みんなの議会

厚岸町議会 平成28年第2回定例会 2016年6月15日

(1)斎場(火葬場)の施設管理について/(2)心和園とデイサービス事業の管理委託について

2016年6月15日、厚岸町議会の一般質問で、南谷健議員が「斎場(火葬場)の施設管理について」「心和園とデイサービス事業の管理委託について」について質問し、町長 若狹、環境政策課長 尾張、保健福祉課長 阿部が答弁しました。

質問者
南谷健 議員
答弁者
町長 若狹、環境政策課長 尾張、保健福祉課長 阿部

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。

質問 南谷

第2回定例会開会に当たりまして、通告に基づき、一般質問を行います。初めに、斎場(火葬場)の施設管理について質問を行います。本町の斎場は昭和61年に完成し、築約30年経過しております。管理運営は厚岸清掃社へ火葬業務と施設管理、いわゆる施設内外の清掃と除雪の管理委託をしており、厚岸清掃社はしっかりと受託管理を行っています。しかしながら、斎場施設は、床上のはばきの塗装がはげており、一部天井の雨漏り、さらには壁の上部が黒ずみ、胴縁の影が浮き出ています。大規模改修は困難でも、清らかに利用できるよう改宗すべきではないでしょうか。また、道路沿いに設置の斎場看板です。三つの案内が一緒に書き込まれているため、字が小さくて見えにくく、裏側が赤さびでみすぼらしい状況にあります。早期の対応が必要ではないでしょうか。次に、心和園とデイサービス事業の管理委託について質問を行います。心和園の運営が社会福祉法人厚岸町社会福祉協議会、社協ですが、ここに指定管理となり、2年が経過しました。そこで、運営は指定管理前と比較してどのようになったのかお尋ねをさせていただきます。1点目、心和園のショートステイ、多床室、ユニットとデイサービス事業の利用実態はどのようになりましたか。2点目、利用者へのサービスはどのようになり、利用者はどのように受けとめておられますか。3点目です。職員の体制はどのようになりましたか。また、待遇は、平成27年度の国の制度改正が給与にどう反映されていますか。4点目です。運営に係る収支は、指定管理実施当初計画対比でどのようになっていますか。5点目、社協の平成27年度事業計画書の事業方針において、介護保険事業では、社協で行ってきた従来からの訪問介護事業、居宅介護支援事業と一体的経営を確立し、効率的かつ効果的で適切な事業経営に努めると明記されておりますが、何をどのように実施されたのかお尋ねし、1回目の質問といたします。

答弁 町長 若狹(町長は2025年6月まで)

8番、南谷議員のご質問にお答えをいたします。1点目の斎場施設管理についてのうち、初めに、大規模改修は困難でも、清らかに利用できるよう改修すべきではないかについてでありますが、斎場は、本年12月で築30年を迎えますが、これまでに火葬炉や焼却装置などの機械設備、外壁・屋根の改修や床張りかえなどの修繕を行ってまいりました。また、本年は、火葬炉改修に498万8,000円を計上しているところであります。しかし、ご指摘のとおり、床の上のはばき、天井の雨漏り、壁の黒ずみなど、経年劣化により、修繕しなければならない箇所が残っております。このうち、速やかに修繕対応が可能なものについては、予算を確保して対応してまいりたいと考えますが、天井の雨漏りについては、屋根の防水加工など大規模改修が必要となるため、3カ年実施計画において検討の上、対応してまいりたいと考えております。次に、斎場看板は、三つの案内が一緒で、小さくて見えにくく、早期対応が必要ではないかについてでありますが、現在の斎場看板は、平成25年に設置したものでありますが、文字が小さく、また、一方からしか看板を確認できない状況にありますので、施設表示を分けるなど、見やすい看板について検討を行い、早期に整備したいと考えております。続いて、2点目の心和園とデイサービス事業の管理委託についてのうち、初めに、心和園のショートステイ、多床室、ユニットとデイサービス事業の利用実態についてでありますが、ショートステイについては、指定管理前3年間の平成23年度から25年度までの平均稼働率が87.3%に対して、平成26年度は71.9%と大きく減少し、27年度も74.9%と若干回復傾向にあるものの、低水準の状況にあります。ショートステイは、多床室やユニットへの入所待機者も多く利用しており、平成27年度は、ショートステイ利用者から9人が多床室へ、3人がユニットへ入所したことに加え、新たな利用も伸びなかったことによる減少と考えております。多床室については、指定管理前3年間の平均稼働率が93.8%に対して、26年度は84.6%、27年度が84.2%と、9%ほど落ち込んだ状況が続いております。これは、昨年6月の段階で、一時満床となったものの、1年の間に死亡等により退所された方が18人と多かったことから、新たな方の入所手続の期間が必要なため、どうしてもベッドが空く状況が発生し、稼働率が減少となっているものであります。ユニットについては、指定管理前3年間の平均稼働率が94.6%に対し、26年度は83.6%と落ち込みましたが、27年度は95.2%と、指定管理前の稼働率に回復している状況であります。デイサービスについては、指定管理前の3年間の1日平均利用人数が21.1人でありますが、26年度は25.1人、27年度は23.2人となっており、指定管理前より増加している状況にあります。次に、利用者のサービスはどのようになり、利用者はどのように受けとめていますかについてでありますが、利用者へのサービスについては、指定管理前の実施形態を継承して実施しており、また、介護職員の大半が指定管理前から従事している職員であるため、基本的な接遇や介護内容は維持されているものと考えております。その上で、移行後においては、札幌市や釧路市などで行われる各種の研修に職員の派遣を増やし、職員の資質の向上と意識改革により、介護の質の向上を図り、利用者へのサービスの向上につなげるといった取り組みを進めているとのことであります。また、利用者の受けとめについてでありますが、町から派遣している介護相談員が利用者のお話をお聞きしているところでは、移行に伴う変化についての御意見は特に聞いておりませんので、これまでと変わりなく利用されているものと考えております。また、地域密着型サービス運営推進委員会を立ち上げ、地域や家族、入所者の代表から意見を聞いて、利用者へのサービスの向上につなげるといった取り組みも始めているとのことであります。次に、職員の体制はどのようになりましたか、また、待遇は、平成27年度の国の制度改正が給与にどう反映されていますかについてでありますが、現在の体制は、心和園では介護職員36人、看護職員4人、デイサービスでは介護職員12人、看護職員1人であり、配置体制については変わっておりません。また、職員の待遇については、平成27年度の制度改正においても、介護報酬において介護職員処遇改善加算が継続されており、この加算分は、人件費の改善計画を北海道に提出するとともに、加算額が人件費に反映されることが必要となっております。社会福祉協議会においては、加算額約700万円全額を介護職員の人件費に充当し、処遇改善を図っているとのことであります。次に、運営に係る収支は、指定管理実施当初計画対比でどのようになっていますかについてでありますが、平成26年1月15日に社会福祉協議会から提出された指定管理者指定申請書において、心和園及びデイサービスセンターに係る単年度分の収支計算書が示されており、これを指定管理実施当初計画として、平成27年度の実績と対比してお答えをいたします。心和園の当初計画の事業活動による収支は、収入の合計が3億3,536万6,177円、支出の合計が3億2,438万1,740円で、差し引き1,098万4,437円の収支残となっております。平成27年度の実績では、収入の合計が3億585万6,962円、支出の合計が2億9,995万9,305円で、差し引き589万7,657円となり、当初計画と比較した収支残額の差は508万6,780円の減額となっております。デイサービスセンターの当初計画の事業活動による収支では、収入の合計は5,643万2,512円、支出の合計が5,503万4,160円で、差し引き140万352円の収支残となっております。平成27年度の実績では、収入の合計が5,638万4,830円、支出の合計が6,515万9,052円で、差し 引きマイナス の877万4,222円となり 、当初計画と比較した 収支残額の差は1,017万4,574円の減額となり、厳しい経営状況となっております。次に、社協の平成27年度事業計画書事業方針において、介護保険事業では、社協で行ってきた従来からの訪問介護事業、居宅介護支援事業と一体的経営を確立し、効率的かつ効果的で適切な事業経営に努めるとありますが、何をどのように実施されましたかについてでありますが、一つの法人としての長所を生かし、在宅から施設へと生活の場が変わっても安心して暮らしていけるように、各事業の担当者間で継続的に会議を行うなど、情報共有や連携を図ることにより、切れ目のない、より質の高いサービス提供に努めているとのことであります。また、経営面では、平成27年4月からの介護報酬改定により、訪問介護サービスと通所介護サービスにおいて、前年から9%ほどの収入減を強いられていましたが、居宅介護支援サービスや施設介護サービス等で、その収入減を補塡するなど、一体的経営の中で乗り越えることができているとのことであります。以上でございます。

質問 南谷

斎場の関係からお尋ねをさせていただきます。本町の斎場は、年間利用数、平成23年から平成27年までの5カ年の平均利用件数は、年間112.2件でございます。年間の斎場の平均の利用収入でございますが、5年間プールしますと、大体年間139万1,000円の収入に対しまして、厚岸清掃社の委託金、5年間プールで平均しますと、単年度で委託料は453万492円。そして、水道光熱費等その他経費でございますが、162万5,912円。支出の合計が615万6,404円と試算させていただきました。差し引きいたしますと、大体単年度5カ年の平均なのですけれども、476万5,404円、これだけ斎場を維持していくのに、単純に利用料から経費と委託料を引いただけで、これだけのマイナスになって負担をしているということがわかりました。それに、先ほどの答弁がありました。今年度も炉の改修をしておりますし、498万8,000円の計上をなさっている。以前にもありました、大きな大改修もしてまいりました。ですから、なかなか斎場の維持管理というものは、大きな改修というのはなかなか難しいのではないか、それは私も十分理解できますが、今、斎場に私も時々行ってみるのですけれども、窓をあけると夏場はテントウムシがいるのです。本当にわびしい思いをいたします。本町の人口推計や斎場の耐用年数を考えるとき、現時点で新築や大改修は私も困難だと思います。であれば、当面、現有施設の長期有効活用が必至ではないでしょうか。長期的にしっかり長持ちするようなメンテナンスというものは必要ではないのかなと、かように考えます。斎場は、本町の人、本町に縁のある人、自分にとって最も大切な人、誰もが一度は利用するところ。そして、何十年ぶりに身内の葬儀、野辺の送りにと、斎場に、厚岸町に何十年ぶりで来られる方もおられるでしょう。利用される方々が、受託者の厚岸町清掃社の方、あそこを利用される方も一生懸命掃除しているのでしょうけれども、今日、各斎場、相当設備投資もされているところはあります。私は決してパチンコ屋さんのような、きらびやかなとか、そういう施設を望んでいるわけではないのです。やはり今のままではわびしい思いをするのではないのか。それであれば、はばきや壁の塗装をするなど、具体的にきちんとこうしていくのだというものを今から手を打つべきではないのかな。利用者に、清楚な施設で、清らかに利用していただくよう、しっかりと整備をすべきではないかと考えますが、いかがでしょうか。

答弁 環境政策課長 尾張

ご質問者おっしゃっていただきましたとおり、30年に至る施設となっております。昭和61年建設から平成27年までの改修、修繕費につきましては3,720万円を超える修繕等を行ってきております。年に割り返しますと130万円弱の金額が、隔年ではございます、やっていない年もございますけれども、このような経費をかけながら維持管理を行ってきいるところでございます。特に火葬炉の点検につきましては、年2回実施しておりまして、その結果をもとに、特に火葬炉など、火葬機能を重視した中で、計画的な修繕、改修等を行ってきたところでございます。おっしゃっていただきましたとおり、やはり経年劣化によります壁の黒ずみなど、修繕等の対応が至っていない箇所も残っているのは事実でございます。私どもとしましては、特に汚れが著しい床上のはばきとか、給湯室の壁と天井の塗装などにつきましては、比較的火葬業務に支障が少なく、修繕対応が可能と考えますので、軽微な修繕等につきましては、できましたら補正予算で計上させていただきまして、年度内での修繕を行ってまいりたいと考えております。また、町長から答弁がありましたとおり、天井の雨漏りにつきましては、やはり屋根の防水加工など抜本的な大規模改修が必要なこと、さらには、経年劣化による内カビ等もありますけれども、このクロスの張りかえにつきましては、待合棟などに足場の設置が必要なことから、火葬業務との日程調整を図りながら、その合間を見て改修や修繕を行わなければならないため、今後の3カ年実施計画での検討を行わせていただきまして、今後とも計画的な修繕、改修を行いながら、適切な維持管理に努めてまいりたいと考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。

質問 南谷

次に、看板でございます。国道44号のほうから、国道沿いに設置してあるのですけれども、糸魚沢方向から見ますと、裏面で赤さびだらけなのです。裏側になるかもしれないのですけれども。先ほどの答弁で、平成25年に設置されたと、現在の看板。確かに表側はきちっと読めます。ですけれども、車で通ったり何なりするには余りにも小さ過ぎます。ですから、両側から見えるように、はっきりするべきではないのかなと、かように思います。三つ一緒なのです、一番下に火葬場と表示になっているのですけれども、あの看板には、ごみ焼却処理場、一般廃棄物最終処分場、一番下に斎場と記載がなされています。私が思うには、それぞれの立場で違和感を、斎場と一緒と、斎場か、逆にいろいろな立場で不快を感じる、誤解を招きかねない部分もあろうかなと憂慮いたしますが、その辺は答弁は要りませんけれども、やはりきちっとそれぞれ、例えばごみ焼却処理場と一般廃棄物最終処分場、この辺については性格的に似ている部分もあろうから一つでも構わないかもしれないと思うのですけれども、やはり斎場とは一線を画してはいかがかなと、かように考えます。それから、平成25年にやった割りには、何年もたっていないのですけれども、旧態依然のものを、あそこに看板、三つほどあります、この看板以外に。非常に大きいものもあれば小さいものもある、そしてこの看板です。ですから、整理するものは整理されるとか、それぞれの団体があるのでしょうけれども、これらについても、やはり下草を年に1回は刈るとか、見えやすい状態にきちっと管理をするべきではないのかと、かように思いますが、いかがでしょうか。

答弁 環境政策課長 尾張

現在、設置しております案内看板につきましては、もともと斎場などの案内板が国道面にはございませんでした。町民の方からのご意見等をいただきまして、町外から斎場に来られる方への少しでも利便を図ろうということで、既存の看板につきましては、もともとあった鉄の看板がございますが、それを支えとしまして利用して、平成25年度に職員の手づくりで案内板を設置したものでございます。この看板につきましては、市街地方向からの一面案内の表示しかなく、三つの施設を一緒に表示しておりますので、小さくて見えにくい。また、車で近くまで行かなければ確認できないというような、やはり案内機能としては不十分ということで考えております。特に、斎場とごみ処理場などの施設の表示を分けまして、見やすい看板にした上で、今後、整備を行っていきたいと考えております。また、手前には、今おっしゃっていただきましたとおり、大きな看板、北方領土看板がございます。その道路を挟んで、今、三つの表示をしている看板、さらには、その横、ごみ処理場側に大きな看板が立っておりますけれども、北方領土につきましては我々の所管のものでございませんので、その補修はできませんが、残る二つについては町で管理をしているところでございますので、これら整理をした中で、板の整備、さらには環境整備を図りながら、きちんと利用者の案内をできるような機能を持てるような施設整備をしたいと考えておりますので、ご理解願いたいと思います。

質問 南谷

心和園とデイサービスの管理委託についてお尋ねをいたします。まず初めに、利用の実態でございます。資料要求をしております。この資料を見てください。先ほどの町長の答弁でありました。非常に丁寧に、その年度年度で説明をしていただいたのですけれども、この資料で、見ていただきたいのですが、平成23年から25年まで、3カ年の多床室の平均稼働率で93.3%、平成27年度の下、26年、27年の平均84.4%、差っ引き8.9%のダウンとなります。先ほどユニットについて詳しい説明がありました。このユニットについても、3カ年の平均は94.6%、この2カ年、指定管理になってから89.4%です。トータルでは5.2%のダウンとなっています。確かに27年度は回復傾向にはある。95.2%でございますから、平成27年度は。次に、ショートです。ショートは87.3%、これが73.4%、トータルでは13.9%のダウン。デイサービスは、3カ年の平均が21.1人が24.2人、逆に3.1人伸びていると。こういうことが資料によりわかりました。先ほど町長のご答弁ですが、いい部分だけ強調されているように思われます。実態を見るとトータルでは下がっているのです、稼働率は。稼働率が下がっているのが悪いということを言っているのではないのです、僕は。実態がこうですと。端的に言ってください。27年度の数字がこうですと言われたってなかなかわからない。この数字を見たら、私は決して稼働率が上がっているとか下がっているというだけの議論にはならないかもわからないけれども、厳しい数字だなと理解をさせていただきました。2点目にまいります。指定管理後の利用者のサービスでございますが、先ほどの答弁で、多くのスタッフが同じ、以前のサービスを踏まえ、継承されているのでサービスの低下はない。そういうことで私も安堵いたしました。利用者の声でございますが、特にないと。従来どおりと理解をさせていただいたのですけれども、利用者が直接施設のほうに言ってくるとはなかなか私は思えないのです。先ほどの答弁にありました、代表者なりを設けて、こういう取り組みをされるということは私は大変大事なことだと思いますが、アンケート調査なんかはされたのでしょうか、利用者は年配ですから、利用されている家族の方にアンケートを出すとか、そういう聞き取りとか、そういう声も私は必要ではないのかなと。そのことがサービスの改善につながっていくのではないでしょうか。いかがでしょうか。一度、アンケート調査なんかは実施されて、先ほどの答弁につながっているのかどうか。そういうことはされているのかどうかも含めて、もしやっていなければ、利用者の声、デイサービスなんかは特にできると思うのですけれども、介護度5とかの人はなかなか難しい。家族とか、そういう人たちの声も聴取できるような仕組みを私は講じて、耳を傾けていいのではないのかと、かように思いますが、いかがでしょうか。

答弁 保健福祉課長 阿部(保健福祉課長は2020年3月まで)

アンケート調査でございますけれども、平成26年、27年は実施はしていないということでございますけれども、28年度になって、デイサービスセンターのほうで行っているようです。結果についてはまだ聞いておりませんけれども。それから、施設側のほうについては、なかなか対象者の方がアンケートに答えられるというような状況も難しいものですから、デイサービスセンターのほうだけ実施をしているという状況でございます。

質問 南谷

デイサービスのほうでやっておられると。ぜひそういう声も反映されるようお願いをしたいなと。それから、なかなか、今言われるように介護度の重い方のアンケートというのは僕も厳しいと思います。ですけれども、家族とかいろいろあるので、どの程度できるのかも含めて、ひとつ検討していくべきではないか、かように思います。次に、3点目、職員の待遇改善でございます。国の制度改正、厚労省大臣基準告示88で、介護職員処遇改善加算、こういうものが発表されました。これに基づいて、給与にしっかり反映されていると確認をさせていただきました。働く皆さんが仕事に意欲を持たれ、利用者に適切なサービスを提供されるよう、これからも給与面、こういうものについては国の制度に適切に対応されるよう、しっかり職員の皆さんの待遇改善に努めていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。

答弁 保健福祉課長 阿部(保健福祉課長は2020年3月まで)

この加算につきましては、先ほどの経営状況説明の中で説明もさせていただきましたが、約700万円が加算として認められて、交付になっているということでございまして、それについては全額、人件費のほうに充当しているということで、当然、人件費に充当することが前提でございますので、きちっとそういった処遇の改善につなげているということでございます。

質問 南谷

4点目に参ります。運営収支についてお尋ねをさせていただきます。経営状況説明書の40ページを見ていただきたいのですが、貸借対照表が記載されております。平成28年3月31日現在、資産の部の流動資産、上から2番目、事業未収金、当年度末、平成27年度末で6,896万6,010円、昨年対比、増減が686万851円、これだけ増えております。たしか指定管理前は、ここはゼロだったと僕は認識しているのです。この違い。それから、ここでも増えています、680万円ほど、年度末対比で。これは、介護報酬の動きだと理解をしておりますが、この内容について説明を求めます。

答弁 保健福祉課長 阿部(保健福祉課長は2020年3月まで)

この事業未収金でございますけれども、社会福祉協議会のほうの会計につきましては、3月31日を基準にして決算がなされます。それから、町で実施しておりましたときは、特別会計の中で整理をしておりますけれども、それにつきましては、5月31日までの出納整理期間があった中で決算されるという状況でございますので、単純に比較できないということでございます。それで、社会福祉協議会のほうの決算での6,800万円というのは、介護報酬が2カ月おくれて収入になるということでございまして、未収金という計上になっております。そういう構造になっておりまして、どうしても2カ月分が未収金ということになってまいります。それで、686万円増えているということにつきましては、施設のほうの稼働率が若干上がってきておりますので、上がってきた部分に対しまして、報酬も昨年度よりは増えているということで、686万円が増えているということでございます。

質問 南谷

会計年度が同じなのですけれども、3月31日で。社協の場合は、すっぱりですから、というふうに僕は認識しているのです。ところが町の場合は、出納閉鎖期間があるから、この分が整理されると、こういう理解でよろしいですか。

答弁 保健福祉課長 阿部(保健福祉課長は2020年3月まで)

その出納整理期間の中で、今、未収金になるものも収入になって決算がされるということでございます。

質問 南谷

ということは、資金の流れは同じなのですよね、資金の流れは。たまたま片一方は、出納閉鎖期間があるのから、この時点で整理される。そこで問題になるのは、私は思うのですけれども、出納閉鎖期間の間、2カ月半、この間に6,800万円ぐらいのお金が動いているわけです。おたくから移行にわたるときに説明を受けました。資金繰り、ゼロからのスタートでございますから、新たな事業を受けるわけですから。そうすると、人件費を払っていくときに、資金繰りがなかなかつかないと。介護報酬は2カ月半後に来るので、その間の資金繰りに、職員の分の補助金を早目にということで入れていく、クリアするという議論をされたのは私も記憶があります。といいますのは、ここの事業未収金一つとっても、なかなか2年たっても増えるような状況であって、運営資金はなかなか充当されてきていないなと、きゅうきゅうだなと理解をさせていただいたのですが、いかがでしょうか。

答弁 保健福祉課長 阿部(保健福祉課長は2020年3月まで)

この事業未収金6,800万円ということで、2カ月おくれで入ってきますので、その間の資金繰りが必要となってくるということでございます。先ほどの経営状況説明の中で、基金のお話もさせていただきました。3,900万円のうち3,950万円を運営費の中で運用しているということで、この基金も活用して、何とか資金繰りを回しているというような状況でございます。おっしゃるとおり、資金の運用については厳しい状況が続いているということでございます。

質問 南谷

先に進んでくれたのだけれども、その下のその他固定資産、福祉基金積立金資産、平成27年度、当年度末49万4,597円、前年度末が492万8,584円、この差額がマイナスの443万3,987円、これだけ積立資産が減った。平成25年度末で、私が教えていただいたのでは2,955万4,774円。そうしますと、かなりの数字が、社協に移行する前に2,955万4,774円、平成25年度末、この欄であったものが、現在は49万4,597円でございますから、相当積立資産が減額になっている、こういう実態にありますが、そういう理解でよろしいでしょうか。

答弁 保健福祉課長 阿部(保健福祉課長は2020年3月まで)

福祉基金総体でございますけれども、3,999万4,597円というのが福祉基金の総体でございます。それで、そのうち1,000万円を平成22年3月で取り崩しをして、運用資金繰りに回しております。平成26年3月でもって2,500万円をまた取り崩ししまして、昨年の決算のことでございますけれども、2,500万円を取り崩しまして、施設の、それぞれデイサービスと老人ホーム側の資金の運用に回している。それで、今回450万円を取り崩しまして、運用しているということでございまして、残りが49万4,597円になったということで、ここに出ている△443万3,987円、減額しているという部分につきましては、今回450万円を取り崩した決算ということでございますので、ご理解いただきたいと思います。

質問 南谷

私が考えるに、ただいまずっと質問してまいりました。まず1点目、稼働率は明らかに下がっている。2点目、介護報酬が2カ月半おくれで、当初運転資金がなく、厳しい状況からのスタートであったけれども、人件費の繰り入れにも事欠いてきて、基金の取り崩しにつながってきていると。2年で約2,900万円、3,000万円近いものが取り崩されている現実。当初計画では年間1,000万円くらいの黒となっていくという、先ほど説明もありました、収益が500万円ぐらいに縮まった。でも、取り崩しているものも入れて、最終的な数字でございますから、中はそうではないのです。ただいま申し上げましたようなことからしても、順調な収支状況とは私は言えないのではないのかな、かように捉えておりますが、本年度で職員の移行分の補助も終わります。来年度以降、人件費の補助を含めて、どのように捉えて、どうされるのか、お尋ねをさせていただきます。

答弁 保健福祉課長 阿部(保健福祉課長は2020年3月まで)

人件費補助につきましては、3年間ということの約束でございますので、今年度で終了するということにつきましては変わりはございません。それと、収支のことにつきましては、稼働率の問題等いろいろございますけれども、2年間の実績を踏まえて、また今年、3年目でそれらの改善をするために社協のほうでも一生懸命取り組んでおります。そういう状況を私どもはよく見させていただいて、その状況によって、また協議を進めていくということになろうかと考えております。

質問 南谷

町と社協、先ほどの報告の中でもありました。どこまで町が、どこまで社協がという部分では、担当課としても非常に厳しいものがあろうと存じます。私ども町民からすると、移行するに当たって、やはり思いは、厚岸町がという思いが非常に強いと思うのです。そういう中での移行だったと思います。いろいろ社協が何もしていないとか、そういうことを僕は言っているのではないのです。一生懸命頑張っているけれども、結果だから、数字はうそつかないと思うのです。そういう意味では、どこまでどう町がかかわっていけるのか、この辺はデリケートなものがあろうと私は思います。協定書の第2条で、町と社協は、町が社協を指定管理者として指定する意義が、心和園の管理運営に社協の能力を活用することによって、管理業務の効果・効率を向上させ、もって、町民の福祉の一層の増進を図ることを確認と明記されております。何かわかるようなわからないような話ですけれども、お互いにちゃんとスクラム組んで協力し合えということだと私は理解をさせていただきました。やはり社協に指定管理しているのだから、管理運営は社協がということでは私まずいと思うのです。稼働率が下がっているのであれば、改善に向けてお互いに知恵を出し合う、おたくらは過去やってきた経緯もあると思うのです。簡単に、空いたから、亡くなった後、何日間は入れられないとか、いろいろルールはあると思うのです。事務手続とか、今まで培ってきたノウハウというものも含めて、社協とのコンセンサス、会議というものは持つべきだと思います。そういう会議をしっかり持っていくべきだと、定期的でなくてもよろしいですから、収支面とかサービス向上のための話し合いというのですか、指定管理しているから介入できませんでは私は困ると思うのです。お互いに相乗効果で、話し合いの中でやっていくような機会というものは、これからも私は必要だと思うのですが、いかがでしょうか。

答弁 保健福祉課長 阿部(保健福祉課長は2020年3月まで)

指定管理者として指定している以上、運営につきましては、基本的には社会福祉協議会がしっかりと運営していただくことが大事だと思います。その上で、今おっしゃられたように、町は、町でやっていたときのノウハウなんかもありますし、稼働部分もありますし、そういったこと、それから、当然予算の段階、決算の段階等でもって、社会福祉協議会のほうとも協議の場というものは持っております。そういった中で、稼働率の問題ですとか、質の向上という観点から、第三者評価というような部分を進めているということも含めて協議をしております。それらにつきましては、引き続き今後もきちっとやって、向上に努めていきたいと考えております。

出典:厚岸町議会 平成28年第2回定例会 2016年6月15日 議事録 PDF(32ページ) 間違いを知らせる