みんなの議会

赤井川村議会 令和3年第2回定例会 2021年6月15日

新幹線トンネル工事で発生する対策土の処分工法について

2021年6月15日、赤井川村議会の一般質問で、能登ゆう議員が「新幹線トンネル工事で発生する対策土の処分工法について」質問し、村長 馬場希、総務課長 髙松重和、介護保険課長 神信弘が答弁しました。

質問者
能登ゆう 議員
答弁者
村長 馬場希、総務課長 髙松重和、介護保険課長 神信弘

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです

質問 4番 能登ゆう

質問いたします。議会では4月5日と7日の2日間にわたって住民の皆さんとの意見交換会を開催いたしました。今回は、そこでいただいたご質問、ご意見、ご要望とそれに対する村の回答から2つのテーマについて質問いたします。まず、第1に、新幹線トンネル工事で発生する対策土の処分工法について質問いたします。環境基準を超える重金属を含む対策土の処分工法について不安の声が上がっています。土壌や水質など自然環境に影響を及ぼす懸念について、自治体としても住民が安心できるよう、不信感を残さぬよう、合意形成に努めていただきたいと思います。対策土の処分工法、富田地区受入れ地への搬入開始時期について現時点でのスケジュールを伺います。また、搬入開始前に改めて住民への説明会は予定されているかどうか伺います。村独自でのモニタリング調査の実施について、ご回答では富田地区における対策土搬入に併せて予算確保を行い、対策土受入れ地における水質のモニタリング調査を実施する考えを示されております。対策土が搬入される前の状態を確認していくことが大切であることを考えると、早急に予算確保を行い、搬入前に実施する必要があるのではないでしょうか。また、土壌のモニタリング調査についてはどのようにお考えか伺います。簡易水道水、田畑の用水への影響も心配されております。現状ではどのような検査が行われているのか。また、対策土受入れ開始後に同様の検査体制で果たして十分なのか、お考えを伺います。対策土の運搬中、また受入れ地からの飛散、粉じん対策については強く鉄道・運輸機構に対策を要請しますとのご回答でした。具体的にどのような対策が行われるのかご紹介ください。2点目は、地域包括支援センター運営委託業務についてです。予算額やその使途、運営協議会についてなど、様々なご意見をいただきました。平成29年度から現在の受託業者との随意契約が続いており、今年度の予算としては3,402万9,000円、9か月間だった初年度を除いては、昨年度まで毎年3,600万から4,000万円近くが支出されてきております。ただいま配っていただいた資料に村のほうで推移をまとめてくださっている資料ありますので、ご参照いただければと思います。随意契約の根拠となっているのは、公募でのプレゼンが村の仕様に対して一番近く、評価が高かったことであると平成29年5月18日の議会協議会では説明されております。その公募の際に受託業者から示された委託料積算金額は、平成29年度2,725万200円、平成30年度2,425万5,200円というものでした。平成30年度で見れば実際の委託料は3,951万7,200円でしたので、1,526万2,000円もの増額となります。業務仕様書の内容には公募時から変化がないため、新規の事業が追加されたという従前からのご説明では腑に落ちませんし、多少の業務内容の見直しや必要な経費を上乗せするだけで積み上がる額であるとも思えません。なぜ委託料がこれだけ膨れ上がったのか、明快なご説明をお願いいたします。意見交換会では、認知症関連事業の1,000万円以上の予算に対し、疑問の声がありました。それに対し、村からは対象者の有無にかかわらず事業は実施すべきで、必要と考えていますとのご回答です。事業の必要性は当然のことですが、質問者が疑問を持たれているのはその予算額のあまりの大きさです。以前資料請求により頂いた設計書によると、認知症総合支援事業の内訳は、人件費1人分、予防リハ専門職謝金、マネジメント支援謝金、講演講師謝金、研修旅費交通費、消耗品、印刷料、以上となっております。一方で実績を見ますと、例えば対象者のいた平成30年度を見ても、認知症集中支援チーム参加10回、家庭訪問3回、認知症地域支援推進員稼働回数は8回という報告がされています。予算積算額と実績の整合性に疑問を持たないほうが不思議ではないでしょうか。積算の妥当性についてご説明ください。平成29年6月15日、業務委託に向けた予算委員会では、積算の根拠について医師の派遣謝金で単価としては一応3万円を50回、専門職2名、1万5,000円を40回掛ける2回、これは原文のままで議事録のまま掲載しております。それから、予防リハ専門職で5万円を26回、2名などなどと説明されております。まず、それぞれの単価設定が法外に思われるのですが、何を基準にされたのでしょうか。また、回数についても実績とかけ離れているのではと思います。医師、専門職2名、予防リハ専門職2名、それぞれ平成29年度の稼働回数をご紹介ください。運営協議会について、意見交換会での要望に対し、現在後志広域連合に設置されています。在り方については必要に応じて検討されておりますとご回答されております。広域連合での運営協議会では実質的な検査、審査、評価を行うことが難しいことは、以前から指摘されているところです。この回答内容ではそのような問題意識すら感じられません。運営協議会の在り方について現状でよしというお考えなのか伺います。福祉、医療、介護分野について村の現状は、関係機関が機能的に連携できておらず、ばらばらの印象であることを地域住民の方々からも指摘されるところです。令和2年度の地域ケア推進会議では、村、社協、包括の役割分担というタイトルで5回もの会議が持たれていたようですが、縦割りや連携不足、それらがさらに進まないかと懸念しております。地域包括支援センターは、地域包括ケアシステムの実現のためのハブとしてその役割が期待されています。業務委託にこれだけ大きな予算をかけて今年で5年目です。その効用は住民生活にどのように現れているのか、満足のいく内容となっているのか、村長のご認識を伺います。以上です。

答弁 村長 馬場希

それでは、能登議員の一般質問についてお答えをさせていただきます。まずは、北海道新幹線工事に関する対策土処分に関する事項と村独自のモニタリングに関する質問についてでございます。対策土処分に関する事項ですが、ご質問に関して事業主体である鉄道・運輸機構、以下機構と表現します、から確認できました内容についてお答えさせていただきます。現在掘削中の後志トンネル、落合、北上沢工区については、昨年8月に実施した住民説明会で説明のあったとおり、赤井川村富田地区受入れ地における対策土の処分工法は現地にある赤井川ロームを使用して厚さ2メートルの吸着層の設置及び原地盤、赤井川ロームの吸着性能を活用してヒ素などの物質を吸着する工法です。沢部は、暗渠管を敷設するため、暗渠管の上に厚さ2メートルの吸着層を設置し、盛土に浸透した水のヒ素などの濃度を吸着層の底面で地下水環境基準以下とする設計です。沢部以外は、原地盤の地表面から地下水位面の間に2メートル以上の赤井川ローム層が確保可能であるため、原地盤の吸着性を活用し、盛土に浸透した水のヒ素などの濃度を地下水位面で地下水環境基準以下とする設計で、令和3年9月の搬入開始を目指して受入れ地の整備を進めているということであります。また、二ツ森トンネル、明治工区については、住民説明会に向けて現在準備中であるとのことですので、ご理解をいただければと存じます。村としましては、明治工区の工事説明会につきましては都住民センターにおいて村内全世帯を対象とした説明会の開催を考えておりますことを申し添えさせていただきます。対策土の運搬に係る対策としては、昨年8月の住民説明会で説明のあったとおり、ダンプトラックが受入れ地から出る際にタイヤに付着した泥を落とすためのタイヤ洗浄機の設置、周辺道路が汚れた場合には適宜路面清掃車などでの清掃の実施、受入れ地からの対策土の飛散対策としては状況に応じて適宜散水を行うなどの対策を行うと機構から説明を受けております。また、富田地区受入れ地への本格的な対策土の搬入開始に当たり、具体的な対策については検討中であると聞いております。次に、村独自のモニタリングに関してお答えをさせていただきます。ご質問にありますように、富田地区における対策土の受入れに併せ、水質のモニタリングを行うことにより下流となる富田川、赤井川への影響の有無を確認することを目的に実施する考えで、土壌モニタリングにつきましては村が実施する水質モニタリングの結果と事業主体が行う調査結果の比較により、明らかに違いが認められる場合は事業主体と協議し、明確な原因がつかめない場合は村独自調査を実施していく考えを持っております。また、対策土が搬入される前の状態の把握につきましては、事業主体である機構が既に定期的な調査を行っており、詳細な時期は現時点で未定ですが、機構ホームページにて公表されることとなっております。なお、余談でありますが、後志管内において対策土の受入れを既に行っている3自治体に確認したところ、2自治体は独自モニタリングの実施はなく、実施している1自治体においても対策土搬入後からの水質独自モニタリングを実施していると伺っております。簡易水道水、田畑の用水への影響への懸念ですが、水道水においては法定検査、農業用水については畑地かんがい用水及び村内における余市川流域の最終地点として余市川と赤井川の合流点における水質調査を村として既に行っており、現状把握はできている状況にあります。現時点においては、対策土受入れ開始後においても現在の検査を継続し、万が一にも基準値を超える不測の事態が生じた場合には、対策土の受入れに起因する不測の事態が発生した場合にはその原因について村と機構が協議の上、機構の責において調査すること、その結果原因が機構の責に帰すると判断する場合は機構は必要な措置を講じてその復旧に努め、村の確認を受けるとの協定を締結しておりますので、この協定に基づき対処していく考えでおります。続いて、地域包括支援センター運営委託業務についてのご質問にお答えします。質問の1つとして、なぜ委託料がこれだけ膨れ上がったのか、明確なご説明をしてくださいということでございました。包括支援センター運営業務については、当時プレゼン後に議会へ説明をさせていただきましたが、一度白紙状態となり、予算などを精査した後に改めて予算の議決をいただきました。業者の選定については、村の仕様に対して一番近く、評価の高かった業者と再度協議を行い、随意契約することについてご理解をいただいたものと考えています。また、2年目以降については、事業内容や事業量をその都度見直し、予算提案時に説明をし、ご理解をいただき、議決いただいていると考えております。業務内容、業務量の見直した内容については、大きな項目として包括支援センター運営事業費で人件費、予防リハ職謝金、消耗品費、事務所備品、車両費の増額、介護予防事業及び在宅医療・介護連携推進事業で人件費の増額、認知症総合支援事業で人件費、専門職謝金が増額となっております。それに伴い、諸経費と消費税も増額になっております。質問の2で積算の妥当性についてはどうなのかということでございますけれども、認知症関連事業については高齢者などが認知症になっても住み慣れた地域で生活を継続するために医療、介護、生活支援を行うサービス及び連携したネットワークを形成し、認知症の方への効果的な支援を行う認知症地域推進委員を配置し、医療と介護の連携強化や地域における支援体制の構築を図ることを目的として、サポート医、理学療法士、社会福祉士を配置して認知症初期集中支援チームを形成し、事業を行うものです。医師、理学療法士の視点から、会議において認知症の方の個々に合った支援内容についての助言をいただき、その方の支援につなげることを目的としており、村として専門職を確保するため、計上しているものであります。平成30年度については、予防リハ専門職及びマネジメント支援謝金としてそれぞれ12回、認知症地域支援推進員については人件費1人分で積算しておりますが、認知症地域支援推進員は包括支援センター運営に関する他の業務も担っておりますことから、稼働回数実績のみでの妥当性の判断はできないと考えております。設計と実績との差や事業内容、事業量を検討しながら、毎年次年度の設計の見直しを行っております。質問の3番目として、法外に思われる単価の基準は何かとそれぞれ平成29年度の稼働回数はどのぐらいなのかというご質問ですけれども、単価の積算に当たっては、医師の講師派遣単価の相場を参考として、一番安価な価格を採用決定しています。なお、福祉職、理学療法士については、単価見積りを参考としております。平成29年度の発注時に積算の見直しを行い、医師の派遣は10回、専門職は2名分で20回、予防リハ職は2名分で30回です。平成29年度の稼働日数については、医師、専門職が10回、予防リハ専門職は23回となっております。設計と実績との差や事業内容、事業量を検討し、毎年次年度の設計の見直しを行っております。質問の4番目として、運営協議会の在り方について現状でよしというお考えなのかということですけれども、後志広域連合において設置されている運営協議会委員の方からの各町村で協議会を設けるべきとの意見を受け、後志広域連合において検討はなされました。検討の結果、後志広域連合に運営協議会を設置し、各町村代表の委員が地域支援事業の内容について運営協議会に参加して説明いただくこととなっていますので、その方針に沿って進めております。これまでの村議会等においてご指摘があったことを踏まえ、令和2年度から包括支援センター運営業務にかかわらず、介護保険課所管委託業務についてはそれぞれ評価を実施することとしました。評価事項については、次年度以降の運営の在り方、運営費なども見直しするツールであると考えております。今後も業務評価をしっかり行うとともに、利用者の意見等を聞きながら、よりよいサービスの提供、事業の実施が行えるように進め、包括支援センターの必要性を村民にご理解いただくよう情報発信に努めてまいります。質問の5番目として、業務委託にこれだけ大きな予算をかけて今年度5年目です。その効用は住民生活にどのように現れているのか、満足のいく内容となっているのか、村長の認識を伺いますということですので、私としては地域ケア推進会議は保健、医療、福祉などの関係者が連携し、地域の課題について情報交換を行い、課題解決に向けた話合いや政策立案を行う場として設置されているものであり、会議を重ねることにより関係機関の連携が構築され、情報共有も図られるものと考えております。包括支援センターの運営については、福祉の専門職を配置することができ、村民が必要とするサービス提供につなげられ、利用している村民の方には満足していただいていると認識しています。また、村民への戸別訪問を通じて困り事の把握や安否確認にもつながっていると認識しております。包括支援センターの委託業務については、改めて申し上げさせていただきますが、平成29年度にプレゼン後に議会へ説明をした後、一度白紙状態となり、予算などを精査した後に改めて予算の議決をいただきました。業者の選定については、村の仕様に対して一番近く、評価の高かった業者と再度協議を行い、随意契約することについて議員の皆様のご理解をいただいたものと考えております。また、2年目以降については、事業内容や事業量をその都度見直し、予算提案時に説明をし、議員の皆様にご理解をいただき、全員の賛成をいただき契約をし、毎年決算報告も行い、そこでも議員全員の賛成をいただき、承認していただいたところです。今後も毎年度実績を踏まえて妥当性を検証し、業務内容、業務量の見直しを行うことにより、包括支援センターが対象村民の安心できる相談場所となるよう取組を推進していきたいと考えております。以上でございます。

質問 4番 能登ゆう

北海道新幹線の工事についてのトンネルの工法についての質問について再質問いたします。対策土の搬入予定は、開始予定は令和3年9月というご回答でした。それに併せて、住民の方々はやはり不安が大きいので、村独自のモニタリングという声も伺っております。ご回答では対策土の搬入に併せてというご回答でしたが、ほかの自治体がどうかはともかく、今現時点で受入れ前の状況をきちんと把握しておく必要について村民から懸念の声が上がっているのですから、搬入前に併せて村独自で動くというのが筋道ではないかと感じます。マスコミ報道等でも、やはり市民が測った数値と機構からから出された数値が大きく異なっていた、そんな報道もありますので、ここは村としてきちんと、せっかく住民の方の声が上がっているのですから、対応していただきたいと思います。その上で、モニタリングにつきまして村独自で行う場合の検査項目であるとか、あと場所について、あと頻度、それらについて具体的な、もう時期的に考えますと具体的に考えていかなければいけない時期だと思うのですけれども、その辺について現状どのようにお考えかお聞かせください。また、住民説明会、二ツ森トンネルの工区について今ご準備中であるということですが、その説明会の場でも現在掘削している落合、北上沢工区の現状や、あとは対策土の受入れ地の工法などについて広く質問できるような場所になることを希望しますが、その辺どのようにお考えでしょうか。以上2点お聞きいたします。

答弁 総務課長 髙松重和(総務課長は2024年3月まで)

ただいまのご質問について、今の想定というか、考えている部分についてお答えをしていきたいと思います。村独自のモニタリングはどのような部分を考えているかという部分ですけれども、今考えているのは富田地区の対策土受入れ地の一番末端になりますが、いわゆる名なしの沢の部分の表流水等調査をしたいというふうに思っております。水質の調査です。回数、頻度につきましてですが、年4回程度が適切かなというふうには思っておりますが、採取の場所等についてはJRTTが調査する部分と同じ日、同じ状況で採取をして、別な機関になろうかと思いますけれども、水質の分析をしたいというふうに思っております。なお、2点目の説明会の部分ですけれども、議員からご発言のあった部分につきましてはJRTTのほうにしっかり伝えていきたいというふうに思います。以上です。

質問 4番 能登ゆう

ただいまのご回答に対して確認ですが、村独自のモニタリングについてです。富田の受入れ地の末端の表流水というご説明でしたが、その1か所ということでしょうか。後段のほうではJRTTと同じ日、同じ状況というご説明もあったので、ちょっと整理していただければ、すみません。

答弁 総務課長 髙松重和(総務課長は2024年3月まで)

今ご発言のとおりで、今考えているのは1か所を考えています。そのポイントについては、JRTTさんが採取している場所と同じ場所という部分をご回答したいと思います。以上です。

再質問 4番 能登ゆう

次に、地域包括支援センターの運営委託業務についての再質問をいたします。現在の受託者と随意契約する根拠について、ご回答の中にも業者の選定については村の仕様に対して一番近く、評価の高かった業者と再度協議を行い、随意契約をすることについてご理解いただいたものと考えていますとご発言ですが、その根拠となっているプレゼン、提案の中身と実態の乖離がものすごく大きいので、何度も何度も重ねてご質問しております。資料として配っていただいた委託料の推移を見ましても、例えば平成30年度、センター運営事業、介護予防支援事業で2,767万7,200円となっておりますが、これはプレゼン、提案されたときには1,250万9,200円ということで倍近く大きくなっているのです。なので、議決されたからよいというものではなくて、疑問点は残ったままですので、きちんと整理してご説明いただきたいと思い、今回一般質問の場で改めてご質問させていただきました。提案時と、あと実際の委託料のあまりの開きに対して、質問へのご回答ではセンター運営の事業費などいろいろ項目を並べられておりますが、それだけでは、これを読んだから1,500万ほどの金額が積み上がるとはどうしても考えられません。今までの委員会等での質問に対して村からの回答では、認知症や在宅医療、介護連携など新しい事業が加わったと、最初の質問でも触れましたが、新しい事業が追加されたからの増額ですというご説明ありましたが、今回の質問への回答とどう整合性を取ればいいのか、どの部分がそれに当たるのかについて改めてご説明ください。また、ご回答中、積算の単価の基準についてのご回答がありました。ご回答にあった医師の講師派遣単価の相場、また福祉職については単価見積もりということでは、これはどこの機関によって出されたものなのか、その根拠についてお聞かせください。なぜかといいますと、例えば公共工事の設計労務単価など国で示しているもの、また厚労省の諸謝金の単価基準額見ましても、あまりにも村で設定している単価はかけ離れていますので、参考にした単価がどのような機関から出されているものなのか、それについてお聞かせください。また、運営委員会について、ご回答では広域連合のほうに、地域支援事業の内容について各町村代表の委員がそこで協議しますという形になっておりますが、そのままでは実際赤井川村の実態に合った協議というのはなかなか難しいと思います。ご回答の前段のほうで、広域連合の運営協議会委員の方から各町村で協議会を設けるべきとの意見を受けて、後志広域連合において検討されましたとご回答があります。検討の結果ということですが、ただ自分のところに自治体で協議会設置しているところもありますよね。みんながみんな広域連合の運営協議会でやっているというわけではないと思います。自治体独自の運営協議会をきちんと設けて、そこで協議されている自治体もあることを考えますと、なぜ赤井川村はそうしないのかということに疑問を持ちます。なぜ運営協議会を村独自で設置しないのか、そのお考えについてお聞かせください。積算の根拠が曖昧で、なかなか金額が納得できないこと、また評価の体制も不十分ということになりますと、体制として何でもありになってしまうのではないかという懸念があります。不正の温床にもなりますし、このままでよいのかと疑問を持っております。今申し上げましたような単価資料のきちんとした公開、また運営協議会の実態をきちんと整える必要があるかと思いますが、村長のお考えはいかがでしょうか、お聞かせください。次に、小規模な町村ではセンターの業務以外の兼務をすることは差し支えないという決まりになっていると厚生労働省の運営協議会についての通知でも述べられております。現在業務をまるっとそのままその業務だけ切り取って委託しているという、外部委託しているという形になりますが、自治体の規模を考えますともうちょっといろんなお仕事を兼務できるようにするような、それが業務委託がいいのか、直営がいいのか、それはいろいろな考え方あるでしょうけれども、ただこれらの事業だけ切り取って、それだけに予算を積み立てるというやり方はどうも身の丈に合わないのではないのかなと感じております。また、業者の選定についてもそうですが、公募の際には地元の事業者さんも応募されておりました。今よりもずっと委託料としては低い金額で提示されてきたかと思います。そういう実態考えますと、このまま随意契約を毎年更新していくことが果たして村にとって妥当なのかという疑問も湧きます。その辺につきまして村長のお考えについて伺います。以上です。(何事か呼ぶ者あり)

答弁 介護保険課長 神信弘

それでは、能登議員の再質問に対しまして私のほうからご説明させていただきます。まず、1点目のプレゼンと実態の乖離についてなのですけれども、こちらにつきましては当初のプレゼン時にはあくまでも平成30年度の予算につきましては参考というような形で費用を算出していただいております。確かに仕様書の中身について認知症の事業、また医療、介護の連携の事業についてもうたわれておりますが、中身の積算の考え方について見直しを行った結果、先ほど村長からもご説明がありましたが、人件費、予防リハ謝金、消耗品、あと事務所の備品の準備、また車両費については当初購入というような考えではいたのですけれども、リースで車両を確保するというような観点からその辺りの費用が増額しており、それに伴って諸経費と消費税分も増額といった形になっております。2点目の単価についてなのですけれども、こちらについては厚労省の単価というか、資料と、あと近隣の医療法人の方に聞き取りを行いまして、その中の聞き取った単価の一番安い単価を採用するというような形を取っております。運営協議会についてなのですけれども、こちらにつきましては運営協議会の委員から確かにそれぞれの各町村での包括の運営業務というのは広域連合内でなかなか把握ができないので、難しいのではないかというお話があり、各町村で持つべきなのか、それともそのまま後志広域連合で設置して運営をしていくのかという議論がなされたところでございます。結果的には広域連合で運営協議会は残すという形になりまして、例えば各町村から選出されている委員さんには各包括支援センターの運営業務の内容についてしっかりと説明を行う、または包括支援センターの職員が広域連合の協議会へ出向いてご説明に上がるといったような形になりましたので、各町村で運営協議会を持っているところは数町村あるのですけれども、当村としましては今後もそのような形で進めていきたいと考えており、評価を実施することにより事業の適正化を図っていきたいというふうに考えております。また、4点目の随意契約の継続についてというお話でありましたが、29年度、そもそもプレゼンを行ったというのは赤井川村の包括支援センターを運営する業者を選定するといった意味合いで決定しております。そこで、平成29年度に新しく始まった事業でありますので、何年か、今年度で5年目になるのですけれども、頻繁にこの業者を替えるというのは難しいものではないかというふうには思っております。今5年目に入りまして、包括支援センターの業務も構築してきている中で、また新たな新規の委託先が入ってくると、ゼロからということにはなりませんけれども、また新たな形で進めていかなければいけないということで、今まで契約している委託先の実績を考えますと継続して契約をしていきたいというふうには考えております。ただし、評価を実施することにしておりますので、例えば業務に悪いような点があったり、そういったことがあればまた新たに業者の選定は考えていこうというふうには考えているところでございます。私からは以上です。

再質問 4番 能登ゆう

たどたどしい質問をまとめて答えてくださってありがとうございます。まず、1点目のプレゼン時との差については、今のご説明いただいたにしても、多少の増はもちろんだと思います。消費税率も変わっていますし、増えていくものは理解できますが、ただここで申し上げているのは1,500万からの額なのです。その説明には到底なり得ない。参考で費用算出、平成30年度はされたとおっしゃっていましたけれども、参考とはいえ、きちんと積算の根拠示して、村のほうでたしか、今資料持ち合わせていないですけれども、積算の大体の金額の根拠というのを示した上で業者のほうに応募してくださいと、そんな内容ではなかったと思います。それがなかったにせよ、業務の内容、仕様と人員の配置がほとんど変わらないのに1,500万円上がるというのはこの説明ではなかなか一般的な納得感というのは得られないのではないかなと感じます。今のご説明の中では、今までおっしゃっていた認知症、在宅医療、介護連携の部分というのは触れられていなかったですけれども、今までのご説明のとおり、増えた主な要因は認知症1人分、在宅医療、介護連携の0.5人分、そういう認識はお変わりないのか、そこについて確認したいと思います。また、2点目の単価の資料について厚生労働省の資料というのも上がっておりましたが、私もホームページで調べられる限りなのですけれども、諸謝金について単価の設定について表が出ています。それを見ますと職種、医師、1人当たり単価1万4,100円、このような数字になっておりますので、最初の説明では3万円という設定です。なかなか納得がし切れない。また、あと近隣の医療法人など聞き取りとおっしゃいましたが、それは改めて、それぞれどのような形で出されたものかはなかなか資料としては難しいと思いますので、根拠となる資料というのはまた改めて求めていきたいと思います。まず、厚労省との単価の差については、私の持っている資料が一般的なお知らせだと思うので、例えばそこで単価幾らに設定されているのか、その辺のことをお聞きできればと思います。また、運営委員会については、広域連合のほうで残して、村としてそうしたということですが、それで十分だというお考えなのでしょうか。運営協議会は、市町村の適切な意思決定に関与するもの。そのために利用者の意見を反映させることができるよう構成員を選定する必要があると書かれています。現在の委員の構成では各町村からの寄せ集めですので、一般的なお話はできるかもしれないですけれども、実態を検査して何かお話をするという体制ではないと思います。そこに包括支援の職員さんが出向いてお話をしたところで、やはり公正性、中立性を確保した上での話合いというのはできないのではないかなと思いますが、その辺村ではどのように考えられているのかお聞きいたします。あと、随意契約を続けるのが妥当なのかということにご回答いただきましたが、例えば頻繁に業務者を替えるのはどのようなものかというお考えなのでしょうけれども、逆に今よりもよい内容でということも一方で考えられるところです。当初の村内の事業者の提案もあったという経緯もありますし、村内の事業者でできることは、今地域づくりということで基本的には村のお金を村内で循環させる、その大切さというのはどこでも述べられていることですが、村内の事業者で同じようにというか、よりよくできるところがあるのであれば、そちらのほうがずっと村にとってはよいのではないかと私は考えます。そうした可能性を全部、随意契約を続けていくと可能性をなくしてしまうことにもつながるのです。その辺どのように、問題なければそのまま続けていただければ可もなく不可もなくとは言いませんが、ただよりよくしていくために今の形が適切なのかなという問題意識を持って毎年取り組んでいただきたいですし、新規の方がやることによるメリットもあると思います。そのメリットをどのように考えるかです。4点ですか、お聞かせください。

答弁 村長 馬場希

議員のご質問、今回に限らず以前からも同じようなご質問をいただいております。回答については、質問する方が考え方が変わらないと同じように、我々の回答もほとんど同じことを回答しているというような格好になりますので、今のご質問に対しても細かな回答内容、繰り返しになりますので、いたしませんけれども、例えば実勢単価について単価表とは違うのではないかと言いますけれども、実際に単価が出ているものが実際の部分でどのように運用されているかという部分を我々としてもきちんと確認をしながらやっているということで、そのために聞き取りをして、医療法人のほうからもらって、実勢の単価、国が示したり、そういう機関が示しているということではなくて、実際にどのぐらいのお金だったら来てくれるのかということをきちんと調べながらやっているということをまずはご理解いただきたいというふうに思います。あと、運営委員会についても村長の意見はどうかというご質問いただいていますけれども、私としては今の状況のままで広域連合の中の設置の中で進めていこうということで組織決定をしているということもありますので、私は独自にやっている町村もあるというふうに伺っていますけれども、村としては広域連合の運営委員会の中で協議会の中で進めていただきたいというふうに考えてございます。あと、随意契約の継続等については、そのために評価をきちんとして、設計も見直しながらやっていくと、あと利用者の利用される高齢者の方々、家族の方々の意見を聞きながら、そういった評価も入れていくということをしていますので、そこに特に問題が生じない限りはそのまま継続でいくだろうというふうには考えてございます。いずれにしても、先ほどの1回目の答弁で申し上げましたとおり、毎年度その実績を踏まえて妥当性を検証しながら業務内容、あと委託金額なんかも見直しを行っていっておりますので、それはきちんと継続してやっていきたいと。そして、利用される皆さんが満足をしていただける、そして安心して相談ができるというセンターにしていこうというふうに考えているところには一切の曇りはないですので、議員がご心配されるそこに不正が生じるのではないかという、何が不正が生じるのか僕はわかりませんけれども、そういったことは一切ないというふうな自負の下でこれらを進めさせていただいているということを申し上げてご答弁とさせていただきます。

出典:赤井川村議会 令和3年第2回定例会 2021年6月15日 議事録 PDF(26ページ) 間違いを知らせる