみにつきましては、可燃ごみに含めて収集しておりますことから、組成成分の結果から算出しますと、平成21年度の総排出ごみ量1万0,178トンの約34%、3,436トンの生ごみが排出されているものと試算されます。次に、エタノール処理に対する考え方についてでありますが、平成21年に九州工業大学を訪問し、当市におけるごみ処理方法としての可能性についてアドバイスを受けてまいりました。可燃ごみと生ごみの分別や、生ごみの量が少ないため事業化の面で課題があることなどを踏まえ、この処理方法も含め、今後検討を進めてまいりたいと考えております。次に、第6期の総合計画における位置づけについてでありますが、現在、一般廃棄物処理基本計画、環境基本計画を策定しており、今後のごみ処理体系の方向や新たな処理施設について、総合計画に反映していくこととしております。次に、農業政策について、農業用排水路に敷設されたコルゲート管についてでありますが、市が管理する配水管に敷設しているコンクリート強、コンクリート官、鉄製コルゲート管の総数は、約300カ所となっております。なお、コルゲート管の総箇所数につきましては、本年度現地調査を実施し、確認したいと考えております。また、緊急改修の必要な箇所として、本年度把握していた場所は3ヶ所であり、うち2ヶ所は既に改修を終え、1ヶ所は応急措置を講じております。また、今日までの改修経過につきましては、古いものでは、敷設後30年程度経過しているところもあり、老朽化により破損した場所を地域要望等を踏まえ、毎年2から3ヶ所程度改修を実施してきたところでございます。なお、改修の必要性は認識しておりますので、今後の改修計画につきましては、本年度の現地調査を基に損傷程度などを総合的に判断し、改修性の必要が高いものから計画的に実施するよう努めてまいりたいと考えております。以上でございます。

再質問 15番 谷村孝一

自席から再質問させて頂きますが、まず、生ごみの処理の関係でございますが、ぜひ、美唄の独自の処理を決定するに当たり、このエタノール化の処理方法も検討の中にぜひ加えていただきたい。というのは、過去に北九州へ行って調査をされておるということですが、このときはまだプラントそのものは大型で、あるいは事業に結びつけるためにはかなりの期間がいるという、かなりのごみの量がいるという事ですけれども、今回、自治体向けに小さなプラントができておりますので、この事もあわせて検討する必要があるし、ぜひ、シミュレーションをして検討していただきたいなというふうに考えております。もし、先ほども答弁の中にありましたように、ごみの量が少なくてできないと、こういうことであれば、先ほど答弁にありました月形との共同収集、あるいは、それでもまだ事業化に結びつかないとすれば、先の南空知の広域の検討協議会が、幹事会では可燃ごみの処理を断念したけれども、協議会そのものはまだ生きていると認識しておりますが、逆に美唄市から提言をする必要もあると思いますので、その辺、市長どのように考えておられるかをお聞きします。次に、農業の排水管の改修でございます。今日までの改修経過を聞きますと、いわゆる個人的にそれぞれの箇所数を農事組合長なり連合会で、市民要望として、地域要望としてあげた、それが2、3カ所程度年間改修している、こういうことでありますが、いわゆる声にあがっていない年数のたったやつが相当まだあるわけなんです。早急にそれらを調査して、緊急を要するものについては、ぜひ、計画的な改修を望むものであります。そこで、その調査の方法でありますが、合理的な方法があるわけですが、本人から申し出てくる地域要望として出る場合と、それから、それぞれの地域、あるいは連合会等々を通じて前段調査をして、それを再確認するという方法もあります。その調査方法について、どのように行われるかお聞きしたいと思います。それから、岩見沢市は、先ほど申し上げたように今年度単費で51カ所集中改修を行う。総事業費で1億3,000万ほどかかると、こういうことでございました。美唄市との財政状況が違いますから、ここは無理は言えないわけですが、ただ、昨年まで国の経済対策の交付金制度がありました。今後も出る可能性があります。そういった場合には、速やかに改修をしていただきたい。そのためには、1日も早く緊急を要する箇所数を把握する必要があると。そんなことで、先程調査方法等も含めてお伺いしました。よろしくお願いをいたします。

答弁 市長 桜井道夫(市長は2010年6月まで)

谷村議員の質問にお答えします。初めに、南空知地域の広域による生ごみのエタノール処理についてでありますが、南空知地域ごみ処理広域化検討協議会では、各自治体の対象可燃ごみの相違などあるわけでございますけども、焼却処理、これを広域でやることを断念したということで、非常にこれは残念なことであります。生ごみにつきましても、従来から広域ですべきという考えがございますが、各自治体がそれぞれ独自で処理をしてるという事で、この辺りの歩調はなかなかとれないのかなというふうに考えてございます。いずれにいたしましても、私ども生ごみの処理方法につきましては、先ほど答弁いたしましたとおり、バイオマス燃料化方式等を、今のところ柱に考えてございますけども、このエタノール処理につきましては、可燃ごみと生ごみの分別というこの部分、それから、生ごみの量が少ないという、これらの事業化に当たっての課題があると。これらもあわせまして、いろんな、1つの方法に決めるのではなく、これらの方向も含めて、今後さらに検討を進めてまいりたいと考えているところでございます。次に、農業用排水路についてでありますが、早期に改修が必要とされる箇所の調査につきましては、地域の協力を得ながら現地調査を進めてまいりたいと考えています。なお、今後とも国の動向を踏まえまして、改修の必要性が高い箇所から適切に対応するよう努めてまいりたいと、このように考えております。以上でございます。

出典:美唄市議会 平成22年第2回定例会 2010年6月18日 議事録 PDF(2ページ) 間違いを知らせる