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赤平市議会 平成30年第2回定例会 2018年6月14日

(1)合同墓の整備について/(2)市民の交通手段の確保について/(3)遊休公共施設について

2018年6月14日、赤平市議会の一般質問で、伊藤新一議員が「合同墓の整備について」「市民の交通手段の確保について」「遊休公共施設について」について質問し、企画課長 畠山渉が答弁しました。

質問者
伊藤新一 議員
答弁者
企画課長 畠山渉

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

会議録の議事日程ではこの議員の件名が 3 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の議事日程の表記です。

質問 7番 伊藤新一

続きまして、件名3の合同墓の整備についてですが、前者と同様の質問であり、答弁から理解しましたので、私のほうからは要望だけとさせていただきます。合同墓につきましては、無縁仏との合葬の仕方など市民感情も考慮し、検討しなければならない点も多くあると思いますが、市民からの要望が高まっておりますので、市民感情も考慮しつつ、早期実現に向け、取り組むよう再度お願いを申し上げます。これでこの合同墓の件については終わらせていただきます。続きまして、件名4、市民の交通手段の確保について、1、移動困難者の交通手段の確保についてであります。この件に関しましては、昨年も質問をしておりますし、同僚議員からも同じような質問が何度もあったと思います。高齢化がますます進んできており、交通弱者と言われる方々や移動困難者も増加してきています。前回の質問においても移動空白地域や利便性の悪い地域に住んでいる方々のためにデマンドバスを運行できないかとのことに対して、ある一定程度の交通手段の確保という意味では充足されていると認識しているとの答弁でした。しかし、その後も同様の質問がほかの同僚議員からなされていること、あるいは地域住民からさまざまな声が聞こえてくることから、地域住民と行政との間に認識のずれがあるのではないかと思っております。幹線道路から離れて住んでいる地域住民は大勢いらっしゃいます。いまだに利便性の悪さについての声もあります。過去に路線バスが走っていたが、廃止になった地域に住んでいる方もおり、移動困難者はますますふえてくると思われます。その方々のニーズに応えるためにも交通手段の確保について検討しなくてはならないと思っております。沼田町では、公共交通の検証の結果、利用者のより実態に即した公共交通を目的として6月より乗り合いタクシーの運行を始めております。当市においても本格的な検証を始めるべきではないかと思いますが、その後この件について協議をしているのでしょうか、市民からの切実な声がある中、対策をとらないのかお伺いをいたします。

答弁 企画課長 畠山渉(企画課長は2018年12月まで)

移動困難者の交通手段確保についてでございますが、人口減少と高齢化が著しく進行し、中山間地域の人口、利用者数の減少から身近なところにあった商店や医療機関、ガソリンスタンドなどが徐々になくなってきております。そのため、生活が極めて困難となる状況が発生しており、その背景には高齢化でマイカー運転ができなくなるなど移動制約も大きく横たわっていると考えてございます。前回、平成29年6月議会における議員ご指摘のデマンドバスでございますけれども、利用者が電話等で利用時間帯と目的地の予約を行い、車は乗り合う人と時間に合わせて順に迎えに行き、全ての人を目的地まで送迎する形態でございます。利用者が点在している地域で、路線バス等の運行が困難な地域での導入に適しているというふうに言われておりますけれども、メリットといたしましては予約が入った停車地域のみを経由するため、需要を面的にカバーできることですとか、バス停まで歩く必要がなくなることですとか、戸口から戸口までへの輸送が可能となりますし、高齢者等に優しい輸送手段であると考えてございます。デメリットといたしましては、利用者にとって予約が必要になること、乗降地の異なる利用者を乗り合いで輸送するということですから停車地、それから目的地の到達時間が変動する場合がございまして、また導入していない地域との不公平感が発生すること、特に高齢者の方には決まった乗降場所がないことから仕組みが理解されにくいということが挙げられると思います。前回、議員ご指摘のデマンドバスの運行に関する答弁の中でもある一定程度の交通手段の確保という意味では充足されているという部分につきましては前回と同じ認識にございますけれども、先ほどの議員のお話にもございました高齢化の進行によります交通弱者、移動困難者と言われる方々の増加という点につきましては同じ認識にございますので、今後におきましてもご提案にございましたデマンドバスを含め、公共交通の取り組みにつきましてはさまざまな角度から研究してまいりたいと考えております。

質問 7番 伊藤新一

ただいま答弁をいただきましたけれども、生活が極めて困難となる状況の背景には高齢化などにより車の運転ができなくなるなどの移動制約が影響しているというのはそのとおりだと私も思っております。移動制約による生活難民とは、交通弱者、買い物難民、通院難民と言われていると言われる言葉に象徴されているとおり、生活に直結する問題だと思っております。この移動制約者がふえてきている主な要因の一つは、日常生活における移動がとても困難になってきているということだと思います。また、平成28年11月18日にJR北海道が当社単独では維持することが困難な線区として発表され、その後連日のように鉄路の行方について新聞等で報道をされております。昨日の行政常任委員会でもこれに該当する根室本線の滝川から新得間についての根室本線対策協議会の取り組みについて報告がありました。このことからもわかるように、地域公共交通が著しく衰退しているということだと思っております。これは、少子高齢化による通勤、通学者の減少で公共交通利用者が大幅に減少し、公共交通事業者が採算割れから撤退している点と国の規制緩和で公共交通機関の廃止が届け出だけで簡単にできるようになったこともあると思います。過去に百戸地区には百戸線というバス路線があり、芦別ターミナルから百戸、茂尻を経由し、観光センター前までの路線でしたが、赤平東高等学校が統合によりなくなってしまうのとほぼ同時に廃線となってしまったと思っております。また、住吉町を通っていた富平線も廃線になりました。利用者の減少によることも路線廃止の大きな要因とは思いますが、廃線となった沿線に現在も住んでおられる住民の影響を前向きに検討していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。

答弁 企画課長 畠山渉(企画課長は2018年12月まで)

ただいまの再質問についてお答えいたします。議員のお話にございました赤平市内で廃止となったバス路線が存在することは同じく承知してございまして、百戸地区や住吉地区の住民の皆様にはご不便をおかけしていることと認識してございます。地域における公共交通は、身近な生活と密接にかかわる重要な交通でございます。昨年の議員ご提案にございましたデマンド交通やその他の交通手段、こういったことも含めましてさまざまな角度からこれからも研究してまいりたいと考えております。

質問 7番 伊藤新一

ただいまの答弁で、さまざまな角度から研究してまいりたいとのことでございました。地域における公共交通は、交通弱者にとっては身近な生活と密接にかかわる重要なことであります。社会インフラとしての公共交通がベースにあって、その上に医療、福祉、教育を初めとする住民の生活が営まれているという状況を考えると、市民がいつまでも住み続けたい、住み続けられる地域とするために公共交通が果たす役割は大きいと考えております。ぜひとも早急に取り組んでいただけるようお願いを申し上げ、この質問を終わらせていただきます。続きまして、2、あかびら市立病院における夜間救急外来受診後の交通確保対策についてであります。当市において、あかびら市立病院は夜間救急外来の対応をしていますが、夜間受診後、午前2時から午前7時まで、受診後帰宅したいが、交通手段がないという声があります。タクシー会社を調べてみると、日曜日から木曜日は電話での対応は午前1時30分まで、営業所の車庫に来た場合は2時までの対応とのことでした。また、金曜日、土曜日については午前2時半までの電話対応で、営業所の車庫に来た場合は3時までの対応とのことでした。病院に確認をしたところ、帰宅できない人は救急点滴室でハイヤーが運行する午前7時まで休んでもらい、その後帰宅しているとのことでした。病院としては、患者さんの対応をしてくれていると思いますが、やはりその後帰宅したいというのに帰宅できずに不便だと、そういう声が出ております。市立病院の事務長から5月のデータをいただきましたが、救急外来患者は81名で、そのうち2時から7時までの患者数は12名とのことでした。今後高齢化が進む中、空白時間帯の交通手段の確保についても検討していかなければならないと思いますが、いかがでしょうか、答弁をお願いいたします。

答弁 企画課長 畠山渉(企画課長は2018年12月まで)

公共交通の観点から、私のほうから代表いたしましてあかびら市立病院における夜間救急外来受診後の交通確保対策についてお答えを申し上げます。市内のハイヤー事業者の営業時間につきましては、利用者の減少などによりまして深夜から早朝にかけて営業をされていない空白の時間帯がございまして、市立病院等での夜間救急外来受診に際しましてはご不便をおかけしていることと思います。営業されていない深夜から早朝にかけての空白の時間帯でございますので、ハイヤーを利用される方も少ないことから、市内のハイヤー事業者にとりましては採算が合わない時間帯であるというふうに思ってございます。したがいまして、企業努力をお願いしたいところではございますけれども、以前のような24時間の営業は非常に厳しいのではないかというふうに考えてございます。あかびら市立病院の対応といたしましては、自家用車などによります帰宅する交通手段、これらがない場合には救急点滴室などでハイヤー運行までの間、休んでいただくという対応でございまして、ご不便をおかけいたしますが、ご理解いただきたいというふうに思います。

質問 7番 伊藤新一

ただいま答弁をいただきましたが、確かに深夜から早朝にかけてのハイヤー利用者が少ないため、過去に午前3時から午前7時までだったと思いますけれども、1台だけ営業している会社もありました。これは赤平ですけれども、しかし利用者が毎日いないということで、やはり営業時間を変更しながら現在に至っているのだと私は認識しております。体調が悪いのに無理をして車を運転していくのは、交通事故の危険も伴います。また、移動手段がないため、運転免許証を返納しない高齢者の方もおられます。だからこそ空白時間帯の交通手段の確保は、必要不可欠なものと考えます。現在営業していない会社に空白時間帯の営業をお願いするのはなかなか難しいと思いますし、芦別市のハイヤー会社でも7月より2時までの営業となり、やはり2時から7時まで空白時間帯となり利用できません。一番近くで24時間営業しているのは滝川市で、ハイヤー会社が4社ほどありますが、4社とも24時間営業をしております。そこで、私の提案ですけれども、滝川市のハイヤー会社に委託はできないのかなと。一例として、滝川からあかびら市立病院までの片道分を定額委託し、あかびら市立病院から利用者の自宅までのメーター料金は利用者に負担をしていただくという方法があるのではないかと思います。病院では、ハイヤーの営業時間になるまで休ませてくれ、患者さんは感謝しておりますけれども、本当は交通手段があれば帰宅したいとおっしゃっている方がおりますので、ぜひこれも検討のお願いをしたいと思って、この質問を終わらせていただきます。件名5、遊休公共施設について、1、旧赤平中央中学校について。統合中学校が7月に完成し、新校舎を使用することになりますが、現赤平中学校の校舎の除却時期については決定していると思います。旧赤平中央中学校の除却時期については、公共施設等総合管理計画によるとサービス付き高齢者住宅の建設予定となっているため、その計画が決定するまでは旧赤平中央中学校の除却時期も明確にならないと思います。旧赤平中央中学校の校舎は、耐震強化にもなっておらず、まちの中心地にあり、生協や市立病院があり、人通りも多く、交通量もあるため、安全面からも長く放置しておくわけにもいかないと思います。公共施設等総合管理計画の見直しをしないということであれば、サービス付き高齢者住宅の運営業者があらわれるまでそのままの状態で置いておくのか、それとも公共施設等総合管理計画を見直し、除却時期を早めるのか、また除却後何かに活用するのか、早急に決めていかないとならないと思いますが、どのように考えているかお伺いいたします。

答弁 企画課長 畠山渉(企画課長は2018年12月まで)

旧中央中学校の除却後の活用についてでございますが、赤平市公共施設等総合管理計画の中の学校教育施設の方針といたしまして、赤平中央中学校跡地はサービス付き高齢者向け住宅などの高齢者施設を整備するというふうにしておりますけれども、中央中学校跡地につきましては市の中心部にあることや市立病院も近くにありますことから、これまでも多くのご意見、ご指摘をいただいておりまして、市議会の中でも児童福祉施設など可能性も含め、さまざまな議論があったところでございます。また、赤平市公共施設等総合管理計画は社会、経済情勢の変化に対応いたしましたこれからの公共施設全般の基本方針を定めたものでございまして、公共施設に関する個別計画の方針を定める総合的、全市的な計画と位置づけており、個別計画につきましては各公共施設の所管課が策定いたしまして具体的な作業に入っていくものと考えてございます。したがいまして、各公共施設マネジメントの個別計画の策定につきましては、関係各課にて検討することとされておりまして、その個別計画の内容に合わせまして公共施設等総合管理計画の見直しもしていかなければならないものと考えてございます。ご質問にあります旧赤平中央中学校の除却後の活用につきましては、児童福祉施設の可能性も含め、関係各課にて協議しているところでございます。

質問 7番 伊藤新一

ただいま答弁いただきましたが、総合戦略のPDCAサイクルの平成29年の欄に従事者の確保が厳しいことなどから、サービス付き高齢者住宅の建設計画はないとなっております。そうであれば、旧赤平中央中学校跡に予定されていたサービス付き高齢者住宅の計画は今のところ見込みはないと、そういうことだと思います。そうであれば、耐震強化になっていない校舎は安全面から、そのままサービス付き高齢者住宅ができるまで除却しないというのはいかがなものかと思います。答弁の中で、児童福祉施設の可能性も含めとありますが、私や同僚議員は認定こども園を建設してはどうかと要望しております。グラウンドを含め土地面積も広く十分であり、病院もすぐそばにあり、立地条件としては最適であると思います。そして、あかびら市立病院には小児科もあります。先ほどの私の質問の中でも触れておりますが、2019年10月には幼児教育の無償化も開始予定となっており、ますます子供を預ける家庭がふえると予想されます。受け皿確保が急務となっております。幼稚園と2カ所の保育所を統合することにより、保育士の数も充足されるというような話も聞いています。そこに病児、病後児の専用スペースをつくることもできると思います。そのことにより切れ目のない子育て支援が可能になってくると思いますので、ぜひ関係各課で前向きな検討をお願いし、これで私の質問を全て終了させていただきます。

出典:赤平市議会 平成30年第2回定例会 2018年6月14日 議事録 PDF(50ページ) 間違いを知らせる