みんなの議会

厚岸町議会 平成20年第4回定例会 2008年12月11日

(1)町内に2校ある高校の新設・廃校対策について/(2)財政健全化法について

2008年12月11日、厚岸町議会の一般質問で、音喜多政東議員が「町内に2校ある高校の新設・廃校対策について」「財政健全化法について」について質問し、町長 若狹、教育長 富澤、税財政課長 佐藤が答弁しました。

質問者
音喜多政東 議員
答弁者
町長 若狹、教育長 富澤、税財政課長 佐藤

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。

質問 音喜多

おはようございます。第4回定例会に当たり、さきの通告に従い質問させていただきます。まず初めに、町内に2校ある高校の新設・廃校対策について伺ってまいります。平成18年に道教委から新たな高校教育に関する指針が発表されて以来、当町もその対策に追われ、厚岸町の高校教育を考える関係者会議が設置され、全町的な取り組みが進められてきたものと思います。残すところ4カ月余り、町内の高校教育にまた新たな歴史を刻む年を迎えようとしております。今日は、その対策の一つとして、釧路市内校のキャンバス校とならぬよう、地元として、。単独校として残すための支援策を含めた決意の対策が今日までとられてきたものと思いますまた、その際、統合やむなしとの判断と結論に至った際、道に対し9項目の要望項目も申し入れております。結果、いかになったのかお伺いいたします。特に、町内全域で見ても、新設校となるところは町内の中心から離れ、交通手段や通学時間などを考慮すれば、足の確保対策が大切なことかと思いますが、その対応はいかにあるかとお伺いする次第でございます。そして、廃校となる潮見高校の在校生が卒業された後の校舎の利用についてどのように考えているかであります。時期尚早かと思いますが、特に関連して、現在の真龍中学校の校舎は現在どのような状況にあるか、どのように把握されているかということであります。次に、大きな2点目に、財政健全化法に基づいて伺ってまいります。その1つは、先般、2007年度の決算が確定し、今年からこの法に基づき決められた計算式での4つの指標を公表する旨、義務化されております。国がこのように市町村に財政状況を町民に公表する、させることの義務づけのねらいは、財政の執行者としてどのように考えているかであります。そして、そのねらい、意図とするところは、執行責任者として、町民にどのようにわかりやすく公表していくかであります。このことについて改めてお伺いいたします。2つ目に、公表された2つの指標結果についてであります。1点は、実質公債費比率が16.4%となりました。地方債残額や今後の事業見込みからこの指標はどのようになるのか、どの方向を目指すかであります。執行者のご判断をいただきたいと思います。2点目に、将来負担比率は、今年は184%となりました。私は、この数値はこの町の将来人口と深いかかわりを持っていると思います。厚岸町は今から10年後には9,000人前後、20年後の平成40年には7,000人台で、高齢者と言われる人々がその3分の1以上を占めると言われております。この数値をもとに、ごくごく近い将来に備え、町民へのビジョンを作成し、公表し、安心して住める町の財政健全化に資するべきではないかと思います。以上で1回目の質問とさせていただきます。

答弁 町長 若狹(町長は2025年6月まで)

おはようございます。1番、音喜多議員のご質問にお答えをいたします。まず、地方財政健全化法についてのお尋ねのうち、1点目の財政健全化判断について、07年度決算から公表が義務づけられた4指標の目的とそのねらいを執行者としてどのように受けとめているのかについてですが、4指標の目的とねらいについては、財政健全化法の第1条の目的に規定されているとおり、地方公共団体の財政の健全化に資することを目的に制定されていることは私から申し上げるまでもなく、この目的達成のため、同法に規定する4指標の基準を超えることがあってはならないと、強い決意を持って法財政健全化に努めてまいる所存であります。2点目の行財政執行者として住民に納得、わかっていただけるよう、どう情報発信していくのかについてでありますが、まちづくり地域懇談会や町内の各種団体の会合時に、私から機会あるごとに、財政健全化法の仕組みを含め、第3次厚岸町財政運営基本方針を説明させていただいたところであり、また、町民の皆さんにも町広報紙などを通じ周知しているところであります。さらに、今後も町広報紙などの主要なメディアを活用し、情報公開に努めてまいりたいと考えております。3点目の07年度2指標の結果について、実質公債費比率が07年決算で16.4%と算出され、地方債発行残及び今後の発行について、町政執行上増減が伴うと思うがその方向性を示していただきたいとのことですが、現在、第10次3カ年実施計画を策定中であり、さらに第5期厚岸町総合計画の策定も同時に進行しているところであります。私の基本的な考え方は、従来から、後世に財政的負担を残さないよう、地方債発行額を地方債償還額以下に抑制すること、さらに、発行に当たっては財政措置が図られた有利な地方債を厳選するという考え方は、一貫して変わっていないところでありますので、ご理解願います。4点目の将来負担比率について、住民人口が10年後に9,000人前後、20年後には7,000人台で、そのうち高齢者人口が3分の1以上となるとして、近い将来に備え、町民へのビジョンを作成・公表し財政健全化に資するべきでないかとのことですが、将来負担比率にかかわるビジョン、いわゆる将来への見通し、未来像の作成については不確定要素があり、短期的な将来見通しなどであっても推計の域を脱し得ず、質問者ご指摘の10年後、20年後の長期的なビジョンの作成につきましては容易ではないと考えますが、国の施策動向等大局的な見地・観点から将来見通しについて研究・検討してまいりたいと思いますので、ご理解願います。以上、私からの答弁にかえさせていただきます。

答弁 教育長 富澤(教育長は2016年9月まで)

おはようございます。私からは、高校の統廃合についてお答えいたします。1点目は、新年度に新設される厚岸翔洋高校の開校に伴い、町としてどのような支援策を考え実施しているのか、また、町内団体から道に対し要望のあった諸課題実現についてどの程度把握しているのかとのご質問でありますが、本年9月に設立されました厚岸新設高等学校開校記念事業協賛会は、若狹町長が協賛会長を務め、町議会議長及び各産業団体代表に副会長になっていただいております。協賛会が計画している記念事業につきましては、校旗の作成や校章入りのステージ幕、さらには記念植樹などを計画しており、町としては、新たな学校の誕生を祝い、さらなる地域の高等学校として発展されるよう、財政的支援を含めて協賛会事業へ協力してまいる考えでおります。さらには、本年第2回定例会において110万円の補正予算議決をいただき、若潮寮の運営経費の助成を行っております。また、町内団体から道に対し要望のあった諸課題実現についてどの程度把握しているのかとのご質問でありますが、町では、町長初め、議会議長、教育委員会、町内2高校の同窓会や後援会、さらに厚岸町校長会などにより、厚岸町の高校教育を考える会を組織して、7項目に及ぶ要望事項を取りまとめて、北海道知事及び北海道教育委員会、さらには北海道議会など関係機関各部署へ要請行動を行ってまいりました。7項目の要望事項すべてがこれまでに実現されているわけではありませんが、今年度よりグラウンド整備が始まっており、21年度に完成の予定となっております。また、魅力ある学校づくりについては、本年度より、厚岸水産高校が文部科学省の目指せスペシャリスト事業の指定校とし、かきえもんを育て、活かすスペシャリストの育成を研究開発の中心課題として、3カ年の事業を行うこととなりました。また、新設校は、公立高校では道内初めての調理師養成施設指定校となる見込みであり、魅力ある学校づくりに向かって着実に前進が見られていると考えております。今後は、老朽化している若潮寮の改築が大きな課題であり、男女共学高校であることからも、女子生徒が利用できる寮の建設も強く要望してまいりたいと考えております。、 、2点目の通学の確保等 父兄の負担軽減対策はどのようになるのかとの質問でありますが、 、 、現在検討しているのは 1つは 湖北地区や汽車通学等周辺地域から通学する生徒にとってこれまでの潮見高校より遠くなることから、登下校時の交通機関の確保を図ることであります。新年度から町のスクールバスは運行路線もふえることから、登校時には高校生のスクールバス利用を可能といたします。現在は、真龍地区を運行するスクールバスは、真龍中学校及び真龍小学校までの運行を行っております。これを新年度から厚岸駅前まで延長し、路線バスへの乗り継ぎを可能とし、翔洋高校へ通学できる体制をつくりたいと考えております。もう一つは、路線バスを利用し通学する場合、交通費の負担が発生することから、この負担軽減について現在検討を行っております。高校生の通学定期券につきましては、路線バスの運行を行っているくしろバスと、これまで定期券の金額や定期券の販売取り扱い場所など協議を行ってまいりました。くしろバスでは、現在運行している国泰寺線について、国泰寺から光栄までの区間について、どの停留所からも乗車できる高校生通学定期として月額5,000円で販売したいという提示を受けております。町では、この月額5,000円の定期券の購入に対し、8割の助成を検討しております。これにより、通学費に対する保護者の直接的な負担は、 。月額1,000円となり 多くの通学生に利用していただきたいと期待しているところであります今後、くしろバスともさらに詳細な点を協議しながら、新年度より実施するための関係要綱の整備を含め、予算計上等の作業を進めてまいりたいと考えております。3点目は、その後の潮見高校校舎の利活用についてどのように考えるか、真龍中学校の現状把握はどうなっているのかとのご質問ですが、まず真龍中学校の現状についてですが、真龍中学校は、昭和43年に校舎及び屋体を建設し、その後、昭和47年・48年、さらに昭和63年。 、 、 、に校舎の増築工事を行ってまいりました また 一部改修工事は 校舎については昭和63年平成元年、平成2年、そして平成7年と実施しており、屋体につきましては昭和59年に改修工事を行っております。このように、真龍中学校は、昭和43年建設以来40年を経過し、老朽化が進んでいる状況にあります。こうした中で、平成23年3月末で閉校となる潮見高校の利活用についてでありますが、ご承知のとおり、潮見高校は北海道が所管する施設であります。このため、道教育委員会から平成19年度に潮見高校の閉校後の施設利用意向調査がありました。この段階で、町教育委員会は、町の教育施設として利用したい旨の回答を行っております。本年8月には、担当者が潮見高校に伺い、校舎を拝見させていただく機会を得ました。担当者から、まだ新しい校舎で施設管理も行き届いており、若干の改修を必要とするところもあるが、十分教育施設として利用できるとの報告を受けております。私といたしましては、今後、道教育委員会と協議を重ねることにより、希望がかなえられるよう努力してまいりますので、ご理解をお願いいたします。以上でございます。

質問 音喜多

まず、1回目の答弁ありがとうございました。まず初めに、2つの高校の統廃合の関係についてお伺いしてまいりたいと思います。道教委が発表して以来、厚岸町に2つの高校があるわけですが、生徒数の減少から小規模校という、現在、普通科を2学級あるいは水産を1学級にしても4学級以下で、常々これからは町内の新設校にあっても、小規模校という波というか、言い方というか、そういったものにさらされるのではないのか。今の道教委の考えている1学年が4学級以上8学級、そういう適正規模校であるという判断からすれば、今後、統廃合して新しい高校にしても、水産という制限はあるものの、普通学級が1学級になるとまたその波が押し寄せるのではないのか。今回の道教委の構えといいますか、そういう臨みからすると、当町としては、今のこれからの卒業生の入学状況等を毎年100人前後とする町内の中学生の卒業生徒ですね。それを勘案すると、小規模校というレッテルを張られて、常にそういう波にさらされるのではないのかなと私は懸念するんですが、その点はまずきちっと構えておかなければいけないと思うので、その辺はいかがかなと思います。平成21年、来年度ですけれども、これはある程度つかまえていらっしゃるかと思いますが、その辺の状況はどうなのか、まずその辺も伺っておきたいと思います。それから、町独自の支援策ということで、ただいま通学のバスの定期券の問題、あるいは足の確保の問題、そういったものを検討されているようでございますが、これは父兄の軽減策、非常に助かるかと思います。そういった意味では、足も確保ながら、できるかできないかはわかりませんが、とにかく、新しい新設校に行ってみようかと、父兄も非常に助かるよと、それは例に例えれば釧路に通わす、あるいは釧路に住まわせて高校に通わせるということを考えれば、厚岸町の新設翔洋高校でも十分でないか。あるいは厚岸翔洋高校からもそれなりの大学あるいは社会に出ていくためのステップとしてなる高校ではないかと、そういう魅力のあるというか、父兄からも子供からも希望の持てるというか、期待の持てるそういう高校になってほしいと私は思う意味では、もっと町も応援していいのではないか。随一の高校として残すわけです。そのためには、今まで言われてきたように、もしかしたらその子たちがこの地域に残るかもしれない。そういったことを考えれば、将来にかけての町の投資はあってしかるべきでないのかというふうに考える意味から、町の独自支援策はこの際思い切ってやっていいのではないか、ある程度定着するまで。そういうふうに考えまして、私は、それこそ、足の確保の8割負担もさることながら、授業料そのものを公金というか、町の財政状況もあるでしょうけれども、道立厚岸翔洋高校に行くならば、授業料を町が半額応援する。町がそういう意気込みを持っている。そこまで残すというか、伝統校をつくるんだという気構えを持つくらいの姿勢があっていいのではないのかなというふうに私は思うんですが、その点はいかがでしょうか。それから、現在、道立高校ですから、町立ではないですから、そういった意味では非常に難しい面があると思います。しかし、先ほど言ったように、小規模校であれば、釧路のキャンバス校になる話もないとは限らない。今の普通科の生徒が普通学級が1学級、それも40人という生徒数が集まればいいが、1学級くらいでおさまるようになっちゃうと、その問題がさらされると私は思うんです。キャンバス校あるいは町立移管という話も出ないとも限らないと思います。水産高校の中で、水産をもと持っていた戸井の高校だとか、紋別等についても水産学部が1学級、昔、私がいたころはありました。しかし、それは完全に今は、地域の熱意にもさらされて普通科に変わる。あるいは水産専門となると、函水と樽水の、そして厚水の3校という位置づけの中では、非常に将来展望においても難しいのではないのかというふうに私は思います。そういう意味では、財政的な面も伴いますが、父母の軽減とあわせて、今、新設校が生徒に対して描こうとする、グラウンドはもちろんですが、今の施設から見て、テニスだとか、あるいはいろいろな運動、部活動の問題を考えた場合に、用地的なものも当然、道のほうからの要請はなかったのか、その辺もちょっと伺ってまいりたいと思います。それから、町の団体つくりました高校教育を考える関係で、会議の中で9項目の要望事項を申し上げておりますが、その中でグラウンドの整備とあるいは寮、前倒しのような形で今の現在の高校の寮の運営資金として補助はいただいておりますが、学校周辺の整備課題として、町としては力を入れていく策はないのか。あわせて、そういった関係については、新年度で開校されるわけですから、新年度から町は支援していこうというものはないのかということを伺っておきたいと思います。それから、潮見高校の閉校に伴っての利活用のことでございますが、重々今の答弁の中でわかりました。何げなく、せんだって配布されておりました道新主催の学校壁新聞の中に、子供たちの切実な気持ちというか、そういうものが壁新聞につづられて、私も文字は小さいながらも最後まで見させていただきました。なるほどなと、子供たちも自分たちが今置かれている状況をこのようにつづったんだなと、そういう思いもありましたし、私の子供が卒業の時点にたまたま私もPTA会長をやっていた関係で、何回か中学校に手を加えている。協賛会の一員としてそれとなく加担させていただいた経緯がありますので、そのときから見ても月日がたっていまして、あの中学校はまだ使えるのか、そんなことを常々思っていたんですが、子供たちの気持ちがああいう形であらわされているということは、非常に子供のことを思えば何とかしてやりたいという親の気持ちから、このような質問をさせていただきましたが、できることならば、閉校して1年も2年もあけることなく、それと合わせて同時に使えるようにしないと、家というのは1年、2年あけてくると非常に傷みが激しくなるというか、そういう関係もございますので、ぜひ引き続き、そういう考え方があるのであれば、使用するように努めていただきたいなというふうに思います。次に、財政健全化法の問題についてお伺いしてまいりたいと思います。現在までこの財政健全化法についての町側の考え方ですが、今までお話ししてきたその域を超えていないなというふうに考える次第ですが、この法律ができた本当のねらいは何なのかということをしっかりと、私は、執行者も、それから私どもも、町民も、そのことを受けとめておかなければならないというふうに思う。責任の問題に発展するというふうに感じるものですから、改めて、しつこいようですが、このことを聞かさせていただいているわけです。なぜかというと、ご存じのとおり、私以上に執行者は知っていると思います。お金がつい、 、 、てくるかつかないかは別にしても 地方分権が叫ばれて 地方独自でやっていきなさいよと平たく言えばそういうことでありまして、お金を含めて自己責任の時代ですよということが言われているわけですね。そういったことから、財政的に苦しくなったから、今までのようにお願いして、あるいは何かをしてという国はそういったことは全然考えませんよということを前提にして言っているわけです。そのことからすれば、財政健全化法の持つ意味合いというものをしっかり受けとめて、財政運営をしていただかなければならないということから申し上げているわけであります。その意味では、町民に責任を持つと、財政運営上責任を持つ、執行者ももちろん、そして私個人ももちろん、町民に対して。当然ながらそういうチェック機能は私どもにも責任があって、監査にも責任あるよというふうに明確にうたっているわけですから、今までと全然違うというふうに受けとめていただきたいというふうに思うのであります。それで、ただ単に 「ただ単に」と言ったら語弊があるかもしれませんが、今回の平成19年、の決算から公表する義務づけされた中で、今回の公表の仕方、議会にも公表あるいは町民に対しても広報で公表されました。それは今見ている限りでは、どう解釈するかわかりませんが、この法の言っているその域から出ていないなと、もうちょっと工夫すれば、町民にわかりやすいとか、町はそういう決意、責任を持って財政運営に当たっているんだなということが私にはうかがえるわけですが、まだまだ初年度であってそこまでいってないのかなという、 、 、 、ふうに思うもんですから ぜひ工夫をして この4指標 明年から本格的に町民にきちっと財政議論はここをもとにしながらしなければならないということをきちっとうたっていただきたいなというふうに思いますので、その点は改めてお伺いしたいと思います。それから、大きな2つ目として、今回公表された指標の関係でございます。実質公債費比率、これは黒字というか、良好な指標というか、標準指標という言い方もするようでありますが、これがやはりちょっとさじかげん、この答弁にもあるように、3カ年計画の事業を実施すればこれは膨らんでくる、あるいは何もしなければ下がっていくということになるんですが、何もしないというわけにはいかない。しかし、この基準のどこを柱にしながら考えてまちづくりをしていくのかなということを考えれば、その方向性をある程度示してもいいのではないのかなというふうに思いますが、ただ、救われたなと思いますのは町長の考え方、私としては思っているのは、後世に財政的負担を残さないよう地方債発行額を地方債償還額以下に抑制するという一つの柱をもって臨まれるということ、このことを町長の考え方とするならば、これはやはり町民にきちっとわかりやすく説明していただくような、あるいはこれから自分の持ち分としてきちっと町民に発信していただきたいなというふうに考えますが、いかがでしょうか。それとあわせて、この数値がよしとするならば、高どまりにならないかという懸念が私にはあるのであります。さっき学校の話も出ましたが、将来人口等を予測していくと、この数値だからということでいくと、いつまでたっても重荷をしょいながら、これはどこの町もそうですが、しかし、ほかの全道180市町村の中を見てもまだまだ低いところ、うちは決していいとは言い切れないと思います。常に上位のほうに、中より上というふうに報道されております、道の資料によればですよ。ですから、そういった意味では、このままでいくと高どまりにならないかという懸念があるんですが、その辺は財政担当者としてはどのように考えますでしょうか。それから、将来人口との関係であります。これは、将来負担比率が高くなっても再生段階の判断基準には入らないわけですから、これはとやかく言われることにはならないんでしょうけれども、私は、まちづくりのビジョンを示す一つの基礎になるのではないか。先ほども申し上げましたが、将来人口のことを考えて、負債をそれだけ持っていくと将来大変なことになるのではないか。私は、家庭において、孫にこういうことを言うんです。回転寿司に行きたい。いいもの食べたい。孫たちはそう言います。値段が違います。でも、じいちゃん、ばあちゃん含めて家族6人で行けば、総額5,000円だったらば割り勘で幾ら。食べるものの値段は違う、質も違うけれども、そういう計算の仕方というか、1人頭幾らという計算で考えると幾らになるか、中身はともかくとしてという、そういう割り勘の支払いの段階で。借金もそういうことになるかと思う、借金の支払いも。そんなことを考えると、将来のビジョンをきちっと、将来人口を考えたときに、そういう将来負担割合を一緒になって考えなければいけないのではないのか。このことは総合計画にも通じる問題だと、課題だというふうに思いますが、いかがでしょうか。以上で2回目の質問とさせていただきます。

答弁 教育長 富澤(教育長は2016年9月まで)

私のほうからは、新設高校関連の質問にお答えいたします。まず、道教委が示しました1学年4学級以上を適正とするという配置計画でありますけれども、現実には都市部において4学級以上というふうなことで、周辺地域の高校の2間口以上にはまだ実際には手がついていないような状況であるというふうに押さえております。、 、 。その中で ご質問者ご存じのとおり これから中学校卒業者が減ってくる状況にあります平成24年には100名を切るというふうな状況がもう既にわかっている状況でありますので、そういう意味でいきますと、3学級、いわゆる普通科2間口、水産1間口をずっと維持するということはかなり困難だろうというふうに考えております。ただ、実際には、1間口ずつでも、先生の人数としては2間口として考えていきます。ですから、言ってみると、今、水産高校にいらっしゃる水産以外のいわゆる普通科と競合できる科目の先生の人数、それを2間口にすると共用できるという意味でいうと、2間口校と同じ効率で運営ができるという中では非常に有利だろうというふうな考えでおります。それと、21年度の就学状況はどうだろうかというふうなご質問でしたけれども、まだ願書をとりに来るという段階で、はっきりとした数字はつかめない状況でありますけれども、今年度、町内の卒業生は121名おりまして、その中で翔洋高校をどの程度受けていただけるかと、 、いうふうなことですけれども まだはっきりとした数字はつかめていない状況ですけれども厳しい数字が出る可能性もあるかなというふうには考えております。また、町の支援策として、交通費以外にどうだったんだろうかというふうなことでございますけれども、私どももいろいろな形で検討はさせていただきました。ただ、僕たちも考えたことは、突き詰めると、高校を選ぶというのは、その学校のやはり学校としての魅力なんだろうということなんですね。そういう意味では、一生懸命、翔洋高校になるに当たって、先ほど言ったような形で学校側も頑張っていますので、その点についてバックアップというか、いろいろな形で支援をしていきたいというふうなことで考えたいというふうに考えております。ただ、先ほど言ったように、交通費の負担については、現状から見てちょっと大変だという部分の感情はありますので、この点についてはできるだけ補助していきたいという考えです。それと、3点目に、テニスコートほかの要望についてはどうだろうかということですけれども、この点については、まず道としてはグラウンド、かなりの金額をかけて立派なグラウンドをつくるということで今、頑張ってもらっております。テニスコート等についても、こちらのほうから例えば適当な土地が必要であればということで申し出をしていますので、まず翔洋高校が始まって、子供たちがどのような部分で要望が強いというあたりを把握した中で、ぜひテニスコート等にも手をつけていただきたいというふうに考えております。次に、潮見高校の校舎の問題ですが、先ほどおっしゃられましたけれども、23年3月閉校ということです。中学校と高校を比べますと、中学校の場合は特別支援学級等々がございまして、どうしてもそのまま使うというわけにはいかないという事情もあります。何とか23年度に手を加えて、その次の初めには使えるような形にしたいというのが私どもの考えであります。以上であります。

答弁 税財政課長 佐藤(税財政課長は2009年9月まで)

お答え申し上げます。まず、本当のねらいは何かということでございまして、先ほど町長のほうから答弁があったとおりでございますが、まず自己責任の時代だということでございます。これは議員ご指摘のとおりでございます。それから、国は頼りにならないということ、これも同じく、昨今の急激な経済情勢を考えるときに、指摘のとおりでございます。それから、町がしっかりと町民に責任を持つ必要がある。町民に責任を持って公表するなり、町民に仕組みをわかっていただく、これは当然のことであるということと考えております。それから、今回の公表の仕方でございます。もう少し工夫が必要ではないかということでございます。広報紙等で公表はしてございますが、これにつきましても、広報紙の購読率といいますか、それを考えたときには、どの程度まで読まれているかということも考えながら工夫を凝らしていきたいと。それから、今回の19年度の附則に基づく公表でございますが、どこを柱に行っていくのかということでございます。町民に示す必要があるというふうに考えてございますが、基本的には全指標をクリアするという基本的な考え方は変えずに進めていかなければならないと、このように考えております。それから、強い町民の決意ということでございますが、これは先ほど町長が答弁したとおりでございますので、割愛させていただきます。それから、比率が高どまりになるのではないかということで懸念をしているということでございます。財政担当はどう考えるかということでございますが、極端な高どまりになると考えているということで、議員ご指摘のとおりでございます。根拠といたしましては、今日の経済情勢、特にここ半年ぐらいからアメリカのいわゆる経済破綻等から始まりまして、簡単に申しますと、1年、2年の短期的にも予断は許されないと、このような考え方、麻生総理は全治3年と申し上げておりますけれども、1年ももたないかもしれないというような考え方で財政運営を行っていかなければならないと、このように考えておりますので、ご理解賜りたいと存じます。

質問 音喜多

まだ10分くらいありますね。高校の関係についてです。私は、教育長が今、懸念を申し上げていただいたとおり、学校の魅力、これに尽きると思うんですね。生徒が、水産高校ですから、全道から、全国から集まっているわけですし、そういった意味では全国区ですから、水産高校については。厚岸の水産高校へ行くと、楽しみながら将来に結びつけていけられるという、高校生ですから、自分が現在生きているというか、生活が楽しくて、そしてそのことが自分の将来に結びつくんだというような、そういった本当の生涯というか、人生の魅力ある学校であってほしいなと私は思いますし、自分が人生やり直したら、そう生きて、そういう学校へ行きたいなとも私は個人的には思うんです。そんなことからすると、一番、何ていったって、今までいろいろなことを言っている課題を解決するには、高校なんだろうなと。しかしながら、そういう高校をつくっていくのも、地域でもあり、そしてそこに携わる先生であり、周りの人でもあると私は思うんですね。口で言うのは簡単ですが、そうすると何ができるかと、物理的なものが多いと思うんです。そういう意味では、町として、将来の町を持つ意味でも、また、この地域に住む人方の気持ちを豊かにしていただくためにも、高校生の姿あるいは学生の姿を見ることによって、ここに学校があると思われるようなそういう思いの地域にしていただきたいなというふうに思います。町を挙げての、まさしく、かけ声のみならず、いろいろな施策をぜひ、明年の出発点でありますので、教育長のみならず、町長にも、ぜひそのことをお願いしておきたいなというふうに思います。伝統ある潮見高校の後を厚岸真龍中学生が使うということに関しても、できるだけの予算と対策の中でお世話いただきたいというふうに考えておりますので、そのようにお願いしておきたいと思います。それから、2点目の財政健全化法にかかわって、今、財政課長が言われたような決意というのは、私、町長以上に持っているなというふうに思います。また自分の家庭のことを言いましたが、ほかの家庭のことを見ますと、いろんな家庭があります。おやじさん稼ぐけれども金の扱いは母さんに任せて、そして母さんはいつも四苦八苦していると、そういう家庭もあります。そういう家庭のような厚岸町にならないように、町長はとかくというか、執行者はやりたがるというか、公約だと言って事業をしたがりますが、あと困るのは財政当局で、そのことが町民に返ってくるということになると、これまた考え方にもよるんでしょうけれども、そういうことにならないよう、私は、適正ラインというわけではないんですが、そこの判断をしっかり持っていただいて財政運営をしていただきたいという意味から申し上げておきたいと思います。以上です。この間に関しての3回目の答弁はいいです。わかります。以上で終わります。

出典:厚岸町議会 平成20年第4回定例会 2008年12月11日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる