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赤平市議会 令和4年第3回定例会 2022年9月6日

新型コロナウイルス感染症について

2022年9月6日、赤平市議会の一般質問で、木村恵議員が「新型コロナウイルス感染症について」質問し、市長 畠山渉、介護健康推進課長 千葉睦が答弁しました。

質問者
木村恵 議員
答弁者
市長 畠山渉、介護健康推進課長 千葉睦

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は会議録の議事日程の表記です。

質問 7番 木村恵

議席番号7番、日本共産党の木村恵です。件名の1、新型コロナウイルス感染症について、項目の1、第7波から市民の命と健康を守ることについて、要旨の1です。発熱外来と検査体制についてお伺いしていきます。新型コロナウイルス感染症は、第7波に入り、新規感染者はBA.5にほぼ置き換わりつつあります。日本共産党は、7月に第7波から国民の命を守るための緊急要請として発熱外来や検査体制、保健所体制や臨時の医療、療養施設を含む医療全体の体制などの拡充を政府に求めてきました。しかし、重症化しないと言われているこのオミクロン株を過小評価し、BA.2系統が広がった第6波への対応の反省もないまま6月には入国制限と空港検疫を大幅に緩和し、結果BA.5の蔓延が進みました。感染者数は、7月に入って過去最高を更新し続け、現在はピークアウトしたという報道もありますけれども、高止まりの状況と言えるのではないかと思います。北海道が公表している赤平市の感染者数ですが、今年に入り、6月頃までは1か月平均39.5人ぐらいでありました。多いときでも1か月69人となっていました。しかし、7月3日から8月6日までで109人、8月7日から8月27日までの20日間では既に142人とピークは見えていない状況だと思います。発熱者や濃厚接触者が日に日に増え続けている中で発熱外来がパンクする、そういったパンク状態になる自治体も出てきております。PCR無料検査を受けることができずにいるなどの報道もあります。赤平市の発熱外来及び検査の状況はどうなっているのかお伺いします。

答弁 市長 畠山渉

市立病院における発熱者外来についてでございますが、ご承知のとおり院内感染を防ぐため、一般外来との患者の動線や診察する場所を分離するため旧リハビリ棟におきまして令和2年11月から運用しているところでございます。これまでの診療実績では、昨年度1年間で月平均の患者数は約70人程度であったところでございますが、ご指摘いただいておりますとおりいわゆる第7波に入ってからは患者数も大幅に増加し、この8月だけで約350人ほどの患者数を数え、陽性率も大幅に上昇している状況でございます。運用の仕方といたしましては、受付時間を小児を9時30分、大人は10時30分からとさせていただき、発熱者外来への診察についてはあらかじめ電話でご連絡をいただいてから来院していただいており、混雑時にはそれぞれの診察開始時間に差をつけて対応するなど、混雑の緩和と限られた人員での対応を可能としたところでございます。発熱者外来がパンクしている自治体も出てきているがというご指摘についてでございますが、当院における状況といたしましては現在新型コロナウイルス対応として発熱者外来はもちろんのこと、感染者の入院治療に係る対応やワクチンの個別接種業務、あるいは正面玄関でのトリアージ作業など、通常診療以外の負担はこれまでの中でも特に厳しい状況となり、各職種総出で対応に当たっているのが現状であります。しかしながら、これまでに症状のない濃厚接触者、また疑陰性となる可能性が高いタイミングと思われる方などに対しまして電話等にて症状を確認した上で翌日以降の診察をお勧めする場合などもございますが、これらの方を除きまして病院として診察や検査の必要な方が受診できずにお断りをするといったケースに至ることはなかったと認識しております。

質問 7番 木村恵

発熱外来の状況についてですけれども、昨年度月平均70程度だったものがこの8月は約350人と陽性率も大幅に上昇したという答弁だったと思います。これ約5倍ということになります。しかし、そういった混雑の中、診療時間の調整、あるいは職員総出でといったこともあったと思いますが、そういうことを行いながら診察につながらないような方を出さないという取組は様々努力されているのだということが今分かったと思います。ひとまず赤平市民の方々が診療、診察につながるということで安心はしていただけるのではないかというふうに思います。これが今がピークとなれば、今頑張ってやっていることは対応可能だというふうにも思いますが、これ以上の波がまた来た場合、来るとすれば対応し切れなくなっていくのではないかというふうに私思います。国は、いわゆるワクチン頼みで終息を図ろうと今までやってまいりましたが、実際はこれだけの感染拡大が起こってしまったというのが現実だと思うのです。後遺症であるとか重症化といったところには、一定の効果はワクチンはあると言われております。ワクチン接種は、必要だと思いますが、それでもこれだけの感染拡大というのは結果止められなかったというのが現実ではないでしょうか。さらに、これからもオミクロン株対応のワクチン承認されて、2回目打っている方へこれから接種ということも行っていくということもありますが、ワクチンの個別接種というのはやっぱり引き続き医療機関で行っていただかなければならないという状況なので、仮に新型コロナ、今5類感染症にするとかという議論もありますけれども、ウイルス自体が変わらなければ5類にしたところで、今もう既に骨抜き状態の対応になりつつありますが、医療機関が行う発熱外来であるとか、トリアージであるとか、ほかの患者さんから分けるということに関してはやっぱりやっていかなければ感染は止まらないので、いかなければならないと思うのです。こういった今の現状でさえ、医療現場がぎりぎりの対応を行っているということをしっかりと国や道に伝えていって必要な支援や対策、抜本的に見直していっていただきたい、そういうことを要望していっていただきたいということを申し上げて、次の質問に移ります。要旨の2です。自宅療養の経過観察及び支援などについてお伺いをしていきます。デルタ株が主流だった第5波と比べると、第7波の感染者数は10倍、死者は4倍になっていると言われている一方で、重症者は3分の1になっていると言われています。感染症ですから、まずはこの感染の広がりを止めることが最重要と私は考えますが、そのために我が党は検査の拡充を強く求めてきました。そして、感染の広がりを予想して保健所や医療体制の拡充を求めてきたのです。しかし、政府は、現状の保健所体制や医療体制に合わせる対応といいますか、逼迫しないようにはどうしたらいいのかということに重きを置いて政策を進めている、対応を進めているというふうに思います。最近の報道では、全数把握をやめ、高齢者、リスクの高い患者さんに限定することや療養期間の短縮、無症状者の行動規制の緩和などといった方針が示されていると思います。一見これ合理的に聞こえますけれども、冒頭言ったように感染者が結果増えてしまえば死者数も増えてしまうということだと思いますので、私はこの対策というのは全く評価できない内容ではないかというふうに考えております。コロナの重症の定義というのは、肺炎で呼吸器不全などで人工呼吸器が必要になるなどが主だったわけですが、第7波ではそういったことはほとんど肺炎等にはならないという状況、そのため軽症と分類され、自宅あるいは施設で待機、療養をするということになります。そうしている間に急変して、医療につながれないまま亡くなる方が今増えているということなのです。幾ら高齢者の方、リスクの高い患者の方はしっかり経過観察するといっていても、やはり分母が増えてしまえば保健所の逼迫自体は変わらないのではないかと私思うのです。今報道されていることというのは、国あるいは自治体、地方の行政が何をするかというところの綱引きといいますか、医療逼迫、保健所の逼迫がどうすればなくなるかという議論に終始しているように思います。市民の不安というのは、私が感染したらどうなるのか、あるいは家族が感染したら、子供が感染したらどうなるのか、そういう不安だと思いますので、そこに必ず医療につながりますと、必ず検査が行える、支援も必ず来ますと、そういう体制をつくって示すことがやっぱり行政に求められることではないかと思うのです。国も地方も行政は、こういうことを一番に考えて取り組んでいただきたいというふうに思います。そこで、高齢者の独り暮らしの方、高齢者だけの世帯が多い赤平市ですが、こういったことにならないよう、こういったことというのは先ほど言ったように医療につながれないまま自宅療養でということです。そういうふうにならないように、しっかりと経過観察も含め、支援を強めていかなければならないと思うのですが、現在の経過観察の体制どのような状況なのか、また自宅療養時に食料などの支援物資を送られてきますけれども、療養期間が終わる頃に配達されるなどという報道もあります。こういった自宅療養支援の実態も併せてお伺いをします。

答弁 介護健康推進課長 千葉睦

自宅療養されている方の経過観察の体制及び自宅療養支援の現状についてでございますが、現在自宅療養されている方の健康観察や相談対応は各保健所が行っており、赤平市にお住まいの方は滝川保健所が対応しております。健康観察の方法としましては、関係者間の情報共有、把握の迅速化を図るため、新型コロナウイルス感染者等情報把握・管理支援システム、HER―SYSが用いられており、若い方で軽症の方などはご自分でシステムに毎日の健康状態を入力する仕組みとなっております。一方、ご高齢の方や重症化リスクがある方、若い方でも体調不良の方、スマートフォンやパソコンをお持ちでない方、操作が苦手な方などは毎日電話で体調の確認が行われ、症状の悪化等が見られる場合は状況に応じ保健所職員が医療機関と入院や受診の調整を行っております。ご高齢の方や体調が悪化する可能性がある方には、パルスオキシメーターが配送されており、体温や酸素飽和度等を参考に悪化する可能性が高いと判断された際には早期に医療につなげるよう努められております。独り暮らしの高齢者の方などに対しましては、体調確認だけでなく、食料の買い出しなど生活で困っていることがないか確認しており、身近に支援してくれる方がいない場合は必要に応じサービスの紹介や市に相談が来る体制となっております。あと、保健所と市の連携としましては、電話で体調確認の際に連絡がつかなく、訪問の必要性がある場合は滝川保健所から赤平市に連絡が入り、市職員が訪問する体制を取っておりますが、現在のところ訪問し、安否の確認が必要とされた案件はございません。ほかに、道では自宅療養セットを配送しておりますが、感染者数が多い時期には発送が滞ることもあり、道では事業の委託先を1社から8月末には3社に増やし、セット内容も小型化に変更するなど、迅速な配送に向け取り組んでいるところです。市内の取組といたしましては、新型コロナウイルスに感染し、自宅療養する人や濃厚接触者となり、誰にも頼めず、買物で困っている方への支援として赤平市社会福祉協議会が今年2月からお買物代行支援を開始しております。利用状況ですが、8月に入り、申込みが増え、現在のところ8件の利用となっております。サービスを利用された皆さんからは、大変助かったと感謝の言葉をいただき、中には自分も困ったときに誰かの役に立ちたいとボランティアを希望される方もいらっしゃったと伺っております。このようなコロナ禍ですが、関係機関のご協力により支え合いの輪が広がっていることをありがたく感じております。

質問 7番 木村恵

若い方、軽症の方はHER―SYSに自分で入力しているが、高齢者、重症化リスクの高い方などは電話で体調確認などが行われていると、状況に応じて入院、受診の調整もされているということが確認できました。報道などでは、この部分で保健所に連絡がつかないとかということがあったりするのですが、返答が来なかったりということありますが、今の答弁ですと、逆に保健所からしっかり連絡がつかない方は市のほうに連絡が来ているということですので、現時点で急変で医療につながらなかったなどというケースはないのだろうという理解でいいと思います。また、自宅療養セットについてもやはり滞ったりする状況はあったと、それで道のほうでも委託先増やすなどしているというご答弁だったと思いますが、赤平市独自の取組として今社会福祉協議会の買物代行、利用が増えているということありましたけれども、中にはボランティアをしたいという声まであったということですが、大変評価されるしっかりとした取組だなというふうに感じました。しかし、国の方針でいいますと、こういった取組、保健所の取組も含めてですけれども、さらなる感染拡大起こってしまうと保健所の負担軽減の名の下にやめられていく、縮小されていく可能性ありますので、ぜひ市民の健康と命守るためにも市独自で行っているものに関してはしっかりと継続、拡充していっていただくと、そして国に対しても必要な支援を打ち切らないように強く求めていっていただきたいというふうに思います。

出典:赤平市議会 令和4年第3回定例会 2022年9月6日 議事録 PDF(6ページ) 間違いを知らせる