みんなの議会

厚沢部町議会 令和5年第4回定例会 2023年12月11日

私もこの農業支援策について

2023年12月11日、厚沢部町議会の一般質問で、中山俊勝議員が「私もこの農業支援策について」質問し、町長、農林課長、副町長が答弁しました。

質問者
中山俊勝 議員
答弁者
町長、農林課長、副町長

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 中山

2点目に、今回、上戸議員、それから副議長の方から、農業問題についてはいろいろ質問あったんですけども、私もこの農業支援策について質問をしたいと思います。今年度の当町の農業情勢は高温による被害が多発しまして、大豆、小豆、米、ジャガイモ、小麦、ブロッコリー等の野菜類において大きな被害が発生しております。それによる収入減、そして肥料・農薬、資材等の高騰が農業経営を厳しい状況に追い込んでおり、大きなダメージが生じており来年に向けての利子補給等の支援策が必要かと思いますが、町長の所信を伺いたいと思います。

答弁 町長

「農業支援策」についてのご質問であります。本年7月以降は、例年にない高温が続き、本町におきましても8月10日には観測史上最高となる35度の真夏日を記録するなど、農作物の生育には厳しい一年であったと思います。昨年からの肥料価格等の高騰に加え、今年の猛暑は、農作物の生育に大きな影響を与え、本町農業経営には厳しい1年であったと思っております。ご質問の農業支援策につきましては、まず、肥料価格の高騰につきましては、国の支援に加え、町におきましても国の支援への上乗せ補助として支援を行っております。また、猛暑等の影響につきまして、農協からは農業者の中には資金の借入が必要となる方もいると聞いております。資金につきましては、佐々木議員の質問でもお答えしたとおりセーフティネット資金等の制度資金の借入には町で被災証明書を交付することが必要となります。このため、町では、被災状況を確認のうえ被災証明書を交付しており、被害農家の資金調達の円滑化を図っているところであり、利子補給につきましては、資金借入者数等を把握のうえ、前向きに検討したいと思っております。

質問 中山

今、ちょっと前にですね、今年の11月末の農協の売上ということで、見ております。ですけども、これ計画が載っていないものでありますから、どの程度の収入減になったのかちょっとわからないので、資料新しいのないのかどうか。

答弁 農林課長

事前にお配りした、農協の販売額実績につきましては、農協さんで今、取りまとめ中というところで、今朝、確認したんですけれども、その時にはできていなかったんですけども、農協の方で取りまとめを急いでくれたものを、今、お配りしております。ですので、計画が載っている様式のものではないんですけども、今現在で、販売見込みされているものの資料ということであります。令和5年度で、農協としては、おそらく26億円くらいの計画を組まれていたのかなと思っております。ただそれに対して、どの程度増減するかというのは今後も推移を見ていきたいなと考えております。以上です。

質問 中山

課長、26億というと、今の販売額ですと16億ですので、10億ほどの収入減ということになってきます。そこで、今後ですね、JAとどのような協議をして、町の考え方もあると思いますけども、例えば、利子補給を考えてるよということになると、どういう資金の利子補給を考えるのか、その辺の協議も必要だと思いますので、私が議員になった頃は、確か利子補給というものありました。あの時は何年かな、7、8年ですか、町で利子補給をしたという経緯あります。今回も、かなりの収入減のダメージ大きいわけですので、町長どうですか、JAと今後どういう協議をした中で町としての姿勢を考えていくのか、その辺についての今後のスケジュールを聞きたいと思います。

答弁 町長

まず、農協の数値ですけれども、これは11月末時点での販売見込額ということでございます。実際、年度末までの、農協としての10月末現在で見込は23億円程度というふうにみておりますので、計画より3億円程度減収になるかなということで農協はみていると、これは10月末時点の話でございます。その節に、農協の営農センター長が来られて、こういう制度資金、あるいは農協単独の資金も考えているということで、そうなった場合に利子補給ということはお願いできないでしょうかということでありましたので、基本的には1人や2人のためにと言ったら怒られるでしょうけども、なかなかそれは難しいかなと、まとまったら支援をしていきたいというような回答をしております。この後、年末に農協の方でまた来年度の予算編成に向けての要請に来るということですので、その中でも十分協議していきたいと思います。

質問 中山

今ですね、先ほど副議長の方から、農業支援策の中で、農薬、そして肥料、資材、これが高騰しています。今年は国の方の補助もあり、道の方の補助もあり、町の補助ありましたので、来年度に向けてのその補助というのは、今のところ、町で、町長どのように考えていますか。

答弁 農林課長

肥料価格の高騰対策についてでありますが、来年度の取組がどのようになるかということですが、北海道の独自事業として肥料価格に対してキロ当たり定額で補助をするとなっておりまして、これについては町が事業主体にならずに、農協又は販売会社が事業実施主体になってやるというふうに聞いております。ですので、来年の肥料取りまとめの部分の補助金の支援につきましては、現在農協で取りまとめを実施しているところですので、町としましても取りまとめ結果については把握したうえで、検討していくことになろうかなというふうに思っております。以上です。

質問 中山

課長、今の答弁は、どの部分に対しての、町として支援していくよという、肥料ですか農薬ですか、それとも資材ですか。

答弁 農林課長

来年度の対策については、肥料となっております。以上です。

質問 中山

大変、肥料も高騰して、ただ今後どうなるのかというのは我々、今のところ、全然つかんでいません情報。そういう状況もですね、情報は私達農家側にも、是非、情報流していただいて、農家の対応を和らげてほしいなというふうに思います。今日は、山崎前議員も来てますけども、山崎さんが良く言っていた、種芋のですね出荷割、これは町長、今回も満度に種芋農家から徴収するという考えなのか、それとも1%くらい減額するというような、その辺の、もし考えがありましたら、お示し願いたいと思います。

答弁 農林課長

種芋の施設の利用料、1キロ当たり2円を積み立てていくということでのお金を、生産者組合さんの方から町に入れていただいて上で、町は基金造成をしているところであります。2円に対して、減額なり、今年度に限ってですね、というお話ですけども、現在は指定管理者、農協さんがやってますが、キロ2円という約束のもとやっております。また、これは将来に向けて積み立てるべきお金というところで、受益者負担の原則に伴えばですね、これは崩さずに将来の施設更新のために、苦しいときでありますが、積み立てていかないと更新、建て替えの時にまた大きな負担を伴うということにもなりますので、これについては着実に基金として貯めて将来に向けて整備に充てたいと考えております。

質問 中山

厚沢部の種芋農家の方々、一生懸命抜取りしたり、病害虫防除して今年も頑張った中でも、大変苦労して収穫した中でも、かなり減収というような話を聞いております。そういう中で、今、説明あるのは、この後、協議会の中で指定管理ということで協議あるようでございますが、どのような、農協が指定管理を断るというようなことなのか、それともまた新たに更新するというようなことなのか、その辺の、ちょっと早いんですけども、その話出てましたので、説明していただきたいと思います。

答弁 農林課長

指定管理の更新でありますので、農協が引き続き施設を運営するというところで、この後、議員協議会でご説明したいと思っております。

質問 中山

ちょっとなんか、課長の説明わからなかったんですけども、どういう意味なんですか。

答弁 副町長

今回、指定管理の更新ということで、協議会の方で報告させていただきますが、指定管理につきましては10年間の期間がありまして、今年度いっぱいでその10年が満了するということで、次の更新に向けて、また農協の方から申請を上げてもらって、また農協がやるという方向で、この間、委員会を開きまして、委員会の中では決定したところであります。今後といたしましては、明日の協議会で内容等説明した後に、3月の定例会で議案として上程する予定であります。

質問 中山

もう10年も経つんですね。目標は何年までが目標になるのか、町として、もう10年経てば施設の方もだいぶ消耗激しいんでないかなと思うんですけども、その辺について、町長、施設見て回ってその辺の確認というのはしてあるんですか。それと、今回、この2円についてはそのとおりそのままいくということで、たぶん種芋を作っている人、残念だなというふうに思いますけども、その辺について、もうちょっと詳しく説明していただきたいと思います。

答弁 農林課長

まず施設、10年経過してどのような状況かということでございます。これについては、指定管理者の選考の中でも、農協さんに来ていただいた中で現状をお聞きしております。当面、大きな建て替えなり、改修等はないというふうに聞いておりますが、機械もかなり、10年経って、メンテナンスは毎年やらないといけない、それに対しては、農協の職員が外注せずに直せるものは直しながら、維持管理費を抑えながら管理をしていると伺っております。ですので、急に何か更新しないといけないという状況には、現状ではないのかなと思っております。あと、計画に対してというお話だったと思いますけれども、そもそも1キロ当たり2円を頂くというところですが、これについては、なぜ2円を貰うのかと言いますと、種芋施設をつくったときに、町が一般財源から繰り出した部分、約1億9700万円程あります。この程度の資金は貯めておかないと、次の施設整備、更新の時に財源的に大変だろうというところで、これついては農協さんが生産者組合さんと話し合いながら、約2億円ですね、それに向けて積み立てていこうというところで進めたものと承知しております。現在、1億2500万円程というところですので、まだ2億には達していないんですけど、これについては、上限を決めるですとか、目標金額を決めているわけではなくて、将来必要な時のために基金造成しているものですので、必要がなければこのまま貯めながらいきたいなと思っております。あと、農家さんへの負担が厳しいというお話ですが、種芋であれば、畑作構造転換事業、種芋の罹病率ですとか、そういったものの低減に取り組むというところですね、毎年国の補助金、町の方で申請して、それも12月には種芋農家さんの方には面積に応じて交付される予定ですので、そういったものも経営の財源として有効に活用しながら基金造成していきたいなと考えております。

質問 中山

最後に1点、これはこの先、令和8年度までに、大きな話題になると思うんですけれども、水田の畑地化問題、これについて、町としては、来年度どういう取り組みで、また支援策を考えているのか、その辺についての腹積もりを聞きたいと思います。

答弁 農林課長

転作の厳格化に向けた町の取組でありますが、国の方では5年に1度の水張りをしない限りは、令和9年度からは交付対象から外すというふうになっております。それに向けて、町が、今、どのようにしていくかということでありますが、まずは、新聞報道等でもありましたが、水田の畑地化支援、これの要望があるかどうか、これについては、年明けくらいになりますけども、畑地化の意向があるかどうか確認した上で事業化できるかどうか考えていくということになります。あとは、今後、令和9年度以降を見据えて、なにがしかの施策が打てるかどうかというのは、アンケートの中でも、何度もアンケートというんですけれども、アンケート調査の中でも水田活用の見直しが影響がどのようにありますかという設問も用意してあります。そういうものの数字も見ながら、対策を打っていくというふうに考えております。以上です。

質問 中山

ちなみに、今年度、畑地化のために実施した田んぼがどのくらいあるのか、また来年度に向けてどの程度の畑地化に向けた水田あるのかどうか、そして町として、それに対して何か支援策を考えているのかどうか、その辺についてはいかがですか。

答弁 農林課長

まず、畑地化、昨年度からどの程度したかというところでありますが、転作田の畑地化は昨年度要望がありませんでした。ですので、0となっております。畑地化の支援でありますけども、令和6年度からは、14万5千円だったと思います。国の定額の支援を受けられるというふうになっております。以上です。

質問 中山

私が聞いているところでは、今年もう、畑地化のために田んぼに水を入れてやったというふうに聞いているんですけど、今、0というような答え出たんですけども、それは不合格だったということですか。

答弁 農林課長

畑地化の方はですね、水張りをしないような状態に畑地化するというところに、来年度も14万なにがしというお金が国は出すと言っております。転作田に水を引き込んで、5年間に1度水を張らないと転作の対象から外しますよということなので、今年度、水張り可能なところは、一部の農家さんで水を引き込んで、水を張って、1ヶ月ですね、湛水をしたと、そうするとさらに5年間の延長が受けられるので、ようは転作田として使うために水張りをやられた農家さんは、今年度1件いらっしゃいます。面積的には、町内町外あるんですけれども、数ha程やられていると承知しております。

質問 中山

この問題は、当町においても大きな問題になってくると思うんですよ。令和8年までに水張らないと、今度は田んぼとしては認めない、そして給付金も貰えないということでございますので、非常に大きい問題なんです。で、今なぜそういう話を聞いたかというと、町として、水張るために、やっぱりほとんど、今はもう畑になってるわけですから、田んぼが。それを田んぼに戻すためにということで、水を張るということは非常に莫大な金がかかるわけですよ。果たしてそれでいいのかなと思うんですけども、もしやりたいという農家がいたら、町としてもある程度の支援をしてやらないと、例えば、水揚げ、区画の整理、そしてそのために莫大な金をかけて畑地化を避けた方がいいのかどうかっていうのは、大きい問題だと思うんですよ。これに対しての、町としての考え方ある程度、やはりまとめておかないと、農家の人も困るんでないかなと思いますので、そのための水田区画をする、水揚げをする、そういう支援策というのは何か考えているのかということをお聞きしたんですけど、その辺についてはいかがですか。

答弁 農林課長

転作田への水張りの整備への支援ということかなと思います。まずは用水路についての整備に係る支援としましては、中山間直接支払交付金、これで水利組合に対して、工事費の75%を補助するという取り組みを中山間の中でやっております。ですので、それの予算規模が、だいたい1千4,5百万円ですかね、年によって変動しますが、その程度は毎年支援しているところであります。あとは、畔ですとかの造成、これについては、今年度取り組まれた農業者さんは自己負担でやっておられました。といいますのも、投資をして交付対象から外れないようにするということで、長く転作田として使えると、国の支援も受けられるというような、収支を見込んだ中で、今、畔を作るのにお金をかけても回収できるだろうと見込をたてた上でやられているのかなと。ですので、畔ですとかそういったものについては、やはり農業者さんの個人の経営判断、これが大事なのかなと思っております。ですので、町としましては、中山間直接支払交付金、また多面的機能支払交付金、これも地域の用水路の整備だとかに使えるお金ですので、是非そういったものを使っていきながらですね、用水の確保にあたっていただきたいなというふうに、町は考えております。以上です。

質問 中山

我々の年代が、厚沢部の中では今、農業経営者の中の中心と言われますけども、そうすると大体、72、3歳、この辺が厚沢部の農家の平均年齢の1番の中心だそうです、町長。そうすると、私も町長ももう少しで退官しなきゃダメになりますので、農家を減らさないような支援策を是非ですね、お願いして、一般質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。

出典:厚沢部町議会 令和5年第4回定例会 2023年12月11日 議事録 PDF(59ページ) 間違いを知らせる