安平町議会 令和7年第6回定例会 2025年9月17日
老人クラブについて
2025年9月17日、安平町議会の一般質問で、工藤秀一議員が「老人クラブについて」質問し、健康福祉担当課長 小板橋憲仁、町長 及川秀一郎が答弁しました。
- 質問者
- 工藤秀一 議員
- 答弁者
- 健康福祉担当課長 小板橋憲仁、町長 及川秀一郎
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 1番 工藤秀一
時間もあれなので次の質問に移ります。次の質問ですが、老人クラブについて質問させていただきます。日本の高齢者人口は増加している中にあって日本の老人クラブ数及び会員数の減少が顕著になっている。安平町も同様と思います。会員減少の最も大きな理由は、新規会員加入率の低さにあります。その結果、クラブの会員組織自体が高齢化し若手による事業運営の移行が進まず、クラブ継続が困難となっている状態です。その理由の1つに老人という言葉が抵抗感を生み、加入しづらい状況になっていると思い質問します。安平町の老人クラブ数及び会員数と加入率について、ピーク時と現状について伺います。
答弁 健康福祉担当課長 小板橋憲仁
安平町の老人クラブ数は8クラブありまして、連合会としては1つなります。その8クラブをご紹介しますと柏会、白寿会、朋友会、松葉会、花若会、青葉会、寿の会、友の会の8つとなります。安平町全体の老人クラブ会員数の過去5年間では、令和3年353人、令和4年324人、令和5年310人、令和6年298人、令和7年288人となっています。過去5年間のピークは令和3年の353人で、現在が最低の288人で65人の減少となっており毎年減少傾向にあります。加入率は安平町全体で65歳以上の人口2677人に対し加入者数が288人でありますので、加入率としては10.7%となっています。
質問 1番 工藤秀一
今ピークはと伺ったのですが、この数年のことではなくてもっと前にピーク時はあったと思います。全国的に見ても高齢者人口は増加しているのに老人クラブの会員数が令和になってからでも3割以上減少していて、過去15年で15年前から見るとほぼ半減している状況のようです。老人クラブは60歳から入会できますが、調べてみると団塊世代に象徴される戦後生まれ世代にとっては老人クラブという名称自体からして自分自身が参加すべきサークルとして共感されていない可能性が高いと言えるようです。老人という言葉の互換は電通総研の調査でも極めてイメージが低くなっているようで、60歳から79歳の男女の7割強の人が老人という言葉はまだ自分には早過ぎると答えています。私も同世代の人に入会を勧めましたが、まだ早いとか俺は老人じゃないと怒る人もいます。老人クラブとはいつまでも元気で生き甲斐のある生活を送るために健康づくりとかボランティア活動、社会奉仕活動などに取り組んでいる団体ですが、老人クラブの魅力は仲間がいる、仲間が見つかることと思います。声をかけてくれる、情報を届けてくれる、外に出る機会が少なくなる高齢期にこのような仲間がいることは大きな安心であります。私も60歳で入会し老人クラブの果たす役割は非常に大切であると実感し、無くしたくない、存続させたいと強く思うところです。老人クラブという名称に潜むネガティブなイメージは、早々に払拭していく必要があると思いますがいかがでしょうか。
答弁 健康福祉担当課長 小板橋憲仁
現在、各老人クラブに対し補助金の交付を行っていますが、この老人クラブという名称自体を何ら制限するものはありません。各老人クラブにおける名称については町が関与しているものではなく、あくまでも各老人クラブにおいて名称が決定されているものですので、仮に今後名称変更などがあったとしても従来どおりの取り扱いになろうかと思われます。
質問 1番 工藤秀一
私、以前にも議会で質問したことがあって、その時に補助金とかを国の方に申請した時に国とのつながりが無くなるということで、老人クラブという名称がないと町と国との関係性がないので老人クラブを使わないと国からの補助金が出ないって、僕はそう聞いたので。それで僕は厚労省にそれを問い合わせしたのです。それでその回答として、老人クラブは老人福祉法における老人の福祉を増進することを目的とする事業の一つとして活動していますが、老人クラブの名称は必ずしも老人クラブとしなければならないわけではなく、高齢者クラブ、シニアクラブと実際に地域によって名称は異なりますということで、老人の用語は老人の日とか老人週間、老人福祉法、特別養護老人ホーム等他にも用いられていて差別的な用語ではないと。法律を変えることはなかなか難しいと考えていますので、まずはクラブの名称変更をご検討いただきたいという内容でした。こういった老人の日とか老人週間とか書かれてきたのは、僕は老人という言葉を全部消してくれと要望したのでこういう回答ですけど、老人クラブという名称は老人クラブとしなければならないわけではないので実際に地域によって名称を付けても問題ないという回答をいただいたので今回の質問になっていますが、そういう内容でよろしかったでしょうか。
答弁 健康福祉担当課長 小板橋憲仁
今、工藤議員がおっしゃった部分と一部重なる部分があるかもしれませんが、上位にあたる国の法律、例えば老人福祉法や高齢者施設を総称して老人ホームと言われることも含めて全国的に使われている用語でして、差別的なものではないと認識を持っています。したがって、町が関わる老人という用語に対して現段階では新たな用語を用いることは考えていませんが、全国的に用語が変わる動きがあれば安平町としてもその時点で変更することについて考えていきたいと思っています。
質問 1番 工藤秀一
名称を変えてほしいというお願いではありますが、本来の目的は名前を変えたいということではなくて、このクラブのイメージが悪いというのであれば名前を変更したりと、そんな話をしたら賛同いただいた何人かの高齢者とか若い人にも声をかけてみましたけど、いろいろ提案もありました。高齢者クラブとかシニアクラブといった声もありますが、元気クラブとかダイヤモンドクラブとかプラチナクラブがいいとか、センチュリークラブとかですね。センチュリーって1世紀の意味なので100年とか100歳とかの意味になるかなとは思います。皆さん前向きな名前にしていくことでイメージが変わっていくのではないかということもありました。老人を辞書で引いてみましたが、コトバンクとかでは歳をとった人とか年寄りとか出てくるのです。前後関係によって軽蔑の感じが強く出ることもあるとありました。とてもネガティブなのかなと思います。いずれにしても今の高齢者って昭和に育った高度成長期を生きてきた方々なので若いのです結構。私も還暦を過ぎたくらいから老人という言葉を意識するようになりましたが、何歳になっても老人とは思いたくないなとか言われたくないというのは少し思っています。例えば高齢者の運転する車に高齢者マークを貼り付けることを推奨した当初の紅葉マークですか、あれは落ち葉とか枯れ葉を連想させるとして批判されることもあって現在の四葉のデザインに変更された経緯もあります。今はどっち使ってもいいことになっていますが、そういったイメージは非常に大事なのかなと思います。元気な高齢者に相応しい団体の名前に変えていただきたいなと。変えたいなと思いますので。社協が主なのかなとは思いますが、町としてもその辺のところを推進して高齢者のクラブで生き甲斐を持って生きていけるような団体として、どうかこれからも大事にしていく上でよろしくお願いしたいと思います。
答弁 町長 及川秀一郎
老人クラブの名称の問題は至る所で同じような感想を持たれているのではないかなと思いますし、私も今のお話からいけば対象者になったなと思います。そういうふうに捉えていくと工藤議員がおっしゃられた形で、小板橋課長も答弁したとおり制約するものではないということですし、さまざまなアイデアも既にあるということで、これは老人クラブ約1割の方が入っているということで連合会の組織もあるということですから社会福祉協議会の理事・会長含めておられますでしょうから、お話が議会の中でいただいて、できればそういった議題の中で社会福祉協議会の中で検討していただいて、まずは第一歩名称を変えるところからスタートし、そのことによって10人でも20人でも増加傾向に向かうのであればそれは非常に有効ではないかと思いますので。これも相手があることでありますが、町としてもこういったことについてはソフト的なイメージ戦略もアビライクという形でやっていますけども、イメージの部分もあろうかと思いますので方法も含めまして考えさせていただければ。そして町が実施することではない相手方がありますので、どういうふうに働きかけをしていったらいいのかも含めて検討させていただければと思います。
質問 1番 工藤秀一
どうかよろしくお願いします。