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赤平市議会 平成29年第2回定例会 2017年6月15日

現代社会におけるペットとの共存について

2017年6月15日、赤平市議会の一般質問で、若山武信議員が「現代社会におけるペットとの共存について」質問し、建設課長 高橋雅明、市民生活課長 町田秀一が答弁しました。

質問者
若山武信 議員
答弁者
建設課長 高橋雅明、市民生活課長 町田秀一

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は会議録の議事日程の表記です。

質問 5番 若山武信

次、大綱4、現代社会におけるペットとの共存についてであります。①、ペットと同居可能な公営住宅の整備について。現在高齢化社会の中で動物に心の安らぎを求めて個人住宅で飼っている人、認知症対策も兼ねてセラピー犬を配置している各種高齢者施設もございます。公営住宅、いわゆる公住に住んでいる人は、基本的に犬、猫などのペットを飼えませんが、子育て世代が子供の情操教育のために動物を飼うこともあり、また子育てが終わった人やひとり暮らしの人たちが寂しさを紛らわすため、ここ数年ペットと同居可能な住宅を建設してほしい、または整備してほしいという声が私のもとにも多く寄せられております。このことは、全国的に公住を抱える自治体の課題となっているわけでありますが、当市にもいろいろな形での要望が来ているかと思われますが、ペットと同居可能な公営住宅の整備についてはどのように考えているのか伺いたいと思います。

答弁 建設課長 高橋雅明(建設課長は2019年6月まで)

ペットと同居可能な公営住宅の整備についてお答えをいたします。公営住宅法では、国及び地方公共団体が協力して健康で文化的な生活を営むに足りる住宅を整備し、これを住宅に困窮する低額所得者に対して、低廉な家賃で賃貸し、または転貸することにより国民生活の安定と社会福祉の増進に寄与することを目的とするとあります。当市の現在の市営住宅の状況でございますが、管理戸数は2,517戸で入居戸数5月末現在1,509世帯でございます。高齢化が進み、65歳以上の世帯比率は59%となり、そのうちひとり世帯は30.5%となっているところでございます。今後も住生活基本計画により建てかえ、除却が進められていくところであります。このような中、ペットと同居可能な公営住宅の整備についてどのように考えているかとのご質問ですが、現在市営住宅は公営住宅法の基準、社会資本整備総合交付金事業により建設され、また管理されているところは、議員もご存じのことと思います。公営住宅は公のための住宅であり、公営住宅法、赤平市条例に基づいて、入居者の募集、入退去、家賃の徴収等を行い、運営されているところであります。そのようなことから、公営住宅をペットと同居させる目的で建設すること、また特定の目的の入居者を入居させることが現在の規定ではかなわないこともご理解いただけると思います。しかしながら、議員のおっしゃるとおり整備してもらいたいという声があることは承知しておりますことから、今後におきましては住生活基本計画の見直しの中で検討していくことが必要と考えております。しかし、さきに述べたことから公営住宅として建設は難しく、ほかの市の単独事業、政策として建設においては財源の確保、管理の方法などさまざまな問題が発生することも予想されます。今後住生活基本計画の見直しの中でペットと同居可能な公的住宅の建設の可能性を検討してまいりますので、ご理解いただきたくお願い申し上げます。

質問 5番 若山武信

ただいま話に出ました住生活基本計画、この見直しについては、いつごろどういう形で決めることでしょうか。

答弁 建設課長 高橋雅明(建設課長は2019年6月まで)

住生活基本計画につきましては、平成27年3月に作成をいたしましたので、平成36年度までの計画でございますが、中間時期であります31年度に見直しの検討をいたしますので、ご理解いただきたくお願い申し上げます。

質問 5番 若山武信

ただいまの答弁で理解いたしました。現段階でペットが同居可能ということは、公営住宅なだけに大変難しいことは十分承知しているところでございます。時代のニーズということもございまして、市民の要望にも応えてあげたいわけであります。ただいま言いましたように、住生活基本計画の見直しということで先の話ではありますけれども、その中でこの可能性について検討していただければというふうにお願いします。大変なことだと思いますけれども、どうか前向きでの検討よろしくお願いいたします。次、②、動物愛護法下におけるペットとの共存についてであります。この質問は、動物の命の大切さをどう認識するかにかかってまいります。近年ブリーダーの倒産による多頭飼育の崩壊が動物虐待としてテレビや新聞報道になることもしばしばございます。そのほかに個人的にもさまざまな理由でペットを飼い切れない事情が発生する場合が多々あるわけでございます。転勤や家族の事情による引っ越し、公住の住みかえ等、住宅移転に伴うペットの遺棄があり、現在では高齢者の孤独死によるペットの悲劇もよく報道に出てまいります。公営住宅が比較的多い当市においても公住の住みかえ時には、特に猫の遺棄が多く見られまして、野良猫となり年々ふえ続け、ふん尿などにより畑の作物や庭木などに被害が及んでくるわけであります。被害をこうむった人は、猫を目のかたきとし、愛猫家はそれをよしとせず、互いに解決のできない地域の大きな課題となっているところもあるわけでございます。一昔前まで犬や猫などは捕獲されると全てが保健所送りとなり、屠殺処分されていましたが、現在では動物愛護法が強化されるとともに市民要望も後押しして、各自治体でも動物の命に対して前向きに取り組む姿勢が見えてきているようでございます。近隣自治体でも犬や猫の里親探しを積極的に行うようになり、殺処分の延期を検討する保健所も出てきているようであります。また、動物愛護の気持ちから遺棄された犬、猫を個人的に多頭飼育している人もいるわけでございまして、そのほとんどの人たちが小犬や小猫がふえないよう避妊や去勢手術などに経済面でも大変苦労されていることを時々耳にいたします。また、預かりボランティアやボランティアグループによる施設での共同飼育により多くのペットの命が救われているケースもあるわけであります。人それぞれが個々に動物の命の大切さを思う気持ちはあっても、それだけでは多くのペットの命を救うことができないのが現状でございまして、市民と行政の共同認識による作業があってこそ動物の命が救われることになるかと思うところでございます。古い住宅をボランティアグループに開放するとか、ペットの避妊、去勢手術の費用を公費で半額助成するとか可能かと思いますが、動物愛護法と命の大切さについて、またその対処法についての行政の考え方について伺いたいと思います。よろしくお願いします。

答弁 市民生活課長 町田秀一(市民生活課長は2020年9月まで)

動物愛護法下におけるペットとの共存につきましてお答えを申し上げます。動物の愛護及び管理に関する法律、いわゆる動物愛護法は、ご存じのとおり人と動物の共生する社会の実現を図ることを目的としておりまして、動物の虐待や遺棄を防ぎ、動物の適正な取り扱いや動物の健康と安全を守ることを通じまして、命を大切にする心豊かで平和な社会を築くとともに、動物をただかわいがるだけではなく正しく飼養し、動物による人の生命、身体及び財産に対する侵害や騒音や悪臭など生活環境の保全上の支障を防止することを目指しております。当市におきましては、現在登録済みの犬は402頭を数え、猫も相当数おりまして、愛犬家、愛猫家が多くいらっしゃいまして、大半の方はマナーを守り適切に飼養されているのではないかと考えておりますが、滝川保健所におきましては昨年度犬が21頭、猫が67匹引き取られており、そのうち当市から引き取られた犬は2頭、猫は1匹おりまして、全て譲渡されたとご報告いただいたところでございます。今年度につきましては、まだ当市からの引き取りはないものの、先日も新しい飼い主募集を実施したところ、無事子猫でございますけれども、3匹譲渡できたというふうにお話も伺っているところでございます。このほか、滝川市に殺処分ゼロを目指し、犬猫保護ハウスをつくりたいとして、動物保護ボランティアの方が中心となって活動されておりますし、長沼町にございますNPO法人におきましても行政処分される犬、猫を引き取りまして飼い主の募集をしており、さらに野良猫に餌を与えるだけでは飼い主不明の猫が集まり子猫を産み、結果としてまた不幸な猫がふえてしまうことから、お話のございました避妊、去勢手術の費用の助成につきましても北海道内を対象として実施しておりまして、このような情報を関係機関等との連携を図りながら発信していきたいと考えておりまして、さらに動物愛護法の第4条では9月20日から26日までを動物愛護週間と定めてございますことから、この時期に合わせまして命あるものでございます動物の愛護と適正な飼養につきましてPRしていきたいというふうに考えているところでございます。以上、よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。

質問 5番 若山武信

ただいまの答弁理解いたしました。地域の問題では、やっぱり猫が多いわけでありますけれども、いわゆる猫だらけというふうにやゆされる地域もございますが、紛争の種の野良猫をふやさないこと、命のコントロールということも大切であります。その部分のところは保健所送りがなく、いわゆる救済の方向に今進められている話がございましたので、そういうことでは本当に理解のできる答弁だったなというふうに思っております。問題が発生したときは、これからは先の話になりますけれども、十分に相談に乗っていただきたいと思っております。なお、9月20日から動物愛護週間とのことでありますけれども、命ある動物の愛護とマナーを中心とした適正な飼い方についてのPRをよろしくお願いしたいと思います。やっぱり愛猫家もおりますけれども、愛犬家もおりますけれども、マナーが悪いということは非常に苦情の出るもとになりますので、この辺のところをしっかりとPRしていただきまして、そのことを要請いたしまして私の質問を終わります。以上をもちまして、私の一般質問の全てを終わります。それぞれに答弁ありがとうございました。

出典:赤平市議会 平成29年第2回定例会 2017年6月15日 議事録 PDF(36ページ) 間違いを知らせる