みんなの議会

厚沢部町議会 令和7年第1回定例会 2025年3月4日

地域コミュニティの現状と課題について

2025年3月4日、厚沢部町議会の一般質問で、中山俊勝議員が「地域コミュニティの現状と課題について」質問し、町長、副町長が答弁しました。

質問者
中山俊勝 議員
答弁者
町長、副町長

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 中山

3点目といたしまして、地域コミュニティの現状と課題についてでございます。少子高齢化が進みまして、人口減少が激しい現状の中で、町長の所信をお聞きしたいと思います。まず1点目でございます。現状の限界集落の状況はどのようになっていますか。2点目、今後の課題と対策をどのように考えているか、お聞きしたいと思います。

答弁 町長

地域コミュニティの現状と課題についての御質問であります。まず、「限界集落の定義」についてですが、地域人口の50パーセント以上が65歳以上の集落であり、冠婚葬祭などの社会的共同生活を維持することが限界に近づきつつある集落のこととされています。ただし、限界集落は高齢化率のみで定義されておりますが、町民の生活を守る立場としては、地域全体の生活圏とその利便性を把握し、生活の質が確保されるかも重要と考えております。1点目の「現状の限界集落の状況」についてですが、令和7年1月末現在の住民基本台帳のデータから算出すると、町全体の高齢化率は45.12パーセント、20地区中13地区が高齢化率50パーセントを超えており、限界集落の定義と合致しております。2点目の「今後の課題と対策」についてですが、2問目の人口減少対策と同様、将来人口推計では高齢化の進行は避けられないことであり、「急激な人口減少の緩和」、そして「生活の利便性及び安全安心」をどう確保していくかが課題であります。その対策として、「急激な人口減少の緩和」に関しては、2問目の人口減少対策と同様の内容になりますので、割愛させていただきます。「生活の利便性及び安全安心」に関しては、高齢者の健康と医療・福祉介護サービス、交通の利便性、防災・減災対策による安全安心など、生活全般を支える仕組みを確立するとともに、将来にわたり確実に維持することに取り組んでまいります。最後になりますが、限界集落とは一つの定義でありますが、これからも地域で暮らす住民一人ひとりが安心して生活できるような施策を展開してまいります。

質問 中山

今、答弁にあったように、20地区中13地区が限界集落に当たるということは、本当に危機感を持たなければ集落、コミュニティーがもう崩壊してしまうと。大変非常な危機。これは、なぜこういう質問したかというと、自分の町内会を見た中で非常に大変だなというのを感じて今回質問したわけです。ほかの地区はどうか分かりませんけれども、大きい問題といたしましては、例えば班長さんがいます。班長さんの成り手がなくなってきたんです。なぜかというと、老人化して隣の家まで物を運べないと。こういう場合どうしたらいいですかという、だから私はもう年を取って班長をやれませんと。こうなったときには、地区として、町内会として非常に大きい問題なんですよ。ですから、それと老人の方々の見守りも今は民生委員の方が一生懸命やってくれているからいいんですけれども、本当にいつどういうことあるのか分からないということなので。実際、町長、今年私提案したいんですけれども、実態調査といいますか、何が今各集落で問題になっているのか。例えば大きな問題は用水路の整備ですよ。これは火災があったときも利用できるということで、うちの場合は環境保全協会と用水組合でやっていますけれども、この後地域水田の対策によって、交付金の対策によっては大きくこの維持が困難になっています。米を作りたくても用水がなければできませんので、どうやってこの用水を管理していくかと。偶然滝野、稲見が今回で事業終了します。この後、ぜひ各地区で困っているとこあったら、この事業を継続してやれるようなスタイルにして、用水の整備をしていただきたいなと。まだまだあります。時間ありませんので省きますけれども、こういうところに私は地域おこし協力隊員が調査した中で、各町内会に入って、どういう問題が今起きているのか、その現実の調査をまとめて対策を練るというようなことが必要でないかなと。そうでなければ、やっぱり集落というのは町の一つの単位としてのコミュニティですから、これが崩壊することによって非常に危機感が出てきます。ぜひそういう対策を練っていただけないものかなと。そういうふうな町長のお考えをお聞きしたいと思います。

答弁 副町長

先ほど地域おこし協力隊という話も出ました。地域おこし協力隊につきましては、町がこういう人材を募集していますというふうにして募集をかけているところでありまして、例えばそれは農業であったりですとか、過疎づくり株式会社での社員の地域づくりへの手伝いであったりとか、ただ地域、そこに入って地域、集落の面倒を見てくださいというようなやり方というのは、今のところうちの町ではないというところであります。ただ、何でも協力隊にそこを任せられるかというと、正直そういうわけにもいかないのかなという気がしているところでありまして、何とか地域の大変な実情も踏まえつつ、いろいろ町でもまちづくり座談会ですとか、町政要望等の中で要望も受けながら、なるべく地域が存続できる、そしてまたコミュニティの活動がしていけるような体制の支援も考えていきたいと思っておりますので、御理解よろしくお願いいたしたいと思います。

質問 中山

もうちょっと例を挙げますと、例えば冬季間の除雪体制、今のところは何とかかんとか、うちのほうでもトラクターを使って、かけないところの老人の方々のところはやっていただいております。これだって私たちが80を過ぎてくるとできなくなってしまうんですよ。そしたらどうやってこの対策をきちっと練っていくか、それを今からやっていかないと、年を取ってそのときになってから泡食ってやったってできないんですよ、これ。ですから早めに手を打つということで、私はそういう各地区の問題がどこにあるのか、コミュニティの中で問題を、例えば、こんな話したら笑われるかもしれないけれども。神社をどうしようかという話まであるんですよ。各地区、どうですか。この辺は、私はほかの町内会のこと聞いていませんけれども、うちの町内会では神社をどうするのと、どういうふうにしてこれからやっていくの、管理していくのと。要らないという声まであるんですよ。町内会も要らないというんですよ。果たしてそれが本当かどうか、それはもうコミュニティの崩壊ですよ。それをどうやって守っていくか、維持していくか。この辺の対策を今から練っていくべきでいないかなと私は思います。ですから、なってからじゃなくて、なる前に、例えば地域おこし協力隊はこれだけじゃなくて、空き家の問題をどうするかという問題も大きい問題があります。これから空き家がどんどん増えてきますよ。どうやってこれを解決するのといったときの対策をどうするのか。その辺についても、町長、やっぱり考えていかないと、これはなかなか難しい問題になってきますよ。今はよくてもだんだん減ってくるわけですから。その辺についてもう一度、最後ですのでお聞きしたいと思います。

答弁 町長

地域コミュニティを守っていくということは本当に難しい課題かなというふうに思っています。ただ、全てが行政がやるということには、なかなかこれは難しいということになるんだろうなと思います。自助・公助・共助ということもありますように、地域と住民と、そして町とそろって、これからの対応というものを考えていきたいというふうに思っております。さっき副町長のほうからありました、例えばまちづくり座談会で町に出向いても、そのような課題というのはなかなか出づらいということなのかなと思っておりますので、町としてもある程度絞ったもので、町民の皆さんと、御意見をいただいて、これからのまちづくりに生かしていきたいというふうに思います。

質問 中山

大変無理な押しつけばかりしましたけれども、できる範囲で結構ですので、ぜひとも実現に向けて職員の方には頑張っていただきたいなというふうに思います。それでは、これで私の一般質問を終了したいと思います。ありがとうございました。

出典:厚沢部町議会 令和7年第1回定例会 2025年3月4日 議事録 PDF(54ページ) 間違いを知らせる