厚岸町議会 平成23年第4回定例会 2011年12月7日
(1)本町の地震津波対策について/(2)本町の除雪対策について
2011年12月7日、厚岸町議会の一般質問で、南谷健議員が「本町の地震津波対策について」「本町の除雪対策について」について質問し、町長 若狹、教育長 富澤、総務課長 會田、教育委員会管理課長 米内山、建設課長 高谷が答弁しました。
- 質問者
- 南谷健 議員
- 答弁者
- 町長 若狹、教育長 富澤、総務課長 會田、教育委員会管理課長 米内山、建設課長 高谷
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。
質問 南谷
第4回定例会に当たりまして、通告してあります2点について質問をいたします。初めに、本町の地震津波対策について質問をいたします。3月11日東日本大震災、その後の福島原発の事故、この二つの大きな災害は日本中を震撼をさせました。大津波発生以来、きょうで271日でございます。いまだ国の復興計画や方針が定まらない状況にございます。厚岸町、本町は、末広、床潭と太平洋に面して、 。おり 太平洋に連なっておる厚岸は厚岸湖の沿岸域に多くの町民が生活をしておりますその地形から大津波対策は、私は喫緊の課題であると考えます。多くの町民は本町の津波対策、どうすればと皆さん真剣に危惧をされておると思います。そこで、お尋ねをさせていただくんですが、道が示す津波シミュレーションの進捗状況はどのようになっておるのかお尋ねをいたします。次に町は、厚岸町地震津波防災対策アクションプログラムを作成し、大規模災害に事前に備え、災害発生時に迅速適切な対策を実施し、被害を最小限にすることを目標に、町が取り組むべき施策を体系化した行動計画なるものを作成されましたが、このアクションプログラムにはどのような点、何に力点を置かれておられるのか、お尋ねをさせていただきす。また、アクションプログラムで保育所、学校等における防災教育の推進と明示されておりますが、本町における防災教育とはどのようなものですか、お尋ねをいたします。2点目、本町の除雪対策について質問いたします。、 、 、 。今年も既に12月4日に トライベツ 片無去 太田地区へ初出動をされておられます、 、本町の除雪の実態は近隣の町村から比較いたしましても 大変よく除雪されていますし丁寧に舗装面が露出して町民の多くの皆さんも大変感謝をしている、担当課の皆さん、これらに従事されている業者の皆さんのご労苦に対しまして感謝を申し上げる次第でございます。私は、一昨年でございますが出札の折、道内の豪雪地帯の議長のお話を聞かせていただいたんですが、旭川に近い町村でございますが一昨年大雪の年でございました。その議長さんが言われるには、今年は大雪で道路は本当に車が交差するのにやっとぐらいの幅しか除雪されていないのだと。道路の縁に雪の壁ができてしまっているとぼやいておりました。どうしてですかとお尋ねしたところ、携わっている建設業者の皆さんはいるんですが皆さん 重機オペレーターともども道外のほうに出稼ぎに行ってしまって せっ、 、かくその雪が降ったときに除雪を排除しても、その歩道のほうにその雪を寄せても運搬するダンプもいないので、交差点の見通しも悪く大変危険な状態になっているのだけれども、住民ももうあきらめているというお話がありました。私も、本町でその除雪対策、国費も導入されてしっかりやっていただいておられることについては、常々敬服をしておるところでございますが、業者の皆さん本当に一生懸。 、 。命頑張っていただいているなと ところが 昨年は降雪量が非常に少なくございました今年もこれから除雪シーズンを迎え、本町の除雪体制は大丈夫なのだろうかなと、あの旭川の近くの町のように、業者がやりたくてもオペレーターがいなくなってしまった、重機の更新もできなくなった、そんな状態になっては困るなと、これからも安定した除雪の維持安定というものが必要ではないのかなと。そういう意味で、まずは、除雪体制の本町の実態と除雪の委託契約内容についてお尋ねをさせていただきます。さらには、除雪体制安定維持のための契約の私は見直しが必要と考えますが、いかがでしょうか。以上、2点質問いたしまして、第1回目の質問といたします。
答弁 町長 若狹(町長は2025年6月まで)
9番、南谷議員のご質問にお答えをいたします。1点目の本町の地震津波対策についてのうち、初めに、津波シミュレーションの進捗状況、 、はについてでありますが 津波シミュレーションについては北海道が進めている事業でありさきの新聞報道では、最初に、厚岸町が属する太平洋沿岸地域のシミュレーションを本年度中に策定すること。また、津波シミュレーション作成のため、各地域の津波痕跡調査を行うとの記事が掲載され、当町では、白浜、床潭、筑紫恋の3地区が対象となっておりました。このたび担当である北海道の危機対策会議の進捗状況をきいたところ、現在、北海道防災会議地震火山対策部会、地震専門委員会の想定地震見直しにかかわるワーキンググループにおいて、前段で申し上げた過去の津波痕跡調査を行っている段階とのことであります。また、既に太平洋沿岸にかかわる津波シミュレーション及び被害想定調査業務委託事業の発注が終了し、来年3月には請負業者によってまとめられた成果品が納入され、同月中に関係市町村へ周知するとのことであります。次に、厚岸町地震津波防災対策アクションプログラムで、何に力点を置かれていますかについてでありますが、まず、厚岸地震津波対策アクションプログラムについては、さきの議員協議会でも申し上げましたとおり、まだ素案の段階であることをご承知おきいただきたいと存じます。このアクションプログラムは、いつ起きるかわからない500年間隔地震による大規模災害に事前に備え、災害発生時に迅速適切な対策を実施し、想定される被害を最小限に抑え、町民の貴重な生命財産を守ることを目的として、今後また、今すぐに町として取り組むべき施策を体系化した行動計画であります。また、このアクションプログラムでは、町として取り組むべき防災対策について、どのような対策をどのように、どの部署で、いつまで行うのかを詳細に示しておりますが、これらの対策をすべて行うことによって、厚岸町の地震津波対策が整備されるものと考えております。あえて、力点は何かということからすると、どうしても行政だけの対応では町民を守ることに限界があり、自助、共助、公助の役割分担と協働による取り組みが重要であることを、今後とも町民の皆さんに周知していくとともに、みずからの命はみずからが守るという意識の醸成が最も肝要であると考えております。次に、アクションプログラムで、保育所、学校等における防災教育の推進と明記されているが、本町における防災教育とはどのようなものですかについてでありますが、私からは、このうち保育所における防災教育について申し上げます。保育所では、子供に大きな影響を及ぼすおそれがある地震津波に至った際には、子供の安全に留意し、適切に対処できるよう日ごろから防災教育を行っております。具体的に申し上げますと、実施の時期と回数は、春と秋の年2回で、その内容は、消防署員の指導を受けながらの子供たちの避難訓練の実施、年少の子供たちの消火訓練の見学と年長の子供たちの消火作業への参加、避難訓練終了後における防災映画の鑑賞を行ってきております。また春の保育を開始する時期には、まず、子供たちに非常ベルになれてもらい、担任の保育士のところに集まることから始め、常に地震を知らせるベルを鳴らし、机の下の安全な場、 、 、所へ避難させることを そして次に地震の後には必ず津波が来るものとして 非常口を教え津波注意報のときは待機、津波警報のときは避難場所へ避難させる取り組みを行っております。さらには、毎月1回、非常口、園庭への避難訓練を行っているところでございます。なお、今後は散歩中からの避難訓練の実施、保育所、近隣の住民と家庭で行うことができる防災教育の支援へのほか、避難場所までの間の危険箇所を子供たちにも知ってもらう訓練も行っていきたいと考えております。学校における防災教育については、教育長から答弁があります。続いて、2点目の除雪対策についてのうち、初めに、除雪体制の実態と、除雪委託契約内容についてでありますが、まず、除雪体制の実態について申し上げます。厚岸町の除雪作業は、歩道及び車道延長で約288キロメートル、公共施設の駐車場は94カ所あり、町内を20地区に分割し、直営への除雪機械は6台、委託では14業者で58台の除雪機械で実施し、除雪延長のうち直営で行う除雪の延長は20キロメートルで、全体の7%、委託業者で行うのは268キロメートルで、全体の93%の割合となっております。除雪出動の目安としては、おおむね降雪量が10センチメートル以上を基準とし、雪質や地吹雪の状況を道路パトロール等で確認するとともに、各自治会から地域情報の提供も受けながら総合的に判断し、決定しております。また、道路除雪については、主要幹線道路である松葉町通り、真栄大通り、真栄1条通り、住の江町通りとし、幹線道路においては、集落と集落をつなぐ道路や国道、道道、 、 。につながる主要道路等 バス路線を優先とし 2車線以上の幅員確保を行っております歩道については学校等の付近の通学路を優先とし、登校時間帯までに通行の確保に努めることとしております。公共施設である学校や保育所の駐車場については、登校当初時間帯までに駐車場の確保に努めるなど、それぞれ除雪作業を進めております。また、交差点などの見通しが特に悪い箇所は、除排雪運搬をしておりますし、路面状況に応じた対応として、路面凍結によりスリップのおそれがある箇所は、凍結防止や圧雪の融解のための凍結防止剤などの散布を行っております。作業時間は、原則として午前4時から始め、通勤通学の時間帯までに通行の確保に努めております。さらに、除雪は自治会の協力が必要となります。毎年自治会への説明会を開催し、路道駐車場抑制などの除雪作業への協力についてもお願いしているところでございます。次に、除雪委託契約の内容について申し上げます。町内を20地区に分割し、各地区ごとに業者を定め、除雪機械それぞれに対し、1時間当たり単価と人力除雪単価にて委託契約をしております。また、業務委託期間中の最低補償額として、年間期間維持を経費である車検経費、重機に対する法定検査費、法定検査費以外の基礎修理経費の合計相当額として、1機械につき20時間の稼働分を補償する契約内容とするとともに、委託業者が除雪業務だけのためにリースした重機械については、そのリース代金相当額として50時間稼働分を補償する内容の契約を行っているところでございます。次に、除雪体制安定維持のため、契約の見直しが必要と考えますが、いかがですかについてであります。毎年、建設業や運送業に携わっている地元業者の方々にご協力をいただき、除雪作業体制の確保が図られております。しかしながら昨今の道路除雪の現状は、各方面でいろいろな課題が提起されており 北海道維持除雪管理ネットワーク協議会によれば 平成23、 、年度の国道の維持除雪予算は、ピーク時に比べ4割足らずに削減され、平成21年度と比較し7割程度に落ち込み、その影響として事業者の採算性の悪化を引き起こし、そのことに伴い除雪車の維持費や人手の確保が困難との分析をしております。また、公共事業が減少する中、自社での除雪機が老朽化しているが更新ができない。冬場に建設工事がないという理由で質問者からお話があったとおり、重機械オペレーターや作業員が本州に出稼ぎに行ってしまう。除雪機械の維持や人手の確保を考えると採算が合わないなどの課題が浮かび上がっており、町ではこのような状況を踏まえ、これまでの出来払い契約を改め、平成21年度からは除雪作業の1日対応として、さきに述べました最低補償額を設定し、採算性の悪化解消の対策を行ってきたところであります。除雪作業の積算の考え方で、除雪作業の利益については天候に左右される要因が多く占めると言われ、一般的には大雪であれば利益が上がり、暖冬、少雪の気象の場合は、利益がなく赤字になると言われております。当町は北海道内でも特に雪が少ない地域であり、現契約書の時間当たり単価や最低補償額では、今後除雪業務を維持していくのは大変であるとの声も一部の方々からちょうだいしております。そのためにも今年度の各地区の除雪状況や各業者の除雪機械の保有状況、更新や買いかえ予定、また、オペレーターなどの人材確保状況など再点検を行い、今後の除雪体制の安定維持に向け、除雪事業者の方々と協議を重ねてまいりたいと考えておりますので、ご理解願います。以上でございます。
答弁 教育長 富澤(教育長は2016年9月まで)
続きまして、私からは(3)のアクションプログラムで保育所、学校等における防災教育の推進と明示されているが、本町における防災教育とはどのようなものですかの学校の部分について、お答えをいたします。さきの大震災において、釜石の奇跡と報じられた釜石市における防災教育を教訓に、次の3点について本町の学校での防災教育に取り入れるようにしました。1点目は、想定にとらわれないということです。例えば、想定にとらわれてハザードマップを完全に信じるのではなく、相手は自然であり、時として人間の勝手な想定にとどまるものではないということを理解させる。2点目は、その状況下において最善を尽くすということです。ここまで来ればもう大丈夫と考えるのではなく、そのときにできる最善の行動をとれということです。最初に避難場所でよしとせず、そのときできる最善を尽くして次の避難場所へ逃げることのできる意識をつけさせる。、 。 、 、 、3点目は 率先避難者たれということです もし そのときが来たら 他人を救うよりもまず自分の命を守り抜くことに専念せよということです。人間はいざというときに、逃げるという決断がなかなかできない、でも、だれかが逃げるとそれにつられて群衆心理が働き、。 。みんなが逃げることにつながる 自分の命を守ることは周りの人たちの命を救うことになるだからあなたが、まず逃げるんだということを教える。以上3点について、6月に招集した臨時校長会議の折にお話をし、自分の命を守ることに主体的に、できる限りの最善を尽くすことができる児童生徒を育成するようお願いしたところです。なお、アクションプログラムの学校における防災教育の推進との関係ですが、1つ目の児、 、 、童生徒に対する防災教育の推進では 先ほどお話しした避難3原則を柱に 各教科において例えば道徳でいえば生命尊重という項目において、今回の震災の画像や映像を教材にして授業を実施し、特別活動でいえば、学級活動の時間に、自分自身で身を守るという内容で授業をしているところです。2つ目の教職員に対する防災教育の実施でありますが、教育現場にいる先生方が防災教育の重要性を理解しなければ成果を得られないことから、教職員を対象とした防災教育の取り組みも継続的に実施する方向で計画中であります。、 、 、3つ目の 災害時対応マニュアルの作成でありますが 各学校とも7月までに学校管理下学校管理外に分けてマニュアルを作成し、全家庭にも周知しており、毎年見直しを含め実施していきます。4つ目の津波避難訓練の実施でありますが、沿岸部5校では、既に2回以上実施しておりますし、複数の避難場所を想定しての訓練も実施しております。五つ目の中学生の救急救命措置に関する知識及び技能の修得では、保健体育の時間で救急救命を学んでおりますが、より実践的な知識及び技能を身につけるため、既に厚岸消防署の救命士を招いて救急救命講習会を実施し、普通救命講習修了証を取得させている中学校もあり、今後、全中学校で実施する予定であります。以上のアクションプログラムでの内容は、いずれも毎年度継続実施するものであります。防災教育を毎年受けた小中学生は、いずれ成人になり家庭を持ちます。そうして高い防災意識や災いをやり過ごす知恵を世代間で継承され、地域に防災文化として根づくことを目標に防災教育に取り組んでまいります。以上でございます。
質問 南谷
まず、津波対策についてお尋ねをいたします。多くの町民の皆さんは、やはり1日も早い的確なシミュレーションを待ち望んでおると思います。それに基づいて沿岸域の皆さんは避難道や避難や避難場所はどうなるんだろうということが非常な思いがあろうかと存じます。現時点でまだ、3月ですか先ほどのご答弁ですと、そうするとなかなかそれらに対する考え方、まだ出せないというのはわかるんですけれども。このアクションプログラムを作成され、これからの指針みたいものをつくられたんですけれども、私も拝見をさせていただきました。でも、あくまでもプロセスなんですよね。何をどういうふうにしていくかという部分は、私なりに見えないな。町民が望んでいる部分というのは、どこで何をしていくかという部分は網羅されている、スケジュールは書かれているんですけれども、住民がどういうものを、どういうように望んでいるのかという部分では、ちょっと反映されているのかなと、そんな疑念を抱きました。やはり町民の皆さん、避難路がどうなるんだろうとか、もっと切実な思いがあろうかと思います。そういう部分がこのアクションプログラムの中では見えないなと、そんな思いがいたしましたので、町民の皆さんの危惧している部分について、何とか今の時点で厚岸町としてできること、これらについての将来に向けてやらければならないことも、こういう考えなんだという姿勢というものを、ご意見を伺いたいと存じます。
答弁 総務課長 會田(総務課長は2017年9月まで)
お答えいたします。津波シミュレーションでありますけれども、厚岸町としましても、早く北海道からこの作業が終わって周知をされることを待ち望んでいるところでありますけれども、今回、北海道にもお伺いをしたところ、あくまでも当初の予定どおり現在3月を予定しているということでございました。町としましては、この3月に示されるシミュレーションをもって、また被害想定も一緒に示されるということになっておりますので できる限り早く 皆さんにハザー、 、ドマップという形でお示しをしたいというふうに考えておるところでございます。このアクションプログラムの中に、町民が思っている本当に心配している部分が反映されていないのでないかというご質問でございますけれども、今、前段で申し上げましたハザードマップの見直し、これもアクションプログラムの内容には示させていただいております。ただ、これはあくまでもその対策、内容までのものでありまして、さらに、これをそれぞれの担当課において細かく検討をして、作成をしていく体制を整えていかなければならないということで考えておりまして、これは、このアクションプログラムというのは、こういうことをまずするんだよということを示したものでありまして、あとは実施機関において詳細な取り組みを行っていくということは、先日の議員協議会でも申し上げましたとおり、推進本部の会議の中で申し合わせをして、各課に周知をしていきたいというふうに考えております。避難路、避難道、これもシミュレーション、新たなものが出てこなければ見直しもできません。1回目の答弁で申し上げました太平洋沿岸から、まず始めるんだということも、これは当初今回太平洋沿岸と日本海沿岸、それとオホーツク海沿岸と3つに分けたそうなのですけれども、この3つを同時に行っていくというふうな北海道からの説明がございました。その会議の中で、北海道の中で太平洋沿岸と日本海沿岸とオホーツク海沿岸と、全部同時に進行するというのはおかしいのではないかということで、質問をさせていただいた経緯があります。再度北海道の中で検討した結果、一番喫緊の課題である太平洋沿岸から始めるということにしたそうでありますので、今現在津波の堆積物調査、これを行っている段階ということでお聞きしておりますので、どうぞご理解をいただきたいというふうに思います。
質問 南谷
大体その辺は理解をしておるつもりでございます。つい最近なんですけれども、とある新聞にその対策、今後の復興も含めて日本全体の中で関西方面が優先という記事が記載されておりました。今、課長の答弁ですと、北海道よと言っておられるんですけれども、それはそれとして、やっぱり国、道との連携、ハードの面では非常にそういう部分は大きいものがあろうと存じます。町として、しっかりそういうどういう方向に、いざ国、道というのは、ぼんと施策が出た時点では、町村の自治体に公布されたときにはもう募集段階なんですよね。ですから、やはり厚岸町として、どういう体制で、どういうものをどう進んでいくかというもを、やっぱりきちっとした方向性というものをある程度進めていかないと、資金枠が来たときには間に合いませんよ、その辺はいかがですか、町としての姿勢をお伺いいたします。
答弁 総務課長 會田(総務課長は2017年9月まで)
お答えいたします。先日9月28日に、東北地方太平洋沖地震を教訓とした地震津波対策に関する専門調査会の報告というものが、中央防災会議から提示をされております。その中では、記事の中では、東南海沖を何やら中心市というか、先に先じているということになってますけれども。この中では、日本海溝、千島海溝周辺海溝型地震を初めということで言っておりますので、この日本海溝、千島海溝周辺海溝型地震の中には500年間隔地震も含まれております。ですから、南海沖が先行して報道されているようですけれども、中央防災会議の中では、すべて引っくるめた中で考えていくということになっているようですので、ご理解をいただきたいと思います。また、町として、今現在24年度の概算要求が各省でされているようであります。内閣府として津波対策推進交付金というものを新たに創設するということで、ホームページ上でも調べさせていただいておりますが、総額としては18億円程度ということで、今現在、財務省との折衝中だということで、全国的に18億円で足りるのかという疑問は確かに町としても思います。あとは国土交通省のホームページを見ましても、概算要求の中に災害対策というのが明示をされている部分がございません。かなり国としてどのように考えているのかということは、町としても心配をしているところでありますけれども、その示された段階では、すぐに手を挙げてその交付金等を使って災害対策が打てるような体制を、今後、町として持っていきたいというふうに考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。
質問 南谷
1点目については、しっかり頑張っていただきたいと思います。私は、このたびの東日本大震災で三陸地方の大きな被災、何としても自分の目で確認をしたくて自分の車で苫小牧からフェリーで仙台港に向かいました。10月の23日朝、仙台港に着きました 遠くに仙台港が見えたんですけれども どんなふうに仙台の町がなっ。 、ているかなと非常に憂慮してフェリーの窓から見ていたんですけれども、遠くから見ているうちは全く平常の仙台の港でございました。順々フェリーが着く瞬間ですね、目の前に見たら、バースの反対側1,000トン以上の大きな船が大きくお尻を出して岸壁に鎮座してるんですよ、どんと。もうそれを見ただけで、がっくりうなだれました。本当に唖然といたしました。それから、ずっと自分の車で何としても自分の目でその被災状況を、 、 、 、 、 、 、確認をさせていただきたいということで 松島 石巻 女川 南三陸町 気仙沼 釜石、 、 、 。 。山田 宮古 田老町と 各漁港を見てまいりました 本当に悲惨な状況でございました特に 回った中で心に残っておるのは2町ございました 女川の町でございます かっ、 。 。て何回も女川の町には行ったんですけれども、大変きれいな町でした、もう本当にきれいな町でしたんですけれども、すべて流されて、住宅の基礎しか残っておりませんでした。また、田老町でございますが、ここも同じような状況でございまして、車の廃車になった錆びた車が大きなぼた山のように2カ所くらいに積まれて、それ以外のものはすべて住宅のがれきとかが、もう20メートルも30メートルも大きな山になって、集められてありました。あとは全く何もないんです、きれいに掃除されて。本当に悲惨な状況でございました。田老町に行ってきたんですけれども、岸壁で小さなシャベルで側溝の砂を取っているおじさんたち11人おったんです 岸壁で おじさん 何やっているのと言っ、 。 、たら、これ今、砂よけたら国からお金もらえるんで、何もすることもないんで、交付金をいただいて頑張っているんだと。おじさん、船は、家はと言ったら、みんな避難所なんだと、船も何もないんだと。大体60歳以上の方々が11人、みんな漁師だと、おれたち漁師なんだけど でもよく助かったと思うよなって お話を聞いたら 何言うかなと思っ、 。 、て黙って聞きましたら、学校が空いてる時間でよかったんだ。どうしてですかって聞きましたら、おれら今ここに11人いるべ、でも、おらの同級生とか同じ年代の人は多くの人が死んでいるんだ。なしてと聞きましたら、ちょうど保育所に孫を迎えに行った。そしたら孫ともども車で飲み込まれた。我々はたまたまこの辺にいて、防波堤の上にいて船の状況を見ていて何とか逃げることができたんだけれども。ですから、何とか、もし学校が空いてなかったら、きっと子供たちがうちの周りにいたとか、いろいろなところにいると。田老町の人口はもっと減ったんだ。子供に孫に対する思いというものがあるから、子供たちが学校に行っていてよかった、しみじみ言われてました。さらには、県立宮古高校に行ってまいりました。バレーボールが厚岸町に流れ着いた学校でございます。山形教頭先生が対応してくれたんですけれども、被災の状況を聞いてまいりました そうしましたら まず一発目の地震で 電話 テレビ 電気が全滅だっ。 、 、 、 、たそうでございます。県立高校は4階建てで3・4階に皆さん避難をされたそうでござ、 、 、いますが 地震では若干のかすり傷とか そういう程度だったんだそうでございますが300人ぐらいの生徒さんが、全員3・4階に上がられた。幸いにして玄関までの浸水だったんですけれども、サッカー場は別なところにあって、サッカー場は全滅でボールが流された。外部との連絡はどうしたんですかと言ったら、子供たちが親御さんが迎えに来たそうです。それから近隣の人も学校に避難をしてきたそうでございます。子供を連れて帰るという親御さんがおったんですけれども、校長先生はじめみんなで説得して、上に上がっていただいた。そして、夜になったら全員真っ暗の中で、火もない中で全員で3・4階で過ごしたと 外部との連絡はどうしましたって言ったら 丸1日は全くなかっ。 、たそうです。この間学校独自の判断をされたそうであります。先生、あれですね、よく親御さんが迎えにきたときに、親御さんも説得して避難させましたねと言ったら、そのときはみんなでそういう方法をとろうということで、一致団結してその避難をさせていただいたと、親御さんも理解していただいたと。僕はそこの話を聞きまして、本当に学校の教育、学校のあり方、子供たちに対する責任ある学校の判断、保育所、教育関係に携わる人の責任の重さというものを痛感させられました。そういう意味で、教育委員会としてのその見解というものを再度お尋ねをさせていただきたい。やはりまずは助かること、このことにそれぞれの学校が独自で判断をせざるを得ない。どこかに、町に相談をするとか、そういうことが全くできない状況下の中で、どういう判断をするような指導も私は必要だと考えますし、また、子供たちに防災というものの、津波の恐ろしさというものもやはりきちっと恐怖を与えないように、しっかりと取り組んでいかなければならないと思います。この2点について、再度お尋ねをさせていただきます。
答弁 教育委員会管理課長 米内山(教育委員会管理課長は2012年12月まで)
お答えさせていただきます。学校におけます防災教育についてでございます。まず、1点目でございますけれども、1回目の答弁でも申し上げましたように、実は、私どもも厚岸町におけます避難訓練を見ても、なかなか参加率が上がらないという中では、やはりどこから手をつけるかということでは1回目の答弁で申し上げましたように、まずは子供たち、児童生徒が意識を持った中で大人になっていくことが一番手っ取り早い方法であろうということが考えますし、何にも増して、まず未来を担う子供ちを守るのが、まず私ども大人の責務だというふうに感じてございます。町ももちろんですけれども、教育委員会、それから学校教職員ともども日々の教育活動の中で、その姿勢を持ち続けるということが大事だというふうに認識しながら努力していく必要があるというふうに考えてございます。ご質問者のほうからおっしゃっておりましたけれども、子供たちにどのような形の中で防災教育を進めていくかということでございます。ご質問者おっしゃいましたけれども、まず恐怖を持つことがどうなんだろうと、昔の防災教育はそうだったと思います。こういうことがあったら怖いんだぞというふうな教育だったと思います。ただ、それでは、その地域に根差したことができるのかということが疑問として残ってきます。1回目の答弁の中にもございますように、私どもはまず視線をまず自分の命を守るとか、率先して逃げるだとか、そう、いった姿勢を持ち続けることができる子供たちを育てるような教育を進めたいということで現在進めているところでございます。今後とも、先ほど東北の実例をおっしゃっていただきましたけれども、それらやはり今回の災害のさまざまな教訓をもとに、やはり子供たちに防災教育を進めていきたいなというふうに考えているところでございます。
質問 南谷
2点目、除雪対策についてお伺いをいたします。資料要求の資料を見ていただきたいと存じます。平成20年度、22年度除雪対策の表でございますけれども、上から3番目、支払金額①でございますが、平成20年度4,651万6,885円、平成21年度6,615万9,287円、平成22年度が2,836万1,653円で、その下の最低補償金額の総額でございますが、20年度1,400万円、21年度、22年度が大体1,600万円という数字になってございますし、その下のほうは直営でございますが 私がお尋ねの関係でございますが 最低補償の総額でございます 大体20、 、 。年度1,400万円、1,600万円くらいの最低補償を払っているということでない、一応契約の中でこういう数字は 試算をすればなるということなんでございますが 実質その払っ、 、ている金額は20年度、21年度との4,000万や6,000万円、ところが昨年は非常に雪が少な、 、 、くて2,800万円だったと せめて4 5千万円ぐらいの事業費であればなあという部分も業者さんにすればあるのかなと思いますけれども、しかしながら最低補償の基準というのが、その機械の実働20時間分でしたか、そういう一つの今までの実績というか契約の内容と伺いました。、 、 、 、 、私が調査いたしましたところ 委託業者 企業によって機械 オペレーター 作業員それぞれ内情は異なっておりました。今日非常に公共事業、それも少なくなってきております、建設業界非常に作業が少なくなってきて、工事が少なくなってきて、機械の更新やオペレーターの確保など、非常に厳しい状況環境の中にある。調査をさせていただいたんですけれども 除雪期間12月から3月までの約4カ月間で 機械の損料 オペレー、 、 、ター、それからそれらの人件費、約厚岸町全体で11社、12社、これらの総経費がござい、 。 、 、ますが 5,475万8,000円ぐらいかかると試算をしていただきました さらには 保険料車検代を月割りで割り返しますと、約155万円ぐらい、合わせまして、業界の皆さんの総体数字で約5,630万ぐらいのおよそ試算だそうでございます。再度繰り返しますけれども、昨年のその除雪の実際の支払われた金額が2,800万円だった。そうしますと、業者さんにすると待機とかいろいろな会社によって違うんでしょうけれども、大体試算ですから、5,000万円以上のものは何とか確保してもらわねば安定した除雪対策というのはできないんだというお話でございました。すべて払えるか、そういうことではないんですよ。やはり実態からすると、今まである機械も、もうそろそろ更新時期に来てるけれども、今までは何とか除雪に応援もできたし協力もできたけれども、このままの非常に雪の少ない年に、今までの最低契約の内容であれば今後に除雪体制というものは組んでいけないんだ。私は、ここは豪雪地帯ではございません。ですけれども非常に寒さ、雪は少ないんですけれども、厳しい町だと思います。ですから、なるべくしっかりかかないと、次の日から大変なんですよ、つるつるで、がたがたで。2日も3日もたつとなおさら除雪困難になります。やはりかいていただくときには、しっかりかいていただいて、交通事故のないように町の人が安心して道路を利用できるようにするためにも、何らかのちゃんと、 。業界の実態というものを調査をして 契約の内容についても再考をすべきだと考えます先ほどのご答弁でも、一考を要するというご答弁でございますが、再度この辺の考え方についてご答弁をいただきたいと存じます。
答弁 建設課長 高谷(建設課長は2014年3月まで)
ただいま、ご質問者から言われましたような3カ年の資料、3年度にわたる資料をつけさせていただきまして、説明しておりますところ、いわゆる契約の内容が適切に見直す考えはないかというご質問でございますが。先ほど町長のほうからも答弁申し上げましたけれども、採算性の悪化解消のために、これまでも平成21年度でございますけれども、最低補償額というものを設定させていただき、契約して今に至っているわけでございます。一般的には除雪費用は雪の量に大きく左右されると、雪が少ないシーズンのときには厳しいという声は一部の協会員の方からも、委託業者の方からも承っております。議員ご心配のように、このままでは除雪体制の維持が難しいんでないのだろうか、厳しいんではないだろうかというご指摘でございます。私どもも除雪体制についての現状に関しましては、いろいろな情報なり、近隣なり、道なり、国なりの情報も得ております。議員おっしゃるとおりに、委託業者が持っている機械が少なくなっている。それから経年化をして老朽化している、公共事業の減少で除雪のためだけに機械を持っていることは難しくなってきている。それから、本州に出稼ぎに行ったオペレーター方々も含めて、数少なくなっている、高齢化をしていると。ましてや、町直営の町職員の自治体職員の高齢化だとか、技術者も少なくなってきているという現状がございます。そういう現状について、町としても十分に認識しておるところでございます。国や道、近隣の状況をさらに把握して、町としましても今後において除雪の体制が維持していかなくてはならないだろうと。大変このままだと難しい状況であろうということは認識しております。質問者おっしゃられるように、委託業者等の実態をさらに調査させていただき、町、それから委託業者、それから町民がそれぞれメリットを共有でき。 、るような除雪維持体制の方向を考えていきたいと より適切な設計積算を再考しながら契約内容を協議してまいりたいと考えてますので、ご理解いただきたいと思います。
質問 南谷
はい。