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赤平市議会 平成27年第4回定例会 2015年12月10日

くい打ち工事のデータ流用問題について

2015年12月10日、赤平市議会の一般質問で、若山武信議員が「くい打ち工事のデータ流用問題について」質問し、建設課長 熊谷敦が答弁しました。

質問者
若山武信 議員
答弁者
建設課長 熊谷敦

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は会議録の議事日程の表記です。

質問 5番 若山武信

大綱4、くい打ち工事のデータ流用問題について、①、該当公住の定期的な点検の必要性についてであります。旭化成建材が引き起こしたデータ流用問題は全国規模に広がり、北海道においても多くの地域で発見されており、当市においても福栄団地5号棟と新光団地2号棟増築部分の2件で電流計データの流用が確認され、11月9日の新聞で報道されました。それぞれの入居者には、11月13日に地域の集会所にて説明会を開催、赤平市や元請業者、旭化成建材役員による説明がなされました。私も福栄団地5号棟に立ち会いましたが、40名近く集まった中で大きな騒ぎにはなりませんでしたけれども、説明のまずさなどから、業者へのいら立たしさや市担当者への不信感があらわれておりました。廊下や建物内部にひびなども出始め、原因不明の戸の狂いも発生しているところもあるなど、これらの原因全てがデータ流用の不信感と結びついてしまうわけでございます。かつて近くの本町団地には断層帯による地盤変異により住民の立ち退き、解体除去されたアパートもありましたし、本町、住吉町には何センチもベランダの戸にすき間ができるアパートが何カ所もあるなど、この地域には地盤に起因する建物への不信感は多くの住民の根底にあるわけでございます。ですから、説明会には一定程度の理解は示しましても見えないものの話には納得がいかないわけであります。このたびの事件には、データの流用だけでなく、あってはならない悪質な違反行為も出てきているわけであります。住民の生活の安全、安心のために不安の払拭が大切であります。毎年ほどとは言わなくても、数年に1度の定期点検は必要かと思います。このたびの当市における事件について考え方があれば伺いたいと思います。

答弁 建設課長 熊谷敦(建設課長は2017年3月まで)

くい打ち工事のデータ流用問題についてお答えをさせていただきます。くい工事のデータ流用問題については、横浜市での発覚を発端に道営住宅によるデータの流用が判明したことなどから、本市においても独自に調査し、過去10年間に旭化成建材がくい工事を施工した市営住宅など5棟について保存資料を確認し、不自然なデータは見受けられないと判断をしておりましたが、その後国の方針に基づき改めてデータについて精査をしたところ福栄団地5号棟と新光団地2号棟についてくいデータに不自然な点が見受けられ、旭化成建材にデータの確認をしたところ先月8日にデータを流用した事実を認めたことから、国による公表の取り扱いに基づき公表をしたものであります。その後の経過としましては、不自然なデータ発覚時点に職員が目視で異常がないことは確認しておりましたが、改めて安全性を確認するため測量機器により建物の現状について調査を行い、建物全体で水平、垂直方向とも沈下、傾きはなく、正常に維持されていることを確認しております。また、市営住宅入居者の方々へは赤平市、元請業者、旭化成建材によるこれまでの経緯や調査状況に関する住民説明会を先月13日に両団地で開催し、新光団地では対象者15世帯のうち11世帯、12名の出席をいただき、また福栄団地では対象者40世帯のうち32世帯、40名の出席をいただいた中で、本市より説明会の趣旨、これまでの経過、元請業者と旭化成建材より不安を与えたことへの謝罪、データ流用の経緯、くい打ち工事の施工状況、建物の安全性等について説明をさせていただき、入居者の皆様には建物の安全性にはおおむねご理解をいただけたものと考えております。その後、国土交通省は旭化成建材からの報告などに基づき、くいの支持層到達を確認する方法の指針を設けましたが、両団地については指針に基づき確認した結果も、くいは支持層に到達しており、安全であることを国土交通省の確認も得ており、今月4日に公表されたところでもあります。そのようなことから、くいデータ流用に関する継続調査の必要性はないものと考えておりますが、構造上の特徴からなるクラック等については個々の状況を見ながら対応を検討してまいりたいと考えております。最後に、この件に関しましては多くの皆様に混乱、ご不安を与えてしまいましたことを反省し、今後はこのようなことがないよう最大限注意を払いながら事業の執行に努めてまいりますので、ご理解いただきますようお願い申し上げます。

質問 5番 若山武信

ただいまの答弁に理解するところでございます。実は、このたび民主クラブで開催の議会報告会が福栄地区でも行われました。これらのこともありまして、前段でのことがありまして、30名を超える方々が集まったわけでございますけれども、この中でやはり数名の5号棟の方がおりまして、この方々から理解するにしても不安材料があるので、定期的な点検を強く要請されたところでございます。しかし、その後つい最近になりまして、国土交通省より赤平市の福栄地区5号棟、新光団地2号棟についての安全性が確認されたとの発表がありまして、このことは新聞報道等により住民の方々も理解したことと思いますので、あとは原因不明のクラック、その他の諸課題について早急なる解決に向けよろしくお願いいたします。ただ、高層アパートは、高層と言えるのでしょうか。5階、7階、5棟あります。それで、今新しい2階建てがどんどんつくられておりますけれども、やはり全体的な建物の管理といいますか、定期的な点検は必要かと思いますので、よろしくお願いします。また、このたびのデータ流用問題について一言申し添えますと、新聞報道からわずか4日目に地域説明会が開催されたことは、住民の不安が大きくならないうちでの速やかな対応でありまして、私は評価されることだと思っております。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。この件については終わります。

出典:赤平市議会 平成27年第4回定例会 2015年12月10日 議事録 PDF(7ページ) 間違いを知らせる