みんなの議会

赤平市議会 平成26年第1回定例会 2014年3月13日

市長所信表明について

2014年3月13日、赤平市議会の市政執行方針演説に対する一般質問で、獅畑輝明議員が「市長所信表明について」質問し、市長 高尾弘明、教育長 多田豊が答弁しました。

質問者
獅畑輝明 議員
答弁者
市長 高尾弘明、教育長 多田豊

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 9番 獅畑輝明

通告により、平成26年度市政執行方針並びに教育行政執行方針の大綱2項目について新政クラブを代表して一般質問を行います。よろしくお願いいたします。まず、一般質問の前にでありますけれども、一昨日、2011年3月11日に発生した東日本大震災から丸3年がたちました。まだまだ行方不明の方も多くいらっしゃいますが、犠牲になられた数多くの霊に対して心よりご冥福をお祈り申し上げたいと思います。また、新政クラブでは昨年2月、岩手県陸前高田市を視察いたしまして、復興の遅さを目に焼きつけてまいりました。被災地の一日も早い復興を心より願う次第であります。それでは、大綱1の市長所信表明について5点についてお伺いいたします。まず、①の平成26年度予算についてであります。これまで堅実な予算執行により財政健全団体として一歩一歩着実にまちづくりに励んでこられた市長を初め理事者、職員の皆様の並々ならぬご努力にまずもって敬意と感謝を申し上げます。平成26年度の予算編成は、少子高齢化や歯どめ策に大変苦慮している人口減少などを背景に市税の減収、使用料などの減少などが予想され、また国からの依存財源率が高いため依然として厳しい財政運営を余儀なくされておりますが、これまで緊迫した財政状況の中で手がつけられなかった市民待望の大型公共施設や新築事業、公的住宅建設、道路改修などの継続事業が数多く盛り込まれており、市民の安全で安心の暮らしを守るため予算規模も大幅に大きくなり、そのことによる波及経済効果も大いに期待できるものとなりました。一般会計では83億9,429万円の前年比0.4%の伸び率であります。特別会計、企業会計を含めますと総額202億833万円となり、市立病院の病棟建替事業、消防庁舎の新築事業、公的住宅建設などにより前年比25.7%の増加となりました。まさに新しいまちづくりへの取り組みが始まろうとしていると言えます。歳入の面では、地方の自治体の税収は人口減などで頭打ち、むしろ減少傾向が強い上に高齢化による社会保障費の増加で自由に使えるお金も減少しているのが現状ではないかと思います。国の平成26年度の税制改正大綱では、消費税の増税で地方消費税収がふえる分、地方交付税が目減りをする仕組みになっております。赤平市では、市の当初予算では地方消費税は18.8%の伸び率を示し、地方交付税は特別交付税で病院事業の不採算地区の交付金などほかの要因とも重なり、総額で41億3,662万円を計上しております。目減りすることなく3.2%の増加が予想されております。歳出では、市民が待ち望んだ市立病院の病棟建てかえ、赤平消防署消防総合庁舎の建設など大型公共事業も予定されております。また、市制施行60周年、第5次赤平市総合計画の後期実施計画のスタートの年、そして高尾市政3期目の最終年度であることを踏まえ、まちづくりの節目の年として市長の強い決意のほどがかいま見られ、財政難でできなかった市民の命や財産を守る安全、安心な暮らしを支えるこのような施策事業が多く提案されているような気がいたしております。そこで、質問させていただきますが、平成26年度の予算編成について特徴などをお伺いいたしたいと思います。よろしくお願いします。

答弁 市長 高尾弘明(市長は2015年3月まで)

それでは、お答えを申し上げます。財政健全化法に基づきます健全化判断比率につきましては、全て健全化基準をクリアをしておりますが、しかし今後を見通しますとご指摘のように人口減少等によりまして市税あるいは地方交付税等の減収によりまして厳しい財政運営が続くと予想されます。したがいまして、一定程度財政が回復したとはいいながら、やはり身の丈に合った財政運営を念頭に置きながら、当面最大の課題でございます移住、定住に向けました人口減少対策に積極的に取り組み、人口減少率を少しでも緩和できないかということで、こうしたことが急がれるということで考えているところでございます。これまで行ってまいりました3つの重点プロジェクト、産業振興、少子化対策、住環境整備のこのプロジェクトを中心とした施策を継続しながら、新たなやはりまた施策も展開をしてまいらなければならないということかと思います。26年度予算におきましては、こうした視点に立ちまして、市民の安全、安心社会の実現に向けまして、ご質問の中にもございました市民待望の市立病院の病棟建替事業、あるいは消防庁舎の建設事業に着手いたしますほか、特に若年層の方々の移住、定住策として民間賃貸住宅を借りた場合等の助成制度、民間賃貸住宅の各種助成制度を新たにつくってまいりたいというふうに考えているところでございます。また、子ども・子育て会議の意見を参考といたしまして、26年度少子化対策の具体化をさらにしていかなければならないと思いますし、さらに産業振興の面におきましては新たな施策として特産品推進協議会、あるいは商店街振興対策協議会、こうした新たな組織もつくりながら、市民の皆さんとともに産業振興を少しでも前に進めたい、こういう思いでございます。さらに、平成26年度は、赤平市市制施行60周年、そして第5次赤平市総合計画の後期計画の後半のスタートということになります。そして、私にとりましても3期目の最終年度ということで、まさに一つの節目の年を迎えておりますが、新年度におきましてはやはりまちづくりに弾みをつける1年としたいと、そんな思いを持ちながら予算を編成させていただいたところでございます。中でも人口減少対策は、これをやれば絶対という決定打はなかなかございませんが、しかしさまざまな分野へわたって努力し続けることが大事でありまして、行政は行政としての役割による施策を講じる、そして行政だけではなし得ない分野につきましては市民の皆さんや団体、あるいは企業の皆様自身に実施をしていただく、あるいは一緒になってつくり出す、こうした一体的な取り組みがまちづくりの成果につながってまいるというふうに考えております。この1年間こうした姿勢を持って臨んでまいりたいということでございますし、予算もそういう面で編成をさせていただいたということでございます。以上です。

質問 9番 獅畑輝明

ありがとうございました。もう一点お伺いしたいと思います。平成19年に公布されました財政健全化法により財政悪化の現実が明らかになったとき、病院会計には大変厳しい目が市民から注がれました。病院の経営健全化の取り組みは、患者の命ばかりでなく赤平市の命もかけた厳しいものでありました。それを乗り越えた高尾市政でありますが、平成26年度に提案されました病棟新築事業は、過去の経験から慎重で安定した企業としての病院経営が必要とされております。これら平成26年度の大型公共投資は、今後財政指標の一つである実質公債費比率にどのような影響を及ぼしてくるのか。ちなみに、平成24年度決算では実質公債費比率は17.4%とぎりぎり18%を下回っておりますが、18%以上になりますと地方債発行に知事の許可が必要となるなどの影響が出てまいります。この公債費比率についてお伺いをしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

答弁 市長 高尾弘明(市長は2015年3月まで)

24年度決算におきます実質公債費比率、今お話のございましたように17.4%というのが24年度決算の数字でございますが、一般会計における最近5年間の地方債発行のうち6割以上が元利償還金の7割が地方交付税で措置をされます過疎対策事業債、いわゆる7割が交付税で補填をされる過疎債を6割以上はやっているということでございます。平成18年度のあかびらスクラムプラン以降公債費によります財政負担を抑制するために、できるだけ地方交付税措置のない地方債の発行は最小限にとどめるということで過去も努めてきたところでございます。そこで、今後の実質公債費比率の見通しでありますが、地方交付税が減少いたしますと実質公債費比率の算定の分母、交付税が減ると分母、標準財政規模にも影響してまいりますので、したがいまして比率が高くなるという不確定要素、必ずしも絶対ということではありませんが、多少流動的な面もございますが、特に現在病院の特例債償還中でございまして、これが平成27年度で公立病院特例債が償還が終了いたします。年間約2億円の元金償還ということでございまして、これだけで約4%を占めます、2億で。したがいまして、27年度でこの償還が終了し、4%ということでございますので、現状の見通しでは平成28年度以降の実質公債費比率につきましては15%程度で推移すると、こういうふうなことを見込みながら財政推計をし、事業をいろいろ今のところ組み立てているということでございますので、ご理解いただきたいと思います。

質問 9番 獅畑輝明

ありがとうございます。最後になりますけれども、今後の課題として取り上げられておりますのは、先ほどから何回も出てまいりました人口減少、そして施設の老朽化対策であります。統合による学校の改修事業、また交流センターみらいなどを初めとする公共施設の改修、耐震化工事、あるいは道路、下水道、橋などの維持、更新が次々と出てきます。人口減少と財政規模の縮小に備えることが重要であるとしておりますが、しっかりとした歯どめ策を早い時期に講じておく必要があると申し上げ、この点については終わりたいと思います。ありがとうございます。次に、②の第5次赤平市総合計画後期実施計画についてお伺いをいたします。産業振興策についてであります。新しい取り組みとして商店街振興対策協議会並びに赤平市特産品推進協議会を設立し、支援をしていこうということでありますので、それぞれについてお伺いをいたします。このたびの商店街振興対策協議会、商店街振興に目を向けていただいた久々の組織でございます。過去二十数年にわたり、市街地商店街の活性化の取り組みは鳴りを潜めておりました。顧みますと、平成2年、生き生き商店街活性化対策事業、平成3年度には地域中小商業活性化事業、平成4年度には中小商業振興対策事業、平成7年には中心商業地域近代化マスタープランなどのように行政、そして会議所、商店街のメンバーが集まり、数々の事業計画が提案されてきました。しかし、全てが形にはなりませんでした。町なか居住を目指して国道38号線沿いの物流軸、あるいは商店街、やすらい通のにぎわい軸、空知川近辺の自然軸などのゾーンを設定し、市街地の活性化についての提案をしたこともありました。その時々の事情もあったかと思いますが、当時の行政側の答弁は、いつも行政と商工会議所が両輪の関係で課題について検討していくというものばかりであり、それ以上進みませんでした。その後、有効策のないまま、まちの顔である商店街は疲弊し、各商店の経営体力も著しく低下し、にぎわいのないまちとなり、廃業が相次ぎ、空き店舗、空き地がふえることとなりました。ちなみに、商店街は人口減少、あるいは後継者不足、市外への消費流出などによる地域需要の減少などにより商業の衰退、そして中心市街地の衰退を招き、そのことにより市民生活の利便性が低下してしまいました。つまりまちの魅力がなくなってしまったということであります。そして、その先には何が起こるかといいますと、人口の流出が始まるという悪循環に陥ります。加えて4月から消費税8%の導入ということで、消費の落ち込みに伴い、この悪循環もさらに加速されるものであると考えております。このたびの商店街振興対策協議会の発足は、再度踏み出す第一歩と捉えております。空き店舗や空き地の可能性について調査分析をしていくこと、商店街の魅力のPR方法を検討するということでありますが、この協議会についてもう少し具体的に何かあればお伺いをしたいと思います。

答弁 市長 高尾弘明(市長は2015年3月まで)

商店街振興対策協議会の発足でございますが、目的につきましては親しみあふれる商店街づくりを目指しまして、商店街の魅力を発信する事業、あるいは商店街活性化のための企画を提案してまいりたいということでございます。また、空き店舗や空き地活用の可能性の調査分析を行いまして、活用方法につきましても検討してまいりたいと思います。具体的には商店街の情報発信といたしまして、フリーペーパーの作成、活用できる空き店舗、空き地の調査と活用方法の検討などを予定しておりますが、この事業につきましては新年度から採用いたします地域おこし協力隊、この隊員と一緒になって会議所、そして各商店街の皆さんと協力をして、知恵を絞りながら、一歩ずつ積み重ねていきたいというふうに思っておりますので、ご支援を賜りたいと思います。

質問 9番 獅畑輝明

ありがとうございます。もう一点、赤平市特産品推進協議会についてお伺いいたします。市政執行方針の中ではこの協議会の目的、それぞれ地場産品の生産性の向上等々書かれております。道内外に幅広くPRをし、我がまちの農産品や食品などのイメージアップや販路を拡大していくという目的でありますけれども、これについてももしわかれば具体的な取り組みとしてお考えをお伺いしたいと思います。

答弁 市長 高尾弘明(市長は2015年3月まで)

特産品推進協議会についてでございますが、具体的にということでございますので、目的等については省かせていただきまして、具体的には特産品のポスター、どんなポスターになるかまだわかりませんが、一応予算としてはポスターをつくると。それから、のぼり、さらに出向く際のはっぴ、こうしたものをつくってまいりたいと。また、流通ルートの発掘ということでありますが、当市はアンテナショップ持っておりませんが、いろんなショップがありますので、そうしたアンテナショップ、あるいはスーパーとの交渉、さらに大都市等で行われております物産展等への出店、こんなことを事業としては予定をしているところでございます。これもメンバーの方々と具体的に相談をしていかなければならないと思いますが、こうしたことを柱としながら具体化をしていきたいということでございます。構成団体といたしましては、JAたきかわを含めた各農業団体、さらに商工会議所、そして各商店、個々の商店に参加をいただくということで、商業関係者も交えながら、この特産品づくりに取り組んでまいりたいということでございます。

質問 9番 獅畑輝明

ありがとうございます。この2つの協議会は、基本的には当面調査、分析などということが主な取り組みだろうと思いますが、この組織をどのように発展させていくか、それぞれの協議会に課せられた課題であると思いますし、今後補助金などの支援のあり方についても注視をしていこうと思っていますし、大変期待しているところでありますので、よろしくお願いをいたします。それと、もう一点、特産品推進協議会に絡んでふるさと納税についてちょっとお伺いをしたいと思いますが、こういった協議会の目的一つ一つ、これを協議し、実施していくとかなりの時間がかかるというようなことだと思うのですが、私は思うのですけれども、一つのきっかけづくりといいますか、今のふるさと納税、赤平市の場合はガンバレ応援寄附金として平成20年にスタートし、財政破綻の時期にその危機感を感じた市内外の多くの人たちの貴重な気持ちのあらわれとして多額の寄附をしていただきました。これについては大変感謝を申し上げたいと思うわけでありますけれども、このふるさと納税については、新聞、テレビなどのメディアで全国各地の事例が紹介されております。少し過熱ぎみであるというようなことで賛否もありますけれども、国内には浸透しつつあるものであります。一つの方法として、ふるさと納税制度を今後は寄附者に感謝の心、気持ちだけでなくて何か物で感謝をあらわす方法がないだろうか。つまり特産品を提供する、これが全国各地で取り組んでいることでありますけれども、これはちょっと目的から外れるのかもしれませんけれども、この制度を一つの赤平の話題づくりとして捉えるとすると、赤平市の特産品のPR、あるいは特産品を地元購入により商取引を活性化していく、あるいは特産品を扱う商店、企業の情報を全国に発信する手段として、加えて赤平市の地域情報も発していくと、このようなことを考えながら、うまく利用してはどうかということであります。この取り組みは、このたび設置される特産品推進協議会の設立趣旨と合致する点もあろうかと思います。その点のお考えをお伺いしたいと思っています。

答弁 市長 高尾弘明(市長は2015年3月まで)

ふるさと納税のいただいた際の特産品のPRということでございますが、最近テレビでも随分実績上げているという自治体もございまして、今ご指摘のようにちょっと過熱ぎみということで、当初のふるさと納税制度の意義からどうなのだろうかという議論がやはり両方あるようでありまして、国のほうからは通知もあるようでございまして、特産品等の送付については適切に良識を持って対応するようにという通知もあるようでございますが、私ども決して否定するものではありませんし、この制度スタートした当初からやはりお礼の意味を兼ねて送っているところもございますが、当市は特にそうしたことをしないで、文書等で感謝の意を表し、また使い道につきましては当然寄附いただいた方に報告義務がございますので、こういうふうに使わせていただきましたという情報もお伝えをさせていただいております。おかげさまで赤平は、道内でも額としては割と多いのではないかというふうな気がいたしますが、それはやはりいっときの財政破綻するのではないかという危機感からご寄附をいただいていると思いますし、全て私のほうに決裁が上がってまいりますが、メンバーは、私どももPRをしておりますが、多いのはやはり東京近辺にいらっしゃいます東京赤平会の皆様、またかつて赤平にいらっしゃった東京周辺、あるいは札幌近郊の方々、あるいは赤平市民の方々、出身者の方々ということで、何かしら赤平に縁のある方々がほとんどでございまして、そうした方々が何でもいいから使ってほしい、子供のために使ってほしい、一番多いのは医療、病院のために使ってほしい、中には建築のために使ってほしいといって申し出られた方もいらっしゃいまして、まさに赤平を思う方々から寄せられた大変貴重な貴重な寄附金でございます。ありがたく頂戴をし、活用させていただいておりますが、したがって私どもも無駄にはしないで大切に使わせていただいております。したがいまして、そうした気持ちを大事にしながら、特別今のところお返しということは考えていないわけでございまして、私どもは当初からの純粋な赤平に対する応援、何とか頑張ってほしいという願いを生かすようにしっかりとこの寄附金を生かすことがやはりお礼になるのではないかと思います。ただ、前段の特産PRとの関係でどうだという一つのご提言でございますので、これについては今後検討の余地はあるかと思いますが、マスコミ等で報道されているように寄附が目的なのか、悪いけれども、物が目的なのかちょっとわかりづらくなるような過熱ぎみなことは私はやはり趣旨からいって差し控えるべきではないかというふうに思いますが、ただPRという面では多少検討の余地はあるのではないかというふうに思いますが、今後の検討課題とさせていただきたいと思います。

質問 9番 獅畑輝明

ありがとうございます。私も東京赤平会に出席をしたり、ふるさと納税をしていただいている人たちの気持ちというのは十分承知をしております。赤平を愛する気持ちというのがお話をするとひしひしと感じてくるものがあります。それはそれとして、また違う面で検討をしていただきたいなと思っておりますので、よろしくお願いいたします。それでは、イの少子化対策についてであります。市政執行方針にありますように、この少子化対策、次世代育成支援対策地域行動計画、10カ年計画に基づきまして平成17年度から21年度までの前期計画、22年度から26年度までの後期計画として来年26年度で全計画が終了いたします。平成24年8月に公布されました子ども・子育て関連3法案により、新たな支援制度が平成27年4月より本格施行されます。赤平市におきましても平成25年度には子ども・子育て支援のアンケート調査や昨年11月から3回にわたり子ども・子育て会議が開催されました。会議での意見が集約され、26年度、来年度には新たな赤平市子ども・子育て支援事業計画が作成される予定となっております。この急激に変わる時代の流れにより、子供を取り巻く環境も大きく変化をし、それに伴いあらゆる面で子育て世代の負担が重くなってきております。現在赤平市においては、地域子育て支援拠点事業、一時預かり、延長保育事業、学童保育などが実施され、支援を行っておられます。また、平成24年度からは中学生以下の医療費の無料、それから社会教育、体育施設利用料の無料化など、また予防接種への助成などを実施いたしております。本行動計画の最終年度に当たり、検証と今後の方向性についてお考えあればお伺いをしたいと思います。

答弁 市長 高尾弘明(市長は2015年3月まで)

ご承知のように、国の新たな子育て支援制度につきましては、27年度から本格施行の予定でありますが、この新法に基づき策定いたします事業計画につきましては、現行の計画であります次世代育成支援行動計画を検証し、そして包含をしていくということになってまいります。これまでの当市の少子化対策、支援につきましては、それぞれ今述べていただきましたので、あえて申し上げませんが、やはり厳しい経済環境にもございますし、少子化の中でございますので、少しでも負担軽減をしながら、少しでも子供たちがふえてほしい、そして今より子供たちが健やかに成長してほしいと、こんな願いを込めながら、これまでさまざまな対策を講じてきているところでございますが、今後におきましてはご案内のような今作業を進めております子育て支援法に基づき策定いたします子ども・子育て事業計画、この中で昨年実施をいたしましたニーズ調査、あるいは今進めております子ども会議の意見を十分伺いながら、こうしたものを反映できるように今作業を進めているところでございまして、具体的にどうなるかというよりもまだ過程でございまして、また新年度になると一部会議のメンバーもがらっと入れかわるのではないかということもございまして、もう少しまた議論に時間はかかるかと思いますが、26年度中には取りまとめし、新たな計画を取りまとめしていきたいと。いずれにしても、保護者の皆さん方のニーズの把握ということも大事でありますし、どういう課題があるのか十分把握しながら、この計画の中に反映できるように努力をしていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

質問 9番 獅畑輝明

ありがとうございました。それでは、次に移りたいと思います。ウの住環境整備についてであります。赤平市の住宅整備につきましては、以前からも多くの議員から質問もあり、要望は多岐にわたっているように思います。既に若い世帯への取り組みにつきましては、単身者用住宅としての東大町の団地、あるいは市営住宅活用の若年層世帯向け住宅、それから企業向け貸付住宅、あるいは看護師さんの条件つき貸し付けなどがございます。また、入居収入基準の見直しなどを実施して対応をされております。加えて平成26年度からは民間賃貸住宅に関する3つの助成制度がスタートいたします。新たな支援策を講じて、若い世帯の定住、そして市外からの移住を促す制度として期待をいたしております。1つ目には、民間賃貸住宅の建設を促進するための助成、2つ目には民間賃貸住宅のリフォームに関する助成、3つ目は家賃を助成するものであります。それぞれ助成の要件がありますけれども、市民に大いに活用していただき、人口減少の歯どめの一助として機能していく政策であってほしいと思います。人口は、移住によるものと、また定住人口から子供が生まれなければ人口はふえません。そのために若い人の定住にポイントを置くことは必要であろうかと思います。人口減少対策として、まずは地場産業を振興する、働く場所を確保する、また結婚、就職、定住などの各種助成制度を整備することなどが大切であろうと思います。現状赤平市では民間賃貸住宅が少ないということで、近隣市町から通勤されている方の割合が比較的多いと言われております。この3つの助成支援制度は、市民にしっかり周知され、住宅政策としてうまく機能していくことを望んでおりますが、お考えをお伺いしたいと思います。また、以前からも各議員からお願いをしてありました中古住宅の物件情報だとか空き家情報などについて、行政ができる範囲内で情報提供をしていただくことについてもあわせてお願いをしたいと思います。以上です。

答弁 市長 高尾弘明(市長は2015年3月まで)

住環境整備についてでございますが、これまで公的住宅の計画的な建替事業を中心に進めてまいりましたが、本市の特徴であります産炭地特有の公的住宅の占める割合が多く、その半面民間賃貸住宅が少ないことが若年層世帯等の住宅の確保が困難な要因でもございました。そのようなことから、第5次赤平市総合計画において3つの重点プロジェクトを掲げておりますが、その一つに住環境も位置づけているところでございます。民間賃貸住宅は、空き家のリスク等から建設が進まない状況にございましたが、民間賃貸住宅の促進や居住性向上により移住、定住人口の確保、地域経済の活性化を図ることを目的として、このたび各種助成制度を実施してまいりたいということでございますが、一つには施工業者はあくまでも市内建設業者に限定をすることになりますが、戸建て2戸以上、または1棟4戸以上の民間賃貸住宅を対象とした1戸当たり80万円を助成をいたします民間賃貸住宅建設費助成事業、さらに民間賃貸住宅でリフォームをする事業に対しましては改修費用の3分の1でありますが、10万を限度として助成をするリフォーム助成事業、さらに赤平に居住していただくことを目的に新婚世帯、それから市外から移り住んでいただく若年層世帯に対して家賃の一部として3万円を上限として、現金ではなくてまごころ商品券、商品券を交付をいたします民間賃貸住宅家賃助成事業を新たな施策として創設をしたいというふうに考えておりまして、当面加速期間ということで26年度から3カ年の事業として実施をしてまいりたいと考えているところでございます。また、市有地を活用し、民間賃貸住宅の建設に対して用地を購入しやすいような支援を行います民間賃貸住宅建設用地購入促進事業、こうしたことも後期実施計画の中で実施を今後予定をしているところでございます。後段情報提供ということでご意見のございました空き家となっている中古物件の活用、情報提供ということでございますが、結構中古住宅に入られる方も見受けられるようでございまして、賃貸物件等として利用することで若年層世帯等の住宅の確保が図られるということにもなりますので、情報収集、提供についても十分ひとつ新年度取り組んでまいりたいというふうに考えているところでございますので、よろしくお願いいたします。

質問 9番 獅畑輝明

ありがとうございます。これらの3つの助成制度は、あしたから予算委員会が始まります。その中でまたいろいろと質問もあろうかと思いますので、この住環境整備については終わらせていただきます。次に、③の市制60周年記念事業について。あらかじめ申し上げておきますけれども、この③、④、⑤については一般行政、市長の答弁とあと教育行政のほうの教育長の答弁ということで2つにそれぞれありますので、それぞれお答えいただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。まず、③の市制60周年記念事業についてであります。昭和29年ですか、市制がしかれてことしで60年になります。私たちは、赤平市の長い歴史の中でまちの盛衰のいっときを経験しながら、現在未来を担う子供たちが明るく健やかに成長していく姿を心に描き、かつ全ての市民が健康で安心、安全に暮らせるよう日々努力をし、先輩が築かれたこの郷土をさらに磨きをかけて、子孫に伝えていかなければならないと考えております。60年の節目の年に当たり、一般行政、それから教育行政において記念事業や継続事業に冠をつけての実施をするものなど、1年間で予定されている各事業についてそれぞれどのような計画を持っているのかお伺いをしたいと思います。

答弁 市長 高尾弘明(市長は2015年3月まで)

教育部門とダブることもあるかと思いますが、お答えをさせていただきます。本年市制施行60周年を迎えますが、60周年という大きな節目を市民の皆さんとともに祝うとともに、やはり赤平の未来に向けた新たな出発点といたしまして、記念式典あるいは記念事業を計画しているところでございます。記念事業につきましては、既存のイベントではございますが、こうした事業を少し拡大をしたいということで予定をしているものでございますが、当面目の前にはらんフェスタがございますが、らんフェスタAKABIRAでは既にポスターにもチラシにも記載しておりますが、宮川花子さんをお迎えしての特別講演というのも記念事業として入れております。さらに、火まつりではいろいろ要望の多い花火5,000発をやりたいということで計画をしているところでございます。また、TANtanまつり、これも従前から実施をいただいておりますが、これをもう少し内容を充実いただくということで、9月にTANtanまつりを実施をすると。10月には例年の産業フェスティバル、これも少し内容をプラスしたいということで、まだ内容は固まっておりませんが、産業フェスティバルと、こんなことを予定しているところでございます。また、子供たちを対象にしたさまざまな教室も予定をしておりまして、4月にはフットサル、6月には少年野球教室と、そして9月にバレーボール教室ということをプロの指導者をお招きをして子供に指導をいただくということを予定しておりますし、また9月だったと思いますが、札幌交響楽団によるコンサート、これも予定をいたしているところでございます。そのほかまだ時期は未定でございますが、まちづくり講演会もやりたいと思いますし、これも時期未定ではございますが、大きい会場もございませんので、ささやかになると思いますが、記念式典も実施をしてまいりたいと思います。なお、記念式典につきましては、いよいよ赤平高校も最後の年度になりますが、赤平高校の生徒をスタッフに迎えまして、生徒と一緒につくり上げていきたいというふうに考えているところでもございます。よろしくお願いいたします。

答弁 教育長 多田豊(教育長は2019年9月まで)

それでは、市制60周年記念事業についてお答え申し上げます。本年は、本市が市として誕生して60年の節目を迎えることから、教育委員会としては社会教育の青少年事業が中心になりますけれども、今ほど市長に申していただいたことに私は補足するということで重ねて申し上げたいというふうに思います。次のような事業を考えてございます。4月の27日になりますけれども、プロのフットサルチームでありますエスポラーダ北海道の選手を招いて、フットサル教室イン赤平ということで総合体育館で開催いたします。小学校4年生から6年生までを対象とした事業であります。それから、6月の21日には日本ハムファイターズOBを招いて市内の小中学生を対象に子供野球教室を虹ケ丘球場で開催する事業がございます。9月には公益財団法人札幌交響楽団を招いて、札幌交響楽団赤平講演コンサートを総合体育館で開催するという事業がございます。9月になりますけれども、日にちはまだ未定でありますが、男子バレーボールプレミアリーグのJTサンダーズの選手を招いて、中学生の女子を対象とした子供バレーボール教室を総合体育館で開催する予定であります。なお、これらの市制60周年記念事業につきましては、全て参加無料というふうになってございます。詳細等につきましては、決まり次第広報あかびらや赤平市のホームページ等で周知を図ってまいりますので、よろしくお願いいたしたいと思います。以上です。

質問 9番 獅畑輝明

ありがとうございました。今教育長からお話ありましたように、スケジュールというか、日程については、それぞれ行政のほうとあわせて市民に周知をしていただきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。それでは、次の④、包括連携協定についてお伺いをいたします。今月の広報に2月6日、北翔大学と包括連携協定を締結をしたという記事が載っておりました。協働のまちづくりを進める赤平市と地域に開かれた大学を目指す北翔大学とが地域の活性化、あるいは健康づくり、生きがい対策などについてともに協力しながら、それぞれの目的を達成していこうということで協定を結ばれました。赤平市と北翔大学とは従前より地域まるごと元気アッププログラムというようなことで、高齢者の健康づくりについてご協力をいただいていることは承知をしております。この連携は、全国的にも取り組みも目新しいということで、全国各地の市議会より行政視察に来られるほどの注目されている事業であると認識をしております。こういった連携によって地域も、また大学もともに伸びていくということで期待をしております。また、早速今月26日には、これも広報に載っておりましたが、健康食について北翔大学の小田嶋政子教授による健康講座が開催されるというようなことでございます。ほかは災害関連では既に協定を締結しているところもあると伺っておりますけれども、今後一般行政あるいは教育行政において、行政、民間、大学などとの連携事業について取り組んでいこうとすることについてそれぞれお伺いをしたいと思います。

答弁 市長 高尾弘明(市長は2015年3月まで)

お話いただきましたように、去る2月6日に相互の資源を活用した包括的な連携のもとに当市の地域社会の持続的発展と大学の地域貢献の実現を目的といたしまして、赤平市と北翔大学との間で包括連携協定を締結をしたところでございます。また、これもお話いただきましたように災害関係につきましては、食料等の供給、あるいは救護隊活動など企業や関係団体と13件の協定、あるいは申し合わせ等を締結をしておりまして、福祉分野におきましてもこれも先ほどございましたような産学官連携の共同プロジェクト事業を実施しているところでございます。特に私どもがこうした協定を結ぶという目的でもございますが、ご承知のように炭鉱閉山、あるいは景気低迷などによりまして人口減少、少子高齢化が進みまして、いろんな面で人材が不足してきている、流出してきているということはそれぞれがやはり実感されているかと思いますが、また企業等も少し減少してきているのが実態でありまして、また私ども行政自体も組織が縮小といいますか、職員数も減少しておりまして、今日のこの複雑多様化する社会情勢の中で全てを地元だけで完結するのが難しくなってきているということから、さまざまなこうしたことが必要ではないかということでございます。そうした意味で、教育、福祉、防災、まちづくり等にわたりまして地元同士の連携強化は当然のことながら、市外の大学、企業、団体、そして専門性や特異性などを持った相手方とさらなる連携、あるいは協定等の結びつきを深めることがまちの発展に大変大事なことではないかというふうに思いますので、今後も多方面にわたってこうした方策は検討しなければならないというふうに考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。

答弁 教育長 多田豊(教育長は2019年9月まで)

包括連携協定についてお答えをいたします。本市と北翔大学との間において、相互の資源を活用した包括的な連携に関する協定を本年2月に締結いたしましたが、今後の連携協力の具体的な事項につきましては、個別に協議を進めているところであります。現段階におきまして具体的な事業の例を挙げて少し説明をさせていただきたいと思います。次のような社会教育事業を計画しております。1つ目は、5月になりますけれども、子供体力測定会と走り方教室を市内の小学生を対象に総合体育館及び中央中のグラウンドで開催いたします。最近子供の体力低下が取り沙汰されておりますので、その実態を把握し、検証することを目的に8種類の体力測定を実施する予定です。また、運動会も控えているこの時期でありますので、少しでも速く走れるようにと走り方教室も開催いたします。2つ目は、10月13日になりますけれども、市民スマイルウオーキングを、まだ場所は未定でありますが、これを開催する。この事業につきましては、市民健康づくりウオーキング実行委員会で例年実施している市民健康づくりウオーキングと既に北翔大学との連携で行っているスマイルウオークを一緒にすることで、参加者もふえ、学生がかかわることで活気も生まれ、事業を学生が考案し、運営することも可能でありますので、北翔大学との連携事業として実施するものであります。このほか民間との実施の可能性も考えられるわけですけれども、今般の今申し上げました市制60周年記念事業で開催するこれらのフットサル教室イン赤平や子供野球教室、子供バレーボール教室などは、いずれも実業団あるいは社会人チームの協力のもとに実現したものでありまして、このほかについて今のところ特段の計画はございません。

質問 9番 獅畑輝明

ありがとうございました。近年大学と地域の連携というのは、以前に増して大変重要視されているようになっております。連携を継続していくことによって双方にとってより大きな成果につながるものと考えます。連携を長く継続させることでさらなる効果を生んでいくものと期待しておりますので、大事に関係を維持していただきたいと思っております。次に移りたいと思います。⑤のパソコン基本ソフトの更新についててあります。パソコンの基本ソフトであるアメリカ、マイクロソフト社のウィンドウズXP、2001年11月に販売され、国内では現在もなお1,300万台以上のパソコンでこのソフトが使用されております。赤平市でもかなり多くのパソコンに導入されていると思います。皆さんご承知のように、この基本ソフト、ウィンドウズXPのコンピューターウイルス対策のサポートがことしの4月9日で終了をいたします。懸念されるのは、このまま使い続ければウイルス感染の危険性が非常に高まるということであります。インターネットに接続しない状態なら使用してもある程度問題はないといいますけれども、ネットを利用して仕事をこなすには新しい基本ソフトへの更新をする必要があります。2007年1月にはウィンドウズ7、2012年12月にはウィンドウズ8が登場しております。どちらもウイルス対策の機能が向上しておりますが、そこで平成26年度、この基本ソフトの更新予定についてそれぞれお伺いしたいと思います。

答弁 市長 高尾弘明(市長は2015年3月まで)

本年4月9日にウィンドウズXPのサポートが終了いたしますが、ウイルス対策ソフトにつきましてはアップデートの配信とサポートの継続がされるようであります。しかし、ウイルス対策ソフトではパソコンの基本ソフトにある脆弱性までは修復できず、今後はセキュリティー更新プログラムが配信されないことから、セキュリティー上危険な状態が続き、その対応といたしまして基本ソフトの入れかえですとパソコンの性能が低いことから正常に作動しないことが考えられ、さらにほとんどのシステムがウィンドウズ8に未対応とのことでございますので、サポートのあります基本ソフト、ウィンドウズ7を登載いたしましたパソコンに更新したいと考えております。現在パソコンの保有台数は、故障時の予備端末10台を含めまして全部で284台有しておりますが、既にウィンドウズ7等に更新したものを除きましたいまだウィンドウズXPでありますのは約半分141台で、そのうち55台につきましてはシステムの更新等に伴い入れかえることになっておりまして、残りの86台につきましても購入すべく平成26年度予算に計上させていただいているところでございますので、よろしくお願いいたします。

答弁 教育長 多田豊(教育長は2019年9月まで)

市教委関係のパソコン基本ソフトの更新問題でありますけれども、いわゆるウィンドウズXPサポートについては市内の学校では教職員の校務用のパソコンと、それから児童生徒の授業用のパソコンとが配置されておりますけれども、全てウィンドウズ7の対応となっておりますので、ご懸念いただいておりますことの問題はないというふうに考えております。以上です。

質問 9番 獅畑輝明

ありがとうございます。先ほどインターネットに接続しない状態なら使用してもある程度問題がないと申し上げましたけれども、このウイルス感染、ネットからでなくUSBメモリーなどの記憶媒体を介してでも感染する可能性がございます。さらに他人にこの記憶媒体を渡すことでウイルスを拡散する原因にもなります。外部、内部からのウイルスに対する脅威には日ごろから注意が必要でありますので、よろしくお願いをしたいと思います。以上で終わります。

出典:赤平市議会 平成26年第1回定例会 2014年3月13日 議事録 PDF(4ページ) 間違いを知らせる