赤平市議会 平成23年第3回定例会 2011年9月15日
第5次赤平市総合計画について
2011年9月15日、赤平市議会の一般質問で、菊島好孝議員が「第5次赤平市総合計画について」質問し、商工労政観光課長 伊藤嘉悦、建設課長 熊谷敦、市立赤平総合病院事務長 實吉俊介が答弁しました。
- 質問者
- 菊島好孝 議員
- 答弁者
- 商工労政観光課長 伊藤嘉悦、建設課長 熊谷敦、市立赤平総合病院事務長 實吉俊介
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は会議録の議事日程の表記です。
質問 8番 菊島好孝
通告に基づき、一般質問をさせていただきます。竹村議員と同じように今回初めて市議会議員に当選をさせていただきまして、初めての質問でございます。一生懸命自分なりにはやるつもりでおりますけれども、意に沿わない質問になってしまったり、そういうこともあるかと思いますけれども、答弁のほどよろしくお願いいたします。それではまず初めに、第5次赤平市総合計画についてという中のエルム高原の将来のビジョンについてお伺いをさせていただきます。エルム高原、家族旅行村等、これに昨年、そして本年と2年続けて補正予算がついたということで、補正予算が続けて毎年つくということには将来何か市にそういうビジョンがあるのかなというふうに思っておりまして、もしそういうビジョンがあるのであれば、どのような構想があるのかということも含めてこのエルム高原の将来のビジョンについてお話をお聞きしたいというふうに思います。
答弁 商工労政観光課長 伊藤嘉悦(商工労政観光課長は2015年6月まで)
大綱1、第5次赤平市総合計画についての①、エルム高原の将来ビジョンについてということでお答えさせていただきます。ただいまエルム高原に係る補正予算のお話がありましたが、昨年、平成22年度においては集中豪雨によるのり面と管理車道が陥没し、災害復旧費として予算計上したところでありますし、また温泉施設においても特に緊急を要する設備工事について12月に補正予算を計上したところであります。なお、今年度においては、今月上旬の集中豪雨と台風によりまして温泉施設横ののり面が一部崩れたことから、今定例会において災害復旧費として補正予算を提出したところであります。これまでも主に災害関係や緊急を要する経費について補正で対応してきたところであります。さて、エルム高原の将来のビジョンということでございますけれども、エルム高原につきましては当市の考え方といたしまして市民の憩いの場はもとより市内最大の観光施設、そして今後とも大切な施設であるという認識のもとから指定管理者であります赤平振興公社と十分協議しながら、将来的にも当市の観光の拠点となるよう計画的な施設整備を進めてまいりたいと考えておりますので、ご理解賜りますようよろしくお願いいたします。
質問 8番 菊島好孝
よくわかりました。続きまして、2番目に、市長の6月の所信表明の中に世界的彫刻家、流政之氏の作品を地元の名所の一つとして、自然と芸術、そして観光が一体となった魅力ある部分をPRしてまいりたいと、こう述べております。私は、PRだけではなくて、その部分を核としながら、炭鉱遺産や赤平の物づくり企業の代表である産企協、あるいは商工会議所、そういった方々と連携をしながら、これを生かして赤平の観光ルートをつくったらどうだろうかというふうに思っておりますけれども、そういう用意があるかというか、その件についてお聞きをしたいと思います。
答弁 商工労政観光課長 伊藤嘉悦(商工労政観光課長は2015年6月まで)
ただいまご質問ありましたとおり市長の所信表明でも述べておりましたが、当市としましても第5次赤平市総合計画の中で広域的観光ルートの開発としてエルム高原や炭鉱遺産を初めとする産業遺産、そしてすぐれた技術力を擁する市内の物づくりの企業との連携を図りながら、効果的な観光ルートマップの作成やインターネットを活用し、積極的なPRに努めていくという計画でおります。こうしたことから、今後におきましては赤平商工会議所ですとか産企協赤平支部、赤平観光協会など関係団体と連携を図りながら、積極的なPRに努めてまいりますとともに、市内に人を呼び込む施策としてエルム高原施設を有効に活用するためのエルム高原活性化計画の策定につきましても協議を進めてまいりたいと考えておりますので、ご理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。
質問 8番 菊島好孝
結構でございます。ぜひ市内にはそういった物づくりにたけた企業たくさんありますし、赤平は人口は少ないとはいえまだまだ元気のあるまちだと思います。そういったことから、みんなが協力して努力をすれば必ずやいい観光ルートがこの赤平にはできるのでないかという期待を持っておりますので、ぜひ頑張っていただきたいというふうに思います。それでは、2番目の住環境の整備についてお伺いをさせていただきたいと思います。市長は、6月の所信表明で住環境整備に関しては人口規模に見合った公的住宅の戸数縮減を図りながら、建替事業を計画的に進めるということで明言をしております。そこで、茂尻春日団地、特に3丁目の部分においてのことですけれども、この建てかえについてお伺いをしたいというふうに思います。この団地は、現在も上下水道の設備が未完成でありまして、前市長の時代より、相当前になりますか、20年ぐらいになるのではないかなと思うのですけれども、建てかえの計画があったというふうに聞いておりますし、私もそういうふうに認識をしております。首長がかわれば計画が変わるというのは当然ではございますけれども、地域の人々はその計画が変わったことに大きな失望感を味わいました。そこで、今後この地域の開発、あるいは公園等も含めてですけれども、建てかえ計画を推進していただきたいと思いますけれども、どうお考えになっているかお伺いをしたいというふうに思います。
答弁 建設課長 熊谷敦(建設課長は2017年3月まで)
②、住環境整備についてお答えをさせていただきます。公営住宅の整備につきましては、公営住宅等ストック総合活用計画に基づき各地域の公営住宅等再編に向けて、老朽住宅除却等管理戸数縮減を目指し、ふろなし公営住宅解消による居住環境整備等の改善を目的に含め、近隣複数団地を1団地に集約建てかえをすることにより効率的な維持管理を実現し、地域の活性化へもつながることから、計画的推進に努めているところであります。近年の整備状況につきましては、豊里地区においては複数団地から幸団地へ、平岸地区においても複数団地から新光団地へのそれぞれ集約建てかえを終えて、平成20年度から26年度の計画で茂尻、百戸地区の集約建てかえを新春日団地で進める計画でありましたが、財政事情の悪化もあり、着手を先延ばしせざるを得ない状況となり、また事業着手以前に百戸北、南団地の浴場が使用不可能になったことから急遽移転いただき、平成19年度には翠光団地を含めた百戸地区の団地がすべて廃止となっております。茂尻地区の現状といたしましては、昨年度茂尻第一団地1号棟が完成し、12戸の入居が始まり、今年度は2号棟12戸の建設を進めており、12月上旬には入居が始まる予定となっております。新春日団地の移転状況といたしましては、計画時は管理戸数98戸に対し入居戸数は約3分の2の65戸でありましたが、建てかえに伴う移転を開始した昨年度初めには入居戸数は約2分の1の51戸となり、今年度建設の2号棟への入居に当たっては間取り等の関係もあり、新春日団地からの入居希望者だけでは全12戸の入居が見込めなくなり、予定より早く春日第一団地も移転対象となったことから、平成18年に春日第一団地を対象に説明会を開催しておりましたが、先日再度移転に関する説明会を開催したところであります。今後につきましては、来年度以降の移転対象者となる新春日団地12戸及び春日第一団地38戸を対象として建てかえを進め、平成33年度までに7棟72戸の建設をもって完了の計画でありますが、移転状況によっては7棟建設前に完了ということも状況としては考えられますので、見きわめがつき次第ご報告をさせていただきます。また、事業完了に伴う春日第一団地用途廃止後の活用につきましては、茂尻地区及び市内全域のこれからの土地利用を考慮した中で有効活用を検討してまいりたいと考えております。そのほか茂尻地区にあります春日第二、第三団地につきましては、平成6、7年度に水洗化、21、22年度には費用対効果を見きわめ、長寿命化計画のもと屋根改善を行っております。また、新町、栄町団地につきましては、平成21年度水洗化を終えて、来年度は新町団地の屋根改善も計画しており、元町東団地につきましても長寿命化計画の中で今後屋根改善等を行う計画となっております。茂尻第一団地の事業先延ばし等により地域の方々にはご不便をおかけしましたが、建替事業の計画的な推進や既存団地の長寿命化など維持保全に努め、良好な住環境の整備を進めてまいりますので、ご理解いただきたくお願い申し上げます。
質問 8番 菊島好孝
大変丁寧なご説明いただきました。ありがとうございます。いずれにしましても、住環境整備については、茂尻地区はかなりおくれているというふうに私は認識しております。特段のご配慮をお願いしたいというふうに思います。続きまして、市立病院の経営安定の取り組みについてお伺いさせていただきます。現在当市では健全化計画に基づきまして病床の再編、あるいは一般会計からの繰入金の前倒し等によって不良債務の解消に努力をしております。また、医師を中心に医療技術者との連携、あるいは職員の懸命な努力、これらに頭の下がる思いがあります。今病院で一番求められているものは医師不足対策でありますけれども、どのような方法を現在とっているのかということをお尋ねしたい。お願いいたします。
答弁 市立赤平総合病院事務長 實吉俊介
大綱の1、第5次赤平市総合計画について、③の市立病院経営安定の取り組みについて、その中の医師不足対策についてお答えいたします。現在病院経営の安定化に対する喫緊の課題は、医師確保であります。その取り組み状況としては、北海道3医育大学への医師派遣要請、北海道地域医療振興財団並びに民間医師紹介会社からの転職情報などを中心に医師確保活動を進めております。しかしながら、全国的に地方の医師不足は深刻で、北海道でも都市部に偏在しており、地方の医師確保は困難をきわめているのが現状であります。そこで、これらの活動に加え、特にこの一、二年は当院に在籍した経緯のある方、また親類や出身などをつてに赤平にゆかりのある方に対し積極的にアプローチしており、これからも引き続き努力してまいりたいと存じます。ご理解賜りますようよろしくお願いいたします。
質問 8番 菊島好孝
ただいまの医師確保については、大変難しい問題ではありますけれども、病院、そして地域、あるいは行政も含めて努力を絶対やめないという、継続をしてやっていくということに力を入れていただきたいというふうに思います。次に、病院の経営安定の取り組みの中で研修医の問題について私なりの意見を述べさせていただきながら、ご意見をちょうだいしたいというふうに思います。私は、地方の医師不足の中、市立病院に研修医を呼び、育てることも医師確保の一つの方法あるいは手段だというふうに考えております。それは、研修医と地域あるいは病院、行政とが一体となって意見を交わし、研修医が赤平に来ていただける、あるいは勤務をしてもらえる、そういう環境を我々赤平がつくってあげるということが必要であるというふうに考えます。研修医のサイクル化というか、ローテーション化というか、そのようなシステムをつくったらいいのではないかというふうに思います。また、研修後1年間は病院に残ってもらう努力、あくまでもこれは研修医の都合にも、あるいは意思にもよるのではございますけれども、現在例えば研修医の経験者であった島子先生なんかは、札幌に行ってもやっぱり赤平のことを思って、月に2度ぐらいですけれども、赤平に診察に来ていただいていると。こういう先生と地域との密着な関係を研修医とつくり上げるということが医師確保の最短距離というか、そういった部分で物すごく効果があるのではないかなというふうに私は考えております。そこで、市立病院に通勤していただいたり、あるいは今言ったように病院に月に一度でも二度でも来ていただける体制づくり、そういうことに努力することが大事だと思いますし、そういったことから研修医についてどのように考えているのか、これをできたらお尋ねしたいというふうに思います。よろしくお願いします。
答弁 市立赤平総合病院事務長 實吉俊介
研修医のサイクル化、ローテーション化についてお答えいたします。当院では、現在初期臨床研修医が2名勤務されておりまして、研修終了後の3年目となる医師につきましても診療に大きな役割を担っていただいているところであります。また、前段でも触れましたとおり、現在の医師確保活動につきましては当院で研修を終えられた医師の方々を中心に展開しているところでもあります。したがいまして、いまだ医師が充足されない状況では、一つの方策として2年間の研修が義務づけられている初期臨床研修医につきましても、医師確保という観点からこれからも努力していきたいというふうに考えております。また、研修終了後の3年目以降には継続して当院へご勤務いただくよう病院内外にて懇談の場を設けながら、就労環境の整備や意思の疎通を図ってまいりたいとも考えております。あわせて研修医につきましては、3年目に新たな研修を希望されることもあるため、当院に在籍しながら研修できるよう、その受け入れ先について積極的に近隣の中核病院へ働きかけてまいりたいとも考えております。また、他院にご勤務されましても訪問診療など診療応援をしていただいている実績もあることから、今後も医師とのネットワークを絶やさぬよう進めてまいりたいと考えております。以上、現状の医師確保対策と臨床研修医確保の見通しについてご理解賜りますようよろしくお願いいたします。
質問 8番 菊島好孝
全国的に地方の医師不足の中、将来の赤平市立病院の医師確保並びに経営の安定化に向けて、確かに研修医を呼ぶことによってお金はかかりましょうが、研修医に対する先行投資が赤平ではこれから市立病院が今の総合病院として存続していく以上必要だというふうに私は思っております。病院の方々にまず敬意を表しながら、この先行投資をぜひやっていっていただきたいなというのが私の意見でございます。その意見を申し述べさせていただいて、この案件についての質問を終わります。