みんなの議会

赤平市議会 平成24年第2回定例会 2012年6月14日

老朽校舎の取り扱いについて

2012年6月14日、赤平市議会の一般質問で、向井義擴議員が「老朽校舎の取り扱いについて」質問し、企画財政課長 伊藤寿雄が答弁しました。

質問者
向井義擴 議員
答弁者
企画財政課長 伊藤寿雄

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は会議録の議事日程の表記です。

質問 6番 向井義擴

次に、大綱の2の問題ですけれども、老朽校舎の取り扱いについてお聞きしたいと思います。1つは、住吉小学校であります。住吉小学校は、平成6年に統合されて既にもう18年が経過し、放置されております。木造モルタルでありまして、ほかに使い道もなく、近年特に老朽化が進み、渡り廊下が崩壊して見苦しい姿になっております。また、校舎の一部を一昨年まで住吉地区の開拓資料の保管場所として使われておりましたが、それらも移転して保存、展示されており、そのことについては地域の人たちも感謝しておるところでありますが、またこの地域を起点とする北海幹線用水路が北海道遺産に指定され、さらに地域の人たちが景観維持に始められたアジサイロードも注目され、12年が経過して、近年視察だとか観光化して多くの人が訪れるようになってきております。地域の景観上の観点からも早急に解体し、整地されることを願いたいと思いますが、どのようにお考えかお聞きしたいと思います。

答弁 企画財政課長 伊藤寿雄

住吉小学校の解体関連でございますけれども、遊休公共施設並びに遊休市有地の活用等につきましては現在庁内における公共施設改革専門部会の中で検討を続けているところであります。既に現状における課題を整理し、再利用する場合の新たな課題について協議している段階でありますが、赤平市小・中学校適正配置計画との兼ね合いもありまして、全体像をまとめるにはまだ時間を要している状況であります。旧住吉小学校につきましては、建物が昭和35年に建設されたもので、老朽化によって再利用は困難であり、財政状況を見据えて解体し、農業用地、あるいは農業者等の宅地として活用できないかというのが専門部会としての現段階での見解でございます。財政状況を見据えて解体というお話をさせていただきましたが、年数が経過し、建設時の補助金や起債の財産処分に関する制限はございませんが、建設時と違って解体する場合の補助金や起債等の財源の問題もございますので、解体時期というのは市の全体施策の優先順位の中で位置づけてまいらなければならないと考えておりますので、ご理解をお願いいたします。

質問 6番 向井義擴

現在庁内における公共施設改革専門部会の中ですか、そういう中で検討されている中で老朽化で再利用が困難であり、財政状況を見て解体との方向づけのようでありますけれども、財源がなく、市の全体施策の優先順位の中で位置づけなければならないということですが、施策の優先順位というものはやりたいこととやらなければならないことの区分けがあると思うのですが、その中ではやらなければならないことが優先順位の初めのほうに来ることではないでしょうか。同僚のさきの議員の質問にありましたけれども、再利用が難しい老朽化した個人の住宅の問題もありますように、市としては率先して取り組まなければならない、いわば初めになされなければならないことのように思いますが、このことについてはいかがでしょうか。

答弁 企画財政課長 伊藤寿雄

お答えさせていただきます。言われるとおり、やらなければならないことを優先すべきというお話でございますが、おっしゃるとおりだというふうに思っております。ただ、本市には公営住宅等の建てかえや学校並びに公共施設の耐震化、また病棟改築など、まだまだやらなければならない事業がたくさん存在しており、なかなか思うような事業展開ができないというのが現実でございます。そうした中でいかに効果的な財源を活用し、財政規模に見合った財政運営に努めながら住民サービスや地域振興を果たしていくかが非常に大きな課題となっております。住吉小学校の方針につきましては、最終決定には至っておりませんが、公共施設改革専門部会の考え方どおり進むとするならば、解体費は800万円程度必要となってまいりますので、過疎対策事業債のソフト枠の活用について検討してまいりたいと考えておりますので、よろしくご理解を賜りますようお願い申し上げます。

質問 6番 向井義擴

ぜひともそういうものを利用して早急に解決していただきたいということをお願いしたいというふうに思っております。次に、2つ目の問題でありますけれども、平岸中学校でありますが、平岸の地域でも今後どうするのかなどとさきの懇談会で意見が出されているようですけれども、あそこはまだ使用できる状況ではないかと思いますが、民間活用など利用の道があるのかどうか、利用に当たって制限される問題があるのかどうか、今後どう取り組まれるのかお聞きしたいというふうに思います。

答弁 企画財政課長 伊藤寿雄

旧平岸中学校につきましては、昭和41年に校舎、昭和42年に体育館が建設されまして、昭和62年に校舎の改築、さらに昭和63年に体育館の増築を行っており、それぞれ建設時に国からの補助金を受けているため、処分制限期間をクリアしておらず、仮に解体するような場合は補助金の返還が発生をしてまいります。このため、現段階の公共施設改革専門部会としては、補助金の財産処分制限期間も考慮しながら、民間活用、あるいは解体について協議している状況であります。なお、先ほどの住吉小学校と平岸中学校のご質問でもありましたが、今後発生するであろうその他の校舎の活用、あるいは解体に当たりましても専門部会を経て行政としての素案をまとめた上で議会や地域住民の皆様とも十分ご相談をさせていただきたいというふうに考えておりますので、ご理解をよろしくお願いいたします。

質問 6番 向井義擴

それぞれご答弁されていただきましたように、住吉小学校とか平岸中学校、まだありますけれども、それは今までの問題でありますけれども、今後発生するその他の校舎問題も教育委員会の学校統合計画と同時に、校舎の今後の問題も同時並行的に論議していかなければ、これから10年間の中で3校、4校と出てくるわけですから、校舎問題はそれはおいておいて後から考えるでは間に合わなくなるのではないかというふうに思いますので、今回2つの学校だけを取り上げましたけれども、市の財政再建の問題が最優先されてきた中、お金だけではなく、このような積み残されて先送りされたさまざまな問題も負債と同じようなものだと考えなければならないのではないかと思います。また、統合にかかわり残された校舎の問題は、赤平市だけではなくて過疎化、少子高齢化が進む多くの自治体の抱える共通の問題ではないかと思いますので、補助金や起債の問題について道や国に働きかけねばならないと思いますが、この点についていかがでしょうか。

答弁 企画財政課長 伊藤寿雄

本来議員が言われますように、小・中学校適正配置計画、これを策定した時点で校舎の跡利用問題も同時に整理しておくべき課題であると思いますが、現状といたしましては教育環境改善をいち早く進めることを前提としてきたこと、またあるいは最近では避難施設等の問題もありまして、跡利用の作業がおくれているというのが実情でございます。公共施設改革専門部会としては、耐震化された校舎は避難施設としての役割を含め公共利用すべきと考えておりますが、校舎の跡利用に関しましてこれまで実際に民間企業と協議した経過もございますが、土地の用途指定等の課題もあって実現に至らなかったというケースもあり、また校舎自体の規模が大きいということでほとんどが耐震化になっていない、こういったことで補助金の財産処分制限期間など課題が非常に多いために方針決定に時間を要しているというのが現状でございます。また、財源に関する問題でございますが、過疎地域は全国を上回る早さで少子高齢化が進んでおり、学校統合は避けられない共通課題となって、一方ではこうした跡利用や解体するための費用を捻出するのに苦慮している実情がございまして、跡利用に関しましてはその目的によっては補助金等や効果的な起債を財源とすることが可能となりますが、一方解体につきましては具体的財政支援がないために、既に北海道市長会を通じて学校を含む老朽化した公共施設の解体について過疎対策事業債に準じた柔軟な支援をするよう国などへ要望しているところでありますので、ご理解を賜りたいと思います。

質問 6番 向井義擴

国や道に要請するには、やはり市長さんだけではなくて、議長会とか議員を通じてさまざまな分野で上に働きかけなければならないのではないかというふうに思っております。今まで過去にありますように、幌岡小学校であるとか百戸小学校のように、跡地がそこそこにきちんと利用されているというのは幸運であったのかなというふうに思いますけれども、これからたくさん出るであろういろんな学校の今後の問題、大変なご苦労あると思いますけれども、ぜひとも市民にとってよくなるような方向で跡地問題、校舎の跡の問題を解決されるようお願い申し上げまして、質問を終わらせていただきたいと思います。どうもありがとうございました。

出典:赤平市議会 平成24年第2回定例会 2012年6月14日 議事録 PDF(24ページ) 間違いを知らせる