厚岸町議会 平成24年第2回定例会 2012年6月18日
(1)生活保護制度について/(2)住宅リフォーム制度の創設について
2012年6月18日、厚岸町議会の一般質問で、谷口弘議員が「生活保護制度について」「住宅リフォーム制度の創設について」について質問し、町長 若狹、保健福祉課長 松見、建設課長 高谷が答弁しました。
- 質問者
- 谷口弘 議員
- 答弁者
- 町長 若狹、保健福祉課長 松見、建設課長 高谷
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。
質問 谷口
本定例会一般質問に当たりまして、通告しておりました2点についてお伺いをいたします。1点目は、生活保護制度についてであります。一つは、厚生労働省は、生活支援戦略の骨子の中で、生活保護制度について、扶養義務の仕組みの検討を盛り込んだようであります。これによりますと、生活保護受給申請を困難なものにするおそれがないのか危惧するわけであります。これについてどのように考えておられるか、お伺いをいたします。二つ目は、生活保護の申請から受給までの流れがどのようになっているのか説明をお願いいたします。三つ目は、最近の生活保護の相談・申請で、申請に至らなかったり、あるいは取り下げのケースがあったのか。もしあったとすると、その内容は何であったのか。あった場合、その後の生活状況等を把握されているかどうか、お伺いをいたします。次に、住宅リフォーム制度の創設について、お伺いをいたします。町長は、平成24年度町政執行方針の中で、3、主要な施策の推進、(1)自然と調和を大切にした快適で安全なまちづくりの中で住環境について述べられ、リフォーム支援について検討を進めるとなっておりますが、町の支援策はどのようなものを考えておられるのか、また、来年度からの実施はどうなるのかお伺いをいたしまして、私の質問といたします。
答弁 町長 若狹(町長は2025年6月まで)
10番、谷口議員のご質問にお答えをいたします。1点目の生活保護制度について。初めに、厚生労働省は、生活支援戦略の骨子の中で、生活保護制度について、扶養義務の仕組みの検討を盛り込んだが、これは生活保護受給申請を困難なものにするのではないかについてでありますが、厚生労働省が示した生活支援戦略の中に、改革の方向性として生活保護制度の見直しが記載されており、当面の対応事項とは別に、あわせて検討を進める事項の中に、指導等の強化として、扶養可能な者には適切に扶養義務を果たしてもらうための仕組みの検討として記載されております。現在の制度は、生活保護を申請されますと、保護の実施機関が申請者の親族を対象として扶養義務者の存否の確認を行うことになっております。制度の見直しの中で、親族側に扶養が困難な理由を証明する義務が伴った場合には、保護を申請する人にとって、親族に負担をかけたくないという思いなど、生活保護受給申請のハードルを上げることになり得るものと考えております。次に、生活保護の申請から受給までの流れはどのようになっているのかについてでありますが、生活保護の相談者には、地域の民生委員または保健福祉総合センターに相談していただき、要保護者、その扶養義務者またはその他の同居の親族の申請が原則として必要となっております。申請書の提出先は保健福祉総合センターで、提出された申請書は直ちに保護の実施機関である釧路総合振興局に進達いたします。釧路総合振興局では、ケースワーカーという担当者が面接や預金調査、生命保険調査、資産調査、扶養義務者への照会を行うことになっております。なお、保護の実施機関は、保護の申請があったときは、保護の要否、種類、程度及び方法を決定し、申請者に対して書面をもってこれを通知しなければならないことになっております。次に、最近の生活保護の相談・申請者で、当町で申請に至らなかったり取り下げのケースはあったのか。もしあったとすると、その内容は何であったのか。あった場合、その後の生活状況を把握されているのかについてでありますが、平成23年度分で申し上げますと、相談件数は30件ありました。そのうち申請に至らなかった件数は9件で、取り下げ件数は1件となっております。申請に至らなかった方々の主な内容は、借金返済で困っている、離婚を考えている、実家から出たい、世帯分離したい、父親だけ保護を受けたい、医療費のみ保護を受けたいとするのが8件で、いずれも保護を必要とする状態には該当しない内容となっております。残りの1件は、医療費がかさみ生活が大変とする相談でありましたが、本人が保護申請を親族に知られるのを嫌がり、申請を取りやめた内容となっております。また、取り下げとなった1件の内容は、申請を行っている期間中に就職が決まったことによるものとなっております。申請に至らなかった方と取り下げられた方のその後の生活状況については、相談事例に応じて、町の担当者が電話により近況確認を行いましたが、死亡者や町外転出で状況確認ができなくなった方、生活状況が相談時から変わっていない方々でありました。なお、保護申請を親族に知られるのを嫌がり、申請を取りやめた方については、子供とも相談していくと言われておりますが、ひとり暮らしということもあり、継続して電話による定期的な安否確認を行っているところであります。続いて、2点目の住宅リフォーム支援制度の創設について。初めに、町の支援策はどのようなものを考えておられるのかについてでありますが、町では、住宅改修にかかわる支援として、既に介護保険による住宅改修、障害者等日常生活用具給付事業、既存住宅耐震改修費補助金の制度を設け、改修費などに対する補助や助成を行ってきております。また、現在、リフォームによる良質な住宅ストックの確保、住環境の整備、多様化するリフォームニーズへの対応、そして住宅の安全性や居住性の向上、住宅の長寿命化も視野に、住宅リフォーム支援制度について、「あっけしの家づくり協会」と連携し、検討しているところであります。住宅リフォームに関する支援制度などを検討するに当たり、本年3月には町内の住宅リフォーム件数やその内容、傾向の把握等、市場規模を把握することを目的に、町内建築関連業者43社を対象としたアンケート調査を実施したところであります。その調査結果をもとに、年間におけるリフォームの件数、金額、内容、工事量等の実態把握をしたところであり、現在は関連団体にもアンケート内容等の説明を行い、どのような支援制度が利用者にとって使いやすいかなどについて検討している状況であります。支援策については、今後さらに「あっけしの家づくり協会」や関連団体とともに検討を重ねるとともに、国の交付金制度の状況等も見ながら、関係機関と連携を図り、具体化してまいりたいと考えております。次に、来年度からの実施はどうなるかについてでありますが、先ほど申し上げたとおり、現在、支援策の内容について検討中であり、来年度からの実施に向け前向きに取り組んでいるところでございますので、ご理解願いたいと思います。以上でございます。
質問 谷口
今回、生活保護の問題を取り上げたのは、たまたま芸能人の家族が、その芸能人が相当収入に達しているにもかかわらず、その家族が生活保護を受けていたということをもって、今、国会でも生活保護バッシングが物すごい勢いで続いているし、それに呼応するように、厚生大臣も方向を示すというような状況になっているわけですよね。そういう中で、実際、生活保護を受けることが必要にもかかわらず、認められないで餓死をしたり孤立死をしたりというような事件がやまないんですよ、今になっても。たまたま一部の、本当にその人たちは不心得者であったのかどうかは別にいたしましても、芸能人等の事件をさもさも今の生活保護制度の実態だというようなとらえ方をして生活保護バッシングをするということに対して、非常に私は危惧をするし、危険なものを感じるんです。強い者には刃向かうことはできないけれど、弱い者を徹底してたたいてしまうと。弱い者いじめの典型だというふうに私は思うんです。そのあたりについては、やはり行政はきちんと対応していっていただかないと困ると思うんです。それで、現在も、全国的には、去年の震災の問題もあったりして、生活保護受給者は増え続けていますよね。大野議員が後で質問するようでありますけど、その資料の中身も見てもわかるように、受給者数は増えているんです。これは、そういう問題と今の社会状況、実際に働きたくても働くところがないと。あるいは、求人と希望する職種とのミスマッチ、そういうものが随分たくさんあるみたいで、そういうことから、なかなか就職ができないと、あるいは常雇用等、雇用していただくような職場になかなか就職をすることができない、フルタイムの仕事ができない人たちが多くなっているわけです。派遣労働だとか、そういうことをつないでいくことさえも今は困難な人がたくさんいるわけです。それで、札幌で起こった事件は、働いていても十分な生活費を得るだけの収入を得ることができない。たまたま体調を悪くしたときに働けない。そういうときに相談に行けば、短期間でも生活保護の受給ができるような対応をしてくれないで、もっと頑張れというような、申請に行った人に思わせるようなことをやっていってしまっていると。それで、その人たちが結果的には電気も水道もガスも止められて、誰にも訴えることもできない、誰にも看取られることもできないで孤独死や餓死をしてしまうというようなことが今も続いているわけです。おにぎりを食べたかったと言いながら、そのメモを残して亡くなったという話もあるんです。そういうことを厚岸町では絶対に出してはいけないというふうに私は思うんです。それで、今の説明の中に、厚岸で申請を取り下げた中には何件あったという説明がありました。それで、支援戦略の中身、これはやっぱり、なかなか受けづらい制度に持っていく中身が含まれているんではないのかなと。親族等をずっと辿るということになると、今まで迷惑をかけてきたのに、さらに迷惑をかけるわけにいかないということでためらってしまう、そういうことにならないような仕組みにすることができるのかどうなのか。そういう場合がもし厚岸町に出た場合には、厚岸町の担当者はどう対応するのか。実際、厚岸町には福祉事務所がないわけで、釧路の総合振興局、そういうところでないと取り扱ってもらえないですけれども、その前段の窓口は厚岸町ですよね。そういうあたりではきちんと対応できるのかどうなのか、その辺をまずお伺いいたします。
答弁 保健福祉課長 松見(保健福祉課長は2014年3月まで)
今、国が検討しようとしてございます扶養義務者への確認の方法については、申請のハードルを高めることのないようないい方法を考えていただけるのかなというふうに思っておりますが、まだ具体的な取り扱いについては私どものほうに示されていないわけでございますけれども、そういう中で、もし仮に一定の扶養義務者への確認方法が示された場合でございますけれども、いずれにしても、厚岸町においては、生活保護法上そういった方々の生活状況を、申請の内容を確かめるための調査であるだとか、そんなことは仕組み的に行わない手続になります。固定資産の状況であるだとか、そういったことがあるのかないのかを公的な書類を添えて進達をするだけであって、その後の調査等については、保護の実施機関である北海道のほうが行うことになっておりますので、今のところは窓口の中で、親族への配慮の中から保護をあきらめるようにしないような対応が必要ではないかなというふうに思っているところであります。
質問 谷口
今、課長がおっしゃったようなことが、やっぱり道の担当者、ケースワーカー等が、やっぱりその辺も共通理解に立たないとだめだと思うんです。厚岸町のほうではそういうふうに思っても、道の担当者がそういうことに対してやっぱり、きちんと把握をしていただかなければ困るというふうに思うんです。それと、もう一つは、たまたますべてを申請した場合に、全部が受理されて、今は原則2週間後に受給が開始されると思うんですけれど、大体認められそうだからということで短期の融資なんかを社協でやっていますよね。そういうものを借り受けたと。ところが、実際、支庁のほうで手続をする中で却下されるなどということもないとも限らないと思うんですけど、そういう却下された場合の対応です。その人たちに対してやっぱり、本当に必要がないのか、あるいは、その後追跡していって、その人たちが、生活保護だけではなくて、いろんな今は制度がありますよね。例えば就学援助だとか、ほかの制度を活用すれば、一番困っていることを一つはクリアできるというような問題もあると思うんですけど、そういうものをきめ細かく、そういう人たちに対応をしてやるということも大事ではないのかなというふうに考えるんですけれど、そのあたりではどうなんでしょうか。
答弁 保健福祉課長 松見(保健福祉課長は2014年3月まで)
これは私どものケースワーカー、生活保護の指導担当者でございますけども、そういう担当者と事務連絡的に話す中で得る情報でございますけども、まず却下に至ったという場合については、簡単に言えば保護基準に該当しないと。もう少し自分の資産、預貯金等で1カ月、2カ月生活できるだろうというようなはっきりした場合については、要はその預金がなくなる前に、私ども町のほうで、その後の申請をあきらめるだとか、そういうのがないような対応をさせていただくという、まず1点目は、却下の理由がはっきりしている場合です。そういった場合です。また、それが一定期間過ぎるとまた、資産がなくなるので保護が必要になる場合は、改めて申請は必要なんですけども、申請を忘れないように、そんな関係を持たせていただくということになります。一方で、何らかの援助を受けることによって生活保護申請が必要でないという場合については、私ちょっと具体的に思い当たる内容としてはないわけなんですけども、ただ、いずれにしても、この申請の中で、本人がすべて自分の抱えている問題を相談者に言えるかどうかというのはわからないんです。そういった意味で、できるだけ現状の生活状況を聞き取るようにケースワーカーは努力しているようでございます。そういった中で、いろいろな制度を利用しながら、どう今後、自立した生活をしていくのかを含めて調査されるというふうに聞いてございますので、その辺は私ども信頼して、お話を伺っているところでございます。
質問 谷口
生活保護の受給が認められる人、それから却下される人いるわけですよね。それで、受給が決まった段階ではそれなりに今度は受給していくし、その受給内容もいろいろあると思うのです。働きながらも足りない分だけを援助していただく、あるいは医療費なら医療費の部分だけを援助してもらうという、今はないのか、それは。そういうふうになっているんですけれど、生活が、そういう人というのは突如変わる場合だってありますよね。健康状態が悪くなれば働きに行けなくなる。そうしたら全額保護にしていただかなければならない。そういうものがスムーズにいくような仕組みに今はなっているのかどうなのかということ。それと、先ほど課長がおっしゃったように、ケースワーカーがきめ細かく相談に乗れるようになっているのか、あるいは、例えばケースワーカーのところに、ケースワーカーだってばんきり来れるわけでないわけでしょう。今問題になっているのは、ケースワーカーも十分に配置できるような状況になっていないわけで、やっぱり相談の窓口は、町の窓口がやっぱりよりどころだと思うのです。そういう町の窓口も、やっぱり、きめ細かく対応できるような窓口をあけておくということが大事ではないのかなというふうに思うんですけれど、そのあたりはどうなっていくのか。それと、さっき却下された人の中のその後の対応なんですけれども、やはり、最後の答弁にあったように、安否確認みたいのは、やっぱりすごく大事なことだと思うんです。これをしないで、あるいは、今特に問題になっているのは、水道だとかガスだとか電気だとか、そういう業者との連携というか、何か変だなという場合の連携というか、そういうものが、今、個人情報の問題がありますから、いろいろあるだろうけれど、やっぱり生死にかかわる問題については、きちんと対応していただけるような方策をとっていただきたいなというふうに思うんですけど、よろしくお願いをいたします。
答弁 保健福祉課長 松見(保健福祉課長は2014年3月まで)
1点目のことですけども、医療費については、現在、医療費だけの扶助を受けたいというのは認められてございません。生活全般を見て、その生活費の足りない中で医療費が発生した場合は医療扶助も受けると。全般的な扶助が原点となります。それで、全額支給、つまり労働できる年齢であるだとか、それから健康状態が保たれていれば、やはり就職を勧められる、これは当然でございます。ただ、自分のできる仕事、幾ら求人があっても自分ができなきゃしようがないわけでございますが、そういった中で、自分が今までよりも収入が増えた場合は、これは全額働いた分が削られるわけではない、必要経費はちゃんと残るような形で収入認定をしていただくんですけども、逆に収入が減ってきた、働けなくなってきたという状況については、ケースワーカーは、厚岸町に釧路総合振興局から3名の配置をいただいております。こういった中で、最低限、毎月1回は家庭訪問を必要とする人、あるいは2カ月で1回、あるいは3カ月で1回、そういうふうに個々の世帯に応じてケースワーカーと面接、訪問の約束をし、生活状況の確認をさせていただいているということで、毎月収入が増えたか減ったかという状況を聞き取ったわけでは、いわゆる変動するおそれのある人は短い間隔で訪問する。それが定期的に、もう全く働けない状況で、それ以上は収入は増えるとかない方は2カ月、3カ月と間隔をあけた訪問になるんですけども、そういう中で、生活に困らないように、いつでも保護費の変更ができるような活動をしているということで、まずご理解いただきたいと思います。それから、2点目ですけども、ワーカーが少ない状況は、私どもそのように感じておりまして、いずれにしても、釧路総合振興局まで直接行って申請するという方はほとんどいらっしゃいません。ほとんど民生委員の方か「あみか」、去年では「あみか」のほうがちょっと多かったんですけども、そういったことで、私どもはやはり、町民が困ったときに来ていただくことが、やはり保健福祉総合センター、そういう方が多くいらっしゃいますので、できるだけ訪れやすい雰囲気、窓口の体制でお待ちしたいなと、そういう心構えでいるところでございます。もう一つの安否確認の関係でございますが、いつまで安否確認が続くのか。現在は、たまたま前年度の相談事例からすると、1名でございましたので、それ以前の平成22年度においてはいなかったのでいいんですけども、これがさて、たくさん増えたときに、やはり安否確認の方法も考えていかなければならない。具体的には民生委員だとかそういう方、個人情報を守られる方の中で、現在の数字からいくと対応可能でありますので、きちっと安否確認はやっていきたいなと。ただ、いつまでそれをやるかというのはやっぱり、個々のケースに応じて判断をさせていくことになるかなというふうに思います。もう1点、最後かと思うんですけども、電気、いわゆる北電、ガス会社だとか、そういう供給先は、やはり個人情報という問題がございまして、やはりなかなか、生活保護世帯であれば、自分が滞納してしまったときに、北電から厚岸町役場のほうに、滞納しているよと、そういうような情報を渡してもいいですかというふうに取り扱いがあって、それで、承諾される方は、実は承諾書を北電のほうに出している。北電としては、現状そういった、本人の承諾書がないと、厚岸町役場のほうに、個人情報ということで、情報はすぐにお渡しできないという形で来ているんですが、これについては電気だけではございません、ガスだけでもございません。他のことも、新聞代とか、ヤクルトはどうかわかりませんけども、そういったこともすべてに共通することだと思いますので、そういった関係事業者との話し合いというんでしょうか、具体的にどういうことができるんだということを、全く今からできないと決めつけないで、そういった対応が必要でないかなというふうに考えているところでございます。
質問 谷口
あと何分ありますか。
質問 谷口
今、課長、最後の件なんですけど、やっぱりライフラインの問題は、何とかできないかというのが大きな課題になっていますよね、全国的にも孤立死みたいのが結構あるので。ですから、そのあたりについては、やはり、ただ滞納だけでなくて、とまってしまって生活できるのかということなんです。例えば水道も電気もガスも、ストーブなんかを使えば灯油もあるだろうけれども、すべてが止まってしまって、電話もか、そういう人たちが果たして何カ月も生活できるのかさ。そういうことに対して、それぞれの供給元が不思議に思わない社会というのはないと思うんです。ですから、そういう場合にどうするのかということはやっぱり、それぞれ考えてやっていただきたいなというふうに思うんですけれど、それらについてはやはり、きちっと検討をしていただきたいということで、要請をしておきます。次に、住宅リフォームについてお伺いしたいんですけれど、道内でも、この住宅のリフォーム制度が随分進んでいるんですよね。厚岸町の役場のロビーにも、家づくり協会か何かがたくさんカタログを置いて、住宅リフォームをしようというようなことを訴えているのかどうなのかはわかりませんけれど、ロビーの一角に相当数の住宅用品カタログが置かれていますよね。そういう厚岸町が住宅のリフォーム等について、どういう取り組みをするのかということだと思うんですけど、今、いろんな業者等からのアンケート等をとって、どういうふうにしたらいいのかということを検討されているということなんですけれど、直したいところを直すというか、リフォームって、僕、正確な言葉がわかんないんですけど、不自由なところを使いやすくするだとか、そういうものも含まれるのか、こういうものがあったら非常に便利だなというものを設置するのが、それも入るのかわかりませんけれど、住宅改修だとか改築だとか、あるいは新しい施設をつくるだとか、そういうことがいろいろあると思うんですけど、今、厚岸町が考えている新しいリフォーム制度は、どういうものを考えているのか。うちがちょっと、壁が古くなったから、断熱つきの壁材に張りかえようだとか、窓が、今まで一重のサッシだったけど二重サッシにかえようだとか、あるいは段差があったのを段差解消しようだとか、子供がちょうど大きくなったから、子供用の部屋を少し改築しようだとか、あるいは、さっき石澤議員が言っていたように、今は省エネ時代ですから、太陽光を利用した発電パネルの設置をしようだとか、そういう、いろんなことがあると思うんですけど、どういうものを考えて今まで検討されてきたのか。あるいは、アンケートの内容はどういうもので、どういう意見があったのか、ちょっと教えてください。
答弁 建設課長 高谷(建設課長は2014年3月まで)
ご質問にお答えいたします。まず、アンケートの調査でございますけども、アンケートの目的は、町長からの答弁にもございましたように、住民の方がどういったリフォーム、どういったことを望んでやられてきているのかということで、5年間に遡りまして、建築関連業者に、43社ございますけども、アンケート調査しました。その結果、アンケートの内容としましては、介護保険制度、日常生活用具給付事業を利用したリフォームの分野と、それから一般的なリフォームの分野で分けてアンケート調査したわけでございます。町長の答弁にもございましたように、利用者にとって使いやすいということはどういうことだろうかということを視点に検討しております。国の補助制度、交付金制度を利用したバリアフリー化だとか、省エネ化だとか、そういった制度がございますけども、それに特化してしまうと、耐震改修でございませんけども、300万円以上なければ30万円の助成しかできないよとかという状況になりますので、リフォームのニーズ、町民のニーズがどこにあるのかを把握するためにアンケート調査を実施させていただきました。その結果、介護保険制度を利用した部分については、やはり50万円未満の工事が99.4%と圧倒的に多く、リフォームの内容では手すりの設置ということが一番多かったわけでございます。それから、一般的なリフォームの工事の状況ですけども、やはり、これも50万円未満の工事が圧倒的に多くて、約70%を占めております。また、全体では200万円未満の工事が93%を占めていました。その内容は、どういった内容が多くやられているかといいますと、内装工事、やり直しです。それから、外壁の張り替え、それから、屋根の塗装、屋根の葺替え、それから、設備改修、それから、玄関ドアなりの取り替えだとか、そういった工事が主立った結果と出てきました。先ほどから申し上げますように、あくまでも利用者ニーズをとらえて、利用者が補助制度に乗っからない部分も含めて、そういったものについてリフォームの支援をしていきたいなということで現在は考えております。
質問 谷口
住宅リフォームの補助制度なんですけれど、道内でももう随分あちこちやられているんですよね。それで、きょうはたまたま上川町のしか持っていないんですけど、店舗のリフォーム、あるいは今のエコリフォームというか住宅の断熱改良、それから、新エネルギーあるいは省エネルギーの設備、それから、木質のペレットストーブのあれまで入っているんですけど、あと、それにバリアフリーだとか、それから耐震、そういうものも入っているんですけど、余り限定してしまったり、この業種の人だけとか考えてしまえば、非常に狭くなってしまうと思うんです。だから、厚岸にいる業者の人たちで十分対応できて、そして、その業者がやることによってそれなりの波及効果も出てくるということをやっぱり考えた事業を私は進めていくべきではないのかなというふうに思うんです。例えば、下水道もどんどん進んでますよね。そういう事業も対象になりますよと。それから、全く余裕のない人は、やっぱりちょっと無理でしょうけれど、やっぱり、ちょっと余裕のある人は、さっき言った介護の制度だとか、そういうものも組み合わせたり、いろんなものを組み合わせてやることによって、より効果の出るような事業も積極的にやられたらいいと思うんです。それを余り狭い範囲でやってしまうと、一部の業種は対象になるけど、それ以外は全部対象外だということになっては困るんだというふうに思うんです。ですから、さっきアンケートの中にあったこともやっぱり含めて、そういう要望等、あるいは業種も少し幅を広げた感じで、それぞれがかかわっていけるような制度をつくって、そして町民にやっぱり喜ばれるような、つくる以上は制度として発足させていただきたいなというふうに考えるんですが、いかがでしょうか。
答弁 建設課長 高谷(建設課長は2014年3月まで)
ただいま議員おっしゃったように、私どもも広い意味でのリフォームの支援をしたいなという思いは一緒でございまして、アンケートの結果からもそういった状況が出てきています。それから、アンケート先ですけども、建築業を初め板金塗装、左官、内装業、畳屋さん、これは全部地元ですけども、電気屋さん、それから管設備屋さん、下水道の指定店、それから給水装置の工事店、金物屋さん、サッシを扱っている家具屋さんも含めて、全部で43社、アンケート調査を実施しております。新エネルギーだとかバリアフリーだとかということで一定要件を狭めますと、当然、交付金対象ということで、町のほうもその部分については考えていって、それは交付金の対応で国のほうから交付金をもらうと。さらに、町のそういったいろんな部分についてのリフォームについては、町独自の支援制度で対応していると。それから、先ほど議員おっしゃったように、介護保険制度での活用と、それから一般的なリフォーム支援の活用と、組み合わせをできるように考えていきたいなという思いは一緒でございます。そういったことで、一部の対象だけじゃなくて、先ほどのアンケート調査の業種と同じように、ある意味ではかなり広げた範囲でリフォーム支援を考えていきたいなと思っておりますので、ご理解いただきたいと思います。
質問 谷口
40数社とおっしゃっていましたよね。それで、業者なんですけど、例えば大工さんというか建築業というか、そういう人たちの中に、例えば町の指名業者でない業者っていますよね。そういう人も当然対象にしているんですよね。
答弁 建設課長 高谷(建設課長は2014年3月まで)
町内の、建築業者でいきますと19社からアンケートをとっております。ですから、町内の指名業者がやったから支援制度で対応するじゃなくて、町内のそういったいろんな業者、建築業の方も含めて、施工されたものについて支援していきたいなというのが基本でございます。