赤井川村議会 令和4年第4回定例会 2022年12月13日
赤井川村での子育てについて
2022年12月13日、赤井川村議会の一般質問で、連茂議員が「赤井川村での子育てについて」質問し、村長 馬場希、教育長 根井朗夫が答弁しました。
- 質問者
- 連茂 議員
- 答弁者
- 村長 馬場希、教育長 根井朗夫
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 1番 連茂
一般質問をさせていただきます。赤井川村での子育てについて質問をさせていただきます。田舎での子育てのメリットとデメリットとネットで検索すると様々な書き込みがあります。それらの記事を読むと、比較的田舎での子育てを好意的に見る記載が多いのが現状です。特にマスコミに至っては視聴率を優先するあまり、いい部分ばかりを切り取り、さもありなんと感動ドキュメントに仕上げる傾向が強いように感じていますが、個人的に子育てを振り返ると、それほど簡単なものではなく、美しいものではないというのが本音で、特に小中学校のうちは従順に育つ子供たちも近隣の高校や社会に出た後、上手に周りとなじめないといったケースが目立つような気がします。それは、なかなか表面に出づらく、目立ちはしないけれども、各家庭が抱える問題としてはかなり深刻なケースが多いのではないでしょうか。人数の少なさが問題なのか、僻地の地域性の問題なのか、当然家庭環境もあり、多面的な要素が含まれるとは思いますが、それらの問題と向き合う必要性も感じ、問題を探りながら現状理解と情報共有を狙い、田舎での子育てや教育について、村長や教育長、関係機関を横断して幾つか質問したいと思います。タイトルが赤井川村での子育てについてとなっていますが、最初は村長当てに1歳児保育についての質問になります。保育所の1歳児保育についてです。11月に議会協議会でも質問しましたが、1歳児保育の具体的な必要性を調査されているのか、さらに今後利用者の見通しをどのように予測されているのかをお伝えください。次、受入れ体制についてですが、昨今の物価上昇の影響で家計のことを考えると、1歳児保育があれば、早くから共稼ぎができ、住民は喜ぶだろうというのが考えの背景にあると思いますが、それが本来の子育てや教育につながるかは疑問です。専門家の意見を聞いても1歳児は自我の塊で、それを保育の枠に当てて過度に成長をコントロールすることへ警鐘を鳴らす人もいます。そのような状況下、ベテラン保育士を1歳児保育の担当に当て、それを補うために2名の求人(うち1人は協力隊で行いたい)というような内容のことが委員会で話されました。まことに拙速のような気がします。長期的な観点からいえば、しっかりとした保育の基盤をつくり、安心して1歳児を預けられる体制を築くことだと考えますが、いかがでしょうか。次、スケジュールについて。実際に1歳児を受け入れる体制ができているかといえば、安全面だけ見ても問題があると感じています。車が敷地内に簡単に、そして誰でも乗り入れることができ、敷地内の境界がない。不審者も簡単に施設内に立ち入ることができるのに、施設内外に防犯カメラが一つもない。統括して施設を管理する者がいないため、グラウンドが雑草に覆われて運動会が利用できないなどといったことも起きました。少し前までなら、子供を預かってもらえるだけでもいいやと考える親もいたと思いますが、今はどうでしょうか。通園バス内での子供の置き去り、保育士の子供への虐待、少し状況は違いますが、いろいろと保育の現場での問題が多い中、1歳児保育を受け入れる前に安全性や施設の機能性を高めることのほうが先ではないかと考えます。現場の声や専門的な知識を持った方の意見なども聞いておられると思いますが、今後どのようなスケジュール感を持って進めていこうとしているかお伝えください。次、赤井川村での学校教育についての質問になります。学校に行けない生徒が増えている現状についてお尋ねします。田舎は、どうしても自分たちの地域を持ち上げたがる人が多く、子供たちに対してもこうするべきだとか、ああすべきだとか、従順さを強要する傾向が強いというのが専門家の意見のようです。素直な子に限って、コロナの影響やスマートフォンの影響が原因で学校に行けない不登校が増えているのは全国的な傾向のようですが、赤井川村の小中学校の実情と不登校の原因、さらには学校に行けない生徒に対する対応など現状をお知らせください。2番目、中学校の部活動の問題について。都会では、優秀な子供でも当たり前のように上には上がいて、多くの競い合いの中で自分のポジションをあっさりと決めてしまうことが多く、一方田舎では従順な上に人数が少ないゆえ、教師の目が届きやすく、粘り強い対応の成果として基礎的な学問のレベルを上げやすいだとか、小さな村からスポーツや運動能力の高い生徒が出やすい傾向にあるのが魅力だというのがさきに紹介したメリット、デメリットの記事で見つけた教育者の言葉です。2023年度から部活動の地域移行が始まるとスポーツ庁から示されています。今後、赤井川中学校の部活はどうなっていくのか、不安に感じている親もいるようで、来年度以降、赤井川中学校の部活動について、さらには地域移行に伴う担い手不足の対策など現状に示せる方向性をお知らせください。高1ギャップ、高1クライシスについて。人は、環境の近い人間とつながろうとする傾向が強いため、従順がいいと育てられた田舎の子は、そこでなじめず、精神的に追い込まれるケースが多いというのは赤井川村に限ったケースではなく、全国の地方が抱える問題の一つです。中学校を卒業すると見えづらいのですが、卒業後、高校や社会での適応について把握されているでしょうか。教育の目的は、瞬発的な成績や結果ではありません。長期的な人間の成長を目的としているはずです。それを図るためにも継続的なリサーチが必要ではないかと考えますが、どのような取組がされているかお知らせください。オーストラリアの研修事業についてお尋ねします。村としては、大きな目的と成果を期待し、中学生のオーストラリア研修事業が進められているはずですが、小中学校が掲げるグランドデザインにこの事業は示されず、一過性のイベントになっているのではないかという声も実際に聞こえてきます。帰国後の生徒の感想文は広報で見ることができますが、費用に見合った価値を長期的に検証していく必要があると思います。コロナの影響で一旦中断している研修事業ですが、今後再開、継続する上で行政側の思いをお聞かせください。最後です。学校統合の問題について。2年前、一般質問で学校統合について教育長にお尋ねしました。その際、令和6年度に施設隣接型・分離型という一貫校を現在検討している、学校運営協議会も村内3校について1つの学校運営協議会として設置し、教育の円滑な接続に資するとともに、一貫校への基礎づくりにつなげていきたいというご説明をいただきましたが、その後どのような検討が進み、どのようなスケジュール感で協議されているのかお知らせください。以上です。よろしくお願いします。
答弁 村長 馬場希
それでは、連議員のご質問にお答えさせていただきます。赤井川村での子育てについてでございます。連議員からご質問をいただいている赤井川へき地保育所での1歳児保育導入に関する案件ですが、この件については既に私どもから議会側にお願いし、特別委員会で議論を行うこととなっている案件であることから、この場での答弁は控えさせていただきますことをご理解をお願い申し上げます。以上でございます。
答弁 教育長 根井朗夫
学校教育についてということで5点の質問がありましたので、お答えさせていただきます。まず、1点目、学校に行けない生徒が増えている現状についてですが、本年9月、予算特別委員会において能登委員から同様のお尋ねがありまして、中学校で不登校傾向が10%である、正確には、そういう回答をさせていただき、概要についてもお伝えさせていただいたところでしたけれども、児童生徒の欠席に対する対応状況に関する調査について報告している本村の不登校児童生徒については現在2%となっておりまして、ご質問のタイトルについては増えているというふうになっておりますが、実態についてはむしろ減ってございます。対応としては、担任、養護教諭、専門機関による相談指導、家庭訪問、学習プリントや教材提供、ICT同時双方向授業配信がその主たるものですけれども、児童生徒の状況によりまして個別の対応を取ってございます。長期欠席児童生徒やその保護者、それから希望者についてはスクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーによる継続的指導や助言も行ってございます。次に、中学生の部活動の問題についてでございますけれども、部活動の地域移行は、これまで学校で生徒が顧問の先生の指導を受けて行われてきた部活動を地域の指導者に委ねていこうという取組であり、具体的には来年度から段階的に始め、3年間で休日について完全な移行を目指すというものです。その最も大きな理由は教員の負担軽減で、長時間労働が問題になっている教員がせめて休日は休めるようにするというものですけれども、部活動を負担に感じる教員は8割を超えているというふうに言われており、こうした状況を踏まえ、地域移行が打ち出されたものでございます。赤井川中学校の部活動については、外部指導者による指導実績の積み重ねが既にございまして、具体的な方法、方策としては休日に学校に外部の指導者に来てもらう、あるいは生徒が地域の運動施設などに出向いて外部の指導者から指導を受ける、あるいは複数校が連携して指導する等のことが考えられます。専門的な知識や技量あるいは指導経験があり、地域でのスポーツ指導を強く希望するいわゆる公立学校教師の公務員については、兼職兼業の許可を得る等によって地域でスポーツ指導ができるようにすることも可能になってございます。今後、これから示されます国や道の計画や方針と合わせて検討を図りまして、本村の実態に合わせた生徒にとって望ましい部活動と教師の負担軽減を両立できる方策を進めてまいる所存でございます。3点目の高1クライシスについてでございますけれども、把握方法としては教育委員会所管の各委員会、それから学校運営協議会、また進学先の高校の担当者を招いて行う生活指導連絡協議会等、情報交流、把握場面は多岐にわたってございますが、高校生に関しては現在就学支援助成制度により30名の該当者が現在いますけれども、全ての在学を確認していますが、教育にとって大切なのは、むしろリサーチよりもそこから先だというふうに考えてございます。高1クライシスというのは、高校へ入学したばかりの生徒が学習や生活面での変化に適応できず不登校になったり、すぐに退学したりしてしまう、そういう現象のことを指しますけれども、人間関係の構築の失敗ですとか自信の喪失、進路のずれ、自己の客観化など幾つか要因は考えられるところでありますけれども、適切な進路指導が求められることは言うまでもありませんけれども、そのために日常的には子供たちの主体性の育成あるいは計画的なキャリア教育が行われているところであります。現在では、キャリアパスポートの有効な活用も図られているところでございます。また、これらを乗り切る基盤にあるのが何よりも規則正しい生活だと言われているところでありまして、不用意な遅刻、欠席は登校への意欲をそいでいくところでありまして、ここにくじけると先に進めなくなっていくということから適応障害を起こすわけですけれども、この力が身についているかどうかは高校というよりも、むしろその以前の問題でありまして、したがって小学校のときから家庭と連携した基本的な生活習慣の定着が大切であり、その指導の充実を学校教育の中では図っているところでございます。4点目、オーストラリア研修事業の価値についてですけれども、お尋ねの赤井川村での学校教育という視点でいえば、本事業はまず社会教育事業でございますから、学校のグランドデザインに位置づくものではありません。ただ、学校との連携、関係ということでいえば、学社連携・融合事業として教科英語科、道徳科等の中に位置づけて教育課程を編成して学習が構成されているところでもあり、効果的な指導を目指して両者から行われているところであります。本事業は、保育所からの英語と触れ合う時間ですとか、9年間の教育大札幌校留学生との交流等、ほかの国際交流推進事業と合わせ経て人権や個性、平和の尊重、異文化理解、語学力、表現力、国際協調等の伸長を目指しているものであり、その集大成としてオーストラリアストラスモア校で交流活動を行うものであり、したがって一過性のイベントというものでは決してないものであります。社会教育事業ではありながらも系統的、発展的な事業であり、かつて私が提言発表させていただいた国際理解教育研究会全道大会においても本村事業の取組は、その計画性や積み上げについて大変高い評価を受けているところでもあります。検証評価活動については、各校や地域代表から構成されます国際交流推進委員会による会議を経た社会教育委員会議による1次評価、教育委員による2次評価を踏まえた点検評価報告書によって行っているところでございます。語学力についても令和元年について3級合格者は4名、2年度7名、今年度については2回目の結果待ちではありますが、ほとんどの中学3年生が既に3級に挑戦しています。また、昨年度は準2級に挑戦する生徒が2名出るなど、着実に本村の語学力も向上しているものであります。また、これが本村の小中連携の教育の柱の一つとなっておりまして、全国学力・学習状況調査では、後志では唯一、赤井川のみの全教科、全道、全国、さらには今年については中学校について、秋田県をも超す学力を本村児童生徒がつける、この核となっているものでもあります。この結果から、検証評価は十二分になされているものと思っていますし、その成果は多大なるものがあるというふうに思っております。5点目です。学校統合の問題についてです。現在、小学校から中学校への接続がスムーズに行うことができ、中1ギャップや不登校の減少につながることから、義務教育学校や小中一貫校を導入する学校が北海道でも増えています。少子化が進む中、集団活動や必要な児童生徒数の確保が背景にあり、小学校時の学習で定着し切れなかった内容を中学校の課程において補うことが容易になるということですとか、異年齢とのコミュニケーションの機会が増える、あるいは小学生の中学生への憧れ、それから中学生の小さい子への思いやりが育まれる等の教育的効果も期待されることから、本村におきましても、まずこれを目指す姿として考えているものでございます。進行状況についてでございますけれども、昨年度来、学校運営協議会におきまして本村の子供たちの特徴やよさについて話し合い、国の動向等も踏まえ、子供たちに必要な力をつけるために環境をどう整えていったらいいかを熟議してきております。その中で、学校、保護者、地域がどう関わって環境を整えるかという視点とともに、組織的規模上の課題も明らかになってきたこと、またこれと合わせ区会や団体との懇談会におきましてもその学校統合に関わる議論を求める声が出されてきたということも踏まえ、本年10月、第2回協議会開催時に学校統合のメリット、デメリットという視点について協議会でご議論いただいたところです。小規模校によるきめ細かい指導、一定規模による思考の高まり、それから運動等の種目の広がりなど児童の視点による話合いのほか、子供のいない地域住民の声についてなど多岐にわたる視点からの話題が出されましたので、今後これを整理、まとめまして、今後に向けての計画を立ててまいります。学校運営協議会の皆さんには、地域や保護者を代表して集まっていただいているということから、本件に関する様々な声に対してアンテナ役になっていただくことをお願いしているところでございますが、いずれにしましても子供のよりよい環境をどう整えるかということを大切にして本件を進めていきたいというふうに思ってございます。以上でございます。
質問 1番 連茂
まず最初、村長に聞いた赤井川村での子育てについて、こちらについて、正直言って回答がなかったものですから、とっても心証を害する答弁だなというふうにちょっと思われています。まず、確認させてもらいたいのですけれども、この1歳保育に関して特別委員会というのは、いつ議会に付託されたのかお尋ねします。それがどのときに特別委員会をつくり、どの時点で議論をし、いつからこの1歳児保育というのを始めようと考えているかというのも含めて、ちょっとタイムスケジュール的なことに関して、ちょっと僕には特別委員会で議論を行うということ自身からちょっとしっかりと把握ができていないものですから、その辺ちょっとまずお答えください。
答弁 村長 馬場希
特別委員会というか、議会の総務開発常任委員会のほうで前回こういったものの考え方を整理させて、今後議論させていただきたいということでご説明をさせていただいておりますので、今後、来年1月以降、また議会の運営委員会のほうとご相談をさせていただきながら話のほうを進めていきたいというふうに考えてございます。
質問 1番 連茂
これ質問した意図を問わず語りで、本当にちょっと申し訳ないような気もするのですけれども、特別委員会のときに副村長から言われた言葉で、人員の問題なのですけれども、人員は1人の退職者がいるので、1人を募集して、もう一人は協力隊でということが話されたときに、4月には1歳児保育を始めたいというふうな趣旨の内容があったと思うのですが、実際に今から特別委員会をつくって議論をして、そういうことがまず可能なのかというタイムスケジュールはどうなっているのですかと一番最初の質問をしたのも今後議論を行うからということで答弁を控えられているみたいですけれども、その時点でどうしてそのスケジュール的なことというのは回答の中になかったのか。僕としては、とっても不思議なのです。特に1歳児保育に関しては、今特にテレビや報道なんかで皆さん御存じだと思いますけれども、保育の仕方というものが世界的に見ても日本はかなり遅れていると。1歳、1人の保育士に対して日本の場合は6人から7人ぐらいの幼児を見れる。だけれども、世界的に見ると大体1歳の保育士から2名とか3名とかというレベル、非常に遅れているのが問題視されて、その行方というのは国が決めることなので、なかなか僕らのほうで太刀打ちできる話ではないですけれども、そういうことを踏まえながら、新たに安全な、そして価値のある1歳児保育というのをスタートを切ってもらいたいなというのが僕の願いで今回この質問にしていて、これに関しては多分住民の皆さんもかなり興味を持っている話だと思うのです。それが今のこの回答も広報に出てしまうわけです。それを考えたときに、とっても心証が悪いなというふうな気がしていて、議会側としても今後どういう議論が重ねていくのかというふうな部分のスケジュール的なことも話されない。なおかつ、住民がどうしてほしいかというふうな内容の回答もいただけない。これだと、本当に回答になっていないというか、答弁になっていない。一般質問のもともとの意味さえ、これは失ってしまうような回答だと思いますが、村長のご意見をお伺いします。
答弁 村長 馬場希
連議員としては、そういうご意見をお持ちなのでしょうけれども、私どもとしては総務開発常任委員会でご説明をさせていただいて、議会の皆様とそれぞれ意見交換をしながら方向性を出していくというようなお話をさせていただいております。その状態の中で、連議員からの一般質問について答弁をしていくというのは、我々が議会のほうにお願いをして話合いを、話を、議論をする場も設定してもらっているという立場からすると、大変ほかの議員さんには失礼なことだというふうに私としては判断させていただきましたので、このような答弁とさせていただいております。以上でございます。
質問 1番 連茂
3回までということなので、これ以上はやめておきますけれども、逆にこの後どういう出し方というか、1歳児保育に向けての提案の仕方があるのかをちょっと楽しみにしたいと思います。次、教育委員長のほうのご回答に対して、ちょっと気になった点が何点かあるので、ご質問をさせていただきます。まず、高1ギャップとオーストラリアの研修に関しての話は非常に内容を評価しました。ぜひこれ今書いてある部分に厚みをつけていただければ、当然今一生懸命やられているということは、厚みをつけるための努力をされていると思いますけれども、例えばオーストラリアの研修でいうと、ぜひ取り残しのないように、高校生なんかも僕の個人的な意見としては行かせていただきたいように努力を、早くそういう道筋をつけてもらいたいなというふうに思います。質問ですが、中学生の部活動の外部委託、地域移行という言葉になっていますけれども、外部に委託をするような形になると思います。土曜日とか日曜日に一般の農家さんだとか一般、働いている方が部活に対してのお手伝いをする。それに対して対価とかという、金銭的なものだとか、そういうふうなものの今お考えというか、国で示されている部分もあるのかもしれないですけれども、ただ無報酬でやってもらう、完全にボランティアで考えられているのか。それとも、率先してそういうふうな人たちも育成しながら行おうとしているのか、その辺の考えがあれば教えてください。それと、一番最後の学校の統合の問題についてなのですが、広報の中でも統合のメリットとデメリットをテーマに話合いを持ちましたというのが広報のほうでご紹介されていますけれども、メリットとデメリットについては各検討しているところとか、もちろん文科省なんかでもかなり出されていると思うのですけれども、赤井川村としてこのメリットとデメリットを踏まえた上で、前回の答弁の隣接型と分離型の一貫校を検討しているというふうな部分を、そのメリットとデメリットからこの一貫校の在り方というものの形づくられたものが僕は前回の質問、令和6年度のときの……違う。ごめんなさい。2年前の一般質問で、ある程度形が出てきたと思ったのですが、今回の質問の回答としては、今からもう一回協議会のほうで議論をいただいて、今後また検討していくというふうな内容に僕は読み取れるのですけれども、ある程度、例えば父母の方に分離型とか隣接型とかと言っても、そんなの知らないよというふうな回答を何人かの人にいただいたのです。だから、そういうふうなある程度の形づくられたものがあると僕は当然思って質問に臨んだのですが、いまだその辺の一歩踏み出した統一、一貫という部分の考え方というのは今でき上がっていないものなのでしょうか。
答弁 教育長 根井朗夫
2点に関わってのご質問がありましたので、お答えさせていただきます。まず、部活動の関係です。まず、部活動の地域移行の関係についてですが、これからそれぞれ国や道の計画方針と合わせて検討を図らせていただきますとお答えさせていただきましたけれども、例えば現段階の中で地域コーディネーターについては、例えば予算が国と道と、それから地方自治体の配分率が幾らずつであるとか、そういう方針がある程度出てきています。幾つか具体的な方針がもう出されたものと、まだこれから具体的な方針ですとか、それから具体的なサンプリングというか、そういうものが出されているものと、まだ十分出されていないものがあるのです。そういうところから、今予算的なものについては、例えば外部コーチ、うちの村は正直外部コーチという部分の進め方という部分でいうと、ほかの町村、この周辺校でいえばある程度、一定進んでいるといいましょうか、ほかの町村よりも外部の人たちにいろいろご協力いただきながらやっているところは、むしろ多いところであります。ただ、それはうちの村の単費でやっているのです。ところが、今回のこの国の方針として出てきたものについては、国や道がある程度の経費のほうもある程度見ながら、国の方策として出てきていますから、だからその辺りのところの方針も全て見極めながら、あとそれぞれの大きな市町村と小さい自治体によって具体的な取組もやっぱりある程度違いますので、その辺もちょっと見極めながら、うちの実態とやっぱり合わせながらちょっと考えていかなければいけない。当然お金の部分は、もちろん発生するというふうに我々としては考えております。ということで、お答えをさせていただこうと思います。これが1点。それから、統合の関係の部分なのですが、これからの具体的な話でいうと、今の例えば隣接型、分離型という部分でいいますと、今の設置の状況からいえば、これを隣接型というのか、分離型というのかという、その辺の定義の部分というのはちょっと難しいところはあるかもしれませんが、ほぼ道路、例えば赤井川小学校と赤井川中学校の立地条件といえば、道路を隔てて隣り合わせに建っているということから、ほぼ隣接型と言える状況だろうというふうには考えます。ですから、いわゆる多くの一般的に言われている分離型という状況ではちょっとないだろうなというふうには考えていますから、そういう状況だろうと。そういうところで、ただこの部分と、ただ具体的な教育課程をどう構成するかという部分でいえば、この後、実際の教育課程をどういうふうに進めていくかというのは、これから地域の方や保護者の方とか話合いを進めていく中で、よりよい形を模索する部分というのがある程度、余裕の部分は持たせたいな、むしろ持たせていきたいなというふうに考えています。ある程度、検討の余地は持たせていきたいなというふうには思っています。もう一つの方策、方法としてあるのは、義務教育学校というのがもう一つあるかなと思うのですが、今現段階で考えているのは義務教育学校という形ではなくて、小中一貫という形で考えているところです。義務教育学校になった場合には、今の段階ですよ。今の段階では、まだこれはこれからの話合いの中でまだ余裕は、だから考えてはいますけれども、義務教育学校の場合は校長が1人でスタッフも限られた中で、それよりも校長も2人でスタッフも余裕があって器も2つあるという状況で考えれば、小中の一貫の隣接型が望ましいのだろうなと。うちの実態からは望ましいだろうなとは思っています。望ましいのですけれども、教育課程や地域の実態と合わせながら、みんなで知恵を出し合って、ある程度考えていければいいなというふうには考えているところです。以上でございます。
質問 1番 連茂
最初の件、僕も実は指導していた側の人間なので、ぜひいっぱいお金をというわけではないですけれども、気持ちよく、自分の子供が卒業したら、もう教えるのはちょっと大儀だなとかというのは、これは人情的にはあるものですから、だからそれでもやる価値が目に見えるもので残るというのも一つの方法かなと思うので、ぜひよりよく考えてもらいたいなと思います。統合の件なのですが、統合の件の質問の背景にあるのは、やはり今最後に言われた結局住民もしくは一番主役になるのは子供たちがいい形というのを早く示してもらいたいなというふうなのがあって、それとどうしても例えば保育所にしても厚生労働省と文科省とが保育所と幼稚園で違ったりなんかしたりだとか、小学校になると、あっちとこっちと分かれてしまったりだとかというふうなもので、すごく都会とかだったら、どうしても統一性ってなかなか難しいと思うのですけれども、こんなちっちゃな村なので、ぜひある程度一貫した、子供というと教育長は何歳までを子供と考えられているのか、これはちょっと人間の認識によって若干違うかもしれないですけれども、倶知安のほうの例でいうと、倶知安の子供をみんなで育てる条例というのを今話題にして一生懸命侃侃諤諤とやっているようです。ここの中には、18歳までの子供たちに対して一生懸命町で子供たちを育てていこうというふうなことを今統一した理念としてやっているところもあるものですから、ぜひ赤井川村もまねをしろというわけではないですけれども、せっかく一貫校の話があるわけですから、統一したプランなんかを打ち出してもらえたらなと。子育てビジョンというのが、それのほうが親たちも持ちやすいのではないかなというふうな期待を込めて今の部分、ぜひ潤滑に進めていきたいなということをお願いして一般質問を終えたいと思います。以上です。