安平町議会 令和6年第7回定例会 2024年9月19日
安平川や町内水源のPFAS問題について
2024年9月19日、安平町議会の一般質問で、内藤圭子議員が「安平川や町内水源のPFAS問題について」質問し、水道課参事 谷村英俊、産業振興課長 森池和哉、税務住民課参事 佐々木智紀、町長 及川秀一郎、副町長 田中一省が答弁しました。
- 質問者
- 内藤圭子 議員
- 答弁者
- 水道課参事 谷村英俊、産業振興課長 森池和哉、税務住民課参事 佐々木智紀、町長 及川秀一郎、副町長 田中一省
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 9番 内藤圭子
それで次のもう1つの質問の方にいきたいと思います。安平川や町内水源のPFAS問題について。安平川でPFASが検出され町民は健康被害や風評被害に対して大いに不安を感じています。町は北海道とともに川や浄水場の検査を行ってきましたが、その後の対応について伺いたいと思います。まず1つ目、町が自主的に行った検査はどのような結果でしたか。
答弁 水道課参事 谷村英俊
安平町が独自で実施しました水質検査の結果について答弁します。採水については2回実施しており、1回目の7月16日に採水しました北進浄水場、追分本町浄水場、旭浄水場の浄水3か所の水質検査についてはPFAS未検出の結果となっています。なお、採水箇所の選定については、今回PFASが検出されました苫小牧市の安平川、その上流及び支流に安平町の浄水場取水施設があることから、町民の安全安心を確保するために検査を実施したものです。また、2回目の7月22日には、より町民の安全安心を確保する観点から地下水を水源とする富岡浄水場、臨空浄水場の浄水2か所。農作物への風評被害対策として追分地区、早来地区の畑地かんがい用水2か所、計4か所についても水質検査を実施し浄水場2か所でPFAS未検出、かんがい用水施設2か所で飲用水の水質基準暫定目標値以下の検出結果となっています。
質問 9番 内藤圭子
畑地かんがい用水ということで追分地区と早来地区を調査しているのですが、これの位置はどのような位置になっているでしょうか。
答弁 産業振興課長 森池和哉
畑地かんがい用水は国営の安平川地区と国営の早来地区で造成したものですが、安平川地区についてはこれ追分地区になりますが、揚水機場というのが安平川の近接してあるのですが、そこに入ってくる水は川端ダムを水源としています。その水をその揚水場に入る手前のバッファーポンドがあるのですが、そこの水を採水して実施したものです。次に瑞穂ダムについては、瑞穂ダムの揚水機場の水を採水して検査したものです。
質問 9番 内藤圭子
その2か所だということがわかりました。2番目の質問なのですが、北海道が2回目に調査した地点では事業所は何件ありますか。また、それらの事業所と公害防止協定を結んでいますか。
答弁 税務住民課参事 佐々木智紀
北海道が2回目に調査を実施しました鈴蘭橋から源武橋までの区間内に立地する事業所は17事業所と北海道から報告を受けています。また、その17の事業所名については北海道は公表しておりませんし、まだ特定されていない中で公表しますと事業所に対する風評被害も懸念され慎重に取り扱う必要がありますので、北海道が公表しない事項については町としても公表しない考えです。
質問 9番 内藤圭子
わかりました。北海道は17事業所と言っていたのですが、それは確か1回目の時が17事業所だったと思うのですが、公表されていないので、特定することができないので別な観点で質問したいと思います。安平町はその町内の事業所と公害防止協定、全ての事業所と結んでいるのか教えてください。
答弁 税務住民課参事 佐々木智紀
只今のご質問についても、先ほどご答弁したとおり特定される可能性がありますので回答については差し控えさせていただきたいと思います。
質問 9番 内藤圭子
町内の事業所なので、それでどこがっていうふうになることはないと思うのですが、資料として2回目に北海道が調査した地域というのがわかりにくくて、どこからどこの範囲を北海道が水質検査をしたか、もう一度お示しください。
答弁 町長 及川秀一郎
先ほど答弁した鈴蘭橋から源武橋までの区間内にある事業所ということですので、主に早来地区の地域的なことで図面が無いとなかなか遠浅地区の方とか追分地区の方は橋の名前を言ってもわかりづらいと思いますが、全員協議会の中でも図面等で説明させていただいていたと思いますので、そういったある程度その橋から橋の間の事業所について北海道は調査した17事業所について調査をしたということです。後段質問あったのが次の3番目の質問と多分思って佐々木参事が答弁している部分がありますが、その特定した17事業所に対しての公害防止協定を結んでいるかという質問で受けとめていますが、そうではなくて一般的に安平町全体ということでいけば全事業所ではありませんが、ある種公害防止協定を締結しなければならないような業種はやはりありますので、そういったところとは複数結ばせていただいていますし、その自分はちょっとそれぞれ見たわけではありませんが、その様式に応じて必要な項目だったり協定の内容がありますので、それぞれの業種に合わせた形での防止協定を結んでいます。
質問 9番 内藤圭子
2回目に北海道が調査した時は鈴蘭橋ではなくてもっと下流なのですよね。位置が特定されにくいポイントで示されていたものですから。鈴蘭橋から源武橋ではなくてもっと内側を調査しているので、もしわかればと思ったのですが。橋のもっとずっと内側の範囲を調べているということで私はわからなかったので伺ったのですが、次の公害防止協定ということで今事業所を特定できないということで3番と4番に関して。あ、はい。
答弁 町長 及川秀一郎
先ほどの質問が事業所に対するという前段の質問と、北海道が2回目に調査したと内藤議員がおっしゃったのは北海道は2回目は水質調査をさらに絞り込んで4か所の調査をしているということで、そこは北海道でも既に公表されていますので。当初私が質問いただいたのは17事業所を対象とするエリアだったので鈴蘭橋から源武橋と説明したということでして、その後、第2回目の北海道が調査した4か所についてはJR早来駅裏の人道橋の辺り、あとは早来浄化C上流部、鶴の湯温泉の普通河川の合流、25頭首工上流の地点。こういった4地点で水質調査を行っていると承知しています。あ、すみません。ちょっと図面上にローマ字が入っていて、浄化センターということ、早来浄化センターの上流部ということで先ほど浄化Cと言いましたがセンターの略でした。
質問 9番 内藤圭子
位置がわかってよかったです。では3番の質問なのですが、公害防止協定の問題があった時、町が調べることができるか書いていますかという質問をお願いします。
答弁 税務住民課参事 佐々木智紀
(3)のご質問についてですが、先ほどご答弁しましたとおり事業所名は公表しておりませんので事業所に対する風評被害も懸念され、慎重に取り扱う必要がありますので回答は差し控えさせていただきます。
答弁 町長 及川秀一郎
17事業所を特定されるような答弁というのはなかなかできないと前段申し上げたとおりで今の答弁になるのですが、今内藤議員が質問した趣旨からいくと、そういったことではなく様々な協定があってそれぞれ様々ありますので、その協定の各項目においてそういった謳い方をしている場合については当然事業所に対してもそういったお願いをすることができると思っています。
答弁 副町長 田中一省
補足します。先ほど町長の答弁の部分ですが、公害防止協定等の部分、標準的には水濁法並びに廃棄物処理法、これらの部分でその事業所があれば一般的に公害防止協定を締結していく形になります。ただ、公表については町長がおっしゃったとおり事業所の特定ができることにつながりますので、慎重に取り扱っていく形になります。
質問 9番 内藤圭子
次も一応風評被害があった場合の補償について書いていますかという質問でお願いします。
答弁 税務住民課参事 佐々木智紀
こちらについても、先ほどご答弁しましたとおり回答の方は差し控えさせていただきたいと思います。
答弁 町長 及川秀一郎
ごめんなさいね。一応答弁書の、事前にそこは言って通告いただいて答弁用意していますので言っていただいていますが、これは先ほどの話の流れからいって一般的に公害防止協定を安平町もいろんなところと結んでいると。ですからこのPFASということに関係なく、いろんな形のものをいろんな有害物質というものを別表で定めているわけですね。そういったところが違う、PFASではない物質が普通定めてあるわけですから。そういったところに対する風評があった場合については当然そういった風評に対して誠意を持って適切な対応を講じていかなければならないという形の協定になっているものも多数ありますので、そういった法的に決まっていることについては既存の公害防止協定の中には規定されていると理解しております。
質問 9番 内藤圭子
次の質問にいきます。PFASの値の高い地域の地下水の調査を行わないのですか。PFASは一応発がん性があると言って使用禁止になっているのですが、半導体工場の従業員の健康被害が問題になっているように、万が一飲み水は汚染されていたら住民の健康が守られないのではないかと思って川の結局数値の高い地域から下流についての地下水については調べた方がいいのではないかと思うのですが、町の考えをお聞かせください。
答弁 税務住民課参事 佐々木智紀
水道施設では7月16日に採水しました北進浄水場、追分本町浄水場、旭浄水場。4月22日に採水しました地下水を水源とする富岡浄水場、臨空浄水場全てにおいてPFAS未検出の結果となっています。農業施設については7月22日に採水しました追分地区畑地かんがい用水で0.4ng、早来地区畑地かんがい用水で1.1ngの検出結果となっています。農業施設のPFASの基準がないことが鑑みてもPFASに関する調査については北海道が主体となって実施していますので、当町としては北海道と連携して協力していく方針ですので、現時点においては調査を実施する考えはありません。
答弁 町長 及川秀一郎
今内藤議員が質問された飲用水として心配されているということで、これは町も同じでしたので、そこで7月16日に3か所調査をしてそこは未検出だったと。北海道との当初の協議の中では安平川水系の飲用水に関係するところの調査ということで安平町は行ったのですが、その後独自に、7月22日ですね、これは北海道から求められていなかったのですが、先ほど申し上げた富岡地区の浄水場だったり臨空浄水場、そこは一部地下水を飲水に使っていることもあるので、これは念のために安平町として独自に調査をし、そこで未検出という結果が出ましたので安平町内の飲料水については全てまず未検出ということが明らかになったということで。ただし、それ以外のことも含めて先ほど産業振興課長が答弁したとおり畑地かんがいの農業系の用水についても調査をし、そして低い数値が飲用においても問題がない数値だったというところで既に公表させていただいているということでありますので、今後は飲用水の問題だったり農業の問題ということではなく、一般論としてこれは安平だけではなく全道全国で様々なエリアでもこういった問題があるというのは承知していますので、北海道だったり国と連携を取りながら引き続きの対応をしていきたいと考えています。
質問 9番 内藤圭子
最後の質問です。これから長くPFASをモニタリングや対応していく上で専門部署を置く必要はありませんか。また、町民にどのように伝えていくのかお知らせください。
答弁 税務住民課参事 佐々木智紀
専門部署に関しては8月26日の全員協議会でご説明したとおり町長、副町長、総務課、政策推進課、水道課、税務住民課、産業振興課、建設課、教育委員会の関係職員により対策チームと名称を統一して設置しております。ご質問にありますモニタリングは北海道が主体となって実施する調査であり町が連携を取りながら協力する考えですので、現時点においては町独自でのモニタリングの実施は考えていません。また、周知についても北海道からの報告があり次第、今まで同様議会へ結果報告後、町ホームページ、あびらチャンネルデータ放送にて町民へ周知を考えています。
質問 9番 内藤圭子
ありがとうございました。