みんなの議会

赤平市議会 平成26年第2回定例会 2014年6月12日

いじめ、自殺者撲滅に向けての活動

2014年6月12日、赤平市議会の一般質問で、竹村恵一議員が「いじめ、自殺者撲滅に向けての活動」について質問し、介護健康推進課長 斉藤幸英、学校教育課長 相原弘幸が答弁しました。

質問者
竹村恵一 議員
答弁者
介護健康推進課長 斉藤幸英、学校教育課長 相原弘幸

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は会議録の議事日程の表記です。

質問 4番 竹村恵一

おはようございます。議席番号4番、竹村恵一、通告に基づきまして、質問させていただきます。今回答弁にかかわらない理事者の方も含めまして、皆さんどうぞよろしくお願いいたします。それでは、大綱1、いじめ、自殺者撲滅に向けての活動、①、ゲートキーパー研修とその活動についてお伺いいたします。同様の内容を平成24年の第4回定例会で質問させていただきました。本年3月の新聞データでは、人口10万人当たりに置きかえた自殺死亡率も24年確定値ではありますが、赤平市は57.2人と空知の中で最多でございます。全国21.7人、全道23.1人と比べても多いことがわかります。そこで、改めてお聞きいたしたいのは、当市で23年から行われたゲートキーパー研修会はその後どうなっているのか、また今の現状をお聞かせください。

答弁 介護健康推進課長 斉藤幸英(介護健康推進課長は2017年12月まで)

ゲートキーパー研修についてお答えいたします。自殺予防ゲートキーパーは、家族や近所などで悩んでいる人を見つけ、話を聞き、専門的な機関につなぎ、地域で優しく見守る方で、子供から大人まで誰もが自殺予防ゲートキーパーになれます。当市では、平成23年度より赤平市自殺予防ゲートキーパー研修を開催し、自殺予防ゲートキーパーの重要性や相談、援助のロールプレー、地区組織活動の紹介と地域コミュニティの大切さについてグループワークを中心にその考えを深めてまいりました。平成23年度からの3年間で民生委員、町内会役員、老人クラブ役員を初め、企業の総務担当者や一般市民、市職員など延べ154名の方が受講し、67名の方が研修を修了しております。当市では、ゲートキーパー研修修了者100名を一つの目標とし、今年度も秋ごろに研修の実施を予定しております。また、子供の自殺予防の観点から学校教職員に対しましてもぜひ受講していただけるよう関係機関に周知をしてまいりたいと、そのように思っております。以上です。

質問 4番 竹村恵一

ただいま経過と現状などをお聞かせいただきました。前回の質問のときにもお答えしていただいたときに、市民の皆さんから認識してもらえる周知を行い、地域で存在を紹介していくというような答弁もございました。どのような活動で、どこまでの認知がされつつあるのでしょうか。そして、これも前回要望しましたけれども、独自の免許化、資格化などは検討されたのかどうか、市内にどのように免許保持者を今後も広めていこうとする対策を講じているのかお聞かせください。

答弁 介護健康推進課長 斉藤幸英(介護健康推進課長は2017年12月まで)

まず、自殺予防ゲートキーパーの活動でございますが、あくまでも家庭や近所で家族や近所の人を気遣い、気になる人には声をかけ、話を聞き、必要があれば保健師や病院、保健所などの相談組織につなぎ、見守ることにあると考えております。そのために組織化をしたり、その活動を強いることになると責任もふえ、今まで受講した方やこれから受講していただく方の重荷になりかねないと考えているところでもあります。しかし、せっかく気になる方に声をかけたいと思っても声をかけにくい状況であるとしましたら、それは活動の制限になってしまいますので、携帯できるような修了証の交付などとともに、地域には自殺予防ゲートキーパーが存在し、見守ってくれる人がいることを今後も広く周知してまいりたいと、そのように考えております。

質問 4番 竹村恵一

前回の質問の後の地域に周知している政策といいますか、何を今までしてきたのかというのも同時に聞かせていただけたらと思いますが。

答弁 介護健康推進課長 斉藤幸英(介護健康推進課長は2017年12月まで)

主なものにつきましては、広報あるいはホームページ等ということでございますが、そのほかに民生委員さん、あるいは町内会長さんの会合等におきまして周知をさせていただいております。ただ、十分にその周知が届いているかというと、なかなか認知をされていないという方も現実としてはございますので、引き続きまた新たな方法等も考えながら周知活動を徹底してまいりたいと、そのように考えております。

質問 4番 竹村恵一

理解いたしました。いずれにしましても、一般的には未遂者というのは自殺者の10倍はいると言われております。身近に気づいてくれる人がいることが未然防止につながるというふうに思いますし、当市の自殺者減少にも今後力が必要になっていくゲートキーパーだというふうに思います。さらに周囲とのネットワークを広げて活動しやすい環境整備をお願いして、この質問は終わらせていただきます。次に、いじめの実態と対策についてお聞きいたします。当市のいじめに対する実態はどうなのか、いじめと捉えられるものはあるのかないのか、そしてあるないにかかわらずいじめ対策のマニュアルというものは実際にあるのかどうかお聞かせください。

答弁 学校教育課長 相原弘幸(学校教育課長は2015年12月まで)

学校でのいじめの実態と対策でありますけれども、市内の学校では毎年全児童生徒を対象としましたいじめ把握のためのアンケートの調査行っております。ことしは、今現在調査中でありますが、昨年の調査の結果としてはいじめを受けたことがあるとの回答は少なからずありました。その内容としては、仲間外れや悪口などの場合が多く、嫌なことをされればいじめと考えられるとの定義から総じて中学生よりも小学生にその数が多くなっております。そこで、その対応についてですが、学校においてその調査に基づいた内容の調査を迅速に行いまして、その内容の実態を把握して解消に努めております。同時に、保護者に対してもその内容の報告を行い、家庭の協力もお願いしているところです。また、昨年度からその未然防止と早期発見、早期解決のための取り組みの一環としまして、各学校ではいじめ防止基本方針を策定してその対応に努力しております。いずれにしましても、家庭、学校双方が協力して取り組まなければなりませんし、アンケート等の数字として出てこないものも予想されますので、いじめは絶対許されないという共通認識のもと日ごろから児童生徒への観察はもちろんですが、日常的に明るく好ましい学校づくりに心がけることを基本として、子供たちが安心して過ごせる学校環境を目指して相談、指導体制を整えるとともに、いじめの適切な対応に努めてまいります。なお、犯罪を伴うような行為については報告されておりませんが、市教委では赤歌署と協定を結んだ子どもの健全育成サポートシステムにより警察とも連携を図ってまいりたいと思っております。なお、マニュアルについてですが、いじめが重大な事案である場合についてはいじめに限らず緊急対応としての定めありますので、そのような場合には関係各方面の協力を得ながら対応してまいりますので、ご理解いただきますようお願いします。

質問 4番 竹村恵一

ただいま答弁の中で今年度は調査中という答弁でございましたけれども、既にアンケートは終わって集計調査中なのか、それともこれからアンケートをとる調査に入るのかというところはどのような状態でしょうか。

答弁 学校教育課長 相原弘幸(学校教育課長は2015年12月まで)

今アンケート調査もう終わっていますが、集計中であります。

質問 4番 竹村恵一

ありがとうございます。いずれにしましても、マニュアルについてはいじめに特化したものはないけれども、対応するマニュアルというのはあるということでした。道のほうでは、いじめ防止条例というのが本年制定されましたし、滝川市でも先日条例が施行始まりました。対策委員会というのも設置されたようでございます。当市でもそういう条例整備の検討などの考えはあるのかどうか、またいじめによる自殺対策の一つとして先ほど①の質問でゲートキーパーですが、さいたま市でこの研修会に校長の判断により中学校の教員を全体の26%の人数を参加させたという記事もございます。先ほど介護健康推進課の答弁にもありましたように、関係機関などに周知をしていきたいというふうに言っておりましたけれども、担当課としてはどうお考えがあるかお聞かせください。

答弁 学校教育課長 相原弘幸(学校教育課長は2015年12月まで)

教職員のゲートキーパーの研修参加ということですが、教職員の研修については各種多様な研修会が設定されておりまして、市教委としては教員の指導力向上と教育課題の解決に有用との観点から、その参加について奨励しております。各団体による各種研修会にも参加があるところですが、ことしも市教委が主催した研修講座を昨年に続き企画しており、教員の能力向上に努めているところです。そこで、研修の参加でありますが、教員対象の研修については教科ごとのものを初めとして各種設定しておりまして、ゲートキーパーについては生徒指導や教育相談といった教育活動に資するスキルの一つとして捉えられるものと思いますので、教職員の職場に対するものも含めまして今後担当部署とも相談しながら参加について周知してまいりたいと考えておりますので、ご理解いただければと思います。

質問 4番 竹村恵一

ありがとうございます。先生方の能力向上に努める研修というのは、それぞれ専門職ですから、言わざるとも行っていくというのはこれ当たり前のことかなと思いますけれども、私が今言っていたゲートキーパーについては子供のいじめから発展する自殺者、それから先生方大人を含めた自殺者、そういうのに関して対応ができるようになるかどうかという部分のゲートキーパー研修会の参加、なおかつ当市が行っているものですから、それに当市の教員がかかわるというのは必要なものかなと思ったので、お聞きしました。先ほどちょっと触れましたけれども、いじめ防止条例の整備の検討などは必要かどうか、今後やるやらないという答えは要りませんけれども、必要と考えるかどうかというのをちょっとお聞かせ願えたらと思いますが、どうでしょうか。

答弁 学校教育課長 相原弘幸(学校教育課長は2015年12月まで)

条例をつくるつくらないというよりも、その法律の定めにのっとって、これは努力規定になっておりますけれども、やはりその基本姿勢とか防止策や対応について、それを効果的に推進するための基本的な方針というのはこれ必要、今後考えていかなければならないなという思いは持っております。以上です。

質問 4番 竹村恵一

ありがとうございます。いずれにしましても、校長会、教頭会などを通じて教職員への周知、呼びかけは幾らでもできることだというふうに思います。市教委としてどこまでゲートキーパーへの重要性を感じているかというのが行動に移っていくのかなというふうに思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。ここに関連しまして、平成25年の第2回定例会にて同僚議員より同じいじめに関する質問の中で命を大切にする教室について質問があったかと思います。そのときに当該年度途中には対応は難しいということで、次年度の予定の立案時期であれば何とか検討できることではないかというふうに答弁があったかと思いますが、その後その命を大切にする教室というのはどうなったのかお聞かせください。

答弁 学校教育課長 相原弘幸(学校教育課長は2015年12月まで)

ご指摘のとおり、この件については答弁1度しております。赤歌署から依頼されました講師を招いての命を大切にする教室の事業について、学校での年間の事業計画は年度初めには既に決められておりまして、年度途中での実施は困難であるので、依頼するのであれば学校の次年度の事業計画が策定される10月か11月の時期での早目の対応が必要であるとお答えしたところです。赤歌警察署様には、答弁のとおり学校の事情に応じてなされるよう申し入れを行っておりまして、現状そのように対応してもらっているところですので、ご理解いただきますようお願いします。

質問 4番 竹村恵一

ゲートキーパーに関しましてもこの命を大切にする教室にしましても行うところが違ったりとか、担当する課が違ったりとかということもありますけれども、子供を守ると、いじめをなくすというよりは子供を守るという観点からいえば非常に大切な部分だというふうに感じるところもありますので、できることならば協力体制を検討していただいて、当市からはそういう痛ましい事件などが起こらないよう未然に努力を希望してこの質問を終わらせていただきます。

出典:赤平市議会 平成26年第2回定例会 2014年6月12日 議事録 PDF(12ページ) 間違いを知らせる