赤平市議会 平成24年第4回定例会 2012年12月13日
市内自殺者の対応について
2012年12月13日、赤平市議会の一般質問で、竹村恵一議員が「市内自殺者の対応について」質問し、介護健康推進課長 斉藤幸英が答弁しました。
- 質問者
- 竹村恵一 議員
- 答弁者
- 介護健康推進課長 斉藤幸英
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は会議録の議事日程の表記です。
質問 4番 竹村恵一
通告に基づきまして、一般質問させていただきます。市長を初め理事者の皆さん、午前中の方々の質問に続き、どうぞよろしくお願いいたします。それでは、早速ですが、大綱1、市内自殺者の対応について、①、ゲートキーパー研修の確立についてお伺いいたします。当市において昨年から研修会を開催して2年がたつと思われます。今年度は、滝川市でも開催されました。そこで、当市としてこの研修会に対しての今後の考え方をお聞かせください。
答弁 介護健康推進課長 斉藤幸英(介護健康推進課長は2017年12月まで)
お答えいたします。自殺予防ゲートキーパー研修を実施している背景といたしましては、全国的に自殺者が増加し、平成10年には年間自殺者が3万人を超え、交通事故死の6.6倍という現在もその水準で推移し、大きな社会問題になっているということがあります。赤平市における自殺者数は、平成9年から21年までの13年間で83名のとうとい命が失われており、自殺率は全国、全道平均を大きく上回る状況にありました。全国を100といたしますと、全道では109、この赤平市にありましては155というかなり高い数字になっております。平成18年には国において自殺対策基本法が成立し、また北海道におきましても平成20年に北海道自殺対策行動計画が策定され、その計画の中での重点項目といたしまして早期対応の中心的な役割を果たす人材を養成するとの項目が設けられましたことから、平成21年から2カ年、北海道主催の自殺予防ゲートキーパー研修が道内14会場で開催され、その後各市町村と保健所が連携し、自殺予防ゲートキーパー研修が引き続き開催されることになりましたことから、当市におきましても平成23年度より研修を実施しているところであります。ゲートキーパーとは、悩んでいる人に気づき、話を聞いて、必要な支援につなげる見守り人のことです。悩んでいる人へのゲートキーパーとなるには、自殺を考える人の苦しさをよく聞くことや相談支援のスキルを高めるための研修が必要となり、当市の自殺予防ゲートキーパー研修には平成23年度で30名、24年度には28名、さらにゲートキーパー研修を受けた方を対象としましたスキルアップ研修に8名の参加をいただいております。今後におきましても悩んでいる方々が何かあれば気軽に相談できるためには身近な町内、職場、地域にゲートキーパーが存在することが必要とされるため、100人を目標に研修修了者を養成していくとともに、ゲートキーパーという存在が市民から認識されるよう周知を図り、民生委員や町内会等につきましても地域のゲートキーパーの存在を紹介し、認識をいただくようにしていきたいと思っております。また、ゲートキーパーの方々自身が悩みを抱え込まないよう互いに情報交換を図る場も必要と思いますので、それらについても今後取り組んでいきたいと、そのように思っております。以上です。
質問 4番 竹村恵一
ただいましっかりとしたご答弁をいただきましたが、私も人数のほうを多少調べさせていただきました。自殺者の推移ですが、道内でも平成9年を境に自殺死亡率というのが急増しております。毎年1,500人前後を推移している状況で、中でも男性は7割を占めているということです。平成21年の数字ではありますが、人口10万人当たりの道内の死亡率は26.2%で、全国の24.4%を上回っています。当市においても、手元の資料では21年でありますが、6人、自殺率としましては45.26%、平成22年度は5人、38.83%と出ており、やはり男性が5人中4人と多いようです。せっかく研修会を開催して、1年目の参加者30人中修了者26人、2年目が28人中24人と、身近で困っている、もしくは苦しんでいる方を気にしている方が目に見えます。しかしながら、最近の社会状況から考えても突然知らない方が訪問してきて、玄関をあけてくれるでしょうか。または、話をしてくれるでしょうか。そういう観点からも修了者の資格の確立などの考えを持っていく必要があるのではないかと思います。自殺者の多くは心の病で、鬱病が最もつながりやすいと言われています。失業、退職などの経済的生活上の大きな変化、社会的孤立と言われていますひとり暮らし、頼れる人がいない状態、いずれも当市にかかわりが大きいと思われます。市内独自の免許制度などは考えられませんでしょうか、お伺いします。
答弁 介護健康推進課長 斉藤幸英(介護健康推進課長は2017年12月まで)
ゲートキーパー研修の修了者には、議員さんもいただいたと思いますけれども、市長名で修了証書を発行させていただいております。それを免許化ということでのお話かと思いますが、今後の課題とさせていただきたいと、そのように思っております。
質問 4番 竹村恵一
ありがとうございます。おおむね理解いたしました。自殺防止は、早期発見、早期対応です。多くの場合は前兆が出ていると言われます。それを見逃さないためにもとてもよい研修だと評価いたしておりますので、今後もさらに検討をしていただいて、進めていっていただきたいと思います。