赤平市議会 平成20年第2回定例会 2008年6月12日
(1)歳入確保の対策について/(2)まちづくりについて/(3)学校教育について
2008年6月12日、赤平市議会の一般質問で、植村真美議員が「歳入確保の対策について」「まちづくりについて」「学校教育について」について質問し、産業課長 菊島美時、建設課長 熊谷敦、教育課長 相原弘幸、市長 高尾弘明が答弁しました。
- 質問者
- 植村真美 議員
- 答弁者
- 産業課長 菊島美時、建設課長 熊谷敦、教育課長 相原弘幸、市長 高尾弘明
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
会議録の議事日程ではこの議員の件名が 3 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の議事日程の表記です。
質問 8番 植村真美
通告に基づきまして、一般質問をさせていただきます。ご答弁のほどよろしくお願いいたします。それでは、まず大綱1の歳入確保の対策についてですが、国の地方行財政改革において地方交付税制度の抜本的な改革と税源移譲がなされている中で、さらに歳出削減、市町村合併、地方の税収努力などが問題とされています。また、当市においても人口規模の縮減とともに、歳入の約半分を占めている地方交付税も減少しています。これからも国に頼り切る財政運営のあり方でいいのでしょうか。今こそ地方行政は、それぞれの地域に合った財政運営のあり方を見直すことを期待されているときにあります。財政再建をしながら歳出を削減することも重要ですが、同時に財源を生み出す自主経営のあり方を見出していくことも必要であると考えます。しかし、取り組んだといたしましても、すぐに結果が出るものではなく、新たな想像力、イノベーションといったかかわる者の意識改革、開発事業をする上での経験値、プロセスが重要になってくることではないでしょうか。まず、経営向上に対する人材教育、市民と行政の意思統一を図っていくことが必要であり、自主経営の見直しもしていくことが大切だと考えておりますが、最初にこの点の当市のお考えを伺っておきたく思っております。さらに、赤平の資源を活用した上での①、財源を生み出す仕組みづくりについてお伺いさせていただきます。まず、アの祭りと観光資源の見直しについてですが、ことしで37回を迎えるあかびら火まつりですが、市からの補助金カットで開催が危ぶまれておりましたが、市内団体からの支援により例年同様に開催することができるようになったと聞いております。ことしは何とか資金が集まったからいいものの、来年以降もこのような資金が集まってくるのでしょうか。赤平からこの祭りがなくなってしまうことは、私にとっては考えられないことであります。これからも長くこの祭りを継続させていくためには、自主的に資金工面をすることが必要になってきます。また、それも一時的なものでは継続はしません。例えば火まつりに関連するグッズを開発し、商工会議所を通じて市内、市外のあらゆる商店に販売コーナーを設けるなど、祭りそのものを観光資源としてとらえる発想を展開するのはどうでしょうか。そのようにいつでも、どこからでも、火まつりに関心のある方からも協力されながら、火まつりの運営ができる仕組みをつくってみてはどうでしょうか。火まつり実行委員長として、今後の火まつりのあり方をあわせて、市長はどのようにお考えなのでしょうか、お伺いいたします。また、当市ホームページ内に設定されています観光のページですが、公共施設の紹介だけでは赤平に対して足を運ぶ気持ちにはならないのではないでしょうか。観光協会や商工会議所と連携し、民間企業、商店の紹介、各施設の仕様や備品に関する情報なども盛り込み、さらに赤平に人を呼び込む工夫があってもいいと思いますが、この点につきましてもあわせてご見解をお伺いしたいと思います。次に、イの赤平土産の開発プロジェクトの設置についてですが、観光客にとってご当地土産というものは必要不可欠なものです。現時点でも市内のお菓子屋さんでは赤平にちなんだ商店もございますが、さらに多くの赤平のよさ、元気を発信するために、市内の異業種ネットワークを生かした赤平土産の開発プロジェクトを設置し、市全体でオリジナルの土産づくりをしてはどうでしょうか。隣まちの芦別市では、地元の特産品のおいしさを発信しようと、地元で収穫された野菜の詰め合わせセットなどの販売を実施、また留萌支庁では地元タコ漁のPRのためタコ箱のオーナー募集を行い、新鮮な魚類のおいしさと楽しさをそのオーナーに届ける取り組みなど、それぞれの地域で特徴のある特産品のPR、お土産の開発が北海道の中でも多く見受けられるようになっています。また、道産食品の味、安全性は非常に評判もよく、首都圏や関西在住の消費者の方には非常に高く売れる傾向にあるといいます。そして、最近では中国の観光客や物流取引で売り上げを伸ばしている商品もあると聞いています。しかし、簡単にできる商品、愛され続ける商品というのはまれな話で、いかに継続してそのような商品開発に取り組む体制を整え、時代の変化に追随し、当市のみずからの発想力、行動力、販売力をどこまで身につけることができるのかで、赤平の今後の財政力にも十分影響されてくることだと考えておりますが、当市としましてのお考えをお伺いいたしたく思います。次に、ウの物づくりのまちとしての定着についてですが、赤平には北海道、日本を代表する商品をつくり出している工場が幾つかあります。しかし、そのことが赤平市民の中でもどれだけ知られているでしょうか。販売市場が身近でない分、意外に知られておりません。共和から平岸において農家も含め、物づくりに関する企業、技術者が多くいます。ここで赤平自慢と称してホームページや赤平広報に連載し、市内の方たちに赤平の魅力を再確認していただく機会をつくり、市民、市全体が赤平の広告塔として誇り高い行動につながっていくような仕組みづくりをつくり出してはどうでしょうか。また、赤平の企業で技術を磨き、赤平において起業を目指す者に対しては事務所や工場などで使用する土地は格安で提供するなどといった優遇措置や、技術者が集う塾を設けるなどの赤平独特のマイスター制度の導入をするということで、さらにまちと企業の連携を図り、物づくりのまち、志の高い人材が集まるまち赤平として信頼を築き、市内企業全体の収益向上と市税の確保につなげることが大切だと考えておりますが、当市におきましてのこのような働きかけをすることをどのようにお考えでしょうか、お伺いいたします。それでは、次、大綱2、まちづくりについて、①、若者が住みやすい環境づくりについて、アの若者に対する住環境の整備についてですが、赤平の企業に就職をし、市内に住居を見つける場合、物件が少な過ぎる、情報も少ない、市営住宅はあいているけれどもふろがない、民間アパートは高過ぎるので滝川市内のアパートを借りて住むことにしましたという若者、また企業訪問の際には、市内に住ませたかったけれども、給与形態に合わず、芦別に住まわせてしまったと残念がっている経営者の方に出会いました。どうしてそういった貴重な若者が定住できる環境が当市には備わっていないのでしょうか。当市においても人口減少に歯どめがかからない状態であり、一人でも多くの定住者を求めていかなくてはなりません。また、最近の時代背景としましては、ガソリンの値上げにより北海道の場合には特に通勤エリアも縮小することと推察されます。たとえ就職したい会社があったとしても、住める環境の条件によっては、人は離れていってしまいます。国の法律のもとに入居条件がある公共住宅ですが、他市町村の取り組みの中においては、2階建ての公共住宅の住居状況において、1階は高齢者、2階は若者の入居を条件とし、少子高齢化時代の中で高齢者と若者の共存を図ること、また若者の定住の場をつくることを工夫されているところもございます。当市もさらなる条例や配慮のもとで単身者、新婚さんたちに提供できる住環境の見直しと、民間不動産とのさらなる連携を強化した情報の発信などを積極的に行っていただきたいと思っていますが、この点についてはいかがでしょうか。また、市内の企業と連携を図り、共同出資で建設されるアパートの場合は土地代を無償で提供するなどの配慮があってもいいと考えておりますが、この点もあわせまして、どのようなお考えをお持ちでありますか、お伺いいたしたいと思っております。それでは、次、大綱3、学校教育について、①、学力の向上についてのア、家庭学習の強化推進についてですが、昨年の全国学力調査において47都道府県の中で北海道の順位は国語、算数ともに40台という結果でした。当市において中学校になっても九九の計算ができない子供がいると聞いております。また、担当の先生によって宿題の量にも差があるようで、学力に対する関心の差もクラス、また学校によって生じていることと思います。学力とは家庭、学校、地域など子供を取り巻くさまざまな環境の中で影響していると思いますが、小中学校の基礎的な知識や競争心をはぐくむためにも家庭学習の強化を市全体で推進し、まずは赤平市内の小中学校で学力に対する意識の高揚を図るとともに、勉強することの習慣を身につけることが大切だと感じております。そこで、赤平輝け期待の星家庭学習週間といったような期間を設けて、家族、地域とともに子供の学力について考える、また大人も子供も一緒に本を読むなど家族のコミュニケーションをさらに強化していくといったような取り組みはいかがでしょうか、お考えをお伺いいたしたく思っております。以上で1回目の質問を終わります。
答弁 産業課長 菊島美時
大綱1、歳入確保の対策について、①の財源を生み出す仕組みづくりについて、ア、祭りと観光資源の見直しについてお答えいたします。ことしのあかびら火まつりにつきましては財源措置が最大の課題でございましたが、議員が言われますとおりことしに入り、市内各団体から財政的支援をいただいたことでございます。このことは、さきに開催いたしました火まつり検討委員会にご説明したところでありますが、大変ありがたく思っている。同時に、当市といたしましても赤平市が誇る最大の祭りと位置づけしております。これからも、現在では第37回あかびら火まつりの成功に向けて、私ども事務局を初め、関係団体におかれましても急ピッチで準備作業を進めている段階でございます。さて、次年度以降について、これでございますが、このような財源支援は今年度限りと認識しておりますことから、当然火まつりを継続するための資金面について大きな課題が残っていることも事実であります。このような中、市内各団体が火まつり実行委員会とは別に、主に財政的支援を主として活動していただきます火まつり後援会の設立を検討いただいており、大変感謝するところでございますが、やはり火まつりを今後ともども継続し、次世代の子供たちに引き継ぐためには、自主的に運営資金を確保しなければならないと考えているところでございます。こうしたことからも財源確保とPRにつきまして、関係団体と協議、検討してまいりたいと考えておりますので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。次に、イ、赤平土産の開発プロジェクトの設置についてお答えいたします。さて、当市の現状ではそれぞれの商店の炭鉱あるいは火文字など赤平にちなんだお菓子やあめが長年代表的な当市のお土産ではないかと考えております。こうした中、食の関係ではございませんが、最近では産業、観光の位置づけとして当市の玄関口に全国的に有名な革製品の工房兼ショールーム、さらには体験工房も兼ね備えた企業の新社屋もオープンされました。このようにしにせの商店や最近できたところ、食だけではないさまざまなお土産もあるのではないかと考えている次第でございます。さて、赤平土産の開発プロジェクトを設置し、赤平独自の土産づくりというご提案でございますが、議員が言われますように近隣各地を含め、道内ではご当地グルメはもとより、土産についてもさまざまな地域に密着した取り組みがされております。また、今後におきましては、このような取り組み事例を参考に赤平らしさを強調した土産の開発は、今後観光客を呼び込む手段として当市にとりましても大変重要だと認識しております。当市にも数多くさまざまな地域資源があると思われ、食あるいは製造品などを改めて見直すことも必要ではないかと感じているところでございます。こうしたことからも、まず赤平の特産づくりのきっかけとして商業、農業、工業の方々と意見を交換する場を設けてまいりたいと考えておりますので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。続きまして、ウ、物づくりのまちとしての定着についてお答えいたします。議員が言われますように当市においては、産業構造の転換を図るため地場産業の育成を初め、企業誘致に力を入れてきたところであり、工業都市として地域経済の活性化を図ってきたところでございます。こうした中、当市には技術力が高い製品はもとより、各種機器の部品などを製造している企業が数多く立地されておりますことから、物づくりのまちということで、当市の代名詞と言っても過言ではありません。まず、市民の認識についてですが、かばんやバッグなど完成品を製造しております企業などについては、長年にわたり操業いたしておりますことから、認識は高いと思います。一方、近年に立地された企業や部品など半製品、特に特殊な部品になりますと、企業名はもとより、どのようなものを製造しているかなかなか周知されていないこともあると思います。こうした企業も含め、広く市民に周知する方法といたしまして、議員のご提案の広報紙については、全戸配布されていますことから、大いに活用すべきと考えております。紙面等の調整もありますが、掲載について検討してまいりたいと考えております。また、企業だけでなく、すぐれた技術を持っている方もおりますことからも、人物も含め、ほかに誇れる物づくりのまちとして大いにPRしていきたいと考えておりますので、商工会議所、産企協赤平支部など関係団体と連携を図りながら、発信の方法も含め、検討してまいりたいと考えております。次のご提案の件ですけれども、新規立地企業はもとより既存企業の新たな設備などに対する固定資産税の減免など赤平市企業振興促進条例、また昨年創設いたしました赤平市新産業創造等助成事業などがございますことから、新たな取り組みに対しましては積極的に支援してまいりたいと思います。また、赤平独自のマイスター制度についてですが、当市といたしましても今後の物づくりにはやはり人材育成は大変重要なことと認識しており、まずは企業と市の連携のあり方について協議してまいりたいと考えておりますので、ご理解賜るようお願いいたします。以上です。
答弁 建設課長 熊谷敦(建設課長は2017年3月まで)
大綱2、まちづくりについて、①、若者が住みやすい環境づくりについて、ア、若者に対する住環境の整備についてお答えさせていただきます。地元企業への就職等による新卒者を含めた若者などが移住、定住していただくための要件として、居住環境の整備が必要であることは十分認識をしております。現在当市の公的住宅整備方針である赤平市公営住宅ストック総合活用計画により市営住宅の建替事業を計画的に進めているところですが、公営住宅への若年層家族や他市町からの優先入居などは現行の公営住宅法上からできないこととなっております。公営住宅は、住宅に困窮する低所得者に対し、供給されるものであり、制度の趣旨、目的に沿った入居基準等が公営住宅法等において厳格に定められており、これに基づき、制定されております市営住宅条例を変更することもできない状況にございます。一方で当市のような地方においては、民間賃貸住宅が不足しており、中堅所得者層においても公営住宅への依存率が非常に高い状況にもあります。また、このことは若年層におけるU、J、Iターン等の受け入れなど、地域活性化を積極的に行えない要因にもなっております。しかし、今後の施策として、公営住宅本来の役割である低所得者への安定的な住宅の供給は当然のこととし、現状の住宅需要にも適切に対応し、地域活性化につながる定住促進に寄与しなければならないものと考えております。平成21年4月に施行となる公営住宅法施行令等の一部改正により、入居収入基準において限度額が緩和される裁量世帯を市町村独自に地域事情等により勘案し、設定できることとなり、現行高齢者世帯や身体障害者世帯であったものを若年層世帯などにも適用することはできないか検討を進めております。また、公営住宅の本来の趣旨を著しく逸脱しない範囲内で、中堅所得者層の住宅が不足している場合に、既存の公営住宅を中堅所得者向けの特定公共賃貸住宅にみなす、みなし特定公共賃貸住宅制度の活用なども検討してまいりたいと考えております。さらに、公営住宅法及び赤平市市営住宅条例の適用を受けない市営一般住宅を活用し、若年層世帯や中堅所得者向けに供給する方法についても、入居状況や整備に要する費用について財政状況を見ながら実施に向けて検討してまいります。そのほかに民間の賃貸住宅情報につきましても、現在行っている市ホームページによる情報発信を継続してまいります。民間企業による賃貸住宅の建設に対する市有地の優遇措置等につきましては、定住促進には有効な方策の一つと考えられますが、不公平性や既存賃貸住宅に与える影響など課題もありますので、今後どのような対応ができるか検討してまいりたいと考えております。若年層世帯の移住、定住の促進は、当市においても重要な課題でありますので、今後もどのような方策があるか検討を進めてまいりますので、ご理解いただきたく、お願いいたします。
答弁 教育課長 相原弘幸
大綱3、学校教育について、①、学力の向上について、ア、家庭学習の強化推進についてお答え申し上げます。子供たちの学力低下については、各種の調査によって既に明らかにされていることでありますが、とりわけ昨年の全国学力・学習状況調査によって、北海道の学力は議員ご指摘のとおり低いことが明らかになったところであります。本市にあっても国語、算数または数学という一部教科に限定されておりますが、基礎、基本になる知識、技能、さらに表現処理の力が不十分であることが判明しているところであります。また、学習状況調査においては、保護者、地域が安定しており、睡眠時間を含めて比較的規則正しい生活を送っている児童生徒の割合が高いものの、授業の内容がよくわかる比率が低く、家庭での予習や復習に要する時間が少ないことが課題として明らかになっております。こうした実態を受けまして、市教育委員会としては、1つには基礎的、基本的な知識と技能、学び方の確実な定着と授業の改善を図ること、2つに望ましい学習習慣や家庭学習の定着を図ること、3つ目に教職員の授業改善や指導力を高めるための研修の充実に努めること、この3つなどを目標とする学習改善プランを作成し、これをもとに各学校においてはそれぞれの実態を踏まえて、学力向上に向けた取り組みを展開しているところであります。また、校長会、教頭会におきましても本年4月の定例会において、校長会、教頭会の定例会において、教育行政執行の重点として、学力向上に向けた具体的取り組みについて指示しているところでございます。そこで、議員ご指摘の市全体での家庭学習強化に向けた何らかの取り組みについてのご提唱でありますけれども、学力向上に向けた取り組みはもちろんのこと、何よりも学校と家庭との日常的な連携が大切であり、日々の教育活動を通して信頼関係が確立されることでございます。市教育委員会としては、校長会を初め、PTA連合会、職員団体等各種会合を通して常にお願いをしているところでありますけれども、家庭学習の習慣化に向けた各学校の取り組みについて改めて指導してまいりたいと考えておりますので、どうぞよろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。以上でございます。
質問 8番 植村真美
それぞれのお考え、お答えをお聞きいたしました。その中で大綱の1の歳入確保に対するアの祭りと観光資源の見直しについてのお考えについてなのですが、さらに実行委員長である市長にお考えをお伺いしたく思っております。ことしの第2回目の火まつり検討委員会が今月の初めに行われました。火まつりの開催日、時間が通年よりも遅く決定された形になっております。そして、最近では各団体、準備のおくれを回復するために、仕事が終わってからの夜に協議や準備活動に時間を費やしている日々だと伺っております。また、資金も減少傾向にあり、そして少子高齢化が伴い、現時点においても現実的には各団体、スタッフも手薄になっていると聞いております。祭り当日だけではなく、準備段階からも協力スタッフがさらに必要であるという現状と、そして祭り当日においては火を扱う事業であり、何らかの事故が発生した場合の責任を実行委員長としてどのようにお考えなのかお伺いをいたしたく思います。
答弁 市長 高尾弘明(市長は2015年3月まで)
火まつりの件ですが、ご指摘のように準備がおくれていることは事実であります。それは、昨年来ご承知のように市の財政危機を受けまして、市の補助金が出せなくなると、こういうことから、昨年秋以降第37回、ことしですが、火まつりをどうするかということを長時間議論させていただきました。植村議員も一部参加をされておりますので、十分経過はご承知かと思いますが、問題はやはり資金であります。幾ら理想を言っても、いろんなアイデアを出しても、やはり最後行き着くところはお金の話になってしまいます。各団体集まって、これが現実でありまして、したがいましてこの資金をどう確保するかということが大きな課題でありまして、結果的には幾らお金が用意できるのだというところへいってしまいましたので、なかなか議論が進まなかったということも現実でございます。あわせて、事務局は市でありますので、泣き言を言うわけではございませんが、4月にらんフェスタ、これも市が事務局を負っております。そして、火まつりの事務局も市であります。限られた職員で2月ごろかららんフェスタの準備をし、そして7月の火まつりに向けての準備ですから、およそ想像いただけると思いますが、なかなか行政だけでは順調にいかないというのも現実でありまして、そういう面でやはり火まつりというのは、かつては市民祭りと言われたぐらいに、まさに市民のお祭りですので、当然現状から私は事務局を市で負うというのは、これはいたし方ないことだなと。会議所であっても、恐らく事務局は、今の体制であれば困難だと思います。こういう現実の中での火まつりの中でありますから、ご指摘のことは私ども当然のことと受けとめておりますが、現実としてこういうふうにならざるを得なかったということはひとつご理解をいただきたいと思います。財源については、先ほど担当課長からお答え申し上げましたように、ことしは団体さんのご支援をいただきまして、支援をいただくことになりました。しかし、これはあくまでもことしということでありまして、来年以降は何の保証もございませんので、そこで関係団体協議をし、市長が実行委員長をやっている立場から、市長が金集めするということは、これは法律的に問題あるということで、それで別な組織をつくるかというのがそういうところから出てきた発想でありまして、来年以降どういう形でこの資金確保をし、お祭りを継続していくか。まさしく市民祭り、火まつりでありますので、多くの市民の皆さん方のご協力、ご理解をいただかなければできないというのも、これも現実の問題でありまして、やはりグッズ販売も確かにあると思います。今も手ぬぐい等ありますが、それと観光協会でかつてテレホンカードをつくったり、資金集めということになりますが、しかしなかなかそれだけで200万、300万、400万という資金確保はできないということはご承知のとおりでありまして、しかし一方では小さいことであっても、そういう積み重ねをし、自分たちの力で火まつりをつくるという、こういう機運をいかに盛り上げるか、理解していただくかということが非常に大事でありまして、私はそういう面では今回の37回火まつりに当たってはゼロから議論して、本当に行政にお金がなくなったからお祭りができないということにならないように議論しようとしたのですが、正直言ってなかなか今言ったような時間的制約等もありまして、行政の一部おくれも率直に反省いたしますが、なかなかお金のめどがつかなくて、具体的議論に入れなかったということが現実でありまして、ことしはやはり少し早いうちから、火まつり終わったら、来年どうするかということに向けて、大いにひとつ多くの皆さん方の意見をいただきまして、議論していかなければならないと思います。何といっても歴史のある火まつりでありまして、各実施団体の皆さん方の、この汗によって積み重ねられた火まつりでありますので、私は火を消すことのないように、市民の皆さん方の力を大いにかりながら努力していくべきでないのかということで、少しことしは泥縄式の準備になったかと思いますが、そういう反省も含めまして、また第38回に向けて、ともにひとつ知恵を出したいものだなと思います。ぜひひとつご協力をお願いしたいと思います。
質問 8番 植村真美
市長、ありがとうございました。財政が厳しい中、時間もない中、いろいろと日々ご努力されている部分、担当の方たちがご努力されている部分等私も理解することができました。今後とも火まつりが継続できるよう自分も赤平市民として頑張って、その機運を赤平市全体で盛り上げていくお手伝いをさせていただきたいというふうに思っております。最後になりますが、当市の自治経営の上では、顧客は赤平市民であります。今の赤平の顧客満足度は、どこまでのレベルに達しているでしょうか。国から定められる財政健全化法の4つの指標は、それには値しないと考えます。顧客の目線に立った自治サービス、事業の根本的なあり方をいま一度見直し、ご確認していただき、さらなる市民と行政の連携、パートナーシップ強化についても力を注いでいただきたく思います。以上をもちまして、私の一般質問を終わります。