赤平市議会 平成24年第3回定例会 2012年9月14日
駅裏のさらなる開発の考え方について
2012年9月14日、赤平市議会の一般質問で、植村真美議員が「駅裏のさらなる開発の考え方について」質問し、建設課長 熊谷敦、社会教育課長 吉村春義が答弁しました。
- 質問者
- 植村真美 議員
- 答弁者
- 建設課長 熊谷敦、社会教育課長 吉村春義
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は会議録の議事日程の表記です。
質問 3番 植村真美
続きまして、大綱3、駅裏のさらなる開発の考え方についてということでお尋ねさせていただきます。①、ズリ山の火文字の整備についてということでお伺いをさせていただきます。旧火文字、オレンジ色のズリ山の上に火文字をともしていっていた間ですが、これが5年以上経過していますけれども、使わなくなってから、今ではその全貌というのが草木に覆われまして存在感が時間の経過とともに薄まりつつある状況にございます。でも、このズリ山の火文字の部分というのは、やはり炭鉱まちの歴史の象徴で赤平の最大の象徴の部分であるのではないかなというふうに感じております。これを眠らせておくということではなくて、赤平の象徴としてランドマークとして整備する方向性をぜひお考えいただけたらなというふうに考えております。火まつりも先日行われましたから、やはり赤平のズリ山に火文字がつく、火がつくということは市民の中でも一番感情的に盛り上がる部分ではないかなというふうに思っておりますし、歴史、自分のまちの誇りというものを感じれる部分ではないかなというふうに思っておりますので、ぜひランドマークとしての整備を継続していただくお考えというのをお聞きしたいのですけれども、ランドマークということについての若干説明をさせていただきますと、そのまちの顔ということ、住民に親しまれるものということと来訪者に強い印象を与えるものということでそのまちの印象を深める一つのアイテムだということなのです。皆様ご存じかと思いますけれども、そしてまた昨年ズリ山の階段は大変きれいに整備されまして利用客も多くなったと聞いておりますし、でもそんな中でその周りは草木が生い茂り、今では鹿とかアライグマ、蜂など小動物の姿も多くなったと聞いていまして、最近は昨日も歌志内のほうにも熊の出没も多くなってきているというふうに聞いています。それは、ことし特有なものかもしれませんけれども、ズリ山も例外ではなくて、大変そういった環境整備もしっかりとしていかなければいけないところではないかなというふうに思っております。見晴らしをよくしまして、気持ちよくズリ山を歩けるという環境整備をぜひお考えいただきたいというふうに思っております。ランドマークの整備とともに環境整備ということに対してどのようにお考えか、ぜひお伺いをしたいと思っております。よろしくお願いいたします。
答弁 建設課長 熊谷敦(建設課長は2017年3月まで)
ズリ山火文字の整備についてお答えをさせていただきます。ズリ山展望広場につきましては、ふるさと創生1億円事業の一つとして、また赤平開基100年記念事業の一つとして平成2年に777段の段階、展望広場、駐車場等の整備を行ったもので、平成3年にはコルゲートパイプを使用した縦120メーター、横55メーターの火文字が完成をしております。火文字は、当時火まつりの火文字点火場所として、また火まつり以外のときでも通年火文字が見られるようにする目的で整備されたもので、火まつり開催に合わせて草刈り等の維持管理も行ってまいりました。しかし、平成21年度より火まつり会場が赤平小学校グラウンドからコミュニティ広場に移動したことに伴い火文字の位置も東側に移ったため、火文字点火場所としては使用されなくなり、現在に至っております。そのようなことから、現在は周辺の草木により火文字が見えにくい状況とはなっておりますが、整備経緯や駅裏炭鉱跡地活用検討市民会議においてズリ山展望広場周辺の活用について提言がなされ、今後の具体的な整備等も検討している状況にもありますことから、今後は草刈り等の維持管理に努めてまいりたいと考えておりますので、ご理解いただきたくお願い申し上げます。
質問 3番 植村真美
今冒頭の中でも赤平の火文字、今のオレンジ色の火文字が大変重要なものであるということが皆様もご理解できるかなというふうに思うのですけれども、赤平開基100年のときにそういった建物を建てられたということもありますし、ぜひあれを眠らせておくということではなくてまちづくりの一つとして、またさらに赤平のランドマークとして今後ご検討いただきたいというふうに思っております。よろしくお願いいたします。続きまして、駅裏の開発にさらにということで、②、歴史文化施設の検討についてお尋ねさせていただきます。市民団体の皆様と今もご答弁の中にありましたけれども、駅裏の炭鉱跡地活用検討をしているということに対しましては、市民と行政との連携のあるまちづくりが育まれている活動の一環であるということで、私自身は大変すばらしい検討会議の一つだなというふうに思っておりまして、今後も期待している、さらに継続してほしいと期待している一人でございます。そして、その駅裏の空間につきましてですけれども、石炭を掘り出す住友立坑、石炭を運ぶための線路跡、選炭機、選炭工場の跡地、そのズリ山、石炭が掘り出されるための物語というのが全てあそこの駅裏に含まれている風景でございます。ほかの地域では炭鉱遺産がもうなくなってきていまして、赤平はやはりあそこまで炭鉱遺産が残っているということは大変すごいことでありまして、赤平の炭鉱の歴史の中で生み出された貴重な空間だというふうに私は思っております。そして、赤平でしかできない特有の空間でございます。その歴史を感じられる場所になのですけれども、歴史文化施設のご検討をぜひ盛り込んでいただくようにお考えいただけないかなというふうに思っております。ことしも多くの立坑見学者が見えておりますし、いろんな行事も展開されています。点在する施設は、赤平市内にいろいろと歴史資料館的なものはあるのですけれども、非常に不便でございまして、少人数でありますと車で移動するのですけれども、大変危険な状態でもございます。また、そういったものをゆったりと見れる空間であったり、そういったものを感じれる場所というのはあそこの空間以外にはないのではないかなというふうに市内各所の中で見て思っております。それと、まだ立坑周辺には炭鉱遺産としていろいろなものが残っておりますし、その保存活用とあわせて駅裏全体の整備をぜひ今後ご検討いただきたいなというふうに思っておるのですけれども、そのあたりにつきましてはいかがでしょうか。よろしくお願いいたします。
答弁 社会教育課長 吉村春義(社会教育課長は2014年3月まで)
歴史文化施設の検討についてお答え申し上げます。ズリ山周辺の活用に関しましては、本年1月に駅裏炭鉱跡地活用検討市民協議会から自由に使えるみんなの広場というコンセプトで現状できるだけ手を加えず、自由に使えるスペースを確保しながら利用者自身の発想をもって使い方を考えていただき、利用状況に応じて進化し続ける場所を目指すこととの提言を受け、4月より市として施設整備の具体的な検討を進めるため関係職員によるワーキンググループを立ち上げ、協議を重ねているところであります。また、遊休公共施設並びに遊休市有地の取り扱いに関しましては、公共施設改革専門部会の中で検討している状況であります。ご質問のございました歴史文化施設についてでありますが、現在の赤平市炭鉱歴史資料館は住友赤平小学校に併設されており、当学校は赤平市立小・中学校適正配置計画の中で平成26年に学校統合される予定であることや建物が耐震化となっておらず、老朽化が著しいことから現段階における専門部会の考え方としては耐震化基準を満たし、学校統合により廃校となる校舎を活用し、炭鉱以外の歴史に関しても一括して整備すべきと判断しております。さらに、将来を見据えると、学校校舎は避難所としての機能を有するものの施設規模が大きいため、こうした歴史文化施設に限らず、複合施設を目指すことが管理運営面からも効率的であると考えております。立坑の存続については、自発的な市民団体の方々によって積極的に行われていて成果を上げているところであります。また、立坑を含めた炭鉱遺産につきましては、空知の炭鉱関連施設と生活文化として北海道遺産に位置づけられていることから、教育委員会として保存継承についていろいろな視点から検討を行っているところであります。課題は大変多くありまして、立坑についても民間所有施設でありますので、市が直接手を出すことは現状できませんし、財産の位置づけや維持管理費用の捻出など大きな課題を抱えております。教育委員会としては、できるだけ関係者が協議できる環境づくりに努めてまいりたいと思いますが、一方で炭鉱遺産の保存につきましては全市民的課題でもありますので、市長部局ともよく協議して進めてまいりたいと考えておりますので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。
質問 3番 植村真美
ただいまの答弁の冒頭の中に、これからそういったことを考えていただくに当たってやっぱりあそこのスペースを自由に使えるスペースということで、そういった公園づくりということが提案されているということと、今後は炭鉱遺産を含めて全部の赤平の史料を集約した考え方の中でどのように保存をしていけばいいのかということと、また民間企業の所有物であるということで今後大変難しい課題があるということでお聞かせいただきました。その自由に使えるスペースということでいろいろと考えている、課は違ったりワーキンググループの部分が違うのかもしれませんけれども、あそこの場所でそういったことを考える、語り合える場というのが必要になってくるのではないかなというふうに思っているのです。それで、みんなで語り合える場所、いろいろと市内にもあるのかもしれませんけれども、あの空間でどういうことができるかということを膝を交えて語り合えるスペース、新設の施設ではなくてもいいと思うのです。そういうものもご検討いただきながら、民間私有地と市の市有地というのが境界線でいろいろとあるのかもしれませんけれども、その中もいろいろと複雑に絡み合うことかもしれませんが、ぜひそういった部分とその場所が将来は歴史文化施設になるような形の部分で方向が定まるようなイメージで何かそういった拠点をご検討いただきたいなというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。あと、炭鉱遺産につきましても民間の所有者だということなのですけれども、先ほどもズリ山のお話も言いましたけれども、赤平の象徴たるものというところの部分ではやはり立坑とズリ山セットで考えていかなければいけない部分かなというふうに思っておりますので、ぜひそのあたりもご検討いただきたく、また空知振興局の方たちともご検討いただきながらお考えいただきたいというふうに思っておりますので、何とぞよろしくお願いいたします。