みんなの議会

赤平市議会 平成20年第2回定例会 2008年6月12日

(1)財政健全化の推進にあたって/(2)教育行政について

2008年6月12日、赤平市議会の一般質問で、谷田部芳征議員が「財政健全化の推進にあたって」「教育行政について」について質問し、企画財政課長 伊藤寿雄、教育課長 相原弘幸、教育長 渡邊敏雄が答弁しました。

質問者
谷田部芳征 議員
答弁者
企画財政課長 伊藤寿雄、教育課長 相原弘幸、教育長 渡邊敏雄

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

会議録の議事日程ではこの議員の件名が 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の議事日程の表記です。

質問 3番 谷田部芳征

通告に基づきまして、質問を始めます。大綱1、財政健全化の推進について、①、原油高騰による影響についてお伺いをいたします。去る5月13日、道路特定財源を今後10年間維持する改正道路整備財源特例法が成立をしました。地方自治体にとりまして従来どおり交付されることとなりましたが、反面4月にリッター当たり130円のガソリンがガソリン税の復活により一気に30円上がり、6月からさらに170円台に高騰し、あわせて諸物価もそれぞれ値上がりをしております。都会より車の依存度が高い地方に生活する者にとって負担は大きく、さらに冬場の灯油代を考えるとき、ますます家計に重くのしかかってくるのであります。当市に置きかえたとき影響はどのぐらいあるのか懸念されます。当面高騰が続き、業界筋によりますと、ガソリンで200円台まで上がるだろうと言われております。長期化することが予想されるとき、財政への影響は大きいと考えられます。19年度決算見込みでは、以前約1億円の繰り越しが発生すると聞いておりましたが、その後さらに剰余金がふえ、指数も変わると伺っております。最終的に幾らぐらいの決算内容になったかお伺いし、健全化に向け、スタートしたばかりの20年度予算執行に、原油高騰によって与える影響についてお伺いをいたします。次に、②、職員の意識と各課相互の協力体制についてお伺いをいたします。私は、過去の質問で市職員の住民とのコミュニティ活動を提案した経緯がありますが、近年まちづくり活動や各種イベント等への参画する職員がふえてきたことは大変喜ばしいことであります。ピーク時に比較し、職員数も半減し、1人当たりの仕事量もハードになっていることでありますが、市民とのかかわりを持つことは健全化を進める当市にとって市民に期待と存在感をあらわし、市民と行政との潤滑油の役割を果たすものであり、職員の持っている能力や行動力を十分に発揮され、さらに後に続く職員がふえていくことを望むものであります。関西学院大の小西教授も先日当市に来られたとき、職員皆さんの元気な顔を見て安心したと話されたように、期待するものも大きいと思います。さらに、各課それぞれ限られた職員数でありますので、お互い協力し合う場面もこれから多いと思われます。これまで縦割り行政の中でなかなか各課相互の協力体制がうまくいかなかったと聞いており、横の連携を強化され、業務に支障ないよう取り組まれることを望みます。職員の意識と各課相互の協力体制についてお伺いをいたします。③、市民ボランティアと市民サポート事業の拡充についてお伺いいたします。まちづくりを進めるには、市民とともに歩むことが基本であります。健全化を進め、当初の連結赤字比率39.22%とぎりぎりの状況をクリアするためスタートしましたが、より市民の協力が大切であります。今赤平を応援しよう、支援しようという芽が出ております。NPO法人による市立病院のボランティアを初め、ごみの減量運動や、JCを中心とした火まつり存続をテーマとした映画づくりが進められ、従来から継続されているサルビア6万本植花運動や、火まつりや各種のイベント参加など、まさに市民みずから汗を流し、まちづくりを推進する応援の力であります。かつて炭住街があったときの隣組の助け合いや農村における協働作業は今なお生きております。これは特別な事例として住吉町でのお話ですが、傾斜の強い住吉墓地道路をお年寄りも車に乗って墓参りができるよう当初市へ改修工事を要望したわけでありますけれども、着工直前になって空知産炭地基金の一括返済により工事が中止となりました。そこで、何とか自力でできないかということになり、有志の方々が関係者に寄附を募り、業者に依頼をして、今月初めですけれども、駐車場を備えた立派な道路を完成させました。有志の代表の方も赤平市の状況を理解して皆さん快く協力して、完成することができたと喜んでおられました。5月の町内会長会議で市より独居老人に対する市民による見守りサポーター事業の提案がされましたが、このようなサポート事業も必要に応じて拡充されることも必要でないかと思います。夕張市もボランティアの活躍で市民の意識が高まっており、当市も我がまちを支援しようとムードが芽生えてきたことであります。行政もボランティアセンターと連携を持ちながら、市民にお願いすることもよいのではないかと考えます。市民ボランティア、市民サポート事業の拡充についてお伺いをいたします。次、大綱の2、教育行政について、①、学校に対する親の考え方についてお伺いをいたします。学校に無理難題を持ち込む親をモンスターペアレントといい、近年モンスター親が増加しているとのアンケート記事を読みました。昨日、11日付のプレス空知にも同様の記事が載っておりましたが、その調査によりますと、原因として親の我が子中心主義、自己中心型、何にでもクレームをつけるなどさまざまであり、具体的には担任をかえろとか、学芸会の主役を我が子にさせろとか、学校の呼び出しを無視する、学校に借金をせがむ、親の都合で学年行事の日程変更を迫る、献立が気に入らないので給食費を払わないなどなど多様であります。背景に考えられるのは、若いときにバブル期を経験し、消費者至上主義、すなわち消費者が神様扱いされたことや、少年少女時代に校内暴力やいじめによって学校への不信感があるとのことであります。意外にも北海道は、他県よりも特殊な例が多いと記されておりました。市内の学校教師からも以前に比べ、非常識な親が多くなったと聞いております。一般社会において非常識な大人はいるわけであります。当市の場合、程度の差こそあれ、ないとは言い切れないと思います。ただ、深刻な問題はないだろうと思いますが、実態はどうなのかお伺いをいたします。述べた内容は現実にどこかで起きておりますだけに、大事の前の小事、問題が起きた場合、子供が介在するだけに早い解決がされなければなりません。学校選択制や外部評価、教員評価制度によって、親の評価を気にして対応ができなくなる場合もあるとのことですが、問題解決できないよりも、学校側が事を表面化させないため親の要求をのむことがあった場合のほうが問題であります。学校で解決できるもの、できないもの、それぞれあると思います。教育委員会として、対処方法としてどのように考えておられるかお伺いをいたします。次に、②、給食費の値上げについてお伺いをいたします。毎日のように世界の穀物高騰の報道がされており、自給率39%の日本に与える影響は大きく、これは原因として、1つ目として地球温暖化による異常気象、2つ目、穀物のバイオ燃料向け、3つ目、途上国の人口増加と所得向上による需要増などであり、さらに原油高騰が加わり、国内産及び輸入農産物を原料とした食品値上げで学校給食にも食材の高騰は避けられなく、道の3月における調査で、ただいまの現在数字は変わっているかもしれませんが、この3月の時点で27市町村で20年度から値上げを決め、30の市町村で検討しているとのことであります。当市の学校給食費は、予算委員会等で今年度は値上げしないで運営していく方針とのことで安心しておりましたが、食料事情が大きく変わっていく状況で、果たしてやっていけるのか、自助努力も限界でないのか心配されますので、お伺いをいたします。なお、農水省では米消費拡大を目指し、米飯給食回数をふやした純増分の6割を政府備蓄米から無償交付する支援策を実施しておりますが、当市の場合この制度を利用されているのかお伺いいたします。③、教育施設の耐震構造について、前者の方からも質問がありましたので、重複する部分もあろうかと思いますが、お伺いしたいと思います。公共施設の耐震構造については、以前議会においても論議されておりますが、中国四川大地震にかんがみ、改めて質問するところであります。5月に発生しました中国四川省を中心とする大地震は、同時期に発生したミャンマーにおけるサイクロン被害を大きく上回る大災害となりました。多くの市民が瓦れきの下敷きとなり、けさの報道にもありましたように8万6,000人を超える死者、行方不明者が発生したわけですが、中でも9,000人を超える子供たちが一瞬のうちに瓦れきの下に埋もれてしまうという悲惨な事故は、一人の命の重さに隔たりはないとはいいながら、幼い子供たちのことだけに、特に心の痛むところであります。日本からも医療面やテントなどを中心とした物資で救援に当たっておりますが、被災者に対し、ご冥福を祈るとともに、早い復旧を願うところでございます。このことから各種建造物の中でも、とりわけ学校施設の耐震構造が設計をも含めて、手抜き工事の疑いがあるとして注目されたわけであります。日本においても最近耐震偽装事件が相次ぎ、世の中を騒がせましたが、当市においてはそのようなことはないとしても、時代とともに老朽化による耐震性への疑問や、また当時の耐震基準と現在の耐震基準とが合わない建造物が多くなってきていることも事実であります。建築後30年を超えている公共の建造物としては、文化会館や、スポーツセンター、公民館、図書館、赤平高校、市立病院の入院病棟、愛真ホーム、住友、福栄地区の旧4階建てのアパート群などがあり、また当時一年一校舎で建築した小中学校の中にも古くなってきた校舎もあると思われます。この本庁舎でさえも昭和55年の竣工でありますから、もう少しで30年を迎えようとしているわけであります。このたびの中国四川大地震の教訓を生かすため日本国内でも耐震強化対策が立てられ、現在の耐震強化補助率2分の1が新しく3分の2に改定することが衆参両院で可決されました。具体的な内容はまだ公表されておりませんけれども、各自治体10%程度の負担で耐震構造への改修、補強ができることになろうかと思います。耐震構造は、現在の基準に合わない建物、大地震等で心配される建物などあると思われますが、特に教育施設に関する建物の耐震構造、耐用年数に対して、新しい法改正も踏まえての考え方と、対策、対応について改めてお伺いをしたいと思います。以上で1回目終わります。

答弁 企画財政課長 伊藤寿雄

大綱1、財政健全化の推進に当たって、①、原油高騰による影響についてお答えさせていただきます。まず最初に、平成19年度の決算見込額のご質問がございましたが、本年3月に策定いたしました赤平市財政健全化計画改訂版の中では、市全体の不良債務等の総額を37億4,206万円と見込んでおりましたが、その後特別交付税の増額や除雪費の削減その他不用額のほか老人保健等の特別会計の剰余金などによりまして33億1,585万円まで減少し、その差4億2,621万円の改善が見込まれます。この改善見込額を単純に現行の健全化計画に当てはめますと、問題となっております連結実質赤字比率は平成19年度で77.6%から68.76%に、平成20年度が39.22%から30.23%までに回復する状況にございます。しかし、地方交付税や医療費等の動向による不確定要素も多分にあり、そして何といいましても市立病院の経営改善といった大きな問題もありますことから、決して予断を許すこともなく、今後も引き続き緊張感を持って予算の執行に努めてまいらなければならないと考えております。次に、原油高騰による影響額についてでございますが、平成20年度の当初予算は本年1月現在の石油製品契約単価により編成しており、これを現在の契約単価に置きかえ、試算いたしますと、特別会計及び企業会計を含む市全体の影響額といたしましては2,334万2,000円、18.19%の増加となってまいります。こうした影響は、公用車のガソリンや公共施設暖房費などの内部経費のほかに、低所得者層に対する福祉灯油にも関係する問題となってまいりますので、今後も価格の引き上げが予想される中、さらなる節減に努めることは当然のことながら、原油価格高騰に伴う対策及び取り組みに関する経費につきましては特別交付税で要望し、福祉灯油を実施する場合においては道の地域政策補助金の要望を行い、なおかつ不足する財源につきましては先ほど申し上げました平成19年度からの繰越金を中心とした財源対策を講じ、対応してまいりたいと考えているところでございます。次に、②、職員の意識と各課相互の協力体制についてお答えさせていただきます。昨年6月に地方公共団体の財政の健全化に関する法律が成立して以来、当市の財政状況は全国ワーストツー、第2の夕張と連日のように報道され、市民の皆様には大変なご心配をおかけいたしましたが、その後市民を初め、議会や職員のご協力、そして国、道からのご支援によって、赤平市財政健全化計画改訂版の策定に至ったわけであります。本年3月に開催いたしました住民説明会の中でも、本計画の実効性に大きな期待を寄せると同時に、財政再生団体だけは絶対に回避してほしいとの思いを我々職員に託しつつも、職員の給与を一日も早く戻してあげてほしいとの非常に温かいご意見も各会場でいただいたところであります。こうした市民の思いを全職員がしっかりと受けとめ、赤平再生に向け、努力させていただいている状況で、また市民に対してこれ以上のご不安を与えることのないよう、明るさや元気を持って前向きに仕事に取り組んでいるところでございます。財政健全化に向けた職場間の連携でございますが、ご承知のとおり平成10年度以降市職員は専門職を除き、退職不補充を継続しておりまして、この10年間で職員数は約半減している状況でございます。このため既に部長制の廃止や各課統合による行政機構の見直しのほか、平成19年3月にはパソコンを活用した庁内行政ネットワークシステムの中に各課の枠を超え、簡易な作業を協力し合う職員協力、作業参加登録システムを構築するなど、職員相互間での協力体制強化に努めているところであります。また、今回の財政健全化に向けた取り組みといたしましても、現在も行財政改革推進本部を継続しており、さらに特に課題となります市立病院の経営改善に向けましては、4月1日付で市役所の機構の中に病院健全化対策室を設置したほか、5月1日付で病院健全化対策調整会議を設置するなど、病院問題を最重要課題として市全体での連携、取り組みを強化しているところであります。今後におきましては、各職場間はもちろん市役所や病院にかかわらず全職員が共通課題を認識し、知恵や発想を最大限生かせるようより一層情報共有に努めてまいらなければならないと考えております。次に、③、市民ボランティアと市民サポート事業の拡充についてお答えさせていただきます。平成18年度からスタートいたしましたあかびらスクラムプランにつきましては市民、団体、企業、行政のそれぞれの役割や機能を明示した中で、いかに知恵を出し合い、連携を図りながら、協働のまちづくりを進めていくか、その施策について位置づけたものであります。本プランを機に現在では大変多くの市民団体が設立し、まちづくり活動を実践していただいており、5月25日の基線、さくらロードの植樹の際も約100名の市民の皆様にご参加をいただくなど、団体あるいは一市民としてみずからのまちはみずからつくるといった意欲と姿勢を強く実感するところであります。本年3月に、財政再生団体入りを回避するための赤平市財政健全化計画改訂版が完成いたしました。これまで3度にわたるプランづくりが行われ、市民も職員も大変痛みを伴う改革となったわけでありますが、そんな中、みんなが力を合わせ、難局を乗り切ろうと、希望を持って前向きに頑張りを見せている。底力を発揮しようと、懸命に努力しております。現在新たに市立病院の運営協力や市からの補助金なしでの火まつり開催など、自発性を持った積極的な市民活動が行われようとしております。行政といたしましても、しっかりと連携を図りながらサポートしていくことが重要であると考えているところであります。また、こうした厳しい時期であるからこそ職員も一市民としてみずから地域に足を運び、地域の方の声や考え方を肌で感じ、また職員から地域に逆に協力を呼びかけるといったことも必要ではないかと考えております。本年度は、財政的に正念場の1年となってまいります。市民参加やみずからやれることには個々に違いがあって当然だろうと思いますが、全市民が赤平再生に向かうという思いを一つにして、まちづくりを推進してまいりたいと考えておりますので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。

答弁 教育課長 相原弘幸

大綱2、教育行政について、①、学校に対する親の考え方についてお答え申し上げます。学校に対して議員がご指摘されているような無理難題を押しつけてくるような顕著な事例は、本市についてはございません。しかし、学校の中での生活を通して生じるトラブル、それがいじめであったり、友達関係であったり、あるいは担任の生活や学習に係る指導方針などについて保護者から学校への指摘があることは事実でございます。学校としては、指摘された事例については関係者から事情を十分に聞いて、以降の対処の方法等を含めてその都度丁寧に対応し、理解を求めているところであります。教育委員会としましては、事情が判明すれば、校長を通じて適切な指導をしておりますけれども、場合によっては直接対応することも考えておりますので、よろしくご理解賜りますようお願いいたします。次に、②、給食費の値上げについてお答え申し上げます。昨年から全道の各市町村で給食費の値上げ報道が相次いでおりまして、また地球規模の異常気象や穀物価格の高騰、発展途上国の経済発展による需要増、さらに追い打ちをかけるような原油価格の高騰など、食料を取り巻く環境は議員ご指摘のとおり大変厳しい状況となっております。そこで、昨今の情勢の厳しさから給食費の値上げをご心配いただきましたけれども、本市においては若干の繰越金があることと、加えて安価な食材を利用して献立を工夫するなどして運営していけるものと考えております。もちろん安価な食材の確保につきましても安易に安い食材を確保するということではなく、発注の際には産地と生産工場の明記をすること、食材の成分分析をすることなど万全を期しているところでございます。また、安心、安全な食材の確保と提供という食育の重要性から見ましてもできる限り道内、国内の食材を求めることと、地産地消の観点からも地元の食材の確保に向けて努力してまいりたいと考えておりますので、よろしくご理解くださいますようお願いいたします。政府備蓄米の無償交付制度についてでございますが、本市は使用してございません。この制度につきましては、前年度に比べて米飯給食をふやすことが条件となっております。現在は既に米飯は週3回、パン2回となっておりますことから、子供たちの嗜好の関係もありまして、米飯の割合をふやすかどうかについて今後学校関係者等との話し合いの場におきまして検討し、制度を使用するかどうかについて判断をしていきたいと考えておるところであり、ご理解賜りますようお願い申し上げます。次に、③、教育施設の耐震構造についてお答え申し上げます。議員ご指摘のとおり市では築30年を超える公共施設が多数ありますけれども、学校施設に限りますと、昭和56年に新耐震基準が施行され、それ以前に設計、建設された建物については耐震診断を実施することとされており、これらの建物についてはまず診断の上耐震化の取り組みを検討することとなっております。そのため一年一校舎建設時代の学校は、ほとんどが昭和55年以前に設計した建築物で、その基準を満たしている施設とはみなされていないことになっており、赤平幼稚園、平岸小学校、赤平中学校のみが基準を満たしていることとなっております。いずれにしましても、学校は未来を担う子供たちが一日の大半を過ごす大切な場所です。赤平市の財政状況は大変厳しいものでありますが、中国四川大地震の被害状況などから国の公共施設の耐震化に係る補助率の引き上げ、議員先ほど申しましたとおり改正案が可決されておりますけれども、今後は交付金、補助金の要綱の改正とか、何をもっても公共工事に対する地方交付税措置の拡大というのが重要なテーマになっております。これは自治体の実質負担を現行の3割から1割にするというものでありますが、それについてはまだこれから検討することになっておりますので、その状況をよく見きわめて、市長部局と十分協議の上、前向きに検討していきたいと思いますので、ご理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。以上でございます。

質問 3番 谷田部芳征

それぞれご答弁いただきまして、ありがとうございました。心配されました健全化計画の推進もただいまの答弁から、19年度見込みでは特別交付税の増額、各不用額、経費節減等によりまして約4億2,000万の改善が見られるとのことであり、非常にうれしい内容でございます。これも歳入を低く抑え、歳出削減に努力された結果であり、初年度としては当初の赤字比率39.22%と首の皮一枚でつながった状態でのスタートでありましただけに、指数で約9ポイント下がることとなる予定ですが、今後の財政運営に一層の弾みがつくものと考えるわけであります。しかし、市立病院を初め、さらなる原油高騰や、伴う諸物価の値上げ等市民生活への影響による対策を講じていく上で予断は許さないと思いますが、今後とも緊張感を持って予算執行に当たっていただきたいのでございます。学校に対する親の考え方でありますけれども、当市において深刻な問題はないとのことであります。しかし、どこかで現実に起こっている社会問題でもあります。子供が介在するだけに時には柔軟に、時には毅然として対処しなければなりませんし、教師は親と接する場面が多くて、教師の社会性あるいは力量、資質というものを求められておりますし、また問われてもおります。教育長にもちょっと伺いたいと思いますが、教育長には長年学校現場で教師として、また管理者としてさまざまな場面で対応されたことでありましょうし、あの荒れた赤平中学校の再建に当たりましても教師、父母の先頭に立ち、苦労され、汗を流された経験をお持ちでございますので、何かお考えがあれば伺ってみたいと思います。2回目終わります。

質問 3番 谷田部芳征

はい。

質問 3番 谷田部芳征

はい、教育長に。

答弁 教育長 渡邊敏雄(教育長は2012年9月まで)

議員ご指摘のような学校や学級に対して保護者から無理難題を押しつけてくるようなことは、私の現役の時代にはありませんでしたし、今教職生活の中では考えられないような、そういう現象が起こっているというふうに思います。学校というのはおおむね子供たちの、全く子供たち同士の世界でありまして、教科の学習はもちろんのこと、さまざまな行事あるいは教育活動を通して切磋琢磨し、成長していくものであると。その過程で、これは友達同士のぶつかり合いだとか、あるいはさまざまな葛藤の中で悩んだり、あるいは苦しんだりしながら、しかし基本的には楽しい学校をつくっていくと、みんなで協力しながら社会性を徐々につけていくというところだというふうに思います。今言われる学校に対するさまざまな要求を突きつける親の存在というふうなことですが、考えてみますと、やっぱり大きく言えば社会環境の変化、つまり何といっても子供たちの数が少なくなっている、小家族化といいますか、さらに加えて核家族化というような中で人間関係がうまくつくれないという親がふえてきているのかなというふうにも思いますし、それが形としては例えば過保護というふうな形に走っていったり、また逆にいわゆる干渉を繰り返す過干渉というふうな中で、要するに自分の子供しか見えないというふうな親がふえているのかなというふうにも思います。したがって、自分の、我が子の行動のみから、行動の一挙手一投足から、結果的にはその批判というか、子供の行動を通した批判が、それが学校に対する批判であったり、あるいは教師に対する批判というふうなことが原因として、背景として考えられるのかなというふうにも思います。一方また、そうした親の要求というのをしっかりと受けとめられない、ある意味では今の、一部ですけれども、教師の姿というふうなものもあろうかなというふうに考えられます。そこには、結果的には親との間に確たる信頼関係が築いていけないということで、そういったところにまた大きな問題があるのかなというふうにも思います。こうした事態に対して学校教師は、子供はある意味では学校での生活がすべてですから、その子供の学校での生活には全責任を持つのだという教師が毅然とした態度で、自信を持ってやはり教育活動を展開することではないか。そういった教師の姿が子供を通して親の目に映ったときに、それで親との確たる信頼関係がつくられていくし、またそういう行動を通していけば、繰り返していけば、親がいい意味で学校の支援者になってくれるというふうに発展していくものというふうに考えるところであります。私の経験からいいますと、そういったことしか言えませんけれども、ご理解をよろしくお願いしたいというふうに思います。

質問 3番 谷田部芳征

ありがとうございました。終わります。

出典:赤平市議会 平成20年第2回定例会 2008年6月12日 議事録 PDF(13ページ) 間違いを知らせる